JPH0530632Y2 - - Google Patents
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- JPH0530632Y2 JPH0530632Y2 JP3348589U JP3348589U JPH0530632Y2 JP H0530632 Y2 JPH0530632 Y2 JP H0530632Y2 JP 3348589 U JP3348589 U JP 3348589U JP 3348589 U JP3348589 U JP 3348589U JP H0530632 Y2 JPH0530632 Y2 JP H0530632Y2
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- plunger
- semi
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- passage
- frozen beverage
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Links
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Landscapes
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Confectionery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、飲料用原料と炭酸等とを混合した液
状の原料混合物を半凍結状に加工する半凍結飲料
製造装置に関するものである。
状の原料混合物を半凍結状に加工する半凍結飲料
製造装置に関するものである。
従来の半凍結飲料製造装置は、例えば第3図に
示すように、供給された液状の原料混合物を半凍
結飲料1に加工する冷却シリンダ2を有し、この
冷却シリンダ2のシリンダ前面蓋2aに、半凍結
飲料1を外部に取り出すための取出し装置3が設
けられている。この取出し装置3の外殻4は、取
出し通路4aを有しており、、間装部材5を介し
て上記シリンダ前面蓋2aに取り付けられてい
る。外殻4の内部には、シールリング6,6を有
し、外殻4の取出し通路4aと連通する吐出通路
7aを側部から下端部にかけて形成した通路開閉
部材7が設けられている。この通路開閉部材7の
下端部には吐出部8が設けられ、上部には通路開
閉部材7を水平方向に回動させるハンドル9が設
けられている。そして、半凍結飲料1を取り出す
際には、外殻4の取出し通路4aと通路開閉部材
7の吐出通路7aとを連通させる。一方、取り出
しを停止する際には、ハンドル9を水平方向に回
動させることにより通路開閉部材7を回動させ、
通路開閉部材7の周壁にて外殻4の取出し通路4
aを閉鎖するものである。
示すように、供給された液状の原料混合物を半凍
結飲料1に加工する冷却シリンダ2を有し、この
冷却シリンダ2のシリンダ前面蓋2aに、半凍結
飲料1を外部に取り出すための取出し装置3が設
けられている。この取出し装置3の外殻4は、取
出し通路4aを有しており、、間装部材5を介し
て上記シリンダ前面蓋2aに取り付けられてい
る。外殻4の内部には、シールリング6,6を有
し、外殻4の取出し通路4aと連通する吐出通路
7aを側部から下端部にかけて形成した通路開閉
部材7が設けられている。この通路開閉部材7の
下端部には吐出部8が設けられ、上部には通路開
閉部材7を水平方向に回動させるハンドル9が設
けられている。そして、半凍結飲料1を取り出す
際には、外殻4の取出し通路4aと通路開閉部材
7の吐出通路7aとを連通させる。一方、取り出
しを停止する際には、ハンドル9を水平方向に回
動させることにより通路開閉部材7を回動させ、
通路開閉部材7の周壁にて外殻4の取出し通路4
aを閉鎖するものである。
ところが、上記従来の構造では、半凍結飲料1
の取り出し停止時には、外殻4の取出し通路4a
に半凍結飲料1が残留しており、この半凍結飲料
1は冷却シリンダ2の内部に晒された状態にある
から、取り出しの停止が長時間にわたると、上記
取出し通路4aの半凍結飲料1が冷却シリンダ2
からの熱伝導によつて凍結されて氷の塊となる。
このため、取出し通路4aに残留した半凍結飲料
1の氷塊物によつて取出し通路4aが閉塞され、
半凍結飲料1の取り出しが行えなくなつたり、適
量の半凍結飲料1をスムーズに取り出すことがで
きなくなるという欠点を有していた。
の取り出し停止時には、外殻4の取出し通路4a
に半凍結飲料1が残留しており、この半凍結飲料
1は冷却シリンダ2の内部に晒された状態にある
から、取り出しの停止が長時間にわたると、上記
取出し通路4aの半凍結飲料1が冷却シリンダ2
からの熱伝導によつて凍結されて氷の塊となる。
このため、取出し通路4aに残留した半凍結飲料
1の氷塊物によつて取出し通路4aが閉塞され、
半凍結飲料1の取り出しが行えなくなつたり、適
量の半凍結飲料1をスムーズに取り出すことがで
きなくなるという欠点を有していた。
なお、半凍結飲料製造装置の取出し装置につい
ては、例えば、特公昭45−21618号公報、或いは
実開昭48−33892号公報にも開示されているが、
いずれも第5図の従来例と同様に、取出し通路の
閉鎖状態においてこの取出し通路の一部に半凍結
飲料が残留し、かつ、この残留した半凍結飲料は
冷却シリンダの内部に晒された状態にあるから、
上記残留物が凍結して取出し通路を閉塞し、半凍
結飲料の取り出しが困難になるものである。
ては、例えば、特公昭45−21618号公報、或いは
実開昭48−33892号公報にも開示されているが、
いずれも第5図の従来例と同様に、取出し通路の
閉鎖状態においてこの取出し通路の一部に半凍結
飲料が残留し、かつ、この残留した半凍結飲料は
冷却シリンダの内部に晒された状態にあるから、
上記残留物が凍結して取出し通路を閉塞し、半凍
結飲料の取り出しが困難になるものである。
例えば、特公昭45−21618号公報に開示された
冷凍菓製造機においては、ピストンの前端部に凹
欠または切り欠きが形成されているので、チユー
ブ内に形成された上記凹欠または切り欠きに対応
する取出し通路の部分に、半凍結飲料が凍結状態
で残留しやすい。また、取出し通路の開放時に
は、上記ピストンは後退方向に移動されるので、
上記氷結残留物がそのまま残つて取出し通路の閉
塞状態が継続してしまう。しかも、チユーブの内
部がそのまま半凍結飲料の取出し通路となつてい
るので、半凍結飲料の取り出し時に、チユーブの
内面に半凍結飲料が付着してチユーブとピストン
間のシール性が損なわれやすいなどの問題があつ
た。
冷凍菓製造機においては、ピストンの前端部に凹
欠または切り欠きが形成されているので、チユー
ブ内に形成された上記凹欠または切り欠きに対応
する取出し通路の部分に、半凍結飲料が凍結状態
で残留しやすい。また、取出し通路の開放時に
は、上記ピストンは後退方向に移動されるので、
上記氷結残留物がそのまま残つて取出し通路の閉
塞状態が継続してしまう。しかも、チユーブの内
部がそのまま半凍結飲料の取出し通路となつてい
るので、半凍結飲料の取り出し時に、チユーブの
内面に半凍結飲料が付着してチユーブとピストン
間のシール性が損なわれやすいなどの問題があつ
た。
本考案の半凍結飲料製造装置は、上記の課題を
解決するために、冷却シリンダのシリンダ前面蓋
に、取出し通路を通じて半凍結飲料を外部に取り
出す取出し装置を備え、この取出し装置に、シリ
ンダ前面蓋を貫通して冷却シリンダ内部と連通す
るプランジヤ摺動孔を形成し、このプランジヤ摺
動孔内を進退自在に摺動して上記取出し通路を閉
鎖または開放するプランジヤを設けると共に、こ
のプランジヤを進退させるプランジヤ駆動部を備
えた半凍結飲料製造装置において、上記取出し通
路は、プランジヤにおける前端面を除いた部位に
連通して形成されるとともに、上記プランジヤの
前端面を冷却シリンダの内方へ押し出すことによ
り上記取出し通路が開放状態に設定される一方、
同プランジヤの前端面をプランジヤ摺動孔内へ後
退させることにより上記取出し通路が閉鎖状態に
設定されるように構成されていることを特徴とし
ている。
解決するために、冷却シリンダのシリンダ前面蓋
に、取出し通路を通じて半凍結飲料を外部に取り
出す取出し装置を備え、この取出し装置に、シリ
ンダ前面蓋を貫通して冷却シリンダ内部と連通す
るプランジヤ摺動孔を形成し、このプランジヤ摺
動孔内を進退自在に摺動して上記取出し通路を閉
鎖または開放するプランジヤを設けると共に、こ
のプランジヤを進退させるプランジヤ駆動部を備
えた半凍結飲料製造装置において、上記取出し通
路は、プランジヤにおける前端面を除いた部位に
連通して形成されるとともに、上記プランジヤの
前端面を冷却シリンダの内方へ押し出すことによ
り上記取出し通路が開放状態に設定される一方、
同プランジヤの前端面をプランジヤ摺動孔内へ後
退させることにより上記取出し通路が閉鎖状態に
設定されるように構成されていることを特徴とし
ている。
上記の構成により、半凍結飲料の取り出し停止
時に、プランジヤ摺動孔の内部にたとえ半凍結飲
料が残留しても、半凍結飲料の取り出し時におい
てプランジヤの前端面によつて上記残留物が強制
的に冷却シリンダの内部へ押し戻されるので、プ
ランジヤ摺動孔の内部に半凍結飲料が残留するこ
とはない。
時に、プランジヤ摺動孔の内部にたとえ半凍結飲
料が残留しても、半凍結飲料の取り出し時におい
てプランジヤの前端面によつて上記残留物が強制
的に冷却シリンダの内部へ押し戻されるので、プ
ランジヤ摺動孔の内部に半凍結飲料が残留するこ
とはない。
また、半凍結飲料の取出し通路は、プランジヤ
における前端面を除いた部位に連通して形成され
ているので、半凍結飲料の取り出し停止時におい
て、プランジヤに形成された取出し通路は、プラ
ンジヤの前端壁によつて冷却シリンダの内部と隔
離される。したがつて、上記取出し通路の内部に
残留した半凍結飲料は、冷却シリンダの内部に晒
された状態とはならないので、たとえ取り出しの
停止を長時間にわたつて行つても、上記残留物が
取出し通路の内部で凍結する虞れは生じない。こ
れにより、半凍結飲料の取り出し時において、取
出し通路が閉塞されることはなくなり、冷却シリ
ンダの内部からの半凍結飲料の取り出しを適量だ
けスムーズに行うことが可能になる。
における前端面を除いた部位に連通して形成され
ているので、半凍結飲料の取り出し停止時におい
て、プランジヤに形成された取出し通路は、プラ
ンジヤの前端壁によつて冷却シリンダの内部と隔
離される。したがつて、上記取出し通路の内部に
残留した半凍結飲料は、冷却シリンダの内部に晒
された状態とはならないので、たとえ取り出しの
停止を長時間にわたつて行つても、上記残留物が
取出し通路の内部で凍結する虞れは生じない。こ
れにより、半凍結飲料の取り出し時において、取
出し通路が閉塞されることはなくなり、冷却シリ
ンダの内部からの半凍結飲料の取り出しを適量だ
けスムーズに行うことが可能になる。
また、プランジヤ自体に半凍結飲料の取出し通
路が形成されているので、プランジヤ摺動孔の内
周面には半凍結飲料が殆ど付着しないか、若しく
は半凍結飲料が付着しても、その付着量は比較的
少量である。したがつて、プランジヤと、プラン
ジヤ摺動孔を形成している外殻との間のシール性
が向上することになる。
路が形成されているので、プランジヤ摺動孔の内
周面には半凍結飲料が殆ど付着しないか、若しく
は半凍結飲料が付着しても、その付着量は比較的
少量である。したがつて、プランジヤと、プラン
ジヤ摺動孔を形成している外殻との間のシール性
が向上することになる。
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて
以下に説明する。
以下に説明する。
供給された液状の原料混合物を、製品としての
半凍結飲料10に加工する冷却シリンダ11に
は、半凍結飲料10を外部に取り出すための取出
し装置12が設けられている。
半凍結飲料10に加工する冷却シリンダ11に
は、半凍結飲料10を外部に取り出すための取出
し装置12が設けられている。
この取出し装置12は、冷却シリンダ11のシ
リンダ前面蓋11a下部に穿設された貫通孔に、
ナツト等の間装部材13を介して外殻14が貫装
されることにより固定されている。この外殻14
には、前端部から後部にかけて、丸棒状のプラン
ジヤ15を摺動させるプランジヤ摺動孔16が形
成されている。外殻14の略中央下部には、垂直
下方に突出した吐出部18が形成され、その内部
にプランジヤ摺動孔16と連通する吐出口18a
が形成されている。
リンダ前面蓋11a下部に穿設された貫通孔に、
ナツト等の間装部材13を介して外殻14が貫装
されることにより固定されている。この外殻14
には、前端部から後部にかけて、丸棒状のプラン
ジヤ15を摺動させるプランジヤ摺動孔16が形
成されている。外殻14の略中央下部には、垂直
下方に突出した吐出部18が形成され、その内部
にプランジヤ摺動孔16と連通する吐出口18a
が形成されている。
上記外殻14の内部に形成されたプランジヤ摺
動孔16には、プランジヤ15が進退自在に嵌挿
されている。このプランジヤ15には、前端部近
傍に垂直方向に形成された垂直貫通孔27と、こ
の垂直貫通孔27と連通してプランジヤ15の後
方へ延び、上記垂直貫通孔27から所定距離の部
位にてプランジヤ15の下部に開口した通路後端
部28aに達する連通孔28とが形成されてい
て、上記垂直貫通孔27および連通孔28とで取
出し通路29が形成されている。すなわち、プラ
ンジヤ15における前端面を除いた部位に上記取
出し通路29が形成されている。
動孔16には、プランジヤ15が進退自在に嵌挿
されている。このプランジヤ15には、前端部近
傍に垂直方向に形成された垂直貫通孔27と、こ
の垂直貫通孔27と連通してプランジヤ15の後
方へ延び、上記垂直貫通孔27から所定距離の部
位にてプランジヤ15の下部に開口した通路後端
部28aに達する連通孔28とが形成されてい
て、上記垂直貫通孔27および連通孔28とで取
出し通路29が形成されている。すなわち、プラ
ンジヤ15における前端面を除いた部位に上記取
出し通路29が形成されている。
なお、上記の垂直貫通孔27は、図示の如く、
垂直方向に貫通したものに限定されることなく、
外周方向に任意の角度で貫通したもの、或いは、
外周方向に十字方向など複数方向に貫通したもの
であつても良く、少なくともプランジヤ15にお
ける前端面を除いた部位に取出し通路29が形成
されていればよい。例えば、上記連通孔28につ
いては、プランジヤ15の内部を貫通することな
く、プランジヤ15の外周に形成されていてもよ
い。
垂直方向に貫通したものに限定されることなく、
外周方向に任意の角度で貫通したもの、或いは、
外周方向に十字方向など複数方向に貫通したもの
であつても良く、少なくともプランジヤ15にお
ける前端面を除いた部位に取出し通路29が形成
されていればよい。例えば、上記連通孔28につ
いては、プランジヤ15の内部を貫通することな
く、プランジヤ15の外周に形成されていてもよ
い。
また、上記プランジヤ15における垂直貫通孔
27の開口部後端と通路後端部28aとの距離
は、外殻14の前端部と外殻14に形成された吐
出部18の吐出口18aとの距離に等しく設定さ
れている。
27の開口部後端と通路後端部28aとの距離
は、外殻14の前端部と外殻14に形成された吐
出部18の吐出口18aとの距離に等しく設定さ
れている。
上記プランジヤ15の外周部には、前端部と上
記垂直貫通孔27との間、垂直貫通孔27のやや
後方位置、及び通路後端部28aのやや後方位置
に、各々シールリング21が配設されている。プ
ランジヤ15の後部には、プランジヤ15上部か
ら垂直下方に駆動棒挿入穴24が形成されてい
る。この駆動棒挿入穴24には、外殻14に回動
自在に設けられ回転軸25に取り付けた駆動棒2
6の自由端が挿入されており、上記回転軸25に
は駆動棒26を回動させるための把手23が連結
されている。そして、上記プランジヤ15の駆動
棒挿入穴24、駆動棒26、回転軸25、把手2
3により、プランジヤ15を進退させるプランジ
ヤ駆動部が構成されている。
記垂直貫通孔27との間、垂直貫通孔27のやや
後方位置、及び通路後端部28aのやや後方位置
に、各々シールリング21が配設されている。プ
ランジヤ15の後部には、プランジヤ15上部か
ら垂直下方に駆動棒挿入穴24が形成されてい
る。この駆動棒挿入穴24には、外殻14に回動
自在に設けられ回転軸25に取り付けた駆動棒2
6の自由端が挿入されており、上記回転軸25に
は駆動棒26を回動させるための把手23が連結
されている。そして、上記プランジヤ15の駆動
棒挿入穴24、駆動棒26、回転軸25、把手2
3により、プランジヤ15を進退させるプランジ
ヤ駆動部が構成されている。
上記の構成において、半凍結飲料10の取り出
し停止時には、第1図の如く把手23をB方向に
回動する。すると、駆動棒26によりプランジヤ
15は後方に駆動され、プランジヤ15の前端面
がシリンダ前面蓋11aの内面と面一状に配置さ
れる。これにより、プランジヤ15の取出し通路
29が閉鎖される。この状態において、プランジ
ヤ15の取出し通路29の内部には、吐出部18
からの取り出し途中の半凍結飲料10が残留する
ことになるが、取出し通路29は、プランジヤ1
5の前端壁によつて冷却シリンダ11の内部と隔
離されているので、取出し通路29内に残留した
上記半凍結飲料10が直接、冷却シリンダ11の
内部に晒されることはない。したがつて、半凍結
飲料10の取り出し停止状態が長時間にわたつて
継続したとしても、取出し通路29内部の半凍結
飲料10が凍結することはない。
し停止時には、第1図の如く把手23をB方向に
回動する。すると、駆動棒26によりプランジヤ
15は後方に駆動され、プランジヤ15の前端面
がシリンダ前面蓋11aの内面と面一状に配置さ
れる。これにより、プランジヤ15の取出し通路
29が閉鎖される。この状態において、プランジ
ヤ15の取出し通路29の内部には、吐出部18
からの取り出し途中の半凍結飲料10が残留する
ことになるが、取出し通路29は、プランジヤ1
5の前端壁によつて冷却シリンダ11の内部と隔
離されているので、取出し通路29内に残留した
上記半凍結飲料10が直接、冷却シリンダ11の
内部に晒されることはない。したがつて、半凍結
飲料10の取り出し停止状態が長時間にわたつて
継続したとしても、取出し通路29内部の半凍結
飲料10が凍結することはない。
一方、半凍結飲料10の取り出し時には、第2
図のように把手23をA方向に回動させる。する
と、プランジヤ15は前方に駆動され、プランジ
ヤ15の前端面が冷却シリンダ11の内方へ押し
出される。このように、プランジヤ15が前方に
駆動されると、取出し通路29の通路後端部28
aと外殻14の吐出口18aとが連通され、か
つ、プランジヤ15の垂直貫通孔27がシリンダ
11内部と連通されることになる。これにより、
取出し通路29が開放され、外殻14の吐出部1
8から半凍結飲料10が取り出される。
図のように把手23をA方向に回動させる。する
と、プランジヤ15は前方に駆動され、プランジ
ヤ15の前端面が冷却シリンダ11の内方へ押し
出される。このように、プランジヤ15が前方に
駆動されると、取出し通路29の通路後端部28
aと外殻14の吐出口18aとが連通され、か
つ、プランジヤ15の垂直貫通孔27がシリンダ
11内部と連通されることになる。これにより、
取出し通路29が開放され、外殻14の吐出部1
8から半凍結飲料10が取り出される。
なお、本実施例においては、半凍結飲料10の
取り出し停止時に、プランジヤ15の前端面がシ
リンダ前面蓋11aの内面と略面一状に配置され
るので、プランジヤ摺動孔16の内部には半凍結
飲料10が殆ど残留しない。しかし、本実施例の
場合でも、プランジヤ15の前端面とその近傍位
置に設けられたシールリング21との間にかけ
て、プランジヤ15の外周面と外殻14の内周面
との間には、少量の半凍結飲料10がリング状に
付着して残留することになる。また、半凍結飲料
10の取り出し停止時、プランジヤ15の前端面
がシリンダ前面蓋11aの内面よりも後退して位
置する構造をなす装置の場合には、多量の半凍結
飲料10がプランジヤ摺動孔16の前部に残留す
ることになる。
取り出し停止時に、プランジヤ15の前端面がシ
リンダ前面蓋11aの内面と略面一状に配置され
るので、プランジヤ摺動孔16の内部には半凍結
飲料10が殆ど残留しない。しかし、本実施例の
場合でも、プランジヤ15の前端面とその近傍位
置に設けられたシールリング21との間にかけ
て、プランジヤ15の外周面と外殻14の内周面
との間には、少量の半凍結飲料10がリング状に
付着して残留することになる。また、半凍結飲料
10の取り出し停止時、プランジヤ15の前端面
がシリンダ前面蓋11aの内面よりも後退して位
置する構造をなす装置の場合には、多量の半凍結
飲料10がプランジヤ摺動孔16の前部に残留す
ることになる。
しかしながら、上記のように、プランジヤ摺動
孔16の内部に半凍結飲料10が残留した場合で
あつても、プランジヤ摺動孔16の前部に残留し
た半凍結飲料10は、プランジヤ摺動孔16の前
端面による強制的な押し出し作用によつて、冷却
シリンダ11内へ押し戻される。したがつて、本
考案においては、プランジヤ摺動孔16の内部に
半凍結飲料10が残留することはない。
孔16の内部に半凍結飲料10が残留した場合で
あつても、プランジヤ摺動孔16の前部に残留し
た半凍結飲料10は、プランジヤ摺動孔16の前
端面による強制的な押し出し作用によつて、冷却
シリンダ11内へ押し戻される。したがつて、本
考案においては、プランジヤ摺動孔16の内部に
半凍結飲料10が残留することはない。
本考案の半凍結飲料製造装置は、以上のよう
に、冷却シリンダのシリンダ前面蓋に、取出し通
路を通じて半凍結飲料を外部に取り出す取出し装
置を備え、この取出し装置に、シリンダ前面蓋を
貫通して冷却シリンダ内部と連通するプランジヤ
摺動孔を形成し、このプランジヤ摺動孔内を進退
自在に摺動して上記取出し通路を閉鎖または開放
するプランジヤを設けると共に、このプランジヤ
を進退させるプランジヤ駆動部を備えた半凍結飲
料製造装置において、上記取出し通路は、プラン
ジヤにおける前端面を除いた部位に連通して形成
されるとともに、上記プランジヤの前端面を冷却
シリンダの内方へ押し出すことにより上記取出し
通路が開放状態に設定される一方、同プランジヤ
の前端面をプランジヤ摺動孔内へ後退させること
により上記取出し通路が閉鎖状態に設定されるよ
うに構成されている。
に、冷却シリンダのシリンダ前面蓋に、取出し通
路を通じて半凍結飲料を外部に取り出す取出し装
置を備え、この取出し装置に、シリンダ前面蓋を
貫通して冷却シリンダ内部と連通するプランジヤ
摺動孔を形成し、このプランジヤ摺動孔内を進退
自在に摺動して上記取出し通路を閉鎖または開放
するプランジヤを設けると共に、このプランジヤ
を進退させるプランジヤ駆動部を備えた半凍結飲
料製造装置において、上記取出し通路は、プラン
ジヤにおける前端面を除いた部位に連通して形成
されるとともに、上記プランジヤの前端面を冷却
シリンダの内方へ押し出すことにより上記取出し
通路が開放状態に設定される一方、同プランジヤ
の前端面をプランジヤ摺動孔内へ後退させること
により上記取出し通路が閉鎖状態に設定されるよ
うに構成されている。
これにより、半凍結飲料の取り出し停止時に、
プランジヤ摺動孔の内部にたとえ半凍結飲料が残
留しても、半凍結飲料の取り出し時においてプラ
ンジヤの前端面によつて上記残留物が強制的に冷
却シリンダの内部へ押し戻されるので、プランジ
ヤ摺動孔の内部に半凍結飲料が残留することはな
い。また、半凍結飲料の取出し通路は、プランジ
ヤにおける前端面を除いた部位に連通して形成さ
れているので、半凍結飲料の取り出し停止時にお
いて、プランジヤに形成された取出し通路は、プ
ランジヤの前端壁によつて冷却シリンダの内部と
隔離される。したがつて、上記取出し通路の内部
に残留した半凍結飲料は、冷却シリンダの内部に
晒された状態とはならないので、たとえ取り出し
の停止を長時間にわたつて行つても、上記残留物
が取出し通路の内部で凍結する虞れは生じない。
これにより、半凍結飲料の取り出し時において、
取出し通路が閉塞されることはなくなり、冷却シ
リンダの内部からの半凍結飲料の取り出しを適量
だけスムーズに行うことが可能になる。
プランジヤ摺動孔の内部にたとえ半凍結飲料が残
留しても、半凍結飲料の取り出し時においてプラ
ンジヤの前端面によつて上記残留物が強制的に冷
却シリンダの内部へ押し戻されるので、プランジ
ヤ摺動孔の内部に半凍結飲料が残留することはな
い。また、半凍結飲料の取出し通路は、プランジ
ヤにおける前端面を除いた部位に連通して形成さ
れているので、半凍結飲料の取り出し停止時にお
いて、プランジヤに形成された取出し通路は、プ
ランジヤの前端壁によつて冷却シリンダの内部と
隔離される。したがつて、上記取出し通路の内部
に残留した半凍結飲料は、冷却シリンダの内部に
晒された状態とはならないので、たとえ取り出し
の停止を長時間にわたつて行つても、上記残留物
が取出し通路の内部で凍結する虞れは生じない。
これにより、半凍結飲料の取り出し時において、
取出し通路が閉塞されることはなくなり、冷却シ
リンダの内部からの半凍結飲料の取り出しを適量
だけスムーズに行うことが可能になる。
また、プランジヤ自体に半凍結飲料の取出し通
路が形成されているので、プランジヤ摺動孔の内
周面への半凍結飲料の付着量を抑制して、プラン
ジヤと、プランジヤ摺動孔を形成している外殻と
の間のシール性を向上することができる等の効果
を奏する。
路が形成されているので、プランジヤ摺動孔の内
周面への半凍結飲料の付着量を抑制して、プラン
ジヤと、プランジヤ摺動孔を形成している外殻と
の間のシール性を向上することができる等の効果
を奏する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
ものである。第1図は、半凍結飲料の取り出し停
止時の状態を示す要部縦断面図である。第2図
は、半凍結飲料の取り出し時の状態を示す要部縦
断面図である。第3図は従来例を示す要部縦断面
図である。 10は半凍結飲料、11は冷却シリンダ、11
aはシリンダ前面蓋、12は取出し装置、14は
外殻、15はプランジヤ、16はプランジヤ摺動
孔、18は吐出部、18aは吐出口、21はシー
ルリング、23は把手、24は駆動棒挿入穴、2
5は回転軸、26は駆動棒、27は垂直貫通孔、
28は連通孔である。
ものである。第1図は、半凍結飲料の取り出し停
止時の状態を示す要部縦断面図である。第2図
は、半凍結飲料の取り出し時の状態を示す要部縦
断面図である。第3図は従来例を示す要部縦断面
図である。 10は半凍結飲料、11は冷却シリンダ、11
aはシリンダ前面蓋、12は取出し装置、14は
外殻、15はプランジヤ、16はプランジヤ摺動
孔、18は吐出部、18aは吐出口、21はシー
ルリング、23は把手、24は駆動棒挿入穴、2
5は回転軸、26は駆動棒、27は垂直貫通孔、
28は連通孔である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 冷却シリンダのシリンダ前面蓋に、取出し通路
を通じて半凍結飲料を外部に取り出す取出し装置
を備え、この取出し装置に、シリンダ前面蓋を貫
通して冷却シリンダ内部と連通するプランジヤ摺
動孔を形成し、このプランジヤ摺動孔内を進退自
在に摺動して上記取出し通路を閉鎖または開放す
るプランジヤを設けると共に、このプランジヤを
進退させるプランジヤ駆動部を備えた半凍結飲料
製造装置において、 上記取出し通路は、プランジヤにおける前端面
を除いた部位に連通して形成されるとともに、上
記プランジヤの前端面を冷却シリンダの内方へ押
し出すことにより上記取出し通路が開放状態に設
定される一方、同プランジヤの前端面をプランジ
ヤ摺動孔内へ後退させることにより上記取出し通
路が閉鎖状態に設定されるように構成されている
ことを特徴とする半凍結飲料製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348589U JPH0530632Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348589U JPH0530632Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236989U JPH0236989U (ja) | 1990-03-12 |
JPH0530632Y2 true JPH0530632Y2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=31260168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3348589U Expired - Lifetime JPH0530632Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530632Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8602387B2 (en) * | 2005-11-11 | 2013-12-10 | Itw New Zealand Limited | Valve for flowable material and a closure thereof |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP3348589U patent/JPH0530632Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236989U (ja) | 1990-03-12 |
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