JP5335645B2 - 配電盤及び配電システム - Google Patents

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Description

本発明は、配電盤及び該配電盤を備えた配電システムに関するものである。
従来、住宅などに設けられる配電システムには、交流配電路を構成する交流用導電バーと、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置と、直流配電路を構成する直流用導電バーとを有する配電盤(分電盤)を備えたものがあった(例えば、特許文献1)。
そして、特許文献1の配電盤において、交流用導電バーには交流機器に交流電力を給電するための接続端子(分岐ブレーカの電源側端子)が接続される一方、直流用導電バーには直流機器に直流電力を給電するための接続端子(プラグイン端子部)が接続されるようになっていた。
特開2008−42998号公報
ところで、近年は通信機器やLED照明機器など、直流機器が増加傾向にあることから、直流用導電バーに接続端子を接続するためにより広い接続スペースを確保することが望まれている。しかし、こうした接続スペースを確保すると、配電盤が大型化してしまうとともに、直流機器があまり使用されない住宅等においては、せっかく確保した接続スペースが十分に活用されないという問題があった。
本発明はこうした事情に鑑みてなされたものであり、大型化を抑制しつつ、接続スペースを効率的に活用することができる配電盤及び該配電盤を備えた配電システムを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の配電盤は、主幹ブレーカと、該主幹ブレーカの配置位置から一方向に延設された長尺板状の交流用導電バーと、前記一方向に沿って伸びるとともに、前記一方向と交差する前記交流用導電バーの厚さ方向において、前記交流用導電バーと重ねて配置された長尺板状の直流用導電バーと、前記一方向に沿って並設された複数の分岐ブレーカと、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置とを備え、該電力変換装置は、前記交流用導電バー及び前記直流用導電バーに差込態様で接続可能なプラグイン端子部を有することを要旨とする。
この構成によれば、長尺板状の直流用導電バーが、主幹ブレーカの配置位置から一方向に延設された長尺板状の交流用導電バーと厚さ方向に重ねて配置されるので、装置の大型化を抑制することができる。また、分岐ブレーカは交流用導電バー及び直流用導電バーの延設方向(一方向)に沿って並設されるので、交流用導電バーに接続される分岐ブレーカと直流用導電バーに接続される分岐ブレーカとを任意に配置することができる。すなわち、分岐ブレーカの接続スペースを交流用と直流用とで共用することができるので、大型化を抑制しつつ、接続スペースを効率的に活用することができる。
また、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置はプラグイン端子部を有するので、交流用導電バー及び直流用導電バーに差し込むだけで容易に接続することができる。また、交流用導電バー及び直流用導電バーは一方向に延設されているので、電力変換装置の接続位置を一方向に沿う任意の位置に容易に変更することができる。
請求項2に記載の配電盤において、前記分岐ブレーカは、差込態様で前記交流用導電バー及び前記直流用導電バーのうち何れか一方に接続可能な一次側プラグイン端子部を有することを要旨とする。
この構成によれば、分岐ブレーカは差込態様で接続可能な一次側プラグイン端子部を有するので、分岐ブレーカの接続作業を容易に行うことができる。また、分岐ブレーカを差し込むと、交流用導電バー及び直流用導電バーのうち何れか一方に接続されるので、誤接続を抑制することができる。
請求項に記載の配電盤は、開口部を有する筐体を更に備え、該筐体内において、前記交流用導電バー及び前記直流用導電バーのうち最大電圧が低い方の導電バーが前記開口部側に配置されることを要旨とする。
この構成によれば、筐体内において交流用導電バー及び直流用導電バーのうち最大電圧が低い方の導電バーが開口部側に配置されるので、電圧が高い導電バーを開口部から遠ざけることができる。
請求項に記載の配電システムは、上記配電盤を備えることを要旨とする。
この構成によれば、上記配電盤と同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、大型化を抑制しつつ、接続スペースを効率的に活用することができる配電盤及び該配電盤を備えた配電システムを提供することができる。
配電システムの構成を示す説明図。 配電盤のブロック図。 配電盤の外観斜視図。 配電盤内の配置の一部を示す正面図。 図4におけるA−A線矢視断面図。 図4におけるB−B線矢視断面図。
以下、本発明の配電システムを電力供給システムに具体化した実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、住宅には、宅内に設置された各種機器(照明機器、エアコン、家電、オーディオビジュアル機器等)に電力を供給する電力供給システム1が設けられている。電力供給システム1は、家庭用の商用交流電源(AC電源)2を電力として各種機器を動作させる他に、太陽光により発電する太陽電池3の電力も各種機器に電源として供給する。電力供給システム1は、直流電源(DC電源)を入力して動作するDC機器5の他に、交流電源(AC電源)を入力して動作するAC機器6にも電力を供給する。
電力供給システム1には、同システム1の分電盤としてコントロールユニット7及びDC分電盤(直流ブレーカ内蔵)8が設けられている。また、電力供給システム1には、住宅のDC機器5の動作を制御する機器として制御ユニット9及びリレーユニット10が設けられている。
コントロールユニット7には、交流電源を分岐させるAC分電盤11が交流系電力線12を介して接続されている。コントロールユニット7は、このAC分電盤11を介して商用交流電源2に接続されるとともに、直流系電力線13を介して太陽電池3に接続されている。コントロールユニット7は、AC分電盤11から交流電力を取り込むとともに太陽電池3から直流電力を取り込み、これら電力を機器電源として所定の直流電力に変換する。そして、コントロールユニット7は、この変換後の直流電力を、直流系電力線14を介してDC分電盤8に出力したり、又は直流系電力線15を介して蓄電池16に出力して同電力を蓄電したりする。コントロールユニット7は、AC分電盤11から交流電力を取り込むのみならず、太陽電池3や蓄電池16の直流電力を交流電力に変換してAC分電盤11に供給することも可能である。コントロールユニット7は、信号線17を介してDC分電盤8とデータやり取りを実行する。
DC分電盤8は、直流電力対応の一種のブレーカである。DC分電盤8は、コントロールユニット7から入力した直流電力を分岐させ、その分岐後の直流電力を、直流系電力線18を介して制御ユニット9に出力したり、直流系電力線19を介してリレーユニット10に出力したりする。また、DC分電盤8は、信号線20を介して制御ユニット9とデータやり取りをしたり、信号線21を介してリレーユニット10とデータやり取りをしたりする。
制御ユニット9には、複数のDC機器5が接続されている。これらDC機器5は、直流電力及びデータの両方を1対の線によって搬送可能な直流供給線路22を介して制御ユニット9と接続されている。直流供給線路22は、DC機器5の電源となる直流電圧に、高周波の搬送波によりデータを電送する通信信号を重畳する、いわゆる電力線搬送通信により、1対の線で電力及びデータの両方をDC機器5に搬送する。制御ユニット9は、直流系電力線18を介してDC機器5の直流電源を取得し、DC分電盤8から信号線20を介して得る動作指令を基に、どのDC機器5をどのように制御するのかを把握する。そして、制御ユニット9は、指示されたDC機器5に直流供給線路22を介して直流電圧及び動作指令を出力し、DC機器5の動作を制御する。
制御ユニット9には、宅内のDC機器5の動作を切り換える際に操作するスイッチ23が直流供給線路22を介して接続されている。また、制御ユニット9には、例えば赤外線リモートコントローラからの発信電波を検出するセンサ24が直流供給線路22を介して接続されている。よって、DC分電盤8からの動作指示のみならず、スイッチ23の操作やセンサ24の検知によっても、直流供給線路22に通信信号を流してDC機器5が制御される。
リレーユニット10には、複数のDC機器5がそれぞれ個別の直流系電力線25を介して接続されている。リレーユニット10は、直流系電力線19を介してDC機器5の直流電源を取得し、DC分電盤8から信号線21を介して得る動作指令を基に、どのDC機器5を動作させるのかを把握する。そして、リレーユニット10は、指示されたDC機器5に対し、内蔵のリレーにて直流系電力線25への電源供給をオンオフすることで、DC機器5の動作を制御する。また、リレーユニット10には、DC機器5を手動操作するための複数のスイッチ26が接続されており、スイッチ26の操作によって直流系電力線25への電源供給をリレーにてオンオフすることにより、DC機器5が制御される。
DC分電盤8には、例えば壁コンセントや床コンセントの態様で住宅に建て付けられた直流コンセント27が直流系電力線28を介して接続されている。この直流コンセント27にDC機器のプラグ(図示略)を差し込めば、同機器に直流電力を直接供給することが可能である。
また、商用交流電源2とAC分電盤11との間には、商用交流電源2の使用量を遠隔検針可能な電力メータ29が接続されている。電力メータ29には、商用電源使用量の遠隔検針の機能のみならず、例えば電力線搬送通信や無線通信の機能が搭載されている。電力メータ29は、電力線搬送通信や無線通信等を介して検針結果を電力会社等に送信する。
電力供給システム1には、宅内の各種機器をネットワーク通信によって制御可能とするネットワークシステム30が設けられている。ネットワークシステム30には、同システム30のコントロールユニットとして宅内サーバ31が設けられている。宅内サーバ31は、インターネットなどのネットワークNを介して宅外の管理サーバ32と接続されるとともに、信号線33を介して宅内機器34に接続されている。また、宅内サーバ31は、DC分電盤8から直流系電力線35を介して取得する直流電力を電源として動作する。
宅内サーバ31には、ネットワーク通信による宅内の各種機器の動作制御を管理するコントロールボックス36が信号線37を介して接続されている。コントロールボックス36は、信号線17を介してコントロールユニット7及びDC分電盤8に接続されるとともに、直流供給線路38を介してDC機器5を直接制御可能である。コントロールボックス36には、例えば使用したガス量や水道量を遠隔検針可能なガス/水道メータ39が接続されるとともに、ネットワークシステム30の操作パネル40に接続されている。操作パネル40には、例えばドアホン子器やセンサやカメラからなる監視機器41が接続されている。
宅内サーバ31は、ネットワークNを介して宅内の各種機器の動作指令を入力すると、コントロールボックス36に指示を通知して、各種機器が動作指令に準じた動作をとるようにコントロールボックス36を動作させる。また、宅内サーバ31は、ガス/水道メータ39から取得した各種情報を、ネットワークNを通じて管理サーバ32に提供可能であるとともに、監視機器41で異常検出があったことを操作パネル40から受け付けると、その旨もネットワークNを通じて管理サーバ32に提供する。
なお、本実施形態において、コントロールユニット7、DC分電盤8、AC分電盤11、交流系電力線12、直流系電力線14は配電盤(AC/DCハイブリッド配電盤)42の構成要素となっている。
次に、この配電盤42の電気的構成について、図2に基づいて説明する。
図2に示すように、配電盤42は、電力会社の商用配電線50に接続された引込口配線51を介して商用交流電源2に接続されている。そして、配電盤42にはリミッタ52、主幹ブレーカ53、交流幹線54、ACブレーカ55及び連系ブレーカ56が設けられている。なお、リミッタ52、主幹ブレーカ53、交流幹線54、ACブレーカ55及び連系ブレーカ56はAC分電盤11を構成する。
リミッタ52は、商用交流電源2を提供する電力会社との契約に基づいて設定される制限値を超える電流が流れると自動的に回路を遮断するアンペアブレーカである。また、主幹ブレーカ53は漏電や短絡が発生して異常な電流が流れた場合に回路を遮断する漏電遮断器である。
交流系電力線12を構成する交流幹線54は、主幹ブレーカ53を介して商用交流電源2に接続されているとともに、交流幹線54から分岐した分岐回路には、ACブレーカ55又は連系ブレーカ56が接続される。
ACブレーカ55及び連系ブレーカ56は、分岐回路を流れる電流が所定の閾値を超えた場合に回路を遮断する分岐ブレーカ(配線遮断器)である。なお、ACブレーカ55及び連系ブレーカ56は、接続されるAC機器6毎若しくは接続される電力系統毎などに対応するように設けられ、設置数はそれぞれ任意に変更可能である。
また、配電盤42にはAC/DCコンバータ57、電圧変換装置としてのDC/DCコンバータ60,61、直流幹線64、DCブレーカ66、制御ユニット67及び連系ブレーカ69が設けられている。なお、AC/DCコンバータ57、DC/DCコンバータ60,61及び制御ユニット67はコントロールユニット7を構成する。また、直流幹線64、DCブレーカ66及び連系ブレーカ69はDC分電盤8を構成する。
AC/DCコンバータ57は、一次側が連系ブレーカ56を介して交流幹線54に接続されるとともに、二次側が直流幹線64に接続される。AC/DCコンバータ57は、交流幹線54側から入力される交流電力を直流電力に変換するとともに、交流電圧から変換した直流電圧を降圧して直流幹線64側に出力する。
直流系電力線14を構成する直流幹線64から分岐した複数の分岐回路には連系ブレーカ69又はDCブレーカ66が接続される。連系ブレーカ69及びDCブレーカ66は、直流幹線64からの分岐回路を流れる電流が所定の閾値を超えた場合に回路を遮断する分岐ブレーカ(配線遮断器)である。なお、連系ブレーカ69及びDCブレーカ66は、接続されるDC機器5毎若しくは接続される電力系統毎などに対応するように設けられ、設置数はそれぞれ任意に変更可能である。
各連系ブレーカ69にはDC/DCコンバータ60,61がそれぞれ接続される。DC/DCコンバータ60は、太陽電池3から入力される直流電圧を所定値に変換して直流幹線64側に出力する。また、DC/DCコンバータ61は蓄電池16から放電される直流電圧を変圧して直流幹線64側に出力したり、直流幹線64側から入力される直流電圧を変圧して蓄電池16側に出力したりする。
次に、配電盤42の配置構成について図3及び図4に基づいて説明する。
図3に示すように、配電盤42は上述した各構成要素を収容する筐体70を備えて、例えば住宅の天井に近い壁面などに取り付けられる。なお、筐体70の前面側には開閉可能な蓋部71が設けられているとともに、蓋部71には開口部72が設けられている。
図4に示すように、筐体70内において、左右方向の一端側(図3では左端側)には主幹ブレーカ53が配置されるとともに、主幹ブレーカ53からは一方向(図3では右方向)に沿って延設された交流幹線54が配置される。また、交流幹線54の前側(開口部72側)には、直流幹線64が重ねて配置される。すなわち、直流幹線64は、左右方向に沿って伸びるとともに、左右方向と直交する交流幹線54の厚さ方向(前後方向)において、交流幹線54と重ねて配置される。なお、交流幹線54及び直流幹線64は絶縁体からなる固定具73によって、前後方向において互いに離間した状態で筐体70に固定される。
交流幹線54及び直流幹線64と上下方向に隣接する位置には、交流幹線54及び直流幹線64の延設方向(長手方向)となる一方向(図3における左右方向)に沿ってACブレーカ55、連系ブレーカ69、DCブレーカ66及び電力変換装置を構成する電力変換モジュール75が併設される。なお、電力変換モジュール75は、連系ブレーカ56とAC/DCコンバータ57を一体化したものである(図2参照)。また、ACブレーカ55、電力変換モジュール75、連系ブレーカ69及びDCブレーカ66の位置は任意に変更できる。
次に、交流幹線54、直流幹線64、ACブレーカ55及び電力変換モジュール75の構成について図5に基づいて説明する。
図5に示すように、交流幹線54は、主幹ブレーカ53の二次側の各極(L1,L2,N)にそれぞれ接続される長尺板状の交流用導電バー54a,54b,54cから構成される。交流用導電バー54a,54bは所定電位(例えば商用交流電源2から印加される実行値100Vの交流電圧)が与えられる電圧線(L1,L2)で、交流用導電バー54cは接地された中性線(N)である。なお、交流用導電バー54a,54b,54cは何れも幅(上下方向の長さ)、長さ(左右方向の長さ)及び厚さ(前後方向の長さ)が等しく形成されている。
また、直流幹線64は対をなす長尺板状の直流用導電バー64a,64bから構成される。なお、直流用導電バー64aはプラス側の極(+)を構成し、直流用導電バー64bはマイナス側の極(−)を構成する。また、直流用導電バー64a,64bは幅、長さ及び厚さが等しく形成されている。
ACブレーカ55は、交流幹線54に接続される一次側プラグイン端子部としての電源側端子55aと、開閉機構55bと、開閉機構55bを介して電源側端子55aと接続される負荷側端子55cと、開閉機構操作部55dとを備える。また、ACブレーカ55は厚さ方向に重なる3枚の交流用導電バー54a,54b,54c及び2枚の直流用導電バー64a,64bを差込可能な5つの差込凹部55eを備えるとともに、電源側端子55aは交流幹線54に対して差込態様で接続可能なプラグイン端子となっている。
そして、ACブレーカ55の対応電圧が100Vの場合、電源側端子55aが電圧線(交流用導電バー54a又は交流用導電バー54b)と中性線(交流用導電バー54c)に接続される(図5参照)。また、ACブレーカ55の対応電圧が200Vの場合、電源側端子55aが2つの電圧線(交流用導電バー54a及び交流用導電バー54b)に接続される(図示略)。したがって、ACブレーカ55を交流幹線54及び直流幹線64に差し込むと、ACブレーカ55の電源側端子55aが交流幹線54と電気的に接続され、ACブレーカ55の負荷側端子55cに接続されたAC機器6には、実行値100V又は200Vで交流電流が供給される。なお、ACブレーカ55の開閉機構操作部55dは、ACブレーカ55が交流幹線54及び直流幹線64に差し込まれた状態において、筐体70の開口部72と対応する位置に配置される。
電力変換モジュール75には、連系ブレーカ56とAC/DCコンバータ57が内蔵されている。連系ブレーカ56は、交流幹線54に接続されるプラグイン端子部を構成する電源側端子56aと、開閉機構56bと、開閉機構56bを介して電源側端子56aと接続される負荷側端子56cと、開閉機構操作部56dとを備える。また、AC/DCコンバータ57は、連系ブレーカ56の負荷側端子56cに接続される交流側端子57aと、電力変換機構57bと、プラグイン端子部を構成する直流幹線64に接続される直流側端子57cとを備える。
電力変換モジュール75は、厚さ方向に重なる3枚の交流用導電バー54a,54b,54c及び2枚の直流用導電バー64a,64bを差込可能な5つの差込凹部75eを備える。また、連系ブレーカ56の電源側端子56aは交流幹線54に対して差込態様で接続可能なプラグイン端子となっているとともに、AC/DCコンバータ57の直流側端子57cは直流幹線64に対して差込態様で接続可能なプラグイン端子となっている。
そして、電力変換モジュール75を交流幹線54及び直流幹線64に差し込むと、電源側端子56aが交流幹線54に接続されて交流電流が入力されるので、電力変換機構57bで直流電流に変換するとともに降圧して、直流側端子57cを介して直流幹線64側に出力する。したがって、直流幹線64には低圧(例えば48V)の直流電圧が印加される。なお、直流幹線64に印加される直流電圧は、DCブレーカ66に接続されるDC機器5の対応電圧等を考慮して任意に設定することができる。また、連系ブレーカ56の開閉機構操作部56dは、電力変換モジュール75が交流幹線54及び直流幹線64に差し込まれた状態において、筐体70の開口部72と対応する位置に配置される。
次に、連系ブレーカ69及びDCブレーカ66の構成について図6に基づいて説明する。
図6に示すように、連系ブレーカ69は、直流幹線64に接続される一次側プラグイン端子部を構成する電源側端子69aと、開閉機構69bと、開閉機構69bを介して電源側端子69aと接続される負荷側端子69cと、開閉機構操作部69dとを備える。また、連系ブレーカ69は厚さ方向に重なる3枚の交流用導電バー54a,54b,54c及び2枚の直流用導電バー64a,64bを差込可能な5つの差込凹部69eを備えるとともに、電源側端子69aは直流幹線64に対して差込態様で接続可能なプラグイン端子となっている。
そして、連系ブレーカ69を交流幹線54及び直流幹線64に差し込むと、連系ブレーカ69の電源側端子69aが直流幹線64と電気的に接続される。なお、連系ブレーカ69の開閉機構操作部69dは、連系ブレーカ69が交流幹線54及び直流幹線64に差し込まれた状態において、筐体70の開口部72と対応する位置に配置される。
DCブレーカ66は、直流幹線64に接続される一次側プラグイン端子部を構成する電源側端子66aと、開閉機構66bと、開閉機構66bを介して電源側端子66aと接続される負荷側端子66cと、開閉機構操作部66dとを備える。また、DCブレーカ66は厚さ方向に重なる3枚の交流用導電バー54a,54b,54c及び2枚の直流用導電バー64a,64bを差込可能な5つの差込凹部66eを備えるとともに、電源側端子66aは直流幹線64に対して差込態様で接続可能なプラグイン端子となっている。
そして、DCブレーカ66を交流幹線54及び直流幹線64に差し込むと、DCブレーカ66の電源側端子66aが直流幹線64と電気的に接続され、DCブレーカ66の負荷側端子66cに接続されたDC機器5には低圧(例えば48V)で直流電流が供給される。
以上説明した本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)長尺板状の直流用導電バー64a,64bが、主幹ブレーカ53の配置位置から一方向に延設された長尺板状の交流用導電バー54a,54b,54cと厚さ方向に重ねて配置されるので、配電盤42の大型化を抑制することができる。また、ACブレーカ55、DCブレーカ66及び連系ブレーカ69は交流幹線54及び直流幹線64の延設方向(一方向)に沿って並設されるので、交流幹線54に接続されるACブレーカ55と直流幹線64に接続されるDCブレーカ66及び連系ブレーカ69とを任意に配置することができる。すなわち、交流用のACブレーカ55と直流用のDCブレーカ66及び連系ブレーカ69の接続スペースを共用することができるので、大型化を抑制しつつ、接続スペースを効率的に活用することができる。
(2)DCブレーカ66及び連系ブレーカ69は差込態様で接続可能な電源側端子66a,69aをそれぞれ有するので、DCブレーカ66及び連系ブレーカ69の接続作業を容易に行うことができる。また、ACブレーカ55を差し込むと交流幹線54に差し込まれる一方、DCブレーカ66及び連系ブレーカ69を差し込むと、直流幹線64に接続されるので、誤接続を抑制することができる。
(3)電力変換モジュール75は差込態様で接続可能な直流側端子57c及び電源側端子56aを有するので、交流幹線54及び直流幹線64に差し込むだけで容易に接続することができる。また、交流幹線54及び直流幹線64は一方向に延設されているので、電力変換モジュール75の接続位置を一方向に沿う任意の位置に容易に変更することができる。
(4)筐体70内において、交流幹線54より最大電圧が低い直流幹線64が筐体70の開口部72側に配置されるので、交流幹線54を開口部72から遠ざけることができる。
(5)電力変換モジュール75は連系ブレーカ56とAC/DCコンバータ57を内蔵するので、露出する配線を削減するとともに、配電盤42内のスペースを効率的に利用できる。
(6)ACブレーカ55、DCブレーカ66、連系ブレーカ69及び電力変換モジュール75は差込態様で接続可能なプラグイン端子を備えるので、接続作業が容易であるとともに、容易に接続位置を変更することができる。
(7)ACブレーカ55、DCブレーカ66、連系ブレーカ69及び電力変換モジュール75は、厚さ方向に重なる3枚の交流用導電バー54a,54b,54c及び2枚の直流用導電バー64a,64bを差込可能な5つの差込凹部55e,66e,69e,75eをそれぞれ備えるので、厚さを統一することができる。
(8)ACブレーカ55の電源側端子55aは交流幹線54に対してのみ電気的に接続される一方、DCブレーカ66の電源側端子66a及び連系ブレーカ69の電源側端子69aは直流幹線64に対してのみ電気的に接続されるようになっているので、誤接続を抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
・AC/DCコンバータ57は、AC/DCコンバータ及びDC/ACインバータを内蔵する双方向コンバータに変更してもよい。
・分岐ブレーカ(ACブレーカ55、DCブレーカ66及び連系ブレーカ69)は、厚さ方向に重なる2つの幹線(5枚の導電バー)に対応する5つの差込凹部を備えなくてもよい。例えば、電気的に接続される交流幹線54のみ又は直流幹線64のみに対応する2つ又は3つの差込凹部を備えるようにしてもよい。
・各導電バーのサイズ(幅、長さ、厚さ)はそれぞれ任意に設定することができる。
・各導電バーは左右方向に限らず、任意の方向を長手方向(延設方向)とすることができる。
・交流用導電バー54a,54b,54cからなる交流幹線54を筐体70の開口部72側に配置してもよい。
1…配電システムとしての電力供給システム、42…配電盤、53…主幹ブレーカ、54a,54b,54c…交流用導電バー、55…分岐ブレーカとしてのACブレーカ、55a…一次側プラグイン端子部を構成する電源側端子、56a…プラグイン端子部を構成する電源側端子、57c…プラグイン端子部を構成する直流側端子、64a,64b…直流用導電バー、66…分岐ブレーカとしてのDCブレーカ、66a…一次側プラグイン端子部を構成する電源側端子、69…分岐ブレーカとしての連系ブレーカ、69a…一次側プラグイン端子部を構成する電源側端子、70…筐体、72…開口部、75…電力変換装置としての電力変換モジュール。

Claims (4)

  1. 主幹ブレーカと、
    該主幹ブレーカの配置位置から一方向に延設された長尺板状の交流用導電バーと、
    前記一方向に沿って伸びるとともに、前記一方向と交差する前記交流用導電バーの厚さ方向において、前記交流用導電バーと重ねて配置された長尺板状の直流用導電バーと、
    前記一方向に沿って並設された複数の分岐ブレーカと、
    交流電力を直流電力に変換する電力変換装置とを備え、
    該電力変換装置は、前記交流用導電バー及び前記直流用導電バーに差込態様で接続可能なプラグイン端子部を有することを特徴とする配電盤。
  2. 前記分岐ブレーカは、差込態様で前記交流用導電バー及び前記直流用導電バーのうち何れか一方に接続可能な一次側プラグイン端子部を有することを特徴とする請求項1に記載の配電盤。
  3. 開口部を有する筐体を更に備え、
    該筐体内において、前記交流用導電バー及び前記直流用導電バーのうち最大電圧が低い方の導電バーが前記開口部側に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配電盤。
  4. 請求項1〜請求項のうち何れか一項に記載の配電盤を備えることを特徴とする配電システム。
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