JP5333305B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクルにおける余剰オイル量調整方法に関するものである。
従来、余剰オイルの貯留量調整方法は、図5に示すように、油溜め容器7が開閉弁8を介して油分離器2とオイル戻しキャピラリチューブ9の間に直列に配置され、予め入力した冷媒配管長から余剰オイル量を算出し、算出された余剰オイル量となるように予め設定された時間間隔で開閉弁8の開閉を制御し、圧縮機1の吸入配管に所定のオイルを返油して冷凍サイクル中を循環する総オイル量を制御するものである(例えば、特許文献1参照)。
特許第4274235号公報
しかしながら、この方法では、配管長の計測誤差による余剰オイル量の算出誤差や運転状態の変化や配管の設置形状の違いによるオイル滞留量の変化により、正確なオイル滞留量の把握ができず、余剰オイルの回収不足等による性能低下や過剰回収による信頼性の低下が課題として挙げられる。更に、通常のオイル戻しラインに直列に油溜め容器と開閉弁を配置しているため、開閉弁8が故障した場合、通常の油分離器からのオイル戻しもなくなるため、圧縮機1の油量低下となり圧縮機の信頼性の低下が挙げられる。
上記課題を解決するために本発明は、簡単な温度検知のみで余剰オイルの発生を検知し、油分離器からの流出を防止するとともに、圧縮機の信頼性を確保できる冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の冷凍サイクル装置は、圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、第1の流路開閉手段、油溜め容器、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えたものである。
これによって、余剰オイルが発生する運転条件では、第1の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを溜めながら運転することができ、冷凍サイクル中への余剰オイルの流出を防止することができる。
また、第1の流路開閉手段は、第1の流路抵抗体に並列に設置されているため、第1の流路開閉手段が故障などにより閉塞した場合でも通常の油分離器からのオイル戻りを確保することができる。
また、本発明の冷凍サイクル装置は、圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、油溜め容器、第2の流路開閉手段、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えたものである。
これによって、余剰オイルが発生する運転条件では、第2の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを溜め、また、余剰オイルの回収完了は、第2の流路開閉手段を閉止することで、冷凍サイクル中への余剰オイルの流出を防止しながら運転することができる。また、再起動時も余剰オイルを回収した状態で運転を開始することができる。
また、第2の流路開閉手段は、第1の流路抵抗体に並列に設置されているため、第2の流路開閉手段が故障などにより閉塞した場合でも通常の油分離器からのオイル戻りを確保することができる。
また、本発明の冷凍サイクル装置は、圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、第1の流路開閉手段、油溜め容器、第2の流路開閉手段、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えたものである。
これによって、余剰オイルが発生する運転条件では、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを溜め、また、余剰オイルの回収完了は、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段を閉止することで、余剰オイルを油溜め容器に確実に回収することができ、冷凍サイクル中への余剰オイルの流出を防止しながら運転することができる。
また、再起動時も余剰オイルを回収した状態で運転を開始することができる。また、余剰オイルの回収後は、運転中もしくは運転停止中に油溜め容器への過剰なオイルの溜まり込みや冷媒の溜まり込みを防止することができる。
また、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段は、第1の流路抵抗体に並列に設置されているため、第1の流路開閉手段または第2の流路開閉手段が故障などにより閉塞した場合でも通常の油分離器からのオイル戻りを確保することができる。
本発明によれば、簡単な温度検知のみで余剰オイルの発生を検知し、油分離器からの流出を防止するとともに、圧縮機の信頼性を確保できる冷凍サイクル装置を提供できる。
本発明の実施の形態1における冷凍サイクル図 本発明の実施の形態1における開閉弁制御のフローチャート 本発明の実施の形態2における冷凍サイクル図 本発明の実施の形態2における開閉弁制御のフローチャート 従来の冷凍サイクル図
第1の発明は、圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、第1の流路開閉手段、油溜め容器、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えることにより、余剰オイルが発生する運転条件では、第1の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを溜めながら運転し、冷凍サイクル中への余剰オイルの流出を防止することができ、熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができる。
また、第1の流路開閉手段は、第1の流路抵抗体に並列に設置されているため、第1の
流路開閉手段が故障などにより閉塞した場合でも通常の油分離器からのオイル戻りを確保することができ、圧縮機の信頼性を確保することができる。
第2の発明は、圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、油溜め容器、第2の流路開閉手段、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えることにより、余剰オイルが発生する運転条件では、第2の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを溜め、また、余剰オイルの回収完了は、第2の流路開閉手段を閉止することで、冷凍サイクル中への余剰オイルの流出を防止しながら運転することができる。
また、再起動時も余剰オイルを回収した状態で運転を開始することができ、より効率よく熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができる。
また、第2の流路開閉手段は、第1の流路抵抗体に並列に設置されているため、第2の流路開閉手段が故障などにより閉塞した場合でも通常の油分離器からのオイル戻りを確保することができ、圧縮機の信頼性を確保することができる。
第3の発明は、圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、第1の流路開閉手段、油溜め容器、第2の流路開閉手段、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えることにより、余剰オイルが発生する運転条件では、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを溜め、余剰オイルの回収完了は、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段を閉止することで、余剰オイルを油溜め容器に確実に回収することができ、冷凍サイクル中への余剰オイルの流出を防止しながら運転することができる。
また、再起動時も余剰オイルを回収した状態で運転を開始することができ、更に、余剰オイルの回収後は、運転中もしくは運転停止中に油溜め容器への過剰なオイルの溜まり込みや冷媒の溜まり込みを防止することができ、より効率よく熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができる。
また、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段は、第1の流路抵抗体に並列に設置されているため、第1の流路開閉手段または第2の流路開閉手段が故障などにより閉塞した場合でも通常の油分離器からのオイル戻りを確保することができ、圧縮機の信頼性を確保することができる。
第4の発明は、特に第1の発明において、圧縮機の吐出管に設けた第1の温度センサーと、第1の流路抵抗体出口側の接続管に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以下の場合には、前記第1の流路開閉手段を開放し、前記所定値より大きい場合には、閉止することにより、運転中の冷凍サイクルにおいて、余剰オイルが発生した場合、第1の流路抵抗体をほぼオイルのみが流通する状態となり、減圧後も温度低下が小さいため第2の温度センサーで検知した第1の流路抵抗体出口温度と第1の温度センサーで検知した吐出温度との温度差は小さくなる。
このため、余剰オイルの発生を検知することができ、余剰オイルが発生した場合、第1の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを溜めながら運転し、冷凍サイクル中への余剰オイルの流出を防止することができる。
また、余剰オイルの発生がない場合は、第1の流路開閉手段を閉止することにより、冷凍サイクル中のオイル量を適正化することができるため、熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができるとともに、冷凍サイクル中を循環するオイル量を適正化することができるため圧縮機の信頼性を向上することができる。
第5の発明は、特に第2の発明において、圧縮機の吐出管に設けた第1の温度センサーと、第1の流路抵抗体出口側の接続管に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以下の場合には、前記第2の流路開閉手段を開放し、前記所定値より大きい場合には、閉止することにより、運転中の冷凍サイクルにおいて、余剰オイルが発生した場合、第1の流路抵抗体をほぼオイルのみが流通する状態となり、減圧後も温度低下が小さいため第2の温度センサーで検知した第1の流路抵抗体出口温度と第1の温度センサーで検知した吐出温度との温度差は小さくなる。
このため、余剰オイルの発生を検知することができ、余剰オイルの発生を検知した場合、第2の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを回収しながら運転し、余剰オイルがなくなったと検知した場合、第2の流路開閉手段を閉止することにより、余剰オイルを油溜め容器に回収した状態で運転することができる。
また、再起動時も余剰オイルを回収した状態で運転を開始することができ、より効率よく熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができるとともに、冷凍サイクル中を循環するオイル量を適正化することができるため圧縮機の信頼性を向上することができる。
第6の発明は、第1の発明において、圧縮機の吐出管に設けた第1の温度センサーと、第1の流路抵抗体出口側の接続管に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以下の場合には、前記第1の流路開閉手段と前記第2の流路開閉手段を開放し、前記所定値より大きい場合には、閉止することにより、運転中の冷凍サイクルにおいて、余剰オイルが発生した場合、第1の流路抵抗体をほぼオイルのみが流通する状態となり、減圧後も温度低下が小さいため第2の温度センサーで検知した第1の流路抵抗体出口温度と第1の温度センサーで検知した吐出温度との温度差は小さくなる。
このため、余剰オイルの発生を検知することができ、余剰オイルの発生を検知した場合、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを回収しながら運転し、余剰オイルがなくなったと検知した場合、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段を閉止することにより、余剰オイルを油溜め容器に回収した状態で運転することができる。
また、再起動時も余剰オイルを回収した状態で運転を開始することができる。更に、余剰オイルの回収後は、運転中もしくは運転停止中に油溜め容器への過剰なオイルの溜まり込みや冷媒の溜まり込みを防止することができ、より効率よく熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができるとともに、冷凍サイクル中を循環するオイル量を適正化することができるため圧縮機の信頼性を向上することができる。
第7の発明は、第1の発明において、圧縮機の吸入管に設けた第1の温度センサーと、蒸発器の出口側に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以上の場合には、前記第1の流路開閉手段を開放し、前記所定値より小さい場合には、閉止することにより、運転中の冷凍サイクルにおいて、余剰オイルが発生した場合、第1の流路抵抗体をほぼオイルの
みが流通する状態となり、減圧後も温度低下が小さいため圧縮機の吸入管には高温のオイルが多量に流入することになる。
このため、第1の温度センサーで検知する圧縮機の吸入温度は上昇し始め、この高温オイルの合流部より上流に設置された第2の温度センサーで検知する配管温度との温度差は大きくなることから余剰オイルの発生を検知することができ、余剰オイルが発生した場合、第1の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを溜めながら運転し、冷凍サイクル中への余剰オイルの流出を防止することができる。
また、余剰オイルの発生がない場合は、第1の流路開閉手段を閉止することにより、冷凍サイクル中のオイル量を適正化することができるため、熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができるとともに、冷凍サイクル中を循環するオイル量を適正化することができるため圧縮機の信頼性を向上することができる。
第8の発明は、第2の発明において、圧縮機の吸入管に設けた第1の温度センサーと、蒸発器の出口側に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以上の場合には、前記第2の流路開閉手段を開放し、前記所定値より小さい場合には、閉止することにより、運転中の冷凍サイクルにおいて、余剰オイルが発生した場合、第1の流路抵抗体をほぼオイルのみが流通する状態となり、減圧後も温度低下が小さいため圧縮機の吸入管には高温のオイルが多量に流入することになる。
このため、第1の温度センサーで検知する圧縮機の吸入温度は上昇し始め、この高温オイルの合流部より上流に設置された第2の温度センサーで検知する配管温度との温度差は大きくなることから余剰オイルの発生を検知することができ、余剰オイルの発生を検知した場合、第2の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを回収しながら運転し、余剰オイルがなくなったと検知した場合、第2の流路開閉手段を閉止することにより、余剰オイルを油溜め容器に回収した状態で運転することができる。
また、再起動時も余剰オイルを回収した状態で運転を開始することができ、より効率よく熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができるとともに、冷凍サイクル中を循環するオイル量を適正化することができるため圧縮機の信頼性を向上することができる。
第9の発明は、第1の発明において、圧縮機の吸入管に設けた第1の温度センサーと、蒸発器の出口側に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以上の場合には、前記第1の流路開閉手段と前記第2の流路開閉手段とを開放し、前記所定値より小さい場合には、閉止することにより、運転中の冷凍サイクルにおいて、余剰オイルが発生した場合、第1の流路抵抗体をほぼオイルのみが流通する状態となり、減圧後も温度低下が小さいため圧縮機の吸入管には高温のオイルが多量に流入することになる。
このため、第1の温度センサーで検知する圧縮機の吸入温度は上昇し始め、この高温オイルの合流部より上流に設置された第2の温度センサーで検知する配管温度との温度差は大きくなることから余剰オイルの発生を検知することができ、余剰オイルの発生を検知した場合、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段を開放することにより、油溜め容器に余剰オイルを回収しながら運転し、余剰オイルがなくなったと検知した場合、第1の流路開閉手段と第2の流路開閉手段を閉止することにより、余剰オイルを油溜め容器に回収した状態で運転することができる。
また、再起動時も余剰オイルを回収した状態で運転を開始することができ、また、余剰オイルの回収後は、運転中もしくは運転停止中に油溜め容器への過剰なオイルの溜まり込みや冷媒の溜まり込みを防止することができ、より効率よく熱交換器の伝熱性能低下の防止や圧力損失を低減し効率よく運転することができるとともに、冷凍サイクル中を循環するオイル量を適正化することができるため圧縮機の信頼性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における冷凍サイクル図、図2は、開閉弁制御のフローチャートを示す。
図1において、圧縮機11と油分離器12と凝縮器13と減圧手段14と蒸発器15は環状に接続され、冷凍サイクルを形成している。これら、冷凍サイクル部品は、互いに冷媒配管16によって接続され、圧縮機11と油分離器12は冷媒配管16a、油分離器12と凝縮器13は冷媒配管16b、凝縮器13と蒸発器15は減圧手段14を介して冷媒配管16c、蒸発器15と圧縮機11は冷媒配管16dによって接続されている。油分離器12は第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)を介して接続管18により冷媒配管16dと接続されている。
さらに、油分離器12は第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)と並列に第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)と油溜め容器20と第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)と第2の毛細管22(第2の流路抵抗体)を有し、第2の毛細管22(第2の流路抵抗体)の出口は、接続管18に合流する。また、冷媒配管16aには、第1の温度センサー23が設置され、接続管18上にあり第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)出口と第2の毛細管22(第2の流路抵抗体)の合流部との間に第2の温度センサー24が設置されている。
また、第1の温度センサー23と第2の温度センサー24の検知温度に応じて第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)と第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)の開閉を制御する第1の開閉弁制御手段25を有している。
以上のように構成された冷凍サイクルについて、以下、図1を参照しながらその動作、作用を説明する。
圧縮機11から吐出された高圧ガス冷媒とオイルは、油分離器12に流入し、高圧ガス冷媒とオイルに分離される。分離された高圧ガス冷媒は、凝縮器13に流入し凝縮液化される。凝縮液化された高圧液冷媒は減圧手段14により減圧され、低圧気液二相冷媒となり蒸発器15に流入する。蒸発器15に流入した気液二相冷媒は、吸熱し低圧ガス冷媒となり圧縮機11に再度吸入される。
一方、油分離器12で分離されたオイルは、一部のガス冷媒とともに第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)により減圧されながら接続管18を通り冷媒配管16dに流入し、低圧ガス冷媒とともに圧縮機11に吸入される。
このような冷媒とオイルの循環状態において、圧縮機11から冷媒とともに吐出されるオイルは、油分離器12で分離され、そのほとんどが、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)と接続管18を通り圧縮機11の吸入管に返油されるが、一部は油分離器12を通過し、熱交換器側に流出することになる。油分離器12を通過したオイルは、凝縮器13
、蒸発器15、冷媒配管16に一部滞留しながら圧縮機11へと戻ってくる。
すなわち、冷媒配管16が長い場合、オイルの滞留量が多くなり、短い場合は滞留量が少なくなる。このため、圧縮機11には、滞留量が多くなる場合を考慮し、予め、最大滞留量を考慮したオイルが封入されている。
したがって、このような圧縮機11が、冷媒配管16の短い冷凍サイクル装置に搭載された場合、圧縮機11に封入されたオイル量は過剰となり、余剰オイルが発生し、凝縮器13、蒸発器15、冷媒配管16に過剰にオイルが滞留し、熱交換器の伝熱性能低下や圧力損失の増加による性能低下の原因となる。
過剰オイル量状態(余剰オイル発生状態)の運転になった場合、圧縮機11へのオイルの返油量は増加し、圧縮機11内のオイル量も増加することなる。圧縮機11内のオイル量が増加すると、圧縮機11からのオイル吐出量が増加し、油分離器12へのオイル流入量も増加する。
油分離器12では、流入した冷媒とオイルが分離され、分離されたオイルは、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)および接続管18を通じて冷媒配管16dに流入するが、油分離器12に流入するオイル量が過剰な場合、分離されるオイル量も増加するため、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)では戻しきれず、油分離器12底部に溜まり始める。
油分離器12に溜まり始めた余剰オイルが所定量以上になると、油分離器12の分離性能が低下し、油分離器12から凝縮器13側へと流出するオイルが増加し、凝縮器13、蒸発器15、冷媒配管16へのオイル滞留量が増加することになる。
次に、図2のフローチャートを参照しながらその開閉弁の動作を説明する。
はじめに、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)を閉止し、第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)を開放する(ステップS1)。次に、第1の温度センサー22で圧縮機の吐出温度T1を計測し、第2の温度センサー24で接続管温度T2を計測する(ステップS2)。
このとき、過剰オイル状態で第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)を分離されたオイルのみが流通する場合、流通するオイルは、圧縮機11から吐出された高温のオイルであり、この高温のオイルは、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)を通過しても、膨張はしないため温度低下はほとんど無い。ここで、ステップS2で計測した圧縮機吐出温度T1と接続管温度T2の比較を行う(ステップS3)。
検知された温度をもとに温度差t1の比較を行い、所定の温度差t1以下の場合、第1の開閉弁制御手段25は、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)を開放する(ステップS4)。
ステップS4で第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)を開放すると、油分離器12に溜まっていた余剰オイルは、油溜め容器20と第2の毛細管22(第2の流路抵抗体)を通じて接続管18に流れ始める。このとき、油溜め容器20の下流部には、第2の毛細管22(第2の流路抵抗体)が接続されているため、油溜め容器20に流入するオイルは、油溜め容器20内に徐々に溜まり始める。これにより、油分離器12内の余剰オイル量は減少し始める。
このような状態で、ステップS2、ステップS3、ステップS4を繰り返すことで、油分離器12内の余剰オイルが減少すると、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)には、オイルとともに高圧ガス冷媒が流入し始める。高圧ガス冷媒が第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)を流通すると、冷媒ガスは減圧膨張し、その温度は低下する。これは、油分離器12内には、余剰オイルが溜まっていないことを示す。
このとき、ステップS3で、所定の温度差t1以上の場合、まず、第1の開閉弁(第1の流路開閉手段)の状態を確認する(ステップS5)。
ステップS5で、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)が開放状態にある場合、油溜め容器20への余剰オイルの回収運転状態にあることを示し、この状態で、所定の温度差t1以上となっているので、油分離器12内の余剰オイルが無くなったと判断し、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)と第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)をともに閉止する(ステップS6)。
一方、ステップS5で既に第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)が閉止状態にある場合は、油分離器12内には余剰オイルは、発生していない状態であることを示し、引き続き、ステップS1、ステップS2、ステップS3、ステップS5を繰り返し、余剰オイル発生の監視を継続する。
以上の様な動作を繰り返すことにより、余剰オイルの発生を確実に検知し、余剰オイルが発生した場合は、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)および第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)の開閉制御により油分離器12からのオイル戻り量を制御して、余剰オイルが発生した場合は、油溜め容器20に余剰オイルを回収し、油分離器12から凝縮器13、蒸発器15、冷媒配管16に流出するオイル量を軽減でき、凝縮器13、蒸発器15、冷媒配管16へのオイル滞留量を低減することができる。
また、余剰オイルの回収完了状態で運転を完了した場合、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)および第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)が通電開放の仕様とした場合、回収した余剰オイルを保持したまま再起動でき、効率よく運転を再開できる。
更に、停止中に油溜め容器20への余分な冷媒の溜まり込みも無く信頼性能向上を図ることができる。
また、余剰オイルを回収するための第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)、油溜め容器20、第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)は、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)に並列に配置されているため、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)もしくは第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)が故障した場合でも、通常の油分離器12からのオイル戻りは確保できるため、圧縮機11の信頼性を確保することができる。
なお、油溜め容器20の入口および出口に設置されている第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)および第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)は、どちらか一方でも良く、余剰オイルの回収について同様の効果は得られる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における冷凍サイクル図、図4は、開閉弁制御のフローチャートを示す。
本実施の形態の冷凍サイクルは、第1の温度センサー26を圧縮機11の吸入管(接続管18と冷媒配管16dの接続位置よりも圧縮機側)に設置し、第2の温度センサー27
を接続管18と冷媒配管16dの接続位置より上流側(蒸発器15側)に設置し、第2の開閉弁制御手段28を設けたものである。
以上のように構成された冷凍サイクルについて、以下、図3を参照しながらその動作、作用を説明する。冷媒とオイルの流れについては、実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
過剰オイル量状態(余剰オイル発生状態)の運転になった場合、圧縮機11へのオイルの返油量は増加し、圧縮機11内のオイル量も増加することなる。圧縮機11内のオイル量が増加すると、圧縮機11からのオイル吐出量が増加し、油分離器12へのオイル流入量も増加する。
油分離器12では、流入した冷媒とオイルが分離され、分離されたオイルは、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)および接続管18を通じて冷媒配管16dに流入するが、油分離器12に流入するオイル量が過剰な場合、分離されるオイル量も増加するため、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)では戻しきれず、油分離器12底部に溜まり始める。
油分離器12に溜まり始めた余剰オイルが所定量以上になると、油分離器12の分離性能が低下し、油分離器12から凝縮器13側へと流出するオイルが増加し、凝縮器13、蒸発器15、冷媒配管16へのオイル滞留量が増加することになる。
次に、図2のフローチャートを参照しながらその開閉弁の動作を説明する。
はじめに、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)を閉止し、第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)を開放する(ステップS1)。
次に、第1の温度センサー26で圧縮機の吸入温度T3を計測し、第2の温度センサー27で戻りオイルが流入する位置の上流側の冷媒配管16dの温度T4を計測する(ステップS2)。
このとき、過剰オイル状態で第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)を分離されたオイルのみが流通する場合、流通するオイルは、圧縮機11から吐出された高温のオイルであり、この高温のオイルは、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)を通過しても、膨張はしないため温度低下はほとんど無い。ここで、ステップS2で計測した圧縮機吸入温度T3と戻りオイルが流入する位置の上流側の冷媒配管16dの温度T4の比較を行う(ステップS3)。
検知された温度をもとに温度差t2の比較を行い、所定の温度差t2以上の場合、第1の開閉弁制御手段25は、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)を開放する(ステップS4)。
ステップS4で第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)を開放すると、油分離器12に溜まっていた余剰オイルは、油溜め容器20と第2の毛細管22を通じて接続管18に流れ始める。このとき、油溜め容器20の下流部には、第2の毛細管22(第2の流路抵抗体)が接続されているため、油溜め容器20に流入するオイルは、油溜め容器20内に徐々に溜まり始める。これにより、油分離器12内の余剰オイル量は減少し始める。
このような状態で、ステップS2、ステップS3、ステップS4を繰り返すことで、油分離器12内の余剰オイルが減少すると、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)には、
オイルとともに高圧ガス冷媒が流入し始める。高圧ガス冷媒が第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)を流通すると、冷媒ガスは減圧膨張し、その温度は低下する。これは、油分離器12内には、余剰オイルが溜まっていないことを示す。
このとき、ステップS3で、所定の温度差t2以下の場合、まず、第1の開閉弁(第1の流路開閉手段)の状態を確認する(ステップS5)。
ステップS5で、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)が開放状態にある場合、油溜め容器20への余剰オイルの回収運転状態にあることを示し、この状態で、所定の温度差t1以上となっているので、油分離器12内の余剰オイルが無くなったこと判断し、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)と第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)をともに閉止する(ステップS6)。
一方、ステップS5で既に第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)が閉止状態にある場合は、油分離器12内には余剰オイルは、発生していない状態であることを示し、引き続き、ステップS1、ステップS2、ステップS3、ステップS5を繰り返し、余剰オイル発生の監視を継続する。
以上の様な動作を繰り返すことにより、余剰オイルの発生を確実に検知し、余剰オイルが発生した場合は、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)および第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)の開閉制御により油分離器12からのオイル戻り量を制御して、余剰オイルが発生した場合は、油溜め容器20に余剰オイルを回収し、油分離器12から凝縮器13、蒸発器15、冷媒配管16に流出するオイル量を軽減でき、凝縮器13、蒸発器15、冷媒配管16へのオイル滞留量を低減することができる。
また、余剰オイルの回収完了状態で運転を完了した場合、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)および第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)が通電開放の仕様とした場合、回収した余剰オイルを保持したまま再起動でき、効率よく運転を再開できる。
更に、停止中に油溜め容器20への余分な冷媒の溜まり込みも無く信頼性能向上を図ることができる。
また、余剰オイルを回収するための第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)、油溜め容器20、第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)は、第1の毛細管17(第1の流路抵抗体)に並列に配置されているため、第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)もしくは第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)が故障した場合でも、通常の油分離器12からのオイル戻りは確保できるため、圧縮機11の信頼性を確保することができる。
なお、油溜め容器20の入口および出口に設置されている第1の開閉弁19(第1の流路開閉手段)および第2の開閉弁21(第2の流路開閉手段)は、どちらか一方でも良く、余剰オイルの回収について同様の効果は得られる。
以上のように、本発明にかかる冷凍サイクル装置は、冷凍サイクル中の余剰オイルの発生を確実に検知するとともに熱交換器側に流出する余剰オイル量を軽減し、凝縮器、蒸発器、冷媒配管に滞留する余剰オイル量を低減することが可能となるので、空調機用冷凍サイクル装置、カーエアコン、ヒートポンプ給湯機等のさまざまな冷凍サイクル装置に適用できる。
11 圧縮機
12 油分離器
13 凝縮器
14 減圧手段
15 蒸発器
16 冷媒配管
17 第1の毛細管
18 第1の接続管
19 第1の開閉弁
20 油溜め容器
21 第2の開閉弁
22 第2の毛細管
23 第1の温度センサー
24 第2の温度センサー
25 第1の開閉弁制御手段
26 第1の温度センサー
27 第2の温度センサー
28 第2の開閉弁制御手段

Claims (9)

  1. 圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、第1の流路開閉手段、油溜め容器、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、油溜め容器、第2の流路開閉手段、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  3. 圧縮機の吐出側を、油分離器、第1の流路抵抗体を介して前記圧縮機の吸入側に接続する接続管と、前記油分離器に連通し前記第1の流路抵抗体に並列に、第1の流路開閉手段、油溜め容器、第2の流路開閉手段、第2の流路抵抗体を順次直列に接続する接続管とを備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  4. 圧縮機の吐出管に設けた第1の温度センサーと、第1の流路抵抗体出口側の接続管に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以下の場合には、前記第1の流路開閉手段を開放し、前記所定値より大きい場合には、閉止することを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 圧縮機の吐出管に設けた第1の温度センサーと、第1の流路抵抗体出口側の接続管に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以下の場合には、前記第2の流路開閉手段を開放し、前記所定値より大きい場合には、閉止することを特徴とする請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 圧縮機の吐出管に設けた第1の温度センサーと、第1の流路抵抗体出口側の接続管に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以下の場合には、前記第1の流路開閉手段と前記第2の流路開閉手段を開放し、前記所定値より大きい場合には、閉止することを特徴とする請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 圧縮機の吸入管に設けた第1の温度センサーと、蒸発器の出口側に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以上の場合には、前記第1の流路開閉手段を開放し、前記所定値より小さい場合には、閉止することを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  8. 圧縮機の吸入管に設けた第1の温度センサーと、蒸発器の出口側に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以上の場合には、前記第2の流路開閉手段を開放し、前記所定値より小さい場合には、閉止することを特徴とする請求項2に記載の冷凍サイクル装置。
  9. 圧縮機の吸入管に設けた第1の温度センサーと、蒸発器の出口側に設けた第2の温度センサーと、制御手段とを備え、前記第1の温度センサーと前記第2の温度センサーとで検知された温度差が所定値以上の場合には、前記第1の流路開閉手段と前記第2の流路開閉手段とを開放し、前記所定値より小さい場合には、閉止することを特徴とする請求項3に記載の冷凍サイクル装置。
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