JP5333078B2 - 放送装置、放送方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、放送装置、放送方法およびプログラムに関し、特に防災同報無線放送を行う放送装置、放送方法およびプログラムに関する。
防災同報無線による放送において、放送設備を利用して放送を行う者(以下、操作者と称する)を認証するために、放送設備に設けられた操作卓に入力されたパスワードを用いて行うものが一般的である。
しかしながら、防災同報無線による放送は使用頻度が低いため、操作者は当該パスワードを忘れてしまうことが多く、そのため、当該パスワードを公開している場合もある。パスワードが公開されてしまうと、本来は放送操作を許可されていない者であっても、公開されたパスワードを取得してしまえば、放送操作を行うことができてしまう。それにより、不適切な放送が行われてしまうおそれがある。
近年、装置を利用する者を認証するための認証方法として、指紋認証を用いて認証を行う装置が増えてきている(例えば、特許文献1参照。)。この指紋認証を防災同報無線による放送に適用すれば、パスワードを用いることなく、操作者の認証を行うことができ、不適切な放送が行われることを避けることができる。
特開2009−164680号公報
しかしながら、特許文献1のような技術を適用した場合であっても、操作人固有の音声の音量に応じて、放送される音量を最適化することができない。そのため、放送される音量が操作者によって互いに異なってしまい、その音量が適切な音量ではない場合、当該放送された内容が聞き取れなくなってしまうおそれがある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する放送装置、放送方法およびプログラムを提供することである。
本発明の放送装置は、
操作者の生体情報と、出力する音声の音量を示す音量情報とをあらかじめ記憶する記憶部と、
前記生体情報の入力を受け付ける入力部と、
前記入力部が入力を受け付けた生体情報と、前記記憶部が記憶している生体情報とに基づいて、前記操作者の認証を行う認証部と、
前記認証部が前記操作者の認証に成功した場合、外部から音声の入力を受け付け、該受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換する集音部と、
前記音声信号と、前記記憶部にて該操作者の生体情報と対応付けられた音量情報とを、音声を出力する機能を具備する音声出力装置へ無線送信する送信部とを有する。
本発明の放送方法は、
操作者の生体情報の入力を受け付ける処理と、
前記入力を受け付けた生体情報と、あらかじめ登録された生体情報とに基づいて、前記操作者の認証を行う処理と、
前記操作者の認証に成功した場合、外部から音声の入力を受け付ける処理と、
前記入力を受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換する処理と、
前記音声信号と、該操作者の生体情報とあらかじめ対応付けられて登録されている、出力する音声の音量を示す音量情報とを、音声を出力する機能を具備する音声出力装置へ無線送信する処理とを有する。
本発明のプログラムは、
操作者の生体情報の入力を受け付ける手順と、
前記入力を受け付けた生体情報と、あらかじめ登録された生体情報とに基づいて、前記操作者の認証を行う手順と、
前記操作者の認証に成功した場合、外部から音声の入力を受け付ける手順と、
前記入力を受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換する手順と、
前記音声信号と、該操作者の生体情報とあらかじめ対応付けられて登録されている、出力する音声の音量を示す音量情報とを、音声を出力する機能を具備する音声出力装置へ無線送信する手順とをコンピュータに実行させる。
以上説明したように本発明においては、放送される音量を自動的に最適化させることができる。
本発明の放送装置が用いられる放送システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した放送装置の内部構成の一例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶された情報の第1の例を示す図である。 本形態における放送方法の第1の例を説明するためのフローチャートである。 図2に示した記憶部に記憶された情報の第2の例を示す図である。 本形態における放送方法の第2の例を説明するためのフローチャートである。 図2に示した記憶部に記憶された情報の第3の例を示す図である。 本形態における放送方法の第3の例を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の放送装置が用いられる放送システムの実施の一形態を示す図である。
本形態における放送システムは図1に示すように、放送装置100と、音声出力装置200−1〜200−3とから構成されている。なお、本形態において、音声出力装置200−1〜200−3の数が「3」である場合を例に挙げているが、その数は規定しない。放送装置100は、親局設備として、また音声出力装置200−1〜200−3は、子局設備として、放送システム(放送設備)を構成するものである。
放送装置100は、放送装置100を操作する操作者の生体情報と、音声出力装置200−1〜200−3が出力する音声の音量を示す音量情報とをあらかじめ記憶する。この生体情報は、指紋情報や声紋情報が例に挙げられる。また、放送装置100は、操作者の生体情報の入力を受け付ける。また、放送装置100は、入力を受け付けた生体情報と、記憶している生体情報とに基づいて、操作者の認証を行う。また、放送装置100は、操作者の認証に成功した場合、外部から音声の入力を受け付け、受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換する。また、放送装置100は、変換した音声信号と、当該操作者の生体情報と対応付けられた音量情報とを、音声出力装置200−1〜200−3へ無線送信する。
また、放送装置100は、操作者の生体情報と、音量情報と、操作者の認証に成功してから外部から音声の入力の受け付けを終了するまでのマイク有効時間とをあらかじめ対応付けて記憶するものであっても良い。この場合、放送装置100は、操作者の認証に成功してから、当該操作者の生体情報と対応付けて記憶しているマイク有効時間が経過した際、外部から音声の入力の受け付けを終了する。
また、放送装置100は、操作者の生体情報と、音量情報と、音声出力装置200−1〜200−3を識別するために音声出力装置200−1〜200−3それぞれ固有に付与された装置識別情報とをあらかじめ対応付けて記憶するものであっても良い。この場合、放送装置100は、音声信号と音量情報とを、当該音量情報と対応付けて記憶している装置識別情報が付与された音声出力装置へ送信する。
音声出力装置200−1〜200−3は、放送装置100から送信されてきた音声信号に基づいて音声を出力する。また、このとき、音声出力装置200−1〜200−3は、放送装置100から送信されてきた音量情報が示す音量で音声を出力する。また、音声出力装置200−1〜200−3は、音声出力装置200−1〜200−3を識別するための装置識別情報があらかじめそれぞれ付与されている。
図2は、図1に示した放送装置100の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した放送装置100には図2に示すように、記憶部110と、入力部120と、認証部130と、集音部140と、送信部150とが設けられている。なお、図2には、放送装置100が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。また、記憶部110と、入力部120と、認証部130と、集音部140とは、一般的な放送設備の操作卓に設けられているものである。
記憶部110は、放送装置100を操作する操作者の生体情報と、音声出力装置200−1〜200−3が出力する音声の音量を示す音量情報とをあらかじめ記憶する。
図3は、図2に示した記憶部110に記憶された情報の第1の例を示す図である。
図2に示した記憶部110には図3に示すように、生体情報と音量情報とが対応付けられて記憶されている。
例えば、生体情報「A」と音量情報「レベル5」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「A」である操作者の音声を出力する音量は「レベル5」であることを示す。また、生体情報「B」と音量情報「レベル3」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「B」である操作者の音声を出力する音量は「レベル3」であることを示す。また、生体情報「C」と音量情報「レベル4」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「C」である操作者の音声を出力する音量は「レベル4」であることを示す。なお、これらの情報は、操作者等によってあらかじめ登録されているものである。また、生体情報として「A」、「B」および「C」として記載したが、これらの記載は説明の便宜上の記載であって、実際は生体情報そのものが記憶されている。
また、入力部120は、外部から操作者の生体情報の入力を受け付ける。また、入力部120は入力を受け付けた生体情報を認証部130へ出力する。なお、入力部120は、指紋情報や声紋情報が入力できる(読み取れる)形態となっている。
認証部130は、入力部120が入力を受け付けた生体情報と、記憶部110が記憶している生体情報とを比較し、その比較結果に基づいて、操作者の認証を行う。具体的には、入力部120が入力を受け付けた生体情報と同じ生体情報が、記憶部110に記憶されている場合、当該操作者の認証に成功したと判断する。また、入力部120が入力を受け付けた生体情報と同じ生体情報が、記憶部110に記憶されていない場合、当該操作者の認証に失敗したと判断する。また、認証部130は、操作者の認証に成功した場合、成功した旨を集音部140へ通知する。また、認証部130は、操作者の認証に成功した場合、当該操作者の生体情報と同じ生体情報と記憶部110にて対応付けられて記憶されている音量情報を読み出し、読み出した音量情報を送信部150へ出力する。
集音部140は、認証部130から操作者の認証に成功した旨が通知されると、外部から音声の入力を受け付け、受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換する。集音部140は、例えばマイクである。また、集音部140は、音声信号を送信部150へ出力する。また、集音部140は、認証部130から操作者の認証に成功した旨が通知されてから所定の時間だけ、外部から音声の入力を受け付け、受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換するものであっても良い。
送信部150は、認証部130から出力されてきた音量情報と、集音部140から出力されてきた音声信号とを、音声出力装置200−1〜200−3へ無線送信する。また、送信部150は、認証部130から出力されてきた音量情報と、集音部140から出力されてきた音声信号とを、音声出力装置200−1〜200−3のうち、所定の音声出力装置へ無線送信するものであっても良い。
以下に、本形態における放送方法について説明する。
図4は、本形態における放送方法の第1の例を説明するためのフローチャートである。
操作者による生体情報の入力が入力部120にて受け付けられると(ステップS1)、受け付けられた生体情報が入力部120から認証部130へ出力される。
すると、認証部130によって、記憶部110に記憶されている生体情報が読み出される。
そして、認証部130によって、記憶部110から読み出された生体情報と、入力部120から出力されてきた生体情報とが比較されることにより、当該操作者の認証が行われる(ステップS2)。具体的には上述したように、記憶部110から読み出された生体情報の中に、入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報が含まれている場合、当該操作者の認証に成功したと判断される。また、記憶部110から読み出された生体情報の中に、入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報が含まれていない場合、当該操作者の認証に失敗したと判断される。
当該操作者の認証に成功したと判断された場合、記憶部110にて入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報と対応付けられて記憶されている音量情報が、認証部130によって読み出される(ステップS3)。読み出された音量情報は、認証部130から送信部150へ出力される。
また、認証に成功した旨が認証部130から集音部140へ通知される。すると、認証に成功した旨が認証部130から通知された集音部140によって、外部から音声の入力が受け付けられ(ステップS4)、受け付けられた音声が電気信号である音声信号へ変換される(ステップS5)。また、変換された音声信号が、集音部140から送信部150へ出力される。
続いて、認証部130から出力されてきた音量情報と、集音部140から出力されてきた音声信号とが、送信部150から音声出力装置200−1〜200−3へ送信される(ステップS6)。
音声出力装置200−1〜200−3においては、放送装置100から音声信号と音量情報とが送信されてくるため、当該音量情報が示す音量で、当該音声信号を音声として出力すれば、音声を入力した操作者に応じた音量で音声を出力することができる。
一方、ステップS2にて、認証部130にて認証に失敗したと判断されると、音量情報の読み出しも、集音部140における音声入力の受け付けも行われない。そのため、集音部140へ音声を入力しても、その音声が送信部150から送信されることはない。つまり、登録されていない操作者が集音部140へ音声を入力しようとしても、その音声が音声出力装置200−1〜200−3から出力されることはない。
また、記憶部110は、操作者の生体情報と、音量情報と、操作者の認証に成功してから集音部140が外部から音声の入力の受け付けを終了するまでのマイク有効時間とをあらかじめ対応付けて記憶するものであっても良い。この場合、集音部140は、操作者の認証に成功してから、当該操作者の生体情報と対応付けて記憶しているマイク有効時間が経過した際、外部から音声の入力の受け付けを終了する。
図5は、図2に示した記憶部110に記憶された情報の第2の例を示す図である。
図2に示した記憶部110には図5に示すように、生体情報と音量情報とマイク有効時間とが対応付けられて記憶されている。このマイク有効時間は、集音部140の動作が有効になっている時間、つまり、認証部130が操作者の認証に成功してその旨が集音部140へ通知されてから(集音部140が外部からの入力の受け付けを開始してから)、集音部140が外部からの入力の受け付けを終了するまでの時間である。
例えば、生体情報「A」と音量情報「レベル5」とマイク有効時間「5分」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「A」である操作者の音声を出力する音量は「レベル5」であり、そのとき集音部140が外部から音声の入力を受け付ける時間が「5分間」であることを示す。また、生体情報「B」と音量情報「レベル3」とマイク有効時間「10分」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「B」である操作者の音声を出力する音量は「レベル3」であり、そのとき集音部140が外部から音声の入力を受け付ける時間が「10分間」であることを示す。また、生体情報「C」と音量情報「レベル4」とマイク有効時間「3分」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「C」である操作者の音声を出力する音量は「レベル4」であり、そのとき集音部140が外部から音声の入力を受け付ける時間が「3分間」であることを示す。なお、これらの情報は、操作者等によってあらかじめ登録されているものである。また、生体情報として「A」、「B」および「C」として記載したが、これらの記載は説明の便宜上の記載であって、実際は生体情報そのものが記憶されている。
このときの本形態における放送方法について説明する。
図6は、本形態における放送方法の第2の例を説明するためのフローチャートである。
操作者による生体情報の入力が入力部120にて受け付けられると(ステップS11)、受け付けられた生体情報が入力部120から認証部130へ出力される。
すると、認証部130によって、記憶部110に記憶されている生体情報が読み出される。
そして、認証部130によって、記憶部110から読み出された生体情報と、入力部120から出力されてきた生体情報とが比較されることにより、当該操作者の認証が行われる(ステップS12)。具体的には上述したように、記憶部110から読み出された生体情報の中に、入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報が含まれている場合、当該操作者の認証に成功したと判断される。また、記憶部110から読み出された生体情報の中に、入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報が含まれていない場合、当該操作者の認証に失敗したと判断される。
当該操作者の認証に成功したと判断された場合、記憶部110にて入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報と対応付けられて記憶されている音量情報とマイク有効時間とが、認証部130によって読み出される(ステップS13)。読み出された音量情報は、認証部130から送信部150へ出力される。
また、読み出されたマイク有効時間は、認証部130から集音部140へ出力される。
すると、集音部140に設けられているタイマが起動し、タイマ値が認証部130から出力されてきたマイク有効時間を経過したかどうかが監視される(ステップS14)。
タイマ値が認証部130から出力されてきたマイク有効時間を超えていない場合、集音部140によって、外部から音声の入力が受け付けられ(ステップS15)、受け付けられた音声が電気信号である音声信号へ変換される(ステップS16)。また、変換された音声信号が、集音部140から送信部150へ出力される。
続いて、認証部130から出力されてきた音量情報と、集音部140から出力されてきた音声信号とが、送信部150から音声出力装置200−1〜200−3へ送信される(ステップS17)。
音声出力装置200−1〜200−3においては、放送装置100から音声信号と音量情報とが送信されてくるため、当該音量情報が示す音量で、当該音声信号を音声として出力すれば、音声を入力した操作者に応じた音量で音声を出力することができる。
一方、ステップS12にて、認証部130にて認証に失敗したと判断されると、音量情報の読み出しも、集音部140における音声入力の受け付けも行われない。また、ステップS14にて、タイマ値が認証部130から出力されてきたマイク有効時間を超えた場合も、集音部140における音声入力の受け付けが行われない。そのため、これらの場合、集音部140へ音声を入力しても、その音声が送信部150から送信されることはない。つまり、登録されていない操作者が集音部140へ音声を入力しようとした場合や、登録されているマイク有効時間を超えた時間に集音部140へ音声を入力しようとした場合、その音声が音声出力装置200−1〜200−3から出力されることはない。
このように、あらかじめ登録されている操作者に応じたマイク有効時間に集音部140に入力された音声が、送信部150から音声出力装置200−1〜200−3へ送信されることにより、操作者に応じた時間だけ、音声が音声出力装置200−1〜200−3から出力される。
また、記憶部110は、操作者の生体情報と、音量情報と、音声出力装置200−1〜200−3を識別するために音声出力装置200−1〜200−3それぞれ固有に付与された装置識別情報とをあらかじめ対応付けて記憶するものであっても良い。この場合、送信部150は、音声信号と音量情報とを、当該音量情報と対応付けて記憶している装置識別情報が付与された音声出力装置へ送信する。
図7は、図2に示した記憶部110に記憶された情報の第3の例を示す図である。
図2に示した記憶部110には図7に示すように、生体情報と音量情報と装置識別情報とが対応付けられて記憶されている。装置識別情報とは、音声出力装置200−1〜200−3を識別するために、音声出力装置200−1〜200−3それぞれ固有に付与された識別情報である。
例えば、生体情報「A」と音量情報「レベル5」と装置識別情報「200−1〜200−3」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「A」である操作者の音声を出力する音量は「レベル5」であり、それらを送信する送信先の音声出力装置は「200−1〜200−3」であることを示す。また、生体情報「B」と音量情報「レベル3」と装置識別情報「200−1,200−3」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「B」である操作者の音声を出力する音量は「レベル3」であり、それらを送信する送信先の音声出力装置は「200−1,200−3」であることを示す。また、生体情報「C」と音量情報「レベル4」と装置識別情報「200−2」とが対応付けられて記憶されている。これは、生体情報「C」である操作者の音声を出力する音量は「レベル4」であり、それらを送信する送信先の音声出力装置は「200−2」であることを示す。なお、これらの情報は、操作者等によってあらかじめ登録されているものである。また、生体情報として「A」、「B」および「C」として記載したが、これらの記載は説明の便宜上の記載であって、実際は生体情報そのものが記憶されている。
このときの本形態における放送方法について説明する。
図8は、本形態における放送方法の第3の例を説明するためのフローチャートである。
操作者による生体情報の入力が入力部120にて受け付けられると(ステップS21)、受け付けられた生体情報が入力部120から認証部130へ出力される。
すると、認証部130によって、記憶部110に記憶されている生体情報が読み出される。
そして、認証部130によって、記憶部110から読み出された生体情報と、入力部120から出力されてきた生体情報とが比較されることにより、当該操作者の認証が行われる(ステップS22)。具体的には上述したように、記憶部110から読み出された生体情報の中に、入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報が含まれている場合、当該操作者の認証に成功したと判断される。また、記憶部110から読み出された生体情報の中に、入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報が含まれていない場合、当該操作者の認証に失敗したと判断される。
当該操作者の認証に成功したと判断された場合、記憶部110にて入力部120から出力されてきた生体情報と同じ生体情報と対応付けられて記憶されている音量情報と装置識別情報とが、認証部130によって読み出される(ステップS23)。読み出された音量情報と装置識別情報とは、認証部130から送信部150へ出力される。
また、認証に成功した旨が認証部130から集音部140へ通知される。すると、認証に成功した旨が認証部130から通知された集音部140によって、外部から音声の入力が受け付けられ(ステップS24)、受け付けられた音声が電気信号である音声信号へ変換される(ステップS25)。また、変換された音声信号が、集音部140から送信部150へ出力される。
続いて、認証部130から出力されてきた音量情報と、集音部140から出力されてきた音声信号とが、送信部150から音声出力装置200−1〜200−3のうち、認証部130から出力されてきた装置識別情報が付与された音声出力装置へ送信される(ステップS26)。
音声出力装置においては、放送装置100から音声信号と音量情報とが送信されてくるため、当該音量情報が示す音量で、当該音声信号を音声として出力すれば、音声を入力した操作者に応じた音量で音声を出力することができる。
一方、ステップS22にて、認証部130にて認証に失敗したと判断されると、音量情報の読み出しも、集音部140における音声入力の受け付けも行われない。そのため、集音部140へ音声を入力しても、その音声が送信部150から送信されることはない。つまり、登録されていない操作者が集音部140へ音声を入力しようとしても、その音声が音声出力装置200−1〜200−3から出力されることはない。
このように、入力を受け付けた音声が、あらかじめ登録されている操作者に応じた音声出力装置へ送信されることにより、操作者に応じた音声出力装置のみから音声が出力される。
以上説明したように、操作卓の指紋認証や声紋認証等の生体認証による操作ガード解除に連動して、任意の操作人に応じた放送許可範囲の自動設定をする。それにより、放送呼出地区の限定、強制切断機能を有した緊急放送の限定、操作時間の限定をすることができ、任意の操作人の権限を越えた不適切な放送を予防できる。また、任意の操作人に応じたマイクプリセットを自動設定することにより、放送音量の最適化を自動化することができる。
なお、上述した放送装置100に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じて作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を記述したプログラムを放送装置100にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを放送装置100に読み込ませ、実行するものであっても良い。放送装置100にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、放送装置100内に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、放送装置100内のCPU(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
100 放送装置
110 記憶部
120 入力部
130 認証部
140 集音部
150 送信部
200−1〜200−3 音声出力装置

Claims (15)

  1. 操作者の生体情報と、出力する音声の音量を示す音量情報とをあらかじめ記憶する記憶部と、
    前記生体情報の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部が入力を受け付けた生体情報と、前記記憶部が記憶している生体情報とに基づいて、前記操作者の認証を行う認証部と、
    前記認証部が前記操作者の認証に成功した場合、外部から音声の入力を受け付け、該受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換する集音部と、
    前記音声信号と、前記記憶部にて該操作者の生体情報と対応付けられた音量情報とを、音声を出力する機能を具備する音声出力装置へ無線送信する送信部とを有する放送装置。
  2. 請求項1に記載の放送装置において、
    前記記憶部は、前記生体情報と、前記音量情報と、前記認証部が前記操作者の認証に成功してから前記集音部が外部から音声の入力の受け付けを終了するまでのマイク有効時間とをあらかじめ対応付けて記憶し、
    前記集音部は、前記認証部が前記操作者の認証に成功してから、前記記憶部にて該操作者の生体情報と対応付けられているマイク有効時間が経過した際、外部から音声の入力の受け付けを終了することを特徴とする放送装置。
  3. 請求項1に記載の放送装置において、
    前記記憶部は、前記生体情報と、前記音量情報と、前記音声出力装置を識別するために該音声出力装置に付与された装置識別情報とをあらかじめ対応付けて記憶し、
    前記送信部は、前記音声信号と前記音量情報とを、前記記憶部にて該音量情報と対応付けられている装置識別情報が付与された音声出力装置へ送信することを特徴とする放送装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放送装置において、
    前記生体情報として指紋情報を用いることを特徴とする放送装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放送装置において、
    前記生体情報として声紋情報を用いることを特徴とする放送装置。
  6. 操作者の生体情報の入力を受け付ける処理と、
    前記入力を受け付けた生体情報と、あらかじめ登録された生体情報とに基づいて、前記操作者の認証を行う処理と、
    前記操作者の認証に成功した場合、外部から音声の入力を受け付ける処理と、
    前記入力を受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換する処理と、
    前記音声信号と、該操作者の生体情報とあらかじめ対応付けられて登録されている、出力する音声の音量を示す音量情報とを、音声を出力する機能を具備する音声出力装置へ無線送信する処理とを有する放送方法。
  7. 請求項6に記載の放送方法において、
    前記操作者の認証に成功してから、前記操作者の生体情報とあらかじめ対応付けられて登録されているマイク有効時間が経過した際、外部から音声の入力の受け付けを終了する処理を有することを特徴とする放送方法。
  8. 請求項6に記載の放送方法において、
    前記音声信号と前記音量情報とを、該音量情報とあらかじめ対応付けられて登録されている装置識別情報が付与された音声出力装置へ送信する処理を有することを特徴とする放送方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の放送方法において、
    前記生体情報として指紋情報を用いて前記認証を行う処理を有することを特徴とする放送方法。
  10. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の放送方法において、
    前記生体情報として声紋情報を用いて前記認証を行う処理を有することを特徴とする放送方法。
  11. 操作者の生体情報の入力を受け付ける手順と、
    前記入力を受け付けた生体情報と、あらかじめ登録された生体情報とに基づいて、前記操作者の認証を行う手順と、
    前記操作者の認証に成功した場合、外部から音声の入力を受け付ける手順と、
    前記入力を受け付けた音声を電気信号である音声信号へ変換する手順と、
    前記音声信号と、該操作者の生体情報とあらかじめ対応付けられて登録されている、出力する音声の音量を示す音量情報とを、音声を出力する機能を具備する音声出力装置へ無線送信する手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムにおいて、
    前記操作者の認証に成功してから、前記操作者の生体情報とあらかじめ対応付けられて登録されているマイク有効時間が経過した際、外部から音声の入力の受け付けを終了する手順を実行させるためのプログラム。
  13. 請求項11に記載のプログラムにおいて、
    前記音声信号と前記音量情報とを、該音量情報とあらかじめ対応付けられて登録されている装置識別情報が付与された音声出力装置へ送信する手順を実行させるためのプログラム。
  14. 請求項11乃至13のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記生体情報として指紋情報を用いて前記認証を行う手順を実行させるためのプログラム。
  15. 請求項11乃至13のいずれか1項に記載の放送方法において、
    前記生体情報として声紋情報を用いて前記認証を行う手順を実行させるためのプログラム。
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