JP5332905B2 - バス制御システムおよび半導体集積回路 - Google Patents

バス制御システムおよび半導体集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、バス制御システムおよび半導体集積回路に関する。
従来、半導体集積回路の内部には、様々なプロトコルのバスが使用されており、近年では、性能の向上を目指して新たな高性能バスが開発され、その新たなバスを使用したIP(Intellectual Property)も開発されている。
ところで、SoC(System On a Chip)の開発を行う上で、開発に要する費用および工数の削減を目的として旧資産の再利用が行われている。
しかしながら、異なったプロトコルのバスを使用したIPをひとつのSoCとして組み上げるには、プロトコル変換を行うバスブリッジ回路(Bus Bridge)が必要になる。
このようなバスブリッジ回路を使用するとき、一連のアクセス要求(コマンド)の処理を通常の方法で行った場合、レイテンシの増大につながり、また、双方のバスを使用(専有)する時間が増大することで性能の低下を来すことになる。
そのため、従来、バスブリッジ回路内に一時的にデータを保管するバッファを設けておき、マスター回路からのアクセス要求を一旦バスブリッジ回路内で受けて、マスター回路側へはアクセス要求の終了を通知する。
そして、バスブリッジ回路は、マスター回路側へアクセス要求の終了を通知した後、スレーブ側に適したアクセス要求に変換して出力するものが知られている。
しかしながら、このような手法を用いた場合、異なるバス間において処理のタイミングに不整合が発生する虞がある。
ところで、従来、複数のバスを有するバス制御システムを備えた半導体集積回路において、それら複数のバスに接続された回路による誤動作を無くすようにしたものが提案されている。
特開2000−040071号公報
図1は従来のバス制御システムが適用される半導体集積回路の一例の要部を概略的に示すブロック図である。
図1に示されるように、従来のバス制御システムは、例えば、異なる2種類のバス101および102を、バスブリッジ回路107を介して接続するようになっている。
ここで、第1バス101には、第1CPU103、マスター回路104、第1スレーブ回路105、割り込みコントローラ(IRC)106およびバスブリッジ回路107が接続されている。
また、第2バス102には、バスブリッジ回路107、第2CPU108および第2スレーブ回路109が接続されている。
なお、バスブリッジ回路107には、例えば、マスター回路104からのアクセス要求(コマンド)を受信するスレーブポートP101、および、第2スレーブ回路109へのリクエストを送信するマスターポートP102を有する。
このような、バス制御システムにおいて、例えば、マスター回路104から第2スレーブ回路109に対して書き込みアクセス要求を行う場合、本来、書き込みデータは、マスター回路104→バスブリッジ回路107→第2スレーブ回路109という経路を辿る。
しかしながら、図1に示すバス制御システムでは、バスブリッジ回路107が第2スレーブ回路109からの書き込みデータの受信通知を待たずに書き込みアクセス要求を完了させたとして処理を行うようになっている。
このとき、マスター回路104からの割り込みによる完了通知が第2CPU108に与えられた際に、第2スレーブ回路109に対するデータの書き込み処理が完了していないケースが発生する。
そこで、従来、このようなケースを回避する手法として図2に示す処理が提案されている。すなわち、図2は従来のバス制御システムにおける処理の一例を説明するためのフローチャートであり、上述したケースの発生を回避するソフトウェアによる処理の例を示すものである。
図2に示されるように、アクセス要求の完了制御が開始すると、ステップST1〜ST3の各アクセス要求を行い、ステップST4で読み出しデータが正しいと判別されるまでステップST3およびST4の処理を繰り返す。
すなわち、ステップST1でマスター回路104から第2スレーブ回路109に対するデータ書き込み要求を行った後、ステップST2で第1CPU103から第2スレーブ回路109に対するデータ書き込み要求を行う。
さらに、ステップST3で第1CPU103から第2スレーブ回路109対するデータ読み出し(ST2で書き込みを行ったアドレス)要求を行い、ステップST4で読み出しデータが正しいと判別されるまでステップST3およびST4の処理を繰り返す。
そして、ステップST4において、読み出しデータが正しいと判別されると、アクセス要求の完了制御を終了する。
これにより、例えば、バスブリッジ回路107が第2スレーブ回路109からの書き込みデータの受信通知を待たずにアクセス要求を完了させたとして処理を行うバス制御システムにおいて、タイミングの不整合(データの不一致)を回避するようになっている。
しかしながら、上述した従来の手法では、ソフトウェアによる余分な処理が必要となり、ソフトウェアコードの増加および動作性能の低下を来すことになる。
この出願は、上述した課題に鑑み、動作タイミングによる不整合を取り除いてソフトウェアコードの削減並びに動作性能の向上を行うことのできるバス制御システムおよび半導体集積回路の提供を目的とする。
一実施形態によれば、第1回路が接続された第1バスと、第2回路が接続された第2バスと、前記第1回路と前記第2回路との間のデータの受け渡しを行う制御回路と、を有するバス制御システムが提供される。
前記制御回路は、制御レジスタにより制御され、該制御回路へのアクセス要求を受け付ける制御部と、前記制御部により受け付けられたアクセス要求を監視するコマンド制御部と、を含む。前記制御レジスタは、前記コマンド制御部の出力と前記制御レジスタの出力に基づいてリセットされ、前記制御回路は、当該制御回路内に滞留しているアクセス要求の処理が完了を監視することが可能な機構を有している。
開示のバス制御システムおよび半導体集積回路は、動作タイミングによる不整合を取り除いてソフトウェアコードの削減並びに動作性能の向上の効果を奏する。
従来のバス制御システムが適用される半導体集積回路の一例の要部を概略的に示すブロック図である。 従来のバス制御システムにおける処理の一例を説明するためのフローチャートである。 各実施例が適用される半導体集積回路の一例の要部を概略的に示すブロック図である。 第1実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図である。 第1実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。 第1実施例のバスブリッジ回路におけるディセーブル制御部を実現する論理回路の一例を示す図である。 第1実施例のバスブリッジ回路におけるコマンド制御部を実現する論理回路の一例を示す図である。 第2実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図である。 第2実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。 第3実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図である。 第3実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。 第4実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図である。 第4実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。 第4実施例のバスブリッジ回路におけるアクセス制御部を実現する論理回路の一例を示す図(その1)である。 第4実施例のバスブリッジ回路におけるアクセス制御部を実現する論理回路の一例を示す図(その2)である。 第5実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図である。 第5実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。 第6実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図である。 第6実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。 第7実施例のバス制御システムにおけるストアバッファ回路の一例を示すブロック図である。 第7実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明のバス制御システムおよび半導体集積回路の各実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図3は各実施例のバス制御システムが適用される半導体集積回路の一例の要部を概略的に示すブロック図である。ここで、以下に説明する各実施例のバス制御システムは、様々な半導体集積回路に対して幅広く適用することができるものである。
図3に示されるように、各実施例のバス制御システムは、例えば、異なる2つ(同種もしくは異種)のバス1および2を、バスブリッジ回路7を介して接続するようになっている。
ここで、第1バス1には、第1CPU3、マスター回路4、第1スレーブ回路5、割り込みコントローラ(IRC)6およびバスブリッジ回路7が接続されている。
また、第2バス2には、バスブリッジ回路7、第2CPU8および第2スレーブ回路9が接続されている。
なお、バスブリッジ回路7には、例えば、マスター回路4からのアクセス要求を受信するスレーブポートP1、および、第2スレーブ回路9へのリクエストを送信するマスターポートP2を有する。
さらに、バスブリッジ回路7には、例えば、内部の制御レジスタ(71)へのアクセス要求を行うレジスタ用スレーブポートP3を有する。なお、制御レジスタへのアクセス要求を行うポートとしては、レジスタ用マスターポートP3’を設けることもできる。
図4は第1実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図であり、また、図5は第1実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。
図4において、参照符号7aはバスブリッジ回路、71は制御レジスタ、72はディセーブル制御部、73はFIFO(First In First Out)、74はコマンド制御部、そして、MTはモニタ端子を示している。
制御レジスタ71は、アクセス要求の完了制御機能を有効にするレジスタであり、また、ディセーブル制御部72は、バスブリッジ回路7aに対する新たなアクセス要求(コマンド)処理の受け付けを制御する。
さらに、FIFO73は、アクセス要求を保持するメモリであり、コマンド制御部74は、アクセス要求を監視する。
ここで、制御レジスタ71は、例えば、SRフリップフロップとされ、そのセット端子SにCPUまたはバスからの制御信号が入力されている。
なお、制御レジスタ71のセット端子Sに供給される信号は、例えば、第1CPU3からの制御信号が第1バス1または専用の信号線を介して入力される。
また、この制御レジスタ71のセット端子Sに供給される信号は、バス制御システムの構成および処理動作に応じた適切なものとされる。すなわち、バスブリッジ回路7aの各入出力部は、図4に示したポートP1〜P3(P3’)および端子MTに限定されるものではなく、適宜変更されることになる。
また、本第1実施例のバスブリッジ回路7aは、制御レジスタ71のQ出力とコマンド制御部74の出力との論理積を取るアンドゲート751を有し、その出力を制御レジスタ71のリセット端子Rに供給するようになっている。
さらに、制御レジスタ71の/Q出力を滞留アクセス要求の有無を示すモニタ端子MTの出力として使用している。なお、モニタ端子MTから出力されるモニタ信号は、例えば、滞留アクセス要求の有無の確認を必要とする第2CPU8に対して第2バス2または専用の信号線を介して供給される。
なお、このモニタ信号は、バス制御システムの構成および処理動作に応じた適切な相手に対して供給されるのはいうまでもない。
図5に示されるように、本第1実施例のバス制御システムにおいて、ソフトウェアは、制御レジスタ71に対して起動設定を行う(SQ11)。また、ディセーブル制御部72は、制御レジスタ71の出力が”1”になると、バスブリッジ回路7aへの新たなアクセス要求の受け付けを停止する(SQ12)。
コマンド制御部74は、すべてのアクセス要求(コマンド)の処理が終了したタイミング、すなわち、滞留コマンドが存在しない状態になると、制御レジスタ71をリセット(クリア)する(SQ13)。
ディセーブル制御部72は、制御レジスタ71のQ出力が”0”になると、通常処理へ復帰する(SQ14)。ソフトウェアは、モニタ端子MTの値により滞留コマンドの有無を確認することができる(SQ15,SQ16)。
ここで、モニタ端子MTの値は、例えば、”0”のときは、コマンドの滞留あり、また、”1”のときは、コマンドの滞留なしを表している。なお、図5におけるモニタ部は、制御レジスタ71が兼用されることになる。
このように、本第1実施例のバス制御システムによれば、バスブリッジ回路7a内の滞留コマンドがなくなるまで、新たなアクセス要求の中断と監視を行うようになっている。
この新たなコマンド(アクセス要求)処理の中断と監視機能の起動は、制御レジスタ71に対するアクセス要求とし、終了は、バスブリッジ回路7a内のすべてのアクセス要求の処理の終了としている。
図6は第1実施例のバスブリッジ回路におけるディセーブル制御部を実現する論理回路の一例を示す図である。
図6に示されるように、ディセーブル制御部72は、アンドゲート721〜723およびオアゲート724を有する。アンドゲート721の一方の入力には、制御レジスタ71のQ出力が供給されている。
アンドゲート722の一方の入力には、第1イネーブル信号(第1モード信号)ES1が供給され、また、その他方の入力には、FIFO73の状態信号が供給されている。アンドゲート723の一方の入力には、第2イネーブル信号(第2モード信号)ES2が供給され、また、その他方の入力には、書き込みフラグの信号が供給されている。
ここで、FIFOの状態信号は、FIFO73が空でないとき”1”になり、また、書き込みフラグは、書き込みアクセス要求があるとき”1”になる。
アンドゲート722および723の出力は、オアゲート724の入力に供給され、オアゲート724の出力がアンドゲート721の他方の入力に供給されている。
そして、アンドゲート721の出力が”1”のとき、アクセス要求の受け付けを停止する。すなわち、図6に示すディセーブル制御部72は、その出力S72が”1”のとき、新たなアクセス要求の受け付けを停止するようになっている。
図7は第1実施例のバスブリッジ回路におけるコマンド制御部を実現する論理回路の一例を示す図である。
図7に示されるように、コマンド制御部74は、アンドゲート741〜743およびオアゲート744を有する。アンドゲート741の一方の入力には、第1イネーブル信号ES1が供給され、また、その他方の入力には、FIFOの状態信号が供給されている。ここで、FIFOの状態信号は、FIFO73が空のとき”1”になる。
アンドゲート742の一方の入力には、第2イネーブル信号ES2が供給され、また、その他方の入力には、最終フラグの信号が供給されている。さらに、アンドゲート743の一方の入力には、第3イネーブル信号ES3が供給され、また、その他方の入力には、書き込みフラグの信号が供給されている。
ここで、最終フラグは、最終のアクセス要求に付加されるフラグであり、最終のアクセス要求ではないとき”1”になる。また、書き込みフラグは、書き込みアクセス要求のとき付加されるフラグであり、書き込みアクセス要求のとき”1”になる。
なお、イネーブル信号ES1〜ES3単なる例として3つ示したものであり、様々なモード信号であってもよく、その数も3つに限定されるものではない。
アンドゲート741〜743の出力は、オアゲート744の入力に供給され、オアゲート744の出力がコマンド制御部74の出力S74になる。
そして、オアゲート744の出力が”1”のとき、すなわち、コマンド制御部74の出力S74が”1”のとき、コマンドの滞留がないと判断して制御レジスタ71をクリア(リセット)する。
なお、図6および図7に示す論理回路は、ディセーブル制御部72およびコマンド制御部74を実現する論理回路の単なる例であり、バスブリッジ回路7の構成や使用する信号、並びに、その信号の論理等により様々に変更されるのはいうまでもない。
このように、本第1実施例のバス制御システムによれば、滞留コマンドをクリアすることで、処理タイミングの不整合を回避することができ、図2を参照して説明したようなソフトウェアで行う処理を削減或いは不要とすることができる。
さらに、本第1実施例のバス制御システムによれば、バスブリッジの処理性能の低下を最小限に抑えることが可能になる。
従って、本第1実施例のバス制御システムによれば、一時的に書き込みデータを保存しておく回路に対してアクセス要求の完了制御を組込むことで、バス性能を維持したままソフトウェアによる余分な処理の発生を抑えることが可能になる。
なお、上記の効果は、第1実施例に限定されるものではなく、以下に説明する第2〜第7実施例においても同様に発揮されるものである。
図8は第2実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図であり、また、図9は第2実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。
図8と前述した図4との比較から明らかなように、本第2実施例のバスブリッジ回路7bでは、制御レジスタ71のセット入力Sに供給する信号をマスク信号MSとIRC6からの割り込み信号IRQとの論理を取った信号とするようになっている。
すなわち、本第2実施例のバスブリッジ回路7bにおいて、アンドゲート752の一方の入力には、マスク信号MSが論理反転されて供給され、また、その他方の入力には、割り込み信号IRQが供給されている。
そして、アンドゲート752の出力が制御レジスタ71のセット入力Sに供給されるようになっている。
なお、他の構成は、図4を参照して説明した第1実施例のバスブリッジ回路7aと同様であり、その説明は省略する。
図9に示されるように、本第2実施例のバス制御システムにおいて、まず、マスク信号MSが不活性(”0”)で割り込み信号IRQが有効(”1”)になると、制御レジスタ71が起動設定される(SQ21)。
また、ディセーブル制御部72は、制御レジスタ71の出力が”1”になると、バスブリッジ回路7bへの新たなアクセス要求の受け付けを停止する(SQ22)。
コマンド制御部74は、すべてのコマンドの処理が終了したタイミング、すなわち、滞留コマンドが存在しない状態になると、制御レジスタ71をリセットする(SQ23)。
ディセーブル制御部72は、制御レジスタ71のQ出力が”0”になると、通常処理へ復帰する(SQ24)。そして、ソフトウェアは、モニタ端子MTの値により滞留コマンドの有無を確認することができる(SQ25,SQ26)。
このように、本第2実施例のバス制御システムによれば、バスブリッジ回路7b内の滞留コマンドがなくなるまで、新たなアクセス要求の中断と監視を行うようになっている。
この機能の起動は、割り込み(IRQ)とし、終了はバスブリッジ回路7b内のすべてのコマンドの処理の終了とするようになっている。
なお、割り込み(IRQ)がレベル信号、もしくは、Lアクティブ(ロー・アクティブ)のパルス信号である場合には、Hアクティブ(ハイ・アクティブ)のパルス信号に変換して入力する必要がある。
図10は第3実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図であり、また、図11は第3実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。
図10と上述した図8との比較から明らかなように、本第3実施例のバスブリッジ回路7cは、第3実施例のバスブリッジ回路7bに対して、割り込み出力部76を追加したものに相当する。
割り込み出力部76は、フリップフロップ761アンドゲート762,764およびオアゲート763を有する。
フリップフロップ761のデータ入力Dには、IRC6からの割り込み信号IRQが入力され、そのQ出力は、一方の入力に制御レジスタ71の反転出力/Qが供給されたアンドゲート762の他方の入力に供給されている。
アンドゲート762の出力は、一方の入力にマスク信号MSが供給されたオアゲート763の他方の入力に供給され、また、オアゲート763の出力は、アンドゲート764の一方の入力に供給されている。
アンドゲート764の他方の入力には、割り込み信号IRQが入力され、アンドゲート764の出力が割り込み出力IROとしてバスブリッジ回路7cから出力されるようになっている。
すなわち、本第3実施例のバスブリッジ回路7cにおいて、割り込み信号IRQが有効(”1”)になることで制御レジスタ71が起動設定され、それと同時に、割り込み出力IROが出力されて、CPUへの割り込み信号がマスクされるようになっている。
ここで、例えば、図3におけるIRC6から第2CPU8に対して割り込み信号IRQを供給するとき、その割り込み信号IRQは、本第3実施例のバスブリッジ回路7cからの割り込み出力IROに置き換えて第2CPU8に供給されることになる。
なお、割り込み出力部76は、バスブリッジ回路7c内に設けずに、必要な信号(例えば、制御レジスタ71の/Q出力)を外部に取り出して、バスブリッジ回路7cの外部、例えば、IRC6内に設けることも可能である。
図11に示されるように、本第3実施例のバス制御システムにおいて、まず、マスク信号MSが不活性(”0”)で割り込み信号IRQが有効(”1”)になると、制御レジスタ71が起動設定される(SQ31)。
さらに、制御レジスタ71の起動設定と同時に、CPUへの割り込み信号(IRO)がマスクされる(SQ32)。
また、ディセーブル制御部72は、制御レジスタ71の出力が”1”になると、バスブリッジ回路7cへの新たなアクセス要求の受け付けを停止する(SQ33)。
コマンド制御部74は、すべてのコマンドの処理が終了したタイミング、すなわち、滞留コマンドが存在しない状態になると、制御レジスタ71をリセットする(SQ34)。
ディセーブル制御部72は、制御レジスタ71のQ出力が”0”になると、通常処理へ復帰する(SQ35)。そして、制御レジスタ71の出力が”0”になると、CPUへの割り込み信号(IRO)のマスクが解除される(SQ36)。
このように、本第3実施例のバス制御システムによれば、バスブリッジ回路7c内の滞留コマンドがなくなるまで、新たなアクセス要求の中断と監視を行うようになっている。この新たなアクセス要求の中断と監視機能の起動は、割り込みとし、また、終了は、バスブリッジ内のすべてのコマンドの処理終了となっている。
なお、Lアクティブのレベル信号である場合には、Hアクティブのレベル信号に変換して入力する必要がある。また、割り込み(IRQ)がパルス信号である場合には、Hアクティブのレベル信号に変換して入力すると共に、割込み処理終了後、変換した割込み信号をリセットする機構が必要である。
図12は第4実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図であり、また、図13は第4実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。
図12と前述した図4との比較から明らかなように、本第4実施例のバスブリッジ回路7dは、第1実施例のバスブリッジ回路7aにおけるディセーブル制御部72の代わりにアクセス制御部77を設けたものに相当する。ここで、アクセス制御部77は、コマンド制御部74と直接信号の遣り取りを行うようになっている。
制御レジスタ71は、アクセス要求の完了制御機能を有効にするレジスタであり、また、FIFO73は、アクセス要求を保持するメモリであり、そして、コマンド制御部74は、アクセス要求を監視する。
アクセス制御部77は、コマンド制御部74との間で信号の遣り取りをして、入力されたコマンドにフラグを付与してFIFO73に出力するようになっている。なお、他の構成は、前述した第1実施例と同様なのでその説明は省略する。
図13に示されるように、本第4実施例のバス制御システムにおいて、ソフトウェアは、制御レジスタ71に対して起動設定を行う(SQ41)。また、アクセス制御部77は、制御レジスタ71の出力が”1”になると同時に、処理中のコマンドにフラグを付与してアクセス要求の受け付けを制御する(SQ42)。
コマンド制御部74は、フラグが付与されたコマンドの処理が終了したタイミング、すなわち、フラグが付与されたコマンドが終了すると、制御レジスタ71をリセットする(SQ43)。
ソフトウェアは、モニタ端子MTの値により滞留コマンドの有無を確認することができる(SQ44,SQ45)。
このように、本第4実施例のバス制御システムによれば、制御レジスタ71にセットされた時点で受け付け中または最後に受け付けられたアクセス要求に対してフラグを立て、そのコマンド(アクセス要求)の処理の完了を監視するようになっている。
図14および図15は第4実施例のバスブリッジ回路におけるアクセス制御部を実現する論理回路の一例を示す図である。
図14および図15に示されるように、アクセス制御部77は、2つの論理回路部771および772を有し、3つの信号S77a,S77b,S77cを出力するようになっている。
図14に示されるように、論理回路部771は、3つのアンドゲート7711〜7713を有し、アンドゲート7711の一方の入力には、制御レジスタ71のQ出力が供給され、また、その他方の入力には、最終フラグの信号が供給されている。
アンドゲート7712の一方の入力には、第1イネーブル信号ES1が供給され、また、その他方の入力には、FIFO73の状態信号が供給されている。そして、アンドゲート7713は、アンドゲート7711および7712の出力の論理積を取って信号S77aを出力するようになっている。
ここで、アンドゲート7711に供給される最終フラグの信号は、最終フラグなし(最後に受け付けられたアクセス要求ではない)のとき”1”になる。また、アンドゲート7712に供給されるFIFOの状態信号は、FIFO73が空でないとき”1”になる。
そして、アクセス制御部77は、信号S77aが”1”でアクセス要求に最終フラグを付与するようになっている。
図15に示されるように、論理回路部772は、2つのアンドゲート7721および7722を有し、アンドゲート7721の一方の入力には、制御レジスタ71のQ出力が供給され、また、その他方の入力には、第2イネーブル信号ES2が供給されている。
すなわち、アンドゲート7721は、第2イネーブル信号ES2が”1”のときに、制御レジスタ71のQ出力の”0”から”1”への変化に応じてその出力(信号S77b)を”1”に変化させる。
アンドゲート7722の一方の入力には、第2イネーブル信号ES2が供給され、また、その他方の入力には、書き込みアクセス要求のとき”1”になる信号が供給されている。そして、アンドゲート7721の出力が信号S77bとなり、また、アンドゲート7722の出力が信号S77cとしてアクセス制御部77から出力される。
そして、アクセス制御部77は、信号S77bが”1”で書き込みフラグの付与を別バンクに変更し、また、信号S77cが”1”で受信中のアクセス要求に対して書き込みフラグを付与するようになっている。
なお、図14および図15に示す論理回路は、アクセス制御部77を実現する論理回路の単なる例であり、バスブリッジ回路7の構成や使用する信号、並びに、その信号の論理等により様々に変更されるのはいうまでもない。
図16は第5実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図であり、また、図17は第5実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。
本第5実施例のバス制御システムは、滞留コマンドに書き込みアクセス要求が存在した場合のみ処理対象とするものである。なお、図16および図17は、図4および図5を参照して説明した第1実施例のバス制御システムに対応させて描いたものである。
図16と図4との比較から明らかなように、本第5実施例のバスブリッジ回路7eでは、書き込みコマンドによる制御を行うためにディセーブル制御部72とコマンド制御部74とが信号線で結ばれるようになっている。
本第5実施例のバス制御システムにおいて、コマンド制御部74は、第1実施例のバス制御システムにおけるコマンド制御部のように、すべてのアクセス要求を監視するのではなく、書き込みアクセス要求のみ監視する。なお、他の構成は、図4を参照して説明した第1実施例のバスブリッジ回路7aと同様であり、その説明は省略する。
図17に示されるように、本第5実施例のバス制御システムにおいて、ソフトウェアは、制御レジスタ71に対して起動設定を行う(SQ51)。
また、ディセーブル制御部72は、制御レジスタ71の出力が”1”になると、バスブリッジ回路7f内に書き込みアクセス要求が存在する場合には、新たなアクセス要求の受け付けを停止する(SQ52)。
すなわち、ディセーブル制御部72による新たなアクセス要求の受け付け停止は、コマンド制御部74からディセーブル制御部72に対する書き込みアクセス要求の有無の通知(SQ53)を受けて行われる。
さらに、コマンド制御部74は、すべての書き込みコマンドの処理が終了したタイミング、すなわち、書き込みコマンドが存在しない状態になると、制御レジスタ71をリセットする(SQ54)。
ここで、コマンド制御部74は、すべての書き込みコマンドの処理が終了した後、既に受け付けた他のコマンドの処理が終了したタイミングで制御レジスタ71をリセットするようにしてもよい。
ディセーブル制御部72は、制御レジスタ71のQ出力が”0”になると、通常処理へ復帰する(SQ55)。ソフトウェアは、モニタ端子MTの値により滞留コマンドの有無を確認することができる(SQ56,SQ57)。
図18は第6実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路の一例を示すブロック図であり、また、図19は第6実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。
本第6実施例のバス制御システムは、上述した第5実施例と同様に、滞留コマンドに書き込みアクセス要求が存在した場合のみ処理対象とするものである。なお、図18および図19は、図12および図13を参照して説明した第4実施例のバス制御システムに対応させて描いたものである。
ここで、図18および図12は同様に描かれているが、本第6実施例におけるコマンド制御部74とアクセス制御レジスタ77を結ぶ信号線は、バスブリッジ回路7f内に書き込みコマンドがなくなると制御レジスタ71をリセットするためにも機能している。
本第6実施例のバス制御システムにおいて、コマンド制御部74は、第4実施例のバス制御システムにおけるコマンド制御部のように、すべてのアクセス要求を監視するのではなく、書き込みアクセス要求のみ監視する。なお、他の構成は、図12を参照して説明した第4実施例のバスブリッジ回路7dと同様であり、その説明は省略する。
図19に示されるように、本第6実施例のバス制御システムにおいて、ソフトウェアは、制御レジスタ71に対して起動設定を行う(SQ61)。また、アクセス制御部77は、制御レジスタ71の出力が”1”になると同時に、処理中の書き込みコマンドにフラグを付与してアクセス要求の受け付けを制御する(SQ62)。
コマンド制御部74は、フラグが付与された書き込みコマンドの処理が終了したタイミング、すなわち、フラグが付与された書き込みコマンドが終了すると、制御レジスタ71をリセットする(SQ63)。
ソフトウェアは、モニタ端子MTの値により滞留コマンドの有無を確認することができる(SQ64,SQ65)。
このように、本第6実施例のバス制御システムによれば、制御レジスタ71にセットされた時点で受け付け中または最後に受け付けられた書き込みアクセス要求に対してフラグを立て、その書き込みコマンドの処理の完了を監視するようになっている。
上述した第5および第6実施例のバス制御システムにおいて、処理の対象として書き込みコマンドに注目するのは、動作タイミングによる不整合は、通常、書き込みコマンドに起因するためである。
なお、第6実施例のように、書き込みコマンドにフラグを付与し、そのフラグが付与された書き込みコマンドの終了により制御レジスタ71をリセットする場合、そのバスブリッジ回路7fは、第5実施例のバスブリッジ回路7dよりも回路規模が多少大きくなる。
ただし、第6実施例のように、フラグが付与された書き込みコマンドの終了により制御レジスタ71を直ちにリセットする場合、動作速度の面では、第5実施例よりも有利なものとなる。
図20は第7実施例のバス制御システムにおけるストアバッファ回路の一例を示すブロック図であり、また、図21は第7実施例のバス制御システムを説明するためのシーケンス図である。
すなわち、本第7実施例のバス制御システムは、上述した第1実施例のバス制御システムにおけるバスブリッジ回路7aの代わりに、ストアバッファ回路70に対して同様の機能を持たせるようにしたものである。
図20に示されるように、ストアバッファ回路70は、制御レジスタ701、ディセーブル制御部702、FIFO703、コマンド制御部704およびアンドゲート705を有する。
制御レジスタ701は、アクセス要求の完了制御機能を有効にするレジスタであり、また、ディセーブル制御部702は、ストアバッファ回路70に対する新たなアクセス要求の受け付けを制御する。
そして、FIFO703は、アクセス要求を保持するメモリであり、コマンド制御部704は、アクセス要求を監視する。
ここで、制御レジスタ701は、例えば、SRフリップフロップとされ、そのセット端子SにCPUまたはバスからの制御信号が入力されている。
アンドゲート705は、制御レジスタ701のQ出力とコマンド制御部704の出力との論理積を取り、そのアンドゲート705の出力は、制御レジスタ71のリセット端子Rに供給されている。
なお、制御レジスタ71の/Q出力は、滞留コマンドの有無を示すモニタ端子MT’の出力として使用されている。
図21に示されるように、本第7実施例のバス制御システムにおいて、ソフトウェアは、制御レジスタ701に対して起動設定を行う(SQ71)。また、ディセーブル制御部702は、制御レジスタ701の出力が”1”になると、ストアバッファ回路70への新たなアクセス要求の受け付けを停止する(SQ72)。
コマンド制御部704は、すべてのコマンドの処理が終了したタイミング、すなわち、滞留コマンドが存在しない状態になると、制御レジスタ701をリセットする(SQ73)。
ディセーブル制御部702は、制御レジスタ701のQ出力が”0”になると、通常処理へ復帰する(SQ74)。ソフトウェアは、モニタ端子MTの値により滞留コマンドの有無を確認することができる(SQ75,SQ76)。
なお、本第7実施例は、第1実施例におけるバスブリッジ回路7aを同様の機能を有するストアバッファ回路70に置き換えたものであるが、第2〜第第6実施例のバスブリッジ回路7b〜7fも同様の機能を有するストアバッファ回路に置き換えることができる。
さらに、図3を参照して述べたように、上述した各実施例のバス制御システムは、様々な半導体集積回路に対して幅広く適用することができるのはいうまでもない。
以上の実施例1〜7を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
第1回路が接続された第1バスと、
第2回路が接続された第2バスと、
前記第1回路と前記第2回路との間のデータの受け渡しを行う制御回路と、を有するバス制御システムであって、
前記制御回路は、当該制御回路内に滞留しているアクセス要求の処理が完了したことを監視することを特徴とするバス制御システム。
(付記2)
付記1に記載のバス制御システムにおいて、
前記制御回路は、
該制御回路に対するアクセス要求の受け付けを処理するアクセス要求処理部と、
前記アクセス要求処理部の動作を制御する制御レジスタと、を有することを特徴とするバス制御システム。
(付記3)
付記2に記載のバス制御システムにおいて、
前記アクセス要求処理部は、
前記制御回路に対する新たなアクセス要求の受け付けを制御するディセーブル制御部と、
該ディセーブル制御部からのアクセス要求を保持するメモリと、
該メモリに保持されたアクセス要求を監視するコマンド制御部と、を備え、該コマンド制御部と前記制御レジスタの出力の論理を取って該制御レジスタをリセットすることにより、新たなアクセス要求の受け付けを自動的に再開することを特徴とするバス制御システム。
(付記4)
付記3に記載のバス制御システムにおいて、
前記ディセーブル制御部は、前記制御回路内にアクセス要求が滞留しているときは、新たなアクセス要求を停止することを特徴とするバス制御システム。
(付記5)
付記3に記載のバス制御システムにおいて、
前記ディセーブル制御部は、前記制御回路内に書き込みアクセス要求が滞留しているときは、新たなアクセス要求を停止することを特徴とするバス制御システム。
(付記6)
付記2に記載のバス制御システムにおいて、
前記アクセス要求処理部は、
前記制御回路に対する新たなアクセス要求に対してフラグの付与を制御するアクセス制御部と、
該アクセス制御部からのアクセス要求を保持するメモリと、
該メモリに保持されたアクセス要求を監視するコマンド制御部と、を備え、該コマンド制御部と前記制御レジスタの出力の論理を取って該制御レジスタをリセットすることを特徴とするバス制御システム。
(付記7)
付記6に記載のバス制御システムにおいて、
前記アクセス制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で受け付け中のアクセス要求、または、受け付け済みのアクセス要求のうち、最も最後に受け付けられたアクセス要求に対してフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とするバス制御システム。
(付記8)
付記6に記載のバス制御システムにおいて、
前記アクセス制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で滞留しているアクセス要求全てにフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理が全ての完了を監視することを特徴とするバス制御システム。
(付記9)
付記6に記載のバス制御システムにおいて、
前記アクセス制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で受け付け中のアクセス要求、または、新たに受け付けられた最初のアクセス要求に対してフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とするバス制御システム。
(付記10)
付記7に記載のバス制御システムにおいて、
前記フラグを立てるアクセス要求は、書き込みアクセス要求のみに限定し、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とするバス制御システム。
(付記11)
付記1〜10のいずれか1項に記載のバス制御システムにおいて、
前記制御回路は、前記第1バスおよび前記第2バスに接続されたバスブリッジ回路であることを特徴とするバス制御システム。
(付記12)
付記1〜11のいずれか1項に記載のバス制御システムを有することを特徴とする半導体集積回路。
1,101 第1バス
2,102 第2バス
3,103 第1CPU
4,104 マスター回路
5,105 第1スレーブ回路
6,106 割り込みコントローラ(IRC)
7,7a〜7f,107 バスブリッジ回路
8,108 第2CPU
9,109 第2スレーブ回路
70 ストアバッファ回路
71,701 制御レジスタ
72,702 ディセーブル制御部
73,703 FIFO
74,704 コマンド制御部
76 割り込み出力部
77 アクセス制御部

Claims (20)

  1. 第1回路が接続された第1バスと、
    第2回路が接続された第2バスと、
    前記第1回路と前記第2回路との間のデータの受け渡しを行う制御回路と、を有するバス制御システムであって、
    前記制御回路は、
    制御レジスタにより制御され、該制御回路へのアクセス要求を受け付ける制御部と、
    前記制御部により受け付けられたアクセス要求を監視するコマンド制御部と、を含み、
    前記制御レジスタは、前記コマンド制御部の出力と前記制御レジスタの出力に基づいてリセットされ、
    前記制御回路は、当該制御回路内に滞留しているアクセス要求の処理が完了したことを監視することを特徴とするバス制御システム。
  2. 請求項1に記載のバス制御システムにおいて、さらに、
    前記制御部からのアクセス要求を保持するメモリを備え、
    新たなアクセス要求の受け付けは、自動的に再開されることを特徴とするバス制御システム。
  3. 請求項2に記載のバス制御システムにおいて、
    前記制御部は、前記制御回路内にアクセス要求が滞留しているときは、新たなアクセス要求の受け付けを停止することを特徴とするバス制御システム。
  4. 請求項2に記載のバス制御システムにおいて、
    前記制御部は、前記制御回路内に書き込みアクセス要求が滞留しているときは、新たなアクセス要求の受け付けを停止することを特徴とするバス制御システム。
  5. 請求項1に記載のバス制御システムにおいて、
    前記制御部は、前記制御回路に対する新たなアクセス要求に対してフラグの付与を制御することを特徴とするバス制御システム。
  6. 請求項5に記載のバス制御システムにおいて、
    前記制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で受け付け中のアクセス要求、または、受け付け済みのアクセス要求のうち、最後に受け付けられたアクセス要求に対してフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とするバス制御システム。
  7. 請求項5に記載のバス制御システムにおいて、
    前記制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で滞留しているアクセス要求全てにフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とするバス制御システム。
  8. 請求項5に記載のバス制御システムにおいて、
    前記制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で受け付け中のアクセス要求、または、新たに受け付けられた最初のアクセス要求に対してフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とするバス制御システム。
  9. 請求項6または7に記載のバス制御システムにおいて、
    前記フラグを立てるアクセス要求は、書き込みアクセス要求のみに限定し、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とするバス制御システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のバス制御システムにおいて、
    前記制御回路は、前記第1バスおよび前記第2バスに接続されたバスブリッジ回路であることを特徴とするバス制御システム。
  11. 第1回路が接続された第1バスと、
    第2回路が接続された第2バスと、
    前記第1回路と前記第2回路との間のデータの受け渡しを行う制御回路と、を有する半導体集積回路であって、
    前記制御回路は、
    制御レジスタにより制御され、該制御回路へのアクセス要求を受け付ける制御部と、
    前記制御部により受け付けられたアクセス要求を監視するコマンド制御部と、を含み、
    前記制御レジスタは、前記コマンド制御部の出力と前記制御レジスタの出力に基づいてリセットされ、
    前記制御回路は、当該制御回路内に滞留しているアクセス要求の処理が完了したことを監視することを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項11に記載の半導体集積回路において、さらに、
    前記制御部からのアクセス要求を保持するメモリを有し、
    新たなアクセス要求の受け付けは、自動的に再開されることを特徴とする半導体集積回路。
  13. 請求項12に記載の半導体集積回路において、
    前記制御部は、前記制御回路内にアクセス要求が滞留しているときは、新たなアクセス要求の受け付けを停止することを特徴とする半導体集積回路。
  14. 請求項12に記載の半導体集積回路において、
    前記制御部は、前記制御回路内に書き込みアクセス要求が滞留しているときは、新たなアクセス要求の受け付けを停止することを特徴とする半導体集積回路。
  15. 請求項11に記載の半導体集積回路において、
    前記制御部は、前記制御回路に対する新たなアクセス要求に対してフラグの付与を制御することを特徴とする半導体集積回路。
  16. 請求項15に記載の半導体集積回路において、
    前記制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で受け付け中のアクセス要求、または、受け付け済みのアクセス要求のうち、最後に受け付けられたアクセス要求に対してフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とする半導体集積回路。
  17. 請求項15に記載の半導体集積回路において、
    前記制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で滞留しているアクセス要求全てにフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とする半導体集積回路。
  18. 請求項15に記載の半導体集積回路において、
    前記制御部は、前記制御レジスタがセットされた時点で受け付け中のアクセス要求、または、新たに受け付けられた最初のアクセス要求に対してフラグを立て、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とする半導体集積回路。
  19. 請求項16または17に記載の半導体集積回路において、
    前記フラグを立てるアクセス要求は、書き込みアクセス要求のみに限定し、該フラグが立っているアクセス要求の処理の完了を監視することを特徴とする半導体集積回路。
  20. 請求項11〜19のいずれか1項に記載の半導体集積回路において、
    前記制御回路は、前記第1バスおよび前記第2バスに接続されたバスブリッジ回路であることを特徴とする半導体集積回路。
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