JP5327673B2 - 鍵変移量検出装置、鍵変位量検出方法 - Google Patents

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本発明は、鍵盤楽器の鍵の変移量を検出する鍵変移量検出装置に関する。
複数の鍵で構成された鍵盤部を備えた鍵盤楽器の各鍵の変移量を、発光素子と受光素子とをもちいて検出する鍵変移量検出装置として、特許文献1が知られている。このような鍵変移量の検出では、10mm程度動く鍵の先端であれば0.1mm程度、5mm程度動く鍵の中心付近であれば0.05mm程度の精度で検出しなければならない。つまり、検出範囲全体に対して1%程度の精度が必要である。しかし、発光素子や受光素子の個体差や温度変化による特性の変化から正確に鍵変移量を検出することが難しかった。また、温度変化による特性の変化を補償する方法としては特許文献2や特許文献3の方法が知られている。特許文献2の方法は周囲温度を測定して温度補償するものであり、特許文献3の方法は光を受光しない受光素子をもう1つ用意し、その受光素子の出力との差分をとることで温度によって変化する暗電流を相殺するものである。
特開2008−233643号公報 特開2008−108372号公報 特開平11−37841号公報
代表的な鍵盤楽器であるピアノには鍵が88個あるので、発光素子と受光素子の組合せは88組必要である。特許文献2の方法を用いる場合には、周囲温度を何箇所かで測定することや、発光素子と受光素子の組合せごとに温度特性を調べておくことなどが必要となり、構成が複雑になるとともに、組立作業や調整作業が煩雑になる。特許文献3の方法を用いる場合には、受光素子がさらに88個必要になってしまう。また、その他にも、温度による特性の変化の少ない発光素子と受光素子を選別する方法もあり得るが、通常10%程度の個体差がある素子の中から1%の精度を実現する素子を選別する作業は大変であり、費用面でも現実的ではない。さらに、演奏中も温度が変化するので、鍵変移量の検出と温度補償とは平行して行わなければならない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、鍵盤楽器用の鍵変移量の検出と温度補償を、鍵の数と同じ数の個別検出部(例えば、1対の発光素子と受光素子)で行い、かつ、組立作業や調整作業が容易な鍵変移量検出装置を提供することを目的とする。
本発明の鍵変移量検出装置は、複数の鍵の変移量を鍵ごとに検出する。本発明の鍵変移量検出装置は、検出の対象である鍵に対してそれぞれ、個別検出部(例えば、1対の発光素子、受光素子)、変移量検出部、変移量変化検出部、時間計測部、初期値設定部などを備える。個別検出部は鍵ごとの位置を検出する。変移量検出部は、個別検出部の出力から得られた値と初期値から鍵の変移量を求める。変移量変化検出部は、個別検出部の出力から得られた値から変移量の変化を検出する。時間計測部は、変移量の変化がない状態が続いた時間を計測する。初期値設定部は、変移量の変化がない状態があらかじめ定めた時間以上継続し、かつ、現在の変移量があらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の鍵の位置を初期値とする。
本発明の鍵変移量検出装置は、変移量の変化がない状態があらかじめ定めた時間以上継続し、かつ、現在の変移量があらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の鍵の位置を初期値とするので、ピアノなどの演奏の特徴を考慮した温度補償が可能となる。したがって、本発明の鍵変移量検出装置によれば、鍵盤楽器用の鍵変移量の検出と温度補償を、鍵の数と同じ数の個別検出部(例えば、1対の発光素子と受光素子)で行うことができ、かつ、組立作業や調整作業が容易になる。また、演奏中でも温度補償が可能である。
本発明の鍵変移量検出装置の構成例を示す図。 個別処理部の機能構成例を示す図。 初期値設定部が初期値設定を行っている状態から初期値設定を停止するときの処理フローを示す図。 初期値設定部が初期値設定が停止している状態から初期値設定を開始するまでの処理フローを示す図。 温度補償を行わなかった場合の非押鍵状態の鍵の位置と変移量検出部からの出力との関係を示す図。 本発明の温度補償を行った場合の非押鍵状態の鍵の位置と変移量検出部からの出力との関係を示す図。 押鍵されたときの本発明の鍵変移量検出装置の構成部の動作の様子を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に本発明の鍵変移量検出装置の構成例を示す。鍵変移量検出装置100は、複数の鍵900−1,…,900−M(ただし、Mは正の整数)の変移量を鍵ごとに検出する。鍵変移量検出装置100は、検出の対象である鍵900−1,…,900−Mに対してそれぞれ配置される個別検出部150−1,…,150−Mと制御部300を備える。個別検出部150−m(ただし、mは1〜Mの整数)は、発光素子110−m、受光素子120−m、個別回路130−mを備える。個別回路130−mは、増幅器やAD変換器などで構成され、受光素子120の出力を制御部300で処理できる信号に変換する。また、制御部300には、個別検出部150−1,…,150−Mに対応して個別処理部200−1,…,200−Mが備えられている。図2に個別処理部200−mの機能構成例を示す。個別処理部200−mは、変移量検出部220−m、変移量変化検出部230−m、時間計測部240−m、初期値設定部250−mを備える。
発光素子110−mは、鍵900−mに向けて光を発光する。受光素子120−mは、鍵900−mで反射した発光素子110−mからの光を受光する。変移量検出部220−mは、受光素子120−mの出力から得られた値(図1の鍵変移量検出装置100では個別回路130−mから出力される値)と初期値から鍵の変移量を求める。なお、初期値は、鍵が非押鍵状態(押されていない状態)のときに示す受光素子120−mの出力から得られる値であり、制御部300に鍵ごとに記録されている。初期値は、鍵変移量検出装置100の電源を入れたときに測定して設定してもよいし、製造時などに初期値として記録しておいてもよい。そして、変移量検出部220−mから出力される変移量が演奏の情報を示している。
変移量変化検出部230−mは、受光素子120−mの出力から得られた値から変移量の変化を検出する。時間計測部240は、変移量の変化がない状態が続いた時間を計測する。初期値設定部250−mは、変移量の変化がない状態があらかじめ定めた時間以上継続し、かつ、現在の変移量があらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の鍵の位置を初期値とする。なお、例えばピアノを対象とするのであれば、あらかじめ定めた時間を1秒以上とすれば鍵が実際の初期値に戻っている可能性が高い。また、実験の結果からは、2秒以上とすればよりよい。また、他の鍵盤楽器が対象の場合には、その楽器の特徴に合わせて時間を適宜調整すればよい。非押鍵状態の鍵の位置を0mm、離鍵方向(鍵から指を離す方向)を正方向、押鍵方向(鍵を指で押す方向)を負方向とするときに、あらかじめ定めた範囲を、鍵の先端の変移量が−0.5mm以上や−1mm以上に相当する範囲とすればよい。このように範囲を定めることで、押鍵状態(鍵が押された状態)にもかかわらず2秒以上変移量の変化がない状態が維持されている場合を排除できる。また、他の鍵盤楽器が対象の場合には、変移量の範囲も適宜選定すればよい。鍵変移量検出装置100はこのような構成なので、演奏中であっても鍵が非押鍵状態のときを選定し、初期値を更新できる。
また、個別処理部200−mは、ローパスフィルタ部210−mも備えてもよい。この場合は、変移量変化検出部230−mは、ローパスフィルタ部210−mの出力から変移量の変化を検出する。例えば個別回路130−mからの出力の間隔が800μ秒の場合、この間隔は演奏者の動作による変化に比べると短すぎる。そこで、ローパスフィルタ部210−mは、演奏者が鍵を押したときの鍵の変化を検出するために十分な低周波成分(例えば100ms程度より低い周波数成分)のみを通過させる。
図3は、初期値設定部250−mが初期値設定を行っている状態から初期値設定を停止するときの処理フローを示す図である。また、図4は、初期値設定部250−mが初期値設定が停止している状態から初期値設定を開始するまでの処理フローを示している。
初期値設定部250−mが初期値設定を行っている状態から初期値設定を停止するときの処理フローでは、まず、変移量変化検出部230−mが、受光素子120−mの出力から得られた値から鍵の変移量に変化があったかを確認する(S230−m:変移量変化検出ステッ)。ステップS230−mがNoの場合には、初期値設定部250−mはそのまま初期値設定を続ける。一方、ステップS230−mがYesの場合には、初期値設定部250−mは初期値設定を停止する(S259−m:初期化停止ステップ)。
初期値設定部250−mが初期値設定が停止している状態から初期値設定を開始するまでの処理フローでも、まず、変移量変化検出部230−mが、受光素子120−mの出力から得られた値から鍵の変移量に変化があったかを確認する(S230−m:変移量変化検出ステッ)。ステップS230−mがYesの場合には、初期値設定部250−mは、初期値設定が停止している状態を維持する。ステップS230−mがNoの場合には、時間計測部240−mが時間の計測を開始する(S241−m:時間計測ステップ)。そして、変移量の変化がない状態が、あらかじめ定めた時間以上継続したかを確認する(S242−m)。ステップS242−mがNoならば、初期値設定部250−mは、初期値設定が停止している状態を維持する。ステップS242−mがNoならば、現在の変移量があらかじめ定めた範囲内にあるかを確認する(S243−m)。ステップS243−mがNoならば、初期値設定部250−mは、初期値設定が停止している状態を維持する。ステップS243−mがYesならば、初期値設定部250−mは、現在の鍵900−mの位置を初期値とする初期値設定ステップを開始する(S250−m)。なお、これらの処理フローでは、受光素子の出力の低周波成分を通過させるローパスフィルタステップS210−mを備えてもよい。
なお、上述のフローでは、温度補償に関するフローを示したが、これらのフローと平行して、変移量検出部220−mが受光素子120−mの出力から得られた値と初期値から鍵900−mの変移量を求める変移量検出ステップを行うので、演奏も可能となる。
図5は、温度補償を行わなかった場合(つまり、変移量変化検出部230−m、時間計測部240−m、初期値設定部250−mを有していない場合)の非押鍵状態の鍵の位置と変移量検出部からの出力との関係を示している。図6は、本発明の温度補償を行った場合の非押鍵状態の鍵の位置と変移量検出部からの出力との関係を示している。どちらの図も横軸は時間であり、鍵は初期位置のままである。しかし、温度変化などの影響で、個別検出部150−mからの出力は徐々に変化する。図5では温度補償を行っていないので、初期値が一定であり、個別検出部150−mからの出力(受光素子120−mの出力から得られた値)と初期値との差が増加する。したがって、非押鍵状態であるにもかかわらず、変移量検出部220−mからは初期位置とは異なる変移量が出力される。一方、図6では温度補償を行っているので、初期値が個別検出部の出力と同じ値に設定される。したがって、変移量検出部220−mからは初期位置とは同じ変移量が出力される。
図7は、押鍵されたときの本発明の鍵変移量検出装置100の構成部の動作の様子を示している。横軸は時間である。押鍵されると鍵900−mの位置が変移し、離鍵されることで元の位置に戻る。個別検出部150−mからは、温度変化による変化を含んだ値が出力される。変移量変化検出部230−mは、過去の変移量と現在の変移量とを比較した値を出力する。変移量変化検出部230−mからの出力が0でなくなれば、あるいはあらかじめ定めた小さい値よりも絶対値が大きくなれば(S230−m)、初期値設定部250−mが初期値設定を停止する(S259−m)。変移量変化検出部230−mからの出力が0になれば、あるいはあらかじめ定めた小さい値よりも絶対値が小さくなれば(S230−m)、時間計測部240−mが時間を計測し始める(S241−m)。そして、あらかじめ定めた時間(例えば2秒)以上が経過し、かつ、あらかじめ定めた範囲内(例えば、−1mm以上)に変移量があるときに、初期値設定部250−mが初期値設定を開始する(S250−m)。例えば、時間Tが2秒以下であれば、次の変移量の変化によってステップS242−mがNoと判断されるので、初期値設定は停止されたままとなる。また、仮に時間Tが2秒以上となっても、ステップS243−mがNoと判断されるので、初期値設定は停止されたままとなる。一方、離鍵された後であれば、T=2となったときにステップS242−mがYesとなる。また、非押鍵状態なので、ステップS243−mもYesとなる。したがって、時間Tが経過した時に初期値設定部250−mが初期値設定を開始する(S250−m)。
上述のように、本発明の鍵変移量検出装置は、変移量の変化がない状態があらかじめ定めた時間以上継続し、かつ、現在の変移量があらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の鍵の位置を初期値とするので、ピアノなどの演奏の特徴を考慮した温度補償が可能となる。したがって、本発明の鍵変移量検出装置によれば、鍵盤楽器用の鍵変移量の検出と温度補償を、鍵の数と同じ数の発光素子と受光素子で行うことができ、かつ、組立作業や調整作業が容易になる。また、演奏中でも温度補償が可能である。さらに、上述の温度補償の方法は、温度変化以外の要因による初期値の変化にも対応できる。例えば、周囲の明るさが時間とともにゆっくりと変化することによる受光素子の出力の変化も補償できる。
[変形例1]
実施例1では、初期値設定部250−mが初期値設定を開始する条件として1つの変動量の範囲(第1の範囲とする)が定められていた。本変形例では、第2の範囲を設定する。そして、図4の初期値設定開始の処理フローでは、ステップS260−mとS270−mを追加する。例えば、第1の範囲を−1mm以上、第2の範囲を−4mm以上−1mm未満とする。
そして、ステップS243−mがYesの場合(変動量が上記の第1の範囲の場合)は、実施例1と同じように初期値設定を開始する(S250−m)。一方、ステップS243−mがNoの場合には、個別処理部200−mは変移量が第2の範囲内かを確認する(S260−m)。ステップS260−mがNoの場合、初期値設定部250−mは、初期値設定が停止している状態を維持する。ステップS260−mがYesの場合、初期値設定部250−mは、現在の初期値と現在の鍵900−mの位置との間の位置を求め、新しい初期値に設定する(S270)。現在の初期値と現在の鍵900−mの位置との間の位置とは、真ん中の位置でもよいし、あらかじめ定めた比率でどちらかに近い位置としてもよい。どのような比率にするかは、鍵盤楽器の種類などによって適宜決めればよい。なお、ステップS270では、初期値設定が停止している状態は維持される。したがって、図4の処理フローが繰り返される。
このように第2の範囲を定めることで、鍵の位置がプラス側に誤設定された場合などもある程度時間をかけて正しい初期値に設定を戻すことができると同時に、マイナス側に誤設定されにくくすることができる。
[変形例2]
図1の鍵変移量検出装置では、鍵の変移の検出に光学的な方法(発光素子と受光素子とを用いる方法)を用いた。しかし、本願発明は他の初期値の検出方法にも適応できる。例えば、図1の個別検出部150−mの代わりに、特開2005−92057号公報に記載されている磁石と磁気センサを用いた方法でもよい。この方法であれば、磁石を鍵の裏に接着させ、磁気センサを鍵の下部の動かない部分に固定すればよい。つまり、本願発明は、個別検出部がどのようなセンサを用いるかには関係なく適応できるし、センサを鍵盤楽器のどの部分に付けるかにかかわらず使用できる。そして、同様の効果を得ることができる。
100 鍵変移量検出装置 110 発光素子
120 受光素子 130 個別回路
150 個別検出部 200 個別処理部
210 ローパスフィルタ部 220 変移量検出部
230 変移量変化検出部 240 時間計測部
250 初期値設定部 300 制御部
900 鍵

Claims (8)

  1. 複数の鍵の変移量を鍵ごとに検出する鍵変移量検出装置において、
    検出の対象である鍵に対してそれぞれ、
    鍵の位置を検出する個別検出部と、
    前記個別検出部の出力から得られた値と初期値から鍵の変移量を求める変移量検出部と、
    前記個別検出部の出力から得られた値から変移量の変化を検出する変移量変化検出部と、
    変移量の変化がない状態が続いた時間を計測する時間計測部と、
    あらかじめ定めた時間以上変移量の変化がなく、かつ、現在の変移量があらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の鍵の位置を初期値とする初期値設定部と
    を備え
    前記初期値設定部は、
    あらかじめ定めた時間以上変移量の変化がなく、現在の変移量が前記あらかじめ定めた範囲内になく、かつ、現在の変移量が第2のあらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の初期値と現在の鍵の位置の間の位置を求め、新しい初期値とすること
    を特徴とする鍵変移量検出装置。
  2. 請求項1記載の鍵変移量検出装置であって、
    前記個別検出部の出力から得られた値の低周波成分を通過させるローパスフィルタ部も備え、
    前記変移量変化検出部は、ローパスフィルタ部の出力から変移量の変化を検出する
    ことを特徴とする鍵変移量検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の鍵変移量検出装置であって、
    前記あらかじめ定めた時間が1秒以上であり、前記あらかじめ定めた範囲が、非押鍵状態の鍵の位置を0mm、離鍵方向を正方向、押鍵方向を負方向とするときに、鍵の先端の変移量が−0.5mm以上に相当する範囲である
    ことを特徴とする鍵変移量検出装置。
  4. 請求項1または2に記載の鍵変移量検出装置であって、
    前記あらかじめ定めた時間が1秒以上であり、非押鍵状態の鍵の位置を0mm、離鍵方向を正方向、押鍵方向を負方向とするときに、前記あらかじめ定めた範囲が鍵の先端の変移量が−1mm以上に相当する範囲であり、前記第2のあらかじめ定めた範囲が−4mm以上−1mm未満に相当する範囲である
    ことを特徴とする鍵変移量検出装置。
  5. 鍵ごとの位置を個別検出部で検出し、鍵ごとの変移量を求める鍵変移量検出方法であって、
    前記個別検出部の出力から得られた値と初期値から鍵の変移量を求める変移量検出ステップと、
    前記個別検出部の出力から得られた値から鍵の変移量に変化があったことを確認する変移量変化検出ステップと、
    変移量に変化があった場合に、初期値の設定を停止する初期化停止ステップと、
    変移量に変化がなかった場合に、時間の計測を開始する時間計測ステップと、
    変移量の変化がない状態が、あらかじめ定めた時間以上継続し、かつ、現在の変移量があらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の鍵の位置を初期値とする初期値設定ステップと
    あらかじめ定めた時間以上変移量の変化がなく、現在の変移量が前記あらかじめ定めた範囲内になく、かつ、現在の変移量が第2のあらかじめ定めた範囲内にある場合に、現在の初期値と現在の鍵の位置の間の位置を求め、新しい初期値とする漸次初期値設定ステップと
    を有する鍵変移量検出方法。
  6. 請求項記載の鍵変移量検出方法であって、
    前記個別検出部の出力の低周波成分を通過させるローパスフィルタステップも有し、
    前記変移量変化検出ステップは、ローパスフィルタステップの出力から変移量の変化を検出する
    ことを特徴とする鍵変移量検出方法。
  7. 請求項5または6に記載の鍵変移量検出方法であって、
    前記あらかじめ定めた時間が1秒以上であり、前記あらかじめ定めた範囲が、非押鍵状態の鍵の位置を0mm、離鍵方向を正方向、押鍵方向を負方向とするときに、鍵の先端の変移量が−0.5mm以上に相当する範囲である
    ことを特徴とする鍵変移量検出方法。
  8. 請求項5または6に記載の鍵変移量検出方法であって、
    前記あらかじめ定めた時間が1秒以上であり、非押鍵状態の鍵の位置を0mm、離鍵方向を正方向、押鍵方向を負方向とするときに、前記あらかじめ定めた範囲が鍵の先端の変移量が−1mm以上に相当する範囲であり、前記第2のあらかじめ定めた範囲が−4mm以上−1mm未満に相当する範囲である
    ことを特徴とする鍵変移量検出方法。
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