JP5327055B2 - 通信システム、応答通知方法および装置 - Google Patents

通信システム、応答通知方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、応答通知方法および関連する技術に関する。
第3世代の移動通信システムであるW−CDMA(広帯域符号分割多元接続:Wideband Code Division Multiple Access)において、CELL_FACH(Forward Access Channel)状態にある移動局(UE:user equipment)は、帰属する基地局を特定しておらず、制御情報等を送信するごとに帰属する基地局を選択している。上りデータチャネルであるRACH(Random Access Channel)の動作は、第3世代移動通信システムの標準化プロジェクト3GPP(3rd Generation Partnership Project)の仕様書に規定されている(例えば非特許文献1から4参照)。さらに3GPPのRelease8において、RACHの拡張技術として、E−RACH(Enhanced RACH)が検討されている(例えば非特許文献5参照)。以下、図1から図3を参照して、E−RACHの動作を簡単に説明する。
図1は、移動通信システムの構成を示すブロック図である。ここでは、説明を複雑にしないために、基地局10のセル内に複数の移動局20−1、20−2、20−3、20−Nが位置しており、これら移動局はCELL_FACH状態にあるものとする。基地局10は上位のネットワーク装置30に接続されているものとする。なお、任意の移動局を示す場合には「移動局20」と記す。
図2は、E−RACHの動作を示す構成図であり、図3はE−RACHをはじめとしたチャネル設定のシーケンス図である。図2に示すように、上り方向通信では、上りデータチャネルE−DCH(Enhanced Dedicated Channel)と、E−DCHを送信する前にタイミングをとるためのプリアンブル部とがある。下り方向通信では、移動局から受信したプリアンブル部に応答するための下りチャネルAICH(Acquisition Indicator Channel)がある。
プリアンブル部には、後述するプリアンブル・シグネチャCsig,sとプリアンブル・スクランブリング符号Sr−pre,nという拡散符号が用いられる。プリアンブル・シグネチャCsig,sは符号長が16のHadamard符号を256回繰り返した4096チップから構成され、プリアンブル・スクランブリング符号Sr−pre,nは基地局が通知するセル識別用符号である。プリアンブル・シグネチャCsig,sは各移動局が所定のプリアンブル・シグネチャ(Csig,1、Csig,2、・・・Csig,s)からランダムに選択する。
プリアンブル部の符号データCpre,n,sは、下記式(1)で表されるように、4096チップのうち対応するk番目のプリアンブル・シグネチャCsigs,sとプリアンブル・スクランブリング符号Sr−pre,nとで構成される。
Figure 0005327055

k=0,1,2,3,・・・,4095
Cpre,n,s:プリアンブル部符号データ
Sr−pre,n: プリアンブル・スクランブリング符号
Csig,s:プリアンブル・シグネチャ
上りデータチャネルE−DCHは、3GPP Release6で規定された仕様(例えば非特許文献6参照)を基に構成される。
図2および図3に示すように、まず、移動局20は基地局10のパイロットチャネルの受信電力量から算出した初期送信電力値でプリアンブル部符号データを基地局に送信する。プリアンブル部符号データは前述のように基地局10が通知したプリアンブル・スクランブリング符号と、自局がランダムに選択したプリアンブル・シグネチャとを用いて生成される。基地局10は、受信したプリアンブルに対して、複数のAICHシグネチャ状態を用いて受信結果(ACK/NACK/NoACK)を移動局20に送信する。このとき、AICHシグネチャ状態が、通知内容に対応した符号となっている。基地局10は、移動局20が送信したプリアンブル・シグネチャに対する応答を移動局へ同時に送信する。ACK応答に対しては、後述するE−DCH送信プロファイル情報を示すE−DCH送信プロファイル情報番号も同時に移動局へ送信する。
たとえば、基地局10が受信に成功したプリアンブルに使われているプリアンブル・シグネチャを選択した移動局に対して、E−DCHを用いて上りデータを送信することを許容する際には受信結果「ACK」が通知され、許容しないときは「NACK」が通知される。また、受信成功したプリアンブルに使われていないプリアンブル・シグネチャに対しては「NoACK」がAICHにおける応答として設定される。
移動局20は、AICHで受信結果を受信し、プリアンブル送信で使用したプリアンブル・シグネチャに対する応答がACKであれば、後述する方法でE−DCH送信プロファイル情報を決定し、基地局10にデータを送信する。プリアンブル送信で使用したプリアンブル・シグネチャに対する応答がNACKであれば、所定時間後に再度プリアンブルの送信を行う。プリアンブル送信で使用したプリアンブル・シグネチャに対する応答がNoACKであれば、移動局20は、先に送信したプリアンブルを基地局10が受信していないと判断し、再送回数の上限に達していなければプリアンブルの送信電力を所定量だけ増加させて再送する。なお、図2に示すように、プリアンブル部の最小再送間隔τp−p,min、プリアンブル部とAICHでの受信結果送信までの間隔τp−aは、それぞれ予め決められている。AICHは、複数のAICHシグネチャ状態を用いた受信結果(ACK/NACK/NoACK)を、プリアンブルのプリアンブル・シグネチャCsig,sに対応して送信する。
AICHは、下記式(2)から導かれる符号ajを32個組み合わせることで構成され、AICHのシグネチャパターンbs、jは、表1に規定されている(例えば非特許文献4参照)。このとき、sはシグネチャ番号を示し、bs、jは16個のパターンを取りうる。また、AIsはシグネチャ状態を示し、プリアンブルの受信結果がACKの場合にAIs=+1、NACKの場合にAIs=−1、NoACKの場合にAIs=0としてAICHで送信する。
Figure 0005327055
Figure 0005327055
E−DCH送信プロファイル情報は、UL(Uplink) scrambling code、E-RNTI(Enhanced Radio Network Temporary Identity)、DPCCH(Dedicated Physical Control Channel) codeおよびtiming offset、E-RGCH(E−DCH Relative Grant Channel)code、E-HICH(E−DCH Hybrid ARQ Indicator Channel)code、E-AGCH(E−DCH Absolute Grant Channel)codeなどから構成される。基地局は、複数個のE−DCH送信プロファイル情報およびそれぞれのE−DCH送信プロファイル情報に対応するE−DCH送信プロファイル情報番号を含むE−DCH送信プロファイル情報リストを定期的にセル内の移動局へBCH(Broadcast Channel)で報知する。そして、移動局はプリアンブルを送信する。基地局はAICHを用いて受信結果ACKを送信するのと同時に、E−DCH送信プロファイル情報番号を1つ選択し、移動局に割り当てる。移動局は、割り当てられたE−DCH送信プロファイル情報番号に対応したE−DCH送信プロファイル情報とから送信プロファイルを決定し、上りデータを基地局に送信する(例えば非特許文献7参照)。1つのプリアンブル・シグネチャに対して、複数のE−DCH送信プロファイル情報番号が割り当てられる。また、AICHシグネチャコンビネーションを用いてE−DCH送信プロファイル情報番号を特定している。AICHシグネチャはAICHシグネチャ番号とそれに付随するAICHシグネチャ状態の対を表し、AICHシグネチャを複数組み合わせたものをシグネチャコンビネーション(シグネチャコンビネーション)と呼ぶ。また、AICHシグネチャコンビネーションが複数集まったものをAICHシグネチャコンビネーションセット(シグネチャコンビネーション集合)と呼ぶ。表2はAICHシグネチャコンビネーションセットが示されたAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの一例である。
Figure 0005327055
表2で受信結果がACK、E−DCH送信プロファイル情報番号が1の場合を例に取ると、シグネチャ番号が"1,2,3"、シグネチャ状態が(−1,−1,+1)である3つのAICHシグネチャから構成されるAICHシグネチャコンビネーションを表している。
3GPP TS25.214 v7.5.0 May 2007 3GPP TS25.321 v7.2.0 September 2006 3GPP TS25.331 v7.3.0 December 2006 3GPP TS25.211 v7.2.0 May 2007 3GPP RP-070677 Nokia Siemens Networks, Nokia, Ericsson, Qual comm, T-Mobile, Telecom Italia, "Enhanced Uplink for CELL_FACH State in FDD" September 2007 3GPP TS25.319 v7.3.0 3GPP R2-074626 Nokia Corporation, Nokia Siemens Networks, " Resource assignment for E-DCH access in CELL_FACH state" November 2007
非特許文献7で提案されているE−DCH送信プロファイル情報の割り当て方法では、複数のAICHシグネチャ状態をすべて正しく復号しなければ受信結果の内容がわからず、シグネチャ復号の誤り率が高くなる。特に、AICHの受信結果NACKを示すシグネチャ状態が、受信結果ACKを示すシグネチャ状態に誤って復号された場合には、割り当てられていない端末が送信を行ってしまうという問題が起こる。
そこで、本発明の目的は、複数のシグネチャを用いて送信プロファイル情報を割り当てる方式において、受信結果に関する復号誤り率の低減を達成することができるチャネル割り当て方法および装置を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、移動局は、プリアンブルを基地局に送信し、基地局は、プリアンブルを受信し、プリアンブルに対する応答を移動局に送信し、移動局は、応答に応じて上りチャネルでデータ送信を行う通信システムであって、基地局は、応答を第1のシグネチャと第2のシグネチャに分け、第1のシグネチャの中から1つまたは複数のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を移動局に通知することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局は、プリアンブルを基地局に送信し、基地局は、プリアンブルを受信しプリアンブルに対する応答を移動局に送信し、移動局は、応答に応じて上りチャネルでデータ送信を行う通信システムであって、基地局は、有効なシグネチャコンビネーションを移動局に報知し、応答において有効なシグネチャコンビネーションにより、プリアンブルの受信結果を移動局に通知することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局は、プリアンブルを基地局に送信し、基地局は、プリアンブルを受信し、プリアンブルに対する応答を移動局に送信し、移動局は、応答に応じて上りチャネルでデータ送信を行うシステムであって、基地局は、所定の条件に応じてシグネチャコンビネーションの優先度を定め、応答において優先度の高いシグネチャコンビネーションから優先的に選択して、プリアンブルの受信結果を移動局に通知することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局は、プリアンブルを基地局に送信し、基地局は、プリアンブルを受信し、プリアンブルに対する応答を移動局に送信し、移動局は、応答に応じて上りチャネルでデータ送信を行う通信システムであって、基地局は、第1の受信結果を示す応答で用いられるシグネチャ状態と少なくとも1つ異なるシグネチャ状態を用いて第2の受信結果を示す応答を構成することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局からプリアンブルを受信し、プリアンブルに対する応答を移動局に送信する基地局であって、応答を第1のシグネチャと第2のシグネチャに分け、第1のシグネチャから1つまたは複数のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を移動局に通知することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局からプリアンブルを受信し、プリアンブルに対する応答を移動局に送信する基地局であって、有効なシグネチャコンビネーションを移動局に報知し、応答において有効なシグネチャコンビネーションにより、プリアンブルの受信結果を移動局に通知することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局からプリアンブルを受信し、プリアンブルに対する応答を移動局に送信する基地局であって、所定の条件に応じてシグネチャコンビネーションの優先度を定め、応答において優先度の高いシグネチャコンビネーションから優先的に選択して、プリアンブルの受信結果を移動局に通知することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局からプリアンブルを受信し、プリアンブルに対する応答を移動局に送信する基地局であって、第1の受信結果を示す応答で用いられるシグネチャ状態と少なくとも1つ異なるシグネチャ状態を用いて第2の受信結果を示す応答を構成することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局へプリアンブルを送信し、第1のシグネチャと第2のシグネチャに分けられた、プリアンブルに対する応答を基地局から受信する移動局であって、応答における第1の1つまたは複数のシグネチャを基に、プリアンブルの受信結果を判断することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局へプリアンブルを送信し、プリアンブルに対する応答を基地局から受信する移動局であって、基地局から有効なシグネチャコンビネーションを受信し、有効なシグネチャコンビネーションを基に、応答に用いられるシグネチャを識別することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局が移動局に応答を通知する方法であって、移動局からプリアンブルを受信するステップと、プリアンブルに対する応答を第1のシグネチャと第2のシグネチャに分け、第1のシグネチャの中から第1の1つまたは複数のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を移動局に通知するステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局が移動局に応答を通知する方法であって、移動局からプリアンブルを受信するステップと、プリアンブルに対する応答において有効なシグネチャコンビネーションを移動局に報知するステップと、応答において有効なシグネチャコンビネーションにより、プリアンブルの受信結果を移動局に通知するステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局が移動局に応答を通知する方法であって、移動局からプリアンブルを受信するステップと、プリアンブルに対する応答において所定の条件に応じてシグネチャコンビネーションの優先度を定めるステップと、応答において優先度の高いシグネチャコンビネーションから優先的に選択して、プリアンブルの受信結果を移動局に通知するステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局が移動局に応答を通知する方法であって、移動局からプリアンブルを受信するステップと、プリアンブルに対する応答において第1の受信結果を示す応答で用いられるシグネチャ状態と少なくとも1つ異なるシグネチャ状態を用いて第2の受信結果を示す応答を構成するステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局が受信結果を判断する方法であって、基地局から第1のシグネチャと第2のシグネチャに分けられた、基地局へ送信したプリアンブルに対する応答を基地局から受信するステップと、応答における第1の1つまたは複数のシグネチャを基に、プリアンブルの受信結果を判断するステップと有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局がシグネチャを識別する方法であって、基地局から有効なシグネチャコンビネーションを受信するステップと、基地局へ送信したプリアンブルに対する応答を基地局から受信するステップと、有効なシグネチャコンビネーションを基に、応答に用いられるシグネチャを識別するステップとを有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置に複数のシグネチャの一部のシグネチャを用いて、基地局が移動局から受信するプリアンブルの受信結果を含む情報を構成する処理を実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置に基地局が移動局から受信するプリアンブルに対する応答において有効または無効なシグネチャコンビネーションを前記移動局に報知し、前記応答において前記有効なシグネチャコンビネーションにより、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知する処理を実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置に基地局が移動局から受信するプリアンブルに対する応答において所定の条件に応じてシグネチャコンビネーションの優先度を定め、前記応答において優先度の高いシグネチャコンビネーションから優先的に選択して、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知する処理を実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置に基地局が移動局から受信するプリアンブルに対する応答において第1の受信結果を示す応答で用いられるシグネチャ状態と該シグネチャ状態とは異なる少なくとも1つのシグネチャ状態を用いて第2の受信結果を示す応答を構成する処理を実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置に基地局へ送信したプリアンブルに対する、複数のシグネチャを用いた応答を前記基地局から受信し、前記複数のシグネチャの一部のシグネチャを基に、前記プリアンブルの受信結果を判断する処理を実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置に基地局から有効または無効なシグネチャコンビネーションを受信し、前記基地局へ送信したプリアンブルに対する応答を前記基地局から受信し、前記有効なシグネチャコンビネーションを基に、前記応答に用いられるシグネチャを識別する処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数のシグネチャを用いて送信プロファイル情報を割り当てる方式において、受信結果に関する復号誤り率の低減を達成することができる。
移動通信システムの構成を示すブロック図である。 E−RACHの動作を示す構成図である。 E−RACHをはじめとしたチャネル設定のシーケンス図である。 本発明による無線通信システムにおける基地局の構成の一例を示すブロック図である。 本発明による無線通信システムにおける移動局の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態におけるデータ送信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態1,2,4,6,7,8における基地局の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1における移動局の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3,5,7における基地局の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 基地局
20 移動局
101 無線通信部
102 上り受信処理部
103 上り送信処理部
104 通信部
105 下り受信処理部
106 下り送信処理部
107 E−DCH送信プロファイル情報生成部
108 プリアンブル識別部
109 割当リソース制御部
201 無線通信部
202 受信処理部
203 受信結果処理部
204 送信データ制御部
205 E−DCH送信プロファイル情報保持部
206 送信処理部
207 バッファ
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して前記移動局に通知することを特徴としている。
以下、基地局が3つのAICHシグネチャから構成されるシグネチャコンビネーションのうち、1番目のAICHシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を示し、2番目と3番目のAICHシグネチャを用いて、E−DCH送信プロファイル情報番号を示して前記移動局に通知するシステムを一例として説明する。
図4は、本発明による無線通信システムにおける基地局の構成の一例を示すブロック図である。基地局10には、移動局20との無線通信を行う無線通信部101、それぞれの移動局から受信した上り信号を処理するための上り信号受信処理部102、それら上り信号のうちの転送データを上位ネットワーク装置(基地局制御装置)へ送信するための処理を行う上り信号送信処理部103および上位ネットワーク装置へ送信する通信部104が設けられている。上位ネットワーク装置からのデータは通信部104で受信された後、下り信号受信処理部105で処理が行われる。下り信号を移動局へ送信するための処理を下り信号送信処理部106で行い、無線通信部101からあて先の移動局へ送信される。
さらに、基地局10には、上り信号受信処理部l02に接続されたプリアンブル識別部108と、E−DCH送信プロファイル情報生成部107と、割当リソース制御部109とが設けられている。上り信号受信処理部l02は、移動局からプリアンブルを受信した場合は、プリアンブル識別部108へ転送し、それ以外の場合は上り信号送信処理部103へ転送する。プリアンブル識別部108は、上り信号受信処理部102から転送されたプリアンブルからプリアンブル・シグネチャを識別し、識別した内容を割当リソース制御部109へ通知する。E−DCH送信プロファイル情報生成部107は、所定時間ごとに、E−RACHに用いられるE−DCHの送信プロファイル情報および対応するE−DCH送信プロファイル情報番号を生成し、割当リソース制御部109へ出力する。割当リソース制御部109は、E−DCH送信プロファイル情報生成部107から転送されたE−DCH送信プロファイル情報およびE−DCH送信プロファイル情報番号を含むE−DCH送信プロファイル情報リストを保持している。割当リソース制御部はE−DCH送信プロファイル情報リストを下り信号送信処理部106へ出力し、下り信号送信処理部106は、送信処理部106から受信したE−DCH送信プロファイル情報リストを無線通信部101を通してセル内の移動局へ報知する。
また、割当リソース制御部109は、E−DCH送信プロファイル情報番号とプリアンブル・シグネチャ、AICHシグネチャ、受信結果を組み合わせたAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを保持し、プリアンブル識別部108からプリアンブル識別結果が転送された場合に、保持するAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルからプリアンブル・シグネチャに対応するE−DCHプロファイルのうち使用可能なものを選択し、プリアンブル・シグネチャや受信結果とともにE−DCH送信プロファイル情報番号を送信処理部106へ出力する。下り信号送信処理部106は、受信結果やE−DCH送信プロファイル情報番号等を無線通信部101を通して移動局へ送信する。
ここでは、AICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを割当リソース制御部109で保持するとして説明をしたが、E−DCH送信プロファイル情報生成部107で保持する形態でもよく、また、別に記憶部を持たせてそこで保持してもよい。この場合は、AICHシグネチャコンビネーションセットテーブルをE−DCH送信プロファイル情報生成部107から割当リソース制御部109へ通知する動作、または割当リソース制御部109がE−DCH送信プロファイル情報生成部107もしくは記憶部から読み出す動作が必要となる。
なお、プリアンブル識別部108、E−DCH送信プロファイル情報生成部107および割当リソース制御部109は、CPU等のプログラム制御プロセッサ上でそれぞれ対応する機能のプログラムを実行することで同等の機能を実現することもできる。また、ここでは本発明によるチャネル割当方法に関連する部分を図示しており、その他の構成部分は省略されている。
図5は本発明による無線通信システムにおける移動局の構成の一例を示すブロック図である。移動局20は、基地局との無線通信を行うための無線通信部201、受信処理部202、受信結果処理部203、送信データ制御部204、E−DCH送信プロファイル情報保持部205、送信処理部206およびバッファ207を含んでいる。ここでも本発明によるチャネル割当方法に関連する部分を図示しており、その他の構成部分は省略されている。
受信処理部202は無線通信部201を通して基地局からのデータを受信し、データがプリアンブルに対する受信結果である場合は、受信結果処理部203へ転送し、データがE−DCH送信プロファイル情報リストである場合は、E−DCH送信プロファイル情報保持部205へ転送する。受信結果処理部203は受信処理部202から入力したプリアンブルに対する受信結果からプリアンブルに対する受信結果と、受信結果がACKである場合に含まれるE−DCH送信プロファイル情報番号を抽出する。このE−DCH送信プロファイル情報番号は送信データ制御部204へ転送される。送信データ制御部204は、受信結果処理部203から入力したE−DCH送信プロファイル情報番号と、E−DCH送信プロファイル情報保持部205に保存されたE−DCH送信プロファイル情報リストと、バッファ207に蓄積された送信データのバッファ量と、からE−RACHに用いるE−DCH送信プロファイルを決定し、送信処理部206へ出力する。送信処理部206は、送信データ制御部204から入力したE−DCH送信プロファイルに基づいて上りチャネルを設定し、無線通信部201を通して基地局へデータを送信する。
なお、受信結果処理部203、送信データ制御部204は、CPU等のプログラム制御プロセッサ上でそれぞれ対応する機能のプログラムを実行することで同等の機能を実現することもできる。
図6は、本実施の形態におけるデータ送信の手順を示すシーケンス図である。
基地局は、セル内の移動局に対して、所定の時間ごとにE−DCH送信プロファイル情報リストをBCHで報知している(ステップS101)。移動局のE−DCH送信プロファイル情報保持部205は、受信したE−DCH送信プロファイル情報リストを保持し、新規E−DCH送信プロファイル情報リストを受信した場合は、情報を更新する。
移動局のバッファ207に送信データが発生すると(ステップS102)、送信データ制御部204は上述したようにプリアンブルを基地局に送信する(ステップS103)。基地局は、プリアンブル受信後に、利用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在するか否かを判断するAICH応答条件判断ステップの処理を行う(ステップS104)。ステップS104において利用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在すれば、Alt1の処理を行う。Alt1では移動局へAICHを用いて受信結果ACKおよびE−DCH送信プロファイル情報番号を送信し(ステップS105)、移動局は、予め基地局からBCHで報知されているE−DCH送信プロファイル情報とAICHで通知されるE−DCH送信プロファイル情報番号とを用いてE−DCH送信プロファイルを決定し(ステップS106)、そのE−DCH送信プロファイルを用いて上りデータを送信する(ステップS107)。ステップS104において利用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在しなければ、Alt2の処理を行う。Alt2では移動局に対してAICHを用いて受信結果NACKを送信し(ステップS108)、移動局は、再送カウンタを確認する(ステップS109)。再送カウンタの残数が0でなければ、Alt2−1の処理である所定の待機時間を経てプリアンブルの再送を行い(ステップS110)、再送カウンタの残数が0であれば、データ送信を中止するAlt2−2の処理を行う(ステップS111)。
表3は割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの一例である。本実施の形態では、AICHシグネチャコンビネーションは3つのシグネチャから構成される。表3の例では1番目のAICHシグネチャがプリアンブルの受信結果を示し、2番目、3番目のシグネチャがE−DCH送信プロファイル情報番号を示す。
Figure 0005327055
図7は、AICHの応答を判断するステップS104における基地局、特に割当リソース制御部109の動作を示すフローチャートである。基地局が、移動局から送信されたプリアンブルを受信することに応答して、図7の制御動作を開始する。
基地局は、移動局が送信するプリアンブルを受信し(ステップS201)、E−RACHに割り当てるE−DCH送信プロファイル情報において、使用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在するか否かを判断する(ステップS202)。使用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在しない場合、基地局はAICHを用いて、受信結果NACKを通知する(ステップS203)。ステップS202において使用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在する場合、基地局はAICHを用いて、受信結果ACKおよび選択したE−DCH送信プロファイル情報番号を移動局に通知し(ステップS204)、ステップS205に移行する。ステップS205では、基地局は移動局が送信する上りデータを受信して、プリアンブル受信待ち状態に戻る(ステップS201)。
以下、ステップS202の動作について割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの例である表4及び5を用いて具体的に説明する。AICHシグネチャコンビネーションセットテーブルにおいて基地局ではE−DCH送信プロファイル情報が使用可能か否かという情報を保持している。この情報は表4及び5では例えば状態として保持されており'Busy'は使用不可能、'Available'は使用可能であることをそれぞれ示している。ここでは2つの値として説明したが状態として保持する情報は2値に限ったものではなくてもよい。
基地局は、移動局が送信したプリアンブルを受信した場合に、プリアンブル・シグネチャ番号を識別する。このとき、識別したプリアンブル・シグネチャ番号に割り当てられたE−DCH送信プロファイル情報のうち、使用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在するか判定する。基地局が移動局から受信したプリアンブルのプリアンブル・シグネチャ番号を1とする。表4はAICHでACKを返すケースにおけるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの一例である。この例では、E−DCH送信プロファイル情報番号4が使用可能であるため、基地局は受信結果がACKであることおよびE−DCHプロファイル情報番号が4であることを移動局へ通知する。
Figure 0005327055
表5はAICHでNACKを返すケースにおけるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの一例である。この例では、使用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在しないため、基地局は、AICHがNACKであることを移動局へ通知する。
Figure 0005327055
図8は、本実施の形態における移動局、特に送信データ制御部204の動作を示すフローチャートである。移動局はバッファ207に送信データが発生したことに応答して、図8の制御動作を開始する(ステップS301)。
ステップS301動作後に、移動局は再送カウンタMを初期値Minitに設定し(ステップS302)、プリアンブルを基地局に送信するプリアンブル送信ステップSの処理を行い(ステップS303)、プリアンブルの受信結果を含む基地局からのAICHの受信待ち状態となる(ステップS304)。ステップS304において、基地局からのAICHに含まれる受信結果がACKの場合、移動局は受信結果と同時に通知されているE−DCH送信プロファイル情報番号と、予め基地局から報知されているE−DCH送信プロファイル情報とから、E−DCH送信プロファイルを決定し、そのE−DCH送信プロファイルを用いて上りデータを基地局に送信する(ステップS307)。ステップS304において、基地局からのAICHに含まれる受信結果がNo ACKの場合は、再送カウンタMの残数を確認する(ステップS305)。再送カウンタの残数が0であれば、データ送信を中止し、0でなければ、再送カウンタMを1減少させ(ステップS308)、所定時間後にプリアンブル送信ステップSに戻る(ステップS303)。ステップS304において、基地局からのAICHに含まれる受信結果がNACKの場合は、再送カウンタMの残数を確認する(ステップS306)。再送カウンタMが0であれば、データ送信を中止し、0でなければ、再送カウンタMを1減少させ(ステップS309)、所定時間後にプリアンブル送信ステップSに戻る(S303)。
本実施の形態ではAICHシグネチャ番号を1番から3番として説明をしたが、1番から3番に限定されるものではなく、4番から6番など連続したものでも1番、3番、5番など連続していないものでもよい。また、AICHシグネチャの数に関しても3つに限ったものではなく任意の数で実施できる。なお、プリアンブルの受信結果を示すAICHシグネチャに関しても本実施の形態では1番のシグネチャ番号に対応するものとして説明したが、任意の番号に対応するものとして実施でき、また単数でなくてもよい。
基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して移動局に通知するため、すべての情報を1つのシグネチャコンビネーションで通知する場合と比べ、受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
また、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャにより受信結果がわかるため、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を判定する必要のない受信結果について計算処理を削減することができるという効果が得られる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、基地局は、シグネチャコンビネーションの使用、不使用に関する情報を定め、移動局に報知することを特徴としている。
以下、基地局が、受信結果がNACKを示すAICHシグネチャコンビネーションからの符号間距離が所定以内であるAICHシグネチャコンビネーションを使用しないことを示す無効を設定し、所定以内でないAICHシグネチャコンビネーションを使用することを示す有効を設定してAICHの送信を行うシステムを一例として説明する。
本実施の形態についてその基本的構成は第1の実施の形態の通りであるが、図6のシーケンス図に示されるE−DCH送信プロファイル情報の通知(ステップS101)、AICH応答条件判断ステップ(ステップS104)の処理及び割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルに設定されている内容が異なる。
シグネチャコンビネーション間の符号間距離が近い場合には、符号間距離が遠い場合と比べて基地局から移動局へ送信時に、誤って認識される確率が高くなる。本実施の形態ではNACKを示すシグネチャコンビネーションである"1,2,3(−1,−1,−1)"を基準とし、所定の符号間距離ΔL1より近い位置にある組み合わせを無効と設定する。
具体的には、符号間距離ΔLは式(3)で表される。
Figure 0005327055

x1、x2:AICHシグネチャコンビネーションの中の1番目のAICHシグネチャ状態
y1、y2:AICHシグネチャコンビネーションの中の2番目のAICHシグネチャ状態
z1、z2:AICHシグネチャコンビネーションの中の3番目のAICHシグネチャ状態
NACKを表すシグネチャコンビネーションである"1,2,3(−1,−1,−1)"を基準とし、E−DCH送信プロファイル情報番号が1であるシグネチャ状態"1,2,3(−1,−1,+1)"を一例とすると、x1=−1、x2=−1、y1=−1、y2=−1、z1=−1、z2=+1となり、符合間距離ΔLは2となる。
以下の条件に従い、AICHシグネチャコンビネーションの有効、無効の設定を行う。
ΔL1≧ΔL :無効
ΔL1<ΔL :有効
ここでΔLは符号間距離を示し、ΔL1は所定の符号間距離を示す。
表6は上記の条件式において、ΔL1=2とした場合に各AICHシグネチャコンビネーションが有効か無効かを示したAICHシグネチャコンビネーションセットテーブル一例である。ここで有効・無効の欄が有効か無効かを示す情報を表す。
Figure 0005327055
基地局は、ステップS101において、E−DCH送信プロファイル情報および有効なAICHシグネチャコンビネーションをBCHで移動局に通知し、ステップS202では、表6に示した有効なAICHシグネチャコンビネーションを移動局に割り当てる。本実施の形態では有効なAICHシグネチャコンビネーションを通知するという説明を行ったが、無効なAICHシグネチャコンビネーションを通知するという形態でもよいし、有効、無効をあわせた情報を通知するという形態でもよい。有効、無効をあわせた情報を通知する形態では各々を示すフラグが必要となる。このフラグを通知するという形態でもよい。また、予め移動局がこの情報を持ち基地局から通知するという処理を行わないという形態でもよい。
本実施の形態では、基地局は、下り共通チャネルのシグネチャコンビネーションの使用、不使用に関する情報を定め、移動局に報知するため、移動局は、基地局からの受信結果に使用されるシグネチャコンビネーションを限定することができる。このことから計算処理を削減することができるという効果が得られる。また受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
本実施の形態では、符号間距離が所定以下であるAICHシグネチャコンビネーションを無効としているが、セル内のE−RACHでデータ送信をする移動局数や対象システムが重視する指標などに応じて有効・無効の設定を変更することができる。
その一例を下記に示す。E−RACHでデータ送信をする移動局が多い場合やブロッキング確率を減らしたい場合は、すべてのAICHシグネチャを有効とする。
ΔL1≧ΔL :有効
ΔL1<ΔL :有効
E−RACHでデータ送信をする移動局が少ない場合やシグネチャ誤り率を軽減したい場合は、符号間距離が所定以下であるAICHシグネチャコンビネーションを無効とし、所定以下ではないAICHシグネチャコンビネーションを有効とする。
ΔL1≧ΔL :無効
ΔL1<ΔL :有効
このように有効・無効の設定が変更可能とすることで計算処理を削減することができるという効果、受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果に加えて適用的なシステム運用ができるという効果が得られる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、基地局は、シグネチャコンビネーションに優先度を定め、優先度の高いシグネチャコンビネーションから移動局に割り当てることを特徴としている。
以下、受信結果がNACKを示すAICHシグネチャコンビネーションからの符号間距離が所定以内であるAICHシグネチャコンビネーションの使用優先度を低く設定し、所定以内にないAICHシグネチャコンビネーションの使用優先度を高く設定してAICHの送信を行うシステムを一例として説明する。
本実施の形態についてその基本的構成は第1の実施の形態の通りであるが、図6のシーケンス図に示されるAICH応答条件判断(ステップS104)の動作及び割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルに設定されている内容が異なる。
第2の実施の形態では、符号間距離が所定の符号間距離ΔL1より近い位置にあるAICHシグネチャコンビネーションを不使用としているが、本実施の形態では、式(2)で求めた符号間距離の結果から以下のように割り当ての優先度を変える。
ΔL1≧ΔL :優先度 低
ΔL1<ΔL :優先度 高
本実施の形態では、プリアンブルの受信結果およびE−DCH送信プロファイル情報番号の割り当ては第2の実施の形態で示した表6と同じである。表7はΔL1=2とした場合に、上記の条件に基づいてAICHシグネチャコンビネーションの優先度を示したAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの一例である。
Figure 0005327055
ステップS104において、基地局は、優先度高のAICHシグネチャコンビネーションが存在する場合、優先度高のAICHシグネチャコンビネーションを移動局に割り当て、優先度高のAICHシグネチャコンビネーションが存在しない場合、優先度低のAICHシグネチャコンビネーションを移動局に割り当てる。
図9は、本実施の形態における基地局の動作を示すフローチャートである。図7と比較して優先度を考慮したAICHシグネチャコンビネーションを割り当てる処理であるステップS401からステップS404が追加されていることが異なる。
以下、図7と比較して異なる点であるステップS401からステップS404の説明を行う。
基地局は、ステップS202において使用可能なE−DCH送信プロファイル情報が存在する場合、割り当て可能な優先度高のAICHシグネチャコンビネーションがあるか判断する(ステップS401)。ステップS401で、優先度高のAICHシグネチャコンビネーションが存在する場合は、AICHを用いて、受信結果ACKおよび優先度高のAICHシグネチャコンビネーションに対応したE−DCH送信プロファイル情報番号を移動局に通知し(ステップS402)、優先度高のAICHシグネチャコンビネーションが存在しない場合は、AICHを用いて、受信結果ACKおよび優先度低のAICHシグネチャコンビネーションに対応したE−DCH送信プロファイル情報番号を移動局に通知する(ステップS403)。ステップS402及びステップS403の処理の後移動局が送信する上りデータを受信し(ステップS404)、プリアンブル受信待ち状態に戻る(ステップS201)。
なお、本実施の形態では優先度を高低の2値で示したが2値に限定したものではなく優先度分けされていれば任意の数に適用できる。
本実施の形態では、基地局は、シグネチャコンビネーションに優先度を定め、優先度の高いシグネチャコンビネーションから移動局に割り当てるため、シグネチャの誤り率の低いシグネチャコンビネーションの使用頻度が高く、誤り率の高いシグネチャコンビネーションの使用頻度が低くなり、システム全体で受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、基地局は、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに受信結果ACKを示すシグネチャコンビネーションに用いるものとは異なるものを使用することを特徴とする。
以下、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに0を含んでAICHの送信を行うシステムを一例として説明する。
本実施の形態についてその基本的構成は第1の実施の形態の通りであるが、第1の実施の形態とは、割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルに設定されている内容が異なる。以下、第1の実施の形態と異なるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの説明を行う。
表8は本実施の形態におけるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを示す表である。
Figure 0005327055
本実施の形態では、基地局は、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに受信結果ACKを示すシグネチャコンビネーションに用いるものとは異なるものを使用するためE−DCH送信プロファイル情報の割り当てに使用できるシグネチャコンビネーションセットの総数を増やすことができる。よってブロッキング確率を軽減することができるという効果が得られる。
(第5の実施の形態)
本実施の形態では、基地局は、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに受信結果ACKを示すシグネチャコンビネーションに用いるものとは異なるものを使用することに加えて優先度を使用することを特徴とする。
以下、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに0を含んで送信を行うシステムを一例として説明する。
本実施の形態についてその基本的構成は第3の実施の形態の通りであるが、第3の実施の形態とは、割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルに設定されている内容が異なる。以下、第3の実施の形態と異なるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの説明を行う。
表9は本実施の形態におけるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを示す表である。
表9における優先度の項目は、第2の実施の形態と同様に式2において、ΔL1=2とした場合に関して示している。
Figure 0005327055
本実施の形態では、基地局は、下り共通チャネルのシグネチャコンビネーション間の符号間距離によってシグネチャの優先度を定め、優先度の高いシグネチャコンビネーションから移動局に割り当てるため、シグネチャの誤り率の低いシグネチャコンビネーションの使用頻度が高く、誤り率の高いシグネチャコンビネーションの使用頻度が低くなり、システム全体でシグネチャの誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
また、E−DCH送信プロファイル情報の割り当てに使用できるシグネチャコンビネーションセットの総数を増やすことができるためブロッキング確率を軽減することができるという効果が得られる。
本実施の形態では、第3の実施の形態をもとに説明を行ったが第2の実施の形態に基づいて実施することも可能である。表10は第2の実施の形態をもとにした場合のAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを示す表である。有効・無効の項目は、第2の実施の形態と同様に式2において、ΔL1=2とした場合に関して示している。
Figure 0005327055
この形態では、基地局は、下り共通チャネルのシグネチャコンビネーションの使用、不使用に関する情報を定め、移動局に報知するため、移動局は、基地局からの受信結果に使用されるシグネチャコンビネーションを限定することができる。このことから計算処理を削減することができるという効果が得られる。
また、受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
また、E−DCH送信プロファイル情報の割り当てに使用できるシグネチャコンビネーションセットの総数を増やすことができるためブロッキング確率を軽減することができるという効果が得られる。
(第6の実施の形態)
本実施の形態では、基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して前記移動局に通知するとともに、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに受信結果ACKを示すシグネチャコンビネーションに用いるものとは異なるものを使用することを特徴としている。
以下、基地局が3つのAICHシグネチャから構成されるシグネチャコンビネーションのうち、1番目のAICHシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を示し、2番目と3番目のAICHシグネチャを用いて、E−DCH送信プロファイル情報番号を示して前記移動局に通知するとともに、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに0を含むシステムを一例として説明する。
本実施の形態についてその基本的構成は第1の実施の形態の通りであるが、第1の実施の形態とは、割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルに設定されている内容が異なる。以下、第1の実施の形態と異なるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの説明を行う。
表11は本実施の形態におけるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを示す表である。
Figure 0005327055
基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して移動局に通知するため、すべての情報を1つのシグネチャコンビネーションで通知する場合と比べ、受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
また、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャにより受信結果がわかるため、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を判定する必要のない受信結果について計算処理を削減することができるという効果が得られる。
また、E−DCH送信プロファイル情報の割り当てに使用できるシグネチャコンビネーションセットの総数を増やすことができるためブロッキング確率を軽減することができるという効果が得られる。
(第7の実施の形態)
本実施の形態では、基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して前記移動局に通知することと、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに受信結果ACKを示すシグネチャコンビネーションに用いるものとは異なるものを使用することと、シグネチャコンビネーションに優先度を定め、優先度の高いシグネチャコンビネーションから移動局に割り当てることとを特徴としている。
以下、基地局が4つのAICHシグネチャから構成されるシグネチャコンビネーションのうち、1番目のAICHシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を示し、2番目から4番目のAICHシグネチャを用いて、E−DCH送信プロファイル情報番号を示して前記移動局に通知し、受信結果NACKを示すシグネチャコンビネーションに0を含み、ACKの受信結果のうちE−DCH送信プロファイル情報番号が1であるAICHシグネチャコンビネーションからの符号間距離が所定以内であるコンビネーションの使用優先度を低く設定し、所定以内でないコンビネーションの使用優先度を高く設定してAICHの送信を行うシステムを一例として説明する。
本実施の形態についてその基本的構成は第3の実施の形態の通りであるが、第3の実施の形態とは、割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルに設定されている内容が異なる。以下、第3の実施の形態と異なるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの説明を行う。
表12は本実施の形態におけるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを示す表である。
Figure 0005327055
基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して移動局に通知するため、すべての情報を1つのシグネチャコンビネーションで通知する場合と比べ、受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
また、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャにより受信結果がわかるため、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を判定する必要のない受信結果について計算処理を削減することができるという効果が得られる。
また、E−DCH送信プロファイル情報の割り当てに使用できるシグネチャコンビネーションセットの総数を増やすことができるためブロッキング確率を軽減することができるという効果が得られる。
また、基地局は、シグネチャコンビネーションに優先度を定め、優先度の高いシグネチャコンビネーションから移動局に割り当てるため、シグネチャの誤り率の低いシグネチャコンビネーションの使用頻度が高く、誤り率の高いシグネチャコンビネーションの使用頻度が低くなり、システム全体で受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
本実施の形態では、第3の実施の形態をもとに説明を行ったが第2の実施の形態をもとに実施することも可能である。表13は第2の実施の形態をもとにした場合のAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを示す表である。有効・無効の項目は、第2の実施の形態と同様に式(2)において、ΔL1=2とした場合に関して示している。
Figure 0005327055
この実施の形態では、基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して移動局に通知するため、すべての情報を1つのシグネチャコンビネーションで通知する場合と比べ、受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
また、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャにより受信結果がわかるため、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を判定する必要のない受信結果について計算処理を削減することができるという効果が得られる。
また、E−DCH送信プロファイル情報の割り当てに使用できるシグネチャコンビネーションセットの総数を増やすことができるためブロッキング確率を軽減することができるという効果が得られる。
また、基地局は、下り共通チャネルのシグネチャコンビネーションの使用、不使用に関する情報を定め、移動局に報知するため、移動局は、基地局からの受信結果に使用されるシグネチャコンビネーションを限定することができる。このことから計算処理を削減することができるという効果が得られる。また受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
(第8の実施の形態)
第1の実施の形態では、基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の少なくとも1つの位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して前記移動局に通知していたが、本実施の形態では所定の複数の位置のシグネチャにプリアンブルの受信結果以外の情報も含む、または所定以外の位置のシグネチャ状態に上りチャネルの送信プロファイル以外の情報も含むことを特徴とする。
以下、複数のシグネチャの一部のシグネチャにプリアンブルの受信結果を含む情報が構成されている例を示す。具体的には基地局が5つのAICHシグネチャから構成されるシグネチャコンビネーションのうち、1番目と2番目のAICHシグネチャが所定のAICHシグネチャを示し、3番目から5番目のAICHシグネチャが所定以外のAICHシグネチャを示して前記移動局に通知するシステムを一例として説明する。
本実施の形態についてその基本的構成は第1の実施の形態の通りであるが、第1の実施の形態とは、割当リソース制御部109で保持されているAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルに設定されている内容が異なる。以下、第1の実施の形態と異なるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの説明を行う。
表14は本実施の形態で用いられるAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルの一例である。所定のシグネチャ状態は受信結果を表す1番目のAICHシグネチャと連続送信可能時間を表す2番目のAICHシグネチャから構成される。所定以外のシグネチャはE−DCH送信プロファイル情報番号を表す3番目及び4番目のAICHシグネチャと送信電力オフセットを表す5番目のAICHシグネチャとから構成される。
Figure 0005327055
本実施の形態ではAICHシグネチャコンビネーションの中の2番目のAICHシグネチャ状態が+1の場合は連続送信時間が'Long'を示し、−1の場合は'Short'を示す。'Long'、'Short'それぞれが示す値は基地局、移動局で予め設定されているものとする。ここでは'Long'、'Short'として表したが、+1、−1のそれぞれが具体的な時間を示すものであってもよい。
また、AICHシグネチャコンビネーションの中の5番目のAICHシグネチャ状態が+1の場合は送信電力オフセットが'High'を示し、−1の場合は'Low'を示す。'High'、'Low'それぞれが示す値は基地局、移動局で予め設定されているものとする。ここでは'High'、'Low'として表したが、+1、−1のそれぞれが具体的なオフセット値を示すものであってもよい。
ここでは連続送信時間及び送信電力オフセットが'Long''Short'または'High''Low'の2値であるとして説明したが2値に限定するものではない。
本実施の形態は第1の実施の形態をもとに説明したが、所定の複数の位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示す第6または第7の実施の形態に適用することも可能である。また、本実施の形態では所定の複数の位置のシグネチャにプリアンブルの受信結果以外の情報も含み、かつ所定以外の位置のシグネチャに上りチャネルの送信プロファイル以外の情報も含むAICHシグネチャコンビネーションセットテーブルを用いて説明したが、所定の複数の位置のシグネチャにプリアンブルの受信結果以外の情報を含むまたは所定以外のシグネチャに上りチャネルの送信プロファイル以外の情報を含むというどちらか一方が行われればよい。なお、表14では所定の複数の位置のシグネチャに連続送信可能時間、所定以外の位置のシグネチャに送信電力オフセットが含まれるとしたが、送信される情報はこれらに限ったものではないことは言うまでもない。
本実施の形態では、基地局がシグネチャコンビネーションのうち、所定の複数の位置のシグネチャを用いて、プリアンブルの受信結果を含む情報を示し、所定以外の位置のシグネチャを用いて、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を示して移動局に通知するため、すべての情報を1つのシグネチャコンビネーションで通知する場合と比べ、受信結果に関する誤り率を軽減することができるという効果が得られる。
また、所定の複数の位置のシグネチャにより受信結果がわかるため、上りチャネルの送信プロファイル情報番号を判定する必要のない受信結果について計算処理を削減することができるという効果が得られる。所定の複数の位置のシグネチャにプリアンブルの受信結果以外の情報も含む、または所定以外の位置のシグネチャ状態に上りチャネルの送信プロファイル以外の情報も含むことで、周期的に報知を行うよりも短い周期でパラメータの設定を行うことができるという効果が得られる。また、基地局は、移動局ごとにE−DCH送信プロファイルを制御することも可能となる。
本発明は、上りチャネルを用いて、複数の無線通信装置が基地局にアクセスする方式の無線通信システムに適用可能である。

Claims (43)

  1. 移動局は、プリアンブルを基地局に送信し、
    前記基地局は、前記プリアンブルを受信し、前記プリアンブルに対する応答を前記移動局に送信し、
    前記移動局は、前記応答に応じて上りチャネルでデータ送信を行う、
    通信システムであって、
    前記基地局は、前記応答に複数のシグネチャを用い、前記複数のシグネチャの一部のシグネチャを用いて、前記プリアンブルの受信結果を含む情報を構成する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記一部のシグネチャ以外のシグネチャの少なくとも一部を用いて、前記上りチャネルの送信プロファイル情報を構成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 移動局は、プリアンブルを基地局に送信し、
    前記基地局は、前記プリアンブルを受信し前記プリアンブルに対する応答を前記移動局に送信し、
    移動局は、前記応答に応じて上りチャネルでデータ送信を行う、
    通信システムであって、
    前記基地局は、有効または無効なシグネチャコンビネーションを前記移動局に報知し、前記応答において前記有効なシグネチャコンビネーションにより、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知する、
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 前記応答は、更に前記上りチャネルの送信プロファイル情報を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記移動局は、前記有効または無効なシグネチャコンビネーションを受信し、前記有効なシグネチャコンビネーションを基に、前記応答に用いられるシグネチャを識別する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の通信システム。
  6. 移動局は、プリアンブルを基地局に送信し、
    前記基地局は、前記プリアンブルを受信し、前記プリアンブルに対する応答を前記移動局に送信し、
    移動局は、前記応答に応じて上りチャネルでデータ送信を行う、
    通信システムであって、
    前記基地局は、所定の条件に応じてシグネチャコンビネーションの優先度を定め、前記応答において優先度の高いシグネチャコンビネーションから優先的に選択して、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知する、
    ことを特徴とする通信システム。
  7. 前記応答は、更に前記上りチャネルの送信プロファイル情報を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記所定の条件は、所定のシグネチャコンビネーションと優先度を定めるシグネチャコンビネーションとの間の符号間距離である、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の通信システム。
  9. 前記優先度は、前記所定のシグネチャコンビネーションと、前記優先度を定めるシグネチャコンビネーションとの符号間距離が、所定量以下である場合は、前記所定のシグネチャコンビネーションを選択する優先度を低く設定し、所定量以下でない場合は、前記所定のシグネチャコンビネーションを選択する優先度を高く設定する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信システム。
  10. 前記シグネチャは、下り共通チャネルのシグネチャである、
    ことを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の通信システム。
  11. 前記下り共通チャネルが、AICH(Acquisition Indicator Channel)であるとき、前記受信結果は複数のAICHシグネチャ状態を用いて構成される、
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
  12. 前記受信結果は、ACKまたはNACKまたはNoACKのいずれか一つを示す、
    ことを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載の通信システム。
  13. 移動局は、プリアンブルを基地局に送信し、
    前記基地局は、前記プリアンブルを受信し、前記プリアンブルに対する応答を前記移動局に送信し、
    前記移動局は、前記応答に応じて上りチャネルでデータ送信を行う、通信システムであって、
    前記基地局は、前記応答に複数のシグネチャを用い、第1の受信結果を示す応答と、前記第1の受信結果を示す応答を構成するシグネチャでは使用されない値のシグネチャを備える第2の受信結果を示す応答を構成する、ことを特徴とする通信システム。
  14. 前記第1の受信結果はACKであり、前記第2の受信結果はNACKである、
    ことを特徴とする請求項13に記載の通信システム。
  15. 第1の受信結果を示す応答で用いられるシグネチャ状態は+1または−1であり、第2の受信結果を示す応答で用いられるシグネチャ状態は+1または−1または0である、
    ことを特徴とする請求項13または14に記載の通信システム。
  16. 移動局からプリアンブルを受信し、前記プリアンブルに対する応答を前記移動局に送信する基地局であって、
    前記応答に複数のシグネチャを用い、前記複数のシグネチャの一部のシグネチャを用いて、前記プリアンブルの受信結果を含む情報を前記移動局に通知する、
    ことを特徴とする基地局。
  17. 前記一部のシグネチャ以外のシグネチャの少なくとも一部を用いて、前記上りチャネルの送信プロファイル情報を構成する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の基地局。
  18. 移動局からプリアンブルを受信し、前記プリアンブルに対する応答を前記移動局に送信する基地局であって、
    有効または無効なシグネチャコンビネーションを前記移動局に報知し、前記応答において前記有効なシグネチャコンビネーションにより、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知する、
    ことを特徴とする基地局。
  19. 前記応答は、更に前記上りチャネルの送信プロファイル情報を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項18に記載の基地局。
  20. 移動局からプリアンブルを受信し、前記プリアンブルに対する応答を前記移動局に送信する基地局であって、
    所定の条件に応じてシグネチャコンビネーションの優先度を定め、前記応答において優先度の高いシグネチャコンビネーションから優先的に選択して、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知する、
    ことを特徴とする基地局。
  21. 前記応答は、更に前記上りチャネルの送信プロファイル情報を示す情報を含む、
    ことを特徴とする請求項20に記載の基地局。
  22. 前記所定の条件は、所定のシグネチャコンビネーションと優先度を定めるシグネチャコンビネーションとの間の符号間距離である、
    ことを特徴とする請求項20または21に記載の基地局。
  23. 前記優先度は、前記所定のシグネチャコンビネーションと、前記優先度を定めるシグネチャコンビネーションとの符号間距離が、所定量以下である場合は、前記所定のシグネチャコンビネーションを選択する優先度を低く設定し、所定量以下でない場合は、前記所定のシグネチャコンビネーションを選択する優先度を高く設定する、
    ことを特徴とする請求項22に記載の基地局。
  24. 前記シグネチャは下り共通チャネルのシグネチャである、
    ことを特徴とする請求項16から23の何れか1項に記載の基地局。
  25. 前記下り共通チャネルが、AICH(Acquisition Indicator Channel)であるとき、前記受信結果は複数のAICHシグネチャ状態を用いて構成される、
    ことを特徴とする請求項24に記載の基地局。
  26. 前記受信結果は、ACKまたはNACKまたはNoACKのいずれか一つを示す、
    ことを特徴とする請求項16から25の何れか1項に記載の基地局。
  27. 移動局からプリアンブルを受信し、前記プリアンブルに対する応答を前記移動局に送信する基地局であって、
    前記応答に複数のシグネチャを用い、第1の受信結果を示す応答と、前記第1の受信結果を示す応答を構成するシグネチャでは使用されない値のシグネチャを備える第2の受信結果を示す応答を構成する、ことを特徴とする基地局。
  28. 前記第1の受信結果はACKであり、前記第2の受信結果はNACKである、
    ことを特徴とする請求項27に記載の基地局。
  29. 第1の受信結果を示す応答で用いられるシグネチャ状態は+1または−1であり、第2の受信結果を示す応答で用いられるシグネチャ状態は+1または−1または0である、
    ことを特徴とする請求項27または28に記載の基地局。
  30. 基地局へプリアンブルを送信し、第1のシグネチャと第2のシグネチャに分けられた、前記プリアンブルに対する応答を前記基地局から受信する移動局であって、
    前記応答における第1の1つまたは複数のシグネチャを基に、前記プリアンブルの受信結果を判断する、
    ことを特徴とする移動局。
  31. 基地局へプリアンブルを送信し、前記プリアンブルに対する応答を前記基地局から受信する移動局であって、
    前記基地局から有効または無効なシグネチャコンビネーションを受信し、前記有効なシグネチャコンビネーションを基に、前記応答に用いられるシグネチャを識別する、
    ことを特徴とする移動局。
  32. 基地局が移動局に応答を通知する方法であって、
    移動局からプリアンブルを受信するステップと、
    前記応答に複数のシグネチャを用いるステップと、
    前記複数のシグネチャの一部のシグネチャを用いて、前記プリアンブルの受信
    結果を含む情報を構成するステップとを有する、
    ことを特徴とする応答通知方法。
  33. 基地局が移動局に応答を通知する方法であって、
    移動局からプリアンブルを受信するステップと、
    前記プリアンブルに対する応答において有効または無効なシグネチャコンビネーションを前記移動局に報知するステップと、
    前記応答において前記有効なシグネチャコンビネーションにより、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知するステップとを有する、
    ことを特徴とする応答通知方法。
  34. 基地局が移動局に応答を通知する方法であって、
    移動局からプリアンブルを受信するステップと、
    前記プリアンブルに対する応答において所定の条件に応じてシグネチャコンビネーションの優先度を定めるステップと、
    前記応答において優先度の高いシグネチャコンビネーションから優先的に選択して、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知するステップとを有する、
    ことを特徴とする応答通知方法。
  35. 基地局が移動局に応答を通知する方法であって、
    移動局からプリアンブルを受信するステップと、
    前記プリアンブルに対する応答において複数のシグネチャを用い、第1の受信結果を示す応答と、前記第1の受信結果を示す応答を構成するシグネチャでは使用されない値のシグネチャを備える第2の受信結果を示す応答を構成するステップとを有する、
    ことを特徴とする応答通知方法。
  36. 移動局が受信結果を判断する方法であって、
    前記基地局へ送信したプリアンブルに対する、複数のシグネチャを用いた応答を前記基地局から受信するステップと、
    前記複数のシグネチャの一部のシグネチャを基に、前記プリアンブルの受信結果を判断するステップとを有する、
    ことを特徴とする受信結果判断方法。
  37. 移動局がシグネチャを識別する方法であって、
    基地局から有効または無効なシグネチャコンビネーションを受信するステップと、
    前記基地局へ送信したプリアンブルに対する応答を前記基地局から受信するステップと、
    前記有効なシグネチャコンビネーションを基に、前記応答に用いられるシグネチャを識別するステップとを有する、
    ことを特徴とするシグネチャ識別方法。
  38. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置に複数のシグネチャの一部のシグネチャを用いて、基地局が移動局から受信するプリアンブルの受信結果を含む情報を構成する処理を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  39. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置に基地局が移動局から受信するプリアンブルに対する応答において有効または無効なシグネチャコンビネーションを前記移動局に報知し、前記応答において前記有効なシグネチャコンビネーションにより、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知する処理を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  40. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置に基地局が移動局から受信するプリアンブルに対する応答において所定の条件に応じてシグネチャコンビネーションの優先度を定め、前記応答において優先度の高いシグネチャコンビネーションから優先的に選択して、前記プリアンブルの受信結果を前記移動局に通知する処理を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  41. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置に基地局が移動局から受信するプリアンブルに対する応答において複数のシグネチャを用い、第1の受信結果を示す応答と、前記第1の受信結果を示す応答を構成するシグネチャでは使用されない値のシグネチャを備える第2の受信結果を示す応答を構成する処理を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  42. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置に基地局へ送信したプリアンブルに対する、複数のシグネチャを用いた応答を前記基地局から受信し、前記複数のシグネチャの一部のシグネチャを基に、前記プリアンブルの受信結果を判断する処理を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  43. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
    前記情報処理装置に基地局から有効または無効なシグネチャコンビネーションを受信し、前記基地局へ送信したプリアンブルに対する応答を前記基地局から受信し、前記有効なシグネチャコンビネーションを基に、前記応答に用いられるシグネチャを識別する処理を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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