JP5326672B2 - デジタル放送受信機及びその受信レベル判定方法、受信レベル判定プログラム - Google Patents

デジタル放送受信機及びその受信レベル判定方法、受信レベル判定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタル放送受信機及びその受信レベル判定方法、受信レベル判定プログラムに関する。特に、携帯端末に搭載されるデジタル放送受信機に関する。
携帯端末において、デジタル放送受信機能が標準搭載されつつあり、使用頻度が増えてきている。デジタル放送においては、受信可能か受信不可能かの状態しかなく、映像や音声からは、電波の受信レベル(状態)を判断できないため、何らかの方法で受信レベルを表示する必要がある。デジタル放送の受信レベル表示方法には、様々な方法があるが、そのアルゴリズムは、開発するメーカによって異なる。
受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)で受信レベルを判定する方法が最も一般的であるが、その他にも搬送波電力対雑音電力比(C/N:Carrier to Noise ratio)で受信レベルを判定する方法も一般的である
特許文献1には、携帯端末に内蔵されるデジタル放送受信装置において、ビタビ復号後のビット誤り率(BER:Bit Error Rate)を検出し、この値が擬似エラーフリーとなる閾値BER=2×10−4であるときの受信状態を受信感度100%の基準として、受信電力及びC/N比の各パラメータを総合評価して受信感度情報を算出し、画面に表示することが記載されている(段落0053)。
特開2004−228695号公報
以下の分析は本発明において与えられる。受信信号強度(RSSI)に基づいての受信レベルを判定すると、電波環境によっては希望波の受信信号強度が時間変動する、あるいは妨害波の影響を受けるため必ずしも適切な判定とはならない。また、搬送波電力対雑音電力比(C/N)で受信レベルを判定すると、周波数選択性フェージング環境下において所望の受信帯域内に深いディップが生じた場合に、正しい判定結果が得られない。また、両者共適切な判定結果が得られない場合には、両者を組み合わせても正しい受信レベルの判定結果は得られない。
本発明の1つの側面によるデジタル放送受信機は、デジタル放送波を受信復調し、搬送波電力対雑音電力比信号と、データ誤り率信号と、同期状態信号と、を出力するデジタル放送受信復調部と、前記搬送波電力対雑音電力比信号と、データ誤り率信号と、同期状態信号と、に基づいて受信したデジタル放送波信号の受信レベルを判定する受信レベル判定部と、を備え、前記データ誤り率信号には、ビット誤り率信号と、パケット誤り率信号と、が含まれ、前記受信レベル判定部が、前記搬送波電力対雑音電力比信号を用いて前記受信レベルについて暫定判定を行い、受信レベルが低いと暫定判定した場合は前記パケット誤り率信号を用いて前記受信レベル判定を行い、受信レベルが高いと暫定判定した場合は前記ビット誤り率を用いて前記受信レベル判定を行う
また、本発明の別な側面によるデジタル放送の受信レベル判定方法は、搬送波電力対雑音電力比を用いて受信レベルについて暫定判定をするステップと、受信したデータについてデータ誤り率を複数回測定し、一定の確率でデータ誤り率が基準値以上であるか否か判定することによって受信レベルについて最終判定をするステップと、を有する。
また、本発明の別な側面によるデジタル放送受信機の受信レベル判定プログラムは、デジタル放送を受信復調した結果によりそれぞれ更新される搬送波電力対雑音電力比信号と、データ誤り率と、同期状態信号と、を格納するレジスタと、CPUと、を備えたデジタル放送受信機において、前記同期状態信号に基づいて、受信レベルが同期を取れない状態か否か判定するステップと、前記搬送波電力対雑音電力比信号に基づいて、受信レベルについて暫定判定するステップと、前記暫定判定結果と、前記データ誤り率によって受信レベルを判定するステップと、を前記CPUに実行させ、前記データ誤り率が、ビット誤り率と、パケット誤り率と、を含み、前記受信レベルを判定するステップにおいて、前記暫定判定結果が、受信レベルが高いと判定した場合は、前記ビット誤り率を用いて受信レベルを判定し、受信レベルが低いと判定した場合は、前記パケット誤り率を用いて受信レベルを判定する
本発明のデジタル放送受信機によれば、受信レベルの搬送波電力対雑音電力比信号と、データ誤り率信号と、同期状態信号と、を用いて、受信レベルを判定するので、電波環境に左右されることなく、正しい受信レベルの判定を行うことができる。
また、本発明のデジタル放送の受信レベル判定方法によれば、搬送波電力対雑音電力比を用いて受信レベルについて暫定判定し、その結果に基づいてデータ誤り率により最終判定するので、電波環境に左右されることなく、正しい受信レベルの判定を行うことができる。
本発明の一実施例によるデジタル放送受信機のブロック図である。 本発明の一実施例によるデジタル放送受信機の要部の詳細なブロック図である。 受信レベルと受信状態との関係を示す図である。 本発明の一実施例による受信レベル判定の処理フロー図である。 本発明の一実施例による受信レベル判定の図4に続く処理フロー図である。 本発明の一実施例による受信レベル判定の図5に続く処理フロー図である。 本発明の一実施例による受信レベル判定の図6に続く処理フロー図である。 本発明の一実施例におけるC/Nと暫定的な受信レベルとの関係を示す図である。 本発明の別な実施例における判定に用いる信号の基準と受信レベルとの関係を示す図である。
本発明の実施形態について、必要に応じて図面を参照して説明する。なお、実施形態の説明において引用する図面及び図面の符号は実施形態の一例として示すものであり、それにより本発明による実施形態のバリエーションを制限するものではない。
本発明の一実施形態のデジタル放送受信機は、例えば図2に示すように、デジタル放送波を受信復調し、搬送波電力対雑音電力比信号C/Nと、データ誤り率信号(PER、BER)と、同期状態信号SYNCと、を出力するデジタル放送受信復調部20と、搬送波電力対雑音電力比信号C/Nと、データ誤り率信号(PER、BER)と、同期状態信号SYNCと、に基づいて受信したデジタル放送波信号の受信レベルを判定する受信レベル判定部37と、を備える。
また、一実施形態のデジタル放送受信機は、例えば図2、4に示すように、受信レベル判定部37が、同期状態信号SYNCを用いて受信レベルが最低レベルにあるか否か判定する(ステップS01)。
また、一実施形態のデジタル放送受信機は、例えば図4〜7に示すように、データ誤り率信号には、ビット誤り率信号BERと、パケット誤り率信号PERと、が含まれ、受信レベル判定部37が、搬送波電力対雑音電力比信号C/Nを用いて受信レベルについて暫定判定を行い(ステップS06、S08)、受信レベルが低いと暫定判定した場合(ステップS06Yes)はパケット誤り率信号PERを用いて受信レベル判定を行い(ステップS15、S16)、受信レベルが高いと暫定判定した場合(ステップS08Yes)はビット誤り率BERを用いて受信レベル判定を行う(ステップS21、S23)。
また、一実施形態のデジタル放送受信機は、例えば図2に示すように、デジタル放送受信復調部20が、変調方式信号(25の出力)と、符号化率信号(26の出力)と、をさらに出力し、変調方式信号(25の出力)と、符号化率信号(26の出力)と、に基づいて、暫定判定の基準を決定する判定基準設定部35をさらに備える。
また、一実施形態のデジタル放送受信機は、例えば図2に示すように、受信レベル判定部37が判定した受信レベルの変化を検出し、映像及び/又は音声信号として出力する受信レベル変化検出部38をさらに備える。
また、一実施形態のデジタル放送受信機は、例えば図2に示すように、搬送波電力対雑音電力比信号C/Nについての平均値を求める平均化部36をさらに備え、受信レベル判定部37は、平均化部36が平均化した搬送波電力対雑音電力比信号C/Nに基づいて受信レベルを判定する。
また、本発明の一実施形態のデジタル放送の受信レベル判定方法は、例えば図4〜7に示すように、搬送波電力対雑音電力比C/Nを用いて受信レベルについて暫定判定をするステップ(S06、S08)と、受信したデータについてデータ誤り率を複数回測定し、一定の確率でデータ誤り率が基準値以上であるか否か判定することによって受信レベルについて最終判定をするステップ(S15、S16、S21、S28)と、を有する。
また、一実施形態によるデジタル放送の受信レベル判定方法は、例えば図4に示すように、暫定判定を行う前に同期信号SYNCを用いて、同期しているか否か判定し(ステップS01)、同期していると判定した場合(S01同期)に、前記暫定判定をするステップ(S03〜S10)に進み、同期していないと判定した場合(S01非同期)には、受信状態を最低レベルと最終判定する(ステップS02)同期信号判定ステップ(ステップS01)をさらに含む。
また、一実施形態によるデジタル放送の受信レベル判定方法は、例えば図4〜7に示すように、暫定判定をするステップ(S06)において、受信レベルが低いと判定した場合(ステップS06Yes)には、最終判定をするステップ(S15、S16、S21、S28)において、データ誤り率としてパケット誤り率PERを用いて受信レベルの最終判定を行い(S15、S16、S21、S28)、受信レベルが高いと判定した場合(ステップS06No)には、最終判定をするステップにおいて、データ誤り率としてビット誤り率BERを用いて受信レベルの最終判定を行うことを特徴とする。
また、一実施形態によるデジタル放送の受信レベル判定方法は、例えば図5に示すように、最終判定をするステップにおいて、前回の最終判定レベル(ステップS14)によって、前記データ誤り率の基準及び/又は確率の基準を変えて最終判定する(ステップS15とS16)。図5では、確率の基準(n2/n1とn4/n3)だけ変えているが、データ誤り率の基準(Xの値)を変えてもよいし、両方変えてもよい。
また、一実施形態によるデジタル放送の受信レベル判定方法は、例えば図6、7に示すように、最終判定をするステップ(S21)において、否判定(ステツプS21No)となった場合には、受信レベルの基準を上げて、再度最終判定(ステップS28)を行う。
また、一実施形態によるデジタル放送の受信レベル判定方法は、例えば図4に示すように、暫定判定をするステップにおいて、測定した搬送波電力対雑音電力比にヒステリシスを持たせて暫定判定をする(ステップS05、S06、S08)。
また、一実施形態によるデジタル放送の受信レベル判定方法は、例えば図2に示すように、暫定判定をするステップにおいて、測定した搬送波電力対雑音電力比の平均値によって暫定判定をする。図2の平均化部36により、測定した搬送波電力対雑音電力比は平均値として受信レベル判定部37に入力される。
また、一実施形態によるデジタル放送受信機の受信レベル判定プログラムは、例えば図2、4〜7に示すように、 デジタル放送を受信復調した結果によりそれぞれ更新される搬送波電力対雑音電力比信号C/Nと、データ誤り率(PER、BER)と、同期状態信号SYNCと、を格納するレジスタ(21〜24)と、CPU30と、を備えたデジタル放送受信機1において、同期状態信号SYNCに基づいて、受信レベルが同期を取れない状態か否か判定するステップ(S01)と、搬送波電力対雑音電力比信号C/Nに基づいて、受信レベルについて暫定判定するステップ(S06、S08)と、暫定判定結果と、データ誤り率(PER、BER)によって受信レベルを判定するステップ(図5〜7)と、を前記CPUに実行させる。
また、一実施形態によるデジタル放送受信機の受信レベル判定プログラムは、例えば図4〜7に示すように、データ誤り率が、ビット誤り率BERと、パケット誤り率PERと、を含み、受信レベルを判定するステップにおいて、暫定判定結果が、受信レベルが高いと判定した場合(S06No)は、ビット誤り率BERを用いて受信レベルを判定し(図6、7)、受信レベルが低いと判定した場合(S06Yes)は、パケット誤り率PERを用いて受信レベルを判定する(図5)。以下、実施例について、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、実施例1のデジタル放送受信機1の構成を示すブロック図である。図1のデジタル放送受信機1は、携帯端末の機能の一部であってもよい。デジタル放送受信機1は、デジタル放送を受信・再生し、現在の受信状態を画面表示部40・音声出力部50に出力する機能を有する。
デジタル放送受信復調部(チューナー)20は、デジタル放送を受信し、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調し、誤り訂正符号の復号を行い、処理後のデータ[TS(Transport Stream)データ]を出力する機能を有している。
チューナー制御映像音声再生部(CPU)30は、デジタル放送受信復調部(チューナー)20の出力データ(TSデータ)を取り込み、映像音声の再生を行う機能を有している。また、チューナー制御を行う機能を有している。特に、伝送パラメータ、同期状態(SYNC)の情報および、無線モニタ情報(ビット誤り率(BER)、パケット誤り率(PER)、搬送波電力対雑音電力比(C/N))を読み取る機能を有している。
画面表示部40は、チューナー制御映像音声再生部(CPU)30で処理された映像データを表示デバイス上に表示する機能を有している。音声出力部50は、チューナー制御映像音声再生部(CPU)30で処理された音声データを出力する機能を有している。メモリ60は、チューナー制御映像音声再生部(CPU)30がデジタル放送受信復調部(チューナー)20から読み出した伝送パラメータ、同期状態(SYNC)、ビット誤り率(BER)、パケット誤り率(PER)、搬送波電力対雑音電力比(C/N)の情報を格納する。
図2は、デジタル放送受信復調部(チューナー)20と、チューナー制御映像音声再生部(CPU)30について、受信レベルの検出に関連する部分の機能の詳細を説明するブロック図である。なお、図2において、各機能を表すブロックはかならずしも専用のハードウェアを備える必要はなく、CPUが実行するソフトウェアによって実現される機能もブロックとして表している。
図2において、デジタル放送受信復調部(チューナー)20は、SYNCレジスタ21、PERレジスタ22、BERレジスタ23、C/Nレジスタ24、変調方式レジスタ25、符号化率レジスタ26を備えており、これらのレジスタは、デジタル放送受信中に各々のレジスタ値が逐次更新される。SYNCレジスタ21は、受信した信号に対して同期しているか否かの情報を示し、PERレジスタ22、BERレジスタ23、C/Nレジスタ24は、それぞれパケット誤り率(PER)、ビット誤り率(BER)、搬送波電力対雑音電力比(C/N)といった無線モニタ情報を示す。また、変調方式レジスタ25、符号化率レジスタ26は、それぞれ変調方式、符号化率といった伝送パラメータを示す。
チューナー制御映像音声再生部(CPU)30は、I2C等のバスインターフェース経由で、デジタル放送受信復調部(チューナー)20からこれらのレジスタの情報を読み取り、デジタル放送受信状態を判断し、映像・音声出力デバイスに出力を行う。
SYNC(同期信号)レジスタ21の同期データは、受信レベル判定部37に入力され、同期判定に使用される。また、PERレジスタ22のパケット誤り率データは、PER換算部31で後の処理に必要な換算が行われた後、一端、履歴記録部34によりメモリ60に格納される。同様に、BERレジスタ23のビット誤り率データは、BER換算部32で後の処理に必要な換算が行われた後、一端、履歴記録部34によりメモリ60に格納される。C/Nレジスタ24の搬送波電力対雑音電力比データは、C/N換算部33で後の処理に必要な換算が行われる。
履歴記録部34は、パケット誤り率(PER)、ビット誤り率(BER)のデータを、後で受信レベル判定部37が使用するために、数回分のパケット誤り率(PER)、ビット誤り率(BER)のデータをメモリ60に記憶させる。
また、変調方式レジスタ25、符号化率レジスタ26が出力する伝送パラメータは、判定基準設定部35へ入力される。判定基準設定部35は、変調方式、符号化率の伝送パラメータに基づいて、搬送波電力対雑音電力比(C/N)の判定基準を設定し、C/N換算部33が出力するC/N値のオフセットとなる値を出力する。伝送パラメータによってデジタル放送受信復調部(チューナー)20が必要とする搬送波電力対雑音電力比(C/N)が異なるからである。
平均化部36は、C/N換算部33が出力するC/N値に判定基準設定部35が出力するオフセット値が加算された値を平均化する。平均化部36による平均化は、任意の平均化回数及び平均化時間の設定が可能である。例えば、C/N読み取り間隔が100msと短い場合は、10回分の読み出し値を平均化後、受信レベル判定部37で使用することができる。この場合、平均化時間は約1秒程度になる。なお、平均化は必要がなければ、行わなくともよい。どのような場合にも平均化が必要なければ、平均化部36は省略してよい。
受信レベル判定部37は、SYNCレジスタが出力する同期データ、平均化部36が出力するC/N値、PER換算部31が履歴記録部34によりメモリ60に記録されたPER値、BER値を用いてデジタル放送信号の受信レベルについて判定を行い、判定結果を出力する。
受信レベル変化検出部38では、受信レベル判定部37が判定した受信レベルに変化があったか、否かを検出し、変化があった場合には、受信状態変化通知として映像信号や音声信号を出力する。なお、受信レベルに変化があったとき、映像、音声信号として通知するか否か、また、通知する時間の間隔はあらかじめ設定することができる。
図3は、受信レベルと受信状態との関係を示す図である。受信状態が悪いレベルから良いレベルにLv0〜Lv3の4段階に分けて受信レベルを区別している。受信レベルLv0は想定した受信率が0%であり同期がほとんど取れない状態を想定している。一方、受信レベルLv3は、想定した受信率は95%以上であり、映像・音声がともに途切れず、完全に再生できる状態又は、映像・音声がまれに途切れるが、問題なく視聴できる受信状態を想定している。受信レベルLv1と、Lv2はその中間である。
図8は、搬送波電力対雑音電力比信号C/Nと受信レベルとの関係を示す図である。図8では、圏外であり受信率0%の場合を想定しているLv0を除く、受信レベルLv1〜Lv3とC/N値の関係を示す。C/N値によって受信レベルを判定する場合は、原則的な基準として、C/N閾値aが受信レベルLv1とLv2との境界となり、C/N閾値bが受信レベルLv2とLv3との境界となる。すなわち、基本的には、C/N値がC/N閾値a以下の場合は、受信レベルLv1となり、C/N値がC/N閾値b以上である場合は、受信レベルLv3となり、この中間の場合が受信レベルLv2となる。なお、閾値の大小関係はb>aである。
ただし、フェージング等によりC/N値は変動するので、頻繁に受信レベルが変動しないように、C/N閾値には、それぞれC/Nヒステリシス幅を設けている。また、C/N閾値aおよびC/N閾値bに対するC/Nヒステリシス幅が、重ならないように設定することが重要である。重なってしまうとC/N閾値aとC/N閾値bの間の受信レベルLvに遷移しづらくなる。
また、デジタル放送受信復調部(チューナー)20が正常にディジタル放送を受信復調するために必要なC/N値は、伝送パラメータである変調方式および符号化率によって異なり、一定値分オフセットされた値になる。Lv判定に図8のようにC/N閾値を設定するため、変調方式および符号化率による所要C/N差分をオフセットさせ、図3のような受信レベルと想定した受信率、受信状態との関係が崩れないようにする必要がある。したがって、判定基準設定部35によりC/N値に対して変調方式および符号化率に基づくオフセットを与えている。また、C/N値の変動に対しては、平均化部36により平均化することにより安定化した判定ができる。なお、平均化は、必要がなければ、行わなくともよい。
次に、受信レベル判定部37での受信レベル判定の処理手順について、図4〜図7の処理フロー図を用いて説明する。まず、最初に、図4のステップS01では、SYNC信号により同期状態の判定を行う。SYNC信号が非同期であれば、受信レベルLv=0判定を確定させて終了となる(ステップS02)。同期していれば、Lv0〜3をPER、BER、C/Nの組み合わせにより判定する。まずBER、PERをメモリ60に履歴として保存する(ステップS03)。次に、変調方式および符号化率を判断して、デジタル放送受信復調部(チューナー)20の変調方式および符号化率の違いによる所要C/N差分の補正を行う(ステップS04)。その後、C/N閾値に対してヒステリシス設定を行い、頻繁に受信判定Lvが変化しないよう対策する(ステップS05)。ステップS06、ステップS08では、ステップS04、S05で設定されたC/N閾値に対してC/N値の判定を行い、その結果に基づいて、ステップS07,S09,S10のように暫定的な受信レベル値を決定する。なお、暫定的な受信レベルがLv=1となった場合は、図5の処理フローP1へ進み、暫定的な受信レベルがLv=2又は3となったときは、図6の処理フローP2へ進む。
図5は、図4の処理フロー図で暫定的な受信レベルがLv=1となった場合の処理フロー図である。図5では暫定的なLv=1を、Lv=0かLv=1に確定させる。まずステップS13にて記憶したPER履歴の総数がn1回以上であるか判定する。n1回未満であれば受信レベルLv=1に確定する。n1回以上であれば、パケット誤り率PERによる判定に移行する。PERを使う理由は、Lv0では、受信率0%かつ同期が外れない場合が存在するため、C/Nのみでの正確な判定はできないためである。また、地上デジタル放送では、同期判定はTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)キャリアに含まれている同期検出信号の検出によって行われており、同期信号は映像・音声ともに再生不可能な低C/N状態であっても同期を維持することができる。従って、C/Nによる正確な判定は難しく、SYNC、PERの組み合わせによって判定する必要がある。なお、一般的に、TMCCは映像・音声よりも誤り率特性の優れた変調方式を使用する。TMCCはBPSKが一般的であるが、映像・音声などのデータはそれより誤り率特性では劣るQPSK、16QAM、64QAMが一般的である。
S14にて前回のLv判定結果が0でなければ、直近のPER履歴n1回分についてPER≧Xとなる数がn2回以上か判定する(ステップS15)。ステップS15がYesであれば受信レベルLv=0に確定する(ステップS17)。ステップS15がNoであれば受信レベルLv=1に確定する(ステップS18)。
ステップS14にて前回のLv判定結果が0であれば、直近のPER履歴n3回分についてPER≧Xとなる数がn4回以上か判定する(ステップS16)。ステップS14,S15,S16は受信レベルLv=0とLv=1の間の受信レベル変化にヒステリシスを持たせている。PER平均値ではなく、過去にPER閾値を超えた回数をカウントして判定することが好ましい。PER閾値に小さい値を設定した場合に、平均化してしまうと過去数回のうちのPERが大きい値が支配的となってしまうためである。(以下のBERについても同様である。)
図6は、図4の処理フローで暫定的に受信レベルLv=2またはLv=3となった場合の処理フロー図である。図6では暫定的な受信レベルLv=2またはLv=3を、Lv=1かLv=2に確定またはLv=3(暫定)と判定する。まずステップS20にて記憶したBER履歴の総数がn5回以上であるか判定する。n5回以上でなければ、ステップS23へ移行し、現在の受信レベルがLv=2(暫定)であればLv=2に確定する。現在のLvがLv=2(暫定)でなければLv=3(暫定)とし図7の処理フロー図へ進む。ステップS20にて記憶したBER履歴の総数がn5回以上であれば、ステップS21に移行する。直近のBER履歴n5回分についてBER≧Yとなる数がn6回以上であればLv=1に確定する。直近のBER履歴n5回分についてBER≧Yとなる数がn6回以上でなければステップS23へ移行し、現在の受信レベルがLv=2(暫定)であればLv=2に確定する。現在の受信レベルがLv=2(暫定)でなければLv=3(暫定)とし図7のフローに移行する。
図7に、図4〜6のフローで暫定的に受信レベルLv=3となった場合のフローを示す。図7では暫定的なLv=3を、Lv=2かLv=3に確定させる。まずステップS27にて記憶したBER履歴の総数がn7回以上であるか判定する。n7回未満であれば受信レベルLv=3に確定する。n7回以上であれば、BERによる判定に移行する。(BERを使う理由は、PERがまったく劣化していない状態でもBERでは劣化が確認できるためである。)直近のBER履歴n7回分についてBER≧Zとなる数がn8回以上か判定する(S28)。ステップS28がYesであれば受信レベルLv=2に確定する(ステップS29)。ステップS28がNoであれば受信レベルLv=3に確定する(ステップS30)。以上の処理により、受信レベルを正しく判定することができる。
図9は、受信レベルLv判定基準をより細かくした場合の例である。図9のように、Lvを細かくしても、同期状態(SYNC)、搬送波電力対雑音電力比(C/N)、ビット誤り率(BER)、パケット誤り率(PER)を最適に判断することで、電波環境に左右されることなく、想定する受信率と一致したデジタル放送受信状態表示を実現する。
すなわち、まず、同期しているかいないかをSYNC信号で判定し、同期していたら、CN値によって暫定的に判定を行い、暫定的な受信レベルがLv2以下であったならば、PERにより最終判定を行い、暫定的な受信レベルがLv3以上であったならば、BERにより最終判定を行うことができる。なお、詳細は実施例1と同様に判定することができる。
以上説明した実施例によれば、同期状態(SYNC)、搬送波電力対雑音電力比(C/N)、ビット誤り率(BER)、パケット誤り率(PER)を最適に判断することで、携帯端末のような移動機でも、電波環境に左右されることなく、想定する受信率と一致したデジタル放送受信状態表示を実現することができる。
また、表示方法としても有効であり、モバイル端末に限らず固定受信機であっても、想定する受信率と一致したデジタル放送受信状態表示を実現する。
なお、本発明による受信レベル判定処理は、ハードウェアの回路によっても、コンピュータソフトウェアによっても実現できる。例えば、図2のチューナー制御映像音声再生部の各ブロックとして表した機能は専用の回路としても実現できるし、専用のハードウェアは持たずに、CPUが実行するコンピュータソフトウェアによっても実現することができる。
以上、実施例について説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明は、携帯端末のデジタル放送受信機に用いることができるだけでなく、携帯端末以外のデジタル放送受信機にも広く用いることができる。
1:デジタル放送受信機
10:デジタル受信アンテナ
20:デジタル放送受信復調部(チューナー)
21:SYNC(同期信号)レジスタ
22:PER(パケット誤り率)レジスタ
23:BER(ビット誤り率)レジスタ
24:C/N(搬送波電力対雑音電力比)レジスタ
25:変調方式レジスタ
26:符号化率レジスタ
30:チューナー制御映像音声再生部(CPU)
31:PER換算部
32:BER換算部
33:C/N換算部
34:履歴記録部
35:判定基準設定部
36:平均化部
37:受信レベル判定部
38:受信レベル変化検出部
40:画像表示部
50:音声出力部
60:メモリ

Claims (13)

  1. デジタル放送波を受信復調し、搬送波電力対雑音電力比信号と、データ誤り率信号と、同期状態信号と、を出力するデジタル放送受信復調部と、
    前記搬送波電力対雑音電力比信号と、データ誤り率信号と、同期状態信号と、に基づいて受信したデジタル放送波信号の受信レベルを判定する受信レベル判定部と、
    を備え
    前記データ誤り率信号には、ビット誤り率信号と、パケット誤り率信号と、が含まれ、
    前記受信レベル判定部が、前記搬送波電力対雑音電力比信号を用いて前記受信レベルについて暫定判定を行い、受信レベルが低いと暫定判定した場合は前記パケット誤り率信号を用いて前記受信レベル判定を行い、受信レベルが高いと暫定判定した場合は前記ビット誤り率を用いて前記受信レベル判定を行うことを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 前記受信レベル判定部が、前記同期状態信号を用いて受信レベルが最低レベルにあるか否か判定することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  3. 前記デジタル放送受信復調部が、変調方式信号と、符号化率信号と、をさらに出力し、
    前記変調方式信号と、符号化率信号と、に基づいて、前記暫定判定の基準を決定する判定基準設定部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のデジタル放送受信機。
  4. 前記受信レベル判定部が判定した受信レベルの変化を検出し、映像及び/又は音声信号として出力する受信レベル変化検出部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至いずれか1項記載のデジタル放送受信機。
  5. 前記搬送波電力対雑音電力比信号についての平均値を求める平均化部をさらに備え、
    前記受信レベル判定部は、前記平均化部が平均化した搬送波電力対雑音電力比信号に基づいて受信レベルを判定することを特徴とする請求項1乃至いずれか1項記載のデジタル放送受信機。
  6. 搬送波電力対雑音電力比を用いて受信レベルについて暫定判定をするステップと、
    受信したデータについてデータ誤り率を複数回測定し、一定の確率でデータ誤り率が基準値以上であるか否か判定することによって受信レベルについて最終判定をするステップと、
    を有することを特徴とするデジタル放送の受信レベル判定方法。
  7. 前記暫定判定を行う前に同期信号を用いて、同期しているか否か判定し、同期していると判定した場合に、前記暫定判定をするステップに進み、同期していないと判定した場合には、受信状態を最低レベルと最終判定する同期信号判定ステップをさらに含むことを特徴とする請求項記載のデジタル放送の受信レベル判定方法。
  8. 前記暫定判定をするステップにおいて、受信レベルが低いと判定した場合には、前記最終判定をするステップにおいて、データ誤り率としてパケット誤り率を用いて受信レベルの最終判定を行い、受信レベルが高いと判定した場合には、前記最終判定をするステップにおいて、データ誤り率としてビット誤り率を用いて受信レベルの最終判定を行うことを特徴とする請求項又は記載のデジタル放送の受信レベル判定方法。
  9. 前記最終判定をするステップにおいて、前回の最終判定レベルによって、前記データ誤り率の基準及び/又は前記確率の基準を変えて最終判定することを特徴とする請求項乃至いずれか1項記載のデジタル放送の受信レベル判定方法。
  10. 前記最終判定をするステップにおいて、
    否判定となった場合には、受信レベルの基準を上げて、再度最終判定を行うことを特徴とする請求項乃至いずれか1項記載のデジタル放送の受信レベル判定方法。
  11. 前記暫定判定をするステップにおいて、測定した搬送波電力対雑音電力比にヒステリシスを持たせて暫定判定をすることを特徴とする請求項乃至10いずれか1項記載のデジタル放送の受信レベル判定方法。
  12. 前記暫定判定をするステップにおいて、測定した搬送波電力対雑音電力比の平均値によって暫定判定をすることを特徴とする請求項乃至11いずれか1項記載のデジタル放送の受信レベル判定方法。
  13. デジタル放送を受信復調した結果によりそれぞれ更新される搬送波電力対雑音電力比信号と、データ誤り率と、同期状態信号と、を格納するレジスタと、CPUと、を備えたデジタル放送受信機において、
    前記同期状態信号に基づいて、受信レベルが同期を取れない状態か否か判定するステップと、
    前記搬送波電力対雑音電力比信号に基づいて、受信レベルについて暫定判定するステップと、
    前記暫定判定結果と、前記データ誤り率によって受信レベルを判定するステップと、
    を前記CPUに実行させ
    前記データ誤り率が、ビット誤り率と、パケット誤り率と、を含み、
    前記受信レベルを判定するステップにおいて、前記暫定判定結果が、受信レベルが高いと判定した場合は、前記ビット誤り率を用いて受信レベルを判定し、受信レベルが低いと判定した場合は、前記パケット誤り率を用いて受信レベルを判定することを特徴とするデジタル放送受信機の受信レベル判定プログラム。
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