JP5324859B2 - 真空処理装置およびそれを用いた製膜方法 - Google Patents

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Description

本発明は、真空処理装置およびそれを用いた製膜方法に関し、特にプラズマを用いて基板処理を行う真空処理装置およびそれを用いた製膜方法に関する。
一般に、プラズマを用いて基板処理を行う真空処理装置においては、基板上に製膜される膜厚分布の均一化や、製膜速度の向上を図るためにプラズマ分布の均一化や、高周波電力の給電の安定化を図ることが重要であり、これらの目的を達成する種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1から3参照。)。
上述の特許文献1には、プラズマを形成する電極を覆う電極カバーと、電極と対向して配置された基板を加熱する基板ヒータとを、導電性を有する接続手段を用いて電気的に接続する技術が記載されている。
このように、電極カバーと基板ヒータとを電気的に接続することでアース経路が短縮され、電極と基板との間に形成されるプラズマ分布の均一化を図るとともに、製膜速度の向上を図ること旨が記載されている。
特許文献2には、高周波電源用ケーブル(以下、「RFケーブル」と表記する。)の同軸シールドと、防着板とを接続する技術が記載されている。
このように、同軸シールドと防着板とを接続することにより、プラズマを形成する放電電極と高周波電力を安定して供給できる旨が記載されている。
特許文献3には、基板を支持する基板支持体と、設置されたチャンバ壁との間を、可逆性カーテンを用いて電気的に接続する技術が記載されている。
このように、可逆性カーテンを用いることにより、電流のリターンパスを短くすることができ、信頼性の高い低インピーダンスの高周波接地を確保する旨が記載されている。
特許第3595500号公報 特開2004−303687号公報 特開2006−104575号公報
上述の特許文献2では、防着板(電極カバー)と、基板テーブル(基板ヒータ)とを導電性の弾性接続具で接続し、アース経路を短縮している旨が記載されている。しかしながら、近年は、基板サイズの一辺が1mを越える大型化と、高周波電源周波数(以下、「RF周波数」と表記する。)の40MHzを越える高周波化とが図られ、高周波電源出力(以下、「RF出力」)の増大している。そのため、アース接続位置や、経路や、接続具の形状などが適切な範囲のものになっていないと、異常放電や抵抗損出が発生し、プラズマ分布の均一化や、製膜された膜の膜厚分布の均一化や、製膜速度の向上などを図れないという問題が判明した。
さらには、製膜された膜の膜厚分布の均一化と、製膜速度の向上を同時に満たすことが求められているが、これらは相反する事象であるために、一般には製膜条件を適正化するだけでは解決することが難しい課題であり、その対策が求められている。
発明者らは、アース経路の適正化と接続具形状の適正化を図ることで、製膜された膜の膜厚分布の均一化と製膜速度の向上の両方を達成できることを発見した。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、製膜速度の向上や、膜厚分布の均一化などを図ることができる真空処理装置およびそれを用いた製膜方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の真空処理装置は、放電電極に電力を供給する芯線の周囲を覆うとともに接地された同軸シールドと、前記放電電極に対向して基板を支持する基板テーブルと、該基板テーブルとともに前記放電電極および前記基板の周囲を覆う防着板と、前記同軸シールドと前記防着板とを電気的に接続するとともに前記同軸シールド及び前記防着板の異常変形を防ぐよう接続する接地接続部と、前記防着板と前記基板テーブルとが接近した際に、前記防着板と前記基板テーブルとを電気的に接続する弾性接続部と、が設けられ、前記弾性接続部は略円筒状もしくは略半円筒状もしくは畝状に形成され、前記防着板の端部の延びる方向に沿って前記弾性接続部の突出した部分が延びるように配置され、前記弾性接続部の突出した部分には、突出した部分が延びる方向に対して略直交する方向に延びる複数の隙間または複数のスリットが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、同軸シールドと防着板とが電気的に接続されるため、芯線と防着板との間でも安定した電圧をかけながら、放電電極へ給電を行うことができる。
その一方で、基板テーブルは、防着板と基板テーブルとが接近した際に、防着板と同軸シールドとに電気的に接続されて接地される。そのため、アース経路が短縮され放電電極と基板テーブルとの間におけるプラズマ分布が安定化される。
本発明によれば、防着板と基板テーブルとが接近した際に、略円筒状の弾性接続部が容易につぶれる(変形する)ことで接触面積が増加するため、防着板と基板テーブルと間の電気的接続が確保される。
その一方で、略円筒状もしくは略半円筒状の弾性接続部の中心軸線が、防着板の端部が延びる方向と略垂直になっていると、弾性接続部の中に生じる隙間を通過して、プラズマが防着板および対向電極との間に形成された空間から外へと漏れ出したり、異常放電が発生したりすることがある。
このため、略円筒状の弾性接続部の中心軸線を、防着板の端部が延びる方向に沿って延ばしていることにより、防着板および対向電極との間に形成されたプラズマが、弾性接続部の内部に入り込みにくくなる。そのため、弾性接続部の内部にプラズマが入り込むことにより発生する異常放電を抑制し、異常放電によるプラズマ分布の不均一化を抑制することができる。さらに、弾性接続部の内部には、防着板および対向電極との間に形成された反応ガスが流入しにくいため、防着板および対向電極との弾性接続部付近からの反応ガスの流出を抑制することができて、対向電極付近での反応ガス流れを安定して制御することができるので好ましい。
上記発明においては、前記弾性接続部は複数からなり、前記防着板の端部に並んで配置されていることが望ましい。
上記発明においては、前記防着板または前記基板テーブルに、前記防着板と前記基板テーブルとの間隔の最小値を規定するストッパ部が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、防着板と基板テーブルとの間隔の最小値が規定されるため、弾性接続部のつぶれすぎによる塑性変形を防止して、弾性接続部の寿命と信頼性を向上することができる。
上記発明においては、前記弾性接続部が取り付けられ、前記防着板または前記基板テーブルに着脱可能とされた取付部が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、取付部に弾性接続部を取り付けた後に、取付部および弾性接続部を防着板または基板テーブルに取り付け、および、取り外しすることができる。つまり、弾性を有し変形しやすいため真空処理装置内部での着脱作業が困難な弾性接続部であっても、取付部に取り付けることにより、変形しにくい部材として取り扱うことができる。そのため、取付部および弾性接続部の取り付けや取り外し、および、取り付け位置の調整などが容易になる。
上記発明においては、上方に配置された前記基板および前記放電電極と、下方に配置された前記弾性接続部との間に、前記弾性接続部の上方を覆うカバー部が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、放電電極などの製膜を行う構成部材から落下してきた剥離膜や粉が、カバー部により受け止められ、カバー部の下方に配置された弾性接続部に付着することが防止される。そのため、弾性接続部に付着した剥離膜などに起因する弾性接続部の導通不良や損傷が防止される。
本発明の真空処理装置の製膜方法は、放電電極に電力を供給する芯線の周囲を覆うとともに接地された同軸シールドと、前記放電電極に対向して基板を支持する基板テーブルと、該基板テーブルとともに前記放電電極および前記基板の周囲を覆う防着板と、前記同軸シールドと前記防着板とを電気的に接続するとともに前記同軸シールド及び前記防着板の異常変形を防ぐよう接続する接地接続部と、を備えた真空処理装置を用いて前記基板に対して製膜を行う製膜方法であって、弾性接続部により、前記防着板と前記基板テーブルとが接近した際に、前記防着板と前記基板テーブルとを電気的に接続する工程を有し、前記弾性接続部は、略円筒状もしくは略半円筒状もしくは畝状に形成され、前記防着板の端部の延びる方向に沿って前記弾性接続部の突出した部分が延びるように配置され、前記弾性接続部の突出した部分には、突出した部分が延びる方向に対して略直交する方向に延びる複数の隙間または複数のスリットが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、同軸シールドと防着板とが電気的に接続されるため、芯線と防着板との間でも安定した電圧をかけながら、放電電極へ給電を行うことができる。
その一方で、基板テーブルは、防着板と基板テーブルとが接近した際に、防着板と同軸シールドとに電気的に接続されて接地される。そのため、アース経路が短縮され放電電極と基板テーブルとの間におけるプラズマ分布が安定化される。
また本発明によれば、防着板と基板テーブルとが接近した際に、略円筒状の弾性接続部が容易につぶれる(変形する)ことで接触面積が増加するため、防着板と基板テーブルと間の電気的接続が確保される。
その一方で、略円筒状もしくは略半円筒状の弾性接続部の中心軸線が、防着板の端部が延びる方向と略垂直になっていると、弾性接続部の中に生じる隙間を通過して、プラズマが防着板および対向電極との間に形成された空間から外へと漏れ出したり、異常放電が発生したりすることがある。
このため、略円筒状の弾性接続部の中心軸線を、防着板の端部が延びる方向に沿って延ばしていることにより、防着板および対向電極との間に形成されたプラズマが、弾性接続部の内部に入り込みにくくなる。そのため、弾性接続部の内部にプラズマが入り込むことにより発生する異常放電を抑制し、異常放電によるプラズマ分布の不均一化を抑制することができる。さらに、弾性接続部の内部には、防着板および対向電極との間に形成された反応ガスが流入しにくいため、防着板および対向電極との弾性接続部付近からの反応ガスの流出を抑制することができて、対向電極付近での反応ガス流れを安定して制御することができるので好ましい。
本発明の真空処理装置およびそれを用いた製膜方法によれば、同軸シールドと防着板とが電気的に接続されるとともに、防着板と基板テーブルとが接近した際に、異常放電を発生することなく防着板と同軸シールドとに電気的に接続されて接地されるため、製膜速度の向上や、膜厚分布の均一化などを同時に図るという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態について図1から図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態の製膜装置の構成を示す概略図であり、製膜装置の側面から見た図である。図2は、図1の製膜装置の対向電極と放電電極との配置を説明する模式図である。図3は、図1の接地接続部および弾性接続部の構成を説明する模式図である。
本実施形態においては、本発明を、一辺が1mを越える大面積な基板に対して、アモルファス太陽電池や微結晶太陽電池や液晶ディスプレイ用TFT(Thin Film Transistor)などに用いられる非晶質シリコン、微結晶シリコン、窒化シリコン等からなる膜の製膜処理を行うことが可能な製膜装置に適用して説明する。
製膜装置(真空処理装置)1には、図1から図3に示すように、真空容器である製膜室6と、導電性の板である対向電極(基板テーブル)2と、対向電極2の温度分布を均一化する均熱板5と、均熱板5および対向電極2を保持する均熱板保持機構11と、対向電極2との間にプラズマを発生させる放電電極3と、膜が形成される範囲を制限する防着板4と、防着板4を支持する支持部7と、高周波電力を放電電極3に供給する同軸給電部12a,12bおよび整合器13a,13bと、製膜室6内の気体を排気する高真空排気部31および低真空排気部35と、製膜室6を保持する台37と、が設けられている。
なお、本図において、ガス供給に関する構成は省略している。
製膜室6は真空容器であり、その内部で基板8に微結晶シリコンi層など製膜するものである。製膜室6は、鉛直方向から角度αだけ傾けて台37上に保持される。傾きの角度αは鉛直方向に対して7°から12°までの範囲内の所定角度である。
基板8としては、縦横の大きさが1.4m×1.1mであり、厚さが3.5mmから4.5mmの透光性ガラス基板が例示される。
製膜室6を傾けて保持することで、対向電極2における基板8における製膜処理面の法線が、水平方向(X方向)に対して角度αだけ上(Z方向)に向く。このように基板8を鉛直から僅かに傾けることは、装置の設置スペースの増加を抑えながら基板8の自重を利用して少ない手間で基板8を保持することができ、更に基板8と対向電極2の密着性を向上して基板8の温度分布と電位分布とを均一化することができて好ましい。
対向電極2は、基板8を保持可能な保持手段(図示せず)を有する非磁性材料の導電性の板である。セルフクリーニングを行う場合は耐フッ素ラジカル性を備えることが好ましく、ニッケル合金やアルミやアルミ合金の板を使用することが望ましい。
対向電極2は、放電電極3に対向する電極(例えば接地側電極)となる。対向電極2は、一方の面が均熱板5の表面と密接し、製膜時に他方の面が基板8の表面と密接して基板テーブルとなる。
均熱板5は、内部に温度制御された熱媒体を循環したり、または温度制御されたヒータを組み込んだりすることで、自身の温度を制御して、全体が概ね均一な温度を有し、接触している対向電極2の温度を所定の温度に均一化する機能を有する。
上述の熱媒体は非導電性媒体であり、水素やヘリウムなどの高熱伝導性ガス、フッ素系不活性液体、不活性オイル、及び純水等が熱媒体として使用できる。中でも150℃から250℃の範囲でも圧力が上がらずに制御が容易であることから、フッ素系不活性液体(例えば商品名:ガルデン、F05など)の使用が好適である。
均熱板保持機構11は、均熱板5及び対向電極2を製膜室6の側面(図1の右側の側面)に対して略平行となるように保持するとともに、均熱板5、対向電極2および基板8を、放電電極3に接近離間可能に保持するものである。
均熱板保持機構11は、製膜時に均熱板5等を放電電極3に接近させて、基板8を放電電極3から、例えば3mmから10mmの範囲内の所定値だけ離れて位置させることができる。
防着板4は、接地されプラズマの広がる範囲を抑えることにより、膜が製膜される範囲を制限するものである。本実施形態の場合、図1に示すように、製膜室6の内側における防着板4の後ろ側(基板8と反対の側)の壁に膜が製膜されないようにしている。
図4は、図1の弾性接続部の配置を説明する模式図である。
防着板4における対向電極2と対向する端部には、図3および図4に示すように、複数の弾性接続部4Eが設けられている。
弾性接続部4Eは、金属箔を少しつぶれた略円筒状、言い換えると楕円筒状に形成したものであり、導電性を有するものである。弾性接続部4Eを構成する材料としては、銅(Cu)や、銅合金や、ステンレス鋼合金などの弾性を有する導電材料が好ましく、さらには、これらの金属にニッケル(Ni)メッキを施し、酸素(O)プラズマや、フッ素(F)プラズマや塩素(Cl)プラズマなどの腐食性ガスに対する耐久性を持たせた材料がより好ましい。
弾性接続部4Eは、防着板4における対向電極2と対向する端部が延びる方向に沿って、略円筒状の中心軸線が延びるように配置されている。言い換えると、防着板4の上下方向(図4の上下方向)の端部に配置された弾性接続部4Eは、上述の中心軸線が、対向電極2と直交するとともにZ軸を含む平面(Z−X平面)に対して直交するように配置されている。その一方で、防着板4の左右方向(図4の左右方向)の端部に配置された弾性接続部4Eは、上述の中心軸線が、対向電極2と直交するとともにY軸を含む平面に対して直交するように配置されている。
さらに、防着板4の一つの端部(辺)には複数の弾性接続部4Eが配置され、複数の弾性接続部4Eの間には、略同じ長さの隙間が形成されている。
複数の弾性接続部4Eのサイズとしては、幅が50mmであり、長さが50mmから100mmを例示することができる。
支持部7は、図1に示すように、製膜室6の側面(図1における左側の側面)から内側へ垂直に延びている部材である。支持部7は防着板4と結合され、放電電極3における対向電極2と反対側の空間を覆うように防着板4を保持している。それと共に、支持部7は放電電極3と絶縁的に結合され、放電電極3を製膜室6の側面(図1における左側の側面)に対して略平行に保持している。
高真空排気部31は、粗引き排気された製膜室6内の気体をさらに排気して、製膜室6内を高真空とする高真空排気用の真空ポンプである。弁32は、高真空排気部31と製膜室6との経路を開閉する弁である。
低真空排気部35は、初めに製膜室6内の気体を排気して、製膜室6内を低真空とする粗引き排気用の真空ポンプである。製膜時における製膜排出ガスは、低真空排気部35より排気される。弁34は、低真空排気部35と製膜室6との経路を開閉する。
台37は、上面に配置された保持部36を介して製膜室6を保持するものである。台37の内部には低真空排気部35が配置される領域が形成されている。低真空排気部35は必ずしも台37の内部でなくてもよく、機側に設置しても良いし、高真空排気部31と同様に製膜室6の上部から排気しても良い。
放電電極3は、図1から図4に示すように、製膜室6に8個備えられている。放電電極3は、X方向へ伸びるとともに、互いに略平行に上下に配された2本の横電極と、この横電極の間に、Y方向へ伸びるとともに互いに略平行に配置された複数の板状の縦電極とを組み合わせて構成されたものである。
図1では放電電極3の上側にある給電点(端部)53側には、整合器13aと、高周波給電伝送路(芯線)14aと、同軸給電部12aと、熱媒体供給管15aおよび原料ガス配管16aが設けられている。また、図1では放電電極の下側にある給電点(端部)54側には、整合器13aと、高周波給電伝送路(芯線)14bと、同軸給電部12bと、熱媒体供給管15bおよび原料ガス配管16bが設けられている。
同軸給電部12a,12bには、絶縁体を介して、芯線である高周波給電伝送路14a,14bと同軸に配置された略円筒状の同軸シールド12Sが設けられている。
同軸シールド12Sは、導電性を有する材料から構成されるとともに、接地された部材である。
さらに、同軸シールド12Sと防着板4との間には、図1および図3に示すように、両者を電気的に接続する接地接続部4Aが配置されている。接地接続部4Aは導電性を有する材料から構成されたものである。
放電電極3の給電点53の近傍には、原料ガス配管16aが接続されている。同様に、放電電極3の給電点54の近傍には、原料ガス配管16bが接続されている。原料ガス配管16a,16bからは、放電電極3に原料ガスが供給され、放電電極3aは、この原料ガスを対向電極2側(図2中の右側)へ略均一に放出している。
放電電極3の給電点53には、図2および図3に示すように、高周波電源17aから高周波電力が供給され、給電点54には、高周波電源17bから高周波電力が供給されている。
次に、上記の構成からなる製膜装置1における弾性接続部4Eおよび接地接続部4Aの作用について説明する。
対向電極2が防着板4に接近すると、図3に示すように、弾性接続部4Eと対向電極2とが接触して電気的に接続される。その一方で、防着板4は接地接続部4Aにより同軸シールド12Sと電気的に接続されている。
防着板4と同軸シールド12Sは、製膜処理時に温度が上昇し、熱膨張差によりお互いの位置関係が微小変異する。そのため、防着板4と同軸シールド12Sとを強固に接続すると、お互いの拘束で異常変形を発生する。このため、接地接続部4Aにより短い経路で電気的に接続することにより、信頼性の高い電気的接続形態が構成できる。
高周波電力は、芯線とその周囲に設けられたシールドとの間で電位をかけながら安定して伝送される。放電電極3付近におけるシールドに相当する構造体は対向電極2と、弾性接続部4Eと、防着板4と、接地接続部4Aと、同軸シールド12Sである。従って、このシールドに相当する領域を短い経路で電気的に接続することは、プラズマの安定した形成に非常に重要になる。
弾性接続部4Eと接地接続部4Aの両方の存在により、対向電極2と、弾性接続部4Eと、防着板4と、接地接続部4Aと、同軸シールド12Sとは、電気的に接続されるとともに接地される。
このように、防着板4と同軸シールド12Sとを短い経路で電気的に接続することで、防着板4の内側であって、芯線である高周波給電伝送路14a,14bが露出している部分であっても、放電電極3へ給電する際に、防着板4と高周波給電伝送路14a,14bとの間で高い電圧で安定した電圧がかけられる。
さらに、対向電極2と防着板4とが電気的に接続されるため、アース経路が短くなり、対向電極2と防着板4との間のプラズマ分布が安定化する。
すなわち、対向電極2と、弾性接続部4Eと、防着板4と、接地接続部4Aと、同軸シールド12Sが電気的に短い経路で接続されるという構成を併せ持つことにより、高い電圧をかけながら安定したプラズマを形成できるという相乗効果が得られ、この相乗効果により製膜速度の向上と膜厚の均一性の両方を達成できる。
図5は、弾性接続部における他の配置を説明する模式図である。
例えば、図5に示すように、略円筒状の弾性接続部4Pの中心軸線が、防着板4における対向電極2と対向する端部が延びる方向に対して、略直交方向に延びるように配置されている場合と比較して、本実施形態の製膜装置1は、高周波電力の給電の安定化と、製膜速度の安定化と、膜厚分布の均一化を図ることができる。
具体的には、縦が約1.4m、横が約1.1mの基板8であって、供給される高周波電力(RF Power)が0.15W/cm、その周波数が60MHzの場合、製膜速度は、0.84nm/s(図5の製膜装置)から0.87nm/s(本実施形態の製膜装置4)に向上している。さらに、製膜された膜の膜厚分布は、24%(図5の製膜装置)から14%(本実施形態の製膜装置4)となり、膜厚分布の均一性が向上している。
上記の構成によれば、同軸シールド12Sと防着板4とが接地接続部4Aにより電気的に接続されるため、高周波給電伝送路14a,14bと防着板4との間でも高い電圧で安定した電圧をかけながら、放電電極3へ給電を行うことができる。
その一方で、対向電極2は、防着板4と対向電極2とが接近した際に、弾性接続部4Eにより、防着板4と同軸シールド12Sとに電気的に接続されて接地される。そのため、アース経路が短縮され放電電極3と対向電極2との間におけるプラズマ分布が安定化される。
すなわち、対向電極2と、弾性接続部4Eと、防着板4と、接地接続部4Aと、同軸シールド12Sが電気的に短い経路で接続する構成により、高い電圧となる大きなRF出力(RF Power)をかけながら安定したプラズマを形成できるという相乗効果が得られ、この相乗効果により製膜速度の向上と膜厚の均一性の両方を併せて達成できる。
防着板4と対向電極2とが接近した際に、略円筒状の弾性接続部4Eが容易につぶれる(変形する)ため、防着板4と対向電極2と間の電気的接続が確保される。
その一方で、略円筒状の弾性接続部4Eの中心軸線が、防着板の端部が延びる方向に沿って延びるため、防着板4および対向電極2との間に形成されたプラズマが、弾性接続部4Eの内部に入り込みにくい。そのため、弾性接続部4Eの内部にプラズマが入り込むことにより発生する異常放電を抑制し、異常放電によるプラズマ分布の不均一化を抑制することができる。さらに、弾性接続部4Eの内部には、防着板4および対向電極2との間に形成された反応ガスが流入しにくいため、反応ガスの流出を抑制することができる。
なお、上述の実施形態のように、放電電極3の上下から給電を行ってもよいし、放電電極3左右であって、放電電極3に対して対称な位置から給電を行ってもよく、特に限定するものではない。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図6から図9を参照して説明する。
本実施形態の製膜装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、弾性接続部の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図6から図9を用いて弾性接続部の周辺のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図6は、本実施形態の製膜装置の概略を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
製膜装置(真空処理装置)101には、第1の実施形態と同様に、図6に示すように、対向電極2と、放電電極3と、防着板4と、同軸給電部12a,12bと、整合器13a,13bと、高周波給電伝送路14a,14bと、同軸シールド12Sと、高周波電源17a,17bと、が設けられている。
さらに、防着板4における対向電極2と対向する端部には、複数の弾性接続部104Eが設けられ、同軸シールド12Sと防着板4との間には、接地接続部4Aが設けられている。
図7および図8は、図1の弾性接続部および接地接続部の配置を説明する部分拡大図である。
弾性接続部104Eは、放電電極3の上部付近は図7に示すように、放電電極3の下部部分は図8に示すように、防着板4における対向電極2と対向する端部に取り付けられ、対向電極2が防着板4に接近した際に、対向電極2と防着板4とを電気的に接続するものである。
図9は、図7の弾性接続部の構成を説明する部分拡大図である。
弾性接続部104Eには、図9に示すように、弾性部(弾性接続部)105と、取付部106と、ストッパ部107と、が設けられている。
さらに、下方に配置された弾性接続部104Eには、図8に示すように、カバー部108が設けられている。
弾性部105は、図9に示すように、取付部106に取り付けられるとともに、金属板を滑らかな曲面の凸状に折り曲げて畝状もしくは半円状に突出した部分を形成したものである。弾性部105を形成する金属としては、銅(Cu)や、銅合金や、ステンレス鋼合金などの弾性を有するとともに導電性を有するものが挙げられ、さらに、これらの金属にニッケル(Ni)メッキを施したものが好ましい。
このようにニッケルメッキを施すことにより、酸素(O)プラズマや、フッ素(F)プラズマや、塩素(Cl)プラズマなどの腐食性ガスに対する耐久性を、弾性部105に持たせることができるので、寿命向上と信頼性向上に好ましい。
弾性部105における突出した部分には、突出した部分が延びる方向に対して略直交する方向に延びるスリット部109が形成されている。
このようにスリット部109を形成することにより、弾性部105のおける突出した部分の弾性力を調整することができる。また部分的な接触圧力の調整と均一化にも有効である。そのため、弾性部105を容易に変形させることができ、弾性部105と対向電極2との電気的な接触を良好に保つことができる。
さらに、防着板4の各辺のそれぞれにおいて、弾性部105の長さの合計が、防着板4の各辺の長さ(L)に対して約60%以上、より好ましくは約80%以上であることが望ましい。
例えば、防着板4の一の辺に3つの弾性部105を等間隔に配置した場合、各弾性部105の間に形成される隙間(δ)は4つとなる。一つの弾性部105の長さをWとし、上述の一の辺における隙間の合計(4δ)が、辺の長さ(L)の約10%以下とするためには、以下の式に示すように、辺の長さ(L)に対する3つの弾性部105の長さの合計(3W)の割合(3W/L)が、約60%以上にする必要がある。
4δ≦4×0.1L ・・・(1)
L=3W+4δ ・・・(2)
L≦3W+(4×0.1L) ・・・(3)
(3W/L)≧0.6 ・・・(4)
ここで、上述の一の辺における弾性部105の数を増やすと、各辺に対する隙間δの割合(δ/L)が小さくなり、製膜装置1における製膜性能の向上に繋がる。
同様にして、上述の一の辺における隙間の合計(4δ)が、辺の長さ(L)の約5%以下とするためには、辺の長さ(L)に対する3つの弾性部105の長さの合計(3W)の割合(3W/L)が、約80%以上にする必要がある。
弾性部105は、第1の実施形態の略円筒状の弾性接続部4Eに比べると、対向電極2が防着板4との全体的な均一な接触が可能な構造であり、弾性接続部4Eよりも幅が小さくすることが可能となる。
弾性部105のサイズとしては、幅が30mmから50mmであり、長さが50mmから100mmである場合が例示される。
さらに、弾性部105は、柔軟な構造のため長さを長く連続的に防着板4の一の辺に設置することも可能であるため、防着板4の一の辺に長く連続的に設置することが更に好ましい。
取付部106は、図8および図9に示すように、弾性部105が取り付けられる部材であって、弾性部105とともに防着板4に取り付けられるものである。
取付部106は断面が略T字状に形成された導電材料であり、言い換えると、弾性部105が取り付けられる板状部材と、当該板状部材に対して直交する方向に延びる板状部材とから構成されている。
このように構成することで、取付部106に弾性部105を取り付けた後に、取付部106および弾性部105を防着板4に取り付け、および、取り外しすることができる。つまり、真空処理装置1の内部に弾性部105等を直接取り付ける作業を行う場合、弾性を有し変形しやすいため着脱が困難な弾性部105であっても、取付部106に取り付けることにより、変形しにくい部材として取り扱うことができる。そのため、取付部106および弾性部105の取り付けや取り外し、および、取り付け位置の調整などを容易にすることができる。
ストッパ部107は、図9に示すように、弾性部105を取付部106に取り付ける取り付け部材であるとともに、取付部106における弾性部105の取り付け面から所定の高さHだけ突出する部材である。ストッパ部107としては、ネジの頭部などの取り付け部材を用いることができる。
なお、所定の高さHは、弾性部105における突出した部分の突出量よりも低く、弾性部105が塑性変形を起こす高さよりも高いものを例示することができる。
このようにすることで、防着板4と対向電極2との間隔の最小値が規定されるため、押付けすぎることで弾性接続部104Eにおける弾性部105のつぶれすぎによる塑性変形を防止することができる。
カバー部108は、図8に示すように、取付部106に取り付けられ、取付部106から対向電極2に向かって延びる板状の部材であって、弾性部105と基板8や放電電極3との間に配置される部材である。
カバー部108は弾性を有し、かつ、酸素プラズマや、フッ素プラズマや、塩素プラズマなどの腐食性ガスに対する耐久性を少なくとも有する材料から形成されることが望ましい。例えば、ステンレス合金や、インコネル合金や、銅合金にニッケルメッキを施した金属材料を挙げることができる。
このように構成することで、放電電極3などの製膜を行う構成部材から落下してきた剥離膜や粉が、カバー部108により受け止められ、カバー部108の下方に配置された弾性部105に付着することが防止される。そのため、弾性部105に付着した剥離膜などに起因する弾性部105の電気的な接触不良や損傷を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る製膜装置の構成を示す概略図であり、製膜装置の側面から見た図である。 図1の製膜装置の対向電極と放電電極との配置を説明する模式図である。 図1の接地接続部および弾性接続部の構成を説明する模式図である。 図1の弾性接続部の配置を説明する模式図である。 弾性接続部における他の配置を説明する模式図である。 本発明の第2の実施形態の製膜装置の概略を説明する模式図である。 図1の弾性接続部および接地接続部の配置を説明する部分拡大図である。 図1の弾性接続部および接地接続部の配置を説明する部分拡大図である。 図7の弾性接続部の構成を説明する部分拡大図である。
1,101 製膜装置(真空処理装置)
2 対向電極(基板テーブル)
3 放電電極
4 防着板
4A 接地接続部
4E,104E 弾性接続部
8 基板
14a,14b 高周波給電伝送路(芯線)
105 弾性部(弾性接続部)
106 取付部
107 ストッパ部
108 カバー部

Claims (6)

  1. 放電電極に電力を供給する芯線の周囲を覆うとともに接地された同軸シールドと、
    前記放電電極に対向して基板を支持する基板テーブルと、
    該基板テーブルとともに前記放電電極および前記基板の周囲を覆う防着板と、
    前記同軸シールドと前記防着板とを電気的に接続するとともに前記同軸シールド及び前記防着板の異常変形を防ぐよう接続する接地接続部と、
    前記防着板と前記基板テーブルとが接近した際に、前記防着板と前記基板テーブルとを電気的に接続する弾性接続部と、
    が設けられ、
    前記弾性接続部は、略円筒状もしくは略半円筒状もしくは畝状に形成され、前記防着板の端部の延びる方向に沿って前記弾性接続部の突出した部分が延びるように配置され、
    前記弾性接続部の突出した部分には、突出した部分が延びる方向に対して略直交する方向に延びる複数の隙間または複数のスリットが形成されていることを特徴とする真空処理装置。
  2. 前記弾性接続部は複数からなり、前記防着板の端部に並んで配置されていることを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
  3. 前記防着板または前記基板テーブルに、前記防着板と前記基板テーブルとの間隔の最小値を規定するストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の真空処理装置。
  4. 前記弾性接続部が取り付けられ、前記防着板または前記基板テーブルに着脱可能とされた取付部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の真空処理装置。
  5. 上方に配置された前記基板および前記放電電極と、下方に配置された前記弾性接続部との間に、前記弾性接続部の上方を覆うカバー部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の真空処理装置。
  6. 放電電極に電力を供給する芯線の周囲を覆うとともに接地された同軸シールドと、
    前記放電電極に対向して基板を支持する基板テーブルと、
    該基板テーブルとともに前記放電電極および前記基板の周囲を覆う防着板と、
    前記同軸シールドと前記防着板とを電気的に接続するとともに前記同軸シールド及び前記防着板の異常変形を防ぐよう接続する接地接続部と、
    を備えた真空処理装置を用いて前記基板に対して製膜を行う製膜方法であって、
    弾性接続部により、前記防着板と前記基板テーブルとが接近した際に、前記防着板と前記基板テーブルとを電気的に接続する工程を有し、
    前記弾性接続部は、略円筒状もしくは略半円筒状もしくは畝状に形成され、前記防着板の端部の延びる方向に沿って前記弾性接続部の突出した部分が延びるように配置され、
    前記弾性接続部の突出した部分には、突出した部分が延びる方向に対して略直交する方向に延びる複数の隙間または複数のスリットが形成されていることを特徴とする製膜方法。
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