JP5323941B2 - 同期外れ処理方法および装置 - Google Patents

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Description

データネットワークは、データ・パケットの同じストリームを、複数のデータ・リンクを通して端末に送信することができる。しかしながら、様々なデータ・リンクは様々なデータ・パケット誤りに遭遇する。ベスト・エフォート・タイプのネットワーク、およびコア・ネットワークと基地局との間の変動する待ち時間により、データ・リンクは、端末の処理ユニットによって利用されるウィンドウのサイズよりも大きい、変動する遅延を互いに有することがある。それらは、同期(SYNC)外れデータ・リンクとしてカテゴリー分類できる。データ・リンクが同期外れであるとき、端末におけるデータ処理機能が低下し、以下のような様々な問題がもたらされることがある。シグナリング・プロトコル・スタックの上位レイヤによって経験される誤り率が高くなる。端末におけるウィンドウは、すべての順序外れデータ・パケットを維持することができるわけではない。後ろを走っている、データ・リンクからのデータ・パケットは廃棄されることになる。連続的な順序付きデータ・ストリームを形成し、シグナリング・プロトコル・スタックの上位レイヤに配信することができない。
これらの問題を処理するための1つの手法はネットワークのみに依拠する。しかしながら、ネットワークは、データ・ストリームを搬送しているすべてのデータ・リンクの間の待ち時間を維持する必要がある。パケット交換ネットワークなどのネットワークはベストエフォート型ネットワークであるので、待ち時間の厳しい上限を保証しない。遅延の変動は、基地局における現在のトラフィック負荷に大きく依存する。データ・リンクがデータ・リンク間の大きい待ち時間により同期外れであるとき、データ・リンクを選択的に組み合わせる試みは、逆にデータ処理パフォーマンスを劣化させるであろう。データ・パケットの順序ストリームを形成することは困難になるであろう。ネットワークは、サービス品質(QoS)アーキテクチャを組み込むことによって、待ち時間の上限を厳しくする機構を有することができる。しかしながら、この手法は、コア・ネットワーク中の多くのエンティティの変更を必要とするであろう。また、維持することがはなはだ複雑であろう。
本開示の一態様では、通信デバイスが、生成モジュールと、ランキング・モジュールと、配信モジュールとを備える。生成モジュールは、通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成するように構成される。ランキング・モジュールは、ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの複数の組合せセットの中からトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択するように構成される。トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットは、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する。配信モジュールは、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるように構成される。
本開示のさらなる態様では、同期外れを処理するための方法が、通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成することと、ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの複数の組合せセットの中からトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択することとを備える。トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットは、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する。本方法は、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることをさらに備える。
本開示のまたさらなる態様では、通信デバイスが、通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成するための手段と、ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの複数の組合せセットの中からトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択するための手段とを備える。トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットは、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する。本通信デバイスは、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるための手段をさらに備える。
本開示のまたさらなる態様では、機械可読媒体が、通信デバイス中の処理システムによって実行可能な命令を備える。本命令は、通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成するためのコードと、ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの複数の組合せセットの中からトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択するためのコードとを備える。トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットは、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する。本命令は、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるためのコードをさらに備える。
本開示のまたさらなる態様では、通信デバイスが、順序ランキング・モジュールと、順序範囲モジュールと、配信モジュールとを備える。順序ランキング・モジュールは、通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断するように構成される。順序範囲モジュールは、最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断するように構成される。配信モジュールは、順序番号の範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の範囲内にあり、配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるように構成される。
本開示のまたさらなる態様では、同期外れ回避のための方法が、通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断することと、最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断することとを備える。本方法は、順序番号の範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の範囲内にあり、配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることをさらに備える。
本開示のまたさらなる態様では、通信デバイスが、通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断するための手段と、最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断するための手段とを備える。本通信デバイスは、順序番号の範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の範囲内にあり、配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるための手段をさらに備える。
本開示のまたさらなる態様では、機械可読媒体が、通信デバイス中の処理システムによって実行可能な命令を備える。本命令は、通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断するためのコードと、最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断するためのコードとを備える。本命令は、順序番号の範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の範囲内にあり、配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるためのコードをさらに備える。
主題の技術の様々な構成を例として図示および説明する以下の詳細な説明から、主題の技術の他の構成が容易に明らかになることが当業者には理解されよう。了解されるように、すべて主題の技術の範囲から逸脱しなければ、主題の技術は他の構成および異なる構成が可能であり、そのいくつかの詳細は様々な他の点で変更が可能である。したがって、図面および詳細な説明は、本質的に例示的なものと見なされるべきであり、限定的なものと見なされるべきではない。
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)ネットワークトポロジによる通信システムの一例を示すブロック図。 UMTSシグナリング・プロトコル・スタックの一例を示すブロック図。 通信システムの一例を示す概念ブロック図。 トランスポート・チャネル(TCH)同期外れ問題の一例を示す図。 トランスポート・チャネル(TCH)同期外れ問題の一例を示す図。 トランスポート・チャネル(TCH)同期外れ問題の一例を示す図。 トランスポート・チャネル(TCH)同期外れ問題の一例を示す図。 通信システムの一例を示す図。 通信システムの一例を示す図。 本開示の一態様による、同期外れ回避および検出動作の一例を示すフローチャート。 本開示の一態様による、トランスポート・チャネルのすべての可能な組合せセットを生成するための動作(たとえば、図7のブロック710)の一例を示すフローチャート。 本開示の一態様による、トランスポート・チャネルの組合せセットの各々の距離値(W)を判断し、所定のウィンドウ・サイズ(Wmax)未満の距離値を有する(1つまたは複数の)組合せセットを選択するための動作(たとえば、図7のブロック720)の一例を示すフローチャート。 本開示の一態様による、ジャンプ値(g)および/またはオーバー・ラップ値(h)に基づいて最高ランキング組合せセットを判断するための動作(たとえば、図7のブロック736)の一例を示すフローチャート。 本開示の一態様による、次のデータ処理ユニット(たとえば、DARユニット)に最高ランキング組合せセット中のデータ・パケットを与えるための動作(たとえば、図7のブロック740)の一例を示すフローチャート。 本開示の一態様による、同期外れ検出を処理するための動作(たとえば、図7ブロックの750)の一例を示すフローチャート。 通信システムの一例を示す図。 同期外れを処理するための方法の一例を示すフローチャート。 同期外れ回避のための方法の一例を示すフローチャート。
以下に記載する詳細な説明は、主題の技術の様々な構成を説明するものであり、主題の技術を実施できる唯一の構成を表すものではない。添付の図面は、本明細書に組み込まれ、詳細な説明の一部を構成する。詳細な説明は、主題の技術の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、主題の技術は、これらの具体的な詳細なしに実施できることは当業者には明らかであろう。いくつかの例では、主題の技術の概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。理解しやすいように、同様の構成要素は同じ要素番号で標示されている。
「トランスポート・チャネル」という用語は、ピア物理レイヤ・エンティティ間のデータ・トランスポートのための通信ルートまたはデータ・リンクを指すことがある。トランスポート・チャネルは、情報が送信される方法に関係することがある。一般に、共通トランスポート・チャネルおよび専用トランスポート・チャネルとして知られる、2つのタイプのトランスポート・チャネルがあり得る。トランスポート・チャネルは、物理レイヤ上でエア・インターフェースを介して、データをどのように転送することができるか、およびどんな特性とともに転送することができるか、たとえば、専用または共通物理チャネルを使用するのか、論理チャネルの多重化を使用するのかによって、定義できる。トランスポート・チャネルは、物理レイヤのためのサービス・アクセスポイント(SAP)として働くことができる。Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)システムでは、トランスポート・チャネルは、論理チャネルをどのように転送することができるかを記述し、これらの情報フローを物理チャネルにマッピングすることができる。トランスポート・チャネルは、媒体アクセス制御(MAC)レイヤと物理レイヤ(L1)との間でシグナリングおよびユーザデータを搬送するために使用できる(図2参照)。無線ネットワーク・コントローラ(RNC)はトランスポート・チャネルを参照することができる。物理チャネルにマッピングできる情報は、いくつかのトランスポート・チャネルのうちのいずれか1つを介してMACレイヤから物理レイヤに移動することができる。トランスポート・チャネルは他のタイプのチャネルを含むことがある。
「セル」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じてハードウェアまたはその地理的カバレージエリアを指すことがある。
「無線ベアラ」という用語は、ユーザ機器(UE)とUMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)との間でユーザデータを転送するための、レイヤ2によって提供されるサービス(図2参照)を指すことがある。
図1は、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)ネットワークトポロジによる通信システムの一例を示すブロック図である。UMTSシステムは、ユーザ機器(UE)10と、アクセス・ネットワーク20と、コア・ネットワーク30とを含むことができる。UE10はアクセス・ネットワーク20に結合され、アクセス・ネットワーク20はコア・ネットワーク30に結合される。コア・ネットワーク30は外部ネットワークに結合できる。
UE10は、モバイル機器12と、ユーザの加入情報を含むユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)14とを含むことができる。Cuインターフェース(図示せず)は、USIM14とモバイル機器12との間の電気的インターフェースである。UE10は、一般に、ユーザがUMTSネットワーク・サービスにアクセスすることを可能にするデバイスである。UE10は、モバイルデバイス、またはセルラー電話などの移動局、固定局、または他のデータ端末であり得る。UE10は、一例では、エア・インターフェース(Uu)26を介して無線通信のために使用される無線端末であり得る。UE10は、コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、電話、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、オーディオプレーヤー、ゲーム機、カメラ、ビデオカメラ、オーディオ・デバイス、ビデオ・デバイス、マルチメディア・デバイス、((1つまたは複数の)プリント回路板、(1つまたは複数の)集積回路、および/または(1つまたは複数の)回路構成要素などの)上記のいずれかの(1つまたは複数の)構成要素であり得る。UE10は固定でも移動でもよく、デジタルデバイスであってもよい。
Uuインターフェース26は、UE10がシステムの固定部分にアクセスするためのインターフェースである。USIM14は、一般に、「スマートカード」、またはマイクロプロセッサを含む他の論理カード上に常駐するアプリケーションである。スマートカードは、加入者識別情報を保持し、認証アルゴリズムを実行し、暗号化キーにおける認証情報と、端末において必要とされる加入情報とを記憶することができる。
アクセス・ネットワーク20は、ネットワークにアクセスするための無線機器を含むことができる。WCDMAシステムでは、アクセス・ネットワーク20はUniversal Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、少なくとも1つの無線ネットワーク・コントローラ(RNC)24に結合された少なくとも1つの基地局または「ノードB」22を含む少なくとも1つの無線ネットワークサブシステム(RNS)を含むことができる。
RNC24はUTRANの無線リソースを制御する。アクセス・ネットワーク20のRNC24は、Iuインターフェース25を介してコア・ネットワーク30と通信することができる。Uuインターフェース26、Iuインターフェース25、Iubインターフェース23、およびIurインターフェース(図示せず)は、様々なベンダからの機器間のインターネットワーキングを可能にし、3GPP規格中で指定されている。無線ネットワーク・コントローラ(RNC)の実装形態はベンダごとに異なり、したがって、以下では一般論的に説明する。
無線ネットワーク・コントローラ(RNC)24は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)のスイッチングおよび制御要素として働くことができ、Iubインターフェース23とIuインターフェース25との間に配置される。RNC24は、UTRANがコア・ネットワーク30に与えるすべてのサービス、たとえば、ユーザ機器への接続の管理のためのサービス・アクセスポイントとして働くことができる。Iubインターフェース23は、ノードB22と無線ネットワーク・コントローラ(RNC)24とを接続する。Iuインターフェース25は、UTRAN20をコア・ネットワーク30に接続することができる。RNC24は、Iuベアラと基地局との間にスイッチング・ポイントを与えることができる。
UE10は、それ自体とRNC24との間にいくつかの無線ベアラを有することができる。無線ベアラは、UEとRNCとの間の共通接続および専用接続を結合するためにIubによって必要とされる定義のセットであるUEコンテキストに関係する。それぞれのRNC24は、様々なノード22に接続されたセル間のソフト・ハンドオーバを可能にする随意のIurインターフェースを介して、互いに通信することができる。したがって、IurインターフェースはRNC間接続を可能にする。そのような場合、サービングRNC24が、コア・ネットワーク30へのIu接続25を維持し、セレクタおよび外部ループ電力制御機能を実行し、一方、ドリフトRNCが、Iurインターフェースを介して交換できるフレームを、1つまたは複数の基地局22を介して移動局10に転送する。
1つのノードB22を制御するRNCは、ノードBの制御RNCと呼ばれることがあり、それ自体のセルの負荷と輻輳とを制御し、それらのセル中に確立すべき新しい無線リンクのためのアドミッション制御とコード割振りとを実行する。
RNC24と基地局(またはノードB22)とは、Iubインターフェース23を介して接続し、通信することができる。RNC24は、特定のRNC24に結合された各基地局22による無線リソースの使用を制御することができる。各基地局22は、1つまたは複数のセルを制御し、UE10への無線リンクを与える。基地局22は、チャネル・コーディングおよびインターリービング、レート適応および拡散などのインターフェース処理を実行することができる。基地局22は、ループ間電力制御などの基本的な無線リソース管理動作を実行することもできる。基地局22は、Iubインターフェース23とUuインターフェース26との間でデータフローを変換することができる。基地局22は、無線リソース管理に関与することもある。無線インターフェースUu26は各基地局22をUE10に結合する。基地局22は、UE10への1つまたは複数のセル中での無線送信と、UE10からの1つまたは複数のセル中での無線受信とを担当することができる。この例では、UE10は、それぞれ異なるノードBからのものである、3つのトランスポート・チャネル2、3、および4とともに図示されている。UEによって利用されるトランスポート・チャネルは、1つまたは複数のノードBからのものであり得る。
コア・ネットワーク30は、(1)回線交換呼が存在する場合は公衆交換電話網(PSTN)42への接続、あるいはパケット交換呼が存在する場合は統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)またはパケットデータネットワークへの接続、(2)モビリティおよび加入者ロケーション管理、および(3)認証サービスのためのスイッチングおよびルーティング機能のすべてを含むことができる。コア・ネットワーク30は、ホームロケーションレジスタ(HLR)32と、モバイル・スイッチング・サービス・センター/ビジター・ロケーション・レジスタ(MSC/VLR)34と、ゲートウェイ・モバイル交換センター(GMSC)36と、サービング汎用パケット無線サービス・サポート・ノード(SGSN)38と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)40とを含むことができる。
コア・ネットワーク30は、PSTN、またはパケット交換呼が存在する場合はISDNなどの、回線交換接続を与える外部回線交換(CS)ネットワーク42に結合されるか、あるいはパケット交換呼が存在する場合はパケット・データサービスのための接続を与えるインターネットなどのPSネットワーク44に結合され得る。
図2は、UMTSシグナリング・プロトコル・スタック110の一例を示すブロック図である。UMTSシグナリング・プロトコル・スタック110は、アクセス層と非アクセス層(NAS)とを含むことができる。アクセス層は、一般に、物理レイヤ120、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ140と無線リンク制御(RLC)レイヤ150とを含むレイヤ2 130、および無線リソース制御(RRC)レイヤ160を含む。
UMTS非アクセス層レイヤは、GSM(登録商標)上位レイヤと本質的に同様であり、回線交換部分170とパケット交換部分180とに分割できる。回線交換部分170は、接続管理(CM)レイヤ172とモビリティ管理(MM)レイヤ178とを含むことができる。CMレイヤ172は、回線交換呼を処理し、様々なサブレイヤを含む。
呼制御(CC)サブレイヤ174は、確立および解放などの機能を実行する。付加サービス(SS)サブレイヤ176は、呼転送および3方向発呼などの機能を実行する。ショート・メッセージ・サービス(SMS)サブレイヤ177はショート・メッセージ・サービスを実行する。MMレイヤ178は、位置更新と、回線交換呼のための認証とを処理する。パケット交換部分180は、セッション管理(SM)サブレイヤ182とGPRSモビリティ管理(GMM)サブレイヤ184とを含む。セッション管理(SM)サブレイヤ182は、確立および解放などの機能を実行することによってパケット交換呼を処理し、ショート・メッセージ・サービス(SMS)セクションをも含む。GMMサブレイヤ184は、位置更新と、回線交換呼のための認証とを処理する。
図3は、通信システムの一例を示す概念ブロック図である。通信システム301は、UE10、ノードB22、RNC24、または別のタイプのデバイスであり得る。通信システム301は処理システム302を含む。処理システム302は、バス304または他の構造もしくはデバイスを介して受信機306および送信機308と通信することができる。バス以外の通信手段を、開示する構成とともに利用することができることを理解されたい。処理システム302は、通信のために送信機308に提供すべきオーディオ、ビデオ、マルチメディア、および/または他のタイプのデータを生成することができる。さらに、オーディオ、ビデオ、マルチメディア、および/または他のタイプのデータは、受信機306で受信し、処理システム302によって処理することができる。
処理システム302は、命令を実行するための汎用プロセッサまたは特定目的プロセッサを含むことができ、さらに、ソフトウェア・プログラムのためのデータおよび/または命令を格納するための、揮発性または不揮発性メモリなどの機械可読媒体318を含むことができる。機械可読媒体310および/または318中に格納することができる命令は、様々なネットワークへのアクセスを制御し、管理するため、ならびに、他の通信および処理機能を提供するために処理システム302によって実行することができる。命令はまた、ディスプレイ312やキーパッド314などの様々なユーザ・インターフェース・デバイスのために処理システム302によって実行される命令を含むことができる。処理システム302は、入力ポート322と出力ポート324とを含むことができる。入力ポート322および出力ポート324の各々は1つまたは複数のポートを含むことができる。入力ポート322と出力ポート324とは、同じポート(たとえば、双方向ポート)であり得るか、または異なるポートであり得る。
処理システム302は、ソフトウェア、ハードウェア、または両方の組合せを使用して実装することができる。例として、処理システム302は、1つまたは複数のプロセッサを用いて実装することができる。プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲートロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは情報の計算または他の操作を実行することができる他の適切なエンティティとすることができる。
機械可読媒体は1つまたは複数の機械可読媒体とすることができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの組合せを意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行コード形式、または他の適切なコード形式の)コードを含むことができる。
機械可読媒体(たとえば、318)は、ASICの場合のようにプロセッサに統合された記憶装置を含むことができる。機械可読媒体(たとえば、310)はまた、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、フラッシュ・メモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、DVD、または他の適切な記憶デバイスなど、プロセッサの外部の記憶装置を含むことができる。さらに、機械可読媒体は、データ信号を符号化する伝送線路または搬送波を含むことができる。当業者なら、どのようにしたら処理システム302について説明した機能を最も良く実装することができるかを認識されよう。本開示の一態様によれば、機械可読媒体は、命令とともに符号化または格納されたコンピュータ可読媒体であり、命令の機能を実現させる、命令とシステムの残部との間の構造的および機能的な相互関係を定義するコンピューティング要素である。命令は、たとえば、UE10、ノードB22、またはRNC24によって、あるいはまたは、UE10、ノードB22、またはRNC4の処理システムによって実行可能である。命令は、たとえば、コードを含むコンピュータ・プログラムとすることができる。
インターフェース316は、任意のタイプのインターフェースでよく、図3に示すいずれかの構成要素間に常駐することができる。インターフェース316はまた、たとえば、外部世界へのインターフェース(たとえば、インターネットネットワークインターフェース)であり得る。トランシーバブロック307は1つまたは複数のトランシーバを表すことができ、各トランシーバは受信機306と送信機308とを含むことができる。処理システム302に実装される機能は、受信機306の一部分、送信機308の一部分、機械可読媒体310の一部分、ディスプレイ312の一部分、キーパッド314の一部分、またはインターフェース316の一部分に実装することができ、その逆も同様である。
本開示で参照する頭文字のいくつかを以下の表1に記載する。
Figure 0005323941
本開示で参照する状態変数のいくつかを以下の表2に記載する。
Figure 0005323941
本開示は、同期外れトランスポート・チャネルを回避し、検出するための方法および装置を提供する。たとえば、本開示は、本技術のいくつかの態様による、(i)RLC重複回避およびリオーダ(DAR)を最適化するため、および(ii)MBMS p−t−mモードのための同期外れMTCHを検出するための方法および装置を提供する。RLC DARは、複数のMTCHを選択的に組み合わせるためのWCDMA Rel6機能である。
MTCHはトランスポート・チャネル(TCH)の例である。MTCHは、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MTM)のために利用される。本開示では、本明細書で提供する例の多くにおいてMTCHに言及するが、「MTCH」という用語の代わりに「TCH」または「チャネル」を使用することがあり、本技術はMTCHまたは特定のタイプのトランスポート・チャネルに限定されない。
非肯定応答モードのための重複回避およびリオーダ(DAR)の機能プロシージャは、3GPP TS25.322v6.8.0の9.7.10に記載されている。それは、複数のソースからのプロトコル・データ・ユニット(PDU)を組み合わせて、再統合機能に対する単一の順序付きPDUシーケンスを形成する。しかしながら、このプロシージャでは、MTCHが、構成されたDARウィンドウ・サイズ(DAR_Window_Size)内で同期(SYNC)されると仮定している。
図4A〜図4Dに、トランスポート・チャネル(TCH)同期外れ問題の一例を示す。この場合、PDU13および14が消失しているが、TCH1またはTCH2は後の送信時間間隔(TTI)においてそれらを配信することができる。しかしながら、TCH3はTCH1およびTCH2よりもかなり前にあるので、その場合、DARユニットは、上位レイヤ(たとえば、図2のRRC160)に与えるために複数のTCHをPDUの連続的な順序付きストリームに最適に組み合わせることができない。
図4Aに、3つのトランスポート・チャネルTCH1、TCH2、およびTCH3の内容の一例を示す。TCH1はPDU7および8を含んでいる。TCH2はPDU11および12を含んでいる。TCH3はPDU17および18を含んでいる。この例では、VR(UDR)=7、VR(UDH)=10、およびVR(UDT)=10である。DARユニットのウィンドウ・サイズ(DAR_Window_Size)は4である。DARユニットのタイマーは、送信時間間隔(TTI)よりも長い任意の値である。それは、キュー中にあるPUD
Figure 0005323941
ならびにキュー中にないPUD
Figure 0005323941
を示す。
図4Bは、PDU7、8、9および10を上位レイヤに配信した後、VR(UDH)=10、およびVR(UDR)=11であることを示す。図4Cは、PDU11および12を上位レイヤに配信した後、VR(UDH)=11、およびVR(UDR)=13であることを示す。図4Dは、PDU17および18を上位レイヤに配信した後、VR(UDR)=15、VR(UDH)=18、およびVR(UDT)=17であることを示す。VR(UDH)−DAR_Window_SizeであるVR(UDR)は最高消失順序番号(SN)である14よりも大きいので、PDU13および14は今後廃棄されることになる。
図5は通信システムの一例を示す図である。通信システム500は、アクセス・ネットワークUTRAN20と、UE10と、無線インターフェースUu26とを含むことができる。UTRAN20は、送信UM RLCエンティティ530(たとえば、RNC)を含むことができる。送信UM RLCエンティティ530は、無線ベアラ565を通して上位レイヤからSDUを受信するための送信バッファ531と、SDUを様々な行に分割し、PDUを生成するための分割および連結ユニット533と、符号化PDUにRLCヘッダを追加するためのRLCヘッダアダー535とを含むことができる。
UE10は、たとえば、セルフォンのRLCレイヤを表すことができる、受信UM RLCエンティティ540を含むことができる。受信UM RLCエンティティ540は、同期外れ回避および検出ユニット549と、重複回避およびリオーダ(DAR)ユニット547と、受信バッファ545と、RLCヘッダ・リムーバ・ユニット543と、再統合ユニット541とを含むことができる。
同期外れ回避および検出ユニット549は、短い(たとえば、所定の時間期間よりも短い)時間期間の間、他のトランスポート・チャネルに対して同期外れであることが検出された、いくつかのトランスポート・チャネルからのPDUをフィルタ除去することができる。言い換えれば、ユニット549は、(1つまたは複数の)同期外れトランスポート・チャネルからのPDUをフィルタ除去することができる。さらに、トランスポート・チャネルが長い(たとえば、所定の時間期間よりも長い)時間期間の間、同期外れ状態にあるとき、ユニット549は、「タイプ1」同期外れ検出のためのコントローラ(たとえば、RRC)をコールバックすることができる。「タイプ1」という用語については次のパラグラフで説明する。この方法は、RLC DARパフォーマンスを改善することができ、UTRANネットワークに対して透過的である。
本開示の一態様によれば、タイプ1同期外れトランスポート・チャネルは、所定の時間期間よりも長い期間の間、(1つまたは複数の)他のトランスポート・チャネルに対して同期外れであるトランスポート・チャネルを指すことがある。たとえば、タイプ1同期外れトランスポート・チャネルは、同期外れタイマーが所定の時間期間後に満了したトランスポート・チャネルを指すことがある。「同期外れタイマー」という用語については後でより詳細に説明する。タイプ2同期外れトランスポート・チャネルは、所定の時間期間よりも短い期間の間、(1つまたは複数の)他のトランスポート・チャネルに対して同期外れであるトランスポート・チャネルを指すことがある。
DARユニット547は、PDUをリオーダし、重複PDUを検出し、重複をなくすことができる。受信バッファ545はPDUを蓄積することができる。RLCヘッダ・リムーバ・ユニット543は、RLCヘッダがリード・ソロモン(RS)復号器(図示せず)に送信されないように、ヘッダを除去することができる。再統合ユニット541はSDUを再統合または再構成することができる。SDUが互いにうまく配置されると、SDUを上位レイヤ(たとえば、RRC)に配信するために、無線ベアラ555を介してSDUを送信することができる。
一態様によれば、本技術は、マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(MBMS)、無線リンク制御(RLC)、重複回避およびリオーダ(DAR)、ウィンドウ・ベースの機構、および選択組合せに関係する。本技術の一態様による、アルゴリズムの概念機構の一例について説明する。
通信システムは、本技術の一態様による以下の機能を実行することができる。
○ 同期外れ回避。これは、データ処理ウィンドウ(たとえば、現在のDARウィンドウ)と同期しているトランスポート・チャネル(たとえば、MTCH)のサブセットを見つけることを指すことがある。これは以下の性質または利点を与える。
・ RLC PDU SNが同期している。
・ DAR_Window_Sizeよりも大きい順序番号(SN)のジャンプが回避される。
・ 到着するPDUと現在のDARウィンドウとの間の重複エリアが最大になる。選択的組合せの利得が最適化できる。
○ 同期外れ検出。これは、長い時間期間の間、潜在的に同期外れである、トランスポート・チャネルのサブセットを識別することを指すことがある。
図6は通信システムの一例を示す図である。通信システム600は、同期外れ回避器610と同期外れ検出器620とを含む。同期外れ回避器610は、生成モジュール612と、距離モジュール614と、ランキング・モジュール616と、配信モジュール618とを含むことができる。同期外れ検出器620は、タイマー開始/停止マネージャ632とタイマー満了マネージャ634とを含む同期外れタイマー・マネージャ630を含むことができる。同期外れ回避器610は、同期外れトランスポート・チャネルから到着したデータ・パケットまたはデータ・ユニットをフィルタ除去することができ、同期外れ検出器620は、所定の時間期間後にタイプ1同期外れ検出のためのコントローラ(たとえば、図2のRRC160)をコールバックすることができる。
通信システム620は、様々なウィンドウ・ベース・パラメータおよび変数を使用して動作することができる。ウィンドウ・ベース・パラメータおよび変数はSNに基づくことができる。これらのパラメータおよび変数について、本開示の一態様に従って以下で説明する。「ウィンドウ・ベース・パラメータ」という用語は、1つまたは複数のウィンドウ・ベース・パラメータおよび/または1つまたは複数のウィンドウ・ベース変数を指すことがあることに留意されたい。
ウィンドウ・ベース・パラメータは、特に、構成可能である以下の2つのパラメータを含むことができる。
○ 所定のウィンドウ・サイズ(Wmax)。これは、たとえば、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズを指すことがある。これは、トランスポート・チャネルの組合せセットが同期外れであるかどうかを判断するための基準として使用できる。
○ 同期外れタイマー(またはOut_of_SYNC_Timer)。これは、あるトランスポート・チャネルが、長い(たとえば、所定の時間期間よりも長い)時間期間の間、同期外れであるかどうかを判断し、そのような発見をコントローラ(たとえば、RRC)に報告する必要があるかどうかを判断するために使用されるタイマーを指すことがある。たとえば、同期外れタイマーが満了すると、データ・リンクレイヤ(たとえば、図2のRLC150)は、タイプ1同期外れトランスポート・チャネルが検出されたことを示すためにコントローラ(たとえば、図2のRRC160)をコールバックする。
ウィンドウ・ベース変数は、特に、以下の3つの変数を含むことができる。
○ 距離値(W)。これは、所与のTTIにおけるトランスポート・チャネルの組合せセットのシーケンス番号距離を指すことがある。距離値(W)は、トランスポート・チャネルの所与の組合せセットの最大SNと最小SNとの間(すなわち、トランスポート・チャネルの所与の組合せセットの最大SNからそのトランスポート・チャネルの組合せセットの最小SNまで)の距離を指すことがある。
○ ジャンプ値(g)。これは、データ処理ウィンドウ(たとえば、現在のDARウィンドウ)からトランスポート・チャネルの所与の組合せセットの最小SNまでのSNジャンプ量を指すことがある。
○ オーバー・ラップ値(h)。これは、トランスポート・チャネルの所与の組合せセットと処理ウィンドウ(たとえば、現在のDARウィンドウ)との重複SNエリアを指すことがある。
図6を再び参照すると、生成モジュール612は、トランスポート・チャネルのすべての可能な組合せセットを生成するように構成できる。トランスポート・チャネルの組合せセットは、UEによって利用され得るトランスポート・チャネルのセットを指すことがある。トランスポート・チャネルの組合せセットは1つまたは複数のトランスポート・チャネルを含むことができる。
たとえば、3つのトランスポート・チャネルM1、M2、およびM3がある場合、トランスポート・チャネルの7つの可能な組合せセットがあり得る。これらを以下の表3に示す。
Figure 0005323941
距離モジュール614は、所与のTTIにおけるトランスポート・チャネルの組合せセットの距離値(W)を判断するように構成できる。この判断は、生成モジュール612によって生成された組合せセットの各々について行うことができる。距離モジュール614は、距離値が所定のウィンドウ・サイズ(Wmax)未満である(1つまたは複数の)組合せセットを選択するように構成できる。この選択プロセスは、距離モジュール614が、Wmax基準に基づいて同期している(1つまたは複数の)組合せセットを選択することを可能にすることができる。(1つまたは複数の)選択された組合せセットに含まれるトランスポート・チャネルは、本開示の一態様によれば、ほぼ同期していると見なすことができる。
ランキング・モジュール616は、ウィンドウ・ベース・パラメータおよび/または変数に基づいて最高ランキング組合せセットを判断するように構成できる。最高ランキング組合せセットは、本開示の一態様による以下の方法のうちのいずれかによって選択できる。トランスポート・チャネルのすべて(たとえば、UEによって利用されるトランスポート・チャネルのすべて)を含む組合せセットが、所定のウィンドウ・サイズ(Wmax)未満である距離値(W)を有する場合、ランキング・モジュール616は、その特定の組合せセットを最高ランキング組合せセットとして選択することができる。他の場合、ランキング・モジュール616は、ジャンプ値(g)および/またはオーバー・ラップ値(h)に基づいて最高ランキング組合せセットを判断することができる。たとえば、ランキング・モジュール616は、最高ランキング組合せセットとして、最小ジャンプ値(g)と最大オーバー・ラップ値(h)とを有する組合せセットを選択することができる。
本開示の一態様によれば、最高ランキング組合せセットは同期セット(β)であると見なすことができ、他の組合せセット(すなわち、最高ランキング組合せセット中にない組合せセット)は同期外れセット(たとえば、βc)であると見なすことができる。
配信モジュール618は、データ・パケットまたはデータ・ユニット(たとえば、PDU)を選択的に与えるように構成できる。たとえば、配信モジュール618は、同期外れであるトランスポート・チャネルから到着したデータ・パケットをフィルタ除去し、したがって、ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを与えることなしに、最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニット(たとえば、図5のDARユニット547)に与えることができる。配信モジュール618は、廃棄になるデータ・ユニット(たとえば、PDU)の数を低減するために、データ・ユニット(たとえば、PDUストリーム)のデータ・ストリームをデータ処理ユニット(たとえば、DARユニット)にSN昇順で与えることができる。
上記の例では、最高ランキング組合せセットは1つの組合せセットを含む。別の例では、最高ランキング組合せセットは複数の組合せセットを含む。たとえば、ランキング・モジュール616は、たとえば、最大ジャンプ値を下回るジャンプ値と、最小オーバー・ラップ値を上回るオーバー・ラップ値とを有する組合せセットを選択することによって、複数の高ランキング組合せセットを選択することができる。配信モジュール618は、選択された高ランキング組合せセット中のデータ・パケットまたはデータ・ユニットをデータ処理ユニットに与えることができる。
さらに図6を参照すると、タイマー開始/停止マネージャ632は、同期セット(たとえば、最高ランキング組合せセット)中のトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを停止するように構成できる。タイマー開始/停止マネージャ632はまた、同期外れセット(たとえば、最高ランキング組合せセット中にない組合せセットのすべて)中のトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを開始することができる。本開示の一態様では、タイマー開始/停止マネージャ632は、トランスポート・チャネルごとに1つの同期外れタイマーを利用することができる。
同期外れタイマーのうちのいずれか1つが満了した(たとえば、同期外れセット中のトランスポート・チャネルのうちの少なくとも1つが、あらかじめ選択されたタイマー満了時間よりも長い期間の間、同期外れであった)とき、タイマー満了マネージャ634は別のモジュール(たとえば、図2のRRC160などの上位レイヤ)にタイプ1同期外れトランスポート・チャネル検出指示を与えることができる。複数の同期外れタイマーが満了した場合、タイマー満了マネージャ634はタイプ1同期外れトランスポート・チャネルを所定の順序で(たとえば、オーバー・ラップ値(g)の降順で)ソートすることができる。図2のRRC160などのコントローラまたはコントローラモジュールは、タイプ1同期外れトランスポート・チャネルの全部または一部を除去し、通信のための他のトランスポート・チャネル(たとえば、ネイバーセルまたはネイバーノードBからの1つまたは複数のトランスポート・チャネル)を選択することができる。
本開示の一態様によれば、同期外れ回避および検出のための通信システム600の動作は、次のように説明できる。
1. Wmax基準に基づいてほぼ同期しているトランスポート・チャネルのすべての可能な組合せセットを発見する。
2. トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットβを発見する。たとえば、これは、トランスポート・チャネルのすべてを含み、Wmax未満の距離値(W)を有する組合せセットであり得るか、または、これは、(i)Wmax未満の距離値(W)を有し、(ii)すべての組合せセットの中で最小のgと最大のhとを有する組合せセットであり得る。
3. βセット中のデータ・パケットまたはデータ・ユニット(たとえば、PDU)のみをデータ処理ユニット(たとえば、DARユニット)に渡す。
4. 廃棄になるデータ・パケットまたはデータ・ユニット(たとえば、PDU)の数を低減するために、データ・ストリーム(たとえば、PDUストリーム)を、ウィンドウ機構を利用するデータ処理ユニット(たとえば、DARユニット)にSN昇順で配信する。
5. β中にないトランスポート・チャネルを同期外れトランスポート・チャネルとして識別する。言い換えれば、最高ランキング組合せセットの相補セット(βc)を同期外れセットであるように扱う。
6. 同期外れセット中にあるトランスポート・チャネル(たとえば、同期外れトランスポート・チャネル)の同期外れタイマーを開始する。
7. 同期セット(たとえば、最高ランキング組合せセット)中にあるトランスポート・チャネルの同期外れタイマーを停止する。
8. 動作していた同期外れタイマーのうちのいずれかが所定の時間期間後に満了した場合、タイプ1同期外れトランスポート・チャネルが検出されたことを図2のRRC160などのコントローラ(またはコントローラモジュール)に通知する。
9. 複数の同期外れタイマーが満了した場合、モジュール(たとえば、図2のRLC150)は、タイプ1同期外れトランスポート・チャネルリストを、たとえば、オーバー・ラップ値(g)の降順でソートする。
10.図2のRRC160などのコントローラは、(1つまたは複数の)タイプ1同期外れトランスポート・チャネルを除去し、他のネイバーセルからの1つまたは複数のトランスポート・チャネルを選択することができる。
図7は、本開示の一態様による、同期外れ回避および検出動作の一例を示すフローチャートである。ブロック710において、トランスポート・チャネルのすべての可能な組合せセットを生成する。これは、たとえば、図6の生成モジュール612によって実行できる。ブロック720において、所与のTTIにおけるトランスポート・チャネルの組合せセットの各々について距離値(W)を判断し、所定のウィンドウ・サイズ(Wmax)未満の距離値を有する(1つまたは複数の)組合せセットを選択する。ブロック720について説明した動作は、たとえば、図6の距離モジュール614によって実行できる。
ブロック732、734、および736において、ウィンドウ・ベース・パラメータおよび/または変数に基づいて最高ランキング組合せセットを判断する。ブロック732において、トランスポート・チャネルのすべて(たとえば、UEによって利用されるトランスポート・チャネルのすべて)を含む組合せセットが、所定のウィンドウ・サイズ(Wmax)未満である距離値(W)を有するかどうかについての判断を行う。はいの場合、ブロック734において、その組合せセットを最高ランキング組合せセットとして設定する。他の場合、ブロック736において、ジャンプ値(g)および/またはオーバー・ラップ値(h)に基づいて最高ランキング組合せセットを判断する。たとえば、ブロック736において、すべての組合せセットの中で最小ジャンプ値(g)と最大オーバー・ラップ値(h)とを有する組合せセットを最高ランキング組合せセットとして選択する。ブロック732、734、および736について説明した動作は、たとえば、図6のランキング・モジュール616によって実行できる。
ブロック740において、最高ランキング組合せセット中のデータ・パケットまたはデータ・ユニットを次のデータ処理ユニット(たとえば、DARユニット)に与える。廃棄になるデータ・ユニットの数を低減するために、(データ・ユニットまたはデータ・ストリームと呼ばれることがある)データ・パケットを次のデータ処理ユニットにSN昇順で与える。ブロック740について説明した動作は、たとえば、図6の配信モジュール618によって実行できる。
ブロック750において、同期外れ検出を処理する。(1つまたは複数の)タイプ1同期外れトランスポート・チャネルが検出されると、そのような検出の指示をコントローラに通知する。ブロック750について説明した動作は、たとえば、図6の同期外れ検出器620または同期外れタイマー・マネージャ630によって実行できる。コントローラは、(1つまたは複数の)タイプ1同期外れトランスポート・チャネルを除去し、(1つまたは複数の)新しいトランスポート・チャネルを選択することができる。
図8は、本開示の一態様による、トランスポート・チャネルのすべての可能な組合せセットを生成するための動作(たとえば、図7のブロック710)の一例を示すフローチャートである。ブロック810において、トランスポート・チャネルのうちのいずれかが再構成される(たとえば、トランスポート・チャネルの一部または全部が除去される、または(1つまたは複数の)新しいトランスポート・チャネルが追加される)かどうかについての判断を行う。はいの場合、ブロック820において、トランスポート・チャネルのすべての可能な組合せセットのテーブル(たとえば、表3)を生成する。いいえの場合は、ブロック830において、トランスポート・チャネルのすべての可能な組合せセットのテーブルをメモリ(たとえば、図3の318または310)から検索する。ブロック840において、テーブル(生成された新しいテーブルまたは検索された古いテーブル)を、この機能(すなわち、トランスポート・チャネルのすべての可能な組合せセットを生成するための機能)の呼出し元に返す。
図9は、本開示の一態様による、トランスポート・チャネルの組合せセットの各々の距離値(W)を判断し、所定のウィンドウ・サイズ(Wmax)未満の距離値を有する(1つまたは複数の)組合せセットを選択するための動作(たとえば、図7のブロック720)の一例を示すフローチャートである。図9を参照しながら説明する動作は、トランスポート・チャネルの各組合せセットについて実行される。ブロック910において、トランスポート・チャネルの組合せセットの距離値(W)を判断する。ブロック920において、距離値(W)が所定のウィンドウ・サイズ(Wmax)未満であるかどうかについての判断を行う。いいえの場合は、ブロック930において、トランスポート・チャネルのこの組合せセットを組合せセットのワーキング・グループから除去する。言い換えれば、この組合せセットはフィルタ除去され、選択されない。はいの場合は、さらなる処理のためにトランスポート・チャネルのこの組合せセットを選択する。ブロック940において、この組合せセットがすべての可能な組合せセットの最後のセットであるかどうかについての判断を行う。はいの場合、動作はブロック960において終了する。いいえの場合、ブロック950において、次の組合せセットを計算のために準備し、動作はブロック910に進む。
図10は、本開示の一態様による、ジャンプ値(g)および/またはオーバー・ラップ値(h)に基づいて最高ランキング組合せセットを判断するための動作(たとえば、図7のブロック736)の一例を示すフローチャートである。ブロック1010において、トランスポート・チャネルの所与の組合せセットについて、そのジャンプ値(g)を判断する。ブロック1020において、この組合せセットのジャンプ値(g)が最高ランキング組合せセットのジャンプ値(g)未満であるかどうかについての判断を行う。ブロック1030において、この組合せセットのジャンプ値(g)と最高ランキング組合せセットのジャンプ値(g)とが同じまたは等しいかどうかについての判断を行う。ブロック1020における判断が肯定(はい)である場合、ブロック1040において、トランスポート・チャネルのこの組合せセットを最高ランキング組合せセットとして設定する。
ブロック1050において、トランスポート・チャネルのこの組合せセットについて、そのオーバー・ラップ値(h)を判断する。ブロック1060において、この組合せセットのオーバー・ラップ値(h)が最高ランキング組合せセットのオーバー・ラップ値(h)よりも大きいかどうかについての判断を行う。ブロック1070において、この組合せセットのオーバー・ラップ値(h)と最高ランキング組合せセットのオーバー・ラップ値(h)とが同じであるかどうかについての判断を行う。ブロック1080において、この組合せセットのチャネル状態が最高ランキング組合せセットのチャネル状態よりも良好かどうかについての判断を行う。ブロック1080における判断が肯定(はい)である場合、ブロック1040において、トランスポート・チャネルのこの組合せセットを最高ランキング組合せセットとして設定する。1090において、この組合せセットが最後の組合せセットであるかどうかについての判断を行う。いいえの場合、ブロック1095において、動作はトランスポート・チャネルの次の組合せセットに進む。はいの場合、プロセスはブロック1097において終了する。
図11は、本開示の一態様による、次のデータ処理ユニット(たとえば、DARユニット)に最高ランキング組合せセット中のデータ・パケットを与えるための動作(たとえば、図7のブロック740)の一例を示すフローチャートである。ブロック1110において、最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルの中の最小SNを判断する。ブロック1120において、データ・パケット(たとえば、PDU)を次のデータ処理ユニットにSN昇順でフォワーディングする。ブロック1130において、メモリ(たとえば、図3の318または310)から次のデータ・パケットを取得する。ブロック1140において、メモリが空であるかどうかについての判断を行う。はいの場合、プロセスはブロック1150において終了する。いいえの場合、プロセスはブロック1110に進む。
図12は、本開示の一態様による、同期外れ検出を処理するための動作(たとえば、図7のブロック750)の一例を示すフローチャートである。ブロック1210において、プロセスは最高ランキング組合せセット中の各トランスポート・チャネルについて開始する。ブロック1212において、この所与のトランスポート・チャネルのOut_of_SYNC_Timerがオンであるかどうかについての判断を行う。判断が肯定(はい)である場合、ブロック1214において、トランスポート・チャネルのOut_of_SYNC_Timerをオフにする。ブロック1216において、このトランスポート・チャネルが最高ランキング組合せセット中の最後のトランスポート・チャネルであるかどうかについての判断を行う。はいの場合、プロセスはブロック1220に進む。いいえの場合、プロセスはブロック1210に戻る。
ブロック1220において、最高ランキング組合せセット中にない各トランスポート・チャネルについてプロセス継続する。言い換えれば、同期外れセット中の各トランスポート・チャネルについてプロセスを継続する。ブロック1222において、トランスポート・チャネルのOut_of_SYNC_Timerがオンであるかどうかについての判断を行う。はいの場合は、ブロック1224において、そのトランスポート・チャネルのOut_of_SYNC_Timerをオンにする。ブロック1226において、このトランスポート・チャネルが同期外れセット中の(すなわち、最高ランキング組合せセット中にない)最後のトランスポート・チャネルであるかどうかについての判断を行う。はいの場合、プロセスはブロック1230に進む。いいえの場合、プロセスはブロック1220に戻る。
ブロック1230において、いずれかのOut_of_SYNC_Timerが満了したかどうかについての判断を行う。はいの場合、ブロック1232において、2つ以上のOut_of_SYNC_Timerが満了したかどうかについての判断を行う。はいの場合、ブロック1234において、タイプ1同期外れトランスポート・チャネルをgの降順でソートする。ブロック1236において、タイプ1同期外れトランスポート・チャネル候補のリストをコントローラ(たとえば、RRC)に与える。
本開示の一態様により、同期外れ回避および検出のための動作の一例を以下の擬似コードで説明する。
Figure 0005323941
Figure 0005323941
同期外れ回避および検出のための動作の別の例を、本開示の一態様に従って以下で説明する。この例で利用する変数および関数は、次のように説明される。
・ Sij:i番目のトランスポート・チャネルおよびj番目のRLC PDUのSN、j=1,2,...J

Figure 0005323941
・ n:TTI当たりのトランスポート・チャネルからのブロックの最大数

Figure 0005323941

Figure 0005323941
○ i番目のトランスポート・チャネルセット、i=1,2,...I
○ トランスポート・チャネルセットは、RLC DARユニットに渡すRLC PDUのSNのセットである

Figure 0005323941
○ MBMSサービスのためのトランスポート・チャネルの完全なセット
○ RLCが確立されると、トランスポート・チャネルの完全なセットを保持することが開始される
・ G:すべての組合せセットを生成する関数

Figure 0005323941
○ 例:

Figure 0005323941
・ fα:組合せセットA、A∈Ψの最小SNを計算する関数

Figure 0005323941
・ fb:組合せセットA、A∈Ψの最大SNを計算する関数

Figure 0005323941
・ W0:複数のトランスポート・チャネルの間の同期外れウィンドウを計算する関数
○ 同期外れウィンドウは、複数のトランスポート・チャネルの中の最大SNと最小SNとの差である

Figure 0005323941
・ 例:
Figure 0005323941
・ Wmax:最大同期外れウィンドウ・サイズ
○ 同期外れ検出の厳密性を調整する構成可能な値
○ Wmax>2×DAR_Window_Sizeが真である
・ Wmax>2×DAR_Window_SizeおよびW0≧Wmaxである場合、RLC DARは、BLERパフォーマンスにかかわらず、TTIごとにW0(A)−DAR_Window_Size−n+1個のPDUを失うことがある
・ 例:
Figure 0005323941
・ αl:同期しているRのサブセット(l=1,2,...L)
Figure 0005323941
・ n<DAR_Window_Sizeであるので、すべてのMi自体が同期している

Figure 0005323941
○ αlのすべての組合せセットを含んでいるセット
・ g:セットA、A∈ΨごとにSNジャンプの距離を計算する関数

Figure 0005323941
○ gが負の場合、Aは現在のDARウィンドウと重複している
・ h:セットA、A∈Ψごとに、DARウィンドウと重複するSNの距離を計算する関数

Figure 0005323941
・ CH:セットA、A∈Ψの全体的なチャネル品質を判断する関数
○ チャネル品質は以下に基づくことができる。
・ 平均パイロット信号対雑音比
・ 平均BLER
○ CH(A)>CH(B)場合、Aにおけるチャネル品質はBよりも良好である
・ β:以下のようなAのサブセット
Figure 0005323941
・ γ:データの最後のTTIのβセット中にないようなΨのサブセット
○ RLCが確立されると、γは空セットφで開始される
・ θ:βおよびγセット中にあるようなΨのサブセット
○ 現在は同期しているが、以前は同期外れだったトランスポート・チャネルのセット

Figure 0005323941
・ η:βおよびγセット中にないようなΨのサブセット
○ 現在は同期外れであるが、データの最後のTTIまで同期していたトランスポート・チャネルのセット

Figure 0005323941
・ Ω:Out_of_SYNC_Timerが開始し、満了するようなΨのサブセット
○ Out_of_SYNC_Timerが満了すると、RLCは、トランスポート・チャネルが同期外れであることをRRCに通知する
・ Out_of_SYNC_Timer:トランスポート・チャネルが同期外れかどうかを判断するトランスポート・チャネルごとのタイマー
○ トランスポート・チャネルがβcに入ると、タイマーが開始される
○ タイマーが満了すると、RLCは、同期外れであるトランスポート・チャネルのRRCをコールバックする
動作可能な例を以下の擬似コードに記載する。
Figure 0005323941
Figure 0005323941
Figure 0005323941
図13は通信システムの一例を示す図である。通信システム1300は、同期外れ回避器1310を含む同期外れ回避および検出ユニット1349を含む。同期外れ回避器1310は、順序ランキング・モジュール1312と、順序範囲モジュール1316と、配信モジュール1318とを含むことができる。順序ランキング・モジュール1312は、通信システム1300によって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断するように構成できる。これらのデータ・パケットは、1送信時間間隔内に受信したデータ・パケットを含むことができる。順序範囲モジュール1316は、最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニット(たとえば、図5のDARユニット547)のウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断するように構成できる。配信モジュール1318は、順序番号の範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の範囲内にあり、配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるように構成できる。
順序番号の範囲は、最高順序番号を含む連続する順序番号であり得る。順序番号の範囲はS1からS2を減算することによって判断でき、S1は最高順序番号であり、S2はS1−ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズ+1である。
本開示の一態様に従って、同期外れ回避器1310の動作の例について以下で説明する。同期外れ回避器1310は、所与のTTIにおいてトランスポート・チャネルのすべてから受信したPDUの中の最高順序番号S1を判断することができる。次いで、同期外れ回避器1310は、包括的に、S1とS2との間の順序番号を有するPDUを供給することができ、S2は、最高順序番号−処理ユニットのウィンドウ・サイズ(たとえば、DARユニット547であり得る、ユニット1310の後にある処理ユニットのウィンドウ・サイズ)+1である。S1とS2とによって判断された順序番号範囲内の1つまたは複数のPDUが消失している場合、ユニット1310は順序番号範囲内の利用可能なPDUをのみ供給する。
図4Aおよび図5を再び参照すると、例が示されている。この場合、最高順序番号S1は18である。DARユニット547のウィンドウ・サイズは4である。S2は15であり、S1(18)−DARユニット547のウィンドウ・サイズ(4)+1のように判断される。したがって、この例では、同期外れ回避および検出ユニット549は、PDU15、16、17、および18をDARユニット547に供給することを試みる。しかしながら、PDU15および16が消失しているので、ユニット547は、利用可能なPDU、すなわち、PDU17および18のみを供給する。別の例では、すべての4つのPDU15、16、17および18が存在する場合、ユニット547はPDU15、16、17および18をDARユニット547に供給する。
図14は、同期外れ回避および/または検出のための方法の一例を示すフローチャートである。動作1410において、生成モジュール(たとえば、図6のモジュール612)は、通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成する。動作1420において、ランキング・モジュール(たとえば、モジュール616)は、ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて、トランスポート・チャネルの複数の組合せセットの中からトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択することができ、トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットは1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する。動作1430において、配信モジュール(たとえば、モジュール618)は、1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与える。
機械可読媒体(たとえば、図3のモジュール318および/または310)は、通信デバイス(たとえば、図3のユニット301または図6のユニット600)中の処理システム(たとえば、図3のモジュール302)によって実行可能な命令を備えることができる。本命令は、図14を参照しながら説明する動作のためのコードを備えることができる。
図15は、同期外れ回避のための方法の一例を示すフローチャートである。動作1510において、順序ランキング・モジュール(たとえば、図13のモジュール1312)は、通信デバイス(たとえば、301、1300)によって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断する。動作1520において、順序範囲モジュール(たとえば、モジュール1316)は、最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断する。動作1530において、配信モジュール(たとえば、モジュール1318)は、順序番号の範囲内にあり、配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与える。配信モジュールは、順序番号の範囲外にあるデータ・パケットを与えない。
機械可読媒体(たとえば、図3のモジュール318および/または310)は、通信デバイス(たとえば、図3のユニット301または図13のユニット1300)中の処理システム(たとえば、図3のモジュール302)によって実行可能な命令を備えることができる。本命令は、図15を参照しながら説明する動作のためのコードを備えることができる。
UEは、順序番号を利用するウィンドウ・ベースの機構を使用することによって、複数のトランスポート・チャネルまたはデータ・リンクからのデータ・パケットを選択的に組み合わせることができる。ウィンドウ・ベースの機構は、データ・パケットの連続的なストリームが形成されることを可能にする。ウィンドウはUEにおけるバッファとすることができ、ウィンドウは、1つのトランスポート・チャネルまたはデータ・リンクからより早く到着したデータ・パケットが他のトランスポート・チャネルまたはデータ・リンクを待つことを可能にすることができる。これは、データ・パケットを選択的に組み合わせることを可能にする。この選択的組合せ技法はブロードキャスト/マルチキャスト環境において使用される。
ベスト・エフォート・タイプのネットワーク、およびコア・ネットワーク(たとえば、SGSN/RNC)とRNC/ノードBとの変動する待ち時間により、いずれかのノードBからのトランスポート・チャネルがDAR_Window_Sizeよりも大きい互いに相対的な遅延を有する可能性がある。トランスポート・チャネルが同期外れであるとき、DARパフォーマンスが劣化することがある。DAR_Window_Sizeは、すべての順序外れPDUを維持することができるわけではない。連続的な順序PDUストリームは、形成することが困難であろう。
トランスポート・チャネルのいずれかが同期外れであるとき、それはRLC DARパフォーマンスを潜在的に劣化させるであろう。DARは、すべての未解決のPDUを維持することができないであろう。さらに、それは、消失したサービスデータ・ユニット(SDU)に起因して、シグナリング・プロトコル・スタックの上位レイヤ(たとえば、図2のRRC160)に大きい順序番号(SN)ジャンプをもたらすであろう。それは、最終的にMBMSサービスの品質を劣化させるであろう。同期外れトランスポート・チャネルによってもたらされる問題のいくつかは、以下を含む。シグナリング・プロトコル・スタックの上位レイヤ(たとえば、図2のRRC160)によって経験される誤り率(たとえば、RLC SDU誤り率)が高くなる。DARウィンドウは、順序外れPDUのすべてを維持することができるわけではない。後ろを走っている、トランスポート・チャネルからのPDUは、RLC DARユニットによって廃棄されることになる。連続的な順序付きPDUシーケンスを形成し、上位レイヤに配信することはできない。現在、同期外れトランスポート・チャネルまたはデータ・リンクを回避し、検出するために使用できるRLC/RRC機構も他の機構もない。
ウィンドウ・ベースの機構を利用する同期外れ回避および検出技法は、様々な利点を与える。これらのうちのいくつかについて、本開示の様々な態様に従って本明細書で説明する。選択的組合せパフォーマンスが改善される。シグナリング・プロトコル・スタックの上位レイヤによって経験される誤り率が低くなる。より多くの順序外れデータ・パケットを、UEの処理ユニットのウィンドウ内に(たとえば、図5のDARユニット549のウィンドウ内に)維持することができる。ウィンドウ・ベースの機構を使用してUEの処理ユニット(たとえば、DARユニット549)によって廃棄されるデータ・パケットの数が低減される。連続的な順序付きデータ・パケットストリームをシグナリング・プロトコル・スタックの上位レイヤに与えることができる。本技法は、同期外れトランスポート・チャネルまたはデータ・リンクを検出することができる。長期同期外れ問題を回避することができる。本技法はまた、選択組合せの利得を高めることができる。本技法は展開が単純である。本開示の一態様によれば、本技法のために純粋にモバイルソフトウェアベースの実装形態を利用することができ、ネットワーク対話および関与は不要である。このモバイルベースのソリューションはネットワークに対して透過的であり、モバイルソフトウェア中のデータ・リンクレイヤに追加するためにただ1つのモジュールが必要である。モバイルベースのソリューションは、ネットワーク展開においてより単純であり、より実現可能である。本開示の別の態様では、本技術は、ソフトウェア、ハードウェア、またはその両方の組合せを使用して実装できる。
本開示の様々な態様によれば、ウィンドウ・ベースの技法は、2つのソリューション、すなわち、同期外れ回避と同期外れ検出とを達成することができる。同期外れ回避は、ウィンドウ・ベース・データ処理ユニット(たとえば、図5のDARユニット547)に渡されるデータ・パケットまたはデータ・ユニットが同期していることを保証する短期の微視的な方法であり得る。同期外れ検出は、同期外れ問題から回復する長期の戦略であり得る。
同期外れ回避。
一態様によれば、この同期外れ回避技法は、データ処理ユニット(たとえば、DARユニット)のウィンドウが同期外れトランスポート・チャネルの悪影響を受けないように、送信時間間隔(TTI)において同期外れであるデータ・パケットをフィルタ除去する。
本技法は、データ処理ユニットの現在のウィンドウと同期しているトランスポート・チャネルの主なグループに続くようにウィンドウ・ベース・データ処理ユニット(たとえば、DARユニット)を導くことができる。結果として、より連続的な順序付きパケットシーケンスを、シグナリング・プロトコル・スタックの上位レイヤに配信することができる。上位レイヤによって経験される誤り率を低減することもできる。
同期外れ検出。
一態様によれば、この同期外れ検出技法は、いくつかのトランスポート・チャネルが一時間期間の間、同期外れだった後、タイプ1同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという指示とともに、コントローラをコールバックすることができる。それは、コントローラが、他のトランスポート・チャネルと同期している可能性が高いトランスポート・チャネルを優先させ、選択することを可能にする。
本技法は、通信システムが長期同期外れ問題を回避することを可能にすることができる。本技法は、トランスポート・チャネルが同期している確率を高めることができる。したがって、順序外れデータ・パケットがデータ処理ユニットのウィンドウ内に入る確率が高くなり、着信データ・パケットの廃棄の可能性が低くなる。
本明細書で説明した様々な例示的なブロック、モジュール、要素、構成要素、方法、およびアルゴリズムは、電子的ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装することができることを当業者なら諒解されよう。たとえば、図6の通信システム600、図5のエンティティ530、図5のエンティティ540、およびそれらの構成要素は、電子ハードウェアとして、コンピュータソフトウェアとして、またはその両方の組合せとして実装できる。エンティティ530およびその構成要素は、ノードB22またはRNC24の処理システム302において実装できる(図1、図3、および図5参照)。エンティティ540およびその構成要素は、UE10の処理システム302において実装できる(図1、図3、および図5参照)。
ハードウェアとソフトウェアの互換性を説明するために、様々な例示的なブロック、モジュール、要素、構成要素、方法、およびアルゴリズムについて、上記では概して、それらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者なら、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができる。様々な構成要素およびブロックは、すべて主題の技術の要旨を逸脱することなく別様に構成することができる(たとえば、異なる順序で配列し、または異なる方法で分割することができる)。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は並べ替えることができることを理解されたい。ステップのいくつかは同時に実行することができる。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実行できるようにするために提供したものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用することができる。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、言語的主張に矛盾しない最大限の範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、明確にそう明記されていない限り、「ただ1つの」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。男性形の代名詞(たとえば、彼)は、女性および中性(たとえば、彼女およびそれ)を含み、その逆も同様である。ヘディングおよびサブヘディングは、もしあれば便宜のためにのみ使用され、本発明を限定しない。本技術は、トランスポート・チャネルのいかなる特定の数にも、DARウィンドウ・サイズのいかなる特定の数にも限定されない。「通信デバイス」という用語は、いずれかの通信システム、通信デバイス、処理システム、処理デバイス、またはその構成要素を指すことができる。
「態様」などのフレーズは、そのような態様が本技術にとって不可欠であること、またはそのような態様が本技術のすべての構成に適用されることを暗示しない。態様に関係する開示は、すべての構成、あるいは1つまたは複数の構成に適用できる。「実施形態」などのフレーズは、そのような実施形態が本技術にとって不可欠であること、またはそのような実施形態が本技術のすべての構成に適用されることを暗示しない。実施形態に関係する開示は、すべての実施形態または1つまたは複数の実施形態に適用できる。
当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「手段」という語句を使用して明白に具陳されていない限り、または方法クレームの場合には、その要素が「ステップ」という語句を使用して具陳されていない限り、米国特許法第112条第6項の規定に基づいて解釈されるべきではない。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載の発明を付記する。
[1] 通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成するように構成された生成モジュールと、
ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットからトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択するように構成されたランキング・モジュールであって、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する、ランキング・モジュールと、
前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるように構成された配信モジュールと、
を備える通信デバイス。
[2] 第2のウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのサブセットを選択するように構成された距離モジュールをさらに備え、
前記ランキング・モジュールが、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットの前記サブセットからトランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットを選択するように構成される[1]に記載の通信デバイス。
[3] 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、
トランスポート・チャネルの組合せセットの順序番号距離である距離値と、
所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの組合せセットの最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であるジャンプ値と、
トランスポート・チャネルの組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアであるオーバー・ラップ値と、
のうちの1つまたは複数を含み、
前記第2のウィンドウ・ベース・パラメータが、
トランスポート・チャネルの組合せセットの順序番号距離である距離値と、
所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
のうちの1つまたは複数を含む[2]に記載の通信デバイス。
[4] 第1のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを検出するように構成された同期外れタイマー・マネージャをさらに備える[1]に記載の通信デバイス。
[5] 前記同期外れタイマー・マネージャが、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを停止するように構成され、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中にないトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを開始するように構成されたタイマー開始/停止マネージャと、
同期外れタイマーのうちの1つまたは複数が所定の時間期間後に満了したことを検出するように構成され、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという通知を与えるように構成されたタイマー満了マネージャと
を備える[4]に記載の通信デバイス。
[6] 前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが前記第1のタイプの複数の同期外れトランスポート・チャネルを備える場合、前記同期外れタイマー・マネージャが、前記第1のタイプの前記複数の同期外れトランスポート・チャネルをオーバー・ラップ値の降順でソートするように構成される[4]に記載の通信デバイス。
[7] 第2のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、所定の時間期間未満の期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記所定の時間期間よりも長い期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルと、前記第2のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルとを備え、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、すべての同期外れトランスポート・チャネルを除外する[4]に記載の通信デバイス。
[8] トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、前記通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルを含み、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有する、トランスポート・チャネルの組合せセットであり、
前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離である[1]に記載の通信デバイス。
[9] トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最小であるジャンプ値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最大であるオーバー・ラップ値を有するトランスポート・チャネルの組合せセットであり、
前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離であり、
前記ジャンプ値が、前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの前記組合せセットの前記最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であり、
前記オーバー・ラップ値が、トランスポート・チャネルの前記組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアである[1]に記載の通信デバイス。
[10] 前記配信モジュールが、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中の前記トランスポート・チャネルからの前記データ・パケットを順序番号昇順で与えるように構成される[1]に記載の通信デバイス。
[11] 同期外れを処理するための方法であって、
通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成することと、
ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットからトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択することであって、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する、選択することと、
前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることと、
を備える方法。
[12] 第2のウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのサブセットを選択することをさらに備え、
ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて前記選択することが、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットの前記サブセットからトランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットを選択することを備える[11]に記載の方法。
[13] 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、
トランスポート・チャネルの組合せセットの順序番号距離である距離値と、
所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの組合せセットの最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であるジャンプ値と、
トランスポート・チャネルの組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアであるオーバー・ラップ値と、
のうちの1つまたは複数を含み、
前記第2のウィンドウ・ベース・パラメータが、
トランスポート・チャネルの組合せセットの順序番号距離である距離値と、
所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
のうちの1つまたは複数を含む[12]に記載の方法。
[14] 1つまたは複数の第1のタイプの同期外れトランスポート・チャネルを検出すること
をさらに備える[11]に記載の方法。
[15] 前記検出することが、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを停止することと、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中にないトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを開始することと、
同期外れタイマーのうちの1つまたは複数が所定の時間期間後に満了したことを検出することと、
前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという通知を与えることと、
を備える[14]に記載の方法。
[16] 前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが前記第1のタイプの複数の同期外れトランスポート・チャネルを備える場合、前記方法が、前記第1のタイプの前記複数の同期外れトランスポート・チャネルをオーバー・ラップ値の降順でソートすることをさらに備える[14]に記載の方法。
[17] 第2のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、所定の時間期間未満の期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記所定の時間期間よりも長い期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルと、前記第2のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルとを備え、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、すべての同期外れトランスポート・チャネルを除外する[14]に記載の方法。
[18] トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、前記通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルを含み、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有する、トランスポート・チャネルの組合せセットであり、
前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離である[11]に記載の方法。
[19] トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最小であるジャンプ値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最大であるオーバー・ラップ値を有するトランスポート・チャネルの組合せセットであり、
前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離であり、
前記ジャンプ値が、前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの前記組合せセットの前記最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であり、
前記オーバー・ラップ値が、トランスポート・チャネルの前記組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアである[11]に記載の方法。
[20] 前記与えることが、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中の前記トランスポート・チャネルからの前記データ・パケットを順序番号昇順で与えることを備える[11]に記載の方法。
[21] 通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成するための手段と、
ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットからトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択するための手段であって、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する、選択するための手段と、
前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるための手段と、
を備える通信デバイス。
[22] 第2のウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのサブセットを選択するための手段をさらに備え、
ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて選択するための前記手段が、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットの前記サブセットからトランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットを選択するための手段を備える[21]に記載の通信デバイス。
[23] 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、
トランスポート・チャネルの組合せセットの順序番号距離である距離値と、
所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの組合せセットの最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であるジャンプ値と、
トランスポート・チャネルの組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアであるオーバー・ラップ値と
のうちの1つまたは複数を含み、
前記第2のウィンドウ・ベース・パラメータが、
トランスポート・チャネルの組合せセットの順序番号距離である距離値と、
所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと
のうちの1つまたは複数を含む[22]に記載の通信デバイス。
[24] 1つまたは複数の第1のタイプの同期外れトランスポート・チャネルを検出するための手段をさらに備える[21]に記載の通信デバイス。
[25] 検出するための前記手段が、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを停止するための手段と、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中にないトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを開始するための手段と、
同期外れタイマーのうちの1つまたは複数が所定の時間期間後に満了したことを検出するための手段と、
前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという通知を与えるための手段と、
を備える[24]に記載の通信デバイス。
[26] 前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが前記第1のタイプの複数の同期外れトランスポート・チャネルを備える場合、検出するための前記手段が、前記第1のタイプの前記複数の同期外れトランスポート・チャネルをオーバー・ラップ値の降順でソートするように構成される[24]に記載の通信デバイス。
[27] 第2のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、所定の時間期間未満の期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記所定の時間期間よりも長い期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルと、前記第2のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルとを備え、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、すべての同期外れトランスポート・チャネルを除外する[24]に記載の通信デバイス。
[28] トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、前記通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルを含み、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有する、トランスポート・チャネルの組合せセットであり、
前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離である[21]に記載の通信デバイス。
[29] トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最小であるジャンプ値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最大であるオーバー・ラップ値を有するトランスポート・チャネルの組合せセットであり、
前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離であり、
前記ジャンプ値が、前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの前記組合せセットの前記最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であり、
前記オーバー・ラップ値が、トランスポート・チャネルの前記組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアである[21]に記載の通信デバイス。
[30] 与えるための前記手段が、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中の前記トランスポート・チャネルからの前記データ・パケットを順序番号昇順で与えるように構成される[21]に記載の通信デバイス。
[31] 通信デバイス内の処理システムによって実行可能な命令を備える機械可読媒体であって、前記命令が、
前記通信デバイスによって利用されるトランスポート・チャネルの複数の組合せセットを生成することと、
ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットからトランスポート・チャネルの最高ランキング組合せセットを選択することであって、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを除外する、選択することと、
前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることと、
のためのコードを備える機械可読媒体。
[32] 前記命令が、
第2のウィンドウ・ベース・パラメータに基づいてトランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのサブセットを選択することのためのコードをさらに備え、
ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて前記選択することが、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットの前記サブセットからトランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットを選択することを備える[31]に記載の機械可読媒体。
[33] 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、
トランスポート・チャネルの組合せセットの順序番号距離である距離値と、
所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの組合せセットの最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であるジャンプ値と、
トランスポート・チャネルの組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアであるオーバー・ラップ値と、
のうちの1つまたは複数を含み、
前記第2のウィンドウ・ベース・パラメータが、
トランスポート・チャネルの組合せセットの順序番号距離である距離値と、
所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
のうちの1つまたは複数を含む[32]に記載の機械可読媒体。
[34] 前記命令が、
1つまたは複数の第1のタイプの同期外れトランスポート・チャネルを検出すること
のためのコードをさらに備える[31]に記載の機械可読媒体。
[35] 前記検出することが、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中のトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを停止することと、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中にないトランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを開始することと、
同期外れタイマーのうちの1つまたは複数が所定の時間期間後に満了したことを検出することと、
前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという通知を与えることと、
を備える[34]に記載の機械可読媒体。
[36] 前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが前記第1のタイプの複数の同期外れトランスポート・チャネルを備える場合、前記命令が、前記第1のタイプの前記複数の同期外れトランスポート・チャネルをオーバー・ラップ値の降順でソートすることのためのコードさらに備える[34]に記載の機械可読媒体。
[37] 第2のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、所定の時間期間未満の期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記所定の時間期間よりも長い期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルと、前記第2のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルとを備え、
トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、すべての同期外れトランスポート・チャネルを除外する[34]に記載の機械可読媒体。
[38] トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、前記通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルを含み、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有する、トランスポート・チャネルの組合せセットであり、
前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離である[31]に記載の機械可読媒体。
[39] トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットが、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最小であるジャンプ値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最大であるオーバー・ラップ値を有するトランスポート・チャネルの組合せセットであり、
前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離であり、
前記ジャンプ値が、前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの前記組合せセットの前記最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であり、
前記オーバー・ラップ値が、トランスポート・チャネルの前記組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアである[31]に記載の機械可読媒体。
[40] 前記与えることが、トランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセット中の前記トランスポート・チャネルからの前記データ・パケットを順序番号昇順で与えることを備える[31]に記載の機械可読媒体。
[41] 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、データ・パケットの順序番号と前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウステータスとを含む、[31]に記載の機械可読媒体。
[42] 通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断するように構成された順序ランキング・モジュールと、
前記最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断するように構成された順序範囲モジュールと、
順序番号の前記範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の前記範囲内にあり、配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるように構成された配信モジュールと、
を備える通信デバイス。
[43] 順序番号の前記範囲が、前記最高順序番号を含む連続する順序番号を備え、前記順序ランキング・モジュールが、通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから1送信時間間隔内に受信したデータ・パケットの前記最高順序番号を判断するように構成される[42]に記載の通信デバイス。
[44] 同期外れ回避のための方法であって、
通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断することと、
前記最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断することと、
順序番号の前記範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の前記範囲内にあり、前記配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることと、
を備える方法。
[45] 通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断するための手段と、
前記最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断するための手段と、
順序番号の前記範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の前記範囲内にあり、前記配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるための手段と、
を備える通信デバイス。
[46] 順序番号の前記範囲が前記最高順序番号を含む連続する順序番号を備え、前記最高順序番号を判断するための前記手段が、通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから1送信時間間隔内に受信したデータ・パケットの前記最高順序番号を判断するための手段を備える[45]に記載の通信デバイス。
[47] 順序番号の範囲を判断するための前記手段が、S1からS2を減算することによって順序番号の前記範囲を判断するための手段を備え、S1が前記最高順序番号であり、S2がS1−前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウ・サイズ+1である[45]に記載の通信デバイス。
[48] 通信デバイス内の処理システムによって実行可能な命令を備える機械可読媒体であって、前記命令が、
通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから受信したデータ・パケットの最高順序番号を判断することと、
前記最高順序番号とウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウ・サイズとに基づいて順序番号の範囲を判断することと、
順序番号の前記範囲外にあるデータ・パケットを与えることなしに、順序番号の前記範囲内にあり、前記配信モジュールにとって利用可能であるデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることと、
のためのコードを備える機械可読媒体。
[49] 順序番号の前記範囲が前記最高順序番号を含む連続する順序番号を備え、前記最高順序番号を前記判断することが、通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルから1送信時間間隔内に受信したデータ・パケットの前記最高順序番号を判断することを備える[48]に記載の機械可読媒体。
[50] 順序番号の範囲を前記判断することが、S1からS2を減算することによって順序番号の前記範囲を判断することを備え、S1が前記最高順序番号であり、S2がS1−前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウ・サイズ+1である[48]に記載の機械可読媒体。

Claims (41)

  1. 1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットが同期外れセットかどうかを判断する基準として使用される所定のウィンドウ・サイズを含むウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて、1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの複数のセットから、互いに同期されるように決定されている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの最高ランキングセットを選択するように構成されているランキング・モジュールと、ここで、1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットは、1又はそれ以上の同期外れトランスポート・チャネルを除外する、
    前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、前記最高ランキングセット中の同期されるように決定されている前記1又はそれ以上のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるように構成された配信モジュールと、
    を備える通信デバイス。
  2. 第2のウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて、1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの複数セットのサブセットを選択するように構成された距離モジュールをさらに備え、
    前記ランキング・モジュールが、トランスポート・チャネルの前記複数セットの前記サブセットから1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの前記最高ランキングセットを選択するように構成される請求項1に記載の通信デバイス。
  3. 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの順序番号距離である距離値と、
    所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
    前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウから2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であるジャンプ値と、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアであるオーバー・ラップ値と、
    のうちの1つまたは複数を含み、
    前記第2のウィンドウ・ベース・パラメータが、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの順序番号距離である距離値と、
    所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
    のうちの1つまたは複数を含む請求項2に記載の通信デバイス。
  4. 第1のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルを検出するように
    構成された同期外れタイマー・マネージャをさらに備える請求項1に記載の通信デバイス。
  5. 前記同期外れタイマー・マネージャが、
    互いに同期されるように定められた1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセット中の各トランスポート・チャネルの同期外れタイマーを停止するように構成され、同期されるように定められていない各トランスポート・チャネルの同期外れタイマーを開始するように構成されたタイマー開始/停止マネージャと、
    同期外れタイマーのうちの1つまたは複数が所定の時間期間後に満了したことを検出するように構成され、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという通知を与えるように構成されたタイマー満了マネージャと を備える請求項4に記載の通信デバイス。
  6. 前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが前記第1のタイプの複数の同期外れトランスポート・チャネルを備える場合、前記同期外れタイマー・マネージャが前記第1のタイプの前記複数の同期外れトランスポート・チャネルをオーバー・ラップ値の降順でソートするように構成される請求項4に記載の通信デバイス。
  7. 第2のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、所定の時間期間未満の期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
    前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記所定の時間期間よりも長い期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
    前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルと、前記第2のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルとを備え、
    同期するように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルがすべての同期外れトランスポート・チャネルを除外する請求項4に記載の通信デバイス。
  8. 同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、前記通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルを含み、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有する、トランスポート・チャネルの組合せセットであり、
    前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離である請求項1に記載の通信デバイス。
  9. 同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最小であるジャンプ値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最大であるオーバー・ラップ値を有するトランスポート・チャネルの組合せセットであり、
    前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離であり、
    前記ジャンプ値が、前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの前記組合せセットの前記最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であり、
    前記オーバー・ラップ値が、トランスポート・チャネルの前記組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアである請求項1に記載の通信デバイス。
  10. 前記配信モジュールが、同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルからの前記データ・パケットを順序番号昇順で与えるように構成される請求項1に記載の通信デバイス。
  11. 同期外れを処理するための方法であって、
    1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットが同期外れセットかどうかを判断する基準として使用される所定のウィンドウ・サイズを含むウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて、1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの複数のセットから、互いに同期されるように決定されている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの最高ランキングセットを選択することと、ここで、1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットは、1又はそれ以上の同期外れトランスポート・チャネルを除外する、
    前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、前記最高ランキングセット中の同期されるように決定されている前記1又はそれ以上のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることと、
    を備える方法。
  12. 第2のウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの複数セットのサブセットを選択することをさらに備え、
    ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて前記選択することが、1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの前記複数セットの前記サブセットから1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの前記最高ランキングセットを選択することを備える請求項11に記載の方法。
  13. 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの順序番号距離である距離値と、
    所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
    前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウから2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であるジャンプ値と、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアであるオーバー・ラップ値と、
    のうちの1つまたは複数を含み、
    前記第2のウィンドウ・ベース・パラメータが、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの順序番号距離である距離値と、
    所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
    のうちの1つまたは複数を含む請求項12に記載の方法。
  14. 1つまたは複数の第1のタイプの同期外れトランスポート・チャネルを検出することをさらに備える請求項11に記載の方法。
  15. 前記検出することが、
    互いに同期されるように定められた1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセット中の各トランスポート・チャネルの同期外れタイマーを停止することと、
    同期されるように定められていない各トランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを開始することと、
    同期外れタイマーのうちの1つまたは複数が所定の時間期間後に満了したことを検出することと、
    前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという通知を与えることと、
    を備える請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが前記第1のタイプの複数の同期外れトランスポート・チャネルを備える場合、前記方法が、前記第1のタイプの前記複数の同期外れトランスポート・チャネルをオーバー・ラップ値の降順でソートすることをさらに備える請求項14に記載の方法。
  17. 第2のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、所定の時間期間未満の期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
    前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記所定の時間期間よりも長い期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
    前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルと、前記第2のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルとを備え、
    同期するように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、すべての同期外れトランスポート・チャネルを除外する請求項14に記載の方法。
  18. 同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、前記通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルを含み、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有する、トランスポート・チャネルの組合せセットであり、
    前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離である請求項11に記載の方法。
  19. 同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最小であるジャンプ値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最大であるオーバー・ラップ値を有するトランスポート・チャネルの組合せセットであり、
    前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離であり、
    前記ジャンプ値が、前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの前記組合せセットの前記最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であり、
    前記オーバー・ラップ値が、トランスポート・チャネルの前記組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアである請求項11に記載の方法。
  20. 前記与えることが、同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルからの前記データ・パケットを順序番号昇順で与えることを備える請求項11
    に記載の方法。
  21. 1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットが同期外れセットかどうかを判断する基準として使用される所定のウィンドウ・サイズを含むウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて、1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの複数のセットから、互いに同期されるように決定されている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの最高ランキングセットを選択するための手段と、ここで、1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットは、1又はそれ以上の同期外れトランスポート・チャネルを除外する、
    前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、前記最高ランキングセット中の同期されるように決定されている前記1又はそれ以上のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えるための手段と、
    を備える通信デバイス。
  22. 第2のウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの複数セットのサブセットを選択するための手段をさらに備え、
    ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて選択するための前記手段が、1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの前記複数セットの前記サブセットから1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの前記最高ランキングセットを選択するための手段を備える請求項21に記載の通信デバイス。
  23. 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの順序番号距離である距離値と、
    所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
    前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウから2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であるジャンプ値と、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアであるオーバー・ラップ値と のうちの1つまたは複数を含み、
    前記第2のウィンドウ・ベース・パラメータが、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの順序番号距離である距離値と、
    所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと
    のうちの1つまたは複数を含む請求項22に記載の通信デバイス。
  24. 1つまたは複数の第1のタイプの同期外れトランスポート・チャネルを検出するための手段をさらに備える請求項21に記載の通信デバイス。
  25. 検出するための前記手段が、
    互いに同期されるように定められた1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセット中の各トランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを停止するための手段と、 同期されるように定められていない各トランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを開始するための手段と、
    同期外れタイマーのうちの1つまたは複数が所定の時間期間後に満了したことを検出するための手段と、
    前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという通知を与えるための手段と、
    を備える請求項24に記載の通信デバイス。
  26. 前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが前記第1のタイプの複数の同期外れトランスポート・チャネルを備える場合、検出するための前記手段が、前記第1のタイプの前記複数の同期外れトランスポート・チャネルをオーバー・ラップ値の降順でソートするように構成される請求項24に記載の通信デバイス。
  27. 第2のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、所定の時間期間未満の期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
    前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記所定の時間期間よりも長い期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
    前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルと、前記第2のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルとを備え、
    同期するように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、すべての同期外れトランスポート・チャネルを除外する請求項24に記載の通信デバイス。
  28. 同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、前記通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルを含み、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有する、トランスポート・チャネルの組合せセットであり、
    前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離である請求項21に記載の通信デバイス。
  29. 同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最小であるジャンプ値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最大であるオーバー・ラップ値を有するトランスポート・チャネルの組合せセットであり、
    前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離であり、
    前記ジャンプ値が、前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの前記組合せセットの前記最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であり、
    前記オーバー・ラップ値が、トランスポート・チャネルの前記組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアである請求項21に記載の通信デバイス。
  30. 与えるための前記手段が、同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルからの前記データ・パケットを順序番号昇順で与えるように構成される請求項21に記載の通信デバイス。
  31. 通信デバイス内の処理システムによって実行可能な命令を備える機械可読媒体であって、前記命令が、
    1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットが同期外れセットかどうかを判断する基準として使用される所定のウィンドウ・サイズを含むウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて、1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの複数のセットから、互いに同期されるように決定されている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの最高ランキングセットを選択することと、ここで、1又はそれ以上のトランスポート・チャネルの前記最高ランキング組合せセットは、1又はそれ以上の同期外れトランスポート・チャネルを除外する、
    前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルからのデータ・パケットをウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることなしに、前記最高ランキングセット中の同期されるように決定されている前記1又はそれ以上のトランスポート・チャネルからのデータ・パケットを前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットに与えることと、
    のためのコードを備える機械可読媒体。
  32. 前記命令が、
    第2のウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて、1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの複数セットのサブセットを選択することのためのコードをさらに備え、
    ウィンドウ・ベース・パラメータに基づいて前記選択することが、1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの前記複数セットの前記サブセットから1又はそれ以上の同期トランスポート・チャネルの前記最高ランキングセットを選択することを備える請求項31に記載の機械可読媒体。
  33. 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの順序番号距離である距離値と、
    所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
    前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウから2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの最小順序番号までの順序番号ジャンプ量であるジャンプ値と、
    トランスポート・チャネルの組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアであるオーバー・ラップ値と、
    のうちの1つまたは複数を含み、
    前記第2のウィンドウ・ベース・パラメータが、
    2又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセットの順序番号距離である距離値と、
    所定の最大同期外れウィンドウ・サイズと、
    のうちの1つまたは複数を含む請求項32に記載の機械可読媒体。
  34. 前記命令が、
    1つまたは複数の第1のタイプの同期外れトランスポート・チャネルを検出することのためのコードをさらに備える請求項31に記載の機械可読媒体。
  35. 前記検出することが、
    互いに同期されるように定められた1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのセット中の各トランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを停止することと、
    同期されるように定められていない各トランスポート・チャネルの各々の同期外れタイマーを開始することと、
    同期外れタイマーのうちの1つまたは複数が所定の時間期間後に満了したことを検出することと、
    前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが検出されたという通知を与えることと、
    を備える請求項34に記載の機械可読媒体。
  36. 前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが前記第1のタイプの複数の同期外れトランスポート・チャネルを備える場合、前記命令が、前記第1のタイプの前記複数の同期外れトランスポート・チャネルをオーバー・ラップ値の降順でソートすることのためのコードさらに備える請求項34に記載の機械可読媒体。
  37. 第2のタイプの1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、所定の時間期間未満の期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
    前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記所定の時間期間よりも長い期間の間、1つまたは複数の他のトランスポート・チャネルに対して同期外れである1つまたは複数のトランスポート・チャネルを備え、
    前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルが、前記第1のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルと、前記第2のタイプの前記1つまたは複数の同期外れトランスポート・チャネルとを備え、
    同期するように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、すべての同期外れトランスポート・チャネルを除外する請求項34に記載の機械可読媒体。
  38. 同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルが、前記通信デバイスによって利用されるすべてのトランスポート・チャネルを含み、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有する、トランスポート・チャネルの組合せセットであり、
    前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離である請求項31に記載の機械可読媒体。
  39. 同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルのが、あらかじめ選択された最大同期外れウィンドウ・サイズ未満の距離値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最小であるジャンプ値を有し、トランスポート・チャネルの前記複数の組合せセットのすべての中で最大であるオーバー・ラップ値を有するトランスポート・チャネルの組合せセットであり、
    前記距離値がトランスポート・チャネルの前記組合せセットの順序番号距離であり、
    前記ジャンプ値が、前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウからトランスポート・チャネルの前記組合せセットの前記最小順序番号までの順序番号ジャンプ
    量であり、
    前記オーバー・ラップ値が、トランスポート・チャネルの前記組合せセットと前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットの前記ウィンドウとの重複順序番号エリアである請求項31に記載の機械可読媒体。
  40. 前記与えることが、同期されるように定められている1又はそれ以上のトランスポート・チャネルからの前記データ・パケットを順序番号昇順で与えることを備える請求項31
    に記載の機械可読媒体。
  41. 前記ウィンドウ・ベース・パラメータが、データ・パケットの順序番号と前記ウィンドウ・ベース・データ処理ユニットのウィンドウステータスとを含む、請求項31に記載の機械可読媒体。
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