JP5321178B2 - 予約枠割当プログラム、予約枠割当装置および予約枠割当方法 - Google Patents

予約枠割当プログラム、予約枠割当装置および予約枠割当方法 Download PDF

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Description

本発明は、予約枠割当プログラム、予約枠割当装置および予約枠割当方法に関する。
従来、予約枠に対して対象者を割り当てる業務をサポートする情報処理システムが知られている。例えば、医療機関では、診療時間の予約を管理する予約管理システムや、健康診断の予約を管理する予約管理システムが利用されている。
診療時間の予約を管理するシステムについては、近い時間帯に同じ患者の予約が行われないようにする技術や、他の診療科までの移動に要する時間を加味して予約を行う技術が知られている。
特開平7−49908号公報 特開2002−329002号公報
しかしながら、従来の予約管理に関する技術には、何らかのグループ単位で活動している複数の対象者を予約枠に割り当てる場合に、それらの対象者が所属するグループの機能に支障を生じさせることがあるという問題があった。
企業において健康診断の予約枠に対して従業員を割り当てる場合を例にして説明すると、従来の予約管理システムを用いた場合、同じ職場の従業員の多数が同一の予約枠に割り当てられてしまうことがあった。このような割り当てが行われると、健康診断の実施時に職場の人員が不足して職場の機能に重大な支障が生じてしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、グループの活動に支障が生じないように予約枠へグループの構成員を割り当てることができる予約枠割当プログラム、予約枠割当装置および予約枠割当方法を提供することを目的とする。
本願の開示する予約枠割当装置は、一つの態様において、所定の期間内の各時間帯毎にサービスの予約枠が設定された予約枠データを取得する予約枠データ取得部と、前記サービスを受ける対象者が所属するグループ毎に同時に該サービスの提供を受けることができる対象者の上限数である重複可能者数が設定された所属データを取得する所属データ取得部と、前記対象者毎に前記サービスを受けるために要する時間が設定された所要時間データを取得する所要時間データ取得部と、前記予約枠データ取得部によって取得された予約枠データと、前記所属データ取得部によって取得された所属データと、前記所要時間データ取得部によって取得された所要時間データとに基づいて、同一のグループに所属する対象者のうち同時に前記サービスを受ける対象者の数が該グループに対応する前記重複可能者数を超過しないように、前記対象者を前記時間帯のいずれかに設定された予約枠に割り当てる割当部を備える。
本願の開示する予約枠割当プログラム、予約枠割当装置および予約枠割当方法の一つの態様によれば、グループの活動に支障が生じないように予約枠へグループの構成員を割り当てることができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る予約枠割当方法を説明するための図である。 図2は、本実施例に係る予約枠割当装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、所属テーブルの一例を示す図である。 図4は、割当対象者テーブルの一例を示す図である。 図5は、勤務時間テーブルの一例を示す図である。 図6−1は、所要時間テーブルの一例を示す図である。 図6−2は、付加時間テーブルの一例を示す図である。 図7は、予約枠テーブルの一例を示す図である。 図8は、割当結果テーブルの一例を示す図である。 図9は、出力結果の一例を示す図である。 図10は、出力結果の他の一例を示す図である。 図11は、予約枠割当処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、割当可否判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、予約枠データ読み飛ばし処理の処理手順を示すフローチャートである。 図14は、予約枠割当プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。
以下に、本願の開示する予約枠割当プログラム、予約枠割当装置および予約枠割当方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例では、本願の開示する技術を健康診断の予約枠の割り当てに適用した例を示すが、本願の開示する技術は、この実施例によりこの発明が限定されるものではなく、様々なサービスの提供における予約枠の割り当てに適用できる。
まず、本実施例に係る予約枠割当方法について説明する。本実施例に係る予約枠割当方法は、予めグループ毎に定義された重複可能者数を考慮して、重複可能者数より多くのメンバーが同時にグループを離れることがないように予約枠を割り当てる。
企業において健康診断の予約枠に対して従業員を割り当てる場合、1つの職場に属する従業員がグループに相当し、職場毎に重複可能者数が定義される。例えば、ある職場において同時に3人より多くの従業員が職場を離れた状態が継続すると業務に支障が生じる場合、重複可能者数を「3」と定義しておくことにより、3人よりも多くの従業員が健康診断のために職場を離れた状態が生じることを防止できる。
図1を参照しながら、本実施例に係る予約枠割当方法についてさらに詳しく説明する。図1は、本実施例に係る予約枠割当方法を説明するための図である。図1に示した例では、2009年6月1日という第1の期間と2009年6月2日という第2の期間において、それぞれ、8:00〜11:20の間に20分間単位で健康診断の予約枠の開始時間帯が設けられている。
そして、図1に示した例では、同じ職場に所属するA〜Eの5人の従業員をこれらの予約枠のいずれかに割り当てる必要があり、これらの従業員の健康診断の受診時間は60分であり、職場から健康診断の受診場所へ移動するのに要する移動時間は20分である。また、これらの従業員が所属する職場に対しては、重複可能者数として「2」が定義されている。
このような条件において、本実施例に係る予約枠割当方法では、まず、従業員Aが第1の期間において割り当て可能な最も早い予約枠に割り当てられる。図1の例の場合、開始時間帯が「8:00〜8:20」の予約枠が最も早く、その予約枠の予約枠残数が「1」残っているので、従業員Aは、その予約枠に割り当てられる。従業員Aを割り当てた結果、その予約枠の予約枠残数は「0」になる。
続いて、従業員Bの割り当てが行われる。複数の従業員が健康診断を受診するために同時に職場を離れている時間をできるだけ短くしつつ、各期間において健康診断を受診する人数をできるだけ多くするには、従業員Aが職場に戻った直後に従業員Bが職場を離れるようにすることが好ましい。
図1に示した例の場合、従業員Aは、開始時間帯が「8:00〜8:20」の予約枠で健康診断を受診し、60分後の「9:00〜9:20」の時間帯に受診を完了する。そして、従業員Aは、20分の移動時間を経て、「9:20〜9:40」の時間帯に職場に戻る。その直後に従業員Bが職場を離れるとすると、従業員Bが健康診断の受診場所に到着するのは、20分後の「9:20〜9:40」の時間帯の時間帯となる。
このため、従業員Bは、従業員Aが割り当てられた予約枠の開始時間帯に、従業員Aの受診時間と、従業員Aの移動時間と、従業員Bの移動時間とを加算した時間帯である「9:40〜10:00」が開始時間帯となっている予約枠以降に割り当てられる。図1の例の場合、開始時間帯が「9:40〜10:00」の予約枠をみると、予約枠残数が「2」残っているので、従業員Bは、その予約枠に割り当てられる。従業員Bを割り当てた結果、その予約枠の予約枠残数は「1」になる。
続いて、従業員Cの割り当てが行われる。従業員Cについては、従業員Bが割り当てられた予約枠の開始時間帯に、従業員Bの受診時間と、従業員Bの移動時間と、従業員Cの移動時間とを加算した時間帯が開始時間帯となっている予約枠以降への割り当てが試みられる。しかし、その時間帯は、予約枠の設定範囲外であるため、従業員Cをその時間帯へ割り当てることはできない。
このように、受診時および移動時間が重ならないように同一の期間内の予約枠に従業員を時系列順に割り当てていった結果、同一の期間内の予約枠に従業員を新たに割り当てることができなくなった場合、期間内の最初の予約枠から再び割り当てが試みられる。ただし、期間内の予約枠に従業員を新たに割り当てることができなくなった場合に、無条件に最初の予約枠から再び割り当てを試みるとすると、受診時間や移動時間が他の従業員と重複することが多くなり、重複可能者数の制約を守ることができなくなる。
そこで、本実施例に係る予約枠割当方法では、同一の期間内の予約枠を時系列に繰り返し走査しながら対象者を予約枠へ割り当てていきつつ、予約枠の走査回数が重複可能者数の値を超えた場合には割当先を次の期間の予約枠へ変更するように処理が実行される。ここでいう走査回数とは、同一のグループに所属する各対象者の割り当て先を求めて同一の期間内の予約枠を走査した繰り返し回数を意味する。
このように走査回数に基づいて予約枠への割り当てを制御することにより、重複可能者数の制約を確実に守ることができる。また、対象者を予約枠へ割り当てるたびに受診時間および移動時間の重複状況を調べる必要がないので、処理負荷を大きく軽減することができる。
従業員Bに続けて予約枠を割り当てることができないため、従業員Cについては、第1の期間の最初の予約枠、すなわち、開始時間帯が「8:00〜8:20」の予約枠への割り当てが検討される。ここで、予約枠の走査は2巡目であるので、従業員Cの割り当て検討時における走査回数は「2」である。「2」は、重複可能者数である「2」を超えていないので、割り当て先の期間の切り替えは必要ない。
ここで、開始時間帯が「8:00〜8:20」の予約枠は、従業員Aの割り当てによって予約枠残数が「0」になっており、これ以上従業員を割り当てることはできないため、次の予約枠への割り当てが検討される。次の予約枠、すなわち、開始時間帯が「8:20〜8:40」の予約枠は、予約枠残数が「2」残っているで、従業員Cは、その予約枠に割り当てられる。従業員Cを割り当てた結果、その予約枠の予約枠残数は「1」になる。
続いて、従業員Dの割り当てが行われる。従業員Dは、従業員Cが割り当てられた予約枠の開始時間帯に、従業員Cの受診時間と、従業員Cの移動時間と、従業員Dの移動時間とを加算した時間帯である「10:00〜10:20」が開始時間帯となっている予約枠以降に割り当てられる。図1の例の場合、開始時間帯が「10:00〜10:20」の予約枠の予約枠残数が「3」残っており、走査回数が重複可能者数を超過していないので、従業員Dは、その予約枠に割り当てられる。従業員Dを割り当てた結果、その予約枠の予約枠残数は「2」になる。
続いて、従業員Eの割り当てが行われる。従業員Eについては、従業員Dが割り当てられた予約枠の開始時間帯に、従業員Dの受診時間と、従業員Dの移動時間と、従業員Eの移動時間とを加算した時間帯が開始時間帯となっている予約枠以降への割り当てが試みられる。しかし、その時間帯は、予約枠の設定範囲外であるため、従業員Eをその時間帯へ割り当てることはできない。
このため、従業員Eについては、第1の期間の最初の予約枠、すなわち、開始時間帯が「8:00〜8:20」の予約枠への割り当てが検討される。ここで、予約枠の走査は3巡目であるので、従業員Eの割り当て検討時における走査回数は「3」である。「3」は、重複可能者数である「2」を超えているので、割り当て先の期間が次の期間である第2の期間、すなわち、2009年6月2日に切り換えられる。
そして、従業員Eは、第2の期間において割り当て可能な最も早い予約枠に割り当てられる。図1の例の場合、開始時間帯が「8:00〜8:20」の予約枠が最も早く、その予約枠の予約枠残数が「1」残っているので、従業員Eは、その予約枠に割り当てられる。従業員Eを割り当てた結果、その予約枠の予約枠残数は「0」になる。
このように、本実施例に係る予約枠割当方法では、予約枠を時系列に走査しながら対象者を予約枠に割り当てつつ、走査回数に基づいて重複可能者数の超過が検査されるので、重複可能者数の超過を簡易かつ確実に検出することができる。なお、図1に示した例では、1日単位で期間が設定されているが、期間の長さは1日に限らない。
次に、本実施例に係る予約枠割当方法を実行する予約枠割当装置10の構成について説明する。図2は、予約枠割当装置10の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、予約枠割当装置10は、入力部110と、表示部120と、媒体読取り装置130と、ネットワークインターフェース装置140と、記憶部150と、制御部160とを有する。
入力部110は、ユーザから情報や操作指示の入力を受ける機能部であり、例えば、キーボードやマウス等の入力装置を含む。表示部120は、文字や図形等を表示する機能部であり、例えば、液晶表示装置を含む。媒体読取り装置130は、CD−ROM等の記憶媒体から情報を読み出す。ネットワークインターフェース装置140は、ネットワーク経由で接続された他の装置との間の通信を実現する。
記憶部150は、各種情報を記憶する記憶装置であり、例えば、ハードディスク装置である。記憶部150は、所属テーブル151と、割当対象者テーブル152と、勤務時間テーブル153と、所要時間テーブル154aと、付加時間テーブル154bと、予約枠テーブル155と、割当結果テーブル156とを記憶する。
所属テーブル151には、予約枠を割り当てる対象者が属するグループに関する情報である所属データが格納される。具体的には、本実施例の場合、所属テーブル151には、職場に関する情報が格納される。割当対象者テーブル152には、予約枠を割り当てる対象者に関する情報である割当対象者データが格納される。具体的には、本実施例の場合、割当対象者テーブル152には、従業員に関する情報が格納される。
勤務時間テーブル153には、勤務時間に関する情報である勤務時間データが格納される。所要時間テーブル154aには、予約対象のサービスの提供を受けるために必要とされる所要時間に関する情報である所要時間データが格納される。本実施例の場合、所要時間テーブル154aには、健康診断の受診時間に関する情報が格納される。付加時間テーブル154bには、従事する業務に応じて追加して受信すべき検査に要する時間に関する情報である付加時間データが格納される。予約枠テーブル155には、各期間に含まれる予約枠と、各予約枠においてサービスを提供できる人数に関する情報である予約枠データが格納される。割当結果テーブル156には、予約枠の割り当て結果に関する情報である割当結果データが格納される。
以下に、図3〜図8を参照しながら、各テーブルの詳細について説明する。図3は、所属テーブル151の一例を示す図である。図3に示すように、所属テーブル151は、所属コード、所属グループ名、移動時間、重複可能者数といった項目を有する。
所属コードは、職場、すなわち、グループを識別するための識別番号である。所属グループ名は、職場の名称である。移動時間は、職場から健康診断の受診場所への移動に要する時間である。重複可能者数は、同時に職場を離れることが許容される人数であり、同時に職場を離れる人数とそれらの従業員が同時に職場を離れることによって生じる支障の大きさの関係に基づいて予め決定される。
図3に示す所属テーブル151の1行目の所属データは、「GRP01」という所属コードで識別される職場の名称が「製造A班」であることを示している。また、1行目の所属データは、その職場から受診場所への移動には「20分」を要し、同時に職場を離れることが許容される人数が「2」人であることを示している。
図4は、割当対象者テーブル152の一例を示す図である。図4に示すように、割当対象者テーブル152は、対象者番号、氏名、所属コード、性別、年齢、責任者、従事情報といった項目を有する。なお、割当対象者テーブル152は、所属コードの値に基づいてソートされていることが好ましい。
対象者番号は、従業員、すなわち、予約枠の割り当てを受ける対象者を識別するための識別番号である。氏名は、従業員の名称である。所属コードは、従業員が所属する職場を識別するための識別番号であり、所属テーブル151の所属コードと対応する。性別および年齢は、従業員の性別および年齢である。
責任者は、従業員が職場の責任者であるか否かを示す。具体的には、責任者の値が「Y」の場合、その従業員が職場の責任者であることを示し、責任者の値が「N」の場合、その従業員が職場の責任者でないことを示す。同時に職場を離れる人数が重複可能者数以下であっても、複数の責任者が同時に職場を離れた場合には、職場の業務に支障が生じることがある。そこで、予約枠割当装置10は、重複可能者数に関わらず、複数の責任者が同時に職場を離れることがないように予約枠の割り当てを実行する。
従事情報は、従業員が従事している業務に関する特記事項である。本実施例では、従事情報の項目には、健康診断において追加検査が必要なる業務内容に関する情報が格納されているものとする。
図4に示す割当対象者テーブル152の1行目の割当対象者データは、「00123456」という対象者番号で識別される従業員の名称が「○○ 一郎」であり、その従業員が「GRP01」という所属コードで識別される職場に所属していることを示している。また、1行目の割当対象者データは、その従業員の性別が「男」であり、年齢が「27」であり、その従業員が責任者ではなく、特記事項がないことを示している。
図4に示す割当対象者テーブル152の2行目の割当対象者データは、「00123457」という対象者番号で識別される従業員の名称が「○○ 太郎」であり、その従業員が「GRP01」という所属コードで識別される職場に所属していることを示している。また、2行目の割当対象者データは、その従業員の性別が「男」であり、年齢が「31」であり、その従業員が責任者ではなく、「有機溶剤」に関連する業務に従事していることを示している。
図5は、勤務時間テーブル153の一例を示す図である。図5に示すように、勤務時間テーブル153は、日付、所属コード、勤務開始時間、勤務終了時間といった項目を有し、所属コード、勤務開始時間、勤務終了時間の組合せを日付毎に複数格納できる構成となっている。
日付は、勤務が行われる日付である。所属コードは、勤務する従業員が所属する職場を識別するための識別番号であり、所属テーブル151の所属コードと対応する。勤務開始時間および勤務終了時間は、勤務の開始時間と終了時間である。
図5に示す勤務時間テーブル153は、「GRP11」という所属コードで識別される職場に所属している従業員の勤務時間が8:00〜17:00で一定であることを示している。また、図5に示す勤務時間テーブル153は、「GRP01」、「GRP02」、「GRP03」という所属コードで識別される職場に所属している従業員の勤務時間がいわゆるシフト勤務であることを示している。例えば、「GRP01」という所属コードで識別される職場に所属している従業員の勤務時間は、8:00〜17:00というパターンが3日続いた後、休日を1日はさんで、24:00〜9:00というパターンへ変化する。
なお、勤務時間テーブル153において、勤務開始時間が「24:00」で勤務終了時間が「9:00」のように勤務終了時間が勤務開始時間よりも早い時間になっている勤務時間データは、勤務の終了が翌日になることを示す。
図6−1は、所要時間テーブル154aの一例を示す図である。図6−1に示すように、所要時間テーブル154aは、年齢、性別、所要時間といった項目を有する。年齢および性別は、従業員の年齢および性別である。所要時間は、健康診断の受診時間であり、年齢と性別の組合せ毎に設定される。
図6−1に示す所要時間テーブル154aの1行目の所要時間データは、年齢が「20〜29」の範囲にあり、性別が「男」の従業員の受診時間が「60」分であることを示している。また、図6−1に示す所要時間テーブル154aの4行目の所要時間データは、年齢が「30〜39」の範囲にあり、性別が「女」の従業員の受診時間が「70」分であることを示している。
図6−2は、付加時間テーブル154bの一例を示す図である。図6−2に示すように、所要時間テーブル154bは、従事情報、付加時間といった項目を有する。従事情報は、従業員が従事している業務に関する特記事項であり、割当対象者テーブル152の従事情報と対応する。付加時間は、従業員が従事情報に関連する業務に従事している場合に追加して受信すべき検査の受信時間である。
図6−2に示す付加時間テーブル154bの1行目の付加時間データは、「有機溶剤」に関連する業務に従事している従業員は、健康診断において追加検査が必要であり、追加検査に必要な時間が「15」分であることを示している。
図7は、予約枠テーブル155の一例を示す図である。図7に示すように、予約枠テーブル155は、期間番号、予約枠、予約枠人数、予約枠残数といった項目を有する。また、予約枠テーブル155は、予約枠、予約枠人数、予約枠残数の組合せを期間番号毎に複数格納できる構成となっている。
期間番号は、期間を識別するための識別番号である。予約枠は、予約枠の日付を示す予約日の項目と、予約枠の開始時間帯を示す時間帯の項目を含む。予約枠人数は、予約枠においてサービスの提供が可能な対象者の総数、すなわち、予約枠に割当可能な従業員の総数である。予約枠残数は、予約枠に割当可能な従業員の総数から予約枠に既に割り当てた従業員の数を減じた値である。
図7に示す予約枠テーブル155は、期間の長さが1週間に設定されており、「1」という期間番号で識別される期間の予約枠データとして、予約日が「2009年6月1日」で時間帯が「8:00〜8:20」の予約枠データ等が格納されている。ここで、2009年6月6日と2009年6月7日の予約枠データが存在しないのは、これらの日が土日であり、健康診断が行われないためである。
なお、期間の長さは、目的に応じて任意に設定することができる。例えば、重複可能者数の制限を越えない範囲で予約枠を重複させて同一の職場の全従業員の健康診断を短期間で完了させたい場合には、期間の長さを短くすることが好ましい。一方、同一の職場における予約枠の重複をできるだけ減少させたい場合には、期間の長さを長くすることが好ましい。
図8は、割当結果テーブル156の一例を示す図である。図8に示すように、割当結果テーブル156は、期間番号、予約枠、対象者番号、開始時間といった項目を有する。また、割当結果テーブル156は、予約枠を期間番号毎に複数格納でき、さらに、対象者番号と開始時間の組合せを予約枠毎に複数格納できる構成となっている。
期間番号は、期間を識別するための識別番号であり、予約枠テーブル155の期間番号と対応する。予約枠は、予約枠の日付を示す予約日と、予約枠の開始時間帯を示す時間帯の項目を含み、予約枠テーブル155の予約枠と対応する。対象者番号は、従業員を識別するための識別番号であり、割当対象者テーブル152の対象者番号と対応する。開始時間は、従業員が割り当てられた予約枠の正確な開始時間である。
図2の説明に戻って、制御部160は、予約枠割当装置10を全体制御する。制御部160は、所属データ取得部161と、割当対象者データ取得部162と、勤務時間データ取得部163と、所要時間データ取得部164と、予約枠データ取得部165と、割当部166と、出力部167とを有する。
所属データ取得部161は、所属テーブル151に格納されている所属データを取得する。割当対象者データ取得部162は、割当対象者テーブル152に格納されている割当対象者データを取得する。勤務時間データ取得部163は、勤務時間テーブル153に格納されている勤務時間データを取得する。所要時間データ取得部164は、従業員の性別、年齢、従事情報に基づいて、所要時間テーブル154aに格納されている所要時間データと、付加時間テーブル154bに格納されている付加時間データとを取得する。所要時間データ取得部164は、所属テーブル151に格納されている移動時間も取得する。
予約枠データ取得部165は、特定の期間を選択するとともに、選択された期間の予約枠データを予約枠テーブル155から順に取得する。割当部166は、上述した本実施例に係る予約枠割当方法を実行し、予約枠に従業員を割り当てた結果を割当結果テーブル156に格納する。なお、割当部166が実行する処理の詳細については後述する。
出力部167は、割当結果テーブル156に格納されている割当結果データを加工して、表示部120や、ネットワークインターフェース装置140を介して接続されている印刷装置に出力する。また、出力部167は、割当結果テーブル156に格納されている割当結果データを加工して所定の形式のデータを生成して記憶部150に記憶させる。
図9は、出力部167の出力結果の一例を示す図である。図9に示す出力例は、割当結果テーブル156に格納されている割当結果データをカレンダ形式に加工して出力した例である。図10は、出力部167の出力結果の他の一例を示す図である。図10に示す出力例は、割当結果テーブル156に格納されている割当結果データを一覧表形式に加工して出力した例である。
次に、図2に示した予約枠割当装置10が実行する予約枠割当処理の処理手順について説明する。図11は、予約枠割当処理の処理手順を示すフローチャートである。図11に示すように、割当部166は、まず、予約枠データ取得部165に最初の期間を選択させる(ステップS101)。そして、割当部166は、割当対象者データ取得部162に割当対象者テーブル152に格納されている最初の割当対象者データを取得させる(ステップS102)。
続いて、割当部166は、予約枠データ取得部165に選択した期間の総予約枠数を取得させる(ステップS103)。総予約枠数は、選択した期間の期間番号と同じ期間番号をもつ予約枠データの件数をカウントすることにより取得される。そして、割当部166は、予約枠データ取得部165に選択した期間の最初の予約枠データを取得させ(ステップS104)、予約枠読込件数を1に設定する(ステップS105)。
続いて、割当部166は、後述する割当可否判定処理を実行して、取得された割当対象者データに対応する従業員を取得された予約枠データに対応する予約枠に割り当てることができるか否かと、重複可能者数の制約を確認する(ステップS106)。
ここで、重複可能者数の超過が生じておらず(ステップS107否定)、かつ、従業員を予約枠に割り当てることができない場合(ステップS108否定)、割当部166は、予約枠データ取得部165に次の予約枠データを取得させる(ステップS109)。そして、割当部166は、予約枠読込件数に1を加算し(ステップS110)、ステップS106から処理手順を再開する。
一方、重複可能者数の超過が生じておらず(ステップS107否定)、かつ、従業員を予約枠に割り当てることができる場合(ステップS108肯定)、割当部166は、割当結果を予約枠テーブル155に記録する(ステップS111)。具体的には、割当部166は、予約枠データの期間番号および予約枠と、割当対象者データの対象者番号と、開始時間とを組み合わせて予約枠テーブル155に記録する。
なお、開始時間は、図1に示した従業員Bのように、移動時間のみを介して受診時間が前の従業員の受診時間と連続する場合には、後述する予約枠データ読み飛ばし処理内で算出された値となる。移動時間のみを介して受診時間が前の従業員の受診時間と連続しているか否かは、予約枠データ読み飛ばし処理内で算出された開始時間が、従業員が割り当てられた予約枠内であるか否かに基づいて判定することができる。
そして、開始時間は、移動時間のみを介して受診時間が前の従業員の受診時間と連続する場合を除いて、割り当てられた予約枠内の所定の時間となる。ここでいう予約枠内の所定の時間とは、例えば、予約枠の開始時間であってもよい。また、図7に示した予約枠データのように予約枠の開始時間帯が決まっている場合には、予約枠内の所定の時間は、開始時間帯の中間の時間や最後の時間であってもよい。
続いて、割当部166は、従業員が割り当てられた予約枠に対応する予約枠データの予約枠残数を1減算し(ステップS112)、割当対象者データ取得部162に次の割当対象者データを取得させる(ステップS113)。
ここで、全ての割当対象者データを取得済であった場合は(ステップS114肯定)、全ての従業員の割り当てを完了したことになるので、割当部166は、予約枠割当処理を終了させる。
一方、次の割当対象者データが取得された場合は(ステップS114否定)、割当部166は、取得された割当対象者データの所属コードと前の割当対象者データの所属コードを比較する(ステップS115)。そして、所属コードが異なっている場合は(ステップS116否定)、割当部166は、走査回数をリセットするために予約枠読込件数を0にクリアし(ステップS117)、さもなければ(ステップS116肯定)、予約枠読込件数をそのままにする。そして、割当部166は、後述する予約枠データ読み飛ばし処理を実行し(ステップS118)、ステップS106から処理手順を再開する。
また、ステップS106で重複可能者数の超過が生じると判定された場合は(ステップS107肯定)、割当部166は、予約枠データ取得部165に次の期間を選択させ(ステップS119)、ステップS103から処理手順を再開する。
図12は、図11に示した割当可否判定処理の処理手順を示すフローチャートである。図12に示すように、割当部166は、割当対象データの所属コードに対応する重複可能者数を所属データ取得部161に取得させる(ステップS201)。そして、割当部166は、走査回数を算出する(ステップS202)。走査回数は、以下の計算式を用いて算出することができる。
走査回数=(予約枠読込件数−1)÷総予約枠数+1
ここで、走査回数が重複可能者数を超過していた場合は(ステップS203否定)、割当部166は、重複可能者数の超過が生じていると判断して(ステップS204)、割当可否判定処理を終了する。
一方、走査回数が重複可能者数以下の場合は(ステップS203肯定)、割当部166は、予約枠データの予約枠残数の値を確認する。そして、予約枠残数が0であれば(ステップS205否定)、割当部166は、予約枠に従業員を割り当てることはできないと判断して(ステップS212)、割当可否判定処理を終了する。
予約枠残数が0より多ければ(ステップS205肯定)、割当部166は、その予約枠データの予約日における従業員の勤務時間を勤務時間データ取得部163に取得させる(ステップS206)。そして、予約枠が勤務時間内でなければ(ステップS207否定)、割当部166は、予約枠に従業員を割り当てることはできないと判断して(ステップS212)、割当可否判定処理を終了する。
一方、予約枠が勤務時間内であれば(ステップS207肯定)、割当部166は、従業員データの責任者の項目の値に基づいて、従業員データに対応する従業員が職場の責任者であるか否かを確認する。そして、従業員が職場の責任者でなければ(ステップS208否定)、割当部166は、予約枠に従業員を割り当てることができると判断して(ステップS211)、割当可否判定処理を終了する。
従業員が職場の責任者であった場合(ステップS208肯定)、割当部166は、同一の職場の他の責任者と受診時間もしくは移動時間が重複しているか否かを確認する(ステップS209)。重複の確認は、割当結果テーブル156を参照して受診時間もしくは移動時間が重複する従業員を特定し、その従業員の割当対象者データを割当対象者データ取得部162に取得させることで実現できる。
そして、同一の職場の他の責任者と受診時間もしくは移動時間が重複している場合(ステップS210肯定)、割当部166は、予約枠に従業員を割り当てることはできないと判断して(ステップS212)、割当可否判定処理を終了する。一方、同一の職場の他の責任者と受診時間もしくは移動時間が重複していない場合(ステップS210否定)、割当部166は、予約枠に従業員を割り当てることができると判断して(ステップS211)、割当可否判定処理を終了する。
図13は、図11に示した予約枠データ読み飛ばし処理の処理手順を示すフローチャートである。図13に示すように、割当部166は、所要時間データ取得部164に現在割り当て対象となっている従業員の移動時間を取得させる(ステップS301)。そして、割当部166は、所要時間データ取得部164に前回割り当て対象となっていた従業員の所要時間と移動時間を取得させる(ステップS302、ステップS303)。
ここで、所要時間は、従業員の属性情報に応じて、所要時間データに格納されている所要時間と付加時間データに格納されている付加時間の合計として取得される。
例えば、図4に示した対象者テーブル152の1行目の従業員は、性別が「男」で、年齢が「27」で、特記事項は未設定である。この場合、所要時間データ取得部164は、所要時間テーブル154aが図6−1の通りであれば、所要時間テーブル154aから、性別「男」と年齢「27」に対応する所要時間である「60」分を取得する。そして、特記事項が未設定であるため、付加時間データの付加時間は「0」となる。この結果、対象者テーブル152の1行目の従業員については、60分が所要時間として取得される。
また、図4に示した対象者テーブル152の2行目の従業員は、性別が「男」で、年齢が「31」で、従事情報が「有機溶剤」である。この場合、所要時間データ取得部164は、所要時間テーブル154aが図6−1の通りであれば、所要時間テーブル154aから、性別「男」と年齢「31」に対応する所要時間である「60」分を取得する。そして、所要時間データ取得部164は、付加時間テーブル154bが図6−2の通りであれば、付加時間テーブル154bから、従事情報「有機溶剤」に対応する付加時間である「15」分を取得する。この結果、対象者テーブル152の2行目の従業員については、75分が所要時間として取得される。
そして、ステップS301〜ステップS303で取得された時間と前回割り当て対象となっていた従業員に設定した予約枠の開始時間とに基づいて、現在割り当て対象となっている従業員の予約枠の開始時間を算出する(ステップS304)。なお、開始時間の算出は、前回割り当て対象となっていた従業員に設定した予約枠の開始時間にステップS301〜ステップS303で取得された各時間を単純に加算して行ってもよいし、遅延を考慮して余裕時間をさらに加算して行ってもよい。
そして、割当部166は、予約枠データ取得部165に選択した期間内の次の予約枠データを取得させ(ステップS305)、予約枠読込件数に1を加算する(ステップS306)。ここで、選択した期間内の予約枠データを全て取得済みであった場合は(ステップS307肯定)、割当部166は、予約枠データ取得部165に選択した期間内の最初の予約枠データを取得させ(ステップS308)、予約枠データ読み飛ばし処理を終了させる。
一方、選択した期間内の次の予約枠データが取得された場合は(ステップS307否定)、割当部166は、取得された予約枠データの予約日と前回取得された予約枠データの予約日を比較する。そして、予約日が相違していた場合には(ステップS309肯定)、予約枠を前回の割り当て先の予約枠と時系列に連続させることができないため、割当部166は、予約枠データ読み飛ばし処理を終了させる。
予約日が同じであれば(ステップS309否定)、割当部166は、算出した開始時間が取得された予約枠データの時間帯内であるか否かを判定する(ステップS310)。そして、割当部166は、開始時間が時間帯内であれば(ステップS311肯定)、予約枠データ読み飛ばし処理を終了させ、さもなければ(ステップS311否定)、ステップS305から処理手順を再開する。
なお、図2に示した本実施例に係る予約枠割当装置10の構成は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができる。例えば、予約枠割当装置10の制御部160の機能をソフトウェアとして実装し、これをコンピュータで実行することにより、予約枠割当装置10と同等の機能を実現することもできる。以下に、制御部160の機能をソフトウェアとして実装した予約枠割当プログラム1071を実行するコンピュータの一例を示す。
図14は、予約枠割当プログラム1071を実行するコンピュータ1000を示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1010と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置1020と、各種情報を表示するモニタ1030と、記録媒体からプログラム等を読み取る媒体読取り装置1040と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース装置1050と、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1060と、ハードディスク装置1070とをバス1080で接続して構成される。
そして、ハードディスク装置1070には、図2に示した制御部160と同様の機能を有する予約枠割当プログラム1071と、図2に示した記憶部150に記憶される各種データに対応する予約枠割当用データ1072とが記憶される。なお、予約枠割当用データ1072を、適宜分散させ、ネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶させておくこともできる。
そして、CPU1010が予約枠割当プログラム1071をハードディスク装置1070から読み出してRAM1060に展開することにより、予約枠割当プログラム1071は、予約枠割当プロセス1061として機能するようになる。そして、予約枠割当プロセス1061は、予約枠割当用データ1072から読み出した情報等を適宜RAM1060上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記の予約枠割当プログラム1071は、必ずしもハードディスク装置1070に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたこのプログラムを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)等にこのプログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、重複可能者数を考慮して予約枠の割り当てを行うこととしたので、グループの活動に支障が生じないように予約枠へグループの構成員を割り当てることができる。
10 予約枠割当装置
110 入力部
120 表示部
130 媒体読取り装置
140 ネットワークインターフェース装置
150 記憶部
151 所属テーブル
152 割当対象者テーブル
153 勤務時間テーブル
154a 所要時間テーブル
155 予約枠テーブル
156 割当結果テーブル
160 制御部
161 所属データ取得部
162 割当対象者データ取得部
163 勤務時間データ取得部
164 所要時間データ取得部
165 予約枠データ取得部
166 割当部
167 出力部
1000 コンピュータ
1010 CPU
1020 入力装置
1030 モニタ
1040 媒体読取り装置
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 RAM
1061 予約枠割当プロセス
1070 ハードディスク装置
1071 予約枠割当プログラム
1072 予約枠割当用データ
1080 バス

Claims (5)

  1. 制御部が、各予約枠の時間が互いに異なるサービスの複数の予約枠に関する予約枠データを記憶する記憶部から、第1期間内の予約枠を順番に且つ巡回させて読み出し
    前記制御部が、各グループにおいて前記サービスを同時に受けるの上限数である重複可能者数を記憶する前記記憶部から、予約割り当ての対象グループに対応する重複可能者数を取得
    前記制御部が、前記対象グループの各構成員と各構成員が責任者で在るか否かを示す情報とを記憶する前記記憶部から、前記各構成員を割り当て対象者として順次読み出し、
    前記制御部が、1つの巡回数において、今回の読み出し予約枠の時間が他の構成員に既に割り当てられた予約枠の時間と重ならず、且つ、今回の割り当て対象者が責任者であるとき、今回の読み出し予約枠の時間が既に予約枠が割り当てられた他の責任者の予約枠の時間と重ならない場合、今回の割り当て対象者に対して前記今回の読み出し予約枠を割り当て、前記今回の割り当て対象者と前記今回の読み出し予約枠とを対応づけて前記記憶部に記憶させる、
    予約枠割当処理をコンピュータに実行させることを特徴とする予約枠割当プログラム。
  2. 前記予約枠割当処理は、前記巡回数が前記重複可能者数を超えた場合、前記制御部が、前記予約枠を読み出す期間を前記第1期間と異なる第2期間に変更する、処理をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の予約枠割当プログラム。
  3. 前記予約枠割当処理は、前記制御部が、サービスを受けるために要する移動時間を前記記憶部からさらに取得する処理を含み
    前記今回の読み出し予約枠の割り当てにおいて、前記制御部は、前記取得した移動時間にさらに基づいて、今回の割り当て対象者に対して前記今回の読み出し予約枠を割り当てる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の予約枠割当プログラム。
  4. 記憶部と、前記記憶部と接続された制御部とを有し、
    前記制御部は、
    各予約枠の時間が互いに異なるサービスの複数の予約枠に関する情報を記憶する前記記憶部から、第1期間内の予約枠を順番に且つ巡回させて読み出し
    グループにおいて前記サービスを同時に受けるの上限数である重複可能者数を記憶する前記記憶部から、予約割り当ての対象グループに対応する重複可能者数を取得
    前記対象グループの各構成員と各構成員が責任者で在るか否かを示す情報とを記憶する前記記憶部から、前記各構成員を割り当て対象者として順次読み出し、
    1つの巡回数において、今回の読み出し予約枠の時間が他の構成員に既に割り当てられた予約枠の時間と重ならず、且つ、今回の割り当て対象者が責任者であるとき、今回の読み出し予約枠の時間が既に予約枠が割り当てられた他の責任者の予約枠の時間と重ならない場合、今回の割り当て対象者に対して前記今回の読み出し予約枠を割り当て、前記今回の割り当て対象者と前記今回の読み出し予約枠とを対応づけて前記記憶部に記憶させる、
    とを特徴とする予約枠割当装置。
  5. 記憶部と制御部とを有する予約枠割当装置によって実行される予約枠割当方法であって、
    前記制御部が、
    各予約枠の時間が互いに異なるサービスの複数の予約枠に関する情報を記憶する前記記憶部から、第1期間内の予約枠を順番に且つ巡回させて読み出し
    グループにおいて前記サービスを同時に受けるの上限数である重複可能者数を記憶する前記記憶部から、予約割り当ての対象グループに対応する重複可能者数を取得
    前記対象グループの各構成員と各構成員が責任者で在るか否かを示す情報とを記憶する前記記憶部から、前記各構成員を割り当て対象者として順次読み出し、
    1つの巡回数において、今回の読み出し予約枠の時間が他の構成員に既に割り当てられた予約枠の時間と重ならず、且つ、今回の割り当て対象者が責任者であるとき、今回の読み出し予約枠の時間が既に予約枠が割り当てられた他の責任者の予約枠の時間と重ならない場合、今回の割り当て対象者に対して前記今回の読み出し予約枠を割り当て、前記今回の割り当て対象者と前記今回の読み出し予約枠とを対応づけて前記記憶部に記憶させる、
    とを特徴とする予約枠割当方法。
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