JP5319814B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像を補正する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
さまざまな符号化方式に対応している記憶媒体(ディスク媒体、メモリカードなど)、通信媒体(放送波、IP(Internet Protocol)ネットワーク)などから取得した画像を表示デバイス(LCD(Liquid Crystal Display)、自発光型デバイスであるOLED(Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイなど)に出力するときに、画像補正を行うことがある。例えば、画像補正の1種であるヒストグラム平坦化は、入力画像の画素値(例えば、輝度値)の分布を平坦化させることにより、補正された出力画像を得る。
また例えば、特許文献1のものは、色空間でのダイナミックレンジ圧縮により表示デバイスの色再現に合わせて映像を変換するシステムに置いて、映像の色のヒストグラムから表示デバイスの色再現範囲を超えた画素値をカウントし、その画素数が少なくなるように圧縮率を変えるという内容のものである。
しかし、高彩度の飽和は抑えられるものの中間彩度のつぶれは考慮されていないという問題点があった。より色つぶれを防止することができる技術が求められている。
特開2005−167681
本発明の実施の形態は、より色つぶれを防止することができる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施形態によれば、表示パネルで表示に用いる画像信号を補正する画像処理装置において、入力画像信号に基づく画像について輝度毎に画素の色差値のヒストグラムをそれぞれ生成するとともに前記ヒストグラムの度数を累積して累積ヒストグラムを作成するヒストグラム生成手段と、前記作成された輝度毎の累積ヒストグラムに基づいて正規化する色差補正により色強調を行う色強調手段と、前記色強調に基づいて、前記入力画像信号の階調を変換して補正した前記画像信号を生成する階調変換手段とを具備する。
この発明に係わる画像処理装置を備えたタブレットPCの主要な構成を示す図。 同実施形態の画像補正装置(画像処理機能99)を例示するブロック図。 同実施形態の中心部の全体の処理の流れを示すフローチャート。 同実施形態の階調補正を輝度別の色差に適用する手順を示すフローチャート。 同実施形態に用いられる図4の結果を輝度方向で平滑化する手順を示すフローチャート。 同実施形態の色差補正LUTを作成する処理手順を示すフローチャート。
以下、実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる画像処理装置を備えたタブレットPC10の概略構成を示した図であり、タブレットPC10は、タブレットPC10の各種動作を制御する制御部1、符号化された動画像信号を復号処理するビデオデコーダ2、アンテナ4を介して受信される地上デジタルテレビジョン放送の放送信号のうち、制御部1によって指定されたチャネルの放送信号を復調してTS(トランスポート)パケットを取り込む地デジ受信部3、アンテナ7を介して基地局から受信した無線信号を復調してベースバンド信号を得る無線部5、ベースバンド信号をCDMAなどの方式に準拠した復号処理を行うことで音声信号、制御信号、及びデータ信号を得るとともにアンテナ7を介して送信される音声信号、制御信号、及びデータ信号を符号化する信号処理部6、信号処理部6から送られた音声信号を出力するスピーカ9、話者の音声を取り込むマイクロホン8、制御部1から受信した動画像信号に基づいて映像信号を表示パネル30に表示制御する表示制御部20から構成される。
なお、上記画像処理装置は、図1において画像処理機能99及び階調変換ルックアップテーブル記憶部(LUT)140から構成される。即ち、この一実施形態では、画像処理の主な機能がプログラムによって実現されることを想定しているためである。後述の入力画像記憶部101(入力画像バッファ)、累積ヒストグラム記憶部102、LUT記憶部105、補正LUT記憶部107、出力画像記憶部109は、この階調変換ルックアップテーブル記憶部140内にあってもよい。
表示制御部20は、後述する補正された動画像信号に基づいて、LCD(Liquid Crystal Display)パネルやOLED(Organic Light Emitting Diode)パネル、PDP(Plasma Display Panel)などを表示デバイスとして用いた表示パネル30を駆動制御し、階調が補正された映像画像を表示パネル30に表示される。
次に、上記構成の画像処理機能99の動作について説明する。
まず、本願発明に係る画像処理機能99によって補正処理される動画像信号は、地上デジタルテレビジョン放送(地デジ放送)によって送られたテレビ信号に含まれる動画像信号を例としている。この地デジ放送の放送信号は、アンテナ4を介して受信された後、制御部1によって指定されたチャネルの放送信号が地デジ受信部3によって抽出、及び復調処理が行われてTSパケットとしてビデオエンコーダ2に送られる。なお、地デジ放送には符号化されたオーディオ信号も含まれているが、本実施形態が動画像信号に対する処理を対象としているため、オーディオ信号の処理に必要な構成、及びオーディオ信号の処理に関する説明は省略している。
地デジ受信部3で抽出されたTSパケットのうち、動画像信号を含むTSパケットはビデオデコーダ2に送られる。
ビデオデコーダ2では、地デジ受信部3から受信した複数のTSパケットのペイロードを組み合わせてPES(Packetized Elementary Stream)パケットを復元させるとともに、このPESパケットのペイロードに含まれる符号化された動画像信号を抽出し、復号して動画像信号を復元させる。なお、タブレットPC向けの地デジ放送では、動画像はMPEG-2と呼ばれる符号化方式に従って符号化が行われているため、ビデオデコーダ2では、この符号化方式に従った復号処理を行う。なお、レコーダで録画した番組やDLNA経由でタブレットに転送して視聴する場合はH.264にトランスコードされる場合がある。
このようにして復元された動画像信号は、ビデオデコーダ2から制御部1に出力され、画像処理機能99によって輝度補正や後に詳しく述べる色補正が行われる。
図2は、画像処理機能99によって行われる処理を更に詳細に示した機能ブロック図である。実施形態に係わる画像処理機能99は、図2に示されるように、ヒストグラム作成部100、入力画像記憶部101、累積ヒストグラム記憶部102、ヒストグラム累積部103、LUT(ルックアップテーブル)作成部104、LUT記憶部105、LUT補正部106、補正LUT記憶部107、色補正部108、出力画像記憶部109及び画像出力処理部110を有する。
更にそれぞれ図示はしないが、累積ヒストグラム記憶部102は後述する、輝度別色ヒストグラムバッファ、累積加算ヒストグラムバッファを含む。また、LUT記憶部105は輝度別色差補正LUTバッファを、補正LUT記憶部107は補正後輝度別色差補正LUTバッファを、出力画像記憶部109は色差信号出力バッファを、それぞれ含む。
尚、入力画像内の輝度値に基づいて画像補正用のパラメータ(一例として輝度補正LUT)を作成し、このパラメータを用いて入力画像の輝度値を補正する従来からの例を説明するが、この説明は輝度値に限らず様々な画素値の補正についても適用可能である。また、本実施形態では、入力画像の輝度値を8ビット長で表現することとするが、他のビット長に適宜拡張または縮小して表現可能である。まずはこの、輝度補正のための処理について述べる。
入力画像記憶部101には、図1の画像処理機能99による補正の対象となる入力画像が少なくとも一時的に記憶される。入力画像は、例えば記憶媒体、通信媒体などから取得され、必要に応じて復号化されて入力画像記憶部101に記憶される。尚、入力画像は、静止画像であってもよいし、動画像に含まれる複数のフレームのいずれかであってもよい。或いは、本実施形態に係わる画像処理機能99がフレーム内の特定の局所領域に適応的に補正を行う場合を想定すると、入力画像がフレーム内の局所領域であることもあり得る。入力画像記憶部101に記憶された入力画像は、画像補正用のパラメータを作成するためにヒストグラム作成部100によって読み込まれたり、このパラメータを用いて補正を行うために色補正部108によって読み込まれたりする。
ヒストグラム作成部100は、入力画像の輝度値のヒストグラムを作成する。またヒストグラム作成部100は、基本的には、次の数式(1)に従ってヒストグラムを作成する。
Figure 0005319814

数式(1)において、histoYは、入力画像の輝度値Yのビット長に応じたサイズ(例えば8ビット長であれば256個)の配列である。数式(1)は、入力画像における全対象画素の輝度値Yの度数を1つずつカウントすることを意味している。ここで、輝度値Yは、入力画像がYUV方式で表現されていればY信号値に相当し、入力画像がRGB形式で表現されていれば次の数式(2)に示されるようにRGB信号値のうちの最大値に相当する。
Figure 0005319814

ヒストグラム作成部100は、作成したヒストグラムを累積ヒストグラム記憶部102に記憶させる。累積ヒストグラム記憶部102に記憶されたヒストグラムはヒストグラム累積部103によって必要に応じて読み出され、また累積ヒストグラム記憶部102に記憶されたヒストグラムはLUT(ルックアップテーブル)作成部104によって必要に応じて読み出される。
LUT(ルックアップテーブル)作成部104は、ヒストグラムを累積ヒストグラム記憶部102から読み出し、ヒストグラムの度数を累積して累積ヒストグラムを計算する。LUT(ルックアップテーブル)作成部104は、例えば次の数式(3)に従って累積ヒストグラムを計算する。
Figure 0005319814

数式(3)において、AccHistoY[Y]が輝度値Yに対応する累積度数を表す。LUT(ルックアップテーブル)作成部104は、計算した累積ヒストグラムをLUT記憶部105に記憶させる。LUT記憶部105には、累積ヒストグラムが少なくとも一時的に記憶される。LUT記憶部105に記憶された累積ヒストグラムは、補正LUT作成部106によって必要に応じて読み出される。
補正LUT作成部106は、累積ヒストグラムをLUT記憶部105から読み出し、累積ヒストグラムを正規化する。補正LUT作成部106は、正規化した累積ヒストグラムに対応する入出力特性を持つ輝度補正LUTを作成する。補正LUT作成部106は、例えば次の数式(4)に従って輝度補正LUTを作成する。
Figure 0005319814

数式(4)においてLUT[Y]は入力輝度値Yに対応する出力輝度値を表し、YoutMaxは出力輝度の最大値を表す。YoutMaxは、出力画像の表示デバイスのビット長で表現可能な最大輝度値(8ビットパネルに関して「255」)であってもよい。或いは、YoutMaxは、表示デバイスがOLEDディスプレイなどの自発光デバイスであれば、表示デバイスのビット長で表現可能な最大輝度値を低減させた輝度値とされることもある。このような最大出力輝度値の制限により、パネル消費電力を効果的に削減できる。数式(4)によれば、入力輝度Yの最大値(=255)にはYoutMaxが対応付けられ、他の入力輝度YにはYoutMaxを正規化された累積度数によってスケーリングした値が対応付けられる。補正LUT作成部106は、作成した輝度補正LUTを補正LUT記憶部107に記憶させる。補正LUT記憶部107には、少なくとも一時的に輝度補正LUTが記憶される。補正LUT記憶部107に記憶された輝度補正LUTは、色(+輝度)補正部108によって必要に応じて読み出される。
色補正部108は、入力画像記憶部101から入力画像を読み出し、補正LUT記憶部107から輝度補正LUTを読み出す。色補正部108は、次の数式(5)に示されるように、輝度補正LUTを用いて入力画像内の入力輝度値Yを出力輝度値Youtに補正する。
Figure 0005319814

色補正部108は、補正済画像を出力画像記憶部109に記憶させる。出力画像記憶部109には、色補正部108からの補正済画像が少なくとも一時的に記憶される。出力画像記憶部109に記憶された補正済画像は、画像出力処理部110によって必要に応じて読み出される。
画像出力処理部110は、出力画像記憶部109から補正済画像を読み出し、各対象画素の色差値と補正済輝度値とに基づいて出力画像を再生し、表示デバイス(表示装置=表示制御部20+表示パネル30)へ出力する。

以下では、図3乃至図6を用いて図1のタブレットPC10、特に画像処理機能99の動作例を説明する。本実施形態の中心部の全体の処理の流れとしては、図3のように大きな3つの処理ステップに別れ、輝度別色差補正LUT算出ステップ、輝度別色差補正LUTを修正、色相補正ステップを行い入力画像から出力画像を生成し表示装置に出力する。
即ちまず図3のように、各入力画像バッファ内の輝度信号や色差信号を用いて、上述のような一般的なヒストグラムに基づいたヒストグラム平坦化による階調補正を輝度別の色差に適用し(ステップS10)、またその結果を輝度方向で平滑化し(ステップS20)、色差補正LUTを作成する処理(ステップS30)、表示装置へ画像出力処理部110が出力する処理(ステップS40)を備えている。このステップS40以外のステップの動作主体は図4から図6の説明までにおいて以下に述べる。

まず図4の輝度別色差補正LUT算出ステップ(上記ステップS10に相当)では、ヒストグラム作成部100は、数式(1)以下の処理と同様に、今度は輝度別ヒストグラム作成処理で1フレーム分の輝度値xごとに、言わばより立体的に色差UとVそれぞれ度数histoU[x][U]、histoV[x][V]を求め、前述の輝度別色ヒストグラムバッファに出力する(ステップS11)。histoYに関する入力画像が所謂4k2kの画像であれば、8メガ個ほどが対象画素としてカウントアップされている。ここで、輝度値xについてhistoU[x][U]、histoV[x][V]の度数を集計すると夫々これと同数となる。
次にヒストグラム累積加算処理に進み、ヒストグラム累積部103はこの輝度別色ヒストグラムバッファを入力としてヒストグラムを累積し、累積加算ヒストグラムバッファに出力する(ステップS12)。ここでヒストグラムをhistoU[x][]、histoU[x][]、累積ヒストグラムをAccHistoU[]、AccHistoV[]とすると次の数式(6)、数式(7)のようになる。
Figure 0005319814


Figure 0005319814


次に、LUT(ルックアップテーブル)作成部104による色補正ルックアップテーブル作成処理に進み、累積加算ヒストグラムバッファを入力とし、輝度xごとに累積ヒストグラムの最大値が出力時の色差値の取りえる最大値UoutMax[x]、VoutMax[x]となるように正規化し入出力補正特性を求める。
UoutMax[x]、VoutMax[x]はRGB信号に変換した際に飽和する値から求めることができ、8bitパネルの最大であれば255となる。
色差の補正性をlut_u[U]、lut_v[V]とすると、数式(8)、数式(9)のようになる。
Figure 0005319814


Figure 0005319814


これを輝度ごとに入力色差UとVの色差値Uout、色差値Voutの対応を求めるルックアップテーブルとして、輝度別色差補正LUTバッファに保存する(数式(10)数式(11)、ステップS13の終了)。
Figure 0005319814


Figure 0005319814


次に、補正LUT作成部106による輝度別色差補正LUT修正ステップに進み、輝度別色ヒストグラムバッファと輝度別色差補正LUTバッファとを入力として、輝度の変化に対して、同じ色差の補正量が大きく変化しないように抑制する(ステップS21)。出力は補正後輝度別色差補正LUTバッファに保存される。
例えば修正後の輝度別色差補正LUTをCLUT_U[x][U]、CLUT_V[x][V]とすると、のように隣接する輝度値の色差補正Lut値と平均(算術平均)化する(数式(12)数式(13))。
Figure 0005319814


Figure 0005319814


なお平均演算は算術平均の他にも各種あり、平均演算の一般形は、例えば0から1の間で正規化された3量の平均とは0から1の間の出力を得るものとされている。内で比較的極端なものとして激烈積、激烈和のようなものもあるが、通常には調和平均など調和性の高い平均演算を適宜採用すればよい。

これが全LUTについて終了したら(ステップS22のYes)次に、色補正部108による色差補正ステップに進み、
補正後輝度別色差補正LUTバッファを入力として、入力画像の各画素を輝度信号Yin,色差信号Uin,VinとするとルックアップテーブルCLUT_U、CLUT_Vに従ってレベル変換し補正後の色差信号Uout,Voutを求める(数式(14)数式(15))。出力は色差信号出力バッファに保存される。
Figure 0005319814


Figure 0005319814


これが全画素について終了したら(ステップS32のYes)次にビデオ信号出力処理に進み、画像出力処理部110は色差信号出力バッファを入力として、輝度信号と色差信号Uout,Voutを合わせて1フレーム分の色強調画像として表示部(表示装置)に出力する。

以上の本実施形態の効果について説明する。従来技術では、入力画像を色差再現範囲が狭いデバイスで表示した場合、全体に表示彩度の低い表示しかできないが、本実施形態によれば、表示デバイスの色差再現範囲で中間の彩度は表示彩度が改善され、高彩度のつぶれも抑えることが可能となる。
ヒストグラム最適化により中間彩度がつぶれるのを防ぐとともに、YUV空間のように輝度値に応じて色再現域が異なる色成分についても、表示デバイスの色再現域を最大限に使用した彩度補正が可能となる。例えば、YUV空間では、低輝度では青や紫の色再現域が広く、緑の色再現域が狭い、一方で高輝度ではその逆で緑の色再現が広くなっている。実施形態では、輝度ごとに色差補正の最適化を行うため、従来方法のように彩度を補正した場合に輝度によって色がつぶれてしまうようなことがない。
即ち先行技術と比べた実施形態の効果に関し、従来は高彩度の飽和は抑えられるものの中間彩度のつぶれは考慮されていない。本実施形態はこれを解決するもので、輝度値毎の色差ヒストグラム最適化により中間彩度がつぶれるのを防ぐとともに、YUV空間のように輝度値に応じて色再現域が異なる色成分についても、高彩度、中彩度等の色つぶれを防止することができる。
(実施形態の要点の補足)
(1)輝度ごとに色差信号のヒストグラム最適化により求めた色差補正LUTにより色強調をおこなう
(2)輝度ごとに求めた色差補正LUTを重みつき平均化して色差補正LUTを修正する

なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
100・・・ヒストグラム作成部
101・・・入力画像記憶部
102・・・累積ヒストグラム記憶部
103・・・ヒストグラム累積部
104・・・LUT作成部
105・・・LUT記憶部
106・・・LUT補正部
107・・・補正LUT記憶部
108・・・色補正部
109・・・出力画像記憶部
110・・・画像出力処理部

Claims (5)

  1. 表示パネルで表示に用いる画像信号を補正する画像処理装置において、
    入力画像信号に基づく画像について輝度毎に画素の色差値のヒストグラムをそれぞれ生成するとともに前記ヒストグラムの度数を累積して累積ヒストグラムを作成するヒストグラム生成手段と、
    前記作成された輝度毎の累積ヒストグラムに基づいて正規化する色差補正により色強調を行う色強調手段と、
    前記色強調に基づいて、前記入力画像信号の階調を変換して補正した前記画像信号を生成する階調変換手段とを具備する画像処理装置。
  2. 前記色強調は、更に隣接する輝度値の色差補正値との平均化を行う請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 更に前記表示パネルを備えた請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 表示パネルで表示に用いる画像信号を補正する画像処理装置における画像処理方法であって、
    入力画像信号に基づく画像について輝度毎に画素の色差値のヒストグラムをそれぞれ生成するとともに前記ヒストグラムの度数を累積して累積ヒストグラムを作成するヒストグラム生成工程と、
    前記作成された輝度毎の累積ヒストグラムに基づいて正規化する色差補正により色強調を行う色強調工程と、
    前記色強調に基づいて、前記入力画像信号の階調を変換して補正した前記画像信号を生成する階調変換工程とを含んだ画像処理方法。
  5. 前記色強調は、更に隣接する輝度値の色差補正値との平均化を行う請求項4に記載の画像処理方法。
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