JP5318863B2 - 撮像装置、撮像方法及び集積回路 - Google Patents

撮像装置、撮像方法及び集積回路 Download PDF

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Description

本発明は動画の撮像装置、撮像方法及び集積回路に関し、より特定的には、撮像した動画内の特定の領域を記録する撮像装置、撮像方法及び集積回路に関する。
動画の撮影に関連する静止画の撮影においては、ユーザがシャッタボタンを1回押し下げる動作(以下、シャッタ押下動作という)を行うだけで、構図が互いに異なる複数の静止画像を得ることができる撮像装置がある。そして、この様に、ユーザの1回のシャッタ押下動作によって、構図が互いに異なる複数の静止画像を得る撮影を、構図ブラケット撮影という。
構図ブラケット撮影を行う従来の撮像装置として、例えば、特許文献1に記載された従来の撮像装置がある。図13は、特許文献1に記載された従来の撮像装置が行う構図ブラケット撮影を示す図である。特許文献1の撮像装置は、ユーザによってズーム連写撮影モードが選択されると、被写体のスルー画像と共に、複数のズーム連写枠をプレビュー表示する。そして、特許文献1の撮像装置は、ユーザの十字キーの操作に従ってズーム連写枠のトリミング位置の記憶を更新し、当該更新後に記憶したトリミング位置にズーム連写枠(20a、20b)を表示する。そして、特許文献1の撮像装置は、ユーザによってシャッタ押下動作がなされると、静止画撮影処理を開始し、当該静止画撮影処理によって得られた静止画像をバッファメモリに記憶する。そして、特許文献1の撮像装置は、当該得られた静止画像からトリミング処理によって、ズーム連枠20a内の静止画像とズーム連枠20b内の静止画像とを生成し、それぞれバッファメモリに記憶する。その後、特許文献1の撮像装置は、撮影処理によって得られた静止画像及び生成された静止画像を、フラッシュメモリにそれぞれ記録する。なお、特許文献1の撮像装置は、以上の処理によって得られた複数の静止画像を、1つの組画像として保存する。この様にして、特許文献1の撮像装置は、ユーザの1回のシャッタ押下動作によって、構図が互いに異なる複数の静止画像を取得する。
また、元の画像から部分画像を切り出して符号化する動画の撮像装置として、例えば、特許文献2に記載された従来の動画の撮像装置がある。図14は、特許文献2に記載された従来の撮像装置の処理回路構成を示すブロック図である。特許文献2の撮像装置は、ベース画像符号化前処理部22で、ベース画像をブロック分割し、各ブロックに対して、参照ブロック記述テーブルに記述されたルールに従って、最適の動きベクトルと直交変換係数を含む前処理データを求め、蓄積する。部分画像位置入力部23は、ベース画像から切り出す部分画像の初期位置とその動き速度を入力する。部分原画像生成部24は、部分画像のサイズとその位置を決定する。また、この位置は、ベース画像の基準位置に対し、ブロック又はマクロブロック単位で離間するように決定する。部分画像符号化部25は、部分画像に係る前処理データをベース画像符号化前処理部22から取得し、これを量子化、可変長符号化をして配信することで、符号化処理の負荷を軽減する。
特開2006−211489号公報 特開2005−101720号公報
以上に説明した様に、特許文献1の技術は、ユーザが1回シャッタ押下動作を行うと複数の静止画像を取得する。ここで、特許文献1の技術を、動画の撮像に適用した場合を考える。この場合、動画を構成する複数の静止画像の互いの関係は考慮されず、単純に複数の動画像が取得されることとなる。このことによって、動画のデータ量は非常に多くなる。この結果として、特許文献1の技術を動画に適用した場合には、多大な記録容量を必要とし、また、取得した動画をネットワーク等を介してリアルタイムで送信する場合には高い伝送レートを必要とする。
特許文献2の技術は、元の動画の部分画像を切り出す際に、符号化の処理負荷を軽減するものであって、切り出した部分画像のデータ量を低減するものではない。このことから、特許文献2の技術によって複数の領域を切り出す場合には、多大な記録容量を必要とし、また、取得した動画をネットワーク等を介してリアルタイムで送信する場合には高い伝送レートを必要とする。
それ故に、本発明の目的は、上記した課題を解決するものであり、動画内の複数の領域を切り出して成る記録動画を記録部に記録する際に必要となる記録容量を削減でき、また、記録動画の伝送に要する伝送レートを低減できる、動画の撮像装置、撮像方法及び集積回路を提供することである。
本発明は、動画撮像装置に向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の動画撮像装置は、被写体を撮像して、複数のフレームから成る撮像動画を得る撮像部と、撮像動画をフレーム毎に加工して記録動画を作成する画像処理部とを備え、画像処理部は、撮像動画内の複数の被写体像をユーザの指示に従って指定する被写体指定手段と、撮像動画から被写体指定手段で指定された複数の被写体像のそれぞれを切り出す複数の被写体トリミング画像を設定する被写体トリミング画像設定手段と、被写体指定手段で指定された複数の被写体像を追跡し、当該複数の被写体像に追随して複数の被写体トリミング画像をフレーム毎に移動させる被写体追跡手段と、フレーム毎に、複数の被写体トリミング画像を第1のトリミング画像として設定する第1のトリミング画像設定手段と、フレーム毎に、複数の被写体トリミング画像を囲む1つの画像を第2のトリミング画像として設定する第2のトリミング画像設定手段と、フレーム毎に、第1のトリミング画像のデータサイズを算出する第1のデータサイズ算出手段と、フレーム毎に、第2のトリミング画像のデータサイズを算出する第2のデータサイズ算出手段と、フレーム毎に、第1のトリミング画像のデータサイズと第2のトリミング画像のデータサイズとを比較する比較手段と、フレーム毎に、第1のトリミング画像と第2のトリミング画像とのうち、比較手段でデータサイズが小さいと判断された画像を記録動画として選択する選択手段とを含む。
これにより、本発明の動画撮像装置は、記録動画のデータ量を効果的に削減できる。
また、本発明の動画撮像装置は、記録動画を記録する記録部を更に備えてもよい。
この場合、本発明の動画撮像装置は、記録部の記録容量を削減できる。
また、画像処理部は、記録動画の作成と並行して、当該記録動画の作成完了部分を他の機器に送信してもよい。
この場合、本発明の動画撮像装置は、ネットワーク等を介して記録動画を配信等する際に、データの伝送レートを低減できる。
また、被写体トリミング画像設定手段が設定する複数の被写体トリミング画像は、いずれも四角形状であり、第2のトリミング画像設定手段が設定する第2のトリミング画像は、四角形状であってもよい。
また、第2のトリミング画像設定手段が設定する第2のトリミング画像は、複数の被写体トリミング画像のいずれにも属さない領域を含まないことが好ましい。
これにより、本発明の動画撮像装置は、更に記録動画のデータ量を効果的に削減できる。
また、被写体トリミング画像設定手段が設定する複数の被写体トリミング画像は、いずれも四角形状であり、選択手段は、第1のトリミング画像を選択した場合は、更に、複数の被写体トリミング画像の少なくとも1つを拡大又は縮小し、複数の被写体トリミング画像を並べて1つの四角形状の第1のトリミング画像に加工してもよい。
これにより、ユーザが第1のトリミング画像を観賞する際の見栄えがよくなる。
なお、以上に説明した画像処理部が含む各手段は、図2、図8及び図11のフローチャート(後に詳しく説明する)を構成する以下のステップの処理を実現する。被写体指定手段は、ステップS102の処理を実現する。被写体トリミング画像設定手段は、ステップS103の処理を実現する。被写体追跡手段は、ステップS104の処理を実現する。第1のトリミング画像設定手段は、ステップS106の処理を実現する。第2のトリミング画像設定手段は、ステップS108及びS208の処理を実現する。第1のデータサイズ算出手段は、ステップS107の処理を実現する。第2のデータサイズ算出手段は、ステップS109の処理を実現する。比較手段は、ステップS110及びS210の処理を実現する。選択手段は、ステップS111、S112及びS312の処理を実現する。
また、本発明は、動画撮像方法にも向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の動画撮像方法は、被写体を撮像して、複数のフレームから成る撮像動画を得る撮像ステップと、撮像動画をフレーム毎に加工して記録動画を作成する画像処理ステップとを備え、画像処理ステップは、撮像動画内の複数の被写体像をユーザの指示に従って指定する被写体指定ステップと、撮像動画から被写体指定ステップで指定した複数の被写体像のそれぞれを切り出す複数の被写体トリミング画像を設定する被写体トリミング画像設定ステップと、被写体指定ステップで指定した複数の被写体像を追跡し、当該複数の被写体像に追随して複数の被写体トリミング画像をフレーム毎に移動させる被写体追跡ステップと、フレーム毎に、複数の被写体トリミング画像を第1のトリミング画像として設定する第1のトリミング画像設定ステップと、フレーム毎に、複数の被写体トリミング画像を囲む1つの画像を第2のトリミング画像として設定する第2のトリミング画像設定ステップと、フレーム毎に、第1のトリミング画像のデータサイズを算出する第1のデータサイズ算出ステップと、フレーム毎に、第2のトリミング画像のデータサイズを算出する第2のデータサイズ算出ステップと、フレーム毎に、第1のトリミング画像のデータサイズと第2のトリミング画像のデータサイズとを比較する比較ステップと、フレーム毎に、第1のトリミング画像と第2のトリミング画像とのうち、比較ステップでデータサイズが小さいと判断した画像を記録動画として選択する選択ステップとを含む。
また、本発明は、被写体を撮像し、取得した撮像動画を加工して記録動画を作成する動画撮像装置に組み込まれる集積回路にも向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の集積回路は、被写体を撮像するCCDの出力信号に対してノイズ低減処理及びゲインコントロールを行い、アナログ信号からデジタル信号に変換する信号処理/AD変換回路、信号処理/AD変換回路の出力信号に対して、画像補正処理を行って撮像動画を得る補正回路、補正回路で得た撮像動画内の複数の被写体像をユーザの指示に従って指定し、当該撮像動画から当該複数の被写体像のそれぞれを切り出す複数の被写体トリミング画像を設定し、当該複数の被写体像を追跡し当該複数の被写体像に追随して当該複数の被写体トリミング画像をフレーム毎に移動させ、フレーム毎に、当該複数の被写体トリミング画像を第1のトリミング画像として設定し、当該複数の被写体トリミング画像を囲む1つの画像を第2のトリミング画像として設定し、当該第1のトリミング画像のデータサイズ及び当該第2のトリミング画像のデータサイズを算出して比較し、データサイズが小さい方の画像を記録動画として選択する画像処理部、及び、少なくとも、信号処理/AD変換回路、補正回路及び画像処理部を制御する制御部としての機能を実行する。
上記した通り、本発明の撮像装置、撮像方法及び集積回路によれば、動画内の複数の領域を切り出して成る記録動画を記録部に記録する際に必要となる記録容量を削減でき、また、記録動画の伝送に要する伝送レートを低減できる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100の構成例を示すブロック図 被写体を撮像して動画を記録部に記録するまでに本発明の撮像装置100が行う特徴的な処理を説明するためのフローチャート 図2のステップ101で撮像されたリアルタイム動画40の一例を示す図 図3に示す対象フレーム40において、画像重畳部分46が無い場合について説明するための図 図3に示す対象フレーム40において、画像重畳部分46が有る場合について説明するための図 図3に示す対象フレーム40において、画像重畳部分46が有る場合について説明するための図 二人の人物の被写体像44及び45が擦れ違う場合において、第1及び第2のトリミング画像の何れが記録動画として記録されるのかを説明するための図 被写体を撮像して動画を記録部に記録するまでに本発明の撮像装置200が行う特徴的な処理を説明するためのフローチャート 図8のステップS208において、DSP14−2が設定する第2のトリミング画像を説明するための図 図8のステップS208において、DSP14−2が設定する第2のトリミング画像を説明するための図 被写体を撮像して動画を記録部に記録するまでに本発明の撮像装置300が行う特徴的な処理を説明するためのフローチャート 図11のステップS310において、DSP14−3が行う加工について説明するための図 従来の撮像装置が行う構図ブラケット撮影を示す図 従来の撮像装置の処理回路構成を示すブロック図
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置100の構成例を示すブロック図である。図1に示す通り、撮像装置100は、レンズ1と、CCD(Charge Coupled Device)2と、信号処理/AD変換回路3と、補正回路4と、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)5と、不揮発性メモリ6と、メモリカードインタフェース7と、メモリカード8と、操作部9と、表示部10と、タイミングジェネレータ11と、レンズ駆動部12と、CPU13と、DSP14と、ネットワークインタフェース16とを備える。ここで、バス15は、上記構成要素のうち互いに接続が必要となる構成要素を、接続する。なお、メモリカード8は、撮像装置100から取り外し可能であるので、撮像装置100に含まれないものと考えてもよい。また、不揮発性メモリ6、メモリカードインタフェース7及びメモリカード8を総称して、記録部と呼んでもよい。また、レンズ1、CCD2、信号処理/AD変換回路3、補正回路4、タイミングジェネレータ11及びレンズ駆動部12をまとめて、撮像部と呼んでもよい。また、CPU13を制御部と呼んでもよい。またDSP14を画像処理部と呼んでもよい。また、SDRAM5を一時格納部と呼んでもよい。
まず、図1を参照して、撮像装置100の動作について、簡単に説明する。レンズ1は、被写体(図示せず)の像(以下、被写体像という)をCCD2に結像させる。CCD2は、光信号として結像された被写体像を電気信号に変換することによって、被写体を撮像する。信号処理/AD変換回路3は、CCD2から出力された電気信号に対して、ノイズ低減処理及びゲインコントロールを行い、アナログ信号からデジタル信号に変換する。補正回路4は、信号処理/AD変換回路3から出力されたデジタル信号に対して、ホワイトバランス(白色補正)、ガンマ補正、色補正等の画像補正処理を行う。以上の処理によって、被写体のリアルタイムの動画(以下、リアルタイム動画という)の信号が取得される。SDRAM5は、リアルタイム動画の信号を、順次、1フレーム単位で一時的に格納する。ここで、フレームは、動画を構成する静止画である。このことから、リアルタイム動画は複数のフレームから成るので、SDRAM5は、リアルタイム動画を一時的に格納するとも言える。DSP14は、SDRAM5に格納されたリアルタイム動画に後に詳しく説明する特徴的処理を施し、不揮発性メモリ6に記録、又はメモリカードインタフェース7を介してメモリカード8に記録、又はネットワークインタフェース16を介してネットワーク(図示せず)等を経由して他の機器(図示せず)に送信する。タイミングジェネレータ11は、CCD2が信号処理/AD変換回路3に電気信号を出力するタイミングを制御する。レンズ駆動部12は、レンズ1の位置を制御することによって、撮像装置100のフォーカス動作及びズーム動作を可能とする。表示部10は、SDRAM5に一時的に格納されたリアルタイム動画を表示する。また、表示部10は、メモリカード8、不揮発性メモリ6、又は他の機器に記録された動画を表示する。操作部9は、撮像開始ボタン、録画ボタン及びカーソルボタン等であり、ユーザからの指示が入力される。また、CPU13は、以上に説明した、撮像装置100が行う一連の動作を制御する。
図2は、被写体を撮像して動画を記録部に記録するまでに撮像装置100が行う特徴的な処理を説明するためのフローチャートである。以下に、図2を参照して撮像装置100の動作を説明する。
ユーザが操作部9を操作することによって撮像動作が開始されると、まず、ステップS100において、SDRAM5は、撮像されたリアルタイム動画を1フレーム単位で順次一時的に記憶し、表示部10は、SDRAM5が記憶したリアルタイム動画を表示する。
次に、ステップS101において、ユーザは、表示部10に表示されたリアルタイム動画を視ながら撮像装置100の撮像方向を調節することによって、撮像装置100に、動画として記録したい複数の被写体の像をリアルタイム動画として撮像させる。なお、被写体は、例えば、人物、動物、自動車、植物、建物等である。
図3は、図2のステップ101で撮像されたリアルタイム動画40の一例を示す図である。以下では、図3を用いて説明する。
次に、ステップS102において、DSP14は、ユーザの指示があるまで待機し、ユーザの指示に従って、ステップS101で撮像されたリアルタイム動画40内の複数の被写体像44及び45を指定する。この際、ユーザは、表示部10に表示されたリアルタイム動画40を視ながら、操作部9を用いて複数の被写体像44及び45を指定する指示を行う。図3では、一例として、人物の像である被写体像44と人物の像である被写体像45とが指定されている。
次に、ステップS103において、DSP14は、指定された被写体像44を含む被写体トリミング画像41と指定された被写体像45を含む被写体トリミング画像42とを、リアルタイム動画40内に設定する。ここで、DSP14は、リアルタイム動画40に位置情報を付加することによって、被写体トリミング画像41及び42を設定する。
なお、被写体トリミング画像41及び42は、それぞれ、被写体像44及び45の全てを含むものでもよいし、一部(顔等)を含むものでもよい。また、被写体トリミング画像41及び42は、リアルタイム動画40内のユーザが指定する点を中心とする四角形状によって設定されてもよいし、他の公知の方法で設定されてもよい。また、被写体トリミング画像41及び42は、多角形、楕円形、丸形、更には任意形状等、他の形状であってもよい。また、複数の被写体トリミング画像41及び42は、互いに異なる大きさ、形状であってもよい。また、被写体像が3つ以上指定されて、3つ以上の被写体トリミング画像が、それぞれ設定されてもよい。
次に、ステップS104において、DSP14は、ステップS102で指定した複数の被写体像44及び45を認識し、当該複数の被写体像44及び45を追跡する。そして、DSP14は、被写体トリミング画像41が常に被写体像44を含み被写体トリミング画像42が常に被写体像45を含むように、被写体トリミング画像41及び42の位置を、複数の被写体像44及び45の動きに追随してリアルタイム動画40内で移動させる。なお、被写体像44及び45を認識して追跡するには、例えば、パターンマッチング等の公知技術を用いればよい。
以上に説明した、ステップS100〜S104は、録画準備動作である。以下では、録画動作であるステップS105〜S115について説明する。
ステップS105において、DSP14は、ユーザによって録画ボタンが押下されたことを検出するまで待機し、録画ボタンが押下されたことを検出すると、処理はステップS106に移る。
ここで、以下に説明するステップS106〜S115の動作は、リアルタイム動画40を構成するフレーム毎に実施される。具体的には、リアルタイム動画40を構成する複数のフレーム(静止画)の一枚一枚に対して、ステップS106〜S115の処理が実施される。そこで、以下のステップS106〜S115の説明では、図3に示すリアルタイム動画40を処理対象のフレーム40(以下、対象フレーム40という)と考えて、図3を用いて説明を行う。
ステップS106において、DSP14は、ステップS100でSDRAM5に一時的に格納された対象フレーム40から、被写体トリミング画像41及び42をそれぞれ抽出し、第1のトリミング画像として設定する。この際、DSP14は、対象フレーム40に付加された被写体トリミング画像41及び42の位置情報を用いる。
次に、ステップS107において、DSP14は、ステップS106で設定した第1のトリミング画像のデータサイズを算出する。例えば、DSP14は、被写体トリミング画像41の面積及び被写体トリミング画像42の面積を算出して合計することによって、第1のトリミング画像のデータサイズを算出する。なお、被写体トリミング画像41の面積は、例えば、被写体トリミング画像41を構成する画素数を用いて算出できる。被写体トリミング画像42の面積も、同様にして算出できる。
次に、ステップS108において、DSP14は、被写体トリミング画像41及び42を囲む1つの画像である四角形の被写体トリミング画像43を抽出し、第2のトリミング画像として設定する。
次に、ステップS109において、DSP14は、ステップS108で設定した第2のトリミング画像のデータサイズを算出する。例えば、DSP14は、第2のトリミング画像の面積を算出することによって、第2のトリミング画像のデータサイズを算出する。なお、第2のトリミング画像の面積は、例えば、第2のトリミング画像を構成する画素数を用いて算出できる。なお、第2のトリミング画像は、多角形、楕円形、丸形、更に任意形状等、他の形状であってもよい。ここで、第2のトリミング画像(被写体トリミング画像43)は、被写体トリミング画像41及び42のどちらにも属さない領域である拡張領域47及び48を含む。また、被写体トリミング画像41と被写体トリミング画像42とが重なった部分を、画像重畳部分46という。
図4は、図3に示す対象フレーム40において、画像重畳部分46が無い場合について説明するための図である。なお、図4の対象フレーム40は、拡張領域49を含む。図5及び図6は、図3に示す対象フレーム40において、画像重畳部分46が有る場合について説明するための図である。以下に、図3〜図6を用いて、ステップS110について説明する。
ステップS110において、DSP14は、ステップS107で算出した第1のトリミング画像のデータサイズが、ステップS109で算出した第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きいか否かを判断する。ステップS110における判断は、例えば、第1のトリミング画像の面積と第2のトリミング画像の面積とを比較することによってできる。具体的には、図6に示す様に、第1のトリミング画像の面積(被写体トリミング画像41の面積と被写体トリミング画像42の面積との合計)が第2のトリミング画像の面積(被写体トリミング画像43の面積)よりも大きい場合は、第1のトリミング画像のデータサイズが第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きいと判断され、処理はステップS111に移る。一方、図4及び図5に示す様に、第1のトリミング画像の面積が、第2のトリミング画像の面積よりも小さい場合は、第1のトリミング画像のデータサイズが第2のトリミング画像のデータサイズよりも小さいと判断され、処理はステップS112に移る。なお、ステップS110において、第1のトリミング画像の面積と、第2のトリミング画像の面積とが等しいと判断された場合には、例えば、予め設定された方のステップに処理が移ることとしてもよい。
ステップS111において、DSP14は、ステップS108で設定した第2のトリミング画像を選択する。言い換えると、ステップS111において、DSP14は、被写体トリミング画像43を選択する。その後、処理はステップS113に移る。
ステップS112において、DSP14は、ステップS106で設定した第1のトリミング画像を選択する。言い換えると、ステップS112において、DSP14は、被写体トリミング画像41と被写体トリミング画像42とを選択する。その後、処理はステップS113に移る。
ステップS113において、DSP14は、ステップS111又はステップS112で選択したトリミング画像を、記録すべき動画(以下、記録動画という)を構成するフレームとして、不揮発性メモリ6又はメモリカード8に記録する。より具体的には、処理がステップS111からステップS113に移った場合、DSP14は、選択した第2のトリミング画像(被写体トリミング画像43)を、記録動画を構成する1つのフレームとして、不揮発性メモリ6又はメモリカード8に記録する。また、処理がステップS112からステップS113に移った場合、DSP14は、選択した第1のトリミング画像(被写体トリミング画像41及び42)を、記録動画を構成する1つのフレームとして、不揮発性メモリ6又はメモリカード8に記録する。ここで、DSP14は、被写体トリミング画像41及び42をそれぞれスライスとして扱い、1つのファイルとして記録してもよいし、別ファイルとしてそれぞれ記録してもよい。被写体トリミング画像41及び42が別ファイルとして記録される場合には、各ファイルは関連付けられるのが好ましい。このことによって、後に記録動画を再生する際に、被写体像44及び45の動きを容易に同期させることができる。なお、第1及び第2のトリミング画像を、不揮発性メモリ6又はメモリカード8のいずれに記録するかは、ユーザによって予め決定されていてもよいし、初期設定として予め決定されていてもよい。
次に、ステップS114において、DSP14は、SDRAM5に格納される次の対象フレーム40内で、ステップS102で指定した複数の被写体像44及び45を認識し、当該複数の被写体像44及び45を追跡する。そして、DSP14は、この次の対象フレーム40内で、被写体トリミング画像41が常に被写体像44を含み被写体トリミング画像42が常に被写体像45を含むように、複数の被写体像44及び45の動きに追随して被写体トリミング画像41及び42の位置を移動させる。
次に、ステップS115において、DSP14は、ユーザによって録画ボタンが解除されたか否かを検出する。録画ボタンの解除が検出されない場合は、録画動作は続行されて、処理はステップS106に戻る。録画ボタンの解除が検出された場合は、録画動作は終了し、撮像終了する。
図7は、二人の人物の被写体像44及び45が擦れ違う場合において、第1及び第2のトリミング画像の何れが記録動画として記録されるのかを説明するための図である。図7において、(a)〜(e)は、それぞれ、対象フレーム40であり、また、各対象フレーム40は、時間の流れに沿って、(a),(b),(c),(d),(e)の順に処理される。まず、(a)及び(b)の対象フレーム40では、第1のトリミング画像のデータサイズは、第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きくはないと判断され(ステップS110)、第1のトリミング画像が選択されて(ステップS112)、当該第1のトリミング画像が記録動画として記録される(ステップS113)。次に、(c)の対象フレーム40では、第1のトリミング画像のデータサイズは、第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きいと判断され(ステップS110)、第2のトリミング画像が選択されて(ステップS111)、当該第2のトリミング画像が記録動画として記録される(ステップS113)。次に、(d)及び(e)の対象フレーム40では、第1のトリミング画像のデータサイズは、第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きくはないと判断され(ステップS110)、第1のトリミング画像が選択されて(ステップS112)、当該第1のトリミング画像が記録動画として記録される(ステップS113)。このように、図7の例においては、(a),(b),(d),(e)の対象フレーム40では第1のトリミング画像が選択されて記録され、(c)の対象フレーム40では第2のトリミング画像が選択されて記録される。この結果として、記録部には、常に小さいデータサイズで記録が行われる。
以上に説明したように、第1の実施形態に係る撮像装置100は、リアルタイム動画を構成するフレーム40内で複数の被写体像44及び45を指定し、それぞれの被写体像44及び45を含む被写体トリミング画像41及び42を設定し、複数の被写体像44及び45を追跡して被写体トリミング画像41及び42を移動させる。そして、録画動作において、対象フレーム40毎に、複数の被写体トリミング画像41及び42の合計データサイズ(第1のトリミング画像のデータサイズ)と、複数の被写体トリミング画像41及び42を囲む1つの被写体トリミング画像43のデータサイズ(第2のトリミング画像のデータサイズ)とを比較する。そして、第1のトリミング画像のデータサイズが第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きい場合には、第2のトリミング画像を記録部であるメモリカード8等に記録する。第1のトリミング画像のデータサイズが第2のトリミング画像のデータサイズよりも小さい場合には、第1のトリミング画像を記録部であるメモリカード8等に記録する。この様に、第1の実施形態に係る撮像装置100は、常に小さいデータサイズで記録部に記録を行う。
このことによって、第1の実施形態に係る撮像装置100は、リアルタイム動画を加工して記録動画として記録部に記録する際に必要となる記録容量を削減することができる。この結果として、第1の実施形態に係る撮像装置100は、従来の撮像装置と比べて、記録部の容量を削減できる。また、第1の実施形態に係る撮像装置100は、記録部に記録された記録動画をネットワークインタフェース16を介して他の機器に送信する場合、記録動画のデータサイズを削減できるので、データの伝送レートを低減できる。
更に、第1の実施形態に係る撮像装置100は、記録動画をネットワーク等を介してリアルタイムで他の機器に送信する場合(記録動画の作成と並行して記録動画の作成完了部分を他の機器に送信する場合)、記録動画のデータサイズを削減できるので、データの伝送レートを低減できる。この場合、図2のステップS113において、DSP14は、ファイル化した画像を、ネットワークインタフェース16を用いてネットワーク等を介して他の機器に送信する。
なお、図2のステップS113において、画像のデータは、圧縮されて記録されてもよいし、圧縮されずに記録されてもよい。圧縮アルゴリズムとしては、スライスを単位とした圧縮方式(H.264/AVC規格)が望ましい。
また、図2において、ステップS106及びS107の処理の前に、ステップS108及びS109の処理を行ってもよい。
また、以上では、図2のステップS110において、DSP14は、第1のトリミング画像のデータサイズと第2のトリミング画像のデータサイズとを直接比較していた。しかし、図2のステップS110において、DSP14は、例えば、第1のトリミング画像のデータサイズ又は第2のトリミング画像のデータサイズの一方に所定値を加えた後に、データサイズを比較してもよい。つまり、DSP14は、データサイズの比較の際に、重み付けを行ってもよい。このことによって、図2のステップS110において、第1のトリミング画像が記録部に記録され易く設定したり、又は、第2のトリミング画像が記録部に記録され易く設定することができる。
また、DSP14は、図2のステップS110において、図3に示した画像重畳部分46の面積と拡張領域47及び48の合計面積とを比較することによって、第1のトリミング画像のデータサイズと第2のトリミング画像のデータサイズとを比較してもよい。具体的には、画像重畳部分46の面積が拡張領域47及び48の合計面積よりも大きい場合は第2のトリミング画像を記録部に記録し、画像重畳部分46の面積が拡張領域47及び48の合計面積よりも小さい場合は第1のトリミング画像を記録部に記録してもよい。この場合、DSP14は、図2のステップS107の処理を行わず、また、ステップS109の処理の代わりに、画像重畳部分46の面積と、拡張領域47及び48の合計面積とを算出する処理を行う。
また、以上では、リアルタイム動画を画像処理する場合について説明した。しかし、撮像装置100は、予め記録部又は他の機器に記録された動画を、上述した方法を用いて画像処理してもよい。このことによって、撮像装置100は、予め記録された動画を、より少ない記憶容量で再記録でき、また、ネットワーク等を介してより少ない伝送レートで伝送できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る撮像装置200は、第1の実施形態に係る撮像装置100(図1を参照)と比べて、DSP14の動作のみが異なる。従って、第2の実施形態の説明は、図1を流用して行う。なお、説明の便宜のために、第2の実施形態では、図1のDSP14をDSP14−2として説明を行う。また、第1の実施形態で既に説明した構成要素については、原則として説明を省略する。
図8は、被写体を撮像して動画を記録部に記録するまでに撮像装置200が行う特徴的な処理を説明するためのフローチャートである。図8のフローチャートは、第1の実施形態の撮像装置100の処理を説明する図2のフローチャートに対して、ステップS108をステップS208に置き換え、ステップS110をステップS210に置き換えたものである。なお、図8において、図2と同様のステップについては、同様の参照符号を付して、その説明は省略する。図9及び図10は、図8のステップS208において、DSP14−2が設定する第2のトリミング画像を説明するための図である。図9は、画像重畳部分46が有る場合を示している。図10は、画像重畳部分46が無い場合を示している。
以下では、図8〜図10を参照して、撮像装置200の動作について説明する。ステップS208において、DSP14−2は、被写体トリミング画像41及び42を含む1つの画像である被写体トリミング画像43を抽出し、第2のトリミング画像として設定する。図10において、被写体トリミング画像41と被写体トリミング画像42とは離れているので、第2のトリミング画像は、被写体トリミング画像41と被写体トリミング画像42とを面積の無い線で繋いだ1つの画像として設定される。図9及び図10に示す通り、ステップS208で設定される第2のトリミング画像は、第1の実施形態で説明した拡張領域47〜49(図3〜図7を参照)を含まない。
ステップS210において、DSP14−2は、第1のトリミング画像のデータサイズが、第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きいか否かを判断する。以下、ステップS210の処理について、例を挙げて説明する。
例えば、ステップS210における判断は、第1のトリミング画像の面積と第2のトリミング画像の面積とを比較することによってできる。具体的には、図9に示す様に、第1のトリミング画像の面積(被写体トリミング画像41の面積と被写体トリミング画像42の面積との合計)が第2のトリミング画像の面積(被写体トリミング画像43の面積)よりも大きい場合、DSP14−2は、第1のトリミング画像のデータサイズが第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きいと判断し、処理はステップS111に移る。一方、図10に示す様に、第1のトリミング画像の面積と第2のトリミング画像の面積とが等しい場合、DSP14−2は、第1のトリミング画像のデータサイズが第2のトリミング画像のデータサイズよりも小さいとみなし、処理はステップS112に移る。
また、例えば、ステップS210における判断は、図9に示す画像重畳部分46が有るか否かによってできる。具体的には、図9に示すように画像重畳部分46が有る場合、DSP14−2は、第1のトリミング画像のデータサイズが、第2のトリミング画像のデータサイズよりも大きいと判断し、処理はステップS111に移る。一方、図10のように画像重畳部分46が無い場合(第1のトリミング画像のデータサイズと第2のトリミング画像のデータサイズとが等しい場合)、DSP14−2は、第1のトリミング画像のデータサイズが第2のトリミング画像のデータサイズよりも小さいとみなし、処理はステップS112に移る。なお、この場合は、ステップS107及びS109の処理は不要となる。
以上に説明した通り、第2の実施形態に係る撮像装置200の処理では、第2のトリミング画像が拡張領域(図3〜図7を参照)を含まない。このことによって、第2の実施形態の撮像装置200は、図8のステップS113の処理において、拡張領域を記録部に記録しない。この結果として、第2の実施形態の撮像装置200は、第1の実施形態の撮像装置100よりも更に記録部の容量を削減できる。また、第2の実施形態に係る撮像装置200は、記録部に記録された記録動画をネットワークインタフェース16を介して他の機器に送信する場合、第1の実施形態に係る撮像装置100よりも、記録動画のデータサイズを更に削減できるので、更に、データの伝送レートを低減できる。
また、第2の実施形態に係る撮像装置200は、記録動画をネットワーク等を介してリアルタイムで他の機器に送信する場合(記録動画の作成と並行して記録動画の作成完了部分を他の機器に送信する場合)、第1の実施形態に係る撮像装置100よりも、記録動画のデータサイズを更に削減できるので、更に、データの伝送レートを低減できる。この場合、図8のステップS113において、DSP14−2は、ファイル化した画像を、ネットワークインタフェース16を用いてネットワーク等を介して他の機器に送信する。
なお、第2の実施形態において、撮像装置200は、図8のステップ210の処理を行うことによって、第1又は第2のトリミング画像を記録した。しかし、第2のトリミング画像のデータサイズは、常に、第1のトリミング画像のデータサイズ以下となるので(図9及び図10を参照)、撮像装置200は、図8のステップS113において、常に、第2のトリミング画像を記録してもよい。この場合、図8のステップS106、S107、S109〜S112は不要となり、簡潔な処理となる。
また、図8のステップS113において、画像のデータは、圧縮されて記録されてもよいし、圧縮されずに記録されてもよい。圧縮アルゴリズムとしては、スライスを単位とした圧縮方式(H.264/AVC規格)が望ましい。
また、図8において、ステップS106及びS107の処理の前に、ステップS208及びS109処理のを行ってもよい。
また、図8のステップS210において、DSP14−2は、第1の実施形態の図2のステップS110と同様に、データサイズの比較の際に重み付けを行ってもよい。
また、以上では、リアルタイム動画を画像処理する場合について説明した。しかし、第2の実施形態に係る撮像装置200は、予め記録部又は他の機器に記録された動画を、上述した方法を用いて画像処理してもよい。このことによって、第2の実施形態に係る撮像装置200は、予め記録された動画を、第1の実施形態に係る撮像装置100よりも、更に少ない記憶容量で再記録でき、また、更にネットワーク等を介してより少ない伝送レートで伝送できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る撮像装置300は、第1の実施形態に係る撮像装置100(図1を参照)と比べて、DSP14の動作のみが異なる。従って、第3の実施形態の説明は、図1を流用して行う。なお、説明の便宜のために、第3の実施形態では、図1のDSP14をDSP14−3として説明を行う。また、第1の実施形態で既に説明した構成要素については、原則として説明を省略する。
図11は、被写体を撮像して動画を記録部に記録するまでに撮像装置300が行う特徴的な処理を説明するためのフローチャートである。図11のフローチャートは、第1の実施形態の撮像装置100が行う処理を説明する図2のフローチャートに対して、ステップS112の次に、ステップS310を追加したものである。なお、図11において、図2と同様のステップについては、同様の参照符号を付して、その説明は省略する。
ステップS310において、DSP14−3は、ステップS112で選択された第1のトリミング画像を加工する。図12は、ステップS310において、DSP14−3が行う加工について説明するための図である。図12(a)はステップS112で選択された第1のトリミング画像を示し、図12(b)〜(c)は、それぞれ、ステップS310で加工された後の第1のトリミング画像を示す。以下では、図11及び図12を参照して、撮像装置300の動作について説明する。
図12(a)に示す通り、ステップS112で選択される第1のトリミング画像は、被写体トリミング画像41と被写体トリミング画像42とが離れている状態の第1のトリミング画像である。ステップS310において、DSP14−3は、被写体トリミング画像41と被写体トリミング画像42とを、1つの四角形の画像となるように加工する。具体的には、例えば、図12(b)に示す通りに、DSP14−3は、被写体トリミング画像41を拡大して、被写体トリミング画像42と並べて1つの四角形の画像にする。また、例えば、図12(c)に示す通りに、DSP14−3は、被写体トリミング画像42を縮小して、被写体トリミング画像41と並べて1つの四角形の画像にする。また、例えば、図12(d)に示す通りに、DSP14−3は、被写体トリミング画像41の切り出し範囲を広げて、被写体トリミング画像42と並べて1つの四角形の画像にする。この様に、ステップS310において、DSP14−3は、ステップS112で選択された第1のトリミング画像を加工して、1つの四角形状の第1のトリミング画像にする。そして、ステップS113おいて、DSP14−3は、1つの四角形状の第1のトリミング画像をファイル化して記録部(図1を参照)に記録する。
以上に説明した処理を行うことによって、ユーザが記録部に記録された第1のトリミング画像をディスプレイに写し観賞する際に、第1のトリミング画像の見栄えを良くすることができる。
ここで、ステップS310において、DSP14−3は、加工後の第1のトリミング画像を、ユーザが用いる観賞方法に適した形状に更に加工してもよい。具体的には、DSP14−3は、ステップS310において、加工後の第1のトリミング画像を、例えば、ワイド画面テレビのディスプレイの縦横寸法比となるようにトリミングしてもよいし、また、例えば、印刷用紙の規格サイズ(A4サイズ等)の縦横寸法比となるようにトリミングしてもよい。このことによって、ユーザが記録部に記録された第1のトリミング画像を観賞する際に、第1のトリミング画像の見栄えを、更に良くすることができる。
以上に説明した通り、第3の実施形態に係る撮像装置300は、第2のトリミング画像を記録部に記録する場合には、第1の実施形態に係る撮像装置100と同様に、記録容量を削減できる。また、第3の実施形態の撮像装置300は、第1のトリミング画像のデータサイズを縮小して記録に記録する場合(図12(c)を参照)には、第1の実施形態の撮像装置100よりも、記録容量を削減できる。また、第3の実施形態に係る撮像装置300は、記録部に記録された記録動画をネットワークインタフェース16を介して他の機器に送信する場合、記録動画のデータサイズを削減できるので、データ伝送に必要な帯域を削減、又はデータ伝送時間を低減できる。更に、第3の実施形態の撮像装置300は、ユーザが第1のトリミング画像を観賞する際に、第1のトリミング画像の見栄えを良くすることができる。
更に、第3の実施形態に係る撮像装置300は、記録動画をネットワーク等を介してリアルタイムで他の機器に送信する場合(記録動画の作成と並行して記録動画の作成完了部分を他の機器に送信する場合)、記録動画のデータサイズを削減できるので、データの伝送レートを低減できる。この場合、図11のステップS113において、DSP14−3は、ファイル化した画像を、ネットワークインタフェース16を用いてネットワーク等を介して他の機器に送信する。
なお、以上では、第1の実施形態について説明する図2のフローチャートに、ステップS310を追加する場合を例に挙げて説明した。しかし、第2の実施形態について説明する図8のフローチャートのステップS112の次に、ステップS310を追加してもよい。この場合には、第2の実施形態で説明したように拡張領域を記録部に記録しないので、更に記録部の容量を削減することができる。
なお、図11のステップS113において、画像のデータは、圧縮されて記録されてもよいし、圧縮されずに記録されてもよい。圧縮アルゴリズムとしては、スライスを単位とした圧縮方式(H.264/AVC規格)が望ましい。
また、図11において、ステップS106及びS107の前に、ステップS108及びS109を行ってもよい。
また、図11のステップS110において、DSP14−3は、第1の実施形態の図2のステップS110と同様に、データサイズの比較の際に重み付けを行ってもよい。
また、以上では、リアルタイム動画を画像処理する場合について説明した。しかし、撮像装置300は、予め記録部又は他の機器に記録された動画を、上述した方法を用いて画像処理してもよい。このことによって、撮像装置300は、予め記録された動画を、より少ない記憶容量で再記録でき、また、データの伝送レートをより低減できる。
また、各実施形態で説明した撮像装置(図1を参照)が備える信号処理/AD変換回路3と、補正回路4と、CPU13と、DSP14(14−2、14−3)と、タイミングジェネレータ11とは、典型的には、集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積技術の進歩に伴って、他の構成要素も集積回路化され得る。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術により、LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてあり得る。
本発明は、撮像装置等に利用可能であり、特に、動画の撮像装置等において、撮像画像から切り出した複数の被写体像の記録容量を削減し、また、当該複数の被写体像をネットワークを介してデータ伝送する際の伝送レートを低減する場合等に有用である。
1 レンズ
2 CCD
3 信号処理/AD変換回路
4 補正回路
5 SDRAM
6 不揮発性メモリ
7 メモリカードインタフェース
8 メモリカード
9 操作部
10 表示部
11 タイミングジェネレータ
12 レンズ駆動部
13 CPU
14、14−2、14−3 DSP
15 バス
16 ネットワークインタフェース
20a、20b ズーム連写枠
21 ベース画像入力部
22 ベース画像符号化前処理部
23 部分画像位置入力部
24 部分原画像生成部
25 部分画像符号化部
40 リアルタイム動画(又は対象フレーム)
41、42、43 被写体トリミング画像
44、45 被写体像
46 画像重畳部分
47〜49 拡張領域
100、200、300 撮像装置

Claims (9)

  1. 動画撮像装置であって、
    被写体を撮像して、複数のフレームから成る撮像動画を得る撮像部と、
    前記撮像動画をフレーム毎に加工して記録動画を作成する画像処理部とを備え、
    前記画像処理部は、
    前記撮像動画内の複数の被写体像をユーザの指示に従って指定する被写体指定手段と、
    前記撮像動画から前記被写体指定手段で指定された複数の被写体像のそれぞれを切り出す複数の被写体トリミング画像を設定する被写体トリミング画像設定手段と、
    前記被写体指定手段で指定された複数の被写体像を追跡し、当該複数の被写体像に追随して前記複数の被写体トリミング画像をフレーム毎に移動させる被写体追跡手段と、
    フレーム毎に、前記複数の被写体トリミング画像を第1のトリミング画像として設定する第1のトリミング画像設定手段と、
    フレーム毎に、前記複数の被写体トリミング画像を囲む1つの画像を第2のトリミング画像として設定する第2のトリミング画像設定手段と、
    フレーム毎に、前記第1のトリミング画像のデータサイズを算出する第1のデータサイズ算出手段と、
    フレーム毎に、前記第2のトリミング画像のデータサイズを算出する第2のデータサイズ算出手段と、
    フレーム毎に、前記第1のトリミング画像のデータサイズと前記第2のトリミング画像のデータサイズとを比較する比較手段と、
    フレーム毎に、前記第1のトリミング画像と前記第2のトリミング画像とのうち、前記比較手段でデータサイズが小さいと判断された画像を前記記録動画として選択する選択手段とを含むことを特徴とする、動画撮像装置。
  2. 前記記録動画を記録する記録部を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の動画撮像装置。
  3. 前記画像処理部は、前記記録動画の作成と並行して、当該記録動画の作成完了部分を他の機器に送信することを特徴とする、請求項1又は2に記載の動画撮像装置。
  4. 前記被写体トリミング画像設定手段が設定する前記複数の被写体トリミング画像は、いずれも四角形状であり、
    前記第2のトリミング画像設定手段が設定する前記第2のトリミング画像は、四角形状であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の動画撮像装置。
  5. 前記第2のトリミング画像設定手段が設定する前記第2のトリミング画像は、前記複数の被写体トリミング画像のいずれにも属さない領域を含まないことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の動画撮像装置。
  6. 前記被写体トリミング画像設定手段が設定する前記複数の被写体トリミング画像は、いずれも四角形状であることを特徴とする、請求項5に記載の動画撮像装置。
  7. 前記被写体トリミング画像設定手段が設定する前記複数の被写体トリミング画像は、いずれも四角形状であり、
    前記選択手段は、前記第1のトリミング画像を選択した場合は、更に、前記複数の被写体トリミング画像の少なくとも1つを拡大又は縮小し、前記複数の被写体トリミング画像を並べて1つの四角形状の第1のトリミング画像に加工することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の動画撮像装置。
  8. 動画撮像方法であって、
    被写体を撮像して、複数のフレームから成る撮像動画を得る撮像ステップと、
    前記撮像動画をフレーム毎に加工して記録動画を作成する画像処理ステップとを備え、
    前記画像処理ステップは、
    前記撮像動画内の複数の被写体像をユーザの指示に従って指定する被写体指定ステップと、
    前記撮像動画から前記被写体指定ステップで指定した複数の被写体像のそれぞれを切り出す複数の被写体トリミング画像を設定する被写体トリミング画像設定ステップと、
    前記被写体指定ステップで指定した複数の被写体像を追跡し、当該複数の被写体像に追随して前記複数の被写体トリミング画像をフレーム毎に移動させる被写体追跡ステップと、
    フレーム毎に、前記複数の被写体トリミング画像を第1のトリミング画像として設定する第1のトリミング画像設定ステップと、
    フレーム毎に、前記複数の被写体トリミング画像を囲む1つの画像を第2のトリミング画像として設定する第2のトリミング画像設定ステップと、
    フレーム毎に、前記第1のトリミング画像のデータサイズを算出する第1のデータサイズ算出ステップと、
    フレーム毎に、前記第2のトリミング画像のデータサイズを算出する第2のデータサイズ算出ステップと、
    フレーム毎に、前記第1のトリミング画像のデータサイズと前記第2のトリミング画像のデータサイズとを比較する比較ステップと、
    フレーム毎に、前記第1のトリミング画像と前記第2のトリミング画像とのうち、前記比較ステップでデータサイズが小さいと判断した画像を前記記録動画として選択する選択ステップとを含むことを特徴とする、動画撮像方法。
  9. 被写体を撮像し、取得した撮像動画を加工して記録動画を作成する動画撮像装置に組み込まれる集積回路であって、
    被写体を撮像するCCDの出力信号に対してノイズ低減処理及びゲインコントロールを行い、アナログ信号からデジタル信号に変換する信号処理/AD変換回路、
    前記信号処理/AD変換回路の出力信号に対して、画像補正処理を行って前記撮像動画を得る補正回路、
    前記補正回路で得た撮像動画内の複数の被写体像をユーザの指示に従って指定し、当該撮像動画から当該複数の被写体像のそれぞれを切り出す複数の被写体トリミング画像を設定し、当該複数の被写体像を追跡し当該複数の被写体像に追随して当該複数の被写体トリミング画像をフレーム毎に移動させ、フレーム毎に、当該複数の被写体トリミング画像を第1のトリミング画像として設定し、当該複数の被写体トリミング画像を囲む1つの画像を第2のトリミング画像として設定し、当該第1のトリミング画像のデータサイズ及び当該第2のトリミング画像のデータサイズを算出して比較し、データサイズが小さい方の画像を前記記録動画として選択する画像処理部、及び、
    少なくとも、前記信号処理/AD変換回路、前記補正回路及び前記画像処理部を制御する制御部としての機能を実行する、集積回路。
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