JP5317730B2 - エアポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、電磁式エアポンプに係り、特に、圧縮した空気を一時的に貯留するためのエアタンクを樹脂製にした電磁式エアポンプに関する。
電磁式エアポンプは、電磁式駆動部を備え空気を周囲から吸引し圧縮するポンプ本体と、該ポンプ本体からの圧縮空気を一時的に貯留してポンプ本体によって圧縮空気に生じた脈動を除去した状態で排出するエアタンクとを有する。
エアポンプによって圧縮される空気は、断熱圧縮のためにかなりの高温となる。このため、エアタンクは放熱を効率的に行えるようにすることが必要となり、エアタンクとポンプ本体との間に放熱のための空間を設けたりすることを行われる。(特許文献1及び2参照)
特許第3485478号 実公平4−41267号
エアポンプでは、それを軽量化するために、エアタンクを樹脂製とすることがあるが、次のような問題がある。
樹脂製のエアタンクは金属製のものより放熱がしにくい。そのために、上述の如く、エアタンクをポンプ本体から離して、それらの間に放熱用空間が形成されるように組み立てたりすることが行われるが、そのようにしてエアタンクをポンプ本体に組み付けるのは、作業が煩雑である。また、長期間使用すると熱による変形が生じ、気密性を損ないやすい。
本発明は、樹脂製のタンクを用いて軽量化をはかりながら、このような問題を解消した電磁式エアポンプを提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、
ポンプ本体と、
該ポンプ本体で圧縮された圧縮空気を一時的に貯留し、排出するためのエアタンクであって、該ポンプ本体を載せる頂壁、該頂壁から下方にのびる周壁を備え、下向きの開口を有する樹脂製のタンク本体、及び、該周壁の底面に当接されて該タンク本体の開口を密閉するように取り付けられる金属製の底壁部材を有するエアタンクと
を有し、
該金属製の底壁部材とポンプ本体の金属部分にボルトを通して締め付け、ポンプ本体とエアタンクとを連結固定するようにしたエアポンプを提供する。
このエアポンプでは、樹脂製のタンク本体を金属製の底壁部材とポンプ本体のケーシングとの間に挟み、該底壁部材からポンプ本体のケーシングにボルトを通して締め付けることにより当該ポンプ本体とエアタンクとを連結固定するようにしているので、樹脂製のタンク本体を剛直に且つ底壁部材とタンク本体との間の密封性の良い状態で簡単に取り付けることができ、長期間使用しても、当該タンク本体の変形を防止することが可能となる。また、当該エアポンプの保守を行う場合でも、分解組立が容易となる。
また、タンクに生じる熱は、金属製の底壁部材を介して効率的に放熱することができるとともに、エアタンクの熱がポンプ本体に伝わりにくいものとすることができる。
具体的には、該周壁を、外側壁、内側壁及びそれらの間の空隙を有する二重壁構造とすることができる。二重構造とすることで、エアタンクからエアの振動音が外部へ伝わるのを抑制するものである。
具体的には、該空隙は、周壁の周方向で間隔を開けて複数設けられ、空隙の間には、外側壁及び内側壁を連結する中間壁が設けられるようにすることができる。周壁の消音効果を図ると共に、周壁の強度を保つためである。
また、タンク本体が、その頂壁から下方に延びて、当該タンク本体内部を複数の空間に仕切る仕切り壁を有しており、該仕切り壁にはエアタンク内に導入されたエアが該複数の空間を通り当該エアポンプのエア出口に向けて流れるようにするためのエア通路が形成されており、該仕切り壁が該周壁の高さよりも短くされ、該仕切り壁と該底壁部材との間に該タンク本体の樹脂よりも軟質のシール材が設けられるようにすることができる。エア通路を備える仕切り壁を設けるのは、エアタンクから排出されるエアの脈動を低減するためである。仕切り壁を短くして軟質のシール材を設けるのは、該仕切り材を周壁と同じ高さにして、直接底壁部材と当接密封しようとした場合、周壁の下面と仕切り壁の下面とが完全に面一にならなければその密封を完全にすることができないために製作が困難になるので、軟質のシール材を介在させることにより、仕切り壁と周壁との下面が完全に面一でなくとも、密封が図れるようにするためである。仕切り壁を底壁部材に直接当接させずに、該仕切り壁よりも軟質のシール材を介在させることにより、ポンプ本体から底壁部材へ伝達される振動を抑制する効果が得られる。
また、同様の目的で、内側壁も外側壁よりも短くして、該内側壁及び仕切り壁と底壁部材との間にこれら内側壁及び仕切り壁よりも軟質のシール材が設けられるようにすることもできる。
この場合、上記シール部材をシート状の部材として底壁部材の内側面上に積層するようにし、内側壁及び仕切り壁が該シール部材に密封係合するようにすることもできる。シール材を底壁部材の内側面に積層するように設けることにより、当該エアタンク内に入るエアの脈動が底壁部材に伝わりにくくすることができる。
更に、以上の如きエアポンプにおいて、上記ポンプ本体が、
一対のピストンと、該一対のピストンをその軸線方向で整合させた状態で連結する可動子とからなるピストン組立体と、
該可動子の両側に設定され、交番電流がかけられることにより交番磁界を発生し、該可動子を該ピストンの軸線方向で往復動させるための一対の電磁石と、
該一対のピストンを摺動可能に収納する一対のシリンダ室、及び、該一対のシリンダ室の間において該可動子を通し、且つ、該電磁石を収納する駆動室を有するポンプケーシングであって、該駆動室を画定する周壁の底壁部分が、電磁石を外部から駆動室内に装填するために貫通して設けられた電磁石装填用開口を有しているポンプケーシングと
を有し、
該エアタンクの頂壁が、該ポンプケーシングの底壁部分に密封当接され、該電磁石装填用開口を閉止するようにすることができる。
このようにすることにより、電磁石装填用開口を閉じる部材を別に設けることなく、エアタンクにて閉じることができる。
更に、この場合、該ポンプケーシングの該底壁部分が、該ポンプ本体において圧縮された空気をポンプケーシングの外部に排出するエア排出口を有し、該エアタンクは、該エア排出口に対向して配置されたエア入口を備え、該エアタンクの頂壁と該ポンプケーシングの底壁部分との間には該エア排出口及び該エア入口の間の空気通路を囲うシール部材が設定されるようにすることができる。
本発明に係るエアポンプの縦断面図である。 図1のII―II線断面図である。 ポンプ本体のケーシングを構成するケーシング本体とシリンダ本体との組立体及びピストンと可動子との組立体とを示す断面正面図であり、一方のピストンのみ断面としていない図である。 ケーシング本体とシリンダ本体との組立体の側面図である。 ケーシング本体とシリンダ本体との組立体の底面図である。 電磁石用台座の平面図である。 図6のVII―VII線図である。 図9のVIII―VIII線図である。 ケーシング本体の平面図である。 タンク本体の底面図である。 図10のXI―XI線図である。 ポンプ本体の底面図である。 エアタンクのエア出口とハウジングの排気口との間を連結するS字管の平面図である。
以下、本発明に係るエアポンプの一実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図示のように、本発明に係るエアポンプ10は、空気を周囲から吸引して圧縮するためのポンプ本体12と、該ポンプ本体からの圧縮空気を一時的に貯留して該ポンプ本体のピストン16の往復動によって生じた脈動を抑えて排出するためのエアタンク20と、ポンプ本体12とエアタンク20とを収納するハウジング24とを有する。
以下においては、先ず、これら構成要素及び全体構成の概要を説明する。
先ず、ポンプ本体12は、図1で見て左右対称に配置されてピストン16を収納する一対のシリンダ室14を有するケーシング17と、両ピストン16を連結して往復動させる電磁駆動部18とを有する。ケーシング17は、具体的には、図2〜図5に示すように全体的に箱状で電磁駆動部18を収納する駆動室を画定するケーシング本体26と、該ケーシング本体26の図1で見て左右の側壁26−13に形成されている貫通孔26−1に装着された一対のシリンダ部材28と、ケーシング本体26をその左右両側から挟むようにして取り付けられてシリンダ部材28と共にシリンダ室14を画定するヘッドカバー30と、ヘッドカバー30の端面にシール部材31を介して当接固定された端壁部材33とを有している。
電磁駆動部18は、上記一対のピストン16を相互連結し、図1で見て左右対象に配置された板状の永久磁石32を備える可動子34と、図2で見て該可動子34の両側に設けられ永久磁石32に作用して該可動子を図1で見て左右方向に往復動させる電磁石36とを有する。可動子34の左右両側にはコイルバネ35が設けられており、該可動子34をポンプ本体の中央位置に保持するようになっており、電磁石36に交番電流がかけられることにより、交番磁界が発生して永久磁石を備えた可動子34及びその両端のピストン16が往復動される。これにより、周囲の空気がハウジング24の頂部に取り付けられたフィルタ38を通してポンプ本体内に吸引され、シリンダ室14内で圧縮されて、エアタンク20に供給される。空気の流れは、その流路の詳細は示さないが、矢印Aで示すような流路をとるようにされている。電磁駆動部18は、たとえば特開2007−16761などに開示されているような当業者には知られている技術であり、その構造の詳細な説明は省略する。
エアタンク20は、ポンプ本体12を載せる矩形の頂壁40、該頂壁から下方にのびる周壁42を備え、下向きの開口を有する樹脂製のタンク本体44、及び、該タンク本体44の開口を密閉するように取り付けられる金属製の底壁部材46を有する。底壁部材46の周縁部分には複数個のボルト47が通され、ポンプ本体のケーシング17に螺合されて締め付けられ、樹脂製のタンク本体44を該金属製の底壁部材46とケーシングとの間で挟着固定するようになっている。
ポンプ本体及びエアタンクを収納するハウジング24は、具体的には、平底のパン状底部50と、該底部50の上に取り付けられたハウジング本体52と、該ハウジング本体頂部に取り付けられたカバー54とを有している。カバー54とハウジング本体52との間には雨水トラップ部56を備える空気取入通路58が設けられており、雨水トラップ部56を通してハウジング内に導入された空気は、ハウジング本体頂部に設けられたフィルタ38を通してハウジング内部にすすむようになされている。ハウジングの底部50は防振ゴム製の支持スタッド66を介してエアタンク20を支持するようになっている。
以上が、本発明に係るエアポンプの概要であるが、以下においては、詳細部分について説明を行う。
図3は、ケーシング17を構成するケーシング本体26と、該ケーシング本体の、図で見て、左右の貫通孔26−1に嵌合された一対のシリンダ部材28との組立体、及び、該組立体に装填されるピストン16と可動子34との組立体とを示している。ケーシング本体26は、中央底壁に電磁石装填用開口26−2を有している。該開口26−2は、図5に示すように、下方から見て矩形状とされている。上記一対のシリンダ部材28は、一方のシリンダ部材28を一方の貫通孔26−1に通してボルト止めし、他方のシリンダ部材28を他方の貫通孔26−1に通して、そのピストン16を受け入れる円筒状の内周面28−1が上記一方のシリンダ部材の内周面28−1と軸線方向で整合した状態としてボルト止めするようになっている
(図4、図5参照)。可動子34とピストン16との組立体は、図3に示すように、当該ケーシング本体26の一方のシリンダ部材28を通して当該ケーシング本体内に端部側から挿入できるようにされる。
図5及び図3に示すように、ケーシング本体26の底壁の電磁石装填用開口26−2に対応する頂壁26−3の内側面26−4には、該頂壁26−3を上下に貫通するネジ穴26−5を備えた雌ネジ部26−6が、底部開口26−2の周縁に対応するように、相互に間隔を開けて設けられている。これら雌ネジ部26−6は、図5で見て上下対称に設けられており、これら上下の雌ネジ部26−6には、それぞれ、図6及び図7に示すように、ネジ穴26−5に対応して設けられた孔26−8を有するコ字状の電磁石用台座部材26−7が当接され、図2に示すように電磁石36の下方から通したボルト36−1が該孔26−8を挿通し、雌ネジ部26−6のネジ穴26−5に螺合することにより、該電磁石を可動子34の永久磁石32に対する適正な位置に設定するようにしている。
ケーシング本体26の頂壁26−3の上面には、消音用壁26−9が立設されている。具体的には、該消音用壁26−9は、図9に示すように、並行に延びる一対のループ状又は環状の壁26−10、26−10´から構成されており、一方の壁26−10は、図の右上から反時計方向に約360°延びて、その終端が始端よりも内側となるようにされており、他方の壁26−10´は右下の位置から時計方向に上記一方の壁26−10に対してその内側を並行に延び、該一方の壁26−10の上記始端の内側を通り、更に、該一方の壁と並行に延びて全体として約360°延びて、それら壁26−10、26−10´の間に消音用通路としても機能するエア導入用の通路26−11が形成されている。該消音壁26−9の頂部には板状の蓋部材29が載せられてボルト止めされており、ハウジングの外周面と消音壁26−9と該蓋部材とによって消音室26−14を画定している。ハウジング本体52の頂部に設けたフィルタ38を通して該ハウジング本体52内に導入された空気は、消音用通路26−11を通して、該消音室に入り、頂壁26−3を貫通するように設けられた孔26−12(図2、図5)を通して、ケーシング本体26内に導入されるようになっている。頂壁26−3の内側面の孔26−12の周りは下方に延びており、該孔26−12が長くされている。このような消音用壁26−9、消音室26−14、孔26−12などの構成は、可動子34の往復動によって生じる騒音が、これら孔26−12,消音室26−14、消音用通路26−11などの空気が導入される通路を通して外部に伝わるのを少なくするためのものである。
エアタンク本体44は、図1、図10、及び、図11に示されるように、周壁42が外側壁42−1,内側壁42−2,及び、それらの間に設けられた空隙42−3とからなる二重壁構造とされており、タンク内の空気の振動音が外部に伝達されにくいようにされている。図示の例では、空隙42−3が周壁の周方向で複数形成され、空隙42−3の間には、外側及び内側壁を連結する中間壁42−9が形成されている。エアタンク本体内には、その内部空間を複数に仕切る仕切り壁42−4が、当該エアタンク本体の頂壁40から吊り下げられるように形成されている。該仕切り壁42−4には、その底部から上方に延びるエア通路42−5が設けられており、頂壁40に設けられたエア入口42−6から導入された空気が、それらのエア通路42−5を通り、エア出口42−10に流れるようにされており、エア出口から排出される空気の脈動を抑制するようにしている。仕切り壁42−4及び内側壁42−2は、外側壁42−1よりも短くされている。エア出口42−9は、図13に示すようなS字管74によりハウジング底部50の排気口50−1に連結されている。S字管74を用いるのは、ハウジング底部50とエアタンク20との間での振動を吸収するためである。
周壁には複数のネジ挿通孔42−7が上下方向で貫通するように設けられており、底壁部材46の周辺部分を通されたボルト47が該挿通孔42−7を通り、ケーシング17の底部部分に螺合されることにより、エアタンク本体44を底壁部材46とケーシング17の底部部分との間に挟着するようになっている。また、当該エアタンク本体44の中央部分において仕切り壁42−4にも挿通孔42−8が設けられており、底壁部材46の中央部を通されたボルト49が該挿通孔42−8を通り、その先端が、同挿通孔42−8に上端に嵌合されたナット49−1に螺合することにより、該底壁部材をタンク本体に固定するようになっている。底壁部材46の上面には、エアタンク本体44の外側壁42-1の内側に、エアタンク本体の樹脂よりも軟質の材料からなるシート状のシール部材43が積層されるように設けられ、エアタンク本体の内側壁42−2及び仕切り壁42−4が、該シール部材43を底壁部材46との間に密封挟着するようになっている。図11に示すように、エアタンク本体の内側壁及び仕切り壁の底面には、シール部材43に食い込むような突条部42−2’、42−4’がそれぞれの壁に沿って設けられている。
図12は、ポンプ本体12を下から見た図であり、ケーシング本体26の電磁石装填用開口26−2からは、可動子34及びその両側に設けられた電磁石36並びに該電磁石への配線36−2が見えている。上述のエアタンク本体44を固定するボルト47の先端(上端)が螺合されるネジ孔47−1が、ケーシング本体26及びヘッドカバー30の底部に形成されている。ヘッドカバー30の底部にはまた、シリンダ室14から排出された空気がエアタンク20にむけて排出されるエア排出口30−1が形成されており、該エア排出口は、図10に示したエアタンク本体44の頂壁40に形成したエア入口42−6と整合された位置とされている。エア排出口30−1の周囲には、それらの周縁に沿って環状の突条部70が形成されており、エアタンク20をポンプ本体12の底面に固定するときに、それらの間に挟着されるシート状のシール部材76に食い込んで密封係合するようになっている。また、電磁石装填用開口26−2の周囲には、それらの周縁に沿って環状の突条部76が形成されており、電磁石装填用開口26−2に対応するようにしてシール部材76に形成された開口の周縁に係合するようになされている。
エアポンプ10;ポンプ本体12;ピストン室14;貫通孔26−1;ピストン16;ケーシング17;エアタンク20;ハウジング24;ケーシング本体26;貫通孔26−1;電磁石装填用開口26−2;頂壁26−3;内側面26−4;ネジ穴26−5;雌ネジ部26−6;電磁石用台座26−7;孔26−8;消音用壁26−9;環状壁26−10;消音用通路26−11;孔26−12;側壁26−13;消音室26−14;シリンダ部材28;内周面28−1;ヘッドカバー30;エア排出口30−1;蓋部材29;永久磁石32;端壁部材33;可動子34;コイルバネ35;電磁石36;配線36−2;フィルタ38;頂壁40;周壁42;外側壁42−1;内側壁42−2;突条部42−2’;空隙42−3;仕切り壁42−4;突条部42−4’;エア通路42−5;エア入口42−6;ネジ挿通孔42−7;挿通孔42−8;中間壁42−9;エア出口42−10;シール部材43;タンク本体44;底壁部材46;ボルト47;ネジ孔47−1;ボルト49;ナット49−1;底部50;ハウジング本体52;カバー54;雨水トラップ部56;空気取入通路58;防振ゴム66;S字管74

Claims (7)

  1. ポンプ本体と、
    該ポンプ本体で圧縮された圧縮空気を一時的に貯留し、排出するためのエアタンクであって、該ポンプ本体を載せる頂壁、該頂壁から下方にのびる周壁を備え、下向きの開口を有する樹脂製のタンク本体、及び、該周壁の底面に当接されて該タンク本体の開口を密閉するように取り付けられる金属製の底壁部材を有するエアタンクと
    を有し、
    該金属製の底壁部材とポンプ本体の金属部分にボルトを通して締め付け、ポンプ本体とエアタンクとを連結固定するようになっており、
    該ポンプ本体は、
    一対のピストンと、該一対のピストンをその軸線方向で整合させた状態で連結する可動子とからなるピストン組立体と、
    該可動子の両側に設定され、交番電流がかけられることにより交番磁界を発生し、該可動子を該ピストンの軸線方向で往復動させるための一対の電磁石と、
    該一対のピストンを摺動可能に収納する一対のシリンダ室、及び、該一対のシリンダ室の間において該可動子を通し、且つ、該電磁石を収納する駆動室を有するポンプケーシングであって、該駆動室を画定する周壁の底壁部分が、電磁石を外部から駆動室内に装填するために貫通して設けられた電磁石装填用開口を有しているポンプケーシングと、
    を有し、
    該エアタンクの頂壁が、該ポンプケーシングの底壁部分に密封当接され、該電磁石装填用開口を閉止するようなっているエアポンプ。
  2. 該周壁が、外側壁、内側壁及びそれらの間の空隙を有する二重壁構造とされている請求項1に記載のエアポンプ。
  3. 該空隙は、周壁の周方向で間隔を開けて複数設けられ、空隙の間には、外側壁及び内側壁を連結する中間壁が設けられている請求項2に記載のエアポンプ。
  4. タンク本体が、その頂壁から下方に延びて、当該タンク本体内部を複数の空間に仕切る仕切り壁を有しており、該仕切り壁にはエアタンク内に導入されたエアが該複数の空間を通り当該エアポンプのエア出口に向けて流れるようにするためのエア通路が形成されており、該仕切り壁が該周壁の高さよりも短くされ、該仕切り壁と該底壁部材との間には該タンク本体の樹脂よりも軟質のシール材が設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載のエアポンプ。
  5. タンク本体が、その頂壁から下方に延びて、当該タンク本体内部を複数の空間に仕切る仕切り壁を有しており、該仕切り壁にはエアタンク内に導入されたエアが該複数の空間を通り当該エアポンプのエア出口に向けて流れるようにするためのエア通路が形成されており、該内側壁及び該仕切り壁が該外側壁の高さよりも短くされており、該内側壁及び該仕切り壁と該底壁部材との間には該タンク本体の樹脂よりも軟質のシール材が設けられている請求項3に記載のエアポンプ。
  6. 該シール部材がシート状の部材とされて該底壁部材の内側面上に積層されるように設けられ、該内側壁及び該仕切り壁が該シール部材に密封係合するようにされている請求項5に記載のエアポンプ。
  7. 該ポンプケーシングの該底壁部分が、該ポンプ本体において圧縮された空気をポンプケーシングの外部に排出するエア排出口を有し、該エアタンクは、該エア排出口に対向して配置されたエア入口を備え、該エアタンクの頂壁と該ポンプケーシングの底壁部分との間には該エア排出口及び該エア入口の間の空気通路を囲うように環状のシール部材が設定されている請求項1乃至6のいずれかに記載のエアポンプ。
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