JP5316401B2 - 端子金具構造及び端子金具 - Google Patents

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Description

本発明は、一の締結部材により被締結部材に締結され得る重ね合わせ可能な複数の端子金具を含む端子金具構造及びその端子金具構造を構成する端子金具に関し、より具体的には、端子金具が被締結部材に単独で締結され得るようにする端子金具構造及びその端子金具構造を構成する端子金具に関する。
従来、複数の端子金具を一つの締め付けねじでまとめてねじ止め部に締め付けられるようにした組み合わせ端子が知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特許文献1は、三つの端子金具を一つの締め付けねじでまとめてねじ止め部に締め付けられるようにした組み合わせ端子を開示し、その組み合わせ端子は、一つの端子金具における二つの隆起嵌合部のそれぞれに他の二つの端子金具の舌状部を差し込んでそれら三つの端子金具を重ね合わせ、その重ね合わせた部分を締め付けねじで締め付けるようにする。
また、特許文献2は、二つの端子金具を一つの締め付けねじでまとめてねじ止め部に締め付けられるようにした組み合わせ端子を開示し、その組み合わせ端子は、一つの端子金具における隆起嵌合部に他の端子金具の舌状部を差し込んでそれら二つの端子金具を重ね合わせ、その重ね合わせた部分を締め付けねじで締め付けるようにする。
また、特許文献3は、二つの円形端子金具を一つの締め付けねじでまとめてねじ止め部に締め付けられるようにした組み合わせ端子を開示し、その組み合わせ端子は、一つの円形端子金具の外周上にある、締め付けねじの軸を中心として点対称に配置される二つの鉤状の係止片のそれぞれに、他の円形端子金具の外周上にある、締め付けねじの軸を中心として点対称に配置される二つの隆起部のそれぞれを接触させてそれら二つの円形端子金具を重ね合わせ、その重ね合わせた部分を締め付けねじで締め付けるようにする。
特開平8−213080号公報 特開平8−222302号公報 特開2004−87139号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載の組み合わせ端子における端子金具のそれぞれは、単独で使用されることを想定していない。
そのため、特許文献1及び2に記載の組み合わせ端子は、その端子金具が単独で使用された場合には、締め付けねじの締め付け力によって、その隆起嵌合部が締め潰されてしまうおそれがある。
また、特許文献3に記載の組み合わせ端子は、回転規制片及び回転規制孔を有するものの、二つの円形端子金具を相対的に回転させながら二つの円形端子金具の鉤状の係止片と隆起部とをその回転方向に沿ってかみ合わせる構造のため、本質的に、二つの円形端子金具の間の相対的な回転を防止できないおそれがある。
上述の点に鑑み、本発明は、一の締結部材により被締結部材に締結され得る重ね合わせ可能な複数の端子金具を含む端子金具構造であって、複数の端子金具の相対的な回転を防止し、且つ、端子金具を被締結部材に単独で締結可能とする端子金具構造及びその端子金具構造を構成する端子金具を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の実施例に係る端子金具構造は、一の締結部材により被締結部材に締結され得る重ね合わせ可能な複数の端子金具を含む端子金具構造であり、該複数の端子金具の一つが該一の締結部材により単独で該被締結部材に締結され得る端子金具構造であって、前記複数の端子金具のそれぞれは、平坦部と、該平坦部から延びる電線接続部と、該平坦部に形成される、前記一の締結部材が挿入される孔部と、該孔部の両側に形成される、係合片及び係合孔を含む複数の係合部とを備え、前記複数の端子金具のそれぞれにおける係合部の係合片は、前記平坦部上において、前記締結部材の座面の外に配置され、前記複数の端子金具のそれぞれにおける係合部は、一の端子金具における係合部の係合片が、前記孔部を横切る方向に沿って他の端子金具における係合部の係合孔に差し込まれて該他の端子金具における係合部の係合片と重ね合わせられることによって、該一の端子金具と該他の端子金具とを係合することを特徴とする。
また、本発明の実施例に係る端子金具は、一の締結部材により被締結部材に締結され得る重ね合わせ可能な複数の端子金具であって、平坦部と、該平坦部から延びる電線接続部と、該平坦部に形成される、該一の締結部材が挿入される孔部と、該孔部の両側に形成される、係合片及び係合孔を含む複数の係合部であり、一の端子金具の係合部における係合片が、該孔部を横切る方向に沿って他の端子金具における係合部の係合孔に差し込まれて該他の端子金具における係合部の係合片と重ね合わせられることによって該一の端子金具と該他の端子金具とを係合する複数の係合部とを備えた複数の端子金具を含む端子金具構造における端子金具であって、前記係合部の係合片は、前記平坦部上において、前記締結部材の座面の外に配置されることを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、一の締結部材により被締結部材に締結され得る重ね合わせ可能な複数の端子金具を含む端子金具構造であって、複数の端子金具の相対的な回転を防止し、且つ、端子金具を被締結部材に単独で締結可能とする端子金具構造及びその端子金具構造を構成する端子金具を提供することができる。
本発明の実施例に係る端子金具構造の斜視図である。 本発明の実施例に係る端子金具構造の上面図である。 第一端子金具と第二端子金具とが重ね合わせられた状態を示す図である。 第一端子金具が締結部材によって被締結部材に締め付けられた状態を示す図である。 本発明の別の実施例に係る端子金具構造を示す図である。 電線の導体部と電線かしめ部との間の関係を示す図(その1)である。 電線の導体部と電線かしめ部との間の関係を示す図(その2)である。 本発明の更に別の実施例に係る端子金具構造の斜視図である。 締結部材によって被締結部材に締め付けられた、様々な厚みを有する二つの端子金具の断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1及び図2はそれぞれ、本発明の実施例に係る端子金具構造100の斜視図及び上面図であり、端子金具構造100は、単一の締結部材(例えば、ボルトである。)によって同時に被締結部材に締結され得る第一端子金具20及び第二端子金具30を含む。
第一端子金具20及び第二端子金具30は、金属板(導体)に打ち抜き加工、プレス加工、曲げ加工等を施すことによって形成され、第一端子金具20は、平坦部21、係合部22L、22R、電線かしめ部23、24、及び回転止め部25を含み、第二端子金具30は、平坦部31、係合部32L、32R、及び電線かしめ部33、34を含む。
平坦部21、31は、例えば、互いに対応する大きさを有する矩形の平坦な部材であり、例えば0.8mmの厚みを有し、締結部材を挿入するための締結部材挿入孔26、36をその中央部分に有する。なお、第一端子金具20の平坦部21は、被締結部材と接触する側の面を下面とし、第二端子金具30の平坦部31と接触する側の面を上面とする。また、第二端子金具30の平坦部31は、第一端子金具20の平坦部21と接触する側の面を下面とし、締結部材と接触する側の面を上面とする。
また、平坦部21は、締結部材挿入孔26の両側に二つの係合部22L、22Rを有し、平坦部31は、締結部材挿入孔36の両側に二つの係合部32L、32Rを有する。
係合部22L、22Rは、例えば、平坦部21の対向する二辺のそれぞれに沿って配置され(図1の実施例では平坦部21の対向する二つの短辺のそれぞれに沿って配置される。)、図2に示す如く、係合部22Lは、係合片220L及び係合孔221Lを有し、係合部22Rは、係合片220R及び係合孔221Rを有する。
また、係合部32L、32Rは、例えば、平坦部31の対向する二辺のそれぞれに沿って配置され(図1の実施例では、平坦部21における係合部22L、22Rのそれぞれと対応するよう、平坦部31の対向する二つの短辺のそれぞれに沿って配置される。)、図2に示す如く、係合部32Lは、係合片320L及び係合孔321Lを有し、係合部32Rは、係合片320R及び係合孔321Rを有する。
係合片220L、220Rは、平坦部21から上方に隆起する平坦部21の一部であり、それぞれ、図2のX軸方向に沿って第二端子金具30の平坦部31における係合孔321L、321Rに挿入される張出部を有する。
係合孔221L、221Rは、それぞれ、X軸方向に沿って延びる、第二端子金具30の平坦部31における係合片320L、320Rの張出部を受け入れる孔である。
係合片320L、320Rは、平坦部31から下方に陥没する平坦部31の一部であり、それぞれ、X軸方向に沿って第一端子金具20の平坦部21における係合孔221L、221Rに挿入される張出部を有する。
係合孔321L、321Rは、それぞれ、図2のX軸方向に沿って延びる、第一端子金具20の平坦部21における係合片220L、220Rの張出部を受け入れる孔である。
第一端子金具20の係合片220L、220Rの張出部の下面はそれぞれ、第二端子金具30が第一端子金具20の上に重ね合わせられた場合に、第二端子金具30の係合片320L、320Rの張出部の上面と接触し、その摩擦力によって、締結部材による締め付け前であっても、重ね合わせられた第一端子金具20と第二端子金具30との間のX軸方向及びY軸方向に沿った相対移動を抑制する。
電線かしめ部23、24は、平坦部21から延びる、電線10Lと平坦部21とを電気的に接続するための部分であり、電線かしめ部23は、電線10Lの絶縁部(例えば、銅線の外周に巻かれる絶縁スリーブの部分である。)の周りでかしめられ、電線かしめ部24は、電線10Lの導体部(例えば、銅線が露出した部分である。)の周りでかしめられる。
同様に、電線かしめ部33、34は、平坦部31から延びる、電線10Rと平坦部31とを電気的に接続するための部分であり、電線かしめ部33は、電線10Rの絶縁部の周りでかしめられ、電線かしめ部34は、電線10Lの導体部の周りでかしめられる。
なお、図1は、電線かしめ部23、24がかしめられた後の状態を示し、図2は、電線かしめ部23、24がかしめられる前の状態を示す。
回転止め部25は、平坦部21から延びる部分であり、屈曲部250をその先端に備え、被締結部材の段部(図示せず。)に屈曲部250をかみ合わせることによって、第一端子金具20の被締結部材に対する回転を防止する。
締結部材挿入孔26、36は、ボルト等の締結部材が挿入される孔であり、好適には、挿入される締結部材の外径にほぼ等しい内径を有する。なお、締結部材挿入孔26、36は、第二端子金具30が第一端子金具20の上に重ね合わせられた場合に互いの位置が一致するよう配置される。
第一端子金具20の平坦部21における係止孔27、及び、第二端子金具30の平坦部31における係止片37は、重ね合わされた第一端子金具20と第二端子金具30との間の結合を維持するための一対の要素群であり、係止片37は、図1で示されるように、僅かに下方に傾斜している。
係止孔27及び係止片37は、第二端子金具30が第一端子金具20の上に重ね合わせられ、第一端子金具20の係合部22L、22Rのそれぞれが第二端子金具の係合部32L、32Rにかみ合わされる場合に、係止片37がX軸方向に沿って係止孔27内に進入し、第一端子金具20と第二端子金具30との間のX軸方向及びY軸方向に沿った相対移動を禁止することによって、重ね合わされた第一端子金具20と第二端子金具30との間の結合を維持する。
図3は、第一端子金具20と第二端子金具30とが重ね合わせられた状態を示し、図3(A)は、その状態の上面図を示し、図3(B)は、図3(A)のIII−III線における断面を示す。また、図3(A)の破線で示される円は、締結部材40の座面を表す。
図3(B)で示されるように、第一端子金具20と第二端子金具30とを重ね合わせると、締結部材40によって締め付けられる中央部分では、平坦部21の上に平坦部31が重ね合わせられて被締結部材50上に配置されるが、係合部22L、22R、32L、32Rがかみ合う両端部分では、平坦部31の上に平坦部21が重ね合わせられて被締結部材50上に配置されることとなる。この場合、その中央部分の厚み(高さ)は、平坦部21の厚みと平坦部31の厚みとを加えた厚みとなり、その両端部分の厚み(高さ)もその中央部分の厚みと同じ厚みとなる。
また、図3(A)で示されるように、係合部22L、22R、32L、32Rがかみ合う両端部分は、締結部材40の座面の外に位置し、締め付け荷重を直接的に受けることはない。
次に、図4を参照しながら、第一端子金具20が単独で被締結部材50に締め付けられる場合について説明する。
図4は、第一端子金具20が締結部材40によって被締結部材50に締め付けられた状態を示す図であり、図4(A)は、その状態の上面図を示し、図4(B)は、図4(A)のIV−IV線における断面を示す。また、図4(A)の破線で示される円は、締結部材40の座面を表す。
図4(B)で示されるように、第一端子金具20は、第二端子金具30が第一端子金具20の上に重ね合わせられた状態で被締結部材50に対して締め付けられる場合と同様に、回転止め部50の屈曲部250を下方に向けて被締結部材50上に配置され、平坦部21にある締結部材挿入孔26で締結部材40を受け入れて被締結部材50に締め付けられる。
このとき、係合部22L、22Rは、被締結部材50から第二端子金具30の厚みだけ間隔を空けた(浮いた)状態となるが、締結部材40の座面の外にあるため、被締結部材50に対して無理に締め付けられることもない。
このように、端子金具構造100の第一端子金具20及び第二端子金具30は、重ね合わせられた状態で単一の締結部材40によって被締結部材50に締め付けられることができ、また、別々に分離された状態でも、第一端子金具20は、屈曲を生じさせることなく、単一の締結部材40によって被締結部材50に締め付けられることができる。
図5は、本発明の別の実施例に係る端子金具構造100Aを示す図であり、端子金具構造100Aは、第一端子金具20A及び第二端子金具30Aを有する。
図5(A)は、第一端子金具20Aと第二端子金具30Aとが重ね合わせられる前の状態にある端子金具構造100Aの上面図を示し、図5(B)は、第一端子金具20Aと第二端子金具30Aとが重ね合わせられた後の状態にある端子金具構造100Aの上面図を示す。
端子金具構造100Aは、第一端子金具20Aにおける係合部22HA及び22UAが、締結部材挿入孔26Aの両側に、平坦部21Aの対向する二つの長辺のそれぞれに沿って配置され、且つ、第二端子金具30Aにおける係合部32HA及び32UAが、締結部材挿入孔36Aの両側に、平坦部31Aの対向する二つの長辺のそれぞれに沿って配置される点で端子金具構造100と異なるが、その他の点において共通する。
この構成により、端子金具構造100Aは、端子金具構造100に比べて、X軸方向の幅をより狭くすることができる。
以上より、本発明の実施例に係る端子金具構造は、第一端子金具20(20A)の係合部22L、22R(22HA、22UA)における係合片を、締結部材挿入孔26、36(26A、36A)を横切る方向に進めて、第二端子金具30(30A)の係合部32L、32R(32HA、32UA)における係合孔に挿入することによって第一端子金具20(20A)と第二端子金具30(30A)とをかみ合わせるので、挿入部材40による締め付け前であっても、第一端子金具20(20A)と第二端子金具30(30A)と間の相対的な回転を含めた相対移動を抑制することができる。
また、本発明の実施例に係る端子金具構造は、第一端子金具20(20A)の係合部22L、22R(22HA、22UA)における隆起した係合片を、締結部材40の座面の外に配置するので、それら係合片における、締結部材40の締め付けによる変形や屈曲等を発生させることなく、第一端子金具20(20A)が単独で被締結部材50に締め付けられるようにすることができる。
次に、図6〜図9を参照しながら、様々な厚みを有する、第一端子金具及び第二端子金具の組み合わせを含む端子金具構造について説明する。
図6及び図7は、電線の導体部と電線かしめ部との間の関係を示す図であり、図6(A)は、第一端子金具20と第二端子金具30とが重ね合わせられる前の状態にある端子金具構造100の上面図を示し、図6(B)は、図6(A)のVII−VII線における断面の一例を示す。また、図7(A)及び図7(B)のそれぞれは、図6(A)のVII−VII線における断面の別の例を示す。
図6(A)で示されるように、第一端子金具20及び第二端子金具30はそれぞれ、共通の厚み(例えば、0.8mmである。)を有する電線かしめ部23、24、33、34を用いて電線10L、10Rに接続されている。
また、図6(B)で示されるように、(電線かしめ部の代表である)電線かしめ部34は、二つの端部群340を、電線10Rの導体部に差し込むようにしながらその導体部に圧着され、電線10Rと第二端子金具30とを電気的に接続している。図6(B)で示される断面は、電線かしめ部34の厚み及び長さが電線10Rの導体部の厚みに適合している場合の断面であり、以下、このような断面を「最適圧着断面」とする。電線かしめ部24についても同様である。
一方で、図7(A)で示されるように、電線10Rの導体部の厚みが薄すぎて電線かしめ部34の厚み及び長さが電線10Rの導体部の厚みと適合しない場合、その断面は、最適圧着断面とならず、二つの端部群340が導体部を突き抜けて電線かしめ部34の底部内壁に接触する状態となり得るが、図7(B)で示されるように、その導体部の厚みに合わせて電線かしめ部34の厚み及び長さを選択できれば、最適圧着断面を実現させることが可能となる(例えば、図7(B)の例では、電線かしめ部34の厚みを薄くし長さを短くすることによって最適圧着断面を実現させるようにしている。)。電線かしめ部34の厚み及び長さに対して電線10Rの導体部の厚みが厚すぎる場合についても同様であり、その場合には、電線かしめ部34の厚みを厚くし長さを長くすることによって最適圧着断面を実現させることができる。
このように、端子金具構造100は、様々な厚みを持つ端子金具(様々な厚み及び長さを持つ電線かしめ部を有する端子金具)を選択的に組み合わせられるように準備することによって、その導体部の厚みが異なる様々な電線に個別に対応しながら最適圧着断面を実現させることができる。なお、電線かしめ部の長さは、好適には、その厚みに応じて決定されるものとし、電線かしめ部の厚みが薄いほどその長さは短くなるものとする。
図8は、第一端子金具20の厚み(例えば、0.8mmである。)より薄い厚み(例えば、0.6mmである。)を有する第一端子金具20Bと第二端子金具30の厚み(例えば、0.8mmである。)より薄い厚み(例えば、0.6mmである。)を有する第二端子金具30Bとの組み合わせを含む端子金具構造100Bの斜視図である。
第一端子金具20Bは、係合部における張出部の中央部分において下方に陥没するインデント部222LB、222RBを有し、第二端子金具30Bは、係合部における張出部の中央部分において上方に隆起するインデント部322LB、322RBを有する。
第一端子金具20Bのインデント部222LB、222RBの下面はそれぞれ、第二端子金具30Bが第一端子金具20Bの上に重ね合わせられた場合に、第二端子金具30Bのインデント部322LB、322RBの上面と接触し、その摩擦力によって、重ね合わせられた第一端子金具20と第二端子金具30との間のX軸方向及びY軸方向に沿った相対移動を抑制する。
なお、インデント部222LB、222RBの陥没量、又は、インデント部322LB、322RBの隆起量は、インデント部222LB、222RBとインデント部322LB、322RBとが互いに接触できるように設定されるものとする。
このようにして、インデント部222LB、222RB、322LB、322RBは、第一端子金具20B及び第二端子金具30Bの厚みが第一端子金具20及び第二端子金具30の厚みよりも薄くなったことによって張出部同士の接触がなくなり、第一端子金具20Bと第二端子金具30Bとの間のX軸方向又はY軸方向に沿った自由な相対移動を許容してしまうことがないようにしている。
次に、図9を参照しながら、三種類の厚みを有する第一端子金具20、20B、20Cと三種類の厚みを有する第二端子金具30、30B、30Cとの間で、九種類の組み合わせが可能な端子金具構造について説明する。
図9は、図3(B)と同様、第二端子金具が第一端子金具の上に重ね合わせられ、締結部材40によって被締結部材50に締め付けられた場合の断面を示す。
また、第一端子金具20Cは、第一端子金具20Bの厚み(例えば、0.6mmである。)より更に薄い厚み(例えば、0.4mmである。)を有し、第二端子金具30Cは、第二端子金具30Bの厚み(例えば、0.6mmである。)より更に薄い厚み(例えば、0.4mmである。)を有するものとし、第一端子金具20及び第二端子金具30の厚みはそれぞれ、第一端子金具20B及び第二端子金具20Bの厚みより厚い厚み(例えば、0.8mmである。)を有するものとする。また、第一端子金具20B、20Cのインデント部222B(222LB、222RB)、222C(222LC、222RC)の陥没量はそれぞれ、0.2mm、0.4mmであり、第二端子金具30B、30Cのインデント部322B(322LB、322RB)、322C(322LC、322RC)の隆起量はそれぞれ、0.2mm、0.4mmであるものとする。なお、何れの場合においても、平坦部の厚みと係合部の厚みとは等しいものとする。
図9(A)は、第二端子金具30が第一端子金具20の上に重ね合わせられた場合の図であり、締結部材40によって締め付けられる中央部分の厚みが平坦部21の厚み(0.8mm)と平坦部31の厚み(0.8mm)との合計であるD1(1.6mm)であり、係合片220L、220Rと係合片320L、320Rとが接触する両端部分の厚みが係合片220L、220Rの厚み(0.8mm)と係合片320L、320Rの厚み(0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分で係合片220L、220Rと係合片320L、320Rとが接触する接触面の高さが係合片320L、320Rの厚み(0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
また、図9(B)は、第二端子金具30が第一端子金具20Bの上に重ね合わせられた場合の図であり、その中央部分の厚みが平坦部21Bの厚み(0.6mm)と平坦部31の厚み(0.8mm)との合計であるD10(1.4mm)であり、その両端部分の厚みがインデント部222LB、222RBの陥没量(0.2mm)を含めた係合片220LB、220RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)と係合片320L、320Rの厚み(0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分でインデント部222LB、222RBと係合片320L、320Rとが接触する接触面の高さが係合片320L、320Rの厚み(0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
また、図9(C)は、第二端子金具30が第一端子金具20Cの上に重ね合わせられた場合の図であり、その中央部分の厚みが平坦部21Cの厚み(0.4mm)と平坦部31の厚み(0.8mm)との合計であるD11(1.2mm)であり、その両端部分の厚みがインデント部222LC、222RCの陥没量(0.4mm)を含めた係合片220LC、220RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)と係合片320L、320Rの厚み(0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分でインデント部222LC、222RCと係合片320L、320Rとが接触する接触面の高さが係合片320L、320Rの厚み(0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
また、図9(D)は、第二端子金具30Bが第一端子金具20の上に重ね合わせられた場合の図であり、その中央部分の厚みが平坦部21の厚み(0.8mm)と平坦部31Bの厚み(0.6mm)との合計であるD10(1.4mm)であり、その両端部分の厚みが係合片220L、220Rの厚み(0.8mm)とインデント部322LB、322RBの隆起量(0.2mm)を含めた係合片320LB、320RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分で係合片220L、220Rとインデント部322LB、322RBとが接触する接触面の高さがインデント部322LB、322RBの隆起量(0.2mm)を含めた係合片320LB、320RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
また、図9(E)は、第二端子金具30Bが第一端子金具20Bの上に重ね合わせられた場合の図であり、その中央部分の厚みが平坦部21Bの厚み(0.6mm)と平坦部31Bの厚み(0.6mm)との合計であるD11(1.2mm)であり、その両端部分の厚みがインデント部222LB、222RBの陥没量(0.2mm)を含めた係合片220LB、220RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)とインデント部322LB、322RBの隆起量(0.2mm)を含めた係合片320LB、320RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分でインデント部222LB、222RBとインデント部322LB、322RBとが接触する接触面の高さがインデント部322LB、322RBの隆起量(0.2mm)を含めた係合片320LB、320RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
また、図9(F)は、第二端子金具30Bが第一端子金具20Cの上に重ね合わせられた場合の図であり、その中央部分の厚みが平坦部21Cの厚み(0.4mm)と平坦部31Bの厚み(0.6mm)との合計であるD12(1.0mm)であり、その両端部分の厚みがインデント部222LC、222RCの陥没量(0.4mm)を含めた係合片220LC、220RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)とインデント部322LB、322RBの隆起量(0.2mm)を含めた係合片320LB、320RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分でインデント部222LC、222RCとインデント部322LB、322RBとが接触する接触面の高さがインデント部322LB、322RBの隆起量(0.2mm)を含めた係合片320LB、320RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
また、図9(G)は、第二端子金具30Cが第一端子金具20の上に重ね合わせられた場合の図であり、その中央部分の厚みが平坦部21の厚み(0.8mm)と平坦部31Cの厚み(0.4mm)との合計であるD11(1.2mm)であり、その両端部分の厚みが係合片220L、220Rの厚み(0.8mm)とインデント部322LC、322RCの隆起量(0.4mm)を含めた係合片320LC、320RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分で係合片220L、220Rとインデント部322LC、322RCとが接触する接触面の高さがインデント部322LC、322RCの隆起量(0.4mm)を含めた係合片320LC、320RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
また、図9(H)は、第二端子金具30Cが第一端子金具20Bの上に重ね合わせられた場合の図であり、その中央部分の厚みが平坦部21Bの厚み(0.6mm)と平坦部31Cの厚み(0.4mm)との合計であるD12(1.0mm)であり、その両端部分の厚みがインデント部222LB、222RBの陥没量(0.2mm)を含めた係合片220LB、220RBの厚み(0.6+0.2=0.8mm)とインデント部322LC、322RCの隆起量(0.4mm)を含めた係合片320LC、320RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分でインデント部222LB、222RBとインデント部322LC、322RCとが接触する接触面の高さがインデント部322LC、322RCの隆起量(0.4mm)を含めた係合片320LC、320RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
また、図9(I)は、第二端子金具30Cが第一端子金具20Cの上に重ね合わせられた場合の図であり、その中央部分の厚みが平坦部21Cの厚み(0.4mm)と平坦部31Cの厚み(0.4mm)との合計であるD13(0.8mm)であり、その両端部分の厚みがインデント部222LC、222RCの陥没量(0.4mm)を含めた係合片220LC、220RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)とインデント部322LC、322RCの隆起量(0.4mm)を含めた係合片320LC、320RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)との合計であるD2(1.6mm)であり、その両端部分でインデント部222LC、222RCとインデント部322LC、322RCとが接触する接触面の高さがインデント部322LC、322RCの隆起量(0.4mm)を含めた係合片320LC、320RCの厚み(0.4+0.4=0.8mm)と等しいD3(0.8mm)であることを示す。
以上より、図9(A)〜図9(I)の何れの組み合わせにおいても、その両端部分の厚みD2(1.6mm)、及び、その接触面の高さD3(0.8mm)が、常に一定となり、その中央部分の厚みが、D1(1.6mm)、D10(1.4mm)、D11(1.2mm)、D12(1.0mm)、D13(0.8mm)の五種類の値を採り得ることが分かる。
このように、本発明の実施例に係る端子金具構造は、電線10L、10Rの導体部の厚みに適合するよう、厚みが異なる複数の第一端子金具20、20B、20Cと複数の第二端子金具30、30B、30Cとを使い分けたとしても、その接触面の高さD3を一定に保つことによって、常にその両端部分において、第一端子金具と第二端子金具との間で適切な摩擦力を発生させることができ、第二端子金具が第一端子金具の上に重ね合わせられた場合には、締結部材40をその締結部材挿入孔に挿入する前であっても、第一端子金具と第二端子金具との間の相対移動を抑制し、一旦結合された第二端子金具と第一端子金具とが分離するのを防止することができる。
なお、第一端子金具の厚みの種類、及び第二端子金具の厚みの種類はそれぞれ、二種類であってもよく、四種類以上であってもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例において、回転止め部25は、締結部材40による締め付けの際に、第二端子金具30の下に配置される第一端子金具20の平坦部21から延在するが、第一端子金具20の上に配置される第二端子金具30の平坦部31から延在するようにしてもよい。
また、上述の実施例において、第一端子金具20及び第二端子金具30はそれぞれ、締結部材挿入孔26、36のそれぞれの両側に一つずつ係合部22L及び22R、又は、32L及び32Rを配置するが、締結部材挿入孔26、36のそれぞれの両側に二つずつ係合部を配置するようにしてもよく、締結部材挿入孔26、36のそれぞれの一方の側に一つ、他方の側に二つの係合部を配置するようにしてもよい。なお、係合部の設置数の他の組み合わせも同様に適用可能である。
10L、10R 電線
20、20A、20B 第一端子金具
21、21A、21B 平坦部
22L、22R、22HA、22UA 係合部
220L、220R 係合片
221L、221R 係合孔
222L、222R インデント部
23、24 電線かしめ部
25 回転止め部
250 屈曲部
26、26A 締結部材挿入孔
27 係止孔
30、30A、30B 第二端子金具
31、31A、31B 平坦部
32L、32R、32HA、32UA 係合部
320L、320R 係合片
321L、321R 係合孔
322L、322R インデント部
33、34 電線かしめ部
340 端部
36、36A 締結部材挿入孔
37 係止片
40 締結部材
50 被締結部材
100、100A、100B 端子金具構造

Claims (4)

  1. 一の締結部材により被締結部材に締結され得る重ね合わせ可能な二つの端子金具を含む端子金具構造であり、該二つの端子金具の少なくとも一方が該一の締結部材により単独で該被締結部材に締結され得る端子金具構造であって、
    前記二つの端子金具のそれぞれは、平坦部と、該平坦部から延びる電線接続部と、該平坦部に形成される、前記一の締結部材が挿入される孔部と、該孔部の両側に形成される、係合片及び係合孔を含む複数の係合部とを備え、
    前記二つの端子金具のそれぞれにおける係合部の係合片は、前記平坦部上において、前記締結部材の座面の外に配置され、
    前記二つの端子金具のそれぞれにおける係合部は、一の端子金具における係合部の係合片が、前記孔部を横切る方向に沿って他の端子金具における係合部の係合孔に差し込まれ且つ該他方の端子金具における係合部の係合片が、前記孔部を横切る方向に沿って該一方の端子金具における係合部の係合孔に差し込まれて該他の端子金具における係合部の係合片と重ね合わせられることによって、該一の端子金具と該他の端子金具とを係合
    前記二つの端子金具は、同じ厚みであってもよく、異なる厚みであってもよく、
    重ね合わせられる二つの係合片の接触面の高さは、前記二つの端子金具の厚みが異なる場合、前記二つの端子金具の厚い方の厚みと等しい、
    ことを特徴とする端子金具構造。
  2. 前記二つの端子金具のうちの少なくとも一つは、前記被締結部材に対する回転を防止する回り止め部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子金具構造。
  3. 前記平坦部は、矩形であり、
    前記複数の係合部は、前記平坦部の対向する二辺のそれぞれに沿って形成される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端子金具構造。
  4. 一の締結部材により被締結部材に締結され得る重ね合わせ可能な二つの端子金具であって、平坦部と、該平坦部から延びる電線接続部と、該平坦部に形成される、該一の締結部材が挿入される孔部と、該孔部の両側に形成される、係合片及び係合孔を含む複数の係合部であり、一の端子金具における係合部係合片が、該孔部を横切る方向に沿って他の端子金具における係合部の係合孔に差し込まれ且つ該他方の端子金具における係合部の係合片が、該孔部を横切る方向に沿って該一方の端子金具における係合部の係合孔に差し込まれて該他の端子金具における係合部の係合片と重ね合わせられることによって該一の端子金具と該他の端子金具とを係合する複数の係合部とを備えた二つの端子金具を含む端子金具構造における端子金具であって、
    前記二つの端子金具は、同じ厚みであってもよく、異なる厚みであってもよく、
    重ね合わせられる二つの係合片の接触面の高さは、前記二つの端子金具の厚みが異なる場合、前記二つの端子金具の厚い方の厚みと等しく、
    前記係合部の係合片は、前記平坦部上において、前記締結部材の座面の外に配置される、
    ことを特徴とする端子金具。
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