JP5316310B2 - 問題又は不満データ処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本技術は、問題又は不満についての投稿及びそれに対するコメントの投稿を処理する技術に関する。
業務上の問題又は不満を有するユーザが電子掲示板に当該問題又は不満を投稿し、それに対して他のユーザがコメントをさらに投稿するというような仕組みは既に存在している。
また、例えば、アンケートの回答として自由記述文を入力し、解析規則データベースに格納されている解析規則に基づき、意見記述部分と根拠記述部分を抽出し、抽出結果に基づき、多くの自由記述文で述べられている話題を論点としてさらに抽出し、論点ごとに意見記述部分の分布を示す意見チャートを作成するような技術も存在している。
特開2004−227343号公報
しかしながら、単純な電子掲示板では、問題や不満を抱えたユーザは、コメントを順番に読んでゆかなければ、当該問題や不満に対する対策を把握することができない。また、アンケート回答の解析技術を用いれば、予め登録されている問題や不満に対する自由記述文のコメントを解析して、対策に相当する意見を集約することができる可能性はあるが、精緻な解析規則が必要となり、手間や処理負荷が高い。
従って、本技術の目的は、問題又は不満を有するユーザが投稿した問題又は不満に対するコメントの投稿を有効活用して対策などを自動的に提示できるようにする新規な技術を提供することである。
本問題又は不満データ処理方法は、第1のユーザの端末と第2のユーザの端末とにネットワークを介して通信可能なコンピュータにより実行される問題又は不満データ処理方法である。そして、本問題又は不満データ処理方法は、第1のユーザの端末から、問題又は不満を表す第1のテキストデータを受信し、第1のユーザの識別子及び当該第1のテキストデータの識別子に対応付けて不満データ格納部に格納する不満データ登録ステップと、第2のユーザの端末から、不満データ格納部に格納されている第1のテキストデータに対する賛否を表すデータ及びコメントを受信すると、当該コメントから形態素解析により動詞を中心とした所定語を抽出して規格化コメントを生成するステップと、生成された規格化コメントと第1のテキストデータの識別子とを上記賛否を表すデータが否定を表す場合には対策データ格納部に登録する投稿処理ステップと、第1のユーザ端末宛に又は第1のユーザのメールアドレス宛に、不満データ格納部に第1のユーザの識別子に対応付けて格納されている第1のテキストデータの識別子に対応付けて対策データ格納部に登録されている規格化コメントを読み出し、出力又は送信する出力ステップとを含む。
問題又は不満を有するユーザが投稿した問題又は不満に対するコメントの投稿を有効活用して対策などを自動的に提示できるようになる。
図1は、本実施の形態のシステム概要図である。 図2は、組織モニタ・サーバの機能ブロック図である。 図3は、ユーザデータ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図4は、匿名化変換テーブルに格納されるデータの一例を示す図である。 図5は、不満登録処理の処理フローを示す図である。 図6は、不満データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図7は、コメント投稿処理の処理フローを示す図である。 図8は、コメント登録ページの一例を示す図である。 図9は、投稿データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図10は、原因テーブルの一例を示す図である。 図11は、コメント投稿処理の処理フローを示す図である。 図12は、対策テーブルの一例を示す図である。 図13は、メッセージ送信処理の処理フローを示す図である。 図14は、不満対策通知メッセージ送信処理の処理フローを示す図である。 図15は、不満対策通知メールの一例を示す図である。 図16は、協力者リストメッセージ送信処理の処理フローを示す図である。 図17は、協力者リストメッセージの一例を示す図である。 図18は、協力依頼メッセージ送信処理の処理フローを示す図である。 図19は、協力依頼メッセージの一例を示す図である。 図20は、エスカレーション・メッセージ送信処理の処理フローを示す図である。 図21は、エスカレーション・メッセージ送信処理の処理フローを示す図である。 図22は、原因番号リスト生成処理の処理フローを示す図である。 図23は、エスカレーション・メッセージの一例を示す図である。 図24は、コンピュータの機能ブロック図である。
図1に本技術の実施の形態に係るシステム概要を示す。例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)であるネットワーク1には、本実施の形態において主要な処理を実施する組織モニタ・サーバ3と、問題や不満を投稿する不満投稿者が操作する例えばパーソナルコンピュータである1又は複数の不満投稿者端末5と、問題や不満に対してコメントを投稿するコメント投稿者により操作される例えばパーソナルコンピュータである1又は複数のコメント投稿者端末7と、不満投稿者などの上長により操作される例えばパーソナルコンピュータである1又は複数のマネージャ端末9とが接続されている。
次に、図2に組織モニタ・サーバ3の機能ブロック図を示す。組織モニタ・サーバ3は、固有名詞を匿名化するための匿名化変換テーブルを格納する匿名化変換テーブル格納部32と、不満投稿者端末5から問題又は不満を表すテキストデータを受信して匿名化変換テーブル格納部32に格納されている匿名化変換テーブルを用いて以下に述べる処理を行う不満データ登録部31と、不満データ登録部31の処理結果を格納する不満データ格納部33と、不満投稿者、コメント投稿者及びマネージャなどのデータを格納するユーザデータ格納部35と、不満データ格納部33を用いて不満投稿者が投稿した問題又は不満に対するコメントのデータをコメント投稿者端末7から受信して以下で述べる処理を実施するコメント投稿処理部34と、コメント投稿処理部34により出力された投稿データを格納する投稿データ格納部36と、コメント投稿処理部34から出力された原因データを格納する原因テーブル格納部37と、コメント投稿処理部34から出力された対策データを格納する対策テーブル格納部38と、ユーザデータ格納部35と投稿データ格納部36と原因テーブル格納部37と対策テーブル格納部38とに格納されているデータを用いて処理を行い、条件に合致したユーザに対して処理結果を出力する出力部39とを有する。
次に図3に、ユーザデータ格納部35に格納されるデータの一例を示す。図3の例では、各ユーザについて、IDと、名前と、部署名と、階層名(又は役職名)と、メールアドレスと、プロジェクト名などの属性名とが登録されている。例えば、ユーザIDからメールアドレスを特定したり、ユーザIDから、部署名等を特定し、同じ部署名が登録されており且つ階層が所定レベル(例えば部長以上)のマネージャを特定するなどの処理に利用される。
また、匿名化変換テーブル格納部32に格納される匿名化変換テーブルは、図4に示すようなデータを格納している。例えば、図4に示すように、出現頻度の高い固有名詞に対応付けて、匿名化名詞が登録されている。匿名化名詞は、AやBのような英文字の他に甲や乙といったものであってもよい。また、全く別の名詞(例えば動物名や植物名など)などに置き換えても良い。
次に、図5乃至図23を用いて図1及び図2に示したシステムの処理内容について説明する。
例えば、不満投稿者が、不満投稿者端末5を操作して、組織モニタ・サーバ3にアクセスし、ID及びパスワードなどでログインし、さらにメニューページなどを経由した後特定のWebページへアクセスすると、不満データ登録部31は、例えば問題又は不満を表すテキストデータの入力欄を含むWebページ・データを不満投稿者端末5に送信する。不満投稿者端末5のWebブラウザは、不満投稿者端末5から上記のようなWebページ・データを受信し、表示装置に表示する。その後、不満投稿者は、不満投稿者端末5を操作して、問題又は不満の内容を表すテキストデータを入力し、組織モニタ・サーバ3へ送信させる。
組織モニタ・サーバ3の不満データ登録部31は、不満投稿者端末5から不満内容を表すテキストデータを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS1)。この際、従来技術によって不満投稿者のIDを把握できるようになっている。例えば、「障害が発生し、調査段階なのに対策が無いと叱られた。」といったようなテキストデータを受信する。
次に、不満データ登録部31は、受信したテキストデータを周知の形態素解析で単語に分解して例えば固有名詞辞書などを用いて固有名詞を抽出する(ステップS3)。上で述べた例のように固有名詞が含まれない場合もある。
そして、不満データ登録部31は、匿名化変換テーブル格納部32に格納されている匿名化変換テーブルに従って固有名詞を匿名化名詞に置換する(ステップS5)。ステップS3で固有名詞が存在しない場合や匿名化変換テーブルに登録されていない固有名詞の場合には置換は行われない。
その後、不満データ登録部31は、今回受信した問題又は不満についてシリアル番号を発行して、当該シリアル番号と、受信日時と、投稿者IDと、固有名詞置換後のテキストデータとを対応付けて不満データ格納部33に格納する(ステップS7)。例えば図6に示すような形で不満データ格納部33に格納される。
図6の例では、シリアル番号である不満番号(No.)と、匿名化不満データ(置換後のテキストデータ。以下、単純に不満データ又は不満レコードと呼ぶ。)と、受信日時と、投稿者IDと、賛同率と、賛同数と、否定数とが登録されるようになっている。なお、賛同率、賛同数及び否定数は、これから本不満データに対してコメントが投稿される時に登録される値である。
次に、図7乃至図12を用いてコメント投稿時の処理について説明する。例えば、コメント投稿者が、コメント投稿者端末7を操作して、組織モニタ・サーバ3にアクセスし、IDパスワードなどでログインし、さらにメニューページなどを経由した後特定のWebページへアクセスすると、コメント投稿処理部34は、不満データ格納部33から1又は複数の不満データを読み出して、当該不満データに対する賛否選択欄とコメント入力欄とを各不満について含むコメント登録ページ・データを生成し、コメント投稿者端末7に送信する(図7:ステップS11)。この際、従来技術によってコメント投稿者のIDを把握できるようになっている。コメント投稿者端末7のWebブラウザは、組織モニタ・サーバ3から、コメント登録ページ・データを受信し、表示装置に表示する。
例えば図8のような画面が表示される。図8の例では、質問として上で述べたような不満データが示されており、それに対して、「どちらかといえば賛同」「どちらかといえば否定」「あてはまらない」といった、賛否選択欄の選択肢をラジオボタン801で選択するようになっている。さらに、コメント入力欄803も設けられており、ラジオボタン801で選択した事項について賛同する内容や否定する理由などを入力する。但しコメントの入力は任意である。図8の例では、賛否入力やコメント入力の対象である不満は1つであったが、複数列挙するようにしても良い。コメント投稿者は、ラジオボタン801で該当する事項を選択し、コメント入力欄803にコメントを入力し、送信ボタンをクリックする。なお、投稿をキャンセルする場合にはキャンセルボタンをクリックする。
コメント投稿者端末7は、コメント投稿者から上で述べたような操作入力を受け付け、送信ボタンがクリックされた場合には、不満データの識別子等に対応付けてラジオボタン801による賛否選択指示及びコメント入力欄803に入力されたコメントのデータを、組織モニタ・サーバ3に送信する。
組織モニタ・サーバ3のコメント投稿処理部34は、コメント投稿者端末7から、不満データの識別子等に対応付けて賛否選択指示及びコメントのデータを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS13)。そして、コメント投稿処理部34は、受信データに基づき投稿データ格納部36にレコードを登録する(ステップS14)。投稿データ格納部36に格納されるデータの一例を図9に示す。図9の例では、コメントなどの受信毎に、投稿番号(No.)と、不満番号(No.)と、投稿者IDと、投稿時刻と、投稿結果と、コメントと、原因番号(No.)又は対策番号(No.)とを登録するようになっている。なお、投稿番号についてはシリアル番号で、コメントなどの受信毎に発行して登録する。投稿者IDについては、受信データに含まれるか又はログイン時のIDを保持しておき、それを登録する。投稿時刻については、コメントなどを受信した時刻であり、投稿結果については、賛同又は否定を表すデータ(例えばフラグ)である。コメントについては、受信したコメントのデータをそのまま登録する。原因番号及び対策番号については、後に登録する。
そして、コメント投稿処理部34は、受信したコメントが不満データに対して賛同するものであるか、すなわち賛同選択指示がなされたかを判断する(ステップS15)。不満に対する否定であれば端子Bを介して図11の処理に移行する。
一方、賛同するものであれば、コメント投稿処理部34は、不満データの識別子にて不満データ格納部33を検索して該当レコードを特定し、賛同数を1インクリメントすると共に、賛同率(=賛同数/(賛同数+否定数)。又は=賛同数/否定数。)を算出し、登録する(ステップS17)。
そして、コメント投稿処理部34は、受信したデータにコメントのデータが含まれるか判断する(ステップS19)。コメントのデータが含まれていない場合には、端子Aを介して図11のステップS43に移行する。一方、コメントのデータが含まれていれば、コメント投稿処理部34は、形態素解析により単語に分割すると共に、動詞を中心とした所定語(ここでは、動詞、目的語、補語及び副詞)を抽出し、さらに予め用意されている周知の類義語辞書で類義語については統一することによって、規格化コメントを生成する(ステップS21)。コメントは、通常長い文章が入力されることはなく、そのため動詞、目的語、補語及び副詞を抽出する程度で十分原因が特定されるデータとなる。なお、複数の文がコメントに含まれる場合には、1つのコメントについて原因テーブルにおいて複数のレコードを登録するようにしても良い。
そして、コメント投稿処理部34は、原因テーブル格納部37に格納されている原因テーブルにおいて、処理対象の不満の不満番号及び生成した規格化コメントを含むレコードが登録済みであるか判断する(ステップS23)。登録済みでない場合には、コメント投稿処理部34は、生成した規格化コメント及び処理対象の不満の不満番号を含む新規レコードとし、出現頻度を「1」として、原因テーブル格納部37に登録する(ステップS25)。そして、端子Aを介して図11の処理に移行する。
一方、登録済みである場合には、コメント投稿処理部34は、同一規格化コメントを含むレコードの出現頻度を1インクリメントする(ステップS27)。そして、端子Aを介して図11の処理に移行する。
原因テーブル格納部37に格納される原因テーブルの一例を図10に示す。図10の例では、シリアル番号である原因番号(No.)と、コメントの対象となっている不満の不満番号(No.)と、動詞と、目的語と、補語と、副詞と、カウンタとが登録されるようになっている。カウンタにより出現頻度が得られる。
図11の処理の説明に移行して、端子Bの後に、コメント投稿処理部34は、処理対象の不満の識別子にて不満データ格納部33を検索して該当レコードを特定し、否定数を1インクリメントすると共に、賛同率(=賛同数/(賛同数+否定数)。又は簡単に=賛同数/否定数)を算出し、登録する(ステップS31)。
そして、コメント投稿処理部34は、受信したデータにコメントのデータが含まれるか判断する(ステップS33)。コメントのデータが含まれていない場合には、ステップS43に移行する。
一方、コメントのデータが含まれていれば、コメント投稿処理部34は、形態素解析により単語に分割すると共に、動詞を中心とした所定語(ここでは、動詞、目的語、補語及び副詞)を抽出し、さらに予め用意されている周知の類義語辞書で類義語については統一することによって、規格化コメントを生成する(ステップS35)。上でも述べたように、コメントは、通常長い文章が入力されることはなく、そのため動詞、目的語、補語及び副詞を抽出する程度で十分対策が特定されるデータとなる。なお、複数の文がコメントに含まれる場合には、1つのコメントについて対策テーブルにおいて複数のレコードを登録するようにしても良い。
そして、コメント投稿処理部34は、対策テーブル格納部38に格納されている対策テーブルにおいて、処理対象の不満の不満番号及び生成した規格化コメントを含むレコードが登録済みであるか判断する(ステップS37)。登録済みでない場合には、コメント投稿処理部34は、生成した規格化コメント及び処理対象の不満の不満番号を含む新規レコードとし、出現頻度を「1」として、対策テーブル格納部38に登録する(ステップS39)。そして、ステップS43に移行する。
対策テーブル格納部38に格納される対策テーブルの一例を図12に示す。図12の例では、シリアル番号である対策番号(No.)と、処理対象の不満の不満番号(No.)と、動詞と、目的語と、補語と、副詞と、カウンタとが登録されるようになっている。カウンタにより出現頻度が得られる。
そして、コメント投稿処理部34は、原因テーブル格納部37又は対策テーブル格納部38において新規登録されたレコード又は更新されたレコードの原因番号又は対策番号を、投稿データ格納部36の該当する投稿レコード(ステップS14で登録された投稿レコード)に登録する(ステップS43)。
このような処理を行うと、不満データに対して賛同するコメントや否定するコメントが単純に並べられたようなデータだけではなく、本実施の形態特有の対策データ又は原因データとして、出現頻度と共にまとめられるようになる。
本実施の形態では、不満データに対して否定的なコメントを登録する場合には、当該コメントに対策に相当する情報が含まれているという非自明な知見に基づいて処理を行うようになっている。これは、経験的に導き出されたものである。例えば図9の例では、「障害が発生し、調査段階なのに、対策が無いと叱られた」という問題又は不満について、「障害情報を関係者に同報するので、叱られない」「障害状況を電子掲示板に載せることになっていて、叱る人はいない」「障害発生対応状況の緊急説明会を開催していて、叱られたことはない」といったように、多くの場合、否定的なコメントを入力するユーザは、問題又は不満を否定する理由、すなわち対策となる情報を入力してくれる場合が多い。このようなポイントに気付いたのは本願発明者が初めてであり、上で述べたような処理を実施することによって様々なユーザに活用できるような形に整形できる。
なお、上で述べたように、他人の問題又は不満について長時間かけられるユーザは少なく、長い文章が入力されることはほとんど無いので、上で述べたような簡単な処理で、規格化されたコメントが得られるようになる。
また、問題又は不満について賛同するコメントについても、原因となるような内容を含むことも分かってきたので、以下の処理で用いるようになっている。
次に、図13乃至図23を用いて、蓄積された規格化コメントの有効活用に関する処理を説明する。図13の処理フローは例えば定期的に実施する。但し、任意のタイミングで実施するようにしても良い。
まず、出力部39は、不満データ格納部33において、未処理の不満データについてのレコードを1つ特定する(ステップS51)。そして、出力部39は、特定されたレコードに含まれる賛同率が予め設定されている閾値以上であるかを判断する(ステップS53)。本ステップでは、より多くのユーザが賛同するような問題又は不満が議論されているか否かを判断している。一例として賛同率を基準に、以下の処理を実施するか否かを判断しているが、他の基準を採用するようにしても良い。
例えば、直近の単位時間内の賛同率と、当該直近の単位時間より1つ前の単位時間の賛同率との差が、予め定められた閾値以上となっている、すなわち賛同率が急増しているというような条件であってもよい。このような基準は、投稿データ格納部36の投稿時刻のデータをベースに、単位時間内に出現する該当レコードの数(処理対象の不満の不満番号を含み「賛同」とされる投稿レコードの数と、処理対象の不満の不満番号を含み「否定」とされる投稿レコードの数)をカウントして、賛同率を算出すればよい。
また、賛同率で、処理時における不満データの全レコードを降順にソートして、上位M個のレコードを採用するようにしても良い。賛同率ではなく、(賛同数−否定数)で全レコードを降順にソートして、上位M個のレコードを採用するようにしても良い。さらに、直近の単位時間内の(賛同数−否定数)と、当該直近の単位時間より1つ前の単位時間の(賛同数−否定数)との差で、全レコードを降順にソートして、上位M個のレコードを採用するようにしても良い。同様に、上位M個ではなく、例えば賛同率の平均値又は中央値以上となっている賛同率を有する全てのレコードを採用したり、(賛同数−否定数)の平均値又は中央値以上となっている(賛同数−否定数)が算出される全てのレコードを採用したり、直近の単位時間内の賛同率と1つ前の単位時間内の賛同率との差が、当該差の平均値又は中央値以上となっている全てのレコードを採用したり、直近の単位時間内の(賛同数−否定数)と1つ前の単位時間内の(賛同数−否定数)との差が、当該差の平均値又は中央値以上となっている全てのレコードを採用するようにしても良い。さらに、単純に、賛同数の方が否定数より多い不満データのレコードを採用しても良い。又は、不満が組織内にたまっているというものではなく対策がたくさんあるという意味で、賛同数の方が否定数より少ない不満データのレコードを採用するようにしても良い。
このように、ユーザに対して対策を提示すべき不満又は問題については様々な手法で選択できる。なお、このような絞り込みを行わないようにしても良い。
図13の説明に戻って、特定されたレコードの賛同率が閾値以上ではない場合には、ステップS63に移行する。一方、特定されたレコードの賛同率が閾値以上である場合には、出力部39は、不満対策通知メッセージ送信処理を実施する(ステップS55)。この不満対策通知メッセージ送信処理については、図14及び図15を用いて説明する。
図14の処理の説明に移行して、出力部39は、特定された不満の不満番号について登録されている対策を、対策テーブル格納部38(例えば図12)から抽出し、当該出現頻度(すなわちカウンタ)の降順でソートし、ソート結果を例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS71)。そして、出力部39は、ソート結果の上位N個の対策を特定する(ステップS73)。そして、出力部39は、ステップS73で特定された対策の対策番号を含む対策番号リストを生成し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS75)。なお、対策番号だけではなく、対策テーブル格納部38に登録されている他のデータ(例えば規格化コメント)をも、対策番号リストに含めるようにしても良い。
その後、出力部39は、不満データ格納部33からステップS51で特定された不満の不満投稿者のIDと、ステップS51で特定された不満に賛同する投稿を行った投稿者のID(処理対象の不満の不満番号に対応付けて投稿結果=賛同を登録しているレコードの投稿者ID)を投稿データ格納部36から特定し、不満及び賛同者リストにIDを登録して、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS77)。なお、同じ不満について同一投稿者が複数回投稿を行っている場合もあるので、その場合には投稿日時が最新の投稿についてのレコードが「否定」である投稿者については、除外するようにしても良い。また、複数回「賛同」という投稿を行っている投稿者に限定するようにしても良い。このように、問題や不満を最初に投稿したユーザに加えて、同じ問題や不満で本当に困っているユーザを特定して、不満及び賛同者リストに登録する。
その後、出力部39は、不満及び賛同者リストに登録されているユーザのメールアドレスを、ユーザデータ格納部35から読み出し、不満及び賛同者リストに登録する(ステップS79)。そして、出力部39は、対策番号リストに登録されている上位N個の対策の対策番号を用いて、対策テーブル格納部38から対策に相当する規格化コメントを読み出し、当該規格化コメントを含むメールを生成して、不満及び賛同者リストに登録されているメールアドレス宛に送信する(ステップS81)。規格化コメントについては、ステップS75で抽出した場合は、本ステップの抽出は省略される。
このような処理を実施することによって、特定の不満を登録した不満投稿者だけではなく、同様の不満を抱えているコメント投稿者についても、本実施の形態の特徴である対策についての規格化コメントを提供して、自らの問題又は不満解決に役立ててもらうことができるようになる。
ステップS81で送信されるメールは、例えば図15に示すようなメールである。図15の例では、不満又は問題の具体的内容「障害が発生し、調査段階なのに、対策が無いと叱られた」と、対策(1)「障害情報を関係者に同報する」、対策(2)「障害情報を幹部に報告してもらう」というような情報と、各対策について最新投稿月及び投稿者合計数とが含まれるようになっている。最新投稿月については、投稿データ格納部36を処理対象の投稿番号及び処理対象の対策番号で検索して得られたレコードのうち投稿時刻が最も最近の投稿月を採用すればよい。また、投稿者合計数については、対策テーブル格納部38を処理対象の不満番号及び処理対象の対策番号で検索して得られたレコードに含まれる出現頻度を採用すればよい。
このようなメールを見たユーザは、自らが実施可能な対策を試すことによって、問題又は不満のための活動を行うことができ、早期の解決が期待される。
図13の処理の説明に戻って、出力部39は、協力者リストメッセージ送信処理を実施する(ステップS57)。この協力者リストメッセージ送信処理については、図16及び図17を用いて説明する。
まず、出力部39は、ステップS75で生成された対策番号リストにおいて、未処理の対策番号を特定する(ステップS91)。そして、出力部39は、投稿データ格納部36において、特定された対策番号及び処理対象の不満の不満番号が含まれる投稿レコードの投稿者ID及び投稿日時を特定する(ステップS93)。
その後、出力部39は、投稿日時で新しいもの順にソートして、最新からP人の投稿者IDを協力者IDリストに追加登録する(ステップS95)。このステップは、不満及び賛同者リストに登録されたユーザに通知された対策を投稿したユーザのうち協力を依頼できそうなユーザを抽出する処理であって、このような処理ではなく他の観点にて協力者を抽出するようにしても良い。
例えば、ステップS93で特定された投稿者のうち、最初は賛同する投稿を行っていたにもかかわらず最後に否定する投稿を行っている投稿者に限定するようにしても良い。具体的には、処理対象の不満の不満番号及びステップS91で特定された対策番号を含む投稿レコードが、投稿データ格納部36において同一の投稿者IDについて複数登録されており、最後の投稿レコードが否定で、それより前の投稿レコードが賛同である投稿者IDを特定する。図9の例では、投稿者ID「10001234」は、不満番号「00000789」について2008年2月4日に賛同するコメントを投稿しているが、その後同じ不満番号について2009年3月1日に「否定」するコメントを投稿している。このようなユーザについては、明らかに、問題又は不満を同じように認識した後に、何らかの手法でもって当該問題又は不満を解決して「否定」するようなコメントを投稿している。よって、問題又は不満の解決手法について認識が高いことが期待され、さらに不満の解決を報告していることから同様の問題又は不満の解決に協力的であることも期待される。従って、この基準で抽出することは有効である。
また、単純に、ステップS93で特定された投稿者のうち、複数回否定する投稿を行っている投稿者に限定するようにしても良い。具体的には、処理対象の不満の不満番号及びステップS91で特定された対策番号を含む投稿レコードが、投稿データ格納部36において同一の投稿者IDについて複数登録されており、その投稿レコードが否定となっている投稿者IDを特定する。さらに、このような条件に加えて、一度も賛同するような投稿を行っていない、すなわち賛同となっている投稿レコードが抽出されないような投稿者IDに限定しても良い。
そして、出力部39は、対策番号リストにおける全ての対策番号について処理したか判断する(ステップS97)。ここで未処理の対策番号が存在する場合にはステップS91に戻る。一方、全ての対策番号について処理した場合には、出力部39は、協力者IDリストに登録されている各協力者IDに対応付けて登録されている所定のデータを、ユーザデータ格納部35から抽出する(ステップS99)。例えば、名前及び所属データなどが抽出される。
その後、出力部39は、抽出データを含む協力者リストメッセージを生成し、不満及び賛同者リストに登録されているメールアドレス宛に送信する(ステップS101)。
例えば、図17に示すようなメールが送信される。図17の例では、不満又は問題の具体的内容「障害が発生し、調査段階なのに、対策が無いと叱られた」と、所属、名前及び最新対策投稿日を含む協力者リストとが含まれる。なお、所属及び名前については、ユーザデータ格納部35から抽出され、最新対策投稿月については、投稿データ格納部36において、処理対象の不満の不満番号及び処理対象の協力者ID(すなわち投稿者ID)を含む投稿レコードのうち「否定」となっている最新投稿レコードの投稿時刻で特定される。なお、メールアドレスが含まれていないが、含むようにしても良い。さらに、電話番号などもユーザデータ格納部35から抽出できれば、抽出して通知しても良い。
このようなメールを受け取れば、具体的な話を、対策をコメントで投稿したユーザから聞くことができるので、問題又は不満の解決が促進されることが期待される。
図13の処理に戻って、出力部39は、協力依頼メッセージ送信処理を実施する(ステップS59)。この協力依頼メッセージ送信処理については図18及び図19を用いて説明する。
まず、出力部39は、ユーザデータ格納部35において、協力者リストメッセージ送信処理において生成される協力者IDリストに登録されている各協力者IDに対応付けて格納されているメールアドレスを特定する(ステップS111)。協力者IDリストに登録するようにしても良いし、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納するようにしてもよい。そして、出力部39は、処理対象の不満の不満番号及び各協力者IDに対応付けて投稿データ格納部36に登録されている対策番号を抽出して、さらに対策テーブル格納部38から抽出対策番号に対応する規格化コメントを抽出して、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS113)。
その後、出力部39は、処理対象の不満データ及び該当する「否定」の規格化コメント(又はコメントそのもの)を含む協力依頼メッセージを生成し、ステップS111で特定された該当メールアドレス宛に送信する(ステップS115)。
このように問い合わせが来る可能性について選択された協力者に予め通知しておくものである。
例えば図19に示すようなメールが送信される。図19の例では、「不満又は問題の具体的内容「障害が発生し、調査段階なのに、対策が無いと叱られた」と、対策「障害情報を関係者に同報する」と、協力を依頼する依頼文「問題又は不満解消のためのあなたの対策について問い合わせがあるかもしれません。その際にはご協力のほどよろしくお願い申し上げます。」とが含まれている。
図13の処理に戻って、出力部39は、エスカレーション・メッセージ送信処理を実施する(ステップS61)。このエスカレーション・メッセージ送信処理については、図20乃至図23を用いて説明する。
まず、出力部39は、不満及び賛同者リストに登録されている未処理の投稿者IDを特定する(ステップS121)。そして、出力部39は、特定された投稿者IDについて、ユーザデータ格納部35から当該投稿者の上長のIDを特定し、未登録であれば当該上長のIDを送信先リストに、メールアドレスなどと共に登録する(ステップS123)。例えば、ユーザデータ格納部35において、特定された投稿者IDでユーザデータ格納部35を検索し、部署を抽出し、部署に含まれる「部」、「支社」その他所定の組織レベルが同一で且つ階層が例えば「部長」以上となっているユーザを「上長」として抽出する。又は、部署及び属性を抽出し、部署及びプロジェクトが同一で且つ階層が「部長」以上となっているユーザを「上長」として抽出するようにしてもよい。これは組織構造に基づき「上長」の条件を設定して、抽出する。
その後、出力部39は、不満及び賛同者リストにおいて全ての投稿者IDについて処理したか判断する(ステップS125)。未処理の投稿者が存在する場合にはステップS121に戻る。一方、全ての投稿者IDについて処理した場合には、端子Cを介して図21の処理に移行する。
図21の処理の説明に移行して、出力部39は、送信先リストにおいて未処理の上長のIDを1つ特定し(ステップS127)、ユーザデータ格納部35から当該上長の配下のユーザのIDを抽出し、投稿データ格納部36において、処理対象の不満について投稿を行っている投稿者のIDとのマッチングにより、上長の配下の投票者のIDの数をカウントし、例えば送信先リストにおいて上長のIDに対応付けて登録する(ステップS129)。具体的には、投稿データ格納部36において、処理対象の不満の不満番号が登録されている投稿レコードに含まれる投稿者IDと、特定された上長配下のユーザのIDとを比較して、一致するIDの数をカウントする。
そして、出力部39は、原因番号リスト生成処理を実施する(ステップS131)。この原因番号リスト生成処理については、図22を用いて説明する。
まず、出力部39は、投稿データ格納部36において、処理対象の不満の不満番号及び特定された上長配下の投稿者IDについて登録されている原因番号を特定し、原因番号リストに登録する(ステップS141)。具体的には、処理対象の不満の不満番号及び賛同が登録されている投稿レコードの投稿者IDが、ステップS129で抽出された投稿者IDと一致するか判断し、一致する場合には当該投稿レコードの原因番号を特定する。なお、原因番号が重複する場合には、その原因番号を重複登録することはない。
そして、出力部39は、原因番号リストにおいて、未処理の原因番号を特定する(ステップS143)。その後、出力部39は、投稿データ格納部36において、処理対象の不満の不満番号及び特定された原因番号が含まれている投稿レコードを抽出し、当該投稿レコードが、特定された上長配下の投稿者のIDを含む、配下投稿者についての投稿レコードであれば、投稿者IDの数をカウントし、抽出された全投稿レコードについての最終カウント値を原因番号リストにおいて、特定された原因番号に対応付けて格納する(ステップS145)。
さらに、出力部39は、ステップS129でカウントされたIDの数によりステップS145のカウント値を除することによって、特定された原因番号の原因について不満に対する賛同比率を算出し、例えば原因番号リストに登録する(ステップS147)。
そして、出力部39は、原因番号リストにおいて、全ての原因番号を処理したか判断する(ステップS149)。未処理の原因番号があればステップS143に戻る。一方、全ての原因番号を処理した場合には、原因番号リストを賛同比率の降順でソートする(ステップS151)。そして元の処理に戻る。
図21の処理の説明に戻って、出力部39は、原因番号リストの全投稿者ID数を算出し、当該全投稿者ID数をステップS129でカウントした投稿者IDの数で除することによって、全体賛同率を算出し、例えば送信先リストに、処理に係る上長IDに対応付けて登録する(ステップS133)。
その後、出力部39は、原因番号リストのデータを用いてエスカレーション・メッセージを生成し、特定された上長IDに対応付けて送信先リストに登録されているメールアドレス宛に送信する(ステップS135)。
例えば、図23に示すようなメールを送信する。図23の例では、「不満又は問題の具体的内容「障害が発生し、調査段階なのに、対策が無いと叱られた」と、原因「マネージャに叱られた」「お客様に叱られた」と、各原因についての賛同比率(25%及び11%)と、全体賛同率(68%)とが示されている。
このようなメールを上長が確認して、問題や不満の発生の重要性を把握した上で、必要な対策を施すようにすることが期待される。
そして、出力部39は、送信先リストにおいて全ての上長IDについて処理したか判断する(ステップS137)。未処理の上長IDが存在する場合にはステップS127に戻る。この際、原因番号リストは初期化される。一方、全ての上長IDを処理した場合には、元の処理に戻る。
図13の処理の説明に戻って、出力部39は、不満データ格納部33において未処理の不満が残っているか判断する(ステップS63)。未処理の不満が残っている場合にはステップS51に戻る。なお、この際上で用いた各種リストについては初期化する。一方、全ての不満について処理した場合には、処理を終了する。
以上のような処理を実施することによって、問題や不満について必要なメッセージを必要なユーザに対して送信して、組織全体において問題や不満を早期に解消できるな活動が促進される。
なお、出力部39がメールを送信するような処理を一例として説明したが、例えば、不満投稿者が不満投稿者端末5を操作して組織モニタ・サーバ3の出力部39にアクセスして、さらにメニューなどから自らが投稿した不満のページにアクセスするようにしてもよい。その際に、出力部39は、例えば図14のステップS71乃至75を実施して、ステップS81で送信したメールと同様のデータを含むWebページ・データを生成して、不満投稿者端末5に送信するようにしても良い。さらに、図16のステップS91乃至S99のような処理を行って、ステップS101で送信されるようなメールと同様のデータを含むWebページ・データを生成して、不満投稿者端末5に送信するようにしても良い。
同様に、コメント投稿者がコメント投稿者端末7を操作して組織モニタ・サーバ3の出力部39にアクセスして、さらにメニューなどから自らが投稿した、特定の不満などに対する特定の賛同のコメントのページにアクセスするようにしてもよい。その際に、出力部39は、例えば図14のステップS71乃至75を実施して、ステップS81で送信したメールと同様のデータを含むWebページ・データを生成して、コメント投稿者端末7に送信するようにしても良い。さらに、図16のステップS91乃至S99のような処理を行って、ステップS101で送信されるようなメールと同様のデータを含むWebページ・データを生成して、コメント投稿者端末7に送信するようにしても良い。
さらに、上長や協力者についても、メールで送信されるような内容のデータを含むWebページ・データを、例えばマイページのような当該ユーザ特有のページにて提供するようにしても良い。
以上本技術の実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、図2に示した組織モニタ・サーバ3の構成は一例であって、必ずしも実際のプログラム・モジュール構成と一致するわけではない。データ構造についても同様に図示したものに限定されるものではない。
処理フローについても、同様の処理結果を得られれば、処理ステップの順番を入れ替えたり、処理ステップを並列に実行するようにしても良い。
なお、上で述べた組織モニタ・サーバ3、不満投稿者端末5、コメント投稿者端末7及びマネージャ端末9などは、コンピュータ装置であって、図24に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本問題又は不満データ処理方法は、第1のユーザの端末と第2のユーザの端末とにネットワークを介して通信可能なコンピュータにより実行される問題又は不満データ処理方法である。そして、本問題又は不満データ処理方法は、第1のユーザの端末から、問題又は不満を表す第1のテキストデータを受信し、第1のユーザの識別子及び当該第1のテキストデータの識別子に対応付けて不満データ格納部に格納する不満データ登録ステップと、第2のユーザの端末から、不満データ格納部に格納されている第1のテキストデータに対する賛否を表すデータ及びコメントを受信すると、当該コメントから形態素解析により動詞を中心とした所定語を抽出して規格化コメントを生成するステップと、生成された規格化コメントと第1のテキストデータの識別子とを上記賛否を表すデータが否定を表す場合には対策データ格納部に登録する投稿処理ステップと、第1のユーザ端末宛に又は第1のユーザのメールアドレス宛に、不満データ格納部に第1のユーザの識別子に対応付けて格納されている第1のテキストデータの識別子に対応付けて対策データ格納部に登録されている規格化コメントを読み出し、出力又は送信する出力ステップとを含む。
本願発明者は、問題又は不満に対して投稿された当該問題又は不満を否定するコメントには、当該問題又は不満に対する対策となるような事項が含まれている場合が多いという非自明な知見を得た。このため、上で述べたような処理を行えば、問題や不満を投稿したユーザに対して参考となる対策のデータが提供されるようになり、問題や不満解決に役立ててもらうことができるようになる。なお、掲示板のように問題や不満を否定するユーザのコメントをわざわざ抽出するような作業も不要となる。
なお、上で述べた投稿処理ステップにおいては、第2のユーザの識別子と第1のテキストデータの識別子と上記賛否を表すデータと規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納するようにしてもよい。その際、上で述べた出力ステップにおいて、投稿データ格納部において第2のユーザの識別子及び特定のテキストデータの識別子に対応付けて賛同を表すデータが上記賛否を表すデータとして登録されている場合には、第2のユーザの端末宛に又は第2のユーザのメールアドレス宛に、特定のテキストデータの識別子に対応付けて対策データ格納部に登録されている規格化コメントを読み出し、出力又は送信するようにしてもよい。
ある問題や不満について賛同するユーザは、当該問題や不満を投稿したユーザと同様の問題や不満を抱えているので、対策を提供することによって問題や不満の解決に役立ててもらうものである。
さらに、本問題又は不満データ処理方法では、ユーザの識別子とメールアドレスとユーザの属性データとが登録されているユーザデータ格納部をさらに用いるようにしても良い。その際、上で述べた出力ステップにおいて、読み出された規格化コメントの識別子及び第1のテキストデータの識別子に対応付けて投稿データ格納部に登録されている第2のユーザの識別子に対応付けてユーザデータ格納部に格納されているユーザの属性データの少なくとも一部を読み出し、第1のユーザ端末宛に又は第1のユーザのメールアドレス宛に出力又は送信するようにしてもよい。
このように対策を含むコメントを投稿したユーザのデータ(例えば連絡先など)については、問題又は不満を有するユーザに提示して、問題又は不満の解決に協力依頼を行いやすくするものである。
さらに、対策データ格納部には各規格化コメントの識別子に対応付けて出現頻度を登録するようにしてもよい。その場合、上で述べた投稿処理ステップでは、同一とみなされる規格化コメントについて既に登録がなされている場合には新規登録することなく当該同一とみなされる規格化コメントの出現頻度を増加させるようにしてもよい。そして、上で述べた出力ステップにおいて、不満データ格納部に格納されており且つ第1の条件を満たす第2のテキストデータの識別子に対応付けて対策データ格納部に格納されている規格化コメントを、出現頻度を基準にして抽出し、不満データ格納部において第2のテキストデータの識別子に対応付けて格納されているユーザの識別子を特定するようにしてもよい。
このように出現頻度に基づき対策に相当する規格化コメントをより絞り込むことによって、より有効な対策を提示することができるようになる。また、出現頻度を用いて他の条件を設定するようにしても良い。例えば出現頻度の上位N個を選択するようにするだけではなく、予め定められた閾値を超えたものに限定したり、賛同する投稿の数より多い出現頻度の対策に限定したりするようにしても良い。
なお、上で述べた第1の条件についても、問題又は不満の数が多い場合には、例えば賛同率又は賛同数が高い問題又は不満に処理対象を限定したり、直近の単位時間内の賛同率又は賛同数(もしくは賛同数−否定数)がその前の単位時間内の賛同率又は賛同数より所定の基準を満たすように急増しているといった条件にしてもよい。
なお、上で述べた投稿処理ステップにおいて、第2のユーザの識別子と第1のテキストデータの識別子と賛否を表すデータと規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納し、第1のテキストデータの識別子に対応付けて投稿データ格納部に格納されている賛同を示すデータが上記賛否を表すデータとして登録されている第1のレコードの数と、否定を表すデータが上記賛否を表すデータとして登録されている第2のレコードの数とを計数するようにしてもよい。その際、第2のレコードの数又は第1及び第2のレコードの数に対する第2のレコードの数の比率が基準を上回っている場合に、出力ステップを実行するようにしてもよい。より重要な問題又は不満について処理を行うものである。
さらに、上で述べた出力ステップにおいて、投稿データ格納部において第2のユーザの識別子及び特定のテキストデータの識別子に対応付けて賛同を表すデータが上記賛否を表すデータとして登録されているという条件に加え、投稿データ格納部に特定のテキストデータの識別子に対応付けて登録されている第2のユーザの登録履歴に基づく条件を満たしている場合に、第2のユーザの端末宛又は第2のユーザのメールアドレス宛に出力又は送信するようにしてもよい。登録履歴に基づく条件とは、例えば、複数回賛同して投稿している(すなわちなかなか問題又は不満が解消されていない)という条件などである。
また、上で述べた出力ステップにおいて、読み出された規格化コメントの識別子に対応付けて投稿データ格納部に登録されている上記ユーザの識別子を抽出し、さらに、抽出された上記ユーザの識別子及び第1のテキストデータの識別子に対応付けて投稿データ格納部に格納されている当該抽出されたユーザの登録履歴に基づく第2の条件を満たすか判断し、第2の条件を満たすユーザの識別子によりユーザデータ格納部を検索するようにしてもよい。
上で述べた第2の条件は、対策を含むコメントを投稿したユーザを絞り込む条件であって、最近投稿したユーザ、一旦賛同した後に否定するコメントを投稿したユーザ、複数回否定するコメントを投稿しているユーザ(一貫して否定している又はもともと問題又は不満を解決できているユーザ)など、投稿データ格納部への登録履歴(投稿履歴とも呼ぶ)に基づき、より協力者として好ましいユーザを抽出するためのものである。
また、本問題又は不満データ処理方法において、ユーザの識別子とメールアドレスとユーザの組織階層データとが登録されているユーザデータ格納部をさらに用いるようにしても良い。その場合、上で述べた投稿処理ステップにおいて、第2のユーザの識別子とテキストデータの識別子と賛否を表すデータと規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納し、規格化コメントと第1のテキストデータの識別子とを上記賛否を表すデータが賛同を表す場合には原因データ格納部に登録してもよい。さらに、上で述べた出力ステップにおいて、不満データ格納部に格納されており且つ第3の条件を満たす第3のテキストデータの識別子に対応付けて原因データ格納部に格納されている第2の規格化コメントを抽出し、不満データ格納部において第3のテキストデータの識別子に対応付けて格納されているユーザの識別子及びユーザデータ格納部に格納されている組織階層データを用いてユーザデータ格納部から当該ユーザの上長の識別子又はメールアドレスを抽出し、ユーザの上長の端末宛又はメールアドレス宛に、抽出された規格化コメントの少なくとも一部を含むデータを出力又は送信するようにしてもよい。
このようにすることによって、問題や不満を抱えるユーザのマネージャなどの上長に、不満や問題に関係するデータを提供して、注意や対処を促すことができるようになる。なお、深刻な問題を優先するため、例えば賛同率や賛同数が閾値を超えるような又は賛同率や賛同数が急増しているような問題又は不満に処理対象を限定するようにしても良い。
なお、上で述べたような処理をコンピュータに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1のユーザの端末と第2のユーザの端末とにネットワークを介して通信可能な問題又は不満データ処理装置であって、
前記第1のユーザの端末から、問題又は不満を表す第1のテキストデータを受信し、前記第1のユーザの識別子及び当該第1のテキストデータの識別子に対応付けて不満データ格納部に格納する不満データ登録手段と、
前記第2のユーザの端末から、前記不満データ格納部に格納されている前記第1のテキストデータに対する賛否を表すデータ及びコメントを受信すると、当該コメントから形態素解析により動詞を中心とした所定語を抽出して規格化コメントを生成すると共に、当該規格化コメントと前記第1のテキストデータの識別子とを前記賛否を表すデータが否定を表す場合には対策データ格納部に登録する投稿処理手段と、
前記第1のユーザ端末宛に又は前記第1のユーザのメールアドレス宛に、前記不満データ格納部に前記第1のユーザの識別子に対応付けて格納されている前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に登録されている前記規格化コメントを読み出し、出力又は送信する出力手段と、
を有する問題又は不満データ処理装置。
(付記2)
前記投稿処理手段が、
前記第2のユーザの識別子と前記第1のテキストデータの識別子と前記賛否を表すデータと前記規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納し、
前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記投稿データ格納部に格納されている賛同を示すデータが前記賛否を表すデータとして登録されている第1のレコードの数と、否定を表すデータが前記賛否を表すデータとして登録されている第2のレコードの数とを計数し、
前記第2のレコードの数又は前記第1及び第2のレコードの数に対する前記第2のレコードの数の比率が基準を上回っている場合に、前記出力手段が処理を行う
付記1記載の問題又は不満データ処理装置。
(付記3)
前記投稿処理手段が、
前記第2のユーザの識別子と前記テキストデータの識別子と前記賛否を表すデータと前記規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納し、
前記出力手段が、
前記投稿データ格納部において前記第2のユーザの識別子及び特定のテキストデータの識別子に対応付けて賛同を表すデータが前記賛否を表すデータとして登録されている場合には、前記第2のユーザの端末宛に又は前記第2のユーザのメールアドレス宛に、前記特定のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に登録されている前記規格化コメントを読み出し、出力又は送信する
付記1又は2記載の問題又は不満データ処理装置。
(付記4)
ユーザの識別子とメールアドレスとユーザの属性データとが登録されているユーザデータ格納部をさらに有し、
前記出力部が、
読み出された前記規格化コメントの識別子及び前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記投稿データ格納部に登録されている前記第2のユーザの識別子に対応付けて前記ユーザデータ格納部に格納されている前記ユーザの属性データの少なくとも一部を読み出し、前記第1のユーザ端末宛に又は前記第1のユーザのメールアドレス宛に出力又は送信する
付記3の問題又は不満データ処理装置。
(付記5)
前記対策データ格納部には各前記規格化コメントの識別子に対応付けて出現頻度を登録するようになっており、
前記投稿処理手段は、
同一とみなされる規格化コメントについて既に登録がなされている場合には新規登録することなく当該同一とみなされる規格化コメントの出現頻度を増加させ、
前記出力手段は、
前記不満データ格納部に格納されており且つ第1の条件を満たす第2のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に格納されている前記規格化コメントを、前記出現頻度を基準にして抽出し、
前記不満データ格納部において前記第2のテキストデータの識別子に対応付けて格納されている前記ユーザの識別子を特定する
付記1乃至4のいずれか1つ記載の問題又は不満データ処理装置。
(付記6)
前記出力手段が、
前記投稿データ格納部において前記第2のユーザの識別子及び前記特定のテキストデータの識別子に対応付けて賛同を表すデータが前記賛否を表すデータとして登録されているという条件に加え、前記投稿データ格納部に前記特定のテキストデータの識別子に対応付けて登録されている前記第2のユーザの登録履歴に基づく条件を満たしている場合に、前記第2のユーザの端末宛又は前記第2のユーザのメールアドレス宛に出力又は送信する
付記3記載の問題又は不満データ処理装置。
(付記7)
前記出力手段が、
読み出された前記規格化コメントの識別子に対応付けて前記投稿データ格納部に登録されている前記ユーザの識別子を抽出し、さらに、読み出された前記規格化コメントの識別子毎に、抽出された前記ユーザの識別子及び前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記投稿データ格納部に格納されている当該抽出されたユーザの登録履歴に基づく第2の条件を満たすか判断し、前記第2の条件を満たすユーザの識別子により前記ユーザデータ格納部を検索する
付記4記載の問題又は不満データ処理装置。
(付記8)
ユーザの識別子とメールアドレスとユーザの組織階層データとが登録されているユーザデータ格納部をさらに有し、
前記投稿処理手段が、
前記第2のユーザの識別子と前記第1のテキストデータの識別子と前記賛否を表すデータと前記規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納し、
前記規格化コメントと前記第1のテキストデータの識別子とを前記賛否を表すデータが賛同を表す場合には原因データ格納部に登録し、
前記出力手段が、
前記不満データ格納部に格納されており且つ第3の条件を満たす第3のテキストデータの識別子に対応付けて前記原因データ格納部に格納されている第2の規格化コメントを抽出し、
前記不満データ格納部において前記第3のテキストデータの識別子に対応付けて格納されている前記ユーザの識別子及び前記ユーザデータ格納部に格納されている前記組織階層データを用いて前記ユーザデータ格納部から当該ユーザの上長の識別子又はメールアドレスを抽出し、前記ユーザの上長の端末宛又はメールアドレス宛に、抽出された前記規格化コメントの少なくとも一部を含むデータを出力又は送信する
付記1記載の問題又は不満データ処理装置。
(付記9)
第1のユーザの端末と第2のユーザの端末とにネットワークを介して通信可能なコンピュータにより実行される問題又は不満データ処理方法であって、
前記第1のユーザの端末から、問題又は不満を表す第1のテキストデータを受信し、前記第1のユーザの識別子及び当該第1のテキストデータの識別子に対応付けて不満データ格納部に格納するステップと、
前記第2のユーザの端末から、前記不満データ格納部に格納されている前記第1のテキストデータに対する賛否を表すデータ及びコメントを受信すると、当該コメントから形態素解析により動詞を中心とした所定語を抽出して規格化コメントを生成するステップと、
生成された前記規格化コメントと前記第1のテキストデータの識別子とを前記賛否を表すデータが否定を表す場合には対策データ格納部に登録するステップと、
前記第1のユーザ端末宛に又は前記第1のユーザのメールアドレス宛に、前記不満データ格納部に前記第1のユーザの識別子に対応付けて格納されている前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に登録されている前記規格化コメントを読み出し、出力又は送信するステップと、
を含み、コンピュータに実行される問題又は不満データ処理方法。
(付記10)
第1のユーザの端末と第2のユーザの端末とにネットワークを介して通信可能なコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記第1のユーザの端末から、問題又は不満を表す第1のテキストデータを受信し、前記第1のユーザの識別子及び当該第1のテキストデータの識別子に対応付けて不満データ格納部に格納するステップと、
前記第2のユーザの端末から、前記不満データ格納部に格納されている前記第1のテキストデータに対する賛否を表すデータ及びコメントを受信すると、当該コメントから形態素解析により動詞を中心とした所定語を抽出して規格化コメントを生成するステップと、
生成された前記規格化コメントと前記第1のテキストデータの識別子とを前記賛否を表すデータが否定を表す場合には対策データ格納部に登録するステップと、
前記第1のユーザ端末宛に又は前記第1のユーザのメールアドレス宛に、前記不満データ格納部に前記第1のユーザの識別子に対応付けて格納されている前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に登録されている前記規格化コメントを読み出し、出力又は送信するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
3 組織モニタ・サーバ
31 不満データ登録部 32 匿名化変換テーブル格納部
33 不満データ格納部 34 コメント投稿処理部
35 ユーザデータ格納部 36 投稿データ格納部
37 原因テーブル格納部 38 対策テーブル格納部
39 出力部

Claims (10)

  1. 第1のユーザの端末と第2のユーザの端末とにネットワークを介して通信可能な問題又は不満データ処理装置であって、
    前記第1のユーザの端末から、問題又は不満を表す第1のテキストデータを受信し、前記第1のユーザの識別子及び当該第1のテキストデータの識別子に対応付けて不満データ格納部に格納する不満データ登録手段と、
    前記第2のユーザの端末から、前記不満データ格納部に格納されている前記第1のテキストデータに対する賛否を表すデータ及びコメントを受信すると、当該コメントから形態素解析により動詞を中心とした所定語を抽出して規格化コメントを生成すると共に、当該規格化コメントと前記第1のテキストデータの識別子とを前記賛否を表すデータが否定を表す場合には対策データ格納部に登録する投稿処理手段と、
    前記第1のユーザ端末宛に又は前記第1のユーザのメールアドレス宛に、前記不満データ格納部に前記第1のユーザの識別子に対応付けて格納されている前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に登録されている前記規格化コメントを読み出し、出力又は送信する出力手段と、
    を有する問題又は不満データ処理装置。
  2. 前記投稿処理手段が、
    前記第2のユーザの識別子と前記第1のテキストデータの識別子と前記賛否を表すデータと前記規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納し、
    前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記投稿データ格納部に格納されている賛同を示すデータが前記賛否を表すデータとして登録されている第1のレコードの数と、否定を表すデータが前記賛否を表すデータとして登録されている第2のレコードの数とを計数し、
    前記第2のレコードの数又は前記第1及び第2のレコードの数に対する前記第2のレコードの数の比率が基準を上回っている場合に、前記出力手段が処理を行う
    請求項1記載の問題又は不満データ処理装置。
  3. 前記投稿処理手段が、
    前記第2のユーザの識別子と前記テキストデータの識別子と前記賛否を表すデータと前記規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納し、
    前記出力手段が、
    前記投稿データ格納部において前記第2のユーザの識別子及び特定のテキストデータの識別子に対応付けて賛同を表すデータが前記賛否を表すデータとして登録されている場合には、前記第2のユーザの端末宛に又は前記第2のユーザのメールアドレス宛に、前記特定のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に登録されている前記規格化コメントを読み出し、出力又は送信する
    請求項1又は2記載の問題又は不満データ処理装置。
  4. ユーザの識別子とメールアドレスとユーザの属性データとが登録されているユーザデータ格納部をさらに有し、
    前記出力部が、
    読み出された前記規格化コメントの識別子及び前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記投稿データ格納部に登録されている前記第2のユーザの識別子に対応付けて前記ユーザデータ格納部に格納されている前記ユーザの属性データの少なくとも一部を読み出し、前記第1のユーザ端末宛に又は前記第1のユーザのメールアドレス宛に出力又は送信する
    請求項3の問題又は不満データ処理装置。
  5. 前記対策データ格納部には各前記規格化コメントの識別子に対応付けて出現頻度を登録するようになっており、
    前記投稿処理手段は、
    同一とみなされる規格化コメントについて既に登録がなされている場合には新規登録することなく当該同一とみなされる規格化コメントの出現頻度を増加させ、
    前記出力手段は、
    前記不満データ格納部に格納されており且つ第1の条件を満たす第2のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に格納されている前記規格化コメントを、前記出現頻度を基準にして抽出し、
    前記不満データ格納部において前記第2のテキストデータの識別子に対応付けて格納されている前記ユーザの識別子を特定する
    請求項1乃至4のいずれか1つ記載の問題又は不満データ処理装置。
  6. 前記出力手段が、
    前記投稿データ格納部において前記第2のユーザの識別子及び前記特定のテキストデータの識別子に対応付けて賛同を表すデータが前記賛否を表すデータとして登録されているという条件に加え、前記投稿データ格納部に前記特定のテキストデータの識別子に対応付けて登録されている前記第2のユーザの登録履歴に基づく条件を満たしている場合に、前記第2のユーザの端末宛又は前記第2のユーザのメールアドレス宛に出力又は送信する
    請求項3記載の問題又は不満データ処理装置。
  7. 前記出力手段が、
    読み出された前記規格化コメントの識別子に対応付けて前記投稿データ格納部に登録されている前記ユーザの識別子を抽出し、さらに、読み出された前記規格化コメントの識別子毎に、抽出された前記ユーザの識別子及び前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記投稿データ格納部に格納されている当該抽出されたユーザの登録履歴に基づく第2の条件を満たすか判断し、前記第2の条件を満たすユーザの識別子により前記ユーザデータ格納部を検索する
    請求項4記載の問題又は不満データ処理装置。
  8. ユーザの識別子とメールアドレスとユーザの組織階層データとが登録されているユーザデータ格納部をさらに有し、
    前記投稿処理手段が、
    前記第2のユーザの識別子と前記第1のテキストデータの識別子と前記賛否を表すデータと前記規格化コメントの識別子とを投稿データ格納部に格納し、
    前記規格化コメントと前記第1のテキストデータの識別子とを前記賛否を表すデータが賛同を表す場合には原因データ格納部に登録し、
    前記出力手段が、
    前記不満データ格納部に格納されており且つ第3の条件を満たす第3のテキストデータの識別子に対応付けて前記原因データ格納部に格納されている第2の規格化コメントを抽出し、
    前記不満データ格納部において前記第3のテキストデータの識別子に対応付けて格納されている前記ユーザの識別子及び前記ユーザデータ格納部に格納されている前記組織階層データを用いて前記ユーザデータ格納部から当該ユーザの上長の識別子又はメールアドレスを抽出し、前記ユーザの上長の端末宛又はメールアドレス宛に、抽出された前記規格化コメントの少なくとも一部を含むデータを出力又は送信する
    請求項1記載の問題又は不満データ処理装置。
  9. 第1のユーザの端末と第2のユーザの端末とにネットワークを介して通信可能なコンピュータにより実行される問題又は不満データ処理方法であって、
    前記第1のユーザの端末から、問題又は不満を表す第1のテキストデータを受信し、前記第1のユーザの識別子及び当該第1のテキストデータの識別子に対応付けて不満データ格納部に格納するステップと、
    前記第2のユーザの端末から、前記不満データ格納部に格納されている前記第1のテキストデータに対する賛否を表すデータ及びコメントを受信すると、当該コメントから形態素解析により動詞を中心とした所定語を抽出して規格化コメントを生成するステップと、
    生成された前記規格化コメントと前記第1のテキストデータの識別子とを前記賛否を表すデータが否定を表す場合には対策データ格納部に登録するステップと、
    前記第1のユーザ端末宛に又は前記第1のユーザのメールアドレス宛に、前記不満データ格納部に前記第1のユーザの識別子に対応付けて格納されている前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に登録されている前記規格化コメントを読み出し、出力又は送信するステップと、
    を含み、コンピュータに実行される問題又は不満データ処理方法。
  10. 第1のユーザの端末と第2のユーザの端末とにネットワークを介して通信可能なコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記第1のユーザの端末から、問題又は不満を表す第1のテキストデータを受信し、前記第1のユーザの識別子及び当該第1のテキストデータの識別子に対応付けて不満データ格納部に格納するステップと、
    前記第2のユーザの端末から、前記不満データ格納部に格納されている前記第1のテキストデータに対する賛否を表すデータ及びコメントを受信すると、当該コメントから形態素解析により動詞を中心とした所定語を抽出して規格化コメントを生成するステップと、
    生成された前記規格化コメントと前記第1のテキストデータの識別子とを前記賛否を表すデータが否定を表す場合には対策データ格納部に登録するステップと、
    前記第1のユーザ端末宛に又は前記第1のユーザのメールアドレス宛に、前記不満データ格納部に前記第1のユーザの識別子に対応付けて格納されている前記第1のテキストデータの識別子に対応付けて前記対策データ格納部に登録されている前記規格化コメントを読み出し、出力又は送信するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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