JP5316148B2 - 情報処理装置およびデータ修復方法 - Google Patents
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Description
(1)第2のタスクから第1のタスクにディスパッチされるとき、ディスパッチャは、第2のタスクの処理に用いられている情報(レジスタ情報2)を、スタック領域40に格納すると共に、メモリ4にもバッファリングする。図3および図4では、スタック領域40に格納される情報をスタック2a、メモリ4にバッファリングされる情報をスタック2bとする。このように、レジスタ情報2が、スタック2aおよびスタック2bとして保持されるため、この時点でスタック2aおよびスタック2bは互いに同じである。なお、スタック2aが格納される領域は、スタック領域40のうち、予めタスク2で指定されている領域である。
次に、第2のタスクを実行するためにスタック領域40上のスタック情報を使用できるかを確認するために、比較部は、スタック領域40のスタック2aと、メモリ4にバッファリングされているスタック2bとを比較する。図4に示すように、スタック2aは改変されているので、比較部は、この時点でスタック2aおよびスタック2bが互いに一致していないことを検出する。
このような処理を行うことにより、スタック領域上の情報が改変されても改変前の正しい情報を用いて第2のタスクを処理できる。
(3)タスク処理部が第2のタスクを実行する。ここでは、第2のタスクの実行によってスタックオーバーフローが発生し、スタック領域40中で、第1のタスクのスタック情報が改変されたとする。
(5)割り込みハンドラは、スタック領域40に格納されている第1のタスクのスタック情報をメモリ4にバッファリングして、スタック情報テーブルに格納する。ここでは、タスクID「1」のタスクのプログラムカウンタ、スタックポインタ、リターンポインタについての復帰値(ENTER)が、図7に示すとおりに記録されたとする。
割り込みが発生すると、第1のタスクのレジスタ情報がスタック領域40に記録される。また、割り込みハンドラが起動されると、割り込みハンドラはメモリ4へ第1のタスク(タスク1)のレジスタ情報をバッファリングする(ステップS31、32)。
以上の説明で、実施形態(1)〜(3)に分けて説明しているのは、理解を助けるためである。従って、例えば、いずれの実施形態においても、スタック情報テーブルを用いて情報の改変を検出することもできる。
(付記1)
第1のタスクに係る第1の情報および第2のタスクに係る第2の情報を格納する第1のメモリ領域を含む記憶部と、
タスク処理部の処理対象が前記第2のタスクから他のタスクに変更されるときに前記第2の情報を前記第1のメモリ領域に格納し、前記第2の情報を第2のメモリ領域にも格納する記録部と、
前記第2のタスクを前記タスク処理部の処理対象とするときに、前記第1のメモリ領域に格納されている第2の情報と前記第2のメモリ領域に格納されている第2の情報を比較する比較部と、
前記比較の結果、不一致が検出されると、前記第2のメモリ領域に格納されている前記第2の情報を第3のメモリ領域に複写し、前記タスク処理部のアクセス先として前記第3のメモリ領域を指定するデータ修復部を備える
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記記憶部は、前記第3のメモリ領域を含むことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記データ修復部は、前記第2の情報の格納領域のアドレスを前記第1のメモリ領域のアドレスから前記第3のメモリ領域のアドレスに変更する
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記データ修復部は、前記第2の情報が格納される領域として前記タスク処理部がアクセスする領域を、前記第1のメモリ領域から前記第3のメモリ領域に変更することにより、前記第1のメモリ領域のうちの前記第2の情報が格納されていた領域を開放する
ことを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記第2の情報は前記タスク処理部が前記第2のタスクを処理する際に用いるレジスタ情報であり、
前記比較部は、前記第1および第2のメモリ領域に記録された前記レジスタ情報が一致するかを確認し、
前記データ修復部は、前記第1および第2のメモリ領域に記録された前記レジスタ情報が一致しないとき、前記第2のメモリ領域に記録されたレジスタ情報を前記第3のメモリ領域に複写して、前記第3のメモリ領域に記録されたレジスタ情報を前記タスク処理部が用いるレジスタに記録する
ことを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記6)
ディスパッチの要求に応じて前記タスク処理部の処理対象が第2のタスクに変更される場合に、前記比較部は、前記第2のメモリ領域に記録された前記レジスタ情報と前記第1のメモリ領域に記録された前記レジスタ情報を比較する
ことを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記タスク処理部への割り込み処理が要求されたことにより、前記タスク処理部の処理対象が前記第1のタスクから前記第2のタスクに変更された場合に、前記比較部は、前記第2のメモリ領域に記録された前記レジスタ情報と前記第1のメモリ領域に記録された前記レジスタ情報を比較する
ことを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記8)
コンピュータを
第1のタスクに係る第1の情報および第2のタスクに係る第2の情報を格納する第1のメモリ領域に、タスク処理部の処理対象が前記第2のタスクから他のタスクに変更されるときに前記第2の情報を格納し、前記第2の情報を第2のメモリ領域にも格納する記録手段、
前記第2のタスクを前記タスク処理部の処理対象とするときに、前記第1のメモリ領域に格納されている第2の情報と前記第2のメモリ領域に格納されている第2の情報を比較する比較手段、
前記比較の結果、不一致が検出されると、前記第2のメモリ領域に格納されている前記第2の情報を第3のメモリ領域に複写し、前記タスク処理部のアクセス先として前記第3のメモリ領域を指定するデータ修復手段
として機能させることを特徴とするデータ修復プログラム。
(付記9)
第1のタスクに係わる第1の情報および第2のタスクに係わる第2の情報を格納する第1のメモリ領域に、タスク処理部の処理対象が前記第2のタスクから他のタスクに変更されるときに前記第2の情報を格納し、前記第2の情報を第2のメモリ領域にも格納し、
前記第2のタスクを前記タスク処理部の処理対象とするときに、前記第1のメモリ領域に格納されている第2の情報と前記第2のメモリ領域に格納されている第2の情報を比較し、
前記比較の結果、不一致が検出されると、前記第2のメモリ領域に格納されている前記第2の情報を第3のメモリ領域に複写し、
前記タスク処理部のアクセス先として、前記第3のメモリ領域を指定する
ことを特徴とするデータ修復方法。
2 入力部
3 モニタ
4 メモリ
5 バス
40 スタック領域
41 データが破壊されたスタック領域
Claims (8)
- 第1のタスクに係る第1の情報および第2のタスクに係る第2の情報を格納する第1のメモリ領域を含む記憶部と、
タスク処理部の処理対象が前記第2のタスクから前記第1のタスクに変更されるときに前記第2の情報を前記第1のメモリ領域に格納し、前記第2の情報を前記第1のメモリ領域よりも改変が発生しにくい第2のメモリ領域にも格納する記録部と、
前記タスク処理部の処理対象が前記第1のタスクから前記第2のタスクに変更されるときに、前記第1のメモリ領域に格納されている第2の情報と前記第2のメモリ領域に格納されている第2の情報を比較する比較部と、
前記比較の結果、不一致が検出されると、前記第2のメモリ領域に格納されている前記第2の情報を第3のメモリ領域に複写し、前記タスク処理部の前記第2のタスクに関するアクセス先として前記第3のメモリ領域を指定するデータ修復部を備え、
前記第1のメモリ領域において前記第2のタスクに係る前記第2の情報の格納に使用した領域を、前記第1のタスクに関しての、前記タスク処理部のアクセス先として用いることを特徴とする情報処理装置。 - 前記データ修復部は、前記第2の情報の格納領域のアドレスを前記第1のメモリ領域のアドレスから前記第3のメモリ領域のアドレスに変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記データ修復部は、前記第2の情報が格納される領域として前記タスク処理部がアクセスする領域を、前記第1のメモリ領域から前記第3のメモリ領域に変更することにより、前記第1のメモリ領域のうちの前記第2の情報が格納されていた領域を開放する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記第2の情報は前記タスク処理部が前記第2のタスクを処理する際に用いるレジスタ情報であり、
前記比較部は、前記第1および第2のメモリ領域に記録された前記レジスタ情報が一致するかを確認し、
前記データ修復部は、前記第1および第2のメモリ領域に記録された前記レジスタ情報が一致しないとき、前記第2のメモリ領域に記録されたレジスタ情報を前記第3のメモリ領域に複写して、前記第3のメモリ領域に記録されたレジスタ情報を前記タスク処理部が用いるレジスタに記録する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記第1のメモリ領域は、前記第1の情報を格納するための第1の割り当て領域と前記第2の情報を格納するための第2の割り当て領域を含み、
前記第1のタスクを前記タスク処理部の処理対象としているときに、前記第1の割り当て領域に対する前記第1の情報のオーバーフローが起こると、前記第2の割り当て領域に前記第1の情報が格納されることにより、前記第2の割り当て領域に格納された前記第2の情報が破壊される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第1の割り当て領域と前記第2の割り当て領域は、前記第1のメモリ領域において連続するように設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記記憶部は、前記第3のメモリ領域を含み、
前記第3のメモリ領域は、前記記憶部のメモリ領域のうちの、前記第1の情報及び前記第2の情報を格納されていない空き領域である
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 第1のタスクに係る第1の情報および第2のタスクに係る第2の情報を格納する第1のメモリ領域に、タスク処理部の処理対象が前記第2のタスクから前記第1のタスクに変更されるときに前記第2の情報を格納し、
前記第2の情報を前記第1のメモリ領域よりも改変が発生しにくい第2のメモリ領域にも格納し、
前記タスク処理部の処理対象が前記第1のタスクから前記第2のタスクに変更されるときに、前記第1のメモリ領域に格納されている第2の情報と前記第2のメモリ領域に格納されている第2の情報を比較し、
前記比較の結果、不一致が検出されると、前記第2のメモリ領域に格納されている前記第2の情報を第3のメモリ領域に複写し、
前記タスク処理部の前記第2のタスクに関するアクセス先として前記第3のメモリ領域を指定し、
前記第1のメモリ領域において前記第2のタスクに係る前記第2の情報の格納に使用した領域を、前記第1のタスクに関しての、前記タスク処理部のアクセス先として用いる
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ修復プログラム。
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