JP5313428B2 - コード・ブックを用いてピーク対平均電力比を低減する符号分割多重接続通信の方法および装置 - Google Patents

コード・ブックを用いてピーク対平均電力比を低減する符号分割多重接続通信の方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、CDMA(符号分割多重接続)通信システムに関し、より詳細には、PAPR(ピーク対平均電力比)を低減するDS−CDMA(Direct Sequence CDMA)システムに関する。
CDMA技術は、複数の情報信号を同一チャネルで伝送し、各ユーザ・サブチャネルを一意の拡散符号で符号化して差別化する。当初、CDMAネットワークは、音声トラフィックだけを搬送するために設計されていたため、データ転送速度の可変性は限られていた。しかし今や、CDMAネットワークは、それぞれが潜在的に異なるデータ転送速度やサービス品質を必要とする多様な用途を包含するように発展しつつある。拡散符号を4つ用いるCDMAシステムは、「拡散係数」が4であるとされ、4つの個別データ・ストリームを伝送できる。
所与のCDMA送信機の出力は、一般に、各データ・ストリームに、その対応する拡散符号を乗じたものの和である。拡散係数が4であるシステムの場合、16個の出力ベクトルが存在しうる。そのようなCDMAのピーク対平均電力比が、ピーク・エネルギーを平均エネルギーで割ったものの、可能な各出力ベクトル全体にわたる最大値であることは明らかであろう。CDMAシステムのピーク対平均電力比が1より大きい場合は、明らかに、様々な信号の電力が変動している。したがって、通信装置においてよく見られるように、出力ベクトルが送信前に非線形増幅器で増幅される場合は、送信信号が、ありうる各出力ベクトルのそれぞれに対して異なるように増幅され、それによって、非線形歪みが発生する。
T.Ottosson「Precoding for Minimization of Envelope Variations in Multicode DS−CDMA Systems」、Wireless Personal Communications,13、57〜78頁、2000年 F.J.MacWilliams、N.J.A.Sloane、「The Theory of Error−Correcting Codes」、North−Holland、1977年 F.J.MacWilliams、N.J.A.Sloane、「The Theory of Error−Correcting Codes」、第14.3章、系3 L.R.Bahlら、「Optimal Decoding of Linear Codes for Minimizing Symbol Error Rate」、IEEE Trans.Inform.Theory、20、284〜87頁、1974年
そこで、ピーク対平均電力比を低減できるCDMAシステムが必要とされる。
主に、CDMAシステムで使用するコード・ブックを生成する方法および装置を提供する。コード・ブックは、ユーザ・データを符号化するために使用される複数のベクトルからなる。本発明の一態様によれば、コード・ブックにおける各ベクトルの振幅および極性は、ピーク対平均電力比を低減するように選択される。この振幅値は、チップ当たりの所望の平均エネルギーを維持しながらピーク対平均電力比を低減するように選択できる。チップ当たりの所望のエネルギーは、より低次の拡散係数を有するCDMAシステムのチップ当たりのエネルギーに基づくようにできる。
一例示的実施態様では、CDMAシステムは、8つの個別データ・ストリームを伝達するために拡散係数8を有する。所望のデータ転送速度(たとえば、拡散係数が4であるCDMAシステムのデータ転送速度)を維持するために、1つまたは複数のデータ・ストリームを予約できる。例示的なコード・ブックで用いられるベクトルは、よく用いられる、拡散係数が4である従来のCDMAシステムに比べてピーク対平均電力比を大幅に低減できる振幅値を有する。さらなる一変形形態では、第1の信号対雑音比の条件下で第1のコード・ブックを用い、第2の信号対雑音比の条件下で第2のコード・ブックを用いることによって性能をさらに向上させることができる。
システムの観点では、本発明の機能を組み込んだCDMA送信機は、符号化されたデータ・ストリームに、対応する拡散符号を乗ずる乗算器を複数備える。符号化されたデータ・ストリームは、複数のベクトルからなるコード・ブックに基づき、そのベクトルのそれぞれは、本発明に従って、ピーク対平均電力比を低減するように選択された、均一でない振幅値を有する。
このあとの詳細な説明および図面を参照することにより、本発明ならびに本発明のさらなる特徴および利点をより完全に理解できよう。
図1は、拡散係数(SF)が4である、従来のDS−CDMAシステム100を示している。従来のDS−CDMAシステム100は、たとえば、携帯電話で使用されている。例示的なDS−CDMAシステム100の詳細については、たとえば、この参照により開示に含まれる、T.Ottosson「Precoding for Minimization of Envelope Variations in Multicode DS−CDMA Systems」、Wireless Personal Communications,13、57〜78頁、2000年を参照されたい。
図1に示した従来のDS−CDMAシステム100は、ストリーム0、1、2、3の情報をそれぞれ搬送する4つの情報ストリームa、a、a、aを同時送信するために用いられる。変数a、a、a、aは、ベクトル=(a,a,a,a)を形成する。ベクトルは、出力ベクトルと呼ばれ、通信チャネルに出力される。ベクトル は拡散シーケンスである。一般に、各情報ストリームa、a、a、aに、対応する拡散シーケンス が、対応する乗算器110−1〜110−4によってそれぞれ乗ぜられ、それらの拡散信号がステージ120で結合され、チャネルに出力される。
図2は、図1のDS−CDMAシステム100で用いることのできる例示的なコード・ブックA 200を示している。したがって、ベクトルは、図2のコード・ブックAを形成する。i番目の情報ストリームの情報ビットが、ベクトルaのi番目のエントリの符号に符号化される。論理0(0)はベクトルの正のエントリに対応し、論理1(1)は負のエントリに対応する。たとえば、0番目と3番目の情報ストリームで論理0を送信し、1番目と2番目の情報ストリームで論理1を送信する場合は、ベクトル=(a,−a,−a,a)を送信する。値aは、送信信号の振幅である。一般に、4つの情報ストリームa、a、a、aのそれぞれの振幅は同一である。従来のDS−CDMAシステム100のいくつかの実施態様では、4つの情報ストリームa、a、a、aのうちの1つまたは複数の振幅を増大させ、それに対応して、ストリームのエネルギーを増大させる(したがって、保護を強化する)ことができる。たとえば、パイロット信号に関連付けられる場合があるストリームaの振幅を増大させて、チャネル推定を改善することができる。
ベクトル は、対応する情報ストリームに割り当てられた拡散シーケンスである。
拡散シーケンス は、次のように定義される。
=(1,1,1,1)
=(1,−1,1,−1)
=(1,1,−1,−1)
=(1,−1,−1,1)
これらのシーケンスは、次式に示すように、よく知られた4次元アダマール行列Hの行を形成する(たとえば、F.J.MacWilliams、N.J.A.Sloane、「The Theory of Error−Correcting Codes」、North−Holland、1977年を参照されたい)。
Figure 0005313428
したがって、これらのシーケンスは直交する。すなわち、
Figure 0005313428
が成り立つ。ここで、乗算・は、次のルールで定義される、2つのベクトルの内積である。
(x,x,...,xn−1)・(y,y,...,yn−1)=x+x+...xn−1n−1
たとえば、
=(1,−1,1,−1)・(1,1,−1,−1)=1−1−1+1=0であるが、
=(1,−1,1,−1)・(1,−1,1,−1)=1+1+1+1=4である。
出力ベクトル=(s,s,s,s)は、変調された後にチャネルに送信されるが、このベクトルは次式で計算される。
・H=a +a +a +a
乗算a は、4チップ分の時間を占有する。したがって、図1のDS−CDMAシステム100のような、拡散係数が4であるDS−CDMAシステムは、変数a、a、a、aの値を、連続する4チップごとより早く変えることができない。
したがって、DS−CDMAシステム100は、変数a、a、a、aが4チップごとに新しい値をとるシステムであり、変数aは、mチップごとにのみ新しい値をとる(mは8で割り切れる整数である)。システム100では、0番目のストリームが特別な役割を果たすことになっている。たとえば、携帯電話の0番目のストリームは音声の伝送に使用でき、他のストリームはデータの伝送に使用できる。音声は、データと比べて変化が格段に遅いので、aは、連続するiチップごとに新しい値をとればよい。一般的かつ重要な別のケースは、0番目のストリームをパイロット信号の伝送に用いる場合である。通常、パイロット信号は、長い時間間隔(たいていは256チップ)にわたって一定であるため、復号器がチャネル・フェーディング係数を精度よく推定することを可能にする。
DS−CDMAシステム100の速度は、チップごとに送信される情報ビットの平均の数として定義される。DS−CDMAシステム100の速度は、次式で表すことができる。
Figure 0005313428
復号化
ベクトルは、例示的なチャネルを介しての送信中に、付加雑音によって破損し、ベクトルが受信される(は雑音のベクトルである)。aの値を復元するために、次式のように、受信ベクトルにベクトル を乗ずる逆拡散手続きを用いる。
=()・ =(a +a +a +a )・ zc (3)
式(1)の直交性を考慮すると、次式が得られる。
=4a
最後に、hの符号を計算し、元のビットを
Figure 0005313428
として再構成する。チャネル雑音があまり強くない場合、つまり、ベクトルのエントリが小さい数の場合は、高い確率で、量|・c|が|4a|より小さくなる。したがって、hはaと同じ符号になり、
Figure 0005313428
はaと等しくなる。
たとえば、一般性を損なうことなく、a=1と仮定できる。=(1,−1,1,1)とし、=(2.1,−1.8,−1.85,−1.75)とすると、=(2,2,−2,2)および=(2.1,−1.8,−1.85,−1.75)となる。たとえば、式(3)に従ってhを計算すると、hは−3.3となり、
Figure 0005313428
が得られる。
変数aは、mチップごとにのみ値が変化し、シーケンス =(1,1,1,1)の支援によって拡散されるので、aの値の再構成には別のルールを用いる。 (i),i=1,...,m/4は、mチップを送信した後にチャネルから受信したベクトルを表す。 (i),i=1,...,m/4は、対応する雑音ベクトルを表す。値aを求めるために、次式を計算し、
Figure 0005313428
Figure 0005313428
を再構成する。以下で定義する符号化エラーの確率が、aに関しては、他のaの値の場合より格段に低くなることは明らかであろう。
DS−CDMAシステム100のようなDS−CDMAシステムのビット・エラー確率は、次のように定義される。
Figure 0005313428
DS−CDMAシステム100のPAPR
信号=(x,x,....,xn−1)のエネルギーは、
Figure 0005313428
で定義される。
したがって、出力ベクトルのチップ当たりの平均エネルギーは、次式のとおりである。
Figure 0005313428
このシステムのチップ当たりの平均エネルギーは、図2に示したコード・ブックAにあるベクトルに対応する、ありうる16個のベクトルのすべてを平均した値E()として、次式のように定義される。
Figure 0005313428
のピーク・エネルギーは次式で定義される。
Figure 0005313428
DS−CDMAシステム100のピーク対平均電力比は次のとおりである。
Figure 0005313428
したがって、ピーク対平均電力比は変動する。携帯電話などの通信装置においてよく見られる非線形増幅器の場合、送信信号の各成分がそれぞれ異なるように増幅され、それによって、非線形歪みが発生する。そこで、ピーク対平均電力比を低減できるDS−CDMAシステムが必要とされる。
をn次元のアダマール行列とし、=(y,...,yn−1)を実ベクトルとし、νとする。パーセバルの公式(たとえば、F.J.MacWilliams、N.J.A.Sloane、「The Theory of Error−Correcting Codes」、第14.3章、系3を参照されたい)によれば、次式で表されるベクトルのエネルギーは、
Figure 0005313428
次の等式によって、ベクトルνのエネルギー
Figure 0005313428
に関係付けられる。
E(ν)=nE() (7)
ベクトル=(a,a,a,a)が送信されると、パーセバルの公式(式(7))に従って、対応する出力ベクトルは、次式で与えられるチップ当たりの平均エネルギーを有する。
Figure 0005313428
したがって、式(4)から次式が成り立つ。
=4a (9)
これにより、DS−CDMAシステム100のPAPRが推定される。出力ベクトル=(s,s,s,s)の半分が、s、s、s、sのうちの3つの変数は0で、1つの変数の絶対値が|4a|であるという性質を有するのは明らかであろう。たとえば、=(a,a,−a,−a)であれば、対応する出力ベクトルは、=(0,0,4a,0)という形になる。出力ベクトルの次の半分は、変数s、s、s、sのすべての絶対値が同じ値|2a|であるという性質を有する。たとえば、=(a,−a,a,a)であれば、=(2a,2a,−2a,2a)である。したがって、式(6)、(5)、および(9)から、DS−CDMAシステム100のピーク対平均電力比を次式で表すことができる。
Figure 0005313428
DS−CDMAシステムの改良
図3は、本発明の機能を組み込んだDS−CDMAシステム300を示している。例示的なDS−CDMAシステム300は、拡散係数SF=8を提供し、従来のDS−CDMAシステム100と比較して、ピーク対平均電力比およびビット・エラー確率を低減する。DS−CDMAシステム300は、種々の実施態様において、0番目のストリームで送信される信号の(i)速度、(ii)チップ当たりの平均エネルギー、および(iii)振幅aを、従来のDS−CDMAシステム100と同じにすることができる。これにより、チップ当たりの平均電力を増やすことなく、従来のシステムの速度を維持できる。さらに、0番目のストリームで送信される信号の電力が変わらないことから、ビット・エラー確率も同じになる。0番目のストリームはシステムにおいて特別な役割を果たすので、0番目のストリームのビット・エラー確率をDS−CDMAシステム100並みに保つことは重要である。たとえば、0番目のストリームを用いてパイロット信号を送信した場合、その信号の振幅が減少すると、チャネル・フェーディング係数の推定が不正確になり、他の情報ストリームの復号が失敗することにつながる。
ベクトル=(b,b,b,b,b,b,b,b)を、後で図4と併せて定義するコード・ブックから取得する。例示的実施態様では、ストリーム0、1、...、6だけが情報を搬送し、ストリーム7は補助的役割を果たす。変数b、...、bの符号(極性)は、DS−CDMAシステム100と同様に、送信されたビットの値を表す。たとえば、正のエントリを論理0に対応させ、負のエントリを論理1に対応させることができる。絶対値|b|、...、|b|は、送信信号の振幅を表す。本発明のDS−CDMAシステム300では、(所望の平均エネルギーEが維持されるように)異なるストリームの信号に対し、異なる振幅と極性を選択する。
拡散シーケンス ,..., を次のように表すことができる。
=(1,1,1,1,1,1,1,1,)
=(1,−1,1,−1,1,−1,1,−1,)
=(1,1,−1,−1,1,1,−1,−1,)
=(1,−1,−1,1,1,−1,−1,1,)
=(1,1,1,1,−1,−1,−1,−1,)
=(1,−1,1,−1,−1,1,−1,1,)
=(1,1,−1,−1,−1,−1,1,1,)
=(1,−1,−1,1,−1,1,1,−1,)
シーケンス ,..., は、8次元アダマール行列Hの行を形成し、したがってそれらは直交する。変数b,...,bは8チップごとに新しい値を取得し、変数bはmチップごとに新しい値を取得する。8チップの時間間隔の間に、従来のDS−CDMAシステム100は(2サイクルで)6ビットを送信できる。したがって、同じ8チップの時間間隔でDS−CDMAシステム300が6ビットを送信するためには、ユーザ・ストリームが6つあればよい。本発明の一態様によれば、7番目のユーザ・ストリームを用いて、性能を維持する(たとえば、PAPRを改善する)ことができる。したがって、DS−CDMAシステム300は、mチップの間に
Figure 0005313428
ビットの情報を送信でき、したがって、DS−CDMAシステム300の速度は、次式のように、従来のDS−CDMAシステム100の速度と同じになる。
Figure 0005313428
7ストリームの情報を送信するためには、2のサイズのコード・ブックが必要である。DS−CDMAシステム300用のコード・ブックを明示的に定義する代わりに、あるアルゴリズムを用いて、そのコード・ブックを定義する。行列GpcおよびGrmを次のように定義する。
Figure 0005313428
行列GpcおよびGrmは、単一パリティ検査符号および長さ8の1次Reed−Muller符号(たとえば、F.J.MacWilliams、N.J.A.Sloane、「The Theory of Error−Correcting Codes」、North−Holland、1977年を参照されたい)の生成行列である。これらは、コード・ブックBの性質を定義する。
aを、従来のDS−CDMAシステム100で使用している信号振幅とし、c、e、およびdを、本発明のDS−CDMAシステム300の信号振幅とする。バイナリ・ベクトル=(u,u,...,u)が(0,0,...,0)から(1,1,...,1)までの2=128個のとりうる値のすべてをとるとする。各ベクトルに対し、対応するベクトルを、以下のコード・ブック生成プロセス400(図4)に従って定義する。
1.νpcを計算する。
2.=Grm ν を計算する(⊥はベクトルの転置を表す)。
3. =(0,0,0,0)の場合はt=2とし、それ以外の場合はt=1とする。
4.ν=1−2ν、i=0,...,7とする。
5.次のようにベクトルを形成する。t=1の場合は、b=avおよびb=cν、i=1,...,7とし、それ以外の場合は、b=av、b=eν、i=1,...,6、およびb=−dνとする。
ベクトルは、コード・ブックBを形成する。
たとえば、=(0,1,1,0,0,0,0)とする。ν=(0,1,1,0,0,1,1,0)となり、さらに =(0,0,0,0)となる。したがって、t=2および=(a,−e,−e,e,e−e,−e,d)となる。
エントリu、u、uがすべて0である任意のベクトルの場合、t=2となることは明らかであろう。さらなる例として、=(0,1,1,0,0,0,1)とする。ν=(0,1,1,0,0,1,0,1)となり、さらに =(0,1,0,0)となる。したがって、t=1および=(a,−c,−c,c,c,−c,c,−c)となる。
エントリu、u、uのうちの少なくとも1つが0でない任意のベクトルの場合、t=1となることは明らかであろう。
DS−CDMAシステム300のPAPR
t=1のケースに対応するベクトルを第1種のベクトルと呼び、t=2のケースに対応するベクトルを第2種のベクトルと呼ぶ。第1種のベクトルの数が7・16=112個であり、第2種のベクトルの数が16個であることは明らかであろう。
第1種のベクトルの電力は、a+7cである。第2種のベクトルの電力は、a+6e+dである。ベクトルの総数は2=128である。したがって、コード・ブックにあるベクトルの平均エネルギーは次式で与えられる。
Figure 0005313428
式(7)のパーセバルの公式を用いると、チップ当たりの平均エネルギーは次式で表される。
Figure 0005313428
DS−CDMAシステム300におけるチップ当たりの平均エネルギーを従来のDS−CDMAシステム100の場合と同じに保つには、e、c、およびdの振幅を、E=Eとなるように選択しなければならない(Eは式(8)で定義される)。
本発明のDS−CDMAシステム300のPAPRについて考える。第1種の任意のベクトルに対して、対応する出力ベクトルが、次式で表される同一の、エントリの絶対値のセットを有することは明らかであろう。
{|a+3c|,|a−c|,|a−5c|}
第1種のベクトルを生成するベクトルが、コセット・リーダの重みが2である1次Reed−Muller符号のコセットに属することに注意されたい。第2種のベクトルについても同じことがあてはまる。この場合、出力ベクトルHのエントリの絶対値のセットは次式で表される。
{|a+6e−d|,|a+d|,|a−2e−d|}
したがって、DS−CDMAシステム300のPAPRは次式で表される。
Figure 0005313428
PAPRが小さいシステムを得るためには、E=Eを実現し、式(11)を最小にするよう振幅b、c、およびeを選択しなければならない。
この最適化問題の例示的な一解決策では、以下の振幅が得られている。
c=0.6125123893・a、e=0.611・a、d=1.837572876・a
このように選択すると、E=E、およびPAPR=2.013となることは明らかであろう。
DS−CDMAシステム300の変形形態
PAPRが小さいだけでなく、ビット・エラー確率が低いことも求められる。次のセクションでは、復号アルゴリズムについて説明する。ビット・エラー確率を最小化するために、信号対雑音比(SNR)が低いチャネルと、高いチャネルとで異なるアプローチを用いることに注意されたい。信号対雑音比が高いチャネルの場合は、最小距離が大きいコード・ブックほどビット・エラー確率が低くなる。コード・ブックBの最小距離は、次式で定義される。
d(B)=min{dist()=(x−y+(x−y+...+(x−y∈B}
ベクトルの形式が
Figure 0005313428
であるベクトルが、第1種のベクトルのすべてのペアの中でペア間距離(dとする)が最小となることは明らかであろう。同様に、ベクトルの形式が
Figure 0005313428
であるベクトルが、第2種のベクトルのすべてのペアの中でペア間距離(dとする)が最小となる。
最後に、ベクトルの形式が
Figure 0005313428
であるベクトルが、一方が第1種のベクトルで他方が第2種のベクトルであるすべてのペアの中でペア間距離(dとする)が最小となる。既に示したように、SNRが高いチャネルでビット・エラー確率を低くするためには、コード・ブックの最小距離を最大化しなければならない。これは、一定振幅c、d、およびeの値を変更することによって実行できるが、そのようにすると、システムのPAPRが増える。
所望のPAPRが2.2であるとする。距離dおよびdの最小値がコード・ブックの最小距離を定義することは明らかであろう(距離dは常にdおよびdよりかなり大きい)。したがって、一定値c、d、およびeの最適な選択は、PAPR≒2.2およびE=Eである状態でd≒dとなるような選択である。
たとえば、c=0.611617844・a、e=0.63da、およびd=1.813520605daと選択すると、PAPR≒2.2009およびd≒2.992・a、d=2.987・a、d=3.1752・aであるDS−CDMAシステムが得られる。
図5は、付加白色ガウス雑音(AWGN)チャネルが存在する状態での、従来のDS−CDMAシステム100と本発明のDS−CDMAシステム300の相対的な復号性能(信号対雑音比に対するビット・エラー確率)を示すプロット500である。本発明の別の態様によれば、所定のしきい値によって区別されたチャネルの信号対雑音比(SNR)の高低に基づいて、異なる2つのコード・ブックを用いる。したがって、ビット・エラー確率を最小化するために、信号対雑音比(SNR)が低いチャネルと、高いチャネルとで異なるアプローチを用いる。信号対雑音比が高いチャネルの場合は、最小距離が大きいコード・ブックほどビット・エラー確率が低くなる。たとえば、図5に示すように、SNRが2を超える場合は、図3のDS−CDMAシステム300に関連付けられたコード・ブックのほうがビット・エラー確率が低くなる。
DS−CDMAシステム300の場合の復号
変数bの再構成については、システムAの場合とまったく同じ手続きを用いる。システムBおよびCでは、0番目のストリームで送信する信号の振幅をシステムAの場合と同じにするので、エラーの確率も同じになる。システムBおよびCにおける他のストリームからの再構成情報についても、システムAの場合と同じ逆拡散手続きを用いることができる。ただし、ストリーム1、2、...、7の信号振幅がシステムAの場合より低いので、ビット・エラー確率が高くなる。このため、逆拡散に加えて、受信ベクトルの事後確率(APP)復号を行うことができる。
もう一度、ベクトル=(b,b,...,b)を送信するとする。雑音があるチャネルに出力ベクトル
Figure 0005313428
を送信し、ベクトルを受信する。一般性を失うことなく、そのチャネルを付加白色ガウス雑音(AWGN)チャネルとする。すなわち、ベクトルの任意の要素の密度関数f(z)を次式で表すことができるものとする。
Figure 0005313428
ただし、σはチャネルのSNRに依存する。
図6は、一例示的復号プロセス600を表すフロー・チャートである。図6に示すように、例示的復号プロセス600は以下を実施する。
1.0から7までのiについて、y を計算する。
2.Bのすべての=(b,b,...,b)について、次式を計算する。
Figure 0005313428
3.0から7までのiについて、以下を実施する。
Figure 0005313428
4.0から7までのiについて、以下を実施する。
Figure 0005313428
5.終了。
標準的な引数を使用すると(たとえば、L.R.Bahlら、「Optimal Decoding of Linear Codes for Minimizing Symbol Error Rate」、IEEE Trans.Inform.Theory、20、284〜87頁、1974年を参照されたい)、次式が成り立つことは明らかであろう。
Figure 0005313428
すなわち、tは、i番目のビットの対数尤度比である。アルゴリズム600は、約1000回の実数演算を要する。
本明細書で示した実施形態および変形形態は本発明の原理を単に例示したものであること、ならびに、当業者であれば、本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく種々の変更を実施できることを理解されたい。
従来のDS−CDMAシステムを示す図である。 図1のDS−CDMAシステムで用いることのできる例示的なコード・ブックを示す図である。 本発明の機能を組み込んだDS−CDMAシステムを示す図である。 コード・ブック生成プロセスの例示的実施態様を表すフロー・チャートである。 付加白色ガウス雑音(AWGN)チャネルが存在する状態での、図1の従来のDS−CDMAシステムと図3のDS−CDMAシステムの相対的な復号性能(信号対雑音比に対するビット・エラー確率)を示すプロットである。 復号プロセスの例示的実施態様を表すフロー・チャートである。

Claims (13)

  1. CDMAシステム(300)において用いる、複数のベクトルからなるコード・ブックを生成する方法であって、
    該コード・ブックのベクトルの各々について振幅値及び極性値を選択するステップを含み、該振幅値が、均一ではなく、低減されたピーク対平均電力比を生成し、該コード・ブックの各々のベクトルは、送信されたユーザ・データに依存する方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、チップ当たりの所望のエネルギーを維持するように該振幅値を選択する方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、該チップ当たりの所望のエネルギーが、CDMAシステムのチップ当たりのエネルギーに基づく方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、
    該選択するステップが、チップ当たりの所望の平均エネルギーを維持しながら、低減されたピーク対平均電力比を生成するように該振幅値を選択するステップをさらに含む方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、
    第1の信号対雑音比の条件下で用いる第1のコード・ブックを生成するステップと、第2の信号対雑音比の条件下で用いる第2のコード・ブックを生成するステップとをさらに含む方法。
  6. CDMAシステム(300)における送信機であって、
    複数の乗算器(310)を備え、該乗算器(310)の各々は、符号化されたデータ・ストリームに、対応する拡散符号を乗じ、該符号化されたデータ・ストリームは、送信されたユーザ・データに依存すると共に、複数のベクトルからなるコード・ブックに基づき、該ベクトルの各々は、低減されたピーク対平均電力比を生成するように選択された、均一でない振幅値を有し、
    該複数の乗算器のそれぞれの出力を送信のためにまとめる結合器(320)を備えた送信機。
  7. 通信方法であって、
    送信されたユーザ・データ及び複数のベクトルからなるコード・ブックに基づいてデータ・ストリームを符号化するステップを含み、該ベクトルの各々が、該ベクトルが一定の大きさの係数値を含む場合のピーク対平均電力比と比較した場合に、1つ又は複数のデータ・シンボルを含む複数のデータ送信からなる送信のために低減されたピーク対平均電力比を生成する係数値を有する通信方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、
    該符号化されたデータ・ストリームを送信するステップをさらに含む方法。
  9. 請求項7に記載の方法において、
    符号化されたデータ・ストリームに、対応する拡散符号を乗ずるステップをさらに含む方法。
  10. 請求項7に記載の方法において、
    該符号化されたデータ・ストリームが、第1の信号対雑音比の条件下で用いる第1のコード・ブックと、第2の信号対雑音比の条件下で用いる第2のコード・ブックとに基づく方法。
  11. 請求項1に記載の方法において、該コード・ブックのベクトルの各々は、送信されたユーザ・データに依存し、ベクトルνが、該送信されたユーザ・データに生成行列を乗算することにより生成され、該ベクトルνが、該コード・ブックの該複数のベクトルの各々の形成において使用される方法。
  12. 請求項6に記載の送信機において、該符号化されたデータ・ストリームは、送信されたユーザ・データに依存し、ベクトルνが、該送信されたユーザ・データに生成行列を乗算することにより生成され、該ベクトルνが、該コード・ブックの該複数のベクトルの各々の形成において使用される送信機。
  13. 請求項7に記載の通信方法において、送信されたユーザ・データ及び複数のベクトルからなるコード・ブックに基づいてデータ・ストリームを符号化するステップは、該送信されたユーザ・データに生成行列を乗算することによりベクトルνを生成するステップと、該コード・ブックの該複数のベクトルの各々の形成において該ベクトルνを使用するステップとを含む通信方法。
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