JP5312822B2 - 胃バンドおよび隣接組織用圧力センサー - Google Patents

胃バンドおよび隣接組織用圧力センサー Download PDF

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Description

開示の内容
〔背景技術〕
肥満治療用の多くの装置および方法が、開発され、用いられており、それらの装置および方法には、限定されないが、調節可能な胃バンドが含まれている。そのような調節可能な胃バンドの一例が、2000年3月30日に発行された米国特許第6,067,991号「機械的食物摂取量制限装置(Mechanical Food Intake Restriction Device)」に開示されており、その米国特許は、引用することによって、本明細書に組み込まれる。調節可能な胃バンドシステムが流体に基づいている限り、当業者は、胃バンドシステム内の流体の圧力を表示するデータを得ることが有益であることを、適正に評価するはずである。
胃バンドシステム用の圧力データの獲得および処理のためのさまざまな装置および技術が、2005年2月24日に出願され、米国特許出願公開第2006/0189888号として公開された、米国非仮特許出願第11/065,410号「調節可能な制限装置内の流体圧力の非侵襲的測定装置(Device for Non-Invasive Measurement of Fluid Pressure in an Adjustable Restriction Device)」、2006年3月7日に出願され、米国特許出願公開第2006/0211913号として公開された、米国非仮特許出願第11/369,531号「流体調節可能な制限装置での非侵襲的圧力測定(Non-Invasive Pressure Measurement in a Fluid Adjustable Restrictive Device)」、および、2006年4月6日に出願され、米国特許出願公開第2006/0199997号として公開された、米国非仮特許出願第11/398,940号「食物摂取量制限装置のモニタリング(Monitoring of a Food Intake Restriction Device)」、に開示されている。これらの出願および出願公開の各々の開示内容は、引用することによって、本明細書に組み込まれる。
同様の利点が、胃バンドシステムまたはその他の制限装置の組織との接触部でのまたは接触部付近での圧力を表示するデータによって得られる。そのような圧力データは、圧力調節の前、圧力調節の間、および/または、圧力調節の後、に得ることができ、調節、診断、監視、または、その他の目的、のために有用である可能性がある。上記の例は、単に例示的なものであって、網羅的なものではない。さまざまな技術および装置が、肥満を治療するために用いられてきたが、本発明の先行技術のいずれもが、添付の特許請求の範囲に記載された発明を、以前に開発もしくは使用していないと思われる。
本明細書は、特許請求の範囲で結論付けられており、特許請求の範囲は、本発明を具体的に示し、明確に主張しているが、本発明が添付の図面と共に考慮される以下のいくつかの実施例の記載からより良好に理解されるであろうと思われる。添付の図面では、等しい参照符号が、同じ要素を特定している。
〔発明の詳細な説明〕
本発明のいくつかの実施例についての以下の記載は、本発明の範囲を限定するために用いられるべきではない。本発明のその他の実施例、特徴、態様、実施の形態、および、利点が、以下の記載から当業者には明らかとなるはずであり、以下の記載は、例示として、本発明を実施するために熟考された一つの最良の形態である。はっきりと理解されるはずであるように、本発明は、すべてが、本発明から逸脱することなく、他の異なるそして明らかな態様を受け入れる余地がある。したがって、図面および記載は、本質的に例示的であって限定的ではないとみなされなければならない。
こんどは、図面を詳しく参照する。これらの図面では、等しい符号は、図面を通して同じ要素を示し、図1は、食物摂取量制限システム30を示している。システム30は、患者34の体内に植え込まれた、全体が符号32で特定される第1の部分と、患者の体外に配置された、全体が符号36で特定される第2の部分と、を含んでいる。植え込まれた部分32は、患者の胃40の上側部分に位置付けられた調節可能な胃バンド38を含んでいる。調節可能な胃バンド38は、シリコーンゴムまたはその他の生体適合性の材料で作られたキャビティを含んでいることができ、このキャビティは、流体を満たされたときに、胃40に向けて内向きに膨らむ。あるいは、胃バンド38は、バンドの調節によって圧力の変化を受ける流体キャビティを備えた機械的に調節可能な装置、または、流体圧式/機械式の組み合わせの調節可能なバンド、を含んでいることができる。本発明では、以下により詳しく記載される注入ポート42が、針による注入および/または遠隔測定通信信号用にアクセス可能な体の領域に植え込まれている。図示された実施の形態では、注入ポート42は、カテーテル44によって、調節可能なバンド38と流体連通している。外科医は、調節可能なバンド38によって生み出された食物摂取量制限すなわち瘻の調節を実行するために、患者の体内に注入ポート42を位置付け、永久的に植え込むことができる。外科医は、例えば、皮膚および脂肪組織層の下の患者の腹部の外側肋骨下領域に注入ポート42を植え込むことができる。外科医は、患者の胸骨に注入ポート42を植え込むこともできる。もちろん、任意のその他の適切な植え込み部位が用いられることもできる。
図2は、例示的な調節可能な胃バンド38をより詳しく示している。この実施の形態では、バンド38は、可変容量の袋46を含み、この袋46は、胃40の外壁に対して拡張または収縮して、胃40への食物摂取量を制御可能に制限するための調節可能な瘻を形成する。医者は、可変容量の袋46に流体を加えることによって瘻の開口の寸法を低減することができ、または、その代わりに、袋46から流体を回収することによって瘻の寸法を増加させることができる。流体は、針を注入ポート42に挿入することによって、加えることができ、または、回収することができる。あるいは、流体は、遠隔測定命令信号を用いて、バンド38と注入ポート42との間で非侵襲的な方法で、移されることができる。流体は、0.9パーセントの食塩水であってもよいが、これに限定されない。
図3は、例示的な用途での患者34の胃食道接合部に適用された図2の調節可能な胃バンド38を示している。図3に示されているように、バンド38は、食道48との接合部付近の胃40の上側部分を少なくとも実質的に取り囲んでいる。図4は、萎んだ構成のバンド38を示す、バンド38の断面図である。この図では、バンド38は、流体をほとんどまたはまったく収容せず、それによって、胃40への瘻の開口の寸法を最大にしている。図5は、膨らんだ、流体が満たされた構成のバンド38を示す、図4と同様の、バンド38および胃40の断面図である。この図では、胃40に対するバンド38の圧力が、バンド38内の流体に起因して、増加し、それによって、瘻の開口を減少させて、食物摂取量の制限を生み出している。図5は、胃40の周りで収縮させられて、胃40と食道48との接合部の下のそして患者の横隔膜の筋肉52の下の、上側ポーチを形成しているバンド38を模式的に示している。
こんどは図1に戻ると、食物制限システム30の体外部分36は、制御ボックス64に電気的に接続された(この実施の形態では、電気ケーブルアセンブリ12によって)圧力読取装置60を含んでいる。制御ボックス64は、ディスプレイ66、一つ以上の制御スイッチ68、および、体外制御モジュール、を含み、体外制御モジュールは、以下により詳しく記載される。制御ボックス64は、例えば、医者の診療所または検査室で用いるために構成されている場合がある。制御ボックス64を取り付けるいくつかの方法には、机の上に置く、検査台に取り付ける、または、携帯式スタンドに吊るす、などがある。制御ボックス64は、医者の白衣のポケットに入れて運ぶ、手に持つ、もしくは、実験台または横になった患者のうえに載せる、ように構成されていてもよい。電気ケーブルアセンブリ12は、取り外し可能に、制御ボックス64または圧力読取装置60に結合されていることができ、システム30の体外部分36の洗浄、保守、使用、および、保管を容易にしている。
圧力読取装置60は、注入ポート42が厚い(例えば、10センチメートル以上などの)皮下脂肪組織の下に植え込まれている場合でさえも、植え込まれた部分32内の流体の圧力を非侵襲的に測定することができる。例えば、植え込まれた部分32は、一つ以上の圧力センサーを含んでいることができ、圧力読取装置60は、遠隔測定または他の手段によって、植え込まれた部分32から圧力データを得るように構成されていることができる。植え込まれた部分32が体外の供給源から電力を必要とする場合には、圧力読取装置60またはいくつかの他のコンポーネントは、植え込まれた部分に経皮的エネルギー伝達(TET)を提供するようにさらに構成されていることができる。この実施例では、医者は、圧力読取装置60を、患者の体内の注入ポート42の位置に近い患者の皮膚に当てて保持することができ、制御ボックス64のディスプレイ66上の圧力読取値を観察することができる。圧力読取装置60は、ストラップ、接着剤、および、その他のよく知られた方法を用いて、長期の検査の間などのように、患者34に取り外し可能に取り付けられることもできる。圧力読取装置60は、通常の布または紙の手術用ドレープを通して動作し、患者毎に交換できる使い捨て式のカバー(図示されていない。)を含んでいてもよい。
一つ以上の圧力センサーが、さまざまな方法で、植え込まれた部分32に組み込まれることが、適正に評価されるはずである。一つ以上の圧力センサーを植え込まれた部分に組み込むためのいくつかの構造および方法が、2006年3月7日に出願され、米国特許出願公開第2006/0211913号として公開された、米国非仮特許出願第11/369,531号「流体式調節可能な制限装置の非侵襲的圧力測定(Non-Invasive Pressure Masurement in a Fluid Adjustable Restrictive Device)」に開示されており、その米国非仮特許出願は、参照により本明細書に組み込まれる。植え込まれた部分32に組み込むのに適した、もしくは植え込まれた部分32と共に用いるのに適したいくつかの別の非網羅的な圧力センサーの実施の形態が、図6から図19に示されている。以下の実施の形態は、植え込まれた部分32と共に用いることに関して記載されるが、同じ実施の形態またはその実施の形態の変形が、異なる種類の植え込まれた装置と共に、もしくは、いずれの異なる種類の植え込まれた装置も存在しない状態でさえも、代わりに用いることができることが、適正に評価されるはずである。
図6に示されているように、例示的な圧力感知細片100は、柔軟な基板104の表面に設けられた複数の個別の圧力センサー102を含んでいる。圧力センサー102の各々は、物理的な変位を電気的な信号に変換することなどよって、圧力を感知するように動作し、それによって、圧力データを出力する。圧力センサー102は、任意の適切な種類の圧力センサーを含んでいることができ、それらの圧力センサーは、ピエゾ抵抗センサー、静電容量センサー、ひずみゲージ、または、任意のその他の種類の適切なセンサー、ならびに、それらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。圧力センサー102の各々は、柔軟なケーブル106と通信を行い、柔軟なケーブル106は、圧力センサー102によって感知された圧力を表すデータを伝送するように動作可能である。10個の圧力センサー102が図6に示されているが、任意の適切な個数の圧力センサー102が、任意の適切な配置で用いられることができることが、適正に評価されるはずである。
この実施例では、圧力感知細片100は、胃バンド38と患者の胃40との間に適合するように構成されている。圧力感知細片100は、したがって、胃40と胃バンド38との組織接触部で圧力を感知するのに用いることができる。圧力感知細片100は、圧力センサー102が胃40または胃バンド38に面するように、方向付けられることができる。あるいは、圧力センサー102は、圧力感知細片100の両方の側面に設けることができる。圧力感知細片100は、概ね平坦であるように図示されているが、圧力感知細片100は、圧力感知細片100が予め湾曲していて解剖学的構造(例えば、胃40など)の組織の周りを包み、わずかな予荷重圧力(preload pressure)で組織に粘着するように、形成されていることができる。圧力感知細片100は、したがって、それ自体の弾性特性によって所定の場所に保持されることができる。あるいは、胃バンド38または他の装置は、圧力感知細片100を組織に隣接して所定の場所に保持するために、十分な張力を提供する場合がある。さらに別の代替例として、圧力感知細片100は、圧力感知細片100を組織に対して所定の位置に維持するように構成された一つ以上の特徴部を有している場合がある。例えば、柔軟な生体適合性の接着剤が、圧力感知細片100に塗布されている場合があり、または、圧力感知細片100が、圧力感知細片100の位置付けを固定するように動作可能な締結具またはその他の操作可能な特徴部(例えば、バックル、張力手段、など)を含んでいる場合がある。
別の実施の形態(図示されていない。)では、圧力感知細片100は、胃バンド38内に設けられている。単に例示の目的で、圧力感知細片100は、胃バンド38の袋46内に位置付けられる場合がある。例えば、圧力感知細片100は、圧力センサー102が胃40または食道48と向かい合うように袋の内壁に面するように、位置付けられる場合がある。そのような位置では、圧力感知細片100は、胃バンド38と胃40または食道48との接触部の圧力を感知するように、もしくは、いくつかの別のパラメータを感知するように、構成されている場合がある。圧力感知細片100の他の適切な配置および構成が、当業者には明らかなはずである。
この実施例では、圧力データは、圧力センサー102からケーブル106によって送信機(図示されていない。)へ伝達される。送信機は、圧力データを無線式で患者34の体外の受信機(例えば、圧力読取装置60など)へさらに伝達するように動作可能である。例えば、送信機は、患者34の体外に配置された受信機コイルに遠隔測定値を供給するように動作可能な一つ以上のRFコイルを含む場合がある。同様に、圧力センサー102が、動作するために外部の供給源からの電力を必要とする場合には、遠隔測定値を供給するために用いられるRFコイルは、ケーブル106によって、またはその他の方式で、経皮的エネルギー伝達(TET)を提供するためにも用いられる場合がある。あるいは、専用の一組のTFTコイルが設けられている場合がある。別の実施の形態では、バッテリーまたはその他の内部電力源が、送信機、圧力感知細片100、または、その他の場所に、設けられている。いずれの場合でも、送信機、TETコイル、バッテリー、および/または、ケーブル106と通信している任意の他のコンポーネントが、ポート42または他の場所に、配置されている場合がある。それらのコンポーネントがポート42内に配置されているか、もしくはポート42の付近に配置されている場合には、ケーブル106は、カテーテル44に沿って位置付けられることができる。
別の実施の形態では、圧力感知細片は、ケーブル106なしで提供されている。この実施の形態では、コイル110は、圧力感知細片100内に設けられている。各圧力センサー102は、コイル110と通信を行う。上述された遠隔測定およびTETコイルでのように、コイル110は、圧力読取装置60のような体外装置に遠隔測定値および/またはTETを提供するように動作可能である場合がある。あるいは、圧力感知細片100内の別個のコイル110が用いられる場合があり、一つのコイルが遠隔測定のために、もう一つのコイルがTETのために、用いられる。さらに別の実施の形態では、一つ以上のコイルが、圧力感知細片110内に設けられていて、一つ以上の他のコイルが別の場所(例えば、ポート42内など)に設けられている。他の適切な構成は、当業者には明らかなはずである。
圧力センサー102が電力を供給されない、すなわち、受動的であることができることが、適正に評価されるはずである。例えば、圧力センサー102は、遠隔測定コイルのような体外の送信機から送信された信号を反射するように構成されていることができる。反射された信号は、次に、送信機装置によって、もしくは、他のある種の装置によって、読み取られ、復調または復号されることができる。反射された信号は、センサーによって感知されたパラメータ(例えば、圧力など)を示している場合がある。単に例示を目的として、各圧力センサー102は、2005年2月15日に発行された米国特許第6,855,115号「心臓内の圧力測定用の植え込み可能な無線式センサー(Implantable Wireless Sensor for Pressure Measurement within the Heart)」、2003年7月24日に公開された米国特許出願公開第2003/0136417号「植え込み可能な無線式センサー(Implantable Wireless Sensor)」、および/または、2003年7月31日に公開された国際公開第03/061504号「植え込み可能な無線式センサー(Implantable Wireless Sensor)」、に記載されたいずれかのセンサーのようなセンサーを含んでいる場合がある。米国特許第6,855,115号、米国特許出願公開第2003/0136417号、および、国際公開第03/061504号、の各々の開示内容は、参照により本明細書に組み込まれる。もちろん、これらの引用文献に記載された任意の送信機または受信機が用いられることもできる。各センサーが、各センサーを他のセンサーと区別する独自の反射信号または記号を出力するように構成されていることができることも、適正に評価されるはずである。そのような独自の信号または記号は、圧力分布を生み出すようにすることができる。無線式、受動的、および/または、反射的センサー、を提供する別の方法は、当業者には明らかなはずである。
実施例が図7に示されていているさらに別の実施の形態では、圧力感知細片102が複数の圧力センサー102を含み、各圧力センサー102が対応する別個のコイル112を有している。圧力感知細片100内にコイル110を有する実施の形態でのように、この実施例の各コイル112は、圧力感知細片120内に設けられていることができ、各コイル112は、圧力読取装置60のような体外装置に遠隔測定値および/またはTETを提供するように動作可能であることができる。さらに、コイル112が圧力感知細片120内に設けられる場合には、ケーブル106は必ずしも存在する必要はない。
圧力感知細片100,120の上述された実施例は、実質的な直線に沿った圧力センサー102の配置を含んでいるが、圧力センサー102は任意の適切な代わりの配置で設けられることができることが、適正に評価されるはずである。例えば、図8に示された圧力細片121では、複数の圧力センサー102が、圧力センサー102が直線で配置されている場合に覆われる面積よりもより広い面積を覆う配列で設けられている。この実施の形態では、圧力感知細片121の柔軟な細片105は、圧力感知細片100,120の柔軟な細片104よりも比較的広い。圧力センサー102の他の適切な配置が、圧力センサー102の配置に関する決定に影響する場合のある因子、および、圧力センサー102のそのような別の配置に適合する、または別の配置を補足するのに用いられることができる、柔軟な細片104,105の構造上の変化形と同様に、当業者には明らかであろう。
図7および図8に示された実施の形態の変形例では、各圧力センサー102は、集積電子回路を備えたそれぞれの圧力感知モジュール124内に設けられている。より詳しく言うと、そして、図9に示されているように、各圧力感知モジュール124は、圧力センサー102、コイル122、および、特定用途向け集積回路(ASIC)128、を含んでいる。そのようなコンポーネントは、任意の適切な方式で、互いに通信することができる。各圧力感知モジュール124は、図7および図8に示された実施の形態の柔軟な細片104,105に組み込まれている圧力センサー102と同様に、柔軟な細片104,105内に組み込まれている場合がある。
図9に示された実施の形態は、単一の関連する圧力センサー102を有する各圧力感知モジュール124内のASIC128を示しているが、単一のASIC128が複数の圧力センサー102と通信していてもよいことが、適切に評価されるはずである。例えば、ASIC128は、複数の圧力センサー102からのデータを多重送信または走査するように構成されている場合がある。そのようなASIC128は、圧力センサー102から離れているが、圧力センサー102と通信しているモジュール(図示されていない。)内などの、感知細片100,120,121の表面もしくは中に設けられている場合がある。ASIC128は、個々の圧力センサー102の一部として提供されている場合もある。ASIC128または同様の装置がその方法によって圧力感知細片100,120,121に組み込まれることができるさらに別の方法、ならびに、一つ以上のASIC128と一つ以上の圧力センサー102との間の他の適切な関係は、当業者には明らかなはずである。
圧力感知細片100,120,121の表面に設けられる代わりに、圧力センサー102は、任意の適切な医療装置の組織接触部材130内に一体的に設けられる場合がある。組織接触部材130内に一体的に設けられている対応する個別のコイル122を備えた圧力センサー102の実施例が、図10に示されている。単に例示の目的で、組織接触部材130は、胃バンドの袋46のような、胃バンド38の一部である場合がある。あるいは、そして、図11に示されているように、圧力感知細片(センサー細片)100は、組織接触部材130の表面に形成された周状に延在する凹部内に一体的に設けられている場合がある。もちろん、任意の他の種類の圧力感知細片120,121が、組織接触部材130内に一体的に設けられている場合もある。複数の圧力センサー102が、任意の関連する圧力感知細片100,120,121と共にまたはそれらの圧力感知細片を伴わずに、その方法によって組織接触部材に組み込まれるか、またはさもなければ組織接触部材と共に用いられる他の適切な方法は、当業者には明らかなはずである。
上記の観点から、図6から図11に示された実施の形態(数ある実施の形態のなかで)の圧力センサー102が、そのような圧力センサー102に隣接した組織の周囲で個別の圧力測定値を得るのに用いられることができることが、適正に評価されるはずである。圧力センサー102は、各圧力測定値が具体的な圧力センサー102に関連付けられることができ、それによって、圧力測定値を具体的な組織の位置と関連付けることができるようにするように、構成されている場合がある。例えば、圧力測定値を具体的な組織の位置と関連付けることができることは、利用者が具体的な組織の位置に対して大きすぎるまたは小さすぎる圧力が存在するか否かを決定できるようにする。同様に、個々の圧力測定値は、胃バンド38の移動を検出するために、または、その他の目的で、組織のびらんの点を特定するのに用いられる場合がある。
さらに、個々の圧力測定値が複数の圧力センサー102を用いて得られる場合には、圧力分布が生み出されることができる。例えば、圧力分布は、与えられた圧力測定値を具体的なセンサーに相互に関連付け、したがって、胃バンド38および/または胃40の具体的な位置に相互に関連付けることができる。同様に、圧力分布は、圧力が胃バンド38と胃40との接触部の全長または全周に沿ってどのように割り当てられているかを確立するために用いることができる。個々の圧力測定値および/または圧力分布が、患者によって嚥下されている食物の相対的な形状および/または寸法を示すために、もしくは、その他の目的で、幾何学的に再構築されることができることも、適正に評価されるはずである。圧力分布が確立されるおよび/または用いられるその他の方法は、当業者には明らかなはずである。
圧力測定値を具体的な圧力センサー102と相互に関連付ける適切な構造および方法は、当業者には明らかなはずである。ある実施の形態では、各圧力センサー102は、関連付けられた識別符号を有し、この識別符号は、対応する圧力センサー102によって得られた圧力データと共に伝送されることができる。あるいは、各圧力センサー102は、専用のデータインターフェースポート(図示されていない。)に関連付けられることができ、そのような各ポートは、独自の識別符号を伝送することができ、さもなければ、独自の識別符号に関連付けられることができる。別の変形例では、上述されたように、各圧力センサー102は、各センサー102を他のセンサー102と区別する独自の反射信号または記号(signature)を供給するように構成されていることができる。
別の変形例として、圧力測定値は、圧力感知細片100,120,121の表面に設けられた局所的コンポーネント(例えば、ASICなど)によって、平均され、比較され、さもなければ、組み合わされることができ、体外に伝達される圧力値が、具体的な圧力センサー102と関連付けられていないようにすることができる。もちろん、ある種の他のコンポーネント(例えば、体外コンポーネントなど)も、圧力測定値を平均し、比較し、さもなければ、組み合わせることができる。個別の圧力測定値または平均された圧力測定値が得られ、伝達され、取り扱われ、および、用いられる他の方法は、当業者には明らかなはずである。
実施例が図12および図13に示されている別の実施の形態では、複数のひずみゲージ132が胃バンド38のシリコーン製袋46の壁内に鋳込まれて(molded)いる。ひずみゲージ132の各々は、袋46の壁内のひずみを感知するように動作可能である。図示されているように、ひずみゲージ132は、ひずみゲージのパターンが水平および垂直の向きを交互にとるように、配列されている。あるいは、ひずみゲージ132の任意の他の適切な向きが用いられる場合がある。さらに、ひずみゲージ132は、シリコーン製袋46の長さに沿って配置されているように図示されているが、ひずみゲージ132は、シリコーン製袋46の半径に沿って、または、任意の他の適切な配置で、配置されている場合もある。
ひずみゲージ132は、任意の適切な種類のひずみゲージ132を含んでいることができ、任意の適切な種類は、箔類、ピエゾ抵抗半導体、または、任意の他の種類を含むが、これらに限定されない。別の実施の形態では、袋46は、ポリイミド製の柔軟な感覚外皮を含み、その感覚外皮はそれ自体がひずみを検出するように動作可能である。あるいは、任意の適切な種類の圧力センサー102、または、他の種類のひずみゲージ132、がこの実施例のひずみゲージ132の代わりに用いられ、または、ひずみゲージ132を補足するために用いられることができる。ひずみまたは類似のパラメータを検出するように動作可能な他の適切な種類のひずみゲージ132または特徴部は、当業者には明らかなはずである。
この実施例では、ひずみゲージ132によって測定された袋46のひずみが、本明細書に記載されたさまざまな圧力センサーのいずれかを用いて測定された圧力と同様に、用いられてもよいことが、適正に評価されるはずである。したがって、ひずみゲージ132を用いて測定されたひずみのレベルは、胃バンド38の理想的な動作状態を得るために、胃バンド38の調節の前、調節の間、および/または、調節の後にフィードバックとして用いることができる。例えば、ひずみゲージ132を用いて測定されたひずみは、胃バンド38が組織とどのように相互に作用しているか、胃バンド38をどの程度満たしているか、などを表示するものであってもよい。あるいは、ひずみゲージ132は、任意の別の適切な目的のために用いられることもできる。これも本明細書に記載されたさまざまな圧力センサーと同様に、電力は任意の適切な方式でひずみゲージ132に送られることができ、データはみずみゲージから任意の適切な方式で伝達されることができ、その適切な方式は、本明細書に記載された、TET、遠隔測定、および/または、受動的方法、などを含むがこれらに限定されない。
別の一組の実施の形態では、別個の袋が、センサーに圧力を伝達するために用いられる。単に例示の目的で、図14から図16に示されているように、圧力感知装置200は、圧力袋202、圧力センサー204、ケーブル206、および、インターフェースモジュール208、を含んでいる。圧力感知装置200は、図15および図16に示されているような、胃バンド38と組み合わせて、または、任意の他の環境で、用いられることができる。流体が満たされた胃バンド38が図示されているが、圧力感知装置200は、機械的な胃バンドを含むが、これに限定されない、任意の他の種類の胃バンドと共に使用されてもよいことが認識されるであろう。あるいは、圧力感知装置200は、他の植え込まれた装置と共に、または、単独で(すなわち、別の装置の使用とは無関係に)、用いられることができる。この実施例の圧力袋202は、柔軟なチューブを含み、この柔軟なチューブは、任意の適切な流体または物質で満たされることができ、これらの流体または物質は、水、食塩水、シリコーン油、ゲル、などを含むが、これらに限定されない。圧力感知装置200が胃バンド38と共に用いられる場合には、圧力袋202は、胃バンド38の最大の直径に基づく寸法を有し、または、任意の他の考慮すべき事柄に応じた寸法を有していることができる。例えば、袋は、比較的薄い断面または直径を有していることができる。圧力袋202は、袋202が胃バンド38に行われたいずれの調節にも従う(conform)ことができるように、構成されていることもできる。
この例の圧力袋202は、自由端210および結合端212、を有する。圧力センサー204は、結合端212に配置されていて、圧力袋202内の流体または任意の他の媒体の圧力を感知するように動作可能である。ケーブル206が、圧力袋202の結合端212に結合されていて、圧力センサー204と通信している。インターフェースモジュール208は、ケーブル206とも通信している。圧力感知装置200がポートベースの胃バンド38システムと共に用いられている一実施形態では、インターフェースモジュール208は、注入ポート42内に、または注入ポート42に隣接して位置付けられている。あるいは、インターフェースモジュール208に対する任意の他の適切な配置が用いられることもできる。
上記の観点から、圧力袋202内の流体の圧力の測定値が圧力センサーを用いて得られることができ、ケーブル206を通してインターフェースモジュール208に伝達されることができることが、適正に評価されるはずである。インターフェースモジュール208は、そのような圧力測定値を任意の適切な構造および方法を用いて体外の受信機へ伝達するように動作可能であることができ、任意の適切な構造および方法は、圧力読取装置60との遠隔測定を含むが、これに限定されない。同様に、圧力センサー204が動作するための電力を必要とする場合には、そのような電力は、インターフェースモジュール208によって、または、インターフェースモジュール208を介して、供給されることができる。例えば、インターフェースモジュール208は、バッテリーまたは別のエネルギー蓄積装置を含んでいてもよいし、または、インターフェースモジュール208は、圧力読取装置60のような、体外の供給源からTET信号を受信するように構成されていてもよい。電力が圧力感知装置200に供給されることができるさらに他の方法、および、データが圧力感知装置200から伝達されることができる他の方法、は当業者には明らかなはずである。
図15および図16に示された例示的な用途では、圧力感知装置200は、患者34の胃食道接合部の周りに位置付けられる。その場合、胃バンド38は、患者34の胃食道接合部で圧力感知装置200の周りに取り付けられる。流体が胃バンド38に加えられると、袋202が受ける圧力が増加し、そのような圧力は、袋202内のいずれかの媒体(例えば、流体など)を通して圧力センサー204に伝達される。圧力が、圧力センサー204によって感知され、ケーブル206およびインターフェースモジュール208によって、圧力読取装置60のような体外の装置へ伝達される。そのように伝達された圧力データは、医者に、例えばディスプレイ66によって、表示されることができ、胃バンド38を調節する間に医者によって用いられることができる。もちろん、圧力感知装置200は、任意の他の適切な方法で、および、任意の他の適切な状況で、用いられることができる。
図17に示された、別の実施の形態では、圧力感知装置220は、チューブ222、圧力センサー204、および、インターフェースモジュール208、を含んでいる。上述された袋202と同様に、チューブ222は、任意の適切な流体または物質で満たされていることができ、それら任意の適切な流体または物質は、水、食塩水、シリコーン油、ゲル、などを含むが、これらに限定されない。チューブ222は、柔軟であり、この例では、予め湾曲した端部を有しているが、チューブ222は任意の他の特性を有していることができる。
ケーブル206がないことを除いて、図17の圧力感知装置200は、さまざまな点で、図14から図16の圧力感知装置200と同様である。例えば、圧力感知装置220は、圧力感知装置200に関して上述された用途と同様のいずれかの方式で、いずれかの別の植え込まれた装置と共に、または、単独で、胃バンド38と共に用いることができる。さらに、圧力感知装置220の圧力センサー204は、圧力感知装置220のインターフェースモジュール208と通信しており、圧力感知装置220の圧力センサー204およびインターフェースモジュール208は、上述された圧力感知装置200の圧力センサー204およびインターフェースモジュール208とちょうど同じように構成され動作可能であることができる。したがって、圧力感知装置220は、胃バンド38と患者34の胃食道接合部との間で経験される圧力を感知するのに用いられることができ、感知した圧力を患者の体外の装置(例えば、圧力データをディスプレイ66上に表示するための圧力読取装置、など)へ伝達することができる。
図18および図19に示された、圧力感知装置220の例示的な変形例では、圧力感知装置230は、複数のチューブ232、複数の関連する圧力センサー204、および、インターフェースモジュール208、を含む。複数のチューブ232は、柔軟なウェブ234に固定される。この柔軟なウェブ234は、本明細書に記載された他のコンポーネントと同様に、単に、必要に応じて設けられるものである。図18および図19の圧力感知装置230は、その他の点では、図17の圧力感知装置220と同様であり、したがって、圧力感知装置230のコンポーネントは、上述された圧力感知装置220のコンポーネントと同様に構成され動作可能であることができる。
圧力感知装置230内に複数のチューブ232を有することは、単一のチューブ222を有する圧力感知装置230のいくつかの実施の形態では得ることができない機能性を提供することができる。例えば、一つのチューブ232が胃バンド38と患者34の胃食道接合部との間に位置付けられ、別の2つのチューブ232が患者34の食道48に巻きつけられることができる。チューブ232のそのような配置は、患者34が嚥下するときの蠕動パラメータの測定を可能にすることができる。例えば、蠕動波のタイミング、間隔、速度、大きさ、および/または、その他のパラメータが、複数のチューブ232を用いて感知されることができ、患者34の体外の装置に伝達されることができる。もちろん、複数のチューブ232の部材は、任意の適切な目的のために、任意の別の位置および配置で位置付けられることができる。同様に、3個のチューブ232が図示された複数のチューブとして示されているが、任意の適切な個数のチューブ232またはチューブ232の代替物が、用いられることができることが認識されるであろう。
この例では、3個のチューブ232が、互いに対して流体的に分離されている。言い換えれば、流体は、あるチューブ232から別のチューブ232へ伝達されることができない。しかし、別の実施の形態では、複数のチューブ232が、互いに流体連通している。さらに別の実施の形態では、複数のチューブのうちの少なくとも2つのチューブ232が、互いに流体連通していて、これらチューブは、複数のチューブのうちのその他のチューブとは互いに流体的に分離されている。圧力感知装置200,220,230のさらに別の適切な変形例、および、圧力感知装置200,220,230の別の用途、は当業者には明らかなはずである。
単に例示の目的で、上述された実施の形態のいずれかで、ディスプレイ66およびある種のその他の装置が、植え込まれた部分32への流体の追加または植え込まれた部分32からの流体の回収の前、回収の間、および、回収の後に使用者にほぼリアルタイムの圧力測定値を提供するために用いられることができることは、適正に評価されるはずである。例えば、外科医が、患者34が所定量の水を嚥下する間に、植え込まれた部分32の食塩水の内容物を調節することができ、そして、そのような動作の間にディスプレイ66によって、植え込まれた部分32の圧力レベルを監視することができる。最適な圧力の調節は、圧力データに関連するさまざまな因子に基づいて決定することができ、さまざまな因子は、以下のいずれの因子、すなわち、もとの基準圧力、新たな基準圧力、最大の蠕動圧力、最小の蠕動圧力、蠕動収縮の長さ、蠕動収縮データのスパイクのフーリエ変換、蠕動収縮中の圧力減衰時間定数、水の嚥下期間内の全平均減衰時間定数、一定量の水を嚥下するための蠕動収縮の回数、植え込まれた装置および/または解剖学的構造によって加えられる一つ以上の力、植え込まれた装置のまたは装置内の流体のエネルギー、植え込まれた装置への流体の充填速度、植え込まれた装置内の流体の体積、植え込まれた装置の容量、植え込まれた装置内へのまたは装置内での流体の流量、植え込まれた装置内での流体の圧力パルスレート、植え込まれた装置内での流体の圧力パルスの計数された個数、植え込まれた装置の調節の前におよび/または調節に応答して、組織から伝えられた一つ以上の電気信号、植え込まれた装置の調節の前におよび/または調節に応答して、組織から出力された化学物質、植え込まれた装置の調節に応答したその他の組織のフィードバック、または、任意のその他の因子など、を含むが、これらに限定されない。
一実施形態では、制御ボックス64は、任意の適切な様式で(例えば、センサーから、など)上述された因子を表示するデータを受け取るように動作可能であり、そのような因子を自動的に処理しそのような処理の結果をディスプレイ66によって使用者に提供するようにも動作可能である。例えば、制御ボックス64は、そのような因子の処理に基づいて、加えられるべきまたは回収されるべき理想的な流体量を決定するように構成されていることができ、そして、例えば、「4ccの流体を加えよ。」、「0.5ccの流体を回収せよ。」、または、それらに類似したメッセージをユーザーに簡単に表示することができる。そのようなメッセージは、圧力の測定値、圧力の変化、または、その他のデータに、加えてもしくは代わって、表示されることができる。上述された因子のいずれかまたはその他の因子のその他の適切な処理、ならびに、そのような処理の結果が使用者に提示されることができる方法、は当業者には明らかなはずである。
上述したように、植え込まれた部分32の中または付近の圧力の測定値を考察する場合には、温度、大気圧、およびその他の因子を考慮に入れることが望ましい可能性がある。したがって、圧力読取装置60または任意の他のコンポーネントは、植え込まれた部分32の中または付近で測定された温度の測定値のような追加のデータを受け取る場合があり、制御ボックス64は、さまざまなそのような因子に基づいて圧力測定値を調節するように構成された論理を含んでいる場合がある。
図20は、使用者による問い合わせの間にディスプレイ66上に表示されることができるような、上述された圧力感知システムのいずれかからの圧力信号216の例示的なグラフ表示である。一実施形態では、流体の圧力は、患者が安静にしている間に圧力読取装置60によって最初に測定され、その結果、図示されているような安定した圧力測定値が得られる。次に、調節がバンド38に施されて、瘻の寸法が減じられる。バンドの調節の間、圧力感知システムは、流体の圧力の測定を続け、圧力測定値を制御ボックス64へ送信する。図20のグラフに見られるように、圧力測定値は、バンドの調節後にわずかに上昇する。図示された例では、患者は、次に、調節の正確さをチェックするために、液体を飲むように指示される。患者が液体を飲むと、圧力感知システムは、液体の嚥下の蠕動圧力に起因する圧力のスパイクを測定し続け、その圧力測定値を表示するために体外のモジュール36に送信する。調節の間および調節の後の両方の胃の蠕動運動に対する制限装置の負荷を測定し視覚的に表示することによって、この実施例のシステムは、医者に、調節に対する患者の応答の正確なリアルタイムの視覚化を提供する。記録された圧力データのこの即時的で、活発な表示によって、医者がより正確なバンドの調節を実行できるようになる。データは、圧力対時間の履歴を提供するために、所定の期間に亘って、表示されることができる。
調節中の使用に加えて、上述した例の圧力感知システムは、治療中のさまざまな時間間隔をおいて植え込まれた部分32の中で、または植え込まれた部分32の付近で、圧力変動を測定するために用いられることもできる。周期的な圧力読取は、圧力感知システムが診断器具として機能し、調節可能なバンド38が効率よく動作するのを確実にすることを可能にする。より詳しく言うと、圧力感知システムは、バンド38内のまたはバンド38の近くの圧力がない状態を検出するために用いられることができ、その圧力がない状態は、流体が漏れている状態またはその他の状態を示す場合がある。あるいは、システムは、バンド38内のまたはバンド38の付近の過剰な圧力スパイクを検出するのに用いられることができ、過剰な圧力スパイクは、カテーテル44の捩れ、または、瘻の閉塞、もしくは、その他の状態、を示す場合がある。
当業者には、上記の発明が、別の種類の植え込み可能なバンドにも同じように適用可能であることが、容易に明らかとなるはずである。例えば、バンドは、大便失禁の治療に用いられる。そのようなあるバンドが、米国特許第6,461,292号に記載されていて、その米国特許は参照することによって本明細書に組み込まれる。バンドは、尿失禁の治療にも用いられる。そのようなあるバンドが、米国特許出願第2003/0105385号に記載されていて、その米国特許出願は、参照することによって本明細書に組み込まれる。バンドは、胸焼けおよび/または胃酸逆流の治療に用いることもできる。そのようなあるバンドが、米国特許第6,470,892号に記載されていて、その米国特許は参照することによって本明細書に組み込まれる。バンドは、インポテンスの治療に用いることもできる。そのようなあるバンドが、米国特許出願第2003/0114729号に記載されていて、その米国特許出願は参照することによって本明細書に組み込まれる。
本発明は、通常の内視鏡下手術用および直視下手術用器具での用途、ならびに、ロボット支援手術での用途、を有する。
本明細書に開示された実施の形態は、一回の使用の後に廃棄されるように設計されていてもよく、または、複数回使用されるように設計されていてもよい。実施の形態は、いずれかの場合または両方の場合に、少なくとも一回の使用の後に、再使用のための修復が行われることができる。修復は、装置を分解する過程、これに続く、特定の部品を洗浄するまたは交換する過程、および、その後の再び組み立てる過程、の任意の組み合わせを含んでいる場合がある。より詳しく言うと、装置の実施の形態は、分解され、装置の任意の個数の特定の部品またはパーツが任意の組み合わせで、選択的に交換されまたは除去される場合がある。特定のパーツの洗浄および/または交換すると直ぐに、装置の実施の形態は、修復施設で、または、手術手技の直前に手術チームによって、次の使用のために、再び組み立てられることができる。当業者は、装置の修復が、分解、洗浄/交換、および、再結合のためのさまざまな方法を用いることができることを、適正に評価するはずである。そのような方法の使用、および、その結果得られた修復された装置は、すべて、本出願の範囲内に包含される。
単に例示の目的で、本明細書に記載された実施の形態は、手術の前に、処理されることができる。最初に、新しい、または使用された器具が、得られ、そして、必要な場合には、洗浄される。その器具が、次に、滅菌される。ある滅菌技術では、器具は、プラスチック製またはTYVEK製のバッグのような、閉じられて密閉された容器内に配置される。容器および器具は、次に、容器を通過することができるガンマ放射線、X線、または、高エネルギー電子線のような放射線の場に配置される。放射線は、器具の表面および容器内の細菌を殺すことができる。滅菌された器具は、次に、滅菌容器内で保管されることができる。密閉された容器は、容器が医療施設内で開けられるまで、器具を滅菌された状態に保つ。装置は、当業者に知られた任意のその他の方法を用いて、滅菌されることもでき、その他の方法は、ベータ放射線、ガンマ放射線、酸化エチレン、または、蒸気、などを含むが、これらに限定されない。
本発明が、いくつかの実施の形態を記載することによって例示されたが、出願人は、添付の特許請求の範囲の記載の真髄および範囲をそのような詳細に制限または限定することを意図していない。さまざまな他の変化形、変更、および、置換が本発明の範囲を逸脱することなく当業者には思いつくはずである。例えば、本発明の装置および方法は、圧力センサーを注入ポート内に提供することに関連して例示された。それに代わって、センサーは、ハンド内の圧力変化を測定するために、バンドの流体が満たされた部分内に位置付けられることができる。さらに、圧力センサーは、バルーン内の流体圧力を測定するために胃腔内に植え込まれた弾性バルーンと関連付けられていてよい。本発明に関連する各要素の構造は、その要素によって実行される機能を提供するための手段として代わりに記載されることができる。これまでの記載は例示のために提供されたものであること、および、他の変更が特許請求の範囲の記載の範囲および真髄から逸脱せずに当業者には思いつくことができることが、理解されるはずである。
〔実施の態様〕
この発明の具体的な実施態様は以下の通りである。
(1)制限を提供し、関連する動作パラメータを感知するための装置において、
前記装置が、
(a)植え込み可能な制限装置であって、
解剖学的構造の一部の周り固定されるように構成されており、
前記制限装置が、前記解剖学的構造内での制限を行うように動作可能である、
制限装置と、
(b)植え込み可能な感知装置であって、
前記制限装置の動作に関連するパラメータを感知するように構成されており、
前記感知装置の少なくとも一部が、前記解剖学的構造の組織に隣接して位置付けられるように構成されている、
感知装置と、
を具備する、装置。
(2)実施態様(1)に記載の装置において、
前記制限装置が、胃バンドを含む、装置。
(3)実施態様(1)に記載の装置において、
前記感知装置が、センサー細片を含む、装置。
(4)実施態様(3)に記載の装置において、
前記センサー細片が、前記制限装置と前記解剖学的構造との間に位置付けられるように構成されている、装置。
(5)実施態様(3)に記載の装置において、
前記センサー細片が、複数のセンサーを含む、装置。
(6)実施態様(5)に記載の装置において、
前記複数のセンサーが、少なくとも一つの圧力センサーを含む、装置。
(7)実施態様(1)に記載の装置において、
前記感知装置が、複数のセンサーを含み、
前記複数のセンサーの各々のセンサーが、前記制限装置の動作に関連する前記パラメータを感知するように構成されており、
前記複数のセンサーが、前記センサーによって感知された前記パラメータの分布を確立するのに十分なデータを得るように構成されており、
前記分布が、前記センサーの間での前記感知されたパラメータの割り当てを示す、装置。
(8)実施態様(1)に記載の装置において、
前記制限装置が、組織接触部分を有し、
前記感知装置の少なくとも一部が、前記制限装置の前記組織接触部分内に鋳込まれている、装置。
(9)実施態様(1)に記載の装置において、
前記感知装置が、流体が満たされた部材を含む、装置。
(10)実施態様(9)に記載の装置において、
前記感知装置が、前記流体が満たされた部材内の前記流体と流体連通している圧力センサーをさらに含む、装置。
(11)実施態様(9)に記載の装置において、
前記感知装置が、流体が満たされた複数の部材を含み、
前記流体が満たされた複数の部材が、互いに対して流体的に分離されている、装置。
(12)実施態様(11)に記載の装置において、
前記感知装置が、ウェブをさらに含み、
前記流体が満たされた複数の部材の、流体が満たされた各々の部材が、前記ウェブに固定されている、装置。
(13)実施態様(1)に記載の装置において、
前記感知装置が、感知されたパラメータを表すデータを患者の体外の位置に伝達するように動作可能である、装置。
(14)実施態様(13)に記載の装置において、
前記感知装置が、感知されたパラメータを表すデータを患者の体外の位置へ伝達するように動作可能なRFコイルを含む、装置。
(15)実施態様(14)に記載の装置において、
前記圧力感知装置が、複数のセンサーおよび複数のRFコイルをさらに含み、
前記複数のセンサーの各センサーが、対応する前記RFコイルに関連付けられている、装置。
(16)実施態様(1)に記載の装置において、
前記感知装置が、ひずみゲージを含む、装置。
(17)制限を提供し、関連する動作パラメータを感知するための装置において、
前記装置が、
(a)植え込み可能な制限装置であって、
解剖学的構造の一部の周りに固定されるように構成されており、
前記制限装置が、前記解剖学的構造内で制限を行うように動作可能であり、
前記制限装置が、組織接触部材を含み、
前記組織接触部材が、前記解剖学的構造の組織と接するように構成されている、
制限装置と、
(b)複数の植え込み可能なセンサー要素であって、
前記制限装置および前記解剖学的構造のいずれか一方または両方と関連するパラメータを感知するように構成されており、
前記複数のセンサー要素の少なくとも一部が、前記制限装置の前記組織接触部材の表面または前記組織接触部材の中に設けられている、
複数の植え込み可能なセンサー要素と、
を具備する、装置。
(18)実施態様(17)に記載の装置において、
前記装置が、
前記複数のセンサー要素によって感知されたパラメータを表すデータを患者の体外の位置へ伝達するように動作可能な通信機、
をさらに具備する、装置。
(19)制限を提供し、関連する動作パラメータを感知するための装置において、
前記装置が、
(a)植え込み可能な制限装置であって、
解剖学的構造の一部の周りに固定されるように構成されており、
前記制限装置が、前記解剖学的構造内で制限を行うように動作可能であり、
前記制限要素が、組織接触部材を含み、
前記組織接触部材が、前記解剖学的構造の組織と接するように構成されている、制限装置と、
(b)流体が満たされた植え込み可能な部材であって、
前記流体が満たされた植え込み可能な部材が、前記解剖学的構造の周りに適合するように構成されていて、
前記流体が満たされた植え込み可能な部材が、
(i)前記制限装置の少なくとも一部と前記解剖学的構造との間、または、
(ii)前記制限装置の付近
のいずれか一方または両方に配置可能な、流体が満たされた植え込み可能な部材と、
(c)前記流体が満たされた植え込み可能な部材と流体連通した圧力センサーであって、前記圧力センサーが、前記流体が満たされた植え込み可能な部材内の流体の圧力を感知するように動作可能である、圧力センサーと、
を具備する、制限および関連動作パラメータ感知装置。
(20)実施態様(19)に記載の装置において、
前記流体が満たされた植え込み可能な部材が、チューブを含む、装置。
例示的な食物摂取量制限システムの模式図である。 図1の食物制限システム用の例示的な植え込み可能な部分のより詳しい斜視図である。 例示的な用途での患者の胃食道接合部の周りに位置付けられたバンドを示す、図2の調節可能な胃バンドの斜視図である。 例示的な収縮された構成で示された図2の調節可能な胃バンドの断面図である。 食物摂取量制限を行うために例示的な膨らまされた構成で示された、図2の調節可能な胃バンドの断面図である。 図2の調節可能な胃バンドと共に用いられてもよい例示的な圧力感知細片の平面図である。 図2の調節可能な胃バンドと共に用いられてもよい例示的な代わりの圧力感知細片の平面図である。 図2の調節可能な胃バンドと共に用いられてもよい別の例示的な代わりの圧力感知細片の平面図である。 図7および図8の圧力感知細片と共に用いられてもよい例示的な感知要素の断面図である。 一体的な圧力センサーを備えた、例示的な組織接触部材の平面図である。 一体的な圧力センサーを備えた、例示的な組織接触部材の部分的な斜視図である。 膨張可能な部分内に鋳込まれたひずみゲージを備えた例示的な胃バンドの断面図である。 巻かれていない構成の図12の胃バンドの平面図である。 例示的な圧力感知袋システムの平面図である。 例示的な用途での患者の胃食道接合部の周りに位置付けられた、図14の胃バンドおよび圧力感知袋システムの部分的な斜視図である。 図15の胃バンドおよび圧力感知袋システムの断面図である。 単一のセンサーおよび内腔を用いる、例示的な代わりの圧力感知袋システムの平面図である。 複数のセンサーおよび内腔を用いる、別の例示的な代わりの圧力感知袋システムの平面図である。 例示的な用途での患者の胃食道接合部で胃バンドの近くに配置された図18の圧力感知袋システムの平面図である。 使用者による問い合わせの間に外部モニターディスプレイ上に表示されるような、圧力感知システムからの圧力信号を示すグラフの図である。

Claims (4)

  1. 制限を提供し、関連する動作パラメータを感知するための装置において、
    前記装置が、
    (a)植え込み可能な制限装置であって、
    解剖学的構造の一部の周りに固定されるように構成されており、
    前記制限装置が、前記解剖学的構造内での制限を行うように動作可能であ前記解剖学的構造の組織と接するように構成されている組織接触部分を有する、
    制限装置と、
    (b)植え込み可能な感知装置であって、
    前記制限装置の動作に関連するパラメータを感知するように構成されており、
    前記感知装置の少なくとも一部が、前記解剖学的構造の組織に隣接して位置付けられるように構成されている、
    感知装置と、
    を具備
    前記制限装置が胃バンドを含み、前記感知装置がセンサー細片を含み、前記センサー細片が複数の圧力センサーを含み、前記複数の圧力センサーは前記センサー細片の両方の側に設けられ、前記センサー細片は前記制限装置の前記組織接触部の表面に形成された周状に延在する凹部内に一体的に設けられている、装置。
  2. 請求項1に記載の装置において
    前記複数のセンサーが、前記センサーによって感知された前記パラメータの分布を確立するのに十分なデータを得るように構成されており、
    前記分布が、前記センサーの間での前記感知されたパラメータの割り当てを示す、装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、
    前記感知装置が、流体が満たされた部材を含む、装置。
  4. 請求項に記載の装置において、
    前記感知装置が、前記流体が満たされた部材内の前記流体と流体連通している圧力センサーをさらに含む、装置。
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