JP5312398B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、冷蔵庫に関する。特に、冷蔵室等の貯蔵室における食品収納棚の使い勝手向上技術に関する。
一般に、冷蔵庫における食品を載せる食品収納棚を有する冷蔵室において、特に、最上段奥スペースに入れた食品収納棚上の食品を容易に取り出すことができるように改善することが強く要求されている。
そこで、例えば、食品収納棚の回転に従って奥スペースに収納された食品が使用者の近くに出るようにして、使い勝手がよく、且つ無効空間を最小化させることができる冷蔵庫の棚装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記冷蔵庫は、正面に開口部のある食品貯蔵室と、食品貯蔵室を開閉する扉と、食品貯蔵室の側壁に設けられた棚支持台と、棚支持台に支持されている補助棚と、後面が正面開口部に接近するようにスイング動作される、補助棚上部に装着された回転棚とからなるものである。
特開平10−153382号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された冷蔵庫の棚装置は、奥スペースの食品等の取り出しを容易にする効果は有するものの、回転させるため軸部のネジに下方からナットが固定されるものであり、組立て性に難があるとともに、見栄えが低下する。さらに、使用者による回転棚の取外しが困難であるため、清掃性が悪いという課題があった。
また、上記特許文献1に記載された冷蔵庫の棚装置は、固定された補助棚の溝内を、回転軸が前方へ移動し回転するため、回転90度位置において、回転棚の前方への突出量が大きく、軸部への負荷が大きくかかる、また、使用者に与える貯蔵品の落下の恐怖感が増長される、という課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、回転動作にて奥スペースの食品等の取り出しを容易にする棚機構を有する冷蔵庫を、無効スペースを最小限に留め、且つ、見栄えや取外し清掃性が向上し、動作時の安全性を向上させた冷蔵庫を提供する。
この発明に係る冷蔵庫は
左右内側に側壁を有する貯蔵室を備えるとともに、
前記貯蔵室の前記側壁に設置される一対のレールと、
記一対のレールに、前後方向に摺動自在に設けられ、略中央に軸支持穴が形成された支持棚と、
前記支持棚の上に回転自在に設けられ、略中央に、前記支持棚の前記軸支持穴に挿入される回転トレイ軸が形成された回転トレイと、
前記回転トレイの前記回転トレイ軸に固定されるとともに、前記支持棚の前記軸支持穴に摺動自在に嵌合する固定リング
を有する回転棚装置を備えるものである。
この発明に係る冷蔵庫は、無効スペースを最小限に留め、且つ、見栄えや取外し清掃性が向上し、動作時の安全性を向上させることができる。
実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の分解斜視図。 実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の原位置における概念平面図。 実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の原位置における概念斜視図。 実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の前進位置における概念斜視図。 実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の前進回転位置における概念斜視図。 実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の前進回転位置における概念斜視図。 実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の原位置回転位置における概念斜視図。 実施の形態1を示す図で、回転トレイ11の回転トレイ軸11aと支持棚12の軸支持穴12cとの嵌合構造を示す図。 実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の軸嵌合構造を示す図。 実施の形態1を示す図で、固定リング13の拡大斜視図。 実施の形態1を示す図で、回転棚装置10の平面図。 図11のY−Y断面図。 実施の形態1を示す図で、レール20を貯蔵室側から見た側面図。 実施の形態2を示す図で、冷蔵庫100の冷蔵室101を示す概念正面図。 実施の形態2を示す図で、冷蔵庫100の冷蔵室101における庫内照明の構成を示す分解斜視図。
実施の形態1.
図1は実施の形態1を示す図で、冷蔵庫の回転棚装置10の分解斜視図である。回転棚装置10は、食品等を載置する回転トレイ11と、回転トレイ11を回転自在に支持する支持棚12と、回転トレイ11と支持棚12とを嵌合する固定リング13と、貯蔵室(例えば、冷蔵室)左右側壁に設置され、支持棚12が前後方向に摺動する一対のレール20とを、少なくとも備える。回転トレイ軸11a、軸支持穴12cについては、後述する。
回転棚装置10以外の冷蔵庫(図示せず)の構成は、一般的な構成であるので、詳細な説明は割愛する。冷蔵庫は、鋼板製の外箱と樹脂製の内箱とこれらの間に充填された発泡断熱材とで形成された断熱箱体を複数の室に仕切り、それぞれの室の開口部を開閉自在に閉塞する扉体を有する。
冷蔵庫の断熱箱体は、例えば、上から順に冷蔵室、製氷室及び切替室、野菜室、冷凍室に仕切られている。これらの室を、貯蔵室と呼ぶことにする。そして、これらの室は、その開口部を開閉自在に閉塞する冷蔵室扉体、製氷室扉体、切替室扉体、野菜室扉体、冷凍室扉体を有する。
断熱箱体を複数の室に仕切る仕切部材には、冷蔵室と製氷室及び切替室とを仕切る第1の仕切部材、製氷室と切替室とを仕切る第2の仕切部材、製氷室及び切替室と野菜室とを仕切る第3の仕切部材、野菜室と冷凍室とを仕切る第4の仕切部材がある。
先ず、回転棚装置10の基本構成について、図2乃至図7を参照しながら説明する。図2乃至図7は実施の形態1を示す図で、図2は回転棚装置10の原位置における概念平面図、図3は回転棚装置10の原位置における概念斜視図、図4は回転棚装置10の前進位置における概念斜視図、図5は回転棚装置10の前進回転位置における概念斜視図、図6は回転棚装置10の前進回転位置における概念斜視図、図7は回転棚装置10の原位置回転位置における概念斜視図である。
図における一対のレール20(前後方向に支持棚12を案内するガイド)は、冷蔵庫内の貯蔵室の両側壁面(内箱の両側壁面)に設けられ、支持棚12を前後方向に摺動自在に支持している。支持棚12上には回転トレイ11が設けられ、支持棚12と回転トレイ11は互いに回転自由な一箇所の支点により連結されている(この点については、後述する)。回転トレイ11は、支持棚12に回転自由な支点により支持されていて、回転トレイ11の四隅は回転支点を中心とした円弧形状により切り欠きを有することで回動できる形状となっている。
図2、図3に示す原位置において、回転棚装置10は、回転トレイ11が回転することなく冷蔵庫内の貯蔵室(例えば、冷蔵室)に収納されている。そして、レール20に沿って前後方向にスライド可能な支持棚12は、貯蔵室の最奥部に位置する。このときユーザは、必要に応じて支持棚12をレール20に沿って前後にスライドさせることができる。図2、図3では、食品30が回転トレイ11の右最奥部に置かれている状態を示している。
例えば、図4に示すように、回転トレイ11をレール20に沿って手前に引き出すことにより、回転トレイ11上の手前もしくは中央付近への食品(図示せず)の出し入れは、容易に行うことができる。
しかし、例えば、回転トレイ11の右最奥部に置かれている食品30は、図4に示すように回転トレイ11をレール20に沿って手前に引き出しても、容易に取り出すことは困難である。回転トレイ11の右最奥部に置かれている食品30の手前側に他の食品がある場合は、特に難しい。
本実施の形態の回転棚装置10は、回転トレイ11が、支持棚12に回転自由な支点により支持されていて、回転トレイ11の四隅は回転支点を中心とした円弧形状により切り欠きを有することで回動できる形状となっている。そのため、例えば、回転トレイ11の右最奥部に置かれている食品30を取り出す場合は、先ず最奥部にある回転トレイ11を手前に引き出す(図4の状態)。次に、図5に示すように、回転トレイ11をいずれかの方向に回転させる(時計方向でも反時計方向でもよい、図5では時計方向の場合を示している)。
図2、図3に示す原位置から180°回転させた状態を、図6に示す。最奥部にある回転トレイ11を手前に引き出した状態(図4)で、回転トレイ11上に置かれた食品の前後位置関係を反転させることができる。
特に、図2、図3に示す原位置で回転トレイ11の右最奥部に置かれていた食品30が、回転トレイ11の最前列に位置する。そのため、ユーザは容易に食品30を取り出すことができる。
さらには、その状態(食品30が回転トレイ11の最前列に位置する)で図7に示すように、支持棚12を後方に移動させて貯蔵室の最奥部に収めることもできる。賞味期限が迫りがちな冷蔵庫最奥部スペースに収納された食品等を冷蔵庫内の手前スペースに配置替えした状態で冷蔵保管することも可能であり、ユーザの利便性に加えて食品の賞味期限切れによるロス低減にも効果を奏することができる。
ここまでは、回転トレイ11の右最奥部に置かれている食品30を取り出すケースについて説明したが、その反対に、例えば、回転トレイ11の右最奥部に収納スペースがあり、そこに食品等を収納する場合も、同様の手順で行うことができる。
尚、冷蔵庫の最上部に位置する貯蔵室に複数の棚がある場合、最上段の棚に本実施の形態の回転棚装置10を用いると、最上段の棚における奥の食品の取り出し性が改善されるので、特に有効である。
本実施の形態の回転棚装置10の特徴は、貯蔵室の奥に収納される食品の取り出し性を改善する回転棚装置10において、回転トレイ11、支持棚12並びに固定リング13で構成される回転棚装置10の組立及び分解を容易に行うことができる点にある。
また、本実施の形態の回転棚装置10は、固定リング13の取付け不備や使用中に固定リング13が外れることがあっても、回転トレイ11が支持棚12から落下する恐れの少ない点に特徴がある。
以下、上記本実施の形態の回転棚装置10の特徴について、具体的に説明する。既に述べたように、回転トレイ11は、平面視で略長方形(短辺が貯蔵室奥行き方向、長辺が貯蔵室幅方向)であり、四隅は回転支点を中心とした円弧形状の切り欠きを有する形状である。そして、回転トレイ11の略中心部に、回転トレイ軸11a(図1、図8参照)を備える。
図8乃至図13は実施の形態1を示す図で、図8は回転トレイ11の回転トレイ軸11aと支持棚12の軸支持穴12cとの嵌合構造を示す図、図9は回転棚装置10の軸嵌合構造を示す図、図10は固定リング13の拡大斜視図、図11は回転棚装置10の平面図、図12は図11のY−Y断面図、図13はレール20を貯蔵室側から見た側面図である。
図8では、回転トレイ11の回転トレイ軸11a(嵌合爪11bを含む)以外の部位は図示を省略している。図8、図9に示すように、回転トレイ軸11aは、例えば、回転トレイ11の裏面(食品を載置する面と反対側の面)から所定の長さ下方に突出し、略円筒形状に形成されている。そして、回転トレイ軸11aの下端部付近の外周に、周方向に所定の幅を有し径方向に所定の長さ外側に突出する一対の嵌合爪11bが形成されている。例えば、一対の嵌合爪11bは、周方向に略180°間隔で配置される。ここで、一対の嵌合爪11bの先端間の長さを、D1と定義する(図8)。また、回転トレイ軸11aの外径をD4と定義する(図8)。
支持棚12は、全体形状が回転トレイ11と略同じ大きさの長方形である。そして、略中心部に回転トレイ11の回転トレイ軸11aが挿入される軸支持穴12c(円)が開けられている。軸支持穴12cの直径を、D2と定義する(図8)。
回転トレイ軸11aが挿入される軸支持穴12cの縁部に沿って、一対の略半円状のリブ12aが形成されている。リブ12aは、支持棚12の回転トレイ11を載置する面と略平行に形成される。一対の略半円状のリブ12aの間が、一対の切欠き部12bとなる。この一対の切欠き部12bの間の長さをD3と定義する(図8)。
そして、一対の嵌合爪11bの先端間の長さD1、軸支持穴12cの直径D2、一対の切欠き部12bの間の長さD3、回転トレイ軸11aの外径D4は、以下に示す関係を満たす。
D4<D2<D1<D3
回転トレイ11は、回転トレイ軸11aの一対の嵌合爪11bが、支持棚12の軸支持穴12cの一対の切欠き部12bの位置にくると、D1<D3、D4<D2の関係にあるから、支持棚12の軸支持穴12cに挿入可能となる。
回転トレイ軸11aの一対の嵌合爪11bが、支持棚12の軸支持穴12cの一対の切欠き部12bと略一致する位置は、回転トレイ11の直線辺と支持棚12の長辺とが平行になっている位置(回転角度0°もしくは180°)である。
回転トレイ11の直線辺と支持棚12の長辺とが平行になっている位置(回転角度0°もしくは180°)において、回転トレイ11の回転トレイ軸11aを支持棚12の軸支持穴12cに挿入し、回転トレイ軸11aに固定リング13を嵌合する。
固定リング13は、全体が略円板状であり、回転トレイ11側の面の外周縁内側に一対の半円状のリブ13aが所定の高さで立設している。一対の半円状のリブ13aの間の切欠き部13cに、固定リング13を回転トレイ11に嵌合する際に、回転トレイ11の嵌合爪11bがセットされ、その後、固定リング13を回転することにより回転トレイ11の嵌合爪11bは爪収納部13bに収納される。固定リング13の略中央部に、固定リング13を回転トレイ軸11aに固定するときの取っ手13dが形成されている(図10〜図12)。
回転トレイ11の回転トレイ軸11aを支持棚12の軸支持穴12cに挿入した後、固定リング13を回転トレイ11の回転トレイ軸11aに樹脂の弾性力を利用して固定する。先ず、支持棚12の軸支持穴12cに挿入された回転トレイ軸11aの一対の嵌合爪11bを、固定リング13の切欠き部13cにセットする。そして、例えば、固定リング13を時計方向に回転させると、一対の嵌合爪11bが固定リング13の一対の爪収納部13bの周方向の一方の端部(開口側)を、樹脂の弾性力により乗り越えて爪収納部13bの内側に入り、回転トレイ11と固定リング13とが嵌合して固定される(図10〜図12)。
固定リング13の材料は、POM(ポリアセタール)である。POM(ポリアセタール)は、オキシメチレン(oxymethylene)構造を単位構造にもつポリマーである。ポリアセタールは非晶部分と結晶部分が混在するために、強度、弾性率、耐衝撃性に優れたエンジニアリングプラスチックである。また摺動特性に優れている為、軸受け部品としても利用されている。
固定リング13は、そのリブ13aが軸として支持棚12の軸支持穴12cを摺動するので、摺動特性に優れているPOM(ポリアセタール)を用いるのが好ましい(図11、図12)。
回転トレイ11、支持棚12の材料は、PS(ポリスチレン樹脂)である。PS(ポリスチレン樹脂)は、透明性に優れている。冷蔵庫の貯蔵室において、複数の棚が存在し、照明装置が上部にある場合、貯蔵室全体を明るくするために、照明装置の光を透過させる棚の透明性が重要である。従って、回転トレイ11、支持棚12の材料には、透明性が優れたPS(ポリスチレン樹脂)が好適である。
貯蔵室左右側面に設置され、支持棚12が摺動する一対のレール20は、図13に示すように、回転棚装置10(支持棚12)を手前に引き出したときに、貯蔵室外に落下しないように、各レール20の前部にストッパー20aが形成されている。
以上のように、本実施の形態の回転棚装置10は、食品等を載置する回転トレイ11と、回転トレイ11を回転自在に支持する支持棚12と、回転トレイ11と支持棚12とを嵌合する固定リング13と、貯蔵室左右側面に設置され、支持棚12が摺動する一対のレール20とを備え、回転トレイ11を回動させる回転中心が支持棚12の略中央に形成されるとともに、回転トレイ11がその回転支点を中心とする円弧形状によって回転トレイ11の4隅を切り欠いた略四角形状であるので、コーナー部の無効スペースを最小限に留めることができるという効果を奏する。
また、本実施の形態の回転棚装置10は、回転トレイ11の回転トレイ軸11aに設けられた嵌合爪11bが樹脂の弾性力により固定リング13のリブ13aに嵌合して固定される構成である。そのため、回転棚装置10の組立が容易であり、また、使用者の取外し(分解)も容易である。さらに、固定リング13も樹脂(POM)にて構成されているので、形状や色などの自由度が上がり、見栄えも向上できる効果を奏する。
また、本実施の形態の回転棚装置10は、回転トレイ11の回転トレイ軸11aが、支持棚12の軸支持穴12cに対し、所定の回転角度(回転角度0°もしくは180°)以外では、通過できない嵌合構造である。そのため、仮に、固定リング13の取り付け不備や、使用中の嵌合爪11bはずれが生じたとしても、回転トレイ11は容易に落下できず、安全性を向上できる効果を有する。
実施の形態2.
図14、図15は実施の形態2を示す図で、図14は冷蔵庫100の冷蔵室101を示す概念正面図、図15は冷蔵庫100の冷蔵室101における庫内照明の構成を示す分解斜視図である。
冷蔵庫100は、例えば、断熱箱体の最上部に冷蔵室101が形成されている。冷蔵室101(貯蔵室)には、複数の棚を備えるが、ここでは実施の形態1の回転棚装置10が最上部に設けられる例について説明する。
冷蔵室101(貯蔵室)には、冷蔵室101内を照射する照明装置200が冷蔵室101天井に配設されている。照明装置200には、図13に示すように、単一波長もしくは複数波長の組合せのLED201(発光ダイオード)が複数個冷蔵室101の前後方向に配列されたLED実装基板202が、例えば、冷蔵室101を正面から見た場合、左右に1個づつ中心線の両側に略対称に設けられる。そして、LED201を複数個実装したLED実装基板202は、照明カバー203並びにカバー取り付け部材204にて、冷蔵室101天井面に配置固定される。左右のLED実装基板202の間の距離をL2とする(図12)。
固定リング13の材料であるPOM(ポリアセタール)は、摺動特性は優れているが、透明性がPS(ポリスチレン樹脂)に比べると劣る。そのため、光波の直進性が高いLED201からの光を遮光する。そのため、照明装置200内のLED実装基板202(ここでは2個)は、LED201からの光が固定リング13により遮光されて冷蔵室101全体が暗くならように配置する必要がある。
例えば、LED実装基板202が、冷蔵室101の中心付近にある場合は、LED201からの光がLED実装基板202の直下に位置する固定リング13により遮光されて、回転棚装置10より下の空間が暗くなる。
固定リング13の外径をL1とする。固定リング13の外径L1は、一例では、φ70mm〜φ100mm程度である。そして、回転棚装置10の固定リング13の外径L1に対し、冷蔵室101の天井面に中心線(冷蔵室)に対して左右対称に配置されるLED実装基板202の間隔L2は、少なくとも3倍以上の寸法となる配置が好ましい。即ち、
3×L1≦L2
このように、LED実装基板202を配置することにより、光波の直進性が高いLED201からの光に対し、固定リング13が遮光する割合が軽減される。そのため、回転棚装置10の下方に配置される他の棚面上の照度が確保され、見栄えが向上する。
また、固定リング13の外径L1を、φ70mm〜φ100mmとすることで、回転トレイ11上に食品が偏った荷重配置にて積載された場合でも、回転途中の90°角度位置においても、軸部(回転トレイ軸11a)での発生応力が軽減でき、回転トレイ11や固定リング13を形成する樹脂材(PS、POM)の破壊限界に対しても、充分な尤度を有する構造とすることができ、安全性の向上が図れる。
10 回転棚装置、11 回転トレイ、11a 回転トレイ軸、11b 嵌合爪、12 支持棚、12a リブ、12b 切欠き部、12c 軸支持穴、13 固定リング、13a リブ、13b 爪収納部、13c 切欠き部、13d 取っ手、20 レール、20a ストッパー、100 冷蔵庫、101 冷蔵室、200 照明装置、201 LED、202 LED実装基板、203 照明カバー、204 カバー取り付け部材。

Claims (9)

  1. 左右内側に側壁を有する貯蔵室を備えるとともに、
    前記貯蔵室の前記側壁に設置される一対のレールと、
    記一対のレールに、前後方向に摺動自在に設けられ、略中央に軸支持穴が形成された支持棚と、
    前記支持棚の上に回転自在に設けられ、略中央に、前記支持棚の前記軸支持穴に挿入される回転トレイ軸が形成された回転トレイと、
    前記回転トレイの前記回転トレイ軸に固定されるとともに、前記支持棚の前記軸支持穴に摺動自在に嵌合する固定リング
    を有する回転棚装置を備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記回転棚装置は、前記回転トレイの回転角度が所定の回転角度の状態で前記回転トレイの前記回転トレイ軸を前記支持棚の前記軸支持穴に挿入でき、前記回転トレイの回転角度が前記所定の回転角度以外の状態では前記回転トレイの前記回転トレイ軸を前記支持棚の前記軸支持穴に挿入できない構造を有することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記回転トレイの前記回転トレイ軸は、下端部付近の外周に、周方向に所定の幅を有し径方向に所定の長さ外側に突出する嵌合爪を備え、
    記支持棚の前記軸支持穴は、前記回転トレイの回転角度が前記所定の回転角度の状態で前記嵌合爪を挿入可能な切欠き部を備えることを特徴とする請求項記載の冷蔵庫。
  4. 前記嵌合爪及び前記切欠き部は、周方向に180°間隔でそれぞれ一対形成されていることを特徴とする請求項記載の冷蔵庫。
  5. 前記固定リングは、樹脂製であり、樹脂の弾性力により前記回転トレイの前記回転トレイ軸に嵌合して固定されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記回転トレイは、平面視で略長方形の四隅が切り欠かれた形状を有し、当該切り欠かれた部分の形状は、前記回転トレイの回転支点を中心とした円弧の形状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記貯蔵室は、天井面を有し、
    前記冷蔵庫は、さらに、前記貯蔵室の前記天井面に前記貯蔵室の左右方向に所定の間隔で設けられ、LED(発光ダイオード)が実装された複数のLED実装基板を備えことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 前記複数のLED実装基板は、前記貯蔵室の前記天井面の略中央に対して左右対称に前記固定リングの外径の3倍以上の間隔で配置されることを特徴とする請求項記載の冷蔵庫。
  9. 前記固定リングの外径、φ70mm〜φ100mmであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の冷蔵庫。
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