JP5312216B2 - 配線ボックス用カバー装置 - Google Patents

配線ボックス用カバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5312216B2
JP5312216B2 JP2009141572A JP2009141572A JP5312216B2 JP 5312216 B2 JP5312216 B2 JP 5312216B2 JP 2009141572 A JP2009141572 A JP 2009141572A JP 2009141572 A JP2009141572 A JP 2009141572A JP 5312216 B2 JP5312216 B2 JP 5312216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
screw
wiring box
wiring
holding portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009141572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010288401A (ja
Inventor
真之 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP2009141572A priority Critical patent/JP5312216B2/ja
Publication of JP2010288401A publication Critical patent/JP2010288401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5312216B2 publication Critical patent/JP5312216B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

この発明は、配線ボックスに取り付けられるカバーに関するものである。
従来、配線ボックスに取り付けられるカバーには、ビスが添付されていなかった(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−304550号公報
そこで、前記従来のカバーを、配線ボックスに取り付けたり、そのカバーに配線器具を取り付けたりする場合には、作業者が、自分で取付用のビスを用意する必要があった。ここで、例えば配線ボックスにビスが添付されていたとしても、ビスが配線ボックスの底に添付されていると、ビスを取り外す際に、配線ボックスの奥まで手を差し入れなければならず、その取り外しが困難となる虞があった。また、ビスを取り外したとしても、そのビスの長さ等が、取り付けるカバーと合わない可能性があり、この場合には、カバーに合ったビスをあらためて用意する必要があった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、取付け用のビスを別途用意する必要がない、配線ボックス用カバー装置を提供することにある。
この発明に係る配線ボックス用カバー装置は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る配線ボックス用カバー装置は、配線器具が通る開口を有して配線ボックスに取り付けられるカバーと、ビスとからなる。ここで、前記カバーは、板状のカバー本体を備える。そして、前記カバーには、前記開口に、前記ビスを保持するビス保持部が、そのカバーの前面よりも前方に突出しないように設けられて、前記ビスは、そのビスの軸が前記カバー本体の面方向に沿うようにして前記ビス保持部に保持されている。
こうして、カバーのビス保持部にビスが保持されることで、そのビスを用いて、カバーを配線ボックスに取り付けたり、あるいは、配線器具をカバーに取り付けたりすることができる。ここにおいて、ビス保持部は、カバーの前面よりも前方に突出しないように設けられており、このため、カバーを配線ボックスとともに、例えば、建物のコンクリート壁に埋設する場合に、そのコンクリート壁を成形するための型枠に、ビス保持部が干渉することがなく、また、例えば、カバーを配線ボックスとともに、建物の壁の裏側に配備する場合には、その壁に、ビス保持部が干渉することがない。さらに、ビスは、カバー本体の面方向に沿うようにしてビス保持部に保持されており、このため、ビス保持部にビスが保持されたカバー装置は、嵩張らず、その運搬とか保管性に優れる。
また、請求項に記載の発明に係る配線ボックス用カバー装置は、配線器具が通る開口を有して配線ボックスに取り付けられるカバーと、ビスとからなる。ここで、前記カバーは、板状のカバー本体と、そのカバー本体から枠状に前方に突出して内側が前記開口を構成する塗代部を備える。そして、前記カバーには、前記ビスを保持するビス保持部が、そのカバーの前面となる前記塗代部の前面よりも前方に突出しないようにして、前記カバー本体の前面から前方に突出するように形成されて、あるいは、前記塗代部の外面から側方に突出するように形成されて、前記ビスは、そのビスの軸が前記カバー本体の面方向に沿うようにして前記ビス保持部に保持されている。
この発明に係る配線ボックス用カバー装置によれば、カバーのビス保持部にビスが保持されることで、カバーを配線ボックスに取り付けたり、あるいは、配線器具をカバーに取り付けたりするにあたって、ビスを別途用意する必要がない。
この発明の一実施の形態の、カバー装置の表側からの斜視図である。 同じく、カバー装置の裏側からの斜視図である。 同じく、カバーの正面図である。 同じく、図3におけるA−A線による断面図である。 同じく、カバーの背面図である。 同じく、カバーを配線ボックスに取り付ける過程を示す斜視図である。 この発明の第1変形形態を示す、カバー装置の表側からの斜視図である。 同じく、カバーを配線ボックスに取り付ける過程を示す斜視図である。 この発明の第2変形形態(参考例)を示す、カバー装置の表側からの斜視図である。 この発明の第3変形形態(参考例)を示す、カバー装置の裏側からの斜視図である。 同じく、カバーの背面図である。 この発明の第4変形形態(参考例)を示す、カバー装置の裏側からの斜視図である。 この発明の第5変形形態(参考例)を示す、カバー装置の裏側からの斜視図である。 同じく、カバー装置の要部拡大断面図である。 この発明の第6変形形態を示す、カバー装置の表側からの斜視図である。 この発明の第7変形形態を示す、カバー装置の表側からの斜視図である。
以下、この発明に係る配線ボックス用カバー装置を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、配線ボックスである。2は、前記配線ボックス1に取り付けられる配線ボックス用カバーであって、配線器具が通る開口2aを有する。3は、ビスである。4は、前記カバー2と前記ビス3とからなる配線ボックス用カバー装置である。
ここで、前記カバー2は、板状のカバー本体6を備える。また、カバー2には、ビス3を保持するビス保持部5が、そのカバー2の前面2bよりも前方に突出しないように設けられている。そして、前記カバー装置4にあっては、前記ビス3が前記ビス保持部5に保持されている。詳細には、ビス3は、そのビス3の軸がカバー本体6の面方向に沿うようにしてビス保持部5に保持される。また、図示実施の形態においては、ビス3は、カバー2を配線ボックス1に取り付けるためのものである。
具体的には、配線ボックス1は、例えば合成樹脂製であって、前方が開放した箱形形状、例えば直方体形状をしている。そして、この配線ボックス1は、その周壁1aに、前記カバー2が取付固定される被固定部1b、1bが設けられている。詳細には、この被固定部1bは、周壁1aの前端部であって、対角線上の二箇所のコーナーから若干離れた位置において、内側に突出して形成されている。そして、この被固定部1bには、カバー2を取付固定するためのビス3が挿入される(詳しくは、ねじ込まれる)被固定孔1cがあけられている。
カバー2は、例えば合成樹脂製である。そして、前記ビス保持部5は、カバー2の前面2b(図示実施の形態においては、後述する塗代部7の前面7a)よりも前方に突出しないようにして前記開口2aに設けられる。詳しくは、ビス保持部5は、開口2aの前後の厚み内に設けられ、特に、開口2aの前後の厚みのうち、前側に設けられる。そこで、ビス3は、そのビス3の軸が、カバー本体6の面方向に沿うようにして(図示実施の形態においては、カバー本体6の面方向と平行となって)ビス保持部5に保持される。また、カバー2の開口2aは、四角形状に形成されて、その四角形状のコーナー部(詳しくは、対角線上の二箇所のコーナー部)に、前記ビス保持部5が設けられる。
詳細には、カバー2は、前記カバー本体6と、そのカバー本体6から枠状に前方に突出して内側が前記開口2aを構成する塗代部7とを備える。より詳細には、カバー本体6は、平板枠形状であって、特にその内外周が四角形状(詳しくは、方形形状)に形成されている。そして、塗代部7は、カバー本体6の内縁から前方に突出して形成され、こうして、開口2aが、四角形状(詳しくは、方形形状)に形成される。
また、カバー2には、そのカバー2を配線ボックス1に取付固定するための固定部2c、2cが、配線ボックス1の前記被固定部1b、1bに対向する位置に設けられる。詳細には、この固定部2cは、ビス保持部5に隣接して開口2a内に突出するように設けられる。そして、この固定部2cには、前記ビス3が挿通する固定孔2dがあけられている。すなわち、カバー2は、その固定孔2dを挿通して前記被固定部1bにおける被固定孔1cに挿入されるビス3により、配線ボックス1に取り付けられる。
ここにおいて、ビス保持部5は、固定部2cと開口2aの内面に掛け渡るように設けられる基板部5aと、その基板部5a(詳しくは、基板部5aの裏面)に設けられて前記ビス3を保持する保持部本体5bとからなる。ここで、基板部5aは、塗代部7の前面7aと面一になるようして板状に形成される。そして、保持部本体5bは、基板部5aから、ビス3の軸部を挟むように突出する一対の保持片5c、5cからなる。
また、カバー2には、前記配線器具が取付固定される被固定部2e、2eが設けられている。この被固定部2eは、開口2aの内面から開口2a内に突出するように設けられ、その被固定部2eには、配線器具を取付固定するためのビスが挿入される(詳しくは、ねじ込まれる)被固定孔2fがあけられている。
次に、以上の構成からなるカバー2を含めたカバー装置4の作用効果について説明する。このカバー装置4によれば、カバー2は、そのビス保持部5にビス3が保持される。そこで、そのビス3をビス保持部5から取り外して、そのビス3を用いて、カバー2を配線ボックス1に取り付けることができる。すなわち、カバー2を配線ボックス1に取り付けるにあたって、ビスを別途用意する必要がない。このため、この取付作業を迅速に行うことができる。
そして、カバー2を配線ボックス1に取り付けるためのビス3を、カバー2(詳しくは、カバー2に設けられたビス保持部5)に保持させることで、配線ボックス1に対して、カバー2が複数種類ある場合にも、それぞれのカバー2における固定部2cの前後の厚みを考慮した長さのビス3を、そのカバー2に保持させておくことができる。
また、ビス保持部5は、開口2aの四角形状のコーナー部に設けられており、これにより、カバー2の開口2aに配線器具を通すにあたって、配線器具がビス保持部5と干渉するのを避けることができる。
また、ビス保持部5は、開口2aの前後の厚みのうちの前側に設けられており、これにより、配線器具に接続するための配線を、開口2aから前方に引き出す際に、その配線がビス保持部5と接触しにくくなり、配線が傷付くのを防ぐことができる。特に、配線ボックス1およびカバー2を建物の壁の裏側に配備する場合であって、その壁に、表側からカバー2の開口2aに通ずる孔をあける場合に、ビス保持部5が孔あけ工具で荒らされたとしても、そのビス保持部5に配線が接触しにくいことから、配線が傷付くのを防ぐことができる。
また、ビス保持部5において、基板部5aが、固定部2cと開口2aの内面とに掛け渡っており、これにより、カバー2の剛性を高めることができる。また、このことから、例えば、配線ボックス1およびこのカバー2を、建物のコンクリート壁に埋設する場合であっても、コンクリートの打設の際の圧力によるカバー2の変形を抑えることができる。
また、ビス保持部5は、カバー2の前面2bとなる塗代部7の前面7aよりも前方に突出しないように設けられている。このため、カバー2を配線ボックス1とともに、建物のコンクリート壁に埋設する場合に、そのコンクリート壁を成形するための型枠に、ビス保持部5が干渉することがなく、また、カバー2を配線ボックス1とともに、建物の壁の裏側に配備する場合には、その壁に、ビス保持部5が干渉することがない。
また、ビス3は、カバー本体6の面方向に沿うようにして(図示実施の形態においては、カバー本体6の面方向と平行となって)ビス保持部5に保持される。このため、カバー2のビス保持部5にビス3が保持されたカバー装置4は、嵩張らず、その運搬とか保管性に優れることとなる。
また、ビス3は、カバー2の開口2aに設けられたビス保持部5に保持されて、その開口2a部分に配備されている。このため、ビス3を含むカバー装置4の状態で、配線ボックス1に宛がっても、ビス3が配線ボックス1と干渉することがない。したがって、ビス3を含むカバー装置4を配線ボックス1に宛がった後に、ビス3をカバー2から取り外し、そのビス3でカバー2を配線ボックス1に取り付けることができ、こうすることで、予めビス3をカバー2から取り外してそのビス3を手に持った状態で、カバー2を配線ボックス1に宛がう必要がなく、その取付け作業を効率よく行うことができる。
また、カバー2を配線ボックス1に取付固定するための固定部2cが、開口2aのコーナー部に設けられたビス保持部5に隣接することで、開口2a内の使われていない空間を有効に利用することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、図7に示すように、ビス保持部5は、カバー2の開口2aにおいて、その内側に突出するとともに、後方に延びて開口2aからはみ出るように延出形成された、ビス3の軸部を挟む一対の保持片5c、5cからなっていてもよい。ここで、ビス3は、そのビス3の軸がカバー本体6の面方向に沿うようにして(図示実施の形態においては、カバー本体6の面方向と平行となって)ビス保持部5に保持されている。そして、このビス保持部5により、ビス3は、その頭部側が開口2a内方向に突き出た状態で、すなわち、開口2aから表側に臨む状態で保持されて、ビス3を含むカバー装置4の状態で、配線ボックス1に宛がっても、ビス3が配線ボックス1と干渉することがない。したがって、ビス3を含むカバー装置4を配線ボックス1に宛がった後に、ビス3をカバー2から取り外し、そのビス3でカバー2を配線ボックス1に取り付けることができ、こうすることで、予めビス3をカバー2から取り外してそのビス3を手に持った状態で、カバー2を配線ボックス1に宛がう必要がなく、その取付け作業を効率よく行うことができる。図8は、このカバー2を、ビス3、3を用いて配線ボックス1に取り付ける過程を示す斜視図である。
また、ビス保持部5は、カバー2の開口2aに設けられなくとも、参考として、図9、図10〜図11、図12の三つの例に示すように、カバー本体6の裏面6bに設けられて、ビス3が、そのビス3の軸がカバー本体6の面方向に沿うようにして(図示実施の形態においては、カバー本体6の面方向と平行となって)ビス保持部5に保持されてもよい。ここで、図9に示す例では、ビス保持部5は、カバー本体6の裏面6bから突出するように形成された、ビス3の軸部を挟む一対の保持片5c、5cからなる。そして、このビス保持部5により、ビス3は、その頭部側が開口2a内方向に突き出た状態で、すなわち、開口2aから表側に臨む状態で保持されて、ビス3を含むカバー装置4の状態で、配線ボックス1に宛がっても、ビス3が配線ボックス1と干渉することがない。したがって、ビス3を含むカバー装置4を配線ボックス1に宛がった後に、ビス3をカバー2から取り外し、そのビス3でカバー2を配線ボックス1に取り付けることができ、こうすることで、予めビス3をカバー2から取り外してそのビス3を手に持った状態で、カバー2を配線ボックス1に宛がう必要がなく、その取付け作業を効率よく行うことができる。また、図10〜図11に示す例では、同様に、ビス保持部5は、カバー本体6の裏面6bから突出するように形成された、ビス3の軸部を挟む一対の保持片5c、5cからなり、このビス保持部5により、ビス3は、その頭部側が開口2a内方向に突き出た状態で、すなわち、開口2aから表側に臨む状態で保持される。そして、このビス保持部5は、配線ボックス1の内面1d(図11において、二点鎖線で示す)にちょうど嵌まる位置にあり、これにより、例えば、配線ボックス1およびこのカバー2を、建物のコンクリート壁に埋設する場合であっても、コンクリートの打設の際の圧力による配線ボックス1の変形を抑えることができる。図12に示す例では、ビス保持部5は、カバー本体6の裏面6bに設けられた凹部6cから突出するように形成された、ビス3の軸部を挟む一対の保持片5c、5cからなる。そして、このビス3は、凹部6c部分において、ビス保持部5に保持される。
また、参考として、図13〜図14に示す例では、ビス保持部5は、カバー本体6の裏面6bに設けられるが、ビス3は、そのビス3の軸が、カバー本体6の面方向に沿うようにして(図示実施の形態においては、カバー本体6の面方向とわずかに傾いて)ビス保持部5に保持される。ここで、ビス保持部5は、カバー本体6の裏面6bにおいて、ビス3を保持するように窪んで形成されており、ビス3の軸部3aが圧入状態で嵌まる第1窪み5dとビス3の頭部3bが遊嵌状態で嵌まる第2窪み5eとからなる。
また、図15、図16に示すように、ビス保持部5は、カバー2の前面2b(図示実施の形態においては、塗代部7の前面7a)よりも前方に突出しないようにしてカバー本体6の前面6aまたは塗代部7の外面7bに設けられて、ビス3が、そのビス3の軸がカバー本体6の面方向に沿うようにして(図示実施の形態においては、カバー本体6の面方向と平行となって)ビス保持部5に保持されてもよい。ここで、図15に示す例では、ビス保持部5は、カバー本体6の前面6aから前方に突出するように形成された、ビス3の軸部を挟む一対の保持片5c、5cからなる。そして、図16に示す例では、ビス保持部5は、塗代部7の外面7bから側方に突出するように形成された、ビス3の軸部を挟む一対の保持片5c、5cからなる。このように、ビス保持部5が、カバー本体6の前面6aとか塗代部7の外面7bに設けられることで、ビス3を含むカバー装置4の状態で、配線ボックス1に宛がっても、ビス3が配線ボックス1と干渉することがない。したがって、ビス3を含むカバー装置4を配線ボックス1に宛がった後に、ビス3をカバー2から取り外し、そのビス3でカバー2を配線ボックス1に取り付けることができ、こうすることで、予めビス3をカバー2から取り外してそのビス3を手に持った状態で、カバー2を配線ボックス1に宛がう必要がなく、その取付け作業を効率よく行うことができる。しかも、ビス保持部5が、カバー本体6の前面6aとか塗代部7の外面7bに設けられることで、このカバー2が配線ボックス1とともに建物のコンクリート壁に埋設された場合に、ビス保持部5がコンクリートに埋め込まれるため、美観を害すことがない。
また、カバー2が塗代部7を備える場合には、通常は、そのままの向きで、つまり、塗代部7が前方に突出することとなる正規の向きで用いるが、ビス保持部5が、カバー2の裏面、つまりカバー本体6の裏面よりも後方に突出しない場合には(図4、図15、図16参照)、反転した逆の向きで用いてもよい。すなわち、カバー2を、正規の向きか逆の向きかで選択して用いることができる。したがって、例えば、カバー2が配線ボックス1とともに建物のコンクリート壁に埋設される場合には、そのカバー2を正規の向きで用い、カバー2が配線ボックス1とともに建物の壁の裏側に配備する場合は、そのカバー2を逆の向きで用いるようにしてもよい。
また、カバー2における塗代部7は、状況に応じて設けられるものであり、その有無は、図15、図16を除き、図示実施の形態に限定されるものではない。
また、ビス保持部5に保持されるビス3は、カバー2を配線ボックス1に取り付けるためのビスでなくとも、配線器具をカバー2に取り付けるためのビスであってもよい。これにより、このビス3を、ビス保持部5から取り外して、そのビス3を用いて、配線器具をカバー2に取り付けることができる。すなわち、配線器具をカバー2に取り付けるにあたって、ビスを別途用意する必要がない。このため、この取付作業を迅速に行うことができる。
1 配線ボックス
2 カバー
2a 開口
2b 前面
2c 固定部
3 ビス
4 カバー装置(配線ボックス用カバー装置)
5 ビス保持部
5a 基板部
5b 保持部本体
6 カバー本体
6a 前面
7 塗代部
7a 前面
7b 外面

Claims (2)

  1. 配線器具が通る開口を有して配線ボックスに取り付けられるカバーと、ビスとからなる、配線ボックス用カバー装置であって、
    前記カバーは、板状のカバー本体を備え、
    前記カバーには、前記開口に、前記ビスを保持するビス保持部が、そのカバーの前面よりも前方に突出しないように設けられて、
    前記ビスは、そのビスの軸が前記カバー本体の面方向に沿うようにして前記ビス保持部に保持されてなる、配線ボックス用カバー装置。
  2. 配線器具が通る開口を有して配線ボックスに取り付けられるカバーと、ビスとからなる、配線ボックス用カバー装置であって、
    前記カバーは、板状のカバー本体と、そのカバー本体から枠状に前方に突出して内側が前記開口を構成する塗代部とを備え、
    前記カバーには、前記ビスを保持するビス保持部が、そのカバーの前面となる前記塗代部の前面よりも前方に突出しないようにして、前記カバー本体の前面から前方に突出するように形成されて、あるいは、前記塗代部の外面から側方に突出するように形成されて、
    前記ビスは、そのビスの軸が前記カバー本体の面方向に沿うようにして前記ビス保持部に保持されてなる、配線ボックス用カバー装置。
JP2009141572A 2009-06-12 2009-06-12 配線ボックス用カバー装置 Active JP5312216B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009141572A JP5312216B2 (ja) 2009-06-12 2009-06-12 配線ボックス用カバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009141572A JP5312216B2 (ja) 2009-06-12 2009-06-12 配線ボックス用カバー装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013126117A Division JP5492330B2 (ja) 2013-06-14 2013-06-14 配線ボックス用カバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010288401A JP2010288401A (ja) 2010-12-24
JP5312216B2 true JP5312216B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=43543678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009141572A Active JP5312216B2 (ja) 2009-06-12 2009-06-12 配線ボックス用カバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5312216B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53155097U (ja) * 1977-05-10 1978-12-06
JPH0833160A (ja) * 1994-07-19 1996-02-02 Nichidou Denko Kk コンクリート埋設用ボックス
US6722621B2 (en) * 2002-07-03 2004-04-20 Hubbell Incorporated Electrical box assembly with removable protective cover

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010288401A (ja) 2010-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5243914B2 (ja) ホールプラグ
JP6421444B2 (ja) 位置検出センサ
JP6892857B2 (ja) 収納容器
WO2009141862A1 (ja) 電子機器用の高さ調整機構およびこれを備えた電子機器
KR101346909B1 (ko) 렌즈 홀더 및 그 고정 방법
JP6554136B2 (ja) 電気接続箱、および電気接続箱とプロテクタとの接続構造
JP5073644B2 (ja) 樹脂部品
JP5312216B2 (ja) 配線ボックス用カバー装置
JP5492330B2 (ja) 配線ボックス用カバー装置
JP2015161780A (ja) 防水ケース
JP6041210B2 (ja) 光源ユニット及びそれを用いた照明器具
JP6306549B2 (ja) 締結補助部品の装着構造、それを備えた装置および締結補助部品の装着方法
JP2011110456A (ja) エアフィルタ取付機構
JP7013082B2 (ja) 電気機器収納箱用ルーバー
JP2005327933A (ja) 樹脂製ケース
JP4578351B2 (ja) キャビネットの枠体取り付け構造
JP5200757B2 (ja) エレベータの鏡装置
JP2008179414A (ja) 光学用梱包トレイ及びこれに収容された光学素子
JP2007026905A (ja) 配線箱用ケーブルブッシング
JP2007177853A (ja) スタッドボルト用取付け構造
JP4504786B2 (ja) 電子部品ユニットの操作パネルに対する取付け構造
JP2006286683A (ja) キャビネットの枠体取り付け構造
JP4641004B2 (ja) プリント基板の取付構造
JP4235532B2 (ja) 配線用ボックス
JP5323236B2 (ja) 端子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5312216

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250