JP5311433B1 - 食品用容器の補助具及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】串またはフォークをスリーブと呼ばれている補助具に容易に出し入れ自在に保持できること。また、食器を補助具から取り出す場合に、食材を入れた容器を入れている補助具をどこかに一旦置くことなく、一方の手で容器ごと補助具を持ち、他方の手で串などの食器を取り出すことができること。
【解決手段】容器本体1を入れるスリーブと呼ばれている補助具10の外側面に上部を開口したポケット部11を一体に形成する。このポケット部11に串6を挿入して、該串6をポケット部11にて出し入れ自在に保持する。串6を補助具10から取り出す場合、食材を入れた容器本体1を入れている補助具10をどこかに一旦置くことなく、一方の手で容器本体1ごと補助具10を持ち、他方の手で串6を取り出す。補助具10は1枚もので構成され、第1接合部12にてポケット部を形成し、第2接合部15で偏平な把持部14を形成している。
【選択図】図9

Description

本発明は、鶏肉、豚肉、牛肉などの唐揚げ物、おでん、団子、田楽、ミニドーナツ、オツマミなどの食材をコップ状の容器に入れて、該容器内の食材を指で摘むことなく、食材を食べることができるようにした食品用容器の補助具及びその製造方法に関するものである。
鶏肉、豚肉、牛肉などの唐揚げ物、おでん、団子、田楽、ミニドーナツ、オツマミなどの食材をコップ状の容器に入れ、これら食材を入れた容器ごと販売したり、あるいは無償でサービスとして提供する場合がある。
容器内の食材を食べる場合、指で直接食材を摘んで食べると、指が汚れてしまい、食べた後に指を舐めるか、水で洗うことになる。また、別途串を用いて食材を突き刺して食べる場合もある。
これらの串は、容器とは別途に置いてあり、予め容器に串が設けられておらず、店内などで食べる場合は、店内に置いてある串を用いて食べることができるが、一度、店などその場所から離れると、串を入手することができず、上述したように指を食材を摘んで食べざるを得ないことになる。
そこで、食材を入れる容器に串を備え付けたものとして、例えば、下記に示す特許文献1が挙げられる。
特開2000−33948号公報
上記特許文献1は、焼き鳥、つくね、団子などの串刺し食品を容器に入れているものであり、つくね、焼き鳥、団子等の塊状の食品を縦方向に3〜4個程度を収容することができる高さを有する筒状容器若しくは箱状容器とし、該容器内に前記塊状の食品を上から容易に取り出すことができる開口面を有する仕切り、若しくは仕切り筒を係着し、複数の仕切り区分を構成しているものである。
また、各仕切り区分内には前記塊状の食品を串に刺さないバラの状態で縦方向に3〜4個程度を収容するようにしている。また、前記塊状の食品を串刺しするための串を別途収納袋に入れ、この串を入れた収納袋を容器の本体の一部に添付しているものである。
上記特許文献1では、収納袋内に串を入れておき、該収納袋を容器の外側面に係着しているために、串を使って容器内の串刺し食品を食べようとした場合、先ず、一方の手で容器を掴み、他方の手で収納袋を容器から取り外し、さらに、容器をどこかに置いて両方の手で収納袋を破いて収納袋から串を取り出して、やっと串刺し食品を食べることができる。
そのため、この特許文献1においては、串刺し食品を串を使って食べる場合に、串をすぐに取り出すことができず、利用者にイライラ感を与えてしまうことになる。また、収納袋から串を取り出す場合、両手で収納袋を破って串を取り出さなければならず、容器を一度どこかに置く必要がある。そのため、歩きながら串を取り出して串刺し食品を食べることが非常に困難であるという問題を有している。
ところで、コーヒーショップなどで、ホットコーヒーを注文した場合、紙製あるいは樹脂製でコップ状の容器にホットコーヒーが入れられてくるが、手で直に持つと熱いので、上下が貫通した円筒状でスリーブと呼ばれている補助具に入れて持つことができるようになっている。
この補助具は、容器を入れることで、補助具が容器の外側になって断熱し、容器の表面が熱くても補助具には熱が伝わりにくくなって、補助具を手で直に持つことができるものである。
また、熱い液体以外に容器に上述の熱い食材を入れた場合でも、人によっては容器を直に持つと熱く感じる場合もある。そこで、上記のスリーブと呼ばれている補助具を介して容器を持つ場合も生じる。
上記スリーブとしては、例えば、下記に示す特許文献2〜4が挙げられる。
特開2006−27723号公報 特開2006−44723号公報 特開2010−76777号公報
上記特許文献2は、内側面を凹凸状とし外側面を平面状とした段ボール紙を筒状にしたスリーブであり、このスリーブで冷えたビール等を入れた容器を持つことで、容器の外側面に発生する水滴を吸収し、手に水滴が付着しないようにしたものである。
また、上記特許文献3は、容器本体の胴部壁外周面に嵌合したスリーブのほぼ中間部に縦方向にスリットを全周にわたって所定の間隔毎に形成し、スリット間の部分を短冊片とし、該短冊片に横方向に罫線を入れたものである。そして、スリーブの上部を下方にスライドさせることで、短冊片が罫線の部分で折曲して、空気層を有する把持部を形成しているものである。
特許文献4では、スリーブである外筒の上方から下方にかけて略平行に伸びる4本の折れ線に沿って内方に折り込まれた内向きの突出部分を数カ所に形成している。この突出部分が形成された外筒をカップ本体に取り付けることにより、カップ本体の胴部と外筒との間に空隙が形成され、これにより、優れた断熱性を発揮するようにしている。
しかしながら、特許文献2では、スリーブにより吸水・吸湿効果にて水滴が落下しないようにしたものであり、また、特許文献3、4では、スリーブにより断熱効果にて容器を持ったときに熱くないようにしたものであり、後述するように串またはフォークを出し入れ自在に保持させるという思想は無い。
このように、特許文献1〜4では、紙製あるいは樹脂製でコップ状の容器や、該容器を入れる補助具は、容器や補助具単独であって、容器や補助具に食材を突き刺して食べる串などは装着されていない。
また、串などを出し入れ自在に保持する保持手段が容器や補助具に設けられておらず、近くに串などが無い場合では、食材を直接指で摘んで食べるしかなく、指が汚れるという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持った食品用容器の補助具及びその製造方法を提供するものである。
(1)串またはフォークをスリーブと呼ばれている補助具に容易に保持できるようにすること。
(2)串またはフォークを補助具から取り出す場合に、すぐに取り出すことができること。
(3)串またはフォークを補助具から取り出す場合に、食材を入れた容器を入れている補助具をどこかに一旦置くことなく、一方の手で容器ごと補助具を持ち、他方の手で串またはフォークを取り出すことができること。
(4)串またはフォークの先端部分は補助具から外部に露出させずに衛生的とすること。
(5)串またはフォークを出し入れ自在に保持するポケット部を形成する場合にも簡単に形成できるようにすること。
そこで、本発明の請求項1に記載の食品用容器の補助具では、食材を入れるコップ状の容器本体1は、材料を紙製あるいは樹脂製とし、一般に市販されているものであり、
前記容器本体1を内側に入れて該容器本体1を間接的に持つ補助具10は、一般にスリーブと呼ばれているものであり、
前記補助具10は、前記容器本体1の形状と同様の筒状に形成されていると共に、上下に貫通し上部に至るほど拡開しており、
前記容器本体1内に入れる食材が熱い場合であって、該容器本体1を直に持つと熱い場合に前記補助具10内に該容器本体1を入れて該補助具10にて前記容器本体1を間接的に持つようにした食品用容器の補助具であって、
前記補助具10は1枚物のシート材20からなり、
前記シート材20の中央に上下方向に形成した折り込み線21を基準に二つ折りに重ね合わせ、前記折り込み線21側より内側に、上部を開口し、下部は閉塞するようにした直線状の第1接合部12にて二つ折りした部分を接合して略逆三角錐形状の収納部13としたポケット部11を形成し、
前記シート材20のポケット部11側とは反対側の端部には前記第1接合部12の接合面よりは幅広とした第2接合部15にて全面的に接合して偏平で指で把持可能な把持部14を形成し、
前記ポケット部11の収納部13に、串またはフォークを片手で出し入れ自在に保持するようにしていることを特徴としている。
請求項2に記載の食品用容器の補助具では、食材を入れるコップ状の容器本体1は、材料を紙製あるいは樹脂製とし、一般に市販されているものであり、
前記容器本体1を内側に入れて該容器本体1を間接的に持つ補助具10は、一般にスリーブと呼ばれているものであり、
前記補助具10は、前記容器本体1の形状と同様の筒状に形成されていると共に、上下に貫通し上部に至るほど拡開しており、
前記容器本体1内に入れる食材が熱い場合であって、該容器本体1を直に持つと熱い場合に前記補助具10内に該容器本体1を入れて該補助具10にて前記容器本体1を間接的に持つようにした食品用容器の補助具であって、
前記補助具10は1枚物のシート材20からなり、
前記シート材20の中央に上下方向に形成した折り込み線21を基準に二つ折りに重ね合わせ、前記折り込み線21側より内側に、上部を開口し、下部は閉塞するようにした線状で略L字状の第1接合部12にて二つ折りした部分を接合して略円筒状の収納部13としたポケット部11を形成し、
前記シート材20のポケット部11側とは反対側の端部には前記第1接合部12の接合面よりは幅広とした第2接合部15にて全面的に接合して偏平で指で把持可能な把持部14を形成し、
前記ポケット部11の収納部13に、串またはフォークを片手で出し入れ自在に保持するようにしていることを特徴としている。
請求項3に記載の食品用容器の補助具では、前記ポケット部11に保持されている串またはフォークの上部は、前記補助具10より上方に突出していることを特徴としている。
請求項4に記載の食品用容器の補助具では、前記補助具10の外周面に、図柄などのデザインを印刷していることを特徴としている。
請求項5に記載の食品用容器の補助具では、前記補助具10の外周面に、広告を印刷していることを特徴としている。
請求項6に記載の食品用容器の補助具では、前記補助具10の外周面に広告を印刷した広告主のホームページへ携帯電話によりアクセス可能なコードを印刷していることを特徴としている。
請求項7に記載の食品用容器の補助具の製造方法では、食材を入れるコップ状の容器本体1は、材料を紙製あるいは樹脂製とし、一般に市販されているものであり、
前記容器本体1を内側に入れて該容器本体1を間接的に持つ補助具10は、一般にスリーブと呼ばれているものであり、
前記補助具10は、前記容器本体1の形状と同様の筒状に形成されていると共に、上下に貫通し上部に至るほど拡開しており、
前記容器本体1内に入れる食材が熱い場合であって、該容器本体1を直に持つと熱い場合に前記補助具10内に該容器本体1を入れて該補助具10にて前記容器本体1を間接的に持つようにした食品用容器の補助具の製造方法であって、
前記補助具10の内面には合成樹脂フィルムがラミートされており、
前記補助具10の一方の端部が山折り部分となるように紙材23を二つ折りにする第1工程と、
前記第1工程の後に、前記補助具10の一方の端部側には直線状または略L型の接合部に加熱すると共に、該補助具10の他方の端部の接合面に加熱することにより、前記補助具10の一方の端部に上部が開口し、底部が閉塞されるようにして内部の空洞部が略逆三角錐形状または略円筒状で串またはフォークが出し入れ自在に保持するポケット部11と、前記補助具10の他方の端部は偏平把持部14を形成する第2工程と、
前記第2工程の後に、前記補助具10を展開した状態の半分の形状に前記紙材23を打ち抜く第3工程とからなることを特徴としている。
請求項8に記載の食品用容器の補助具の製造方法では、食材を入れるコップ状の容器本体1は、材料を紙製あるいは樹脂製とし、一般に市販されているものであり、
前記容器本体1を内側に入れて該容器本体1を間接的に持つ補助具10は、一般にスリーブと呼ばれているものであり、
前記補助具10は、前記容器本体1の形状と同様の筒状に形成されていると共に、上下に貫通し上部に至るほど拡開しており、
前記容器本体1内に入れる食材が熱い場合であって、該容器本体1を直に持つと熱い場合に前記補助具10内に該容器本体1を入れて該補助具10にて前記容器本体1を間接的に持つようにした食品用容器の補助具の製造方法であって、
前記補助具10の一方の端部が山折り部分となるようにシートを二つ折りにする第1工程と、
前記第1工程の後に、前記補助具10の一方の端部側には直線状または略L型の接合部を接着剤により接着すると共に、該補助具10の他方の端部の接合面を接着剤により接着することにより、前記補助具10の一方の端部に上部が開口し、底部が閉塞されるようにして内部の空洞部が略逆三角錐形状または略円筒状で串またはフォークが出し入れ自在に保持するポケット部11と、前記補助具10の他方の端部は偏平把持部14を形成する第2工程と、
前記第2工程の後に、前記補助具10を展開した状態の半分の形状に前記シートを打ち抜く第3工程とからなることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の食品用容器の補助具によれば、補助具10は1枚物のシート材20からなり、前記シート材20の中央に上下方向に形成した折り込み線21を基準に二つ折りに重ね合わせ、前記折り込み線21側より内側に、上部を開口し、下部は閉塞するようにした直線状の第1接合部12にて二つ折りした部分を接合して略逆三角錐形状の収納部13としたポケット部11を形成し、前記シート材20のポケット部11側とは反対側の端部には前記第1接合部12の接合面よりは幅広とした第2接合部15にて全面的に接合して偏平で指で把持可能な把持部14を形成しているので、補助具10の端部に上面を開口したポケット部11を容易に形成することができる。また、ポケット部11の外側の端部が折り込み線21となっていて接合部分はなく、連続した1枚ものとなっており、接合部分である第1接合部12は補助具10の内側に1本であるため、ポケット部11の空洞部である収納部13の形状が安定している。更には、補助具10の端部に把持部14を形成しているので、補助具10に容器本体1を入れた場合では、補助具10の把持部14を片手で持ちながら他方の手で串6を使って容器本体1内の食材を食することができる。
しかも、ポケット部11の端部には接合部分がないために、簡単に破けることがなく、串等を出し入れする際にポケット部11が破損する恐れが少ない。
また、前記ポケット部11に、串またはフォークを片手で出し入れ自在に保持するようにしているので、従来とは異なり、容器本体1を入れた補助具10をどこかに一旦置く必要がなく、一方の手で補助具10を持ち、他方の手で串またはフォークを容易に取り出すことができる。
請求項2に記載の食品用容器の補助具によれば、補助具10は1枚物のシート材20からなり、前記シート材20の中央に上下方向に形成した折り込み線21を基準に二つ折りに重ね合わせ、前記折り込み線21側より内側に、上部を開口し、下部は閉塞するようにした線状で略L字状の第1接合部12にて二つ折りした部分を接合して略円筒状の収納部13としたポケット部11を形成し、前記シート材20のポケット部11側とは反対側の端部には前記第1接合部12の接合面よりは幅広とした第2接合部15にて全面的に接合して偏平で指で把持可能な把持部14を形成しているので、補助具10の端部に上面を開口したポケット部11を容易に形成することができる。また、ポケット部11の外側の端部が折り込み線21となっていて接合部分はなく、連続した1枚ものとなっており、接合部分である第1接合部12は補助具10の内側に1本であるため、ポケット部11の空洞部である収納部13の形状が安定している。更には、補助具10の端部に把持部14を形成しているので、補助具10に容器本体1を入れた場合では、補助具10の把持部14を片手で持ちながら他方の手で串6を使って容器本体1内の食材を食することができる。
しかも、ポケット部11の端部には接合部分がないために、簡単に破けることがなく、串等を出し入れする際にポケット部11が破損する恐れが少ない。
また、前記ポケット部11に、串またはフォークを片手で出し入れ自在に保持するようにしているので、従来とは異なり、容器本体1を入れた補助具10をどこかに一旦置く必要がなく、一方の手で補助具10を持ち、他方の手で串またはフォークを容易に取り出すことができる。
請求項3に記載の食品用容器の補助具によれば、ポケット部11に保持されている串またはフォークの上部は、前記補助具10より上方に突出しているので、串またはフォークを容易に掴んで補助具10から取り出すことができる。また、串またはフォークの先端部分は、ポケット部11内に位置しているので、販売者がポケット部11に触れても、串またはフォークには直接触れないために衛生的である。
請求項4に記載の食品用容器の補助具によれば、補助具10の外周面に、図柄などのデザインを印刷しているので、補助具10意匠的効果を発揮させることができる。
請求項5に記載の食品用容器の補助具によれば、補助具10の外周面に、広告を印刷しているので、広告主から広告代を徴収することができ、その広告代により補助具10の販売価格を安くすることができる。そのため、補助具10を購入しようとする者にとっては、安価に補助具10を購入することができる。
請求項6に記載の食品用容器の補助具によれば、補助具10の外周面に広告を印刷した広告主のホームページへ携帯電話によりアクセス可能なコードを印刷しているものであり、これにより、アクセスした者が広告主のホームページにより多くの広告を見ることで、広告効果を一層発揮させることができる。
請求項7に記載の食品用容器の補助具の製造方法によれば、補助具10の一方の端部が山折り部分となるように紙材23を二つ折りにする第1工程と、前記第1工程の後に、前記補助具10の一方の端部側には直線状または略L型の接合部に加熱すると共に、該補助具10の他方の端部の接合面に加熱することにより、前記補助具10の一方の端部に上部が開口し、底部が閉塞されるようにして内部の空洞部が略逆三角錐形状または略円筒状で串またはフォークが出し入れ自在に保持するポケット部11と、前記補助具10の他方の端部は偏平把持部14を形成する第2工程と、前記第2工程の後に、前記補助具10を展開した状態の半分の形状に前記紙材23を打ち抜く第3工程とからしているので、ポケット部11の外側の端部を接合することなくポケット部11を形成することができ、また、二つ折りして打ち抜いて補助具10を製造しているので、表裏の位置関係が安定して表裏がずれることなく、簡単に補助具10を製造することができる。
請求項8に記載の食品用容器の補助具の製造方法によれば、補助具10の一方の端部が山折り部分となるようにシートを二つ折りにする第1工程と、前記第1工程の後に、前記補助具10の一方の端部側には直線状または略L型の接合部を接着剤により接着すると共に、該補助具10の他方の端部の接合面を接着剤により接着することにより、前記補助具10の一方の端部に上部が開口し、底部が閉塞されるようにして内部の空洞部が略逆三角錐形状または略円筒状で串またはフォークが出し入れ自在に保持するポケット部11と、前記補助具10の他方の端部は偏平把持部14を形成する第2工程と、前記第2工程の後に、前記補助具10を展開した状態の半分の形状に前記シートを打ち抜く第3工程とからしているので、ポケット部11の外側の端部を接合することなくポケット部11を形成することができ、また、二つ折りして打ち抜いて補助具10を製造しているので、表裏の位置関係が安定して表裏がずれることなく、簡単に補助具10を製造することができる。
本発明の実施の形態における容器本体及び補助具の斜視図である。 本発明の実施の形態における補助具の正面図である。 本発明の実施の形態における補助具の接合部分を示す説明図である。 本発明の実施の形態における補助具を展開した場合の平面図である。 参考例の補助具を形成する場合の説明図である。 参考例の補助具を形成する場合の説明図である。 参考例の補助具を形成する場合の説明図である。 参考例の補助具を形成する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における補助具に容器本体を入れた場合の説明図である。 本発明の実施の形態における補助具に容器本体を入れた場合の正面図である。 本発明の実施の形態における補助具に容器本体を入れた場合の右側面図である。 本発明の実施の形態における補助具に容器本体を入れた場合の左側面図である。 本発明の実施の形態における補助具を製造する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における補助具を製造する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における補助具のポケット部の他の例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、容器本体1と、スリーブと呼ばれている補助具10の斜視図を示している。
容器本体1は、紙製あるいは樹脂製でコップ状に形成されており、一般に市販されているものであり、また、コーヒーショップなどで提供される周知な形状のものであり、上部に至るほど拡開している。なお、容器本体1は紙材のみで形成されている場合や、紙材の一面(容器本体1の内面)に合成樹脂フィルムをラミートして形成されている場合もある。
補助具10は、上下に貫通して筒状に形成されており、この補助具10は、容器本体1の外側に被せる断熱用の素材で構成されている。補助具10は、例えば、容器本体1と同様の紙材で形成するようにしても良い。
容器本体1や補助具10の大きさは特に限定されないが、容器本体1及び補助具10は、片手で持ちやすい大きさとしている。
図2は補助具10の正面図を示している。図1及び図2に示すように、補助具10の外側(図2に示す正面から見た場合では補助具10の一方側)には、串またはフォークの先端部分を出し入れ自在に保持する保持手段であるポケット部11が該補助具10に一体に形成されている。
補助具10の上下面は貫通しており、略円筒状であり、上部に至るほど拡開している。
次に、補助具10の構成について説明する。図3に示す補助具10の右側の上下方向で細幅の斜線部分はポケット部11を形成するための第1接合部12を示している。また、補助具10の左側に示す幅広の斜線部分は、手で持つことができるようにした把持部14を形成するための第2接合部15を示している。
図4は補助具10を形成する前のシート材20の平面図を示しており、シート材20の中央の折り込み線21を基準に左右に折り込むことで、図3に示すような偏平な補助具10が形成される。
そして、第1接合部12及び第2接合部15にて高周波による溶着あるいは接着剤による接着をすることで、ポケット部11及び把持部14が形成される。
第1接合部12では、細幅で線状に上下方向の全長にわたって接合することで、上部が開口し、底部が閉塞されたポケット部11が形成され、このポケット部11の上部を開口させて串などの先端部分を収納する空洞の収納部13を形成している。この収納部13の形状は、略逆三角錐形状としてある。
このポケット部11にて、串またはフォークの先端部分を出し入れ自在に保持するようになっている。
なお、ポケット部11を形成するための第1接合部12では、細幅の線状としているが、点線状、またはプレスバインダー(ホッチキス針不使用)方式などで接合するようにしても良い。第1接合部12の幅は、例えば、1mmとしている。
また、補助具10の材料に、合成樹脂フィルムを用いない場合は、接着剤を用いて接着するようにしても良く、また、紙材の一面に合成樹脂フィルムをラミートしている場合は、上記の高周波溶着の他にレーザーによる微細な貫通口を造ると同時に、ラミートしているフィルムを溶かして溶着させるようにしても良い。
また、第2接合部15では、全面的に溶着あるいは接着させて、偏平な把持部14を形成している。補助具10を容器本体1にセットした際には、この把持部14を指を挟んで補助具10を持つことができるようにしている。
特に、第2接合部15では、ポケット部11を形成するための第1接合部12のように細幅ではなく、比較的広い面積で幅広に接合しているために、接合強度が上がり、1枚ものの補助具10が把持部14にて容易に裂けるのを防止している。
ここで、図5〜図8は、実施形態の補助具10の特徴ないし効果を理解し易くするための参考例を示すものであり、2枚の平板10a、10bを重ね合わせて補助具10を形成した場合を示している。図5に示す円弧状の2枚の平板10a、10bを図6に示すように重ね合わせ、一方の端部に上部は溶着あるいは接着しないで、略V字状で線状に接合することで、ポケット部11を形成する。図中の17が略V字状の接合した接合部であり、他方の端部には接合部17にて接合して補助具10を形成している。
図7はこのようにして形成された補助具10の斜視図を示し、図8は補助具10の平面図を示している。
図6〜図8に示すように、ポケット部11を形成するために、補助具10の一方の端部には接合部17が形成されており、ポケット部11内に串を出し入れする際に、串の尖った先端が接合部17の接合面を刺して接合部17を裂けてしまうなどの破損する恐れがある。
しかしながら、本実施形態の補助具10では、ポケット部11の外側の端部が折り込み線21となっていて接合部分はなく、連続した1枚ものとなっており、接合部分である第1接合部12は補助具10の内側に1本であるため、ポケット部11の空洞部である収納部13の形状が安定している。
しかも、ポケット部11の端部には接合部分がないために、簡単に破けることがなく、串等を出し入れする際にポケット部11が破損する恐れが少ない。
なお、補助具10の材料としては、薄紙、段ボール紙、不織布、合成樹脂フィルムなど、食品衛生上使用に耐えるものを使用している。
図9は、容器本体1に補助具10を装着し、接合部分である第1接合部12と第2接合部15の部分を表現すると共に、補助具10のポケット部11に串6を出し入れ自在に保持している状態の正面図を示している。図10は第1接合部12及び第2接合部15を示していない状態の補助具10の正面図を、図11は右側面図を、図12は左側面図をそれぞれ示している。
前記容器本体1内には、鶏肉、豚肉、牛肉などの唐揚げ物、おでん、団子、田楽、ミニドーナツ、オツマミなどの食材が入れられて、これらの食材が入った状態で容器本体1が販売されたり、無償のサービスとして提供される。
補助具10を用いる場合としては、例えば、容器本体1の中に入れる食材が熱くて容器本体1を持つことができない場合や、また、容器本体1に食材を入れる際に食材の汁や粉が容器本体1の表面に付着した場合がある。もちろん、それ以外に任意に補助具10を用いる場合もある。
そして、容器本体1内に食材を入れる前、あるいは食材を容器本体1内に入れた後に、補助具10を介して容器本体1を持つ際に、図10に示すように、串またはフォーク(含簡易フォーク)、図示例では串6をポケット部11に出し入れ自在に保持している。
串6を補助具10のポケット部11に差し込んで保持させるのは、ポケット部11に予め串6を保持させておいても良く、また、補助具10を介して容器本体1を持ってから串6をポケット部11に保持させるようにしても良い。
また、串6の先端部分、図示例では串6の下半分程度を補助具10のポケット部11内に差し込んで保持させた場合、ポケット部11の下部は閉塞されているので、串6の下部が外部に露出することはない。
このように、本実施形態では、容器本体1の断熱用の補助具10の外側面にポケット部11を設けているものであり、補助具10のポケット部11の収納部13に串6の下部を挿入するだけで、串6を補助具10に容易に保持させることができる。また、販売者が補助具10単体、あるいは補助具10を介した容器本体1を購入者に手渡す場合にも、販売者の指がポケット部11に触れても串6には直接触れないために、衛生的である。
また、串6を補助具10から取り出す場合にも、ポケット部11の上下方向の長さは串6の長さより短くしていて、ポケット部11に串6を差し込んだ状態では、串6の上部は補助具10や容器本体1より上方に突出しているので、この突出している串6の上部を片手で持って単に引き上げるだけで、簡単に串6を補助具10のポケット部11から取り出すことができる。そして、取り出した串6を用いて容器本体1内の食材を突き刺して食べることで、指を汚すことなく食材を食べることができる。
また、補助具10に把持部14を設けているので、把持部14を片手で持ちながら他方の手で串6を使って容器本体1内の食材を食することができる。
特に、串6を補助具10から取り出す場合、従来では、容器を一旦どこかに置いて串が入っている収納袋を容器から剥がして、該収納袋を両手で破って串を取り出すようにしていたが、本実施形態では、容器本体1を入れた補助具10を一旦どこかに置く必要もなく、一方の手で補助具10を持ち、他方の手で串6を簡単に取り出すことができるものである。
なお、串6を補助具10のポケット部11に出し入れ自在保持させた状態でも、ポケット部11自体が外側に傾斜しているので、串6は補助具10の外面に沿って突出した状態となっており、そのため、串6を保持させた状態でも、補助具10自体、あるいは容器本体1を入れた状態での補助具10を幾つか上下に重ね合わせることができる。
また、本実施形態では、食材を食べる場合に串6を例にして説明したが、串6に限らず、フォーク(含簡易フォーク)にも適用できるものである。
ここで、補助具10の外周面に図柄などのデザインを印刷することで、補助具10意匠的効果を発揮させることができる。
また、補助具10の外周面に広告を印刷することで、その広告主から広告代を徴収することができ、その広告代により補助具10の販売価格を安くすることができる。そのため、補助具10を購入しようとする者にとっては、安価に補助具10を購入することができる。
なお、図2に示す補助具10の正面側にデザインを印刷したり、裏面側に広告を印刷するようにしても良い。また、広告を印刷している面には、マトリックス型二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))を印刷しておき、このマトリックス型二次元コードから携帯電話により広告主のホームページにアクセスできるようにしても良い。
これにより、アクセスした者が広告主のホームページにより多くの広告を見ることで、広告効果を一層発揮させることができる。
次に、上記補助具10の製造方法の一例を説明する。図13は補助具10の材料である紙材23の平面図を示しており、図13では説明の便宜上、補助具10の平面図を描いているが、実際は何も描かれていない。また、第1接合部12及び第2接合部15の部分も斜線で描いている。この例では、1枚の紙材23で4つの補助具10が形成できるようになっている。
なお、上述したように、補助具10の外周面にデザインを印刷したり、広告を印刷する場合には、この紙材23の所定の位置に予め印刷するようにしている。
図13において、紙材23の中央付近で上下方向の折り込み線21を基準に二つ折りにすると図14に示すようになる。この紙材23を二つ折りした状態で、第1接合部12及び第2接合部15で溶着あるいは接着する。溶着の場合では、斜線を施した部分にヒーター等にて加熱処理を施して、第1接合部12及び第2接合部15の部分を接合する。
次に、予め補助具10の外形状に合わせた打ち抜き機により打ち抜きを行なう。ここでは、4つの補助具10を同時に打ち抜くようにしている。打ち抜き機の紙材23を打ち抜く形状は、図4に示すシート材20を折り込み線21で二つ折りした形状である。
このように本実施形態では、1枚の紙材23を折り込み線21にて二つ折りして、接合と打ち抜き加工により補助具10を製造しているので、ポケット部11の外側の端部を接合することなくポケット部11を形成することができ、また、二つ折りして打ち抜いて補助具10を製造しているので、表裏の位置関係が安定して表裏がずれることなく、簡単に補助具10を製造することができる。
上記の実施形態では、ポケット部11の収納部13の形状を略V字状(三角錐状)に形成していたが、図15に示すように、補助具10の端部側に略L字状に第1接合部12を設けることで、略円筒状の収納部13を設けたポケット部11を形成するようにしても良い。
かかる場合でも上記補助具10の場合、あるいは補助具10を製造する場合と同様の効果を発揮させることができる。
1 容器本体
6 串
10 補助具
11 ポケット部
12 第1接合部
13 収納部
14 把持部
15 第2接合部
20 シート材
21 折り込み線
23 紙材

Claims (8)

  1. 食材を入れるコップ状の容器本体(1)は、材料を紙製あるいは樹脂製とし、一般に市販されているものであり、
    前記容器本体(1)を内側に入れて該容器本体(1)を間接的に持つ補助具(10)は、一般にスリーブと呼ばれているものであり、
    前記補助具(10)は、前記容器本体(1)の形状と同様の筒状に形成されていると共に、上下に貫通し上部に至るほど拡開しており、
    前記容器本体(1)内に入れる食材が熱い場合であって、該容器本体(1)を直に持つと熱い場合に前記補助具(10)内に該容器本体(1)を入れて該補助具(10)にて前記容器本体(1)を間接的に持つようにした食品用容器の補助具であって、
    前記補助具(10)は1枚物のシート材(20)からなり、
    前記シート材(20)の中央に上下方向に形成した折り込み線(21)を基準に二つ折りに重ね合わせ、前記折り込み線(21)側より内側に、上部を開口し、下部は閉塞するようにした直線状の第1接合部(12)にて二つ折りした部分を接合して略逆三角錐形状の収納部(13)としたポケット部(11)を形成し、
    前記シート材(20)のポケット部(11)側とは反対側の端部には前記第1接合部(12)の接合面よりは幅広とした第2接合部(15)にて全面的に接合して偏平で指で把持可能な把持部(14)を形成し、
    前記ポケット部(11)の収納部(13)に、串またはフォークを片手で出し入れ自在に保持するようにしていることを特徴とする食品用容器の補助具。
  2. 食材を入れるコップ状の容器本体(1)は、材料を紙製あるいは樹脂製とし、一般に市販されているものであり、
    前記容器本体(1)を内側に入れて該容器本体(1)を間接的に持つ補助具(10)は、一般にスリーブと呼ばれているものであり、
    前記補助具(10)は、前記容器本体(1)の形状と同様の筒状に形成されていると共に、上下に貫通し上部に至るほど拡開しており、
    前記容器本体(1)内に入れる食材が熱い場合であって、該容器本体(1)を直に持つと熱い場合に前記補助具(10)内に該容器本体(1)を入れて該補助具(10)にて前記容器本体(1)を間接的に持つようにした食品用容器の補助具であって、
    前記補助具(10)は1枚物のシート材(20)からなり、
    前記シート材(20)の中央に上下方向に形成した折り込み線(21)を基準に二つ折りに重ね合わせ、前記折り込み線(21)側より内側に、上部を開口し、下部は閉塞するようにした線状で略L字状の第1接合部(12)にて二つ折りした部分を接合して略円筒状の収納部(13)としたポケット部(11)を形成し、
    前記シート材(20)のポケット部(11)側とは反対側の端部には前記第1接合部(12)の接合面よりは幅広とした第2接合部(15)にて全面的に接合して偏平で指で把持可能な把持部(14)を形成し、
    前記ポケット部(11)の収納部(13)に、串またはフォークを片手で出し入れ自在に保持するようにしていることを特徴とする食品用容器の補助具。
  3. 前記ポケット部(11)に保持されている串またはフォークの上部は、前記補助具(10)より上方に突出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食品用容器の補助具。
  4. 前記補助具(10)の外周面に、図柄などのデザインを印刷していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の食品用容器の補助具。
  5. 前記補助具(10)の外周面に、広告を印刷していることを特徴とする請求項1または請求項1または請求項2に記載の食品用容器の補助具。
  6. 前記補助具(10)の外周面に広告を印刷した広告主のホームページへ携帯電話によりアクセス可能なコードを印刷していることを特徴とする請求項5に記載の食品用容器の補助具。
  7. 食材を入れるコップ状の容器本体(1)は、材料を紙製あるいは樹脂製とし、一般に市販されているものであり、
    前記容器本体(1)を内側に入れて該容器本体(1)を間接的に持つ補助具(10)は、一般にスリーブと呼ばれているものであり、
    前記補助具(10)は、前記容器本体(1)の形状と同様の筒状に形成されていると共に、上下に貫通し上部に至るほど拡開しており、
    前記容器本体(1)内に入れる食材が熱い場合であって、該容器本体(1)を直に持つと熱い場合に前記補助具(10)内に該容器本体(1)を入れて該補助具(10)にて前記容器本体(1)を間接的に持つようにした食品用容器の補助具の製造方法であって、
    前記補助具(10)の内面には合成樹脂フィルムがラミートされており、
    前記補助具(10)の一方の端部が山折り部分となるように紙材(23)を二つ折りにする第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記補助具(10)の一方の端部側には直線状または略L型の接合部に加熱すると共に、該補助具(10)の他方の端部の接合面に加熱することにより、前記補助具(10)の一方の端部に上部が開口し、底部が閉塞されるようにして内部の空洞部が略逆三角錐形状または略円筒状で串またはフォークが出し入れ自在に保持するポケット部(11)と、前記補助具(10)の他方の端部は偏平把持部(14)を形成する第2工程と、
    前記第2工程の後に、前記補助具(10)を展開した状態の半分の形状に前記紙材(23)を打ち抜く第3工程と
    からなることを特徴とする食品用容器の補助具の製造方法。
  8. 食材を入れるコップ状の容器本体(1)は、材料を紙製あるいは樹脂製とし、一般に市販されているものであり、
    前記容器本体(1)を内側に入れて該容器本体(1)を間接的に持つ補助具(10)は、一般にスリーブと呼ばれているものであり、
    前記補助具(10)は、前記容器本体(1)の形状と同様の筒状に形成されていると共に、上下に貫通し上部に至るほど拡開しており、
    前記容器本体(1)内に入れる食材が熱い場合であって、該容器本体(1)を直に持つと熱い場合に前記補助具(10)内に該容器本体(1)を入れて該補助具(10)にて前記容器本体(1)を間接的に持つようにした食品用容器の補助具の製造方法であって、
    前記補助具(10)の一方の端部が山折り部分となるようにシートを二つ折りにする第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記補助具(10)の一方の端部側には直線状または略L型の接合部を接着剤により接着すると共に、該補助具(10)の他方の端部の接合面を接着剤により接着することにより、前記補助具(10)の一方の端部に上部が開口し、底部が閉塞されるようにして内部の空洞部が略逆三角錐形状または略円筒状で串またはフォークが出し入れ自在に保持するポケット部(11)と、前記補助具(10)の他方の端部は偏平把持部(14)を形成する第2工程と、
    前記第2工程の後に、前記補助具(10)を展開した状態の半分の形状に前記シートを打ち抜く第3工程と
    からなることを特徴とする食品用容器の補助具の製造方法。
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