JP5308173B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者に有利な遊技状態を生起させるか否かを抽選し、その抽選結果に基づいて、複数の図柄を表示する遊技機に関する。
従来、このような遊技機としては、遊技球が始動入賞口に入賞したことを契機として、スロットマシーンのリールが回転する様子を表示装置に表示させると共に、それらのリールの停止時に表示させる停止図柄を決定し、当該停止図柄に応じて前記リールの停止順序を設定する遊技機がある(例えば特許文献1参照。)。
特開2000―262677号公報
しかしながら、上記従来の遊技機にあっては、リール停止時に表示させる停止図柄に応じて当該リールの停止順序を設定するため、遊技者が不慣れな段階にあっては、当該停止順序から停止図柄を推測させて楽しませることができるものの、結果的には図柄合わせゲームが繰り返されるだけなので、ゲーム性に乏しく、遊技者を飽きさせてしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、上記従来の遊技機の未解決の課題を解決することを目的とするものであって、遊技者の興趣を向上できる遊技機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る遊技機は、図柄始動口への遊技球の入賞を検出したことを契機として遊技者に有利な遊技状態を生起させるか否かを抽選する遊技状態抽選手段と、前記遊技状態抽選手段による抽選結果に基づいて複数の図柄を表示する表示手段と、前記遊技状態抽選手段による抽選結果に基づいて前記複数の図柄の全ての表示順序を予告する予告手段と、を備え、前記表示手段は、回転表示されている前記複数の図柄を揃った状態で停止させるか否かを制御する図柄合わせゲームと、回転表示されている前記複数の図柄の全てを前記予告手段による予告通りの順序で停止させるか否かを制御する停止順ゲームと、を選択して表示するようになっており、遊技状態抽選手段における抽選結果が前記遊技者に有利な遊技状態を生起させるという結果である場合、前記図柄合わせゲームが選択されているときには前記複数の図柄を揃った状態で停止させ、前記停止順ゲームが選択されているときには前記予告通りの順序で停止させるようになっており、前記図柄合わせゲームが選択されて前記複数の図柄を揃った状態で停止させた場合と、前記停止順ゲームが選択されて前記予告通りの順序で停止させた場合とで、前記有利な遊技状態として同じ遊技状態を生起させることを特徴とするものである。
本発明に係る遊技機にあっては、予告通りの順序で図柄を停止させるか否かを制御する停止順ゲームを表示させるように構成したため、予告が変わるたびに当たり態様が変化し、ゲーム性を豊富に感じさせて、遊技者の興趣を向上できる。
本発明の遊技機の一実施形態を示す概略構成図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 図2の制御装置で実行されるゲーム開始演算処理のフローチャートである。 図2の制御装置で実行されるゲーム終了演算処理のフローチャートである。 本発明の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1の特別図柄表示装置に表示される停止順ゲームを説明する説明図である。 図1の副図柄表示装置に表示される予告を説明する説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す概略構成図であり、図中、1はパチンコ機の遊技盤である。この遊技盤1の前面中央には遊技領域2が設けられていて、当該遊技領域2の左方には、遊技者が打ち出した遊技球を当該遊技領域2の上方まで案内する外レール3が設けられている。
また、前記遊技領域2の下方には、当該遊技領域を流下する遊技球を入賞させる特別図柄始動口4aが設けられている。この特別図柄始動口4aは、一対の可動翼片4b、4cと普通電役駆動ソレノイド213(図1には図示せず)とを備えた電動チューリップを形成する普通電動役物4からなる。そして、普通電役駆動ソレノイド213の駆動により、一対の可動翼片4b、4cがそれぞれ直立して互いの間に遊技球を唯一通過させることができる程度の間隔を確保し、遊技球が入賞できない、あるいは入賞がきわめて困難な第一入賞状態となる一方、一対の可動翼片がそれぞれ傾倒して互いの間に大きな間隔を確保し、遊技球の入賞がきわめて容易な第二入賞状態となるように構成されている。また、この特別図柄始動口4aの内部には、遊技球の入賞を検出する特別図柄始動スイッチ205(図1には図示せず)が設けられていて、その検出結果を制御装置200(図1には図示せず)に送信するように構成されている。
また、前記特別図柄始動口4aの下方には、開閉板5で閉じられた大入賞口6が設けられている。この大入賞口6の内部には、制御装置200からの指令に従って、開閉板5を傾動させる大入賞口作動ソレノイド208(図1には図示せず)と、遊技球の入賞を検出する大入賞口スイッチ206(図1には図示せず)とが設けられていて、その検出結果を制御装置200に送信するように構成されている。
さらに、前記遊技領域2の中央には、液晶表示部を備えた特別図柄表示装置7が設けられていて、制御装置200からの指令に従って、スロットマシーンに見立てた図柄合わせゲームや停止順ゲーム等を表示するように構成されている。ここで、図柄合わせゲームとは、スロットマシーンの全リールが回転する様子を表示し、それらのリールが停止したときに、所定の図柄が揃った場合(例えば、横一列に「111」、「222」、「333」、「444」等が揃った場合)所謂大当たり状態に移行するゲームである。また、停止順ゲームとは、複数の図柄が横方向に回転する様子を表示し、それらの図柄が1つずつ飛び出して図柄が横一列に表示されたときに、その表示順が予告されたものである場合(例えば、「左図柄→真中図柄→右図柄」の表示順)所謂大当たり状態に移行するゲームである。また、停止順ゲームは、スロットマシーンのリール停止過程を表示する図柄合わせゲームに比べて、1つのゲームが短時間で終了される。
また、当該特別図柄表示装置7の右方には、ドットマトリクスを備えた副図柄表示装置8が設けられていて、制御装置200からの指令に従って、停止順ゲームにおける予告等を表示するように構成されている。この予告では、例えば左(Left)、真中(Center)、右(Right)の順番で図柄が表示されることを予告する場合には「L,C,R」の三文字を表示する等、表示場所を表す英単語の頭文字を表示するように設定している。なお、本実施形態にあっては、副図柄表示装置8を特別図柄表示装置7の右方に設ける例を示したが、遊技者が気づきやすいところであれば、どこに設けてもよい。また、副図柄表示装置8としてドットマトリクスを備えたものを用いる例を示したが、これに限られるものではなく、他の表示器を備えたものを用いてもよい。
一方、前記特別図柄表示装置7の左方及び当該副図柄表示装置8の下方には、それぞれ始動ゲート9が設けられている。これらの始動ゲート9内部には、遊技球の通過を検出する普通図柄始動スイッチ214(図1には図示せず)が設けられていて、その検出結果を制御装置200に送信するように構成されている。
そして、遊技者が打ち出した遊技球が遊技領域2を流下して、始動ゲート9を通過し、普通図柄始動スイッチ214によってこれが検出されると、制御装置200から与えられた制御信号に基づいて、特別図柄表示装置7に設けられた普通図柄表示部10が所定時間だけ普通図柄の可変表示を行う。所定時間経過後に普通図柄表示部10に停止表示された普通図柄が予め定めたものである場合、例えば「○(まる)」である場合には、当たり状態となって普通電動役物4が所定の期間(例えば“0.5”秒)だけ遊技球が入賞しやすい第二入賞状態とされ、第一入賞状態に比べて普通電動役物4への入賞が容易となる。なお、「×(ばつ)」の場合は外れ状態となって第一入賞状態のままとなる。
次に、制御装置200の構成を図2のブロック図に従って説明する。図中、201は主制御部であり、CPUを内蔵したマイクロプロセッサが搭載され、後述するゲーム開始演算処理及びゲーム終了演算処理を実行する遊技制御部217と、後述するカウンタ値判定用テーブルや制御プログラム等を格納するROM202と、各種のワークエリアを形成するRAM203とが設けられている。またRAM203には、大当たりの発生を決定するための大当たり判定用乱数カウンタ215と、図柄合わせゲームと停止順ゲームとの間でゲーム種類を設定するためのゲーム種類設定用乱数カウンタ216とが備えられている。これらの乱数カウンタ215,216は、所定時間(例えば4msec.)が経過するたびに“1”ずつカウントアップ動作を行っていき、カウント値が上限値“99”より大きくなる場合には"0"に初期化してカウント動作を繰り返す、いわゆる無限ループカウンタとして形成されている。
また、主制御部201の入力ポート204には、前記特別図柄始動スイッチ205と大入賞口スイッチ206と普通図柄始動スイッチ214とが接続され、主制御部201の出力ポート207には、前記特別図柄表示装置7、普通図柄表示部10、副図柄表示装置8、大入賞口作動ソレノイド208、普通電役駆動ソレノイド213、ランプ表示装置209及びスピーカ210が接続されている。そして、前記特別図柄始動スイッチ205が特別図柄始動口4aへの入賞を検出したことを契機として抽選を行い、その抽選結果に基づいて図柄合わせゲーム又は停止順ゲームを行うゲーム開始演算処理及びゲーム終了演算処理を実行する。
また他にも、主制御部201には、電源供給を行うための電源回路211と所定時間毎にリセット信号を出力するリセット回路212とが接続されている。このリセット回路212は、主制御部201の周期的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力され、且つ、電源回路211の電流供給状態を監視するモニタ信号が入力されるように構成されている。
次に、前記特別図柄始動スイッチ205等から受信した検出信号に基づいて、前記特別図柄表示装置7等に制御信号を送信するゲーム開始演算処理を図3のフローチャートに従って説明する。このゲーム開始演算処理は、遊技球の特別図柄始動口4aへの入賞が特別図柄始動スイッチ205で検出されたときに実行される処理であって、まずそのステップS101で、大当たり判定用乱数カウンタ215のカウンタ値とカウンタ値判定用テーブルとを参照して、大当たり状態を生起させるか否かを判定する。なお、ここでは大当たり判定用乱数カウンタ215のカウンタ値が“99"である場合には大当たり状態を生起させると判定し、カウンタ値が“0"〜“98”である場合には大当たり状態を生起させない、つまり外れ状態であると判定する。
次にステップS102に移行して、停止順ゲームを行うことを示す停止順ゲームフラグFが“1”のセット状態であるか否かを判定し、セット状態である場合には(Yes)ステップS103に移行し、そうでない場合には(No)ステップS105に移行する。
前記ステップS103では、停止順ゲームの実行可能回数を示すカウンタ値countが“0”であるか否かを判定し、“0”である場合には(Yes)ステップS104に移行し、そうでない場合には(No)ステップS109に移行する。
前記ステップS104では、前記停止順ゲームフラグFを“0”のリセット状態としてから、前記ステップS105に移行する。
前記ステップS105では、前記ステップS101の抽選結果に基づいて、図柄合わせゲーム終了時に特別図柄表示装置7に表示させる図柄(以下、変動パターンとも呼ぶ。)を設定すると共に、ゲーム種類設定用乱数カウンタ216から乱数値を取得する。
前記ステップS106では、停止順ゲームを行うか否かを判定し、停止順ゲームを行う場合には(Yes)ステップS107に移行し、そうでない場合には(No)ステップS111に移行する。なお、ここでは前記ステップS105で取得したカウンタ値が特定乱数(例えば、“0"〜“49")である場合には停止順ゲームを行うと判定し、特定乱数以外(例えば、“50"〜“99")である場合には表示ゲームを行わない、つまり図柄合わせゲームを行うと判定する。また、停止順ゲームを行う場合には、その旨を遊技者に報知するようにしてもよい。
前記ステップS107では、前記停止順ゲームフラグFを“1”のセット状態とする。
次にステップS108に移行して、停止順ゲームが所定のゲーム数続けて行われるように、前記カウンタ値countを所定値(例えば、“11”)に設定してから、ステップS110に移行する。
一方、前記ステップS109では、停止順ゲーム終了時に特別図柄表示装置7に表示させる図柄(以下、固定変動パターンとも呼ぶ。)を設定してから、前記ステップS110に移行する。
前記ステップS110では、前記カウンタ値countから“1”減じた値を新たなカウンタ値countとしてから、前記ステップS111に移行する。
前記ステップS111では、前記ステップS105で変動パターンが設定された場合には、スロットマシーンの全リールを回転させる図柄合わせゲーム開始映像を特別図柄表示装置7に表示させる制御信号を送信し、前記ステップS109で固定変動パターンが設定された場合には、複数の図柄を横方向に回転させる停止順ゲーム開始映像を特別図柄表示装置7に表示させる制御信号を送信する。なお、前記ステップS109で固定変動パターンが設定された場合には、前記停止順ゲーム開始映像と共に、前記カウンタ値countを特別図柄表示装置7に表示させて、停止順ゲームの実行可能回数を遊技者に報知するようにしてもよい。
次に、前記ゲーム開始演算処理で設定された固定変動パラメータや変動パラメータに基づいて、前記副図柄表示装置8等に制御信号を送信するゲーム終了演算処理を図4のフローチャートに従って説明する。このゲーム終了演算処理は、前述のゲーム開始演算処理が終了したときに実行される処理であって、まずそのステップS201では、停止順ゲームが行われているか否かを判定し、停止順ゲームが行われている場合には(Yes)ステップS202に移行し、そうでない場合には(No)ステップS204に移行する。なお、ここでは前記ゲーム開始演算処理で固定変動パターンが設定された場合には停止順ゲームが行われていると判定し、そうでない場合には停止順ゲームが行われていない、つまり図柄合わせゲームが行われていると判定する。
前記ステップS202では、停止順パターン設定用乱数カウンタのカウンタ値とカウンタ値判定用テーブルとを参照して、停止順ゲームにおける図柄の表示順(以下、停止順パターンとも呼ぶ。)を設定する。この停止順パターン設定用乱数カウンタは、所定時間(例えば4msec.)が経過するたびに“1”ずつカウントアップ動作を行っていき、カウント値が上限値“5”より大きくなる場合には“0"に初期化してカウント動作を繰り返す、いわゆる無限ループカウンタである。なお、ここでは停止順パターン設定用乱数カウンタのカウンタ値が"0"である場合には「左図柄→真中図柄→右図柄」の順に表示させると判定し、カウンタ値が“1"である場合には「左図柄→右図柄→真中図柄」の順に表示させると判定し、カウンタ値が“2"である場合には「真中図柄→右図柄→左図柄」の順に表示させると判定し、カウンタ値が“3"である場合には「真中図柄→左図柄→右図柄」の順に表示させると判定し、カウンタ値が“4"である場合には「右図柄→真中図柄→左図柄」の順に表示させると判定し、カウンタ値が“5"である場合には「右図柄→左図柄→真中図柄」の順に表示させると判定する。
前記ステップS203では、前記ゲーム開始演算処理での判定結果に基づいて、大当たり状態を生起させるか否かを判定し、大当たり状態を生起させる場合には(Yes)ステップS204に移行し、そうでない場合には(No)ステップS205に移行する。
前記ステップS204では、停止順ゲームにおける図柄の表示順序が正しく予告されるように、前記ステップS202で設定された停止順パターンを副図柄表示装置8に表示させる制御信号を送信してから、ステップS206に移行する。
一方、前記ステップS205では、停止順ゲームにおける図柄の表示順序が誤って予告されるように、前記ステップS202で設定された停止順パターンと異なる順序を前記副図柄表示装置8に表示させる制御信号を送信してから、前記ステップS206に移行する。
前記ステップS206では、図柄合わせゲームが行われている場合には、スロットマシーンの全図柄停止時に前記ゲーム開始演算処理で設定された変動パターンを特別図柄表示装置7に表示させる制御信号を送信し、停止順ゲームが行われている場合には、前記ステップS202で設定された停止順パターンで前記固定変動パターンを特別図柄表示装置7に表示させる制御信号を送信する。なお、大当たり状態を生起させるときに、停止順ゲームが行われている場合には、異なる3つの図柄を表示させてから、当該3つの図柄が変更されて所定の図柄が揃う大当たり用固定変動パターンを表示させる。また、ここでは特定の図柄が揃ったときには(例えば、「333」、「777」等の図柄が揃ったとき)、大当たり状態終了時に、再び大当たり状態を生起させる確率が遊技状態に遷移するように設定している。
前記ステップS207では、前記ゲーム開始演算処理での判定結果に基づいて、大当たり状態を生起させるか否かを判定し、大当たり状態を生起させる場合には(Yes)ステップS208に移行し、そうでない場合には(No)この演算処理を終了させる。
前記ステップS208では、一定時間(30秒)あるいは所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するまでのいずれか短い時間内だけ大入賞口6が開放されるように大入賞口作動ソレノイド208に制御信号を送信する。
次に本実施形態の動作を具体的な状況に基づいて説明する。
まず、遊技者が打ち出した遊技球が遊技領域2を流下して、特別図柄始動口4aに入賞したとする。すると、図5(c)の時刻t1に示すように、当該遊技球の入賞が特別図柄始動スイッチ205で検出され、前記遊技制御部217でゲーム開始演算処理が実行され、大当たり判定用乱数カウンタ215のカウンタ値が“99”となると、まずそのステップS101で、大当たり状態を生起させると判定され、またステップS102の判定が「No」となり、ステップS105で、大当たり用変動パターンが設定され、またゲーム種類設定用乱数カウンタ216のカウンタ値が“0”となると、ステップS106の判定が「Yes」となり、ステップS107で、図5(b)の時刻t1に示すように、停止順ゲームを行うことを示す停止順ゲームフラグFが“1”のセット状態とされ、ステップS108で、停止順ゲームの実行可能回数を示すカウンタ値countが所定値“11”に設定され、ステップS110で、図5(a)の時刻t1に示すように、前記カウンタ値countから“1”を減じた値“10”が新たなカウンタ値countとされ、ステップS111で、図柄合わせゲーム開始映像を特別図柄表示装置7に表示させる制御信号が送信される。そして、当該制御信号を受信した特別図柄表示装置7で、スロットマシーンの全リールを回転させる図柄合わせゲーム開始映像が表示される。
このゲーム開始演算処理が終了されると、ゲーム終了演算処理が実行されて、まずそのステップS201の判定が「No」となり、ステップS206で、スロットマシーンの全リール停止時に前記大当たり用変動パターンを特別図柄表示装置7に表示させる制御信号が送信され、ステップS207の判定が「Yes」となり、ステップS208で、一定時間あるいは所定個数の遊技球が入賞するまでのいずれか短い時間内だけ大入賞口6を開放させる制御信号が大入賞口作動ソレノイド208に送信される。そして、当該制御信号を受信した特別図柄表示装置7で、スロットマシーンの全リールに所定の図柄が揃う大当たり用変動パターンが表示されてから、当該制御信号を受信した大入賞口作動ソレノイド208で、一定時間あるいは所定個数の遊技球が入賞するまでのいずれか短い時間内だけ大入賞口6が開放される。
次に、また遊技球が特別図柄始動口4aに入賞して、図5(c)の時刻t2に示すように、ゲーム開始演算処理が実行され、さらにまた大当たり判定用乱数カウンタ215のカウンタ値が“99”となったとする。すると、まず前記ステップS101を経て、ステップS102の判定が「Yes」となり、またステップS103の判定が「No」となり、ステップS109で、大当たり用固定変動パターンが設定され、前記ステップS110を経て、前記ステップS111で、停止順ゲーム開始映像を特別図柄表示装置7に表示させる制御信号が送信される。そして、当該制御信号を受信した特別図柄表示装置7で、図6(a)、(b)に順次示すように、複数の図柄を横方向に回転させる停止順ゲーム開始映像が表示される。
このゲーム開始演算処理が終了されると、ゲーム終了演算処理が実行されて、まずそのステップS201の判定が「Yes」となり、また停止順設定用乱数カウンタのカウンタ値が“0”となったとすると、ステップS202で、停止順ゲームにおける図柄の表示順が「左図柄→真中図柄→右図柄」と設定され、ステップS203の判定が「Yes」となり、ステップS204で、前記表示順パターンを副図柄表示装置8に表示させる制御信号が送信され、ステップS206で、前記ステップS202で設定された表示順で前記大当たり用固定変動パターンを表示させる制御信号が特別図柄表示装置に送信され、ステップS207の判定が「Yes」となり、ステップS208で、一定時間あるいは所定個数の遊技球が入賞するまでのいずれか短い時間内だけ大入賞口6を開放させる制御信号が大入賞口作動ソレノイド208に送信される。そして、当該制御信号を受信した副図柄表示装置8で、図7に示すように、「L,C,R」の三文字が表示されてから、当該制御信号を受信した特別図柄表示装置7で、図6(c)、(d)、(e)に順次示すように、「左図柄→真中図柄→右図柄」の表示順で異なる3つの図柄が表示され、その後、図6(f)に示すように、当該3つの図柄が変更されて所定の図柄が揃う前記大当たり用固定変動パターンが表示される。また、当該制御信号を受信した大入賞口作動ソレノイド208で、一定時間あるいは所定個数の遊技球が入賞するまでのいずれか短い時間内だけ大入賞口6が開放される。
このように本実施形態にあっては、所定の抽選結果に基づいて、特別図柄表示装置7に図柄合わせゲーム及び停止順ゲームのいずれかを表示させるように構成したため、例えば図柄合わせゲームのみを表示させる場合に比べ、遊技者がゲーム性を豊富に感じて、遊技者の興趣が向上される。
また、停止順ゲームの1ゲームが、図柄合わせゲームに比べて短時間で終了されるようにすると共に、停止順ゲームを表示させる抽選結果が得られたときには、特別図柄表示装置7に停止順ゲームを“10”回数連続して表示させるように構成したため、一度、停止順ゲームを表示させる抽選結果が得られると、大当たり状態を生起させるか否かの抽選を短時間に数多く行うことができ、大当たり状態が生起されるかもしれないという遊技者の期待感が大きくなって、遊技者の興趣が向上される。
一方、前記ゲーム終了演算処理が実行されて、まずそのステップS201を経て、また停止順設定用乱数カウンタのカウンタ値が“4”となったとする。すると、ステップS202で、停止順ゲームにおける図柄の表示順が「右図柄→真中図柄→左図柄」と設定され、ステップS203及びS204を経て、ステップS206で、前記ステップS202で設定された表示順で前記大当たり用固定変動パターンを表示させる制御信号が特別図柄表示装置に送信され、ステップS207を経て、ステップS208で、一定時間あるいは所定個数の遊技球が入賞するまでのいずれか短い時間内だけ大入賞口6を開放させる制御信号が大入賞口作動ソレノイド208に送信される。そして、当該制御信号を受信した副図柄表示装置8で、「R,C,L」の三文字が表示されてから、当該制御信号を受信した特別図柄表示装置7で、「右図柄→真中図柄→左図柄」の表示順で異なる3つの図柄が表示され、その後、当該制御信号を受信した大入賞口作動ソレノイド208で、一定時間あるいは所定個数の遊技球が入賞するまでのいずれか短い時間内だけ大入賞口6が開放される。
このように本実施形態にあっては、前記副図柄表示装置8に表示された予告通りの順序で図柄を表示させる停止順ゲームを表示させるように構成したため、予告として「L,C,R」の三文字が表示された場合には「左図柄→真中図柄→右図柄」の表示順で3つの図柄が表示されると大当たり状態となり、また予告として「R,C,L」の三文字が表示された場合には「右図柄→真中図柄→左図柄」の表示順で3つの図柄が表示されると大当たり状態となる等、予告が変わるたびに当たり態様が変化され、ゲーム性を豊富に感じて、遊技者の興趣が向上される。
なお、大当たり判定用乱数カウンタ215は遊技状態抽選手段に対応し、特別図柄表示装置7は表示手段に対応し、ゲーム種類設定用乱数カウンタ216はゲーム抽選手段に対応し、遊技制御部217は制御手段に対応する。
また、上記実施の形態は本発明の遊技機の一例を示したものであり、遊技機の構成等を限定するものではない。
例えば、上記実施形態にあっては、ゲーム種類設定用乱数カウンタ216のカウンタ値が“0”〜“49”である場合には停止順ゲームを行うと判定し、“50”〜“99”である場合には図柄合わせゲームを行うと判定し、1/2の確率で停止順ゲームが実行される例を示したが、これに限られるものではない。例えば大当たり状態を生起させる図柄であって、その大当たり状態終了後に、再び大当たり状態を生起させる確率が高い遊技状態に遷移させるもの(所謂確率変動図柄)が表示されたときには、より高い確率で停止順ゲームを実行されるようにしてもよい。
また、確率変動図柄が表示されたとき、大当たり状態終了後に、より高い確率で停止順ゲームが実行されるようにするときには、同時に普通図柄表示部10の図柄変動時間を短縮させ(例えば、図柄変動時間30秒であったものを、確率変動中は5秒にする)、普通図柄表示部10で短時間に多くの停止表示が行われるようにして、当たり状態を頻発させ、遊技球が特別図柄始動口4aにきわめて容易に入賞する第二状態を頻発させるようにしてもよく、そのようにすれば、遊技者は停止順ゲームが次々に実行されるように、遊技球を止めることなく連続して打ち出すこととなり、パチンコ機の稼働率が向上して、遊技場経営者にとって好ましい状態となる。ちなみに、図柄合わせゲームによって変動時間の長いリーチ演出が行われているときには、遊技者は遊技球を打ち出すのを一時的に止める打ち方、所謂止め打ちを行うことがあり、そのままではパチンコ機の稼働率が低下する恐れがある。
他にも、例えば大当たり状態を生起させる図柄であって、その大当たり状態終了後に、特別図柄表示装置7の図柄変動時間を短縮させる遊技状態に遷移させるものが表示されたときには、さらなる抽選を行い、その抽選結果に基づいて、図柄変動時間を短縮させる遊技状態に遷移させるのに代えて、停止順ゲームを実行させるようにしてもよい。そのようにすれば、大当たり状態終了後の図柄の変動態様が変わるため、遊技者が遊技を単調に感じてしまうことを防止できる。
また、副図柄表示装置8に停止順ゲームにおける予告を表示させる例を示したが、これに限られるものではなく、例えば当該予告を特別図柄表示装置7に表示させてもよく、また他の表示装置に表示させてもよい。また、停止順ゲームにおける予告を副図柄表示装置8に表示して、遊技者に視覚を通じて理解させる例を示したが、これに限られるものではなく、例えば当該予告をスピーカ210等から報知して、遊技者に聴覚を通じて理解させるようにしてもよい。
さらに、スロットマシーンのリール数と同数の図柄を停止順ゲームで表示する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば当該リール数より多くの図柄を表示させてもよく、また逆に、少ない図柄を表示させてもよい。
1は遊技盤
2は遊技領域
4は普通図柄役物
4aは特別図柄始動口
6は大入賞口
7は特別図柄表示装置
8は副図柄表示装置
9は始動ゲート
10は普通図柄表示部
200は制御装置
215は大当たり判定用乱数カウンタ
216はゲーム種類設定用乱数カウンタ

Claims (1)

  1. 図柄始動口への遊技球の入賞を検出したことを契機として遊技者に有利な遊技状態を生起させるか否かを抽選する遊技状態抽選手段と、
    前記遊技状態抽選手段による抽選結果に基づいて複数の図柄を表示する表示手段と、
    前記遊技状態抽選手段による抽選結果に基づいて前記複数の図柄の全ての停止順序を予告する予告手段と、を備え、
    前記表示手段は、回転表示されている前記複数の図柄を揃った状態で停止させるか否かを制御する図柄合わせゲームと、回転表示されている前記複数の図柄の全てを前記予告手段による予告通りの順序で停止させるか否かを制御する停止順ゲームと、を選択して表示するようになっており、遊技状態抽選手段における抽選結果が前記遊技者に有利な遊技状態を生起させるという結果である場合、前記図柄合わせゲームが選択されているときには前記複数の図柄を揃った状態で停止させ、前記停止順ゲームが選択されているときには前記予告通りの順序で停止させるようになっており、
    前記図柄合わせゲームが選択されて前記複数の図柄を揃った状態で停止させた場合と、前記停止順ゲームが選択されて前記予告通りの順序で停止させた場合とで、前記有利な遊技状態として同じ遊技状態を生起させることを特徴とする遊技機。
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