JP5306445B2 - 制御可能な減衰と伝播速度とを有する波形を伝送する方法 - Google Patents
制御可能な減衰と伝播速度とを有する波形を伝送する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5306445B2 JP5306445B2 JP2011288883A JP2011288883A JP5306445B2 JP 5306445 B2 JP5306445 B2 JP 5306445B2 JP 2011288883 A JP2011288883 A JP 2011288883A JP 2011288883 A JP2011288883 A JP 2011288883A JP 5306445 B2 JP5306445 B2 JP 5306445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveforms
- pulse
- waveform
- transmission medium
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/12—Compensating for variations in line impedance
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/08—Locating faults in cables, transmission lines, or networks
- G01R31/088—Aspects of digital computing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/46—Monitoring; Testing
- H04B3/462—Testing group delay or phase shift, e.g. timing jitter
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/46—Monitoring; Testing
- H04B3/462—Testing group delay or phase shift, e.g. timing jitter
- H04B3/466—Testing attenuation in combination with at least one of group delay and phase shift
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/08—Locating faults in cables, transmission lines, or networks
- G01R31/11—Locating faults in cables, transmission lines, or networks using pulse reflection methods
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
本出願は同時継続出願米国第09/519,922号、2000年3月7日出願の一部継続出願であり、また前記から35U.S.C119(e)および/または35U.S.C.120に従う優先権を請求するものであって、その全内容を全ての目的に対してここに援用する。
これまでのところ、飛行時間を正確に測定し、伝送路の長さや、損失があって分散的な伝送路の特性を示す他のパラメータを推定し、かかる伝送媒体を介して高速通信を可能にする方法および/または装置を提供するという要求はまだ満たされていない。必要なのは、かかる要求に対処する解決策である。
本発明の或る態様では、本質的に一定の伝播速度を有する波形を伝送路に沿って伝送する方法は或る指数波形を生成することを含む。この指数波形は(a)次の式
で表され、ただし、Dは大きさ、Vinは電圧、tは時間、ASDは減衰係数、vSDは伝播速度であり、(b)最大値で切り欠か(truncate)れる。本発明の別の態様では、減衰係数と伝播速度とを決定する機器は、指数波形発生器と、指数波形発生器の出力に結合する入力記録器と、指数波形発生器の出力に結合するテスト対象の伝送路と、テスト対象の伝送路に結合する出力記録器と、テスト対象の伝送路に結合する別の伝送路と、別の伝送路と接地とに結合する終端インピーダンスとを備える。
本発明のかかる実施の形態は、以下の説明と添付の図面とを参照すればよく認識し理解することができる。しかし、以下の説明は本発明の種々の実施の形態とその多くの特定の詳細とを示すものであるが、説明のためのものであって制限するものではないことを理解すべきである。本発明の精神から逸れることなくその範囲内で多くの代替、変更、追加、および/または再調整を行うことが可能であり、本発明は全てのかかる代替、変更、追加、および/または再調整を含むものである。
一般に、本発明の文脈は信号伝送を含んでもよい。本発明の文脈は伝送路パラメータを測定しまた推定するための方法および/または機器を含んでもよい。また本発明の文脈は損失があって分散的な伝送路で高速通信を行うための方法および/または機器を含んでもよい。
本発明の或る実施の形態を表す、制御可能な減衰と伝播速度とを有する波形を伝送する方法は、費用的な有効性が高くて優れている。本発明は従来の方法に比べて質が高く、および/または費用が安い。
また本発明は、損失が大きくて長い伝送路において、切欠きSDテスト・パルスを用いた別の精密な距離測定法を説明する。テスト・パルスがかかる伝送路を進むと減衰が大きくなるため、その振幅が小さすぎて、普通のようにしきい値と交差する飛行時間の測定ができないことがある。本発明は減衰を予測してこの困難を克服し、長い損失のある伝送路の正確な長さ測定値を得る方法を含む。
本発明は損失があって周波数に依存する伝送媒体内でデータ伝送方式を強化するのに適した複数の伝播特性を有するSD波形を与える。
また本発明はディジタル回路、特にオンチップ・クロック回路にSD波形を用いることを教示する。切欠きSDクロック波形を用いてクロック・スキュー(clock skew)を減らす方法を提供する。
で記述することができる。伝送路の入力での関連する境界条件はV(x=0,t)=Deαtである。ただし、ASDはSD信号の減衰を或る固定の時刻で伝送路に沿う距離の関数として記述する指数係数であり、vSDはSD信号伝播速度である。これらの量の関係は簡単な式ASD(α)・vSD(α)=αで表される。伝播する波のパラメータASDおよびvSDと伝送路境界条件とは全てαの関数であり、伝送路について実験的に決定してよい。
この分析はネット・クロス静電容量Cijとネット・クロス・インダクタンスMijとを含む。クロス抵抗とクロス・コンダクタンスの項は無視する。次にこれらの式をラプラス変換により複素周波数領域に変換する。
とを与えると
が得られる。
は複素対称マトリクスなので、
と書くことができる。ただし、
は
積の固有マトリクスであり、
は
の対角固有マトリクスである。したがって、
と書くことができる。これから、
が得られる。
A11=D1P11(α1)Q11(α1)
A12=D1P12(α1)Q21(α1)
A21=D2P11(α2)Q12(α2)
A22=D2P12(α2)Q22(α2)
B11=D1P21(α1)Q11(α1)
B12=D1P22(α1)Q21(α1)
B21=D2P21(α2)Q12(α2)
B22=D2P22(α2)Q22(α2)
伝送媒体の入力をこのように切り欠くと、伝播する指数(SD)信号も媒体内を進むに従って大きさが制限され、損失のある媒体では、この最大振幅は進む距離と共に減少して減衰の性質を示す。
伝播する(SD)信号は座標フレーム(x,t)で次のように記述される。
ただし、ASD(α)vSD(α)=αである。
4パラメータ(LCRG)伝送路の場合は、次式が得られる。
進行するSD波の減衰を、速度
で進む移動基準フレームの視点から考えてもよい。
t’=tiとすると、x=lでの切欠きSD波形の最大値が得られ、任意の値0≦tj≦tiについて移動基準フレームのx=lでの関係する点tjでの信号の値は、
である。
そのラプラス変換が
である周波数に依存するパラメータを有する伝送路内を進む切欠きSD波形の点tjでの信号のこの減衰は、
ただし、
結合された伝送路は同じ方法で扱うことができる。2つの結合された伝送路の一方のSD伝播を支配する式は次の通りである。
はファイバ内で波長分散によって伝播するパルス包絡線の形の展開を記述する。色分散が起こる理由は、モード伝播定数β(ω)が角周波数ωの非線形関数だからである。ただし、
であり、ω0はファイバ内で変調される光の周波数である。
ω0/β0はパルスの位相速度である。1/β1は群速度、β2はファイバ内で伝播するときにパルスを広げる群速度分散(GVD;Group Velocity Dispersion)パラメータ、β3は3次分散(TOD;Three-order Dispersion)パラメータ[4]である。
である(α=1/T0の場合の図1Aを参照)。光ファイバ通信網内の受信機の検出器は伝播するパルス包絡線の大きさの自乗
に応答する。この場合は、
ただし、包絡線の切欠きSDリーディング・エッジの伝播速度は
である。ただし、vsd(T0)・A(T0)=1/T0であることに注意する。
t’=t−β1x
x’=x
この移動基準フレーム内のSD伝播速度は
パルス包絡線のリーディング・エッジの切欠きSD部分の減衰は、
この結果は、T0を十分小さくすることができれば、この減衰を小さくすることができることを意味する。この分析では含めなかったが、β(ω)の高次の項はT0が小さくなるとかなり影響が大きくなる。
本発明の特定の実施の形態について、いくつかの詳細な特徴を示す以下の制限しない例により更に説明する。以下の例は本発明を実施する方法の理解を助けるために述べるものである。認識されるように、以下の例は本発明を実施するときに十分機能することを確認した実施の形態を表し、本発明の実施において好ましいモードを持つものと考える。しかし認識されるように、開示される例示的な実施の形態に多くの変更を行っても、本発明の精神と範囲から逸れることなく同様のまたは同じ結果を得ることができる。したがって、各例は本発明の範囲を制限すると考えてはならない。
SD波形パラメータASDおよびvSDを決定する方法
この例は、損失があって分散的な伝送路内のSD波形の伝播を記述する伝送路パラメータASDおよびvSD(周波数に依存するパラメータを含む)の実験的推定値を、SDテスト・パルスを用いて得る方法を教示する。ASDおよびvSDの数値はαの関数として実験的に決定することができる。
図2は、銅のより線対伝送路のこれらのパラメータを決定するのに用いてよい実験装置を示す。伝送路のテスト長さdと、与えられたSD入力信号のαの値とを測定する。テスト対象の伝送路と同じ長さの追加の伝送路を図のように取り付けて開放回路で終端する。この例のケーブルは、T1ケーブルの305.6m[1002ft]コイルの2本の24AWG、個別シールドのより線対である。
伝播するSD波形が一定電圧しきい値と交差するタイミングで、SD信号の飛行時間を直接測定することができる(図3)。伝送路内のSD信号伝播速度の値vSDは、TOF=(tf−t0)=vSDdの関係を用いて計算することができる。図4Aに再び示すこれらの波形の飛行時間を1.2ボルトから4.8ボルトまでのしきい値について図4Bにプロットした。図4.3bに示すしきい値重なり領域の平均TOFは1,716nsである。このTOFから、
vSD=d/TOFAVG=305.6m[1002ft]/1,716×10-9s=1.781m×108m/s[5.839×108ft/s]。
ASD=α/vSD=(3.0×106/s)/(1.781×108m/s)[5.839×108ft/s]=16.845×10-3/m[5.138×10-3/ft]。
ケーブルの較正された長さについてこの速度が分かると、この型のしきい値を交差するTOF測定値を用いて同じ伝送路の別のサンプルの未知の長さを決定することができる。
の場合)の端で測定された電圧の半分を示す。図5Bに示すしきい値重なり領域の平均TOFは3,418nsである。この飛行時間と前に較正したvSDとから得られた推定距離は608.8m[1,996ft]で、これは実際の長さ611.2m[2004ft]の99.6%である。
実験的伝達関数からSDパラメータを抽出する
例1で述べた方法は、指数係数α毎に実験的に繰り返す必要があるという点で限界がある。これはケーブルの種類毎に実験室で長い較正時間を必要とする。較正のプロセスにシミュレーションを含めれば、ASDおよびvSDの値を決定するのに必要な実験的測定を大幅に減らすことができる。このプロセスでシミュレーションを用いるには、特定の種類のケーブルの応答を記述する伝達関数が必要である。T1ケーブルについて分析されるαは1×105/sから107/sの範囲である。αのこの範囲は16kHzから1.6MHzの周波数帯域に対応するので、伝達関数はこの範囲で正確でなければならない。ケーブルの伝達関数はメーカから得てもよいし、既知のパルスを与えて、与えられたケーブル入力波形とケーブルに沿う或る既知の(較正)距離での応答波形とを測定することにより、実験的に決定してもよい。伝達関数は入力パルスと出力パルスとの高速フーリエ変換(FFT)の比、すなわち、
Hest(jω)=FFT(V(lでの測定値))/FFT(V(与えられた値))
から計算する。伝達関数が決定されると、αの一連の異なる値を有するSD波形の伝播をシミュレートして、飛行時間とSDパラメータASDおよびvSDを決定することができる。
SD伝送路インピーダンスの測定
SD伝送路インピーダンスZSD(α)は、対象とするαについて決定される実数である。周波数に依存する伝送路パラメータのラプラス変換
が分かっている場合は、ZSD(α)は次式から計算することができる。
VSD(Rt)=(1+Γt)・V+ SD=2Rt・V+ SD/(Rt+ZSD)
である。SD信号の全ての集中および分散インピーダンス値は実数値である。
で測定した信号を2で割って決定する。既知の終端波形と入力波形との比VSD(Rt)/V+ SDを用いると、終端抵抗毎の反射係数Γtの直接測定値Γt=(VSD(Rt)/V+ SD)−1が得られる。図15Bはこのケーブルとαについての測定比を示す。伝送係数の関係、1+Γt=2Rt/(Rt+ZSD)を用いると、ZSD=Rt(1−Γt)/(1+Γt)が得られる。
長い伝送路長若しくは反射波を用いるインピーダンス変化に対する距離の精密測定
この例は、高い損失を有する長い伝送路において、テスト・パルスの減衰が非常に大きくて、伝送路を進むとその振幅が余り小さくなるので普通のしきい値横断測定を行うことができない場合の、SDテスト・パルスの別の精密TOF測定法を記述する。
を計算する。パルスのSD領域では、この比はαである。次に、この比がαから発散する時刻を検出することによりSD領域の端を見つける。また比
を用いてSD領域の端を検出することもできる。SD領域では、この比はやはりαである。後者の2次導関数と1次導関数との比は、応答は早いが、1次導関数と信号との比に比べてノイズに影響されやすい。3,660m[12kft]で測定したSD波形について、これらの比を時間の関数として図18にプロットした。一般に任意の正のnについての比
はこの性質を有する。
したがって、時間が経つに従ってこの比はαに収束する。この比はSD領域の端で発散する。一定の伝送路パラメータを有する損失のある伝送媒体では、推定SD領域の端は媒体内の光の速度を決定するための良いマーカである。パルスの切欠きSDリーディング・エッジは、周波数に依存するパラメータを持っていても分散しない。しかし閉じたパルスの高周波成分は分散する。かかる高速の高周波成分は、パルスが伝播するに従って切欠きSD領域の端を侵食する傾向がある。長距離では、かかる高周波成分も大幅に減衰するので、SD領域の侵食の量は進んだ距離に比例しない。この場合は、SD領域の検出された端はパルスの飛行時間、すなわち波が進んだ距離の最初の推定値として使えて、次のステップでより正確な飛行時間測定値を調べる領域を定義するのに役立つ。
で示された。かかる伝送路に時間領域反射率測定(TDR)を適用するとき、パラメータ
を一般にVpで表し、真空中の光の速度の分数として与えられる。この空気コア・ポリ24AWGケーブルではTDRで用いられるVpの標準値は0.67である。しかし、この分析で用いた比の値は0.59である。この理由を図19に示す。0.67という値はかかる電話線をテストするのに用いる標準TDRパルス内に見られる高周波では適当であるが、かかる長距離伝送路内の低い切欠きSD信号減衰についてここで選択したαは低周波と同等であって、より低い速度で伝播する。
時間領域反射率計(TDR):反射波を用いるインピーダンス変化に対する伝送路距離の精密測定
時間領域反射率計(TDR)は伝送路内の欠陥を見つけ、伝送路の長さや伝送路の特有の他のパラメータ(単位長さ当たりのインダクタンス、単位長さ当たりの静電容量、単位長さ当たりの抵抗、単位長さ当たりのコンダクタンスなど)を実験的に推定するのに用いるテスト器である。TDRテスト技術における基本的な測定値は、テスト器が生成して伝送路に与えるテスト・パルスの飛行時間(TOF)である。この飛行時間は伝送路に沿う2地点で検出されたパルスの通過時間を測ることにより測定してよく、時間領域伝送測定値(TDT)と呼ばれている。また時間領域反射測定の場合は、1地点でのパルスの発射時刻と、パルスが伝送路に沿う或る距離で欠陥または他のインピーダンス変化から反射された後で同じ地点まで戻るパルスの復帰時刻とを推定する。かかるTOFの測定値とパルスの伝播速度の値とで、測定点の間の距離を得ることができる。また反射波の場合は、パルス発射点から、インピーダンスが変化したためにパルスが反射されて発射点に戻る位置までの、距離を得ることができる。
例1と例2とに説明したように、TDR応用に於けるSDテスト波形の精度はT1ケーブルを用いた例により示すことができる。T1ケーブル内の2つのより線対を直列に接続して611.2m[2004ft]のケーブルを形成し、切欠きSD信号を入力に与える。電圧トレースを305.6m[1002ft]での2つの伝送路の接続点で測定する。これにより、測定点で伝送路インピーダンスの不一致があっても訂正する必要がなくなる。与えられた波の指数係数αは6.7×106/sである。SDパラメータASDおよびvSDは例2に示した実験的伝達関数分析から得られる。表Iのデータから内挿することにより、このαについてASDは35.092×10-3/m[10.703×10-3/ft]、vSDは1.914×108m/s[6.276×108ft/s]という値が得られる。
Hest(jω)=FFT(V(ケーブルで測定した値)−V(負荷抵抗Z0で
測定した値))/FFT(V(負荷抵抗Z0で測定した値))
から計算する。図32に示すこの関数を用いて、SDパルスに対する反射伝送路応答を評価することができる。
高速送出し波形を用いた高速データ伝送による通信
SD波形は、データ伝送方式の基礎として適したいくつかの特性を有する。例えば、指数形状は均一なケーブル内を一定速度で伝播する間保持される。SD波形の減衰は指数波形パラメータαを変えることにより調整することができる。SD波形の伝播速度は指数波形パラメータαを変えることにより調整することができる。また、異なるαを持つSD波形は1次独立である。
高速送出し波形の直交1次結合を用いた高速データ伝送による通信
この例は、異なるαを有する持つSD波形が1次独立であるという第4のSD波形特性を用いることを示す。この特性はパルスの直交集合を生成するのに用いることができる。データは、パルスの振幅を変えることによりこれらのパルス上で符号化することができる。これらの振幅変調直交パルスを伝送路で同時に伝送する。受信機では、その直交性を利用して各パルスの振幅を計算する。この方式が機能するためには、SD波から得られる基本パルスが受信機で直交しなければならない。
を用いることから始まる。ただし、m=1...5、α0=1×104/s、Δα=1×105/s、t=0...7×10-6sである。7μs間隔の5つの波形を図41に示す。各波形はこの時間間隔で1次独立である。また、これらのSD波形は多項式構造を有する。すなわち、各波形は前の波形をe(Δα)t倍したものに等しい。これにより、多項式の簡単な再帰的アルゴリズム[4]を用いて、これらの1次独立波形の直交1次結合を作ることができる。この手続きから得られる5つの正規直交Yの集合を図42に示す。この場合、XとYとの関係は次の通りである。
集合Yは正規直交であって、内積は、
である。
である。
SD波形X’はやはり1次独立であるが、これらの波形の前の1次結合
はもう直交しない。波形Y’を図43に示す。これらの波形はチャンネルを通して受信機に伝送してよい。
を生じる。これは、5つの成分信号を1次結合することにより2,440m[8kft]で直交する4つの波形を生成する。これらの波形を図48(送信信号)と図49(受信直交信号)に示す。
4つの正規直交パルスSのそれぞれを5ビットで振幅変調することにより、データを符号化することができる。5ビットは32の状態を必要とする。各状態は各直交パルスSiの1つの振幅レベルaiに対応する。この例では、振幅レベルは±0.5、±1.5、...、±15.5であった。これらの4つの変調直交パルスを合計して、シンボルQ=a1S1+a2S2+a3S3+a4S4を生成する。
4(パルス/シンボル)×5(ビット/パルス)/
(12×10-6s/シンボル)=1.67Mbps
のデータ・レートで、直交パルス当たり5ビットをランダムに選択して符号化した。
図53は、−140dBmの加法性白色ガウス・ノイズ(Additive White Gaussian Noise、AWGN)を含んで伝送された1秒当たりのデータ、すなわち1.67×106ビットで検出されたレベル内の誤差(a(期待)−a(検出))のヒストグラムである[7]。誤差分布の標準偏差は0.016と、0.018と、0.020と、0.018とで、最大検出誤差は0.074と,0.071と,0.083と、0.078とである。復号振幅決定レベルは±0.5である。
オンチップ・クロック回路
この例はディジタル回路内、特にオンチップ・クロック回路内でSD波形を用いることを教示する。オンチップ・クロック回路は高いクロック・レートを持つ伝送路と同様に作動する。
SD波形をクロック信号として用いたときの主な設計上の利点は、RC伝送路の遅れ
が、一般に用いられているステップ信号の場合のように長さについて2次ではなく、長さlについて1次であることである。RLC伝送路内のSD信号の場合も、長さについて1次遅れ
である。対照的に、従来の信号により励起されたRLC伝送路内の遅れは長さと共に指数的に増大する遅れを示す[8]。
また、ここに述べた方法を構成するステップまたはステップのシーケンスに変更を行ってもよい。
[1] A. J. Gruodis, C. S. Chang、「結合された損失のある伝送の特性表示とシミュレーション(Coupled Lossy Transmission Characterization and Simulation)」IBM J. Res. Develop. 25, 1981, pp. 25-41。
[2] E. G. Sauter、非線形光学(Nonlinear Optics), New York: John Wiley & Sons Inc., 1996, p. 127。
[3] G. P. Agrawal、非線形ファイバ・オプティックス(Nonlinear Fiber Optics), San Diego: Academic Press, 3rd ed., 2001, p. 127。
[4] Dunham Jackson、フーリエ級数および直交多項式(Fourier Series and Orthogonal Polynomials), Menasha: George Banta Company, Inc., 1957, pp. 156-157。
[5] Attila Szabo, Neil S. Ostlund、現代量子化学(Modern Quantum Chemistry)、Mineola: Dover Publications Inc., 1989, pp. 142-145。
[6] John G. Proakis、ディジタル通信(Digital Communications), Boston: WCB McGraw-Hill, 3rd ed., 1995, pp. 167-173。
[7] TI.417-2001、米国標準規格:ループ伝達システムのスペクトル管理、付録B:ループ情報(American National Standard-Spectrum Management for Loop Transmission Systems, Annex B: Loop Information), p.84。
[8] A. Deutsch et. al.「損失のある伝送路での高速信号伝播(High-Speed Signal Propagation on Lossy Transmission Lines), IBM J. Res. Develop. Vol. 34, No. 4, July 1990, p. 605。
[9] Robert H. Flake、制御可能な減衰および伝播速度を有する波形を伝送する方法(Methods For Transmitting a Waveform Having a Controllable Attenuation and Propagation Velocity), 米国特許出願SN 09/519,922号。
Claims (30)
- 送信機を操作する方法において、
送信する入力データビットに基づいて、一組の振幅レベル{ai}を選択するステップと、
前記一組の振幅レベル{ai}を使用して一組の波形S={Si}の1次結合を生成することによって、シンボルを生成するステップであって、前記一組の波形Sは行列方程式S=BZによって一組の波形Z={Zi}に関係しており、行列Bは伝送媒体上で送信されるときに前記一組の波形Sが受信機で互いに直交するように選択され、前記一組の波形Zは行列式Z=Y’+bCによって一組の波形Y’={Y’i}と補償パルスCとに関係しており、bは係数ベクトルであり、前記一組の波形Y’は行列式Y’=AX’によって一組の波形X’={X’i}に関係しており、前記一組の波形X’は指数リーディングエッジを有するN波形の組X={Xi}に基づいており、前記一組の波形X’の各波形X’iは前記一組の波形Xの対応する波形Xiの窓処理されたものであり、Nは2以上の整数であり、前記行列Aは一組の波形Y=AXが正規直交となるように選択される、前記シンボルを生成するステップと、
前記シンボルを伝送媒体上で伝送するステップと
を備えることを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法であって、前記一組の波形X’は、{W(t)X1(t),W(t)X2(t),…,W(t)XN(t)}に等しく、X1(t),X2(t),…,XN(t)は、指数リーディングエッジを有する前記波形であり、W(t)はウィンドウ・パルスであることを特徴とする方法。
- 請求項1記載の方法であって、前記ウィンドウ・パルスは、正弦波パルスであることを特徴とする方法。
- 請求項1記載の方法であって、更に、
前記補償パルスCを、前記伝送媒体を通して前記受信機に送信するステップと、
前記一組の波形{Y’i}を前記伝送媒体を通して前記受信機に送信するステップと、
前記受信機から前記係数ベクトルbと前記行列Bを受信することを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法であって、前記波形{Zi}の継続時間がシンボル期間よりも短くなるように係数ベクトルbが選択されることを特徴とする方法。
- 請求項1記載の方法であって、前記伝送媒体は、空気、光ファイバ、電気ケーブル、または水であることを特徴とする方法。
- 請求項1記載の方法であって、前記伝送媒体は、低損失媒体であることを特徴とする方法。
- 請求項1記載の方法であって、更に、
前記選択するステップ、前記生成するステップ、先記送信するステップを繰り返して、前記入力データビットのストリームを前記受信機に送信することを特徴とする方法。 - 受信機を操作する方法であって、
伝送媒体からシンボルQを受信するステップであって、前記Qは一組の波形S={Si}の1次結合を有し、当該1次結合は行列方程式S=BZによって、一組の波形A={Zi}と関係しており、前記一組の波形Sは、行列方程式S=BZによって一組の波形A={Zi}に関係し、行列Bは送信機によって伝送媒体上へ送信されるときに前記一組の波形Sが受信機で互いに直交するように受信するように行列Bが選択され、前記一組の波形Zは、一組の波形Y’={Y’i}に関係すると共に行列方程式Z=Y’+bCによって補償パルスCとも関係し、bは係数ベクトルであり、前記一組の波形Y’は行列方程式Y’=AX’によって一組の波形X’={X’i}に関係しており、前記一組の波形Y’は行列方程式Y’=AX’によって一組の波形X’={X’i}に関係しており、前記一組の波形X’は、指数リーディングエッジを有するN個の波形の組X={Xi}に基づいており、前記一組の波形X’の各波形X’iは、前記一組の波形Xの対応する波形Xiの窓処理されたものであり、Nは2以上の整数であり、前記行列Aは一組の波形Y=AXが正規直交となるように選択される、前記受信するステップと、
前記シンボルQと前記一組の波形Sとの内積を計算するステップと、
前記内積を正規化して、正規化した振幅の値を決定するステップと、
前記正規化した振幅値から情報ビットを復号するステップと、
を備えたことを特徴とする方法。 - 請求項9記載の方法であって、前記一組の波形{X’i}は、{W(t)X1(t),W(t)X2(t),…,W(t)XN(t)}に等しく、X1(t),X2(t),…,XN(t)は、指数リーディングエッジを有するN個の波形であることを特徴とする方法。
- 請求項10記載の方法であって、W(t)は正弦波のウィンドウ・パルスであることを特徴とする方法。
- 請求項9記載の方法であって、更に、
前記送信機から前記伝送媒体を経由して前記補償パルスCを受信するステップと、
前記送信機から前記伝送媒体を経由して前記一組の波形{Y’i}を受信するステップと、
前記波形{Zi}の継続時間がシンボル期間よりも短かくなるように、前記係数ベクトルbを選択するステップと、
前記一組の波形Sが前記送信機により前記伝送媒体上で送信されるときに前記受信機で互いに直交するように前記行列Bを選択するステップと、
前記係数ベクトルbと前記行列Bとを前記送信機に送信するステップと、
を備えることを特徴とする方法。 - 請求項9記載の方法であって、前記伝送媒体は、空気、光ファイバ、電気ケーブルまたは水であることを特徴とする方法。
- 請求項9記載の方法であって、更に、
前記シンボルQを受信するステップと、前記内積を計算するステップと、前記正規化するステップと、前記情報ビットを復号するステップとを繰り返して、送信された情報のストリームを回復することを特徴とする方法。 - 送信機を操作する方法であって、
正の値の有限な組から値αを選択するステップであると共に{+,−}の組から符号を選択するステップ(a)とであって、前記値を選択するステップであると共に前記符号を選択するステップ(a)とは、データビットのストリームからデータの現在の組に基づいている、前記ステップ(a)と、
伝送媒体上にシンボルを伝送するステップ(b)であって、前記シンボルは前記符号*D*exp(at)のリーディングエッジを有しており、Dは振幅値であるステップ(b)と、
を備えることを特徴とする方法。 - 請求項15記載の方法であって、前記ステップ(a)と前記ステップ(b)と複数回繰り返して、前記データビットのストリームから一連の組を送信することを特徴とする方法。
- 請求項15記載の方法であって、前記送信されたシンボルは、正弦半波を補償するパルスを含むことを特徴とする方法。
- 請求項15記載の方法であって、前記有限の組の中の正の値は等差であることを特徴とする方法。
- 受信機を操作する方法であって、
(a)伝送媒体上の前記シンボルの送信に応じて、前記伝送媒体からのシンボルを受信するステップ(a)であって、前記送信されたシンボルは、S*D*exp(at)の形式のリーディングエッジを有しており、Dは振幅値であり、Sは{+,−}の組み合わせに属しており、値αは正の値の有限の組に属している、前記ステップ(a)と、
(b)前記受信したシンボルから前記値Sと前記値αとを検出するステップ(b)と、
(c)前記検出した値Sと前記検出した値αとをデータビットの組にマッピングするステップ(c)とを備えることを特徴とする方法。 - 請求項19記載の方法であって、
前記ステップ(a)、前記ステップ(b)、前記ステップ(c)を複数回繰り返して、データビットのストリームを回復することを特徴とする方法。 - 請求項19記載の方法であって、前記ステップ(b)は、整合フィルタの組を使用して実行されることを特徴とする方法。
- 入力パルスを伝送媒体に与えるステップであって、前記入力パルスのリーディングエッジが指数の形ではない、前記与えるステップと、
前記入力パルスを記録するステップと、
前記入力パルスを与えることに応じて前記伝送媒体により生じる応答パルスを記録するステップと、
前記記録された入力パルスと前記記録された応答パルスとに基づいて前記伝送媒体の伝達関数を計算するステップと、
前記伝達関数とシミュレートされた入力信号とを使用して、シミュレートされた応答信号を計算するステップであって、前記シミュレートされた入力信号はDeαtの形でリーディングエッジを有し、Dは非ゼロ定数であり、αは正の定数であり、tは時間である、前記計算するステップと、
前記シミュレートされた入力信号と前記シミュレートされた応答信号との間での飛行時間を計算するステップと、
を備えることを特徴とする方法。 - 請求項22記載の方法であって、前記入力パルスは前記伝送媒体の第1の位置に与えられ、前記応答パルスは前記伝送媒体の第2の位置で記録されており、
前記方法は、更に、前記伝送媒体内を伝播する既知の速度と飛行時間に基づき、前記第1の位置と前記第2の位置との間の距離を計算するステップを備えることを特徴とする方法。 - 請求項22記載の方法であって、前記応答パルスは、前記伝送媒体のインピーダンスが不連続の位置で反射することによって生じており、
前記方法は、更に、前記伝送媒体内を伝播する既知の速度と飛行時間とに基づき、前記インピーダンスの不連続に対する前記伝送媒体内の距離を計算することを特徴とする方法。 - 請求項22記載の方法であって、更に、
前記伝送媒体に関連する既知の長さと前記飛行時間に基づいて、伝播速度vSDを計算するステップを備えることを特徴とする方法。 - 請求項25記載の方法であって、更に、
式ASD=α/vSDに基づいて、空間減衰係数ASDを計算するステップを備えることを特徴とする方法。 - 請求項25記載の方法であって、
前記シミュレートされた応答信号の計算と前記飛行時間の計算とを含む一組の操作を繰り返すステップであって、当該繰り返すステップのそれぞれにおいては、それぞれ異なる正の定数αの値を用いる、前記繰り返すステップと、
前記既知の長さと相応する飛行時間とに基づいて、前記繰り返すステップのそれぞれにおける伝播速度を求めるステップとを更に備える方法。 - 請求項22記載の方法であって、更に、
前記伝達関数を計算するステップは、前記入力パルスがフーリエ変換されたもので前記応答パルスがフーリエ変換されたものを割るステップを含むことを特徴とする方法。 - 伝送媒体の第1の端部に入力パルスを与えるステップと、
前記伝送媒体の前記第1の端部に生じる第1の信号を記録するステップであって、前記第1の信号は、前記入力パルスと反射パルスとの組み合わせを含み、前記反射信号は前記入力パルスを与えるステップに応じて前記伝送媒体に生じる、前記記録するステップと、
前記入力パルスを可変抵抗負荷に与えて、当該可変抵抗負荷で生じる第2の信号を記録するステップを繰り返し、
前記記録された第2の信号が前記記録された第1の信号に近似するまで前記可変抵抗負荷の抵抗値を変化させるステップと、
前記記録された第1の信号と、当該記録された第1の信号に近似している前記記録された第2の信号とに基づいて前記伝送媒体の伝達関数を計算するステップと、
前記伝達関数とシミュレートされた入力信号とを使用して、シミュレートされた応答信号を計算するステップであって、前記シミュレートされた入力信号は、前記Deαtのリーディングエッジを有し、Dは正の定数であり、αは非ゼロ定数であり、tは時間である、前記シミュレートされた応答信号を計算するステップと、
前記シミュレートされた入力信号と前記シミュレートされた応答信号との間の飛行時間を計算するステップと、
を備えることを特徴とする方法。 - 請求項29記載の方法において、前記反射パルスは、前記伝送媒体の欠陥からの反射であることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/224,541 | 2002-08-20 | ||
US10/224,541 US6847267B2 (en) | 2000-03-07 | 2002-08-20 | Methods for transmitting a waveform having a controllable attenuation and propagation velocity |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004531090A Division JP5068933B2 (ja) | 2002-08-20 | 2003-08-19 | 制御可能な減衰と伝播速度とを有する波形を伝送する方法および機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012156994A JP2012156994A (ja) | 2012-08-16 |
JP5306445B2 true JP5306445B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=31946278
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004531090A Expired - Fee Related JP5068933B2 (ja) | 2002-08-20 | 2003-08-19 | 制御可能な減衰と伝播速度とを有する波形を伝送する方法および機器 |
JP2011288883A Expired - Fee Related JP5306445B2 (ja) | 2002-08-20 | 2011-12-28 | 制御可能な減衰と伝播速度とを有する波形を伝送する方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004531090A Expired - Fee Related JP5068933B2 (ja) | 2002-08-20 | 2003-08-19 | 制御可能な減衰と伝播速度とを有する波形を伝送する方法および機器 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6847267B2 (ja) |
EP (1) | EP1540844B1 (ja) |
JP (2) | JP5068933B2 (ja) |
AU (1) | AU2003259928A1 (ja) |
CA (2) | CA2496322C (ja) |
HK (1) | HK1078390A1 (ja) |
WO (1) | WO2004019501A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110100036B (zh) * | 2016-12-22 | 2021-05-04 | Posco公司 | 焊接性和冲压加工性优异的热浸镀锌系钢材及其制造方法 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7724761B1 (en) * | 2000-03-07 | 2010-05-25 | Juniper Networks, Inc. | Systems and methods for reducing reflections and frequency dependent dispersions in redundant links |
US7375602B2 (en) * | 2000-03-07 | 2008-05-20 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Methods for propagating a non sinusoidal signal without distortion in dispersive lossy media |
US20040156446A1 (en) * | 2002-06-21 | 2004-08-12 | John Santhoff | Optimization of ultra-wideband communication through a wire medium |
US7167525B2 (en) * | 2002-06-21 | 2007-01-23 | Pulse-Link, Inc. | Ultra-wideband communication through twisted-pair wire media |
US6782048B2 (en) * | 2002-06-21 | 2004-08-24 | Pulse-Link, Inc. | Ultra-wideband communication through a wired network |
US20060291536A1 (en) * | 2002-06-21 | 2006-12-28 | John Santhoff | Ultra-wideband communication through a wire medium |
US20040218688A1 (en) * | 2002-06-21 | 2004-11-04 | John Santhoff | Ultra-wideband communication through a power grid |
US7398333B2 (en) * | 2003-08-27 | 2008-07-08 | Rambus Inc. | Integrated circuit input/output interface with empirically determined delay matching |
US8269647B2 (en) * | 2006-02-15 | 2012-09-18 | Schlumberger Technology Corporation | Well depth measurement using time domain reflectometry |
WO2008029522A1 (fr) * | 2006-09-06 | 2008-03-13 | Yokohama National University | Procédé et système de mesure de distorsion d'intermodulation passive |
US8867657B1 (en) | 2014-02-17 | 2014-10-21 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Communication using analog pulses having exponentially-shaped leading edges |
US9331842B2 (en) | 2014-09-23 | 2016-05-03 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Time synchronization and controlled asynchronization of remote trigger signals |
EP3338371A1 (en) * | 2015-08-18 | 2018-06-27 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) | Methods and devices for determining termination characteristics of an electrically conductive line |
JP6415784B1 (ja) | 2015-10-16 | 2018-10-31 | フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ | チャレンジ・レスポンス・タイミングによる負荷デバイスの試運転 |
US10554299B2 (en) * | 2017-05-09 | 2020-02-04 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and apparatus for characterizing a dispersion of an optical medium |
FR3099830B1 (fr) * | 2019-08-06 | 2021-07-02 | Centralesupelec | Procédé et système de surveillance d’un réseau de câbles, par analyse en composantes principales |
JPWO2021060558A1 (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-01 |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2080068A5 (ja) | 1970-02-23 | 1971-11-12 | Commissariat Energie Atomique | |
CH549909A (de) | 1972-12-06 | 1974-05-31 | Siemens Ag Albis | Verfahren zur messung und/oder ueberwachung der uebertragungsqualitaet einer nachrichtenuebertragungsanlage. |
US4176285A (en) | 1978-01-11 | 1979-11-27 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Electrical pulse generator |
US4566084A (en) | 1982-09-30 | 1986-01-21 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Acoustic velocity measurements in materials using a regenerative method |
US4559602A (en) | 1983-01-27 | 1985-12-17 | Bates Jr John K | Signal processing and synthesizing method and apparatus |
PL139300B1 (en) | 1983-04-27 | 1987-01-31 | Pan Ct Badan Molekularnych I M | Method of determination of thermal conductivity and heat storage capacity of materials and apparatus therefor |
EP0501722B1 (en) * | 1991-02-26 | 1998-04-29 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Transmission line length measurement method |
JPH04285874A (ja) | 1991-03-13 | 1992-10-09 | Chubu Electric Power Co Inc | ケーブルの事故点標定方法 |
US5142861A (en) | 1991-04-26 | 1992-09-01 | Schlicher Rex L | Nonlinear electromagnetic propulsion system and method |
US5452222A (en) | 1992-08-05 | 1995-09-19 | Ensco, Inc. | Fast-risetime magnetically coupled current injector and methods for using same |
US5544047A (en) * | 1993-12-29 | 1996-08-06 | International Business Machines Corporation | Reflective wave compensation on high speed processor cards |
US5584580A (en) | 1994-02-24 | 1996-12-17 | Uniflex, Inc. | Tamper-resistant envelope closure |
US5461318A (en) * | 1994-06-08 | 1995-10-24 | Borchert; Marshall B. | Apparatus and method for improving a time domain reflectometer |
JPH08152474A (ja) * | 1994-09-28 | 1996-06-11 | Nikon Corp | 距離測定装置 |
GB9502087D0 (en) | 1995-02-02 | 1995-03-22 | Croma Dev Ltd | Improvements relating to pulse echo distance measurement |
US5686872A (en) | 1995-03-13 | 1997-11-11 | National Semiconductor Corporation | Termination circuit for computer parallel data port |
US5650728A (en) | 1995-04-03 | 1997-07-22 | Hubbell Incorporated | Fault detection system including a capacitor for generating a pulse and a processor for determining admittance versus frequency of a reflected pulse |
JP2688012B2 (ja) | 1995-05-12 | 1997-12-08 | 工業技術院長 | 熱拡散率測定方法 |
JPH09197044A (ja) * | 1996-01-16 | 1997-07-31 | Mitsubishi Electric Corp | レーザ測距装置 |
US5857001A (en) | 1997-02-10 | 1999-01-05 | International Business Machines Corporation | Off chip driver with precompensation for cable attenuation |
US6097755A (en) * | 1997-10-20 | 2000-08-01 | Tektronix, Inc. | Time domain reflectometer having optimal interrogating pulses |
US6922388B1 (en) * | 2000-02-11 | 2005-07-26 | Lucent Technologies Inc. | Signal construction, detection and estimation for uplink timing synchronization and access control in a multi-access wireless communication system |
US6441695B1 (en) * | 2000-03-07 | 2002-08-27 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Methods for transmitting a waveform having a controllable attenuation and propagation velocity |
-
2002
- 2002-08-20 US US10/224,541 patent/US6847267B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-08-19 JP JP2004531090A patent/JP5068933B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2003-08-19 EP EP03793136.7A patent/EP1540844B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-08-19 CA CA2496322A patent/CA2496322C/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-08-19 WO PCT/US2003/025979 patent/WO2004019501A2/en active Application Filing
- 2003-08-19 AU AU2003259928A patent/AU2003259928A1/en not_active Abandoned
- 2003-08-19 CA CA2833510A patent/CA2833510C/en not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-12-10 HK HK05111344.5A patent/HK1078390A1/zh not_active IP Right Cessation
-
2011
- 2011-12-28 JP JP2011288883A patent/JP5306445B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110100036B (zh) * | 2016-12-22 | 2021-05-04 | Posco公司 | 焊接性和冲压加工性优异的热浸镀锌系钢材及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2003259928A1 (en) | 2004-03-11 |
AU2003259928A8 (en) | 2004-03-11 |
CA2833510A1 (en) | 2004-03-04 |
HK1078390A1 (zh) | 2006-03-10 |
EP1540844B1 (en) | 2016-04-13 |
JP5068933B2 (ja) | 2012-11-07 |
EP1540844A2 (en) | 2005-06-15 |
EP1540844A4 (en) | 2009-12-23 |
JP2005536749A (ja) | 2005-12-02 |
CA2496322A1 (en) | 2004-03-04 |
CA2496322C (en) | 2014-10-14 |
US6847267B2 (en) | 2005-01-25 |
JP2012156994A (ja) | 2012-08-16 |
WO2004019501A3 (en) | 2004-06-10 |
CA2833510C (en) | 2016-10-11 |
US20030085771A1 (en) | 2003-05-08 |
WO2004019501A2 (en) | 2004-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5306445B2 (ja) | 制御可能な減衰と伝播速度とを有する波形を伝送する方法 | |
US7859271B2 (en) | Methods for propagating a non sinusoidal signal without distortion in dispersive lossy media | |
US10598719B2 (en) | Method of characterizing a section of a transmission line, in particular section corresponding to a connector or series of connectors linking a measurement apparatus to a cable | |
US7693691B1 (en) | Systems and methods for simulating link performance | |
US7505512B1 (en) | Method and apparatus for combining statistical eye channel compliance methods with linear continuous-time equalization | |
US9191245B2 (en) | Methods and systems for providing optimum decision feedback equalization of high-speed serial data links | |
JP7292502B6 (ja) | 送信機テストパラメータを獲得するための方法および装置、ならびに記憶媒体 | |
EP2680452A1 (en) | Re-Sampling S-Parameters for Serial Data Link Analysis | |
US20100176815A1 (en) | Apparatus, Method, and Computer Program for Obtaining a Time-Domain-Reflection Response-Information | |
US20120320964A1 (en) | Methods and systems for providing optimum decision feedback equalization of high-speed serial data links | |
JP2006208060A (ja) | 伝送遅延評価システムおよび伝送遅延評価方法 | |
EP3158655A1 (en) | Estimation of impedances in a transmission medium | |
US20070197169A1 (en) | Systems and methods for transmitter and channel characterization | |
CN107064610B (zh) | 基于群延迟的平均 | |
US11397204B2 (en) | Noise-independent loss characterization of networks | |
US8103469B1 (en) | Transceiver link bit error rate prediction | |
CN113075503A (zh) | 一种直流输电线路双端行波测距方法及系统 | |
US10185020B1 (en) | Method of compensating loss and dispersion of transmission line for time domain reflectometry | |
Galli et al. | Signal processing for single-ended loop make-up identification | |
Barnes et al. | Signal Integrity Tips and Techniques Using TDR, VNA and Modeling | |
Pecht | Signal Connector Selection | |
Griffith et al. | Time-domain modeling from S parameters: Applicable to hard disk drives | |
Penugonda | Generating fast and accurate compliance reports for various data rates | |
Dzhigan | An adaptive method of identifying irregularities in wire communication channels | |
Opalska | TDR-oriented behavioral modeling of reflected pulse in DSL line |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20130319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130530 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20130530 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130625 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |