JP5304289B2 - 羽口引き抜き装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高炉の羽口を引き抜くための羽口引き抜き装置に関するものである。
高炉の羽口は、高温に晒される上に、鉄やスラグが付着して劣化するため、定期的又は不定期的に交換する必要がある。かつて、羽口の交換のために羽口を引き抜く手作業は、重労働の上に非常に困難であり、更に作業環境もよくない。そこで、下記特許文献1に記載される羽口引き抜き装置では、羽口を引き抜くための鈎部材を架台の上に設置すると共に、その鈎部材の後端部に油圧シリンダと発振機を備え、鈎部材を羽口にかけた状態で油圧シリンダを収縮し、この収縮に伴って、発振機を支持したフレームを鈎部材ごと後方にスライドさせて引き抜き力を加え、同時に発振機で振動を加えて羽口を引き抜くようにしている。
特公昭45−5364号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載される羽口引き抜き装置は、鈎部材が、従来の手作業による鈎部材と同様に長い。周知のように、昨今の羽口の周辺は、種々の装置や配管などが配設され、長い鈎部材は取り回し難く、移動が困難である。また、移動しにくい羽口引き抜き装置では、羽口を確実且つ容易に引き抜くこともままならない。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、狭い羽口周辺でも容易に移動でき、確実且つ容易に羽口を引き抜くことができる羽口引き抜き装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の羽口引き抜き装置は、高炉の羽口を引き抜くための羽口引き抜き装置であって、フォークリフトのマスト部に立設された1対の第1ブームと、前記第1ブームの内部に配設され且つ当該第1ブームの立設方向に伸縮可能な1対の第2ブームと、前記第2ブームの内部に配設され且つ当該第2ブームの伸縮方向に伸縮可能な1対の第3ブームと、前記第1ブームの対の外側に配設され且つフォークリフトのマスト部を起点にして前記第2ブームを伸縮する第1油圧シリンダと、前記第3ブームの対の内側に配設され且つ第2ブームを起点にして当該第3ブームを伸縮する第2油圧シリンダと、前記第3ブームの先端部に取付けられ且つ羽口にかけられる鈎部材と、前記第3ブームの先端部に取付けられ且つ前記羽口の引き抜き方向に前記鈎部材を直接的に打撃する打撃装置とを備えたことを特徴とするものである。
而して、本発明の羽口引き抜き装置によれば、移動する場合には第1〜第3ブームを短縮して装置長さを短くできるので、狭い羽口周辺でも容易に移動できると共に、羽口の引き抜き時には、第1〜第3ブームを伸張して羽口までの長さを確保し、且つ羽口にかけた鈎部材を当該羽口の引き抜き方向に打撃装置で直接的に打撃することで、確実且つ容易に羽口を引き抜くことができる。
本発明の羽口引き抜き装置の一実施形態を示す正面図である。 図1の羽口引き抜き装置の主要部の斜視図である。 図2の羽口引き抜き装置の第2ブームを伸張した状態の斜視図である。 図3の羽口引き抜き装置の第3ブームを伸張した状態の斜視図である。 図4の状態の羽口引き抜き装置の正面図である。
次に、本発明の羽口引き抜き装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の羽口引き抜き装置と羽口周辺部を示している。羽口の周辺は、高炉の炉壁B以外にも、デューゼンストックなどの付帯設備D、手すりH等の種々の設備が配設され、この他にも図示しない配管や階段などもある。本実施形態の羽口引き抜き装置は、一般的なフォークリフト1のマスト2に設けられており、この状態の羽口引き抜き装置は、全てのブームが収縮されているため、先端から後端までの長さが短く、狭い羽口周辺でも容易に移動できる。なお、マスト2にはスライド装置3が設けられており、本実施形態の羽口引き抜き装置は、このスライド装置3の上に取付けられている。スライド装置3は、羽口引き抜き装置をフォークリフト1の上下方向並びに横方向に移動可能とするものである。また、一般的なフォークリフトと同様に、本実施形態のフォークリフト1も、マスト2を上下方向に旋回させる、所謂チルト機能を有する。なお、本実施形態では、前記マスト2及びスライド装置3をまとめてマスト部と定義する。
図2は、図1の羽口引き抜き装置の斜視図、図3は、図2の羽口引き抜き装置の第2ブームを伸張した斜視図、図4は、図3の羽口引き抜き装置の第3ブームを伸張した斜視図である。マスト2に取付けられたスライド装置3、つまりマスト部には、断面コ字状の鋼材からなる1対の第1ブーム4が、開口部を内側に向けて立設されている。各第1ブーム4の立設方向先端部内側には、第1ガイドローラ5が回転自在に取付けられている。なお、図中の符号10は、第1ブーム4を支持する支持プレートである。
前記1対の第1ブーム4の内側には、1対の第2ブーム6が、当該第1ブーム4の立設方向に伸縮自在に配設されている。具体的には、各第2ブーム6は、断面I字状の鋼材からなり、この鋼材の上下の水平部分をフランジ部、中間の連結部をウエブ部とすると、各第2ブーム6の上下のフランジ部が、各第1ブーム4の内側開口部内に収納され、各第2ブーム6の上下のフランジ部の内側面に、各第1ブーム4に回転自在に取付けられている第1ガイドローラ5の外周面が当接している。従って、第1ブーム4に対して第2ブーム6を伸縮する際には、各第1ブーム4の開口部内側面と第1ガイドローラ5がガイドとなる。各第2ブーム4の伸張方向先端部内側には、第2ガイドローラ7が回転自在に取付けられている。
前記1対の第2ブーム6の内側には、1対の第3ブーム8が、当該第2ブーム4の伸縮方向に伸縮自在に配設されている。具体的には、各第3ブーム8は、断面I字状の鋼材からなり、この鋼材の上下の水平部分をフランジ部、中間の連結部をウエブ部とすると、各第3ブーム8の上下のフランジ部が、各第2ブーム6の上下のフランジ部内に収納され、各第3ブーム8の上下のフランジ部の内側面に、各第2ブーム6に回転自在に取付けられている第2ガイドローラ7の外周面が当接している。従って、第2ブーム6に対して第3ブーム8を伸縮する際には、各第2ブーム4のフランジ部内側面と第2ガイドローラ5がガイドとなる。
前記スライド装置3の第1ブーム4側方には、第2ブーム6を伸縮するための第1油圧シリンダ11が取付けられており、その第1油圧シリンダ11の第1シリンダロッド12の先端部は、第2ブーム6から側方に突設された連結プレート9に連結されている。従って、第1油圧シリンダ11の第1シリンダロッド12を伸縮すると、第1ブーム4に対して第2ブームが伸縮する。同様に、1対の第2ブーム6の伸縮方向後端部には、2本の第2ブーム6を連結するようにしてシリンダ支持プレート13が取付けられ、このシリンダ支持プレート13に、第3ブーム8を伸縮するための第2油圧シリンダ14が取付けられており、その第2油圧シリンダ14の第2シリンダロッド15の先端部は、第3ブーム8の伸縮方向先端部に取付けられている図示しない連結プレートに連結されている。つまり、第2油圧シリンダ14は、1対の第3ブーム8の内側に配設されていることになる。そして、第2油圧シリンダ14の第2シリンダロッド15を伸縮すると、第2ブーム6に対して第3ブーム8が伸縮する。
1対の第3ブーム8の伸縮方向先端部上面には、2本の第3ブーム8に搭載するように支持プレート16が取付けられ、この支持プレート16上に、羽口にかける鈎部材18が固定具17を介して取付けられている。この鈎部材18の先端鈎部形状は、従来の鈎部材のものと同様であるが、長さが短い。また、鈎部材18のブーム伸縮方向後端部には、打撃部19が側方に突設されている。そして、支持プレート16上の固定具17側方部分には、前記鈎部材18の打撃部19を打撃する打撃装置20がブーム伸縮方向後方に向けて取付けられている。打撃装置20からは、ブーム伸縮方向後方に向けて打撃ハンマ21が突出しており、この打撃ハンマ21を伸縮することで、鈎部材18の打撃部19を打撃し、鈎部材18にかけられている羽口に衝撃を加える。
図5は、第1ブーム4、第2ブーム6、第3ブーム8を伸張し、鈎部材18の先端鈎部を羽口Aにかけた状態を示している。この状態で、フォークリフト1を羽口Aの引き抜き方向に駆動し、打撃装置20の打撃ハンマ21で鈎部材18の打撃部19を打撃し、羽口Aに衝撃を加えて引き抜く。これにより、羽口1個当たり平均22分必要としていた従来の羽口引き抜き時間を平均12分まで短縮することができた。また、図示していないが、周知のように羽口Aのフレームと呼ばれる凹部C内には配管などの障害物が多数有り、羽口引き抜き装置の先端部を差し込めるスペースは小さい。本実施形態では、羽口引き抜き装置の先端部である第3ブーム8の伸縮のためのアクチュエータを第2油圧シリンダ14のみとし且つ第2油圧シリンダ14を1対の第3ブーム8の対の内側に配設したことで、羽口引き抜き装置の先端部を小型化し、凹部C内に差し込みやすくすることができた。また、この羽口引き抜き装置の先端部に、図示しない照明を取付ければ、凹部Cや羽口Aを見やすくなり、鈎部材18の先端鈎部を羽口Aにかけやすくなる。また、打撃装置20で鈎部材18を直接的に打撃することで、油圧シリンダなどの精密部材に衝撃が加わることが無く、それらの精密部材を破損させることもない。
このように本実施形態の羽口引き抜き装置では、フォークリフト1のマスト部に、夫々対をなす第1ブーム4〜第3ブーム8を3層に伸縮自在に重ね合わせて立設し、第1ブーム4に対して第2ブーム6を伸縮する第1油圧シリンダ10をブームの側方に、第2ブーム6に対して第3ブーム8を伸縮する第2油圧シリンダ14をブームの内側に配設したことにより、移動する場合には第1ブーム4〜第3ブーム8を短縮して装置長さを短くできるので、狭い羽口周辺でも容易に移動できると共に、羽口の引き抜き時には、第1ブーム4〜第3ブーム8を伸張して羽口Aまでの長さを確保し、且つ羽口Aにかけた鈎部材18を当該羽口Aの引き抜き方向に打撃装置20で直接的に打撃することで、確実且つ容易に羽口を引き抜くことができる。
1はフォークリフト、2はマスト(マスト部)、3はスライド装置(マスト部)、4は第1ブーム、5は第1ガイドローラ、6は第2ブーム、7は第2ガイドローラ、8は第3ブーム、9は連結プレート、10は支持プレート、11は第1油圧シリンダ、12は第1シリンダロッド、13はシリンダ支持プレート、14は第2油圧シリンダ、15は第2シリンダロッド、16は支持プレート、17は固定具、18は鈎部材、19は打撃部、20は打撃装置、21は打撃ハンマ

Claims (1)

  1. 高炉の羽口を引き抜くための羽口引き抜き装置であって、フォークリフトのマスト部に立設された1対の第1ブームと、前記第1ブームの内部に配設され且つ当該第1ブームの立設方向に伸縮可能な1対の第2ブームと、前記第2ブームの内部に配設され且つ当該第2ブームの伸縮方向に伸縮可能な1対の第3ブームと、前記第1ブームの対の外側に配設され且つフォークリフトのマスト部を起点にして前記第2ブームを伸縮する第1油圧シリンダと、前記第3ブームの対の内側に配設され且つ第2ブームを起点にして当該第3ブームを伸縮する第2油圧シリンダと、前記第3ブームの先端部に取付けられ且つ羽口にかけられる鈎部材と、前記第3ブームの先端部に取付けられ且つ前記羽口の引き抜き方向に前記鈎部材を直接的に打撃する打撃装置とを備えたことを特徴とする羽口引き抜き装置。
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