JP5303878B2 - カメラ、交換レンズ鏡筒 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、操作性が向上したカメラ及び交換レンズ鏡筒を提供することである。
請求項1の発明は、三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードと手持ち撮影モードとを選択可能な選択部と、絞り値を設定するための絞り値設定部と、前記選択部により前記手持ち撮影モードが選択された場合、プレビュー釦が操作されたときに設定された絞り値になるように絞りを制御し、前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択された場合、プレビュー釦が操作されていないときでも設定された絞り値になるように絞りを制御する絞り制御部と、電荷蓄積時間を第1範囲内の略中央の値に設定する第1制御と、前記第1範囲内で撮像部の電荷蓄積時間を設定することにより露出制御をする第2制御と、前記第1範囲には含まれない第2範囲内で撮像部の電荷蓄積時間を設定することにより露出制御をする第3制御とが可能な蓄積制御部と、撮像感度を制御する感度制御部とを含み、前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択されており、かつ、ライブビュー開始後の露出制御が未だ行われていなかった場合、前記蓄積制御部が前記第1制御を行った後、前記感度制御部が露出制御できないと判断したとき前記蓄積制御部が前記第3制御を行い、前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択されており、かつ、ライブビュー開始後の露出制御が既に行われていた場合、前記蓄積制御部が前記第1範囲内で露出制御できると判断したとき前記蓄積制御部が前記第2制御を行う、ことを特徴とするカメラである。
請求項3の発明は、請求項2に記載されたカメラにおいて、前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択されており、かつ、ライブビュー開始後の露出制御が既に行われていた場合であって、前記蓄積制御部が前記第1範囲内で露出制御できないと判断したとき、前記蓄積制御部が前記第1制御を行った後、前記感度制御部が露出制御できないと判断したとき前記蓄積制御部が前記第3制御を行うことを特徴とするカメラである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、絞り開口を規定する絞り部を備えた交換レンズ鏡筒を通過した被写体光を結像する結像部とを備え、前記制御部は、前記絞り値設定部を介した設定が行われた場合には、前記結像部に前記被写体光を結像した状態であっても前記絞り開口を変更させることを特徴とするカメラである。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
以下、図面を参照して、本発明を適用したカメラの第1実施形態であるカメラ本体を含むカメラシステムについて説明する。
図1は、第1実施形態のカメラシステムな構造を示す図である。
この図1において、(a)は、被写体光をファインダ光学系に導く観察状態を示し、(b)は、被写体光を撮像部に露光する露光状態を示している。
絞り部12は、複数の絞り羽根12aを備えた公知の光彩絞りであり、これらの絞り羽根12aによって絞り開口を規定している。
絞り部12は、複数の絞り羽根12aを支持する円環状の支持部材12bを備えており、この支持部材12bには、カメラ本体20側に突き出して設けられた鏡筒側レバー12cが機械的に接続されている。絞り部12は、この鏡筒側レバー12cが駆動されると支持部材12b及び絞り羽根12aが連動して駆動され、絞り開口の開口径が変化するようになっている。
信号処理部22は、撮像部21から出力された電気信号のノイズ除去、A/D変換等を行って画像データを生成する部分である。
ミラーユニット23は、図示しないレリーズ釦が全押し操作されると、端部に設けられた軸回りに回動して、その反射面が光軸に対して略平行となる位置に退避(図1(b)参照)する、いわゆる、クイックリターンミラーである。
シャッタ24は、レリーズ釦の全押し操作に応じて開閉動作を行う公知のフォーカルプレンシャッタであり、撮像部21とミラーユニット23との間に設けられている。
また、カメラ1は、撮像部21の出力に基づく画像(スルー画像)を、略リアルタイムで表示部26に表示させる機能を有しており、撮影者は、この画像を確認しながら撮影構図の決定を行うことができるようになっている。以下、本明細書において、このような機能をライブビュー機能と称して説明する。また、このライブビュー機能を用いて撮影を行う際に表示部26に表示される画像をスルー画像と称して説明する。
カメラシステム1は、前述のようにスルー画像の表示中であっても、コマンドダイヤル27の操作に応じて即時に絞り部12が駆動されて絞り開口が変化するようになっている。
一方、スルー画像の表示状態で絞り値を変更させると、スルー画像が明るく又は暗くなり、スルー画像の視認性を損なう可能性がある。
図2は、図1に示すカメラシステムを用いて撮影を行う際に制御部が行う制御を示すフローチャートである。
この図2のフローチャートに示す制御は、スタジオ撮影モードが選択され、かつ、絞り優先AEモード等の撮影者が設定した絞り値で撮影を行う撮影モードが設定された場合に実行される。以下、ステップごとに説明する。
本フローは、撮影者によってスルー画像の表示開始を指示する入力があった場合にスタートする。スルー画像の表示開始は、例えば、ライブビュー撮影モードを選択した後のレリーズ釦の全押し操作に応じて行われる。
このステップS01において、制御部30は、撮影者によって設定された撮影時の絞り値Avを判定してステップS02に進む。本フローでは、絞り優先AEモードが選択されているので、露出制御部40は、絞り値Avを変更する旨の入力がない限り、このとき判定した絞り値Avを固定値として後述する露出条件の演算を行う。
制御部30は、ミラーユニット23を退避位置に駆動するとともに、シャッタ24を開放制御して被写体光を撮像部21に露光させる(図1(b)参照)。制御部30は、この状態で撮像部21を駆動してステップS03に進む。撮像部21は、被写体光を電気信号に変換して出力し、信号処理部22が撮像部21から出力された電気信号をA/D変換して画像データを生成する。
制御部30は、信号処理部22が生成した画像データに含まれる被写体の輝度情報に基づいて、適正露出としての輝度値Bv(Brightness value)を算出する。このように、ライブビュー撮影モードにおいて、撮像部21は、測光センサとして機能する。
露出制御部40は、このステップS03で求めた適正露出としての輝度値Bvと、撮影絞り値Av(ステップS01において判定した固定値)、撮像蓄積時間Tv及び撮像感度Svに基づいて演算される輝度値Bvとの差分ΔBvを略ゼロにする制御を以降のステップで行う。
制御部30は、ライブビュー撮影モードにおけるループ判定を行う。ライブビュー撮影モードを開始してから1ループ目(スルー画像の1フレーム目)の露出制御を行う場合には、ステップS05に進み、2ループ目(スルー画像の2フレーム目)以降である場合には、ステップS11に進む。
ここで、撮像部21は、電荷蓄積のタイミングを、例えば、蛍光灯等のフリッカー光源のフリッカー周波数に同期させることで出力信号に対するフリッカーの影響を低減することができる。
このため、撮像蓄積時間Tvを演算するに際して、露出制御部40は、まず撮像蓄積時間Tvをフリッカーの影響を受けにくい範囲の中央の値に仮固定する。
本実施形態の撮像部21は、撮像蓄積時間(電子シャッタ秒時)Tvを、例えば、1/30秒から1/8000秒の間で、1/3段ステップで変更できるようになっているが、このステップS05では、フリッカーの影響を受けにくい撮像蓄積時間Tvの範囲を、例えば、1/30秒(上限)から1/100秒(下限)までとする。以下、この撮像蓄積時間Tvの範囲を第1優先範囲と称して説明する。
例えば、電源の周波数が50Hzの場合には、撮影用照明光のフリッカー周波数は100Hz(点灯周期10ms)となるので、撮像蓄積時間Tvは、10msの整数倍(1/100秒、1/50秒、1/25秒等)が好ましく、周波数が60Hzであれば、1/120秒、1/60秒、1/30秒等が好ましい。
露出制御部40は、撮像部21の撮像感度Svの値を算出してステップS07に進む。撮像感度Svは、絞り値Av(ステップS01)及び撮像蓄積時間Tv(ステップS05)がそれぞれ決定しているので、ステップS02で算出した輝度値Bvに基づいて自動的に決定される。
露出制御部40は、ステップS06で演算した撮像感度Svが撮像感度Svの制御可能範囲を超えているか否かを判定する。本実施形態の撮像部21の撮像感度Svは、例えば、ISO100(下限)からISO1600(上限)までの間で制御可能となっている。そして、ステップS06で決定した撮像感度Svが、この制御可能範囲を超えている場合にはステップS08に進み、上記制御可能内に収まっている場合には、ステップS10に進む。
ステップS06で決定した撮像感度Svが制御可能範囲の上限値(又は下限値)を超える場合、露出制御部40は、撮像感度Svを上限値(又は下限値)として輝度値Bvを演算し、この演算結果である輝度値Bvと、ステップS03で算出した適正露出としての輝度値Bvとの差分ΔBvを演算してステップS09に進む。
露出制御部40は、ステップS05で仮固定した撮像蓄積時間Tvをシフトさせ、ステップS08で求めた輝度値Bvの差分ΔBvをゼロにする。
なお、露出制御部40は、ステップS05では撮像蓄積時間Tvをフリッカーの影響を受けにくい第1優先範囲内で設定したが、このステップS09においては、輝度値Bvの調整を優先して上記フリッカーの影響を受けにくい範囲を超えた範囲内(以下、第2優先範囲と称する)で撮像蓄積時間Tvをシフトする。本実施形態において、この第2優先範囲は、撮像蓄積時間Tvの制御可能範囲とする。
露出制御部40は、ステップS01で判定した絞り値Avと、ステップS06又はステップS08で設定した撮像感度Svと、ステップS05又はステップS09で設定した撮像蓄積時間Tvとに基づいて、撮像部21及び絞り駆動部28を制御してスルー画像の表示輝度を調整する(ステップS01に戻る)。
(ステップS01〜S04:2ループ目のBv算出)
露出制御部40は、ライブビュー撮影モードが2ループ目以降であっても、1ループ目と同様に撮影絞り値Avの判定(ステップS01)を行うとともに、撮像部21の出力に基づいて適正露出としての輝度値Bvを算出する(ステップS02及びS03)。そして、ステップS04では、ライブビューが2ループ目以降であるので、ステップS11に進む。
露出制御部40は、ステップS03で算出した輝度値Bvと、ステップS01で判定した絞り値Av、1ループ前の露出制御で用いた撮像蓄積時間Tv及び撮像感度Sv(ステップS10又は後述するステップS14で設定)から演算される輝度値Bvとの差分ΔBvを演算してステップS12に進む。
露出制御部40は、2ループ目以降では、撮像蓄積時間Tvを第1優先範囲内でシフトさせることによって、ステップS11で演算した差分ΔBvをゼロにできるか否かを判定する。露出制御部40は、差分ΔBvをゼロにできると判定した場合には、ステップS13に進む。
これに対し、露出制御部40は、差分ΔBvをゼロにできないと判定した場合には、ステップS05に進み、1ループ目と同様にステップS05以降の処理、すなわち、撮像蓄積時間Tvを第1優先範囲の中央値に仮決め(ステップS05)して撮像感度Svを演算(ステップS06)し、撮像感度Svによる制御が不可能な場合には、撮像蓄積時間Tvを第2優先範囲内でシフト(ステップS09)させる。
露出制御部40は、ステップS11で演算した差分ΔBvをゼロにすることができるような撮像蓄積時間Tvの値を、撮像蓄積時間Tvを第1優先範囲内でシフトさせることによって決定する(ステップS14に進む)。
露出制御部40は、ステップS01で判定した絞り値Avと、1ループ前の露出制御で設定した撮像感度Svと、ステップS13で決定した撮像蓄積時間Tvとに基づいて、絞り部12及び撮像部21を制御してスルー画像の表示輝度を調整する(ステップS01に戻る)。なお、カメラシステム1は、ステップS13において撮像蓄積時間Tvを第2優先範囲内でシフトさせることによって差分ΔBvをゼロにすることができない場合であっても、絞り値Avを変更する制御は行わず、撮影者によって指定された撮影絞り値Avを優先する(スルー画像の表示輝度が暗く又は明るくなる)。
したがって、図3に示す露出制御フロー(スルー画像の表示輝度調整フロー)において、途中で絞り値Avが変更され場合には、変更後の絞り値Avを新たな撮影絞り値Avとしてスルー画像の表示輝度調整を行う。
(ステップS20:コマンドダイヤル操作検出)
制御部30は、ライブビュー撮影モードにおいて、コマンドダイヤル27の操作を検出すると、これに応じてステップS21に進む。
制御部30は、コマンドダイヤル27の操作量に応じて変更後の絞り値Avを決定する。具体的には、コマンドダイヤル27が、例えば、1クリック分回転されたことを検出した場合に、これに応じた段数分、絞り値Avを変化させる。コマンドダイヤル27が1クリック分回転された場合に絞り値Avがどの程度変化するかは、カメラ本体20において、例えば、1/3段分、1/2段分、1段分等、任意に設定できるようになっている。
(1)本実施形態のカメラシステム1は、スタジオ撮影モードが選択されている場合には、フレーミング時にコマンドダイヤル27が操作されると、これに追従して絞り部12の絞り開口が変化する。したがって、撮影者は、この絞り値の変化による被写界深度の変化をスルー画像を介してリアルタイムで確認できる。
このように、本実施形態のカメラシステム1は、撮影時の絞り値を変更する度にプレビュー釦29を操作することなく被写界深度の変化を確認できるので操作性が向上する。
また、スタジオ撮影モードで静止被写体を撮影する場合、被写界深度をシビアにコントロールすることが望まれるので、撮影時の絞り値を頻繁に変更することが想定されるが、本実施形態のカメラシステム1は、撮影時の絞り値を頻繁に変更しても、その都度プレビュー釦29を操作する必要がなく便利である。
(3)露出制御部40は、スルー画像の表示輝度調整を行う際、撮像蓄積時間Tvをフリッカーの影響を受けにくい範囲で制御するので、スルー画像の視認性が向上する。
次に、本発明を適用したカメラの第2実施形態であるカメラ本体を含むカメラシステムについて説明する。この第2実施形態及びその他の実施形態において、上述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
図4は、第2実施形態のカメラシステムの構造を示す図である。
これに対し、第2実施形態のカメラシステム2の交換レンズ鏡筒110は、絞り羽根112aを支持する支持部材112bを駆動する絞り駆動アクチュエータ112cを備えている。また、交換レンズ鏡筒110は、カメラ本体120の制御部130から電気接点Cを介して送信される絞り駆動信号に応じて絞り駆動アクチュエータ112cを駆動するレンズ制御部113を備えている。
次に、本発明を適用した交換レンズ鏡筒の実施形態を含むカメラシステム3について説明する。
この第3実施形態のカメラシステム3の構成については、第2実施形態のカメラシステムを示す図4において、括弧を付した符号によって説明する。
第3実施形態のカメラシステム3は、交換レンズ鏡筒210に備えられたレンズ制御部213が、電気接点Cを介してカメラ本体120と通信を行って、コマンドダイヤル27の操作による撮影時の絞り値の変更指示を検出する。そして、レンズ制御部213は、この入力支持に応じて絞り駆動アクチュエータ112cを制御して、絞り開口を変化させる。
このように、第3実施形態のカメラシステム3は、交換レンズ鏡筒220のレンズ制御部213が図3に示す撮影絞り値の変更制御を行うようになっている点が第2実施形態と異なっているが、第2実施形態のカメラシステム2と同様の効果を得ることができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)実施形態のカメラシステムは、スタジオ撮影モードが選択された場合に入力操作部(コマンドダイヤル)の操作に連動して絞り開口が変更されるとしたが、これに限らず、例えば、手持ち撮影モードにおいて同様の制御を行ってもよい。
(2)実施形態において、スルー画像はカメラ本体の背面部に設けられた表示部に表示されたが、スルー画像を表示する表示部は、これに限られない。例えば、実施形態のファインダ光学系の代わりにEVF(Electronic View Finder)装置を配置して、このEVFに備えられた液晶表示装置にスルー画像を表示してもよい。また、カメラ本体にパーソナルコンピュータ等の表示装置を含む外部接続機器を接続し、この外部表示装置にスルー画像を表示してもよい。
40 露出制御部
Claims (6)
- 三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードと手持ち撮影モードとを選択可能な選択部と、
絞り値を設定するための絞り値設定部と、
前記選択部により前記手持ち撮影モードが選択された場合、プレビュー釦が操作されたときに設定された絞り値になるように絞りを制御し、前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択された場合、プレビュー釦が操作されていないときでも設定された絞り値になるように絞りを制御する絞り制御部と、
電荷蓄積時間を第1範囲内の略中央の値に設定する第1制御と、前記第1範囲内で撮像部の電荷蓄積時間を設定することにより露出制御をする第2制御と、前記第1範囲には含まれない第2範囲内で撮像部の電荷蓄積時間を設定することにより露出制御をする第3制御とが可能な蓄積制御部と、
撮像感度を制御する感度制御部とを含み、
前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択されており、かつ、ライブビュー開始後の露出制御が未だ行われていなかった場合、前記蓄積制御部が前記第1制御を行った後、前記感度制御部が露出制御できないと判断したとき前記蓄積制御部が前記第3制御を行い、
前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択されており、かつ、ライブビュー開始後の露出制御が既に行われていた場合、前記蓄積制御部が前記第1範囲内で露出制御できると判断したとき前記蓄積制御部が前記第2制御を行う、ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載されたカメラにおいて、
前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択されており、かつ、ライブビュー開始後の露出制御が未だ行われていなかった場合であって、前記蓄積制御部が前記第1制御を行った後、前記感度制御部が露出制御できると判断したとき前記感度制御部が露出制御を行う、ことを特徴とするカメラ。 - 請求項2に記載されたカメラにおいて、
前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択されており、かつ、ライブビュー開始後の露出制御が既に行われていた場合であって、前記蓄積制御部が前記第1範囲内で露出制御できないと判断したとき、前記蓄積制御部が前記第1制御を行った後、前記感度制御部が露出制御できないと判断したとき前記蓄積制御部が前記第3制御を行うことを特徴とするカメラ。 - 請求項3に記載されたカメラにおいて、
前記選択部により前記三脚に固定して静止被写体を撮影する撮影モードが選択されており、かつ、ライブビュー開始後の露出制御が既に行われていた場合であって、前記蓄積制御部が前記第1範囲内で露出制御できないと判断したとき、前記蓄積制御部が前記第1制御を行った後、前記感度制御部が露出制御できると判断したとき前記感度制御部が露出制御を行う、ことを特徴とするカメラ。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のカメラにおいて、
絞り開口を規定する絞り部を備えた交換レンズ鏡筒を通過した被写体光を結像する結像部とを備え、
前記制御部は、前記絞り値設定部を介した設定が行われた場合には、前記結像部に前記被写体光を結像した状態であっても前記絞り開口を変更させること
を特徴とするカメラ。 - 請求項5に記載のカメラにおいて、
前記結像部は、前記被写体光を電気信号に変換して出力する固体撮像素子の結像面部であり、
前記制御部は、前記絞り値設定部を介した設定が行われた場合には、前記固体撮像素子の出力に基づくスルー画像を表示している状態であっても前記絞り開口を変更させること
を特徴とするカメラ。
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