JP5303681B2 - 端末を識別するための方法及びシステム - Google Patents

端末を識別するための方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5303681B2
JP5303681B2 JP2012528215A JP2012528215A JP5303681B2 JP 5303681 B2 JP5303681 B2 JP 5303681B2 JP 2012528215 A JP2012528215 A JP 2012528215A JP 2012528215 A JP2012528215 A JP 2012528215A JP 5303681 B2 JP5303681 B2 JP 5303681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
terminal
base station
link failure
radio link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012528215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013504902A (ja
Inventor
リフオン ハン
フオン ハ
イン ガオ
Original Assignee
ゼットティーイー コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼットティーイー コーポレイション filed Critical ゼットティーイー コーポレイション
Publication of JP2013504902A publication Critical patent/JP2013504902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5303681B2 publication Critical patent/JP5303681B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/19Connection re-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/04Error control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/08Reselecting an access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、セルラ無線通信システムに関し、特に、ロングタームエボリューション(LTE)モバイル通信システムにおいてハンドオーバ最適化の過程で端末を識別するための方法及びシステムに関する。
ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)ネットワークは、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク (Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network:E-UTRAN)基地局(eNB:Evolved NodeB)及び発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)から構成され、このネットワークはフラット構造とされる。E-UTRANは、S1インターフェイスを介してEPCに接続された基地局eNBの集合を含み、eNBはX2インターフェイスを介して互いに接続される。S1及びX2インターフェイスは、論理インターフェイスである。1つのEPCは、1又は複数のeNBを管理することができ、1つのeNBは、複数のEPCによって制御することができ、1つのeNBは、1又は複数のセルを管理することができる。
自己組織型ネットワーク(SON:Self-Organizing Network)技術は、ネットワークの構成及びネットワークの最適化を自動化する技術である。当該技術の特徴は、自己構成及び自己最適化であり、当該技術がLTEシステムに適用されることで、LTE基地局(eNB)は、所定の測定に応じて、ネットワークパラメータを自動的に構成することができ、また、ネットワークの変化に応じて、自動的に最適化を行うことができる。これによって、最適なネットワークの性能が維持されるとともに、多くの人的資源及び物的資源が節約される。
LTEシステムのハンドオーバパラメータの自己最適化に関しては、ネットワークの性能を向上させるために、ネットワークの実行状態、及びハンドオーバ関連の測定に応じて、所定のアルゴリズムに従って、セル再選択及びハンドオーバの関連パラメータを最適化する必要がある。このハンドオーバとは、LTEシステム内部のハンドオーバ及びシステム間のハンドオーバを指す。
(1)システム間のハンドオーバは、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN: Universal Terrestrial Radio Access Network)、グローバルモバイル通信システム( GSM:Global System For Mobile Communication)又は符号分割多重接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システムへのハンドオーバである。
(2)ネットワークにおける端末のハンドオーバ過程、即ちシステム内部のハンドオーバは、ネットワーク側が、端末によって報告された在圏セルと隣接セルとの信号品質に応じて、所定のハンドオーバアルゴリズムに基づいてハンドオーバポリシーを決め、その後、ハンドオーバポリシーに応じて、具体的なハンドオーバのプロセスを実行することを端末に通知することを指す。
ハンドオーバにおける、不適切なハンドオーバパラメータの設定は、ピンポンハンドオーバ、ハンドオーバ障害及び無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)を引き起こす。これらは望ましくないハンドオーバであり、ユーザの体験に悪影響を与え、且つネットワークリソースを浪費してしまう。従って、ハンドオーバパラメータの自己最適化にでは、ハンドオーバ障害又は望ましくないハンドオーバシチュエーションの正確な判定が、ハンドオーバパラメータの調整の基礎となっている。
無線リンク信号が非常に悪い状況下では、ユーザ装置UE(User Equipment)に無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)が発生し、この場合、UEは、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)の再構成を行う。UEは、RRC再構成を行う場合、セル選択プロセスによってターゲットセルを取得する。ハンドオーバプロセスにおいてハンドオーバ障害が発生した場合、ソース基地局又はターゲット基地局は、ユーザの情報を保持してRRC再構成に用いる。
UEは、UEのセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI:Cell Radio Network Temporary Identifier)、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I:short Medium Access Control integrity protection)及び物理セルアドレス(PCI:Physical Cell Identity)を含む端末識別子(UE-Identity)を、RRC再構成の要求メッセージに含ませる。
*C-RNTIは、ソースセルによって割り当てられるか(ハンドオーバ障害の場合)、又はRRC再構成をトリガーするセルにおいて割り当てられる(その他の場合)。
*PCIは、ソースセルの物理アドレスであるか(ハンドオーバ障害の場合)、又はRRC再構成をトリガーするセルの物理アドレス(その他の場合)である。
*ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)は、ソースセルのKRRCint key(ハンドオーバ障害の場合)又はRRC再構成をトリガーするセルのKRRCint keyと、完全性保護アルゴリズムとを用いて計算され、PCI、C-RNTI及び発展型セルグローバル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)が入力される。ここで、PCI、及びC-RNTIは、前記RRC再構成メッセージに含まれたものであり、ECGIは、RRC再構成時にUEによって選択されたターゲットセルのECGIである。
以下に示すものは、従来のハンドオーバにおける、3つのタイプの典型的な望ましくないハンドオーバシチュエーションである。
第1の類型:ハンドオーバが遅すぎるシチュエーションである。図1に示すように、基地局BにおけるセルCell bにおいて、端末(UE)に無線リンク障害(RLF)が発生し、その後、UEが基地局AにおけるセルCell aにおいて、無線リソース制御(RRC)の再構成を試みる。これは、セルCell bからセルCell aへのUEのハンドオーバが遅すぎることを意味する。
第2の類型:ハンドオーバが早すぎるシチュエーションである。図2に示すように、端末UEが基地局AにおけるセルCell aから基地局BにおけるセルCell bにハンドオーバした直後に、セルCell bにおいて無線リンク障害(RLF)が発生し、その後、UEが基地局AにおけるセルCell aを選択して無線リソース制御(RRC)の再構成を行う。即ち、UEがハンドオーバ前のセルCell aに戻ってRRC再構成を行う。これは、セルCell aからセルCell bへのUEのハンドオーバが早すぎることを意味する。
第3の類型:ハンドオーバにおいてエラーセルが選択されるシチュエーションである。図3に示すように、端末UEが基地局CにおけるセルCell cから基地局BにおけるセルCell bにハンドオーバした直後に、無線リンク障害(RLF)が発生し、その後、UEが基地局AにおけるセルCell aにおいて無線リソース制御(RRC)の再構成を行う。これは、ハンドオーバの前に選択された基地局BにおけるセルCell bがエラーターゲットセルであり、正確なターゲットセルが基地局AにおけるセルCell aであることを意味する。つまり、UEが基地局CにおけるセルCell cから基地局AにおけるセルCell aへのハンドオーバを直接行うべきであることを意味する。
前記3つのタイプの典型的な望ましくないハンドオーバシチュエーションについて、望ましくないハンドオーバのタイプをどのようにして判定するかは、重要な問題である。従来の判定方法は、以下のステップを含む。
ステップ1:基地局(eNB)Aは、RLFの情報を基地局(eNB)Bに通知する。
ここで、RLFの情報は、RLFが発生したセルの物理セルアドレス(PCI)と、RRC再構成を試みるセルのPCI又は発展型セルグローバル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)と、RLFが発生したセルにおけるUEのC-RNTIとを含む。RLFが発生したセルの物理セルアドレス及びRLFが発生したセルにおけるUEのC-RNTI情報は、eNB Aによって受信されたUEのRRC再構成情報から取得される。
ステップ2:基地局(eNB)Bは、RLFの情報を受信し、RLF情報内に含まれるUEのコンテキスト情報、即ちPCI及びC-RNTI情報に応じて、判定を行う。
*図2に示すように、UEが基地局AにおけるセルCell aからハンドオーバした直後である場合、基地局Bは、セルCell aからセルCell bへのこのUEのハンドオーバが早すぎると判定し、そして判定結果をeNB Aに通知する。
*図3に示すように、UEが基地局CにおけるセルCell cからハンドオーバした直後である場合、基地局Bは、セルCell cからセルCell bへのUEのハンドオーバのターゲットセル選択がエラーであり、正確なターゲットセルがセルCell aであると判定し、そして判定結果をeNB Cに通知する。
*その他の場合、図1に示すように、eNB Bは、セルCell bからセルCell aへのUEのハンドオーバが遅過ぎると判定する。
現在、このようなハンドオーバシチュエーションの判定方法には、以下のような問題が存在している。すなわち、基地局Aが、UEからの無線リソース制御(RRC)再構成メッセージにおけるPCI情報に応じて、無線リンク障害(RLF)が発生したUEのセルと、当該セルが所属する基地局とを判定するため、PCIの混同が存在する場合、即ち2つのセルのPCIが同じ場合、基地局Aは、RLFを送信するとき、RLFが発生したエラーセルを特定し、エラーターゲット基地局を選択してRLF情報を送信してしまう可能性がある。即ち、RRC再構成メッセージにおけるPCI情報のみによって、RLFが発生したセルCell b及び基地局eNB Bを一意に識別することができない。これにより、ハンドオーバパラメータの不正確な最適化が確実に引き起こされ、ハンドオーバパラメータ自己最適化の機能が低減してしまう。
従って、前記PCIの混同によるRLFのエラー送信が引き起こされる可能性があるという問題を避けるために、端末を更に識別できるようにする必要がある。端末は一意であるので、仮に端末を一意に識別することができれば、端末が位置するセル、即ちRLFが発生した一意のセルを正確に判定することができ、これにより、ハンドオーバパラメータ最適化の正確度を向上させ、自己最適化機能を強化することができる。従って、ハンドオーバが行われる場合に、端末をどのようにして識別するかが、解決すべき課題である。
従来の技術的問題を解決するため、本発明は、ロングタームエボリューション(LTE)モバイル通信システムのハンドオーバ最適化過程において、端末を正確かつ一意に識別することに用いられる、端末を識別するための方法及びシステムを提供する。
上記問題を解決するため、本発明に係る端末を識別するための方法は、以下のステップを含む。
ステップ11において、無線リソース制御再構成メッセージを受信したソース基地局は、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生した端末のセルの無線ネットワーク一時識別子を含む前記無線リンク障害情報を送信する。
ステップ12において、前記ターゲット基地局は、前記無線リンク障害情報を受信した後、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、セルを判定し、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセル内の端末の無線ネットワーク一時識別子が、当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、当該端末が前記ターゲット基地局において、当該無線リンク障害が発生したセルの端末であると判定し、属しない場合、当該セルの端末ではないと判定する。
前記ソース基地局は、無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局であり、前記ターゲット基地局は、無線リンク障害が発生したセルが所属する基地局である。
前記ステップ11の前に、当該方法は、無線リンク障害が発生した端末が、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子と、ショートMAC完全性保護と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスとを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信するステップを更に含んでいてもよい。
前記方法は、以下のステップを更に含んでいてもよい。
ステップ13において、前記ターゲット基地局は、前記端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記ハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、そして判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知する。
ステップ14において、判定結果の通知を受信した基地局は、前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションの判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行う。
本発明に係る端末の識別をサポートする基地局は、ソース基地局として、端末から無線リソース制御再構成メッセージを受信し、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子を含む前記無線リンク障害情報を送信する。
前記基地局は、前記基地局に属するセルで無線リンク障害が発生した場合、ターゲット基地局として、無線リンク障害情報を受信し、前記無線リンク障害情報における無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子が当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、前記端末が当該セルの端末であると判定し、属しない場合、前記端末が当該セルの端末ではないと判定する。
本発明係る基地局は、さらに、ターゲット基地局として、端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、そして判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知し、判定結果の通知を受信した基地局は、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバ場面の判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行ってもよい。
本発明に係る端末を識別するためのシステムは、ソース基地局と、1又は複数のターゲット基地局とを含む。
ソース基地局は、無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局であって、端末から無線リソース制御再構成メッセージを受信し、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子を含む前記無線リンク障害情報を送信する。
ターゲット基地局は、無線リンク障害が発生したセルが所属する基地局であって、前記無線リンク障害情報を受信し、無線リンク障害が発生した前記セルの物理アドレスに応じて、セルを判定し、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子が当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、当該端末が前記ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルの端末であると判定し、属しない場合、当該セルの端末ではないと判定する。
本発明に係る端末を識別するためのシステムは、無線リンク障害が発生した後、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子と、ショートMAC完全性保護と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスとを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信する端末を更に含んでいてもよい。
前記ターゲット基地局は、さらに、前記端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記ハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、そして判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知し、判定結果の通知を受信した基地局が、対応するセル間のハンドオーバシチュエーション判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行ってもよい。
本発明に係る端末を識別するためのもう1つの方法は、以下のステップを含む。
ステップ21において、無線リソース制御再構成メッセージを受信したソース基地局は、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子、及びショートMAC完全性保護を含む前記無線リンク障害情報を送信する。
ステップ22において、前記ターゲット基地局は、前記無線リンク障害情報を受信した後、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、セルを判定し、判定された各セルにおいて、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子に応じて、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得し、当該計算値が受信されたショートMAC完全性保護に一致する場合、当該端末が前記ターゲット基地局において無線リンク障害が発生した当該セルの端末であると判定し、一致しない場合、当該セルの端末ではないと判定する。
前記ソース基地局は、無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局であり、前記ターゲット基地局は、無線リンク障害が発生したセルが所属する基地局である。
ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得するステップの前に、本発明に係る方法は、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子が当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、前記ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得するステップを実行し、属しない場合、当該端末が当該セルの端末ではないと判定するステップを更に含んでいてもよい。
前記ステップ21の前に、本発明に係る方法は、無線リンク障害が発生した端末が、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子と、ショートMAC完全性保護と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスとを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信するステップを更に含んでいてもよい。
前記方法は、以下のステップを更に含んでいてもよい。
ステップ23において、前記ターゲット基地局は、前記端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記ハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、そして判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知する。
ステップ24において、判定結果の通知を受信した基地局は、前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションの判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行う。
ステップ22において、前記ターゲット基地局は、セルにおける無線ネットワーク一時識別子に応じて、暗号鍵及び完全性保護アルゴリズムを決定し、前記無線リンク障害情報における無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子を入力し、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得してもよい。
本発明に係る端末の識別をサポートする基地局が提供される。前記基地局は、ソース基地局として、無線リソース制御再構成メッセージを受信し、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、無線リンク障害が発生したセルにける端末の無線ネットワーク一時識別子、及びショートMAC完全性保護を含む無線リンク障害情報を送信する。
前記基地局は、さらに、基地局に属するセルで無線リンク障害が発生した場合、ターゲット基地局として、無線リンク障害情報を受信し、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、当該基地局において無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定された各セルにおいて、無線リンク障害が発生した前記セルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルにおける端末の無線ネットワーク識別子に応じて、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得し、取得された計算値が受信されたショートMAC完全性保護に一致する場合、前記端末が当該セルの端末であると判定し、一致しない場合、前記端末が当該セルの端末ではないと判定する。
本発明に係る基地局は、さらに、ターゲット基地局として、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子が当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得し、属しない場合、前記端末が当該セルの端末ではないと判定してもよい。
本発明に係る基地局は、さらに、ターゲット基地局として、端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、且つ判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に送信し、判定結果の通知を受信した基地局が、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションの判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行ってもよい。
本発明に係る端末を識別するためのシステムが更に提供される。前記システムは、ソース基地局と1又は複数のターゲット基地局とを含む。
前記ソース基地局は、無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局であって、端末から無線リソース制御再構成メッセージを受信し、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子、及びショートMAC完全性保護を含む無線リンク障害情報を送信する。
前記ターゲット基地局は、無線リンク障害が発生したセルが所属する基地局であって、前記無線リンク障害情報を受信し、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、セルを判定し、判定されたセルにおいて、無線リンク障害が発生した前記セルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子に応じて、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得し、当該計算値が受信されたショートMAC完全性保護に一致する場合、当該端末が前記ターゲット基地局において当該無線リンク障害が発生したセルの端末であると判定し、一致しない場合、当該セルの端末ではないと判定する。
前記端末を識別するためのシステムは、無線リンクが障害した後、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子と、ショートMAC完全性保護と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスとを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信する端末を更に含んでいてもよい。
前記ターゲット基地局は、さらに、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子が当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得し、属しない場合、当該端末が当該セルの端末ではないと判定してもよい。
前記ターゲット基地局は、さらに、前記端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であることを判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記ハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、且つ判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知し、判定結果の通知を受信した基地局が、前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバ場面の判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行ってもよい。
本発明に係る端末を識別するための方法及びシステムでは、端末で無線リンク障害(RLF)が発生した後に端末からソース基地局に送信されるRRC再構成メッセージに、RLFが発生したセルにおけるUEのC-RNTIと、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)とが更に含まれる。ソース基地局は、前記C-RNTI 、shortMAC-I及びPCIを含むRLF情報をターゲット基地局に送信し、ターゲット基地局は、C-RNTI及びPCIに応じて、又はC-RNTI、shortMAC-I及びPCIに応じて、端末を識別する。本発明は端末を正確かつ一意に識別することができるため、RLFが発生したセルを正確かつ一意に特定することができる。これにより、eNB AがRLFを送信するときに、RLFが発生したエラーセルを特定し、エラーターゲット基地局を選択してRLF情報を送信してしまうといった問題を解決することができる。更に、端末が識別された後、ハンドオーバシチュエーションの判定方法に応じて、ハンドオーバシチュエーションが判定され、その後、ネットワーク自己最適化を行うことが対応する基地局に通知される。
セルCell bからCell aへのUEのハンドオーバが遅すぎる場合の、望ましくないハンドオーバを示す図である。 セルCell aからCell bへのUEのハンドオーバが早すぎる場合の、望ましくないハンドオーバを示す図である。 セルCell cからCell bへのUEのハンドオーバにおいてエラーセルを選択してしまった場合の、望ましくないハンドオーバを示す図である。 本発明において無線リンク障害(RLF)情報通知を送信するときの様子を示す図である。 本発明においてハンドオーバが早すぎることを示す情報を送信するときの様子を示す図である。 本発明においてエラーセルへのハンドオーバを示す情報を送信するときの様子を示す図である。
本発明の目的、技術的なスキーム及びメリットを更に明らかにするために、以下、図面を参照して本発明を更に詳細に説明する。
本発明は、ハンドオーバ最適化において端末を識別するための方法及びシステムを提供する。無線リンク障害(RLF)が端末に発生した後に端末からソース基地局に送信されるRRC再構成メッセージには、RLFが発生したセルにおけるUEのC-RNTI及びショートMAC完全性保護(shortMAC-I)が更に含まれる。ソース基地局は、前記C-RNTI 、shortMAC-I及びPCIを含むRLF情報をターゲット基地局に送信する。ターゲット基地局は、C-RNTI及びPCIに応じて、又はC-RNTI、shortMAC-I及びPCIに応じて、端末を識別する。本発明は、端末を一意に識別することができるため、RLFが発生したセルを一意に特定することができる。これにより、eNB AがRLF情報を送信するときに、RLFが発生したエラーセルを特定し、エラーターゲット基地局を選択してRLF情報を送信してしまうといった問題を解決することができる。更に、端末が識別された後、ハンドオーバシチュエーションの判定方法に応じて、ハンドオーバシチュエーションが判定され、その後、ネットワーク自己最適化を行うことが、対応する基地局に通知される。
上記目的を達成するため、本発明に係る端末を識別するための方法は、以下のステップを含む。
ステップ11:無線リソース制御再構成メッセージを受信したソース基地局は、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)に応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)と、無線リソース制御再構成を試みるセルの物理アドレス(PCI)又はセルグローバル識別子(ECGI)と、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)とを含む前記無線リンク障害情報を送信する。
ステップ12:前記ターゲット基地局は、前記無線リンク障害情報を受信した後、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)に応じて、当該ターゲット基地局における無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子C-RNTIが当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子C-RNTIに属するかどうかを判定し、属する場合、当該端末が前記ターゲット基地局において当該無線リンク障害が発生したセルの端末であると判定し、属しない場合、当該セルの端末ではないと判定する。
ステップ11の前に、前記端末は、無線リンク障害が発生した後、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子C-RNTIと、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)とを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信する。
当該第1の方法は、PCI及びC-RNTIのみを介して、端末を識別する。LTEシステムにおいて、RRC再構成メッセージを受信したソース基地局は、無線リンク障害(RLF)情報を送信する場合、RLFが発生したセルのPCIに応じて、RLF情報を送信するターゲット基地局を判定する。ソース基地局は、PCI情報によって、複数のターゲット基地局がマッチングされた場合、無線リンク障害(RLF)情報をマッチングされた全てのターゲット基地局に送信する。ターゲット基地局へ送信される無線リンク障害(RLF)情報は、RLFが発生したセルの物理アドレス(PCI)と、RRC再構成を試みるセルのPCI又は発展型セルグローバル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)と、RLFが発生したセルにおけるUEのC-RNTIとを含む。
ターゲット基地局は、RLF情報内の、RLFが発生したセルの物理アドレス(PCI)及びRLFが発生したセルにおけるUEのC-RNTIに応じて、端末を識別する。当該C-RNTI値が、セルCell bに存在している割り当てられたC-RNTI値である場合、端末がこの基地局に属するセルCell bの端末であることを意味し、一方で、当該C-RNTI値が、セルCell bに存在している割り当てられたC-RNTI値ではない場合、端末がセルCell bに属さないことを意味する。ターゲット基地局は、PCIに応じて複数のセルがマッチングされた場合、各セルにおいて、C-RNTIに応じて端末を識別する処理を行う。第1の識別方法は、基地局の計算の複雑さを低減しつつ、端末を識別することができ、比較的簡単な方法で端末を大まかに識別することができる。
端末を更に正確に識別するために、本発明は、端末を識別するためのもう1つの方法を提供する。当該方法は、以下のステップを含む。
ステップ21:無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局は、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)に応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子(ECGI)、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)、及びショートMAC完全性保護(shortMAC-I)を含む前記無線リンク障害情報を送信する。
ステップ22:前記ターゲット基地局は、前記無線リンク障害情報を受信した後、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)に応じて、前記ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定された各セルにおいて、無線リンク障害が発生した前記セルの物理アドレス(PCI)、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子(ECGI)、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)に応じて、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)の計算値を計算して取得し、当該計算値が受信されたショートMAC完全性保護(shortMAC-I)に一致する場合、当該端末が前記ターゲット基地局において無線リンク障害が発生した当該セルの端末であると判定し、一致しない場合、当該セルの端末ではないと判定する。
ステップ21の前に、前記端末は、無線リンク障害が発生した後、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)、及び無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)を含む無線リソース制御再構成メッセージを送信する。
LTEシステムにおいて、RRC再構成メッセージを受信した基地局は、無線リンク障害RLF情報を送信する場合、RLFが発生したセルのPCIに応じて、RLF情報を送信するターゲット基地局を判定する。ターゲット基地局へ送信される無線リンク障害(RLF)メッセージは、RLFが発生したセルの物理アドレス(PCI)、RRC再構成を試みるセルのグローバルセル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)、RLFが発生したセルにおけるUEのC-RNTIを含み、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)を更に含む。
ターゲット基地局は、PCI、C-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、一つの端末を一意に識別する。ソース基地局は、PCI情報によって、複数のターゲット基地局がマッチングされた場合、無線リンク障害(RLF)情報をマッチングされた全てのターゲット基地局に送信する。ターゲット基地局は、無線リンク障害(RLF)情報を受信した後、そのRLF情報中のC-RNTIに応じて、暗号鍵及び完全性保護アルゴリズムを判定し、RLF情報におけるPCI、ECGI及びC-RNTIを入力し、shortMAC-I計算値を計算して取得する。計算されて取得されたshortMAC-I計算値がRLF情報におけるshortMAC-Iの値と同じである場合、当該端末がターゲット基地局のターゲットセル内の端末であると判定し、これにより、RLFを発生した端末のセルを正確に判定することができる。同一ターゲット基地局は、PCIによって、複数のセルがマッチングされた場合、複数のセルにおいてshortMAC-Iの検証を行い、これにより、RLFが発生した端末のセルを判定する。
第2の方法によれば、基地局は、UEからRRC再構成メッセージを受信した後、RRC再構成メッセージにおけるshortMAC-Iに応じて、端末の識別を行い、これにより、RLFが発生したセルの混同を回避する。これにより、具体的なハンドオーバパラメータを最適化することができ、ネットワークリソースの浪費を減少し、ネットワークの性能を向上させ、これにより、ネットワークの自己最適化機能を実現する。
前記第1の方法及び第2の方法を利用して端末を識別した後、更に、当該UEの前回のハンドオーバ情報に応じて、ハンドオーバシチュエーションのタイプが判定される。即ち当該UEのハンドオーバが遅すぎるのか、あるいは、当該UEのハンドオーバが早すぎるのか、あるいは、UEのハンドオーバでエラーセルが選択されたのかが判定される。判定結果は、対応する基地局に通知される。対応する基地局は、対応するセル間のハンドオーバシチュエーションの判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行う。これにより、ハンドオーバの性能を向上させる。
上述の端末識別方法に基づき、本発明は、端末を識別するシステムを更に提供する。前記システムは、端末と、ソース基地局と1又は複数のターゲット基地局とを含む。
端末は、無線リンク障害が発生した後、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)と、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)とを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信する。
ソース基地局は、無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局であり、無線リソース制御再構成メッセージを受信した後、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)と、無線リソース制御再構成を試みるセルの物理アドレス(PCI)又はセルグローバル識別子(ECGI)と、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)とを含む前記無線リンク障害情報を送信する。
ターゲット基地局は、無線リンク障害が発生したセルが属する基地局であり、前記無線リンク障害情報を受信し、無線リンク障害が発生した前記セルの物理アドレス(PCI)に応じて、無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)が当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)に属するかどうかを判定し、属する場合、当該端末が前記ターゲット基地局において無線リンク障害が発生した当該セルの端末であると判定し、属しない場合、当該セルの端末ではないと判定する。
端末を更に正確に識別するために、本発明は、端末を識別するためのシステムを更に提供する。前記システムは、端末と、ソース基地局と1又は複数のターゲット基地局とを含む。
端末は、無線リンク障害が発生した後、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)と、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)とを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信する。
ソース基地局は、無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局であり、無線リソース制御再構成メッセージを受信し、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)に応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子(ECGI)、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)、及びショートMAC完全性保護(shortMAC-I)を含む無線リンク障害情報を送信する。
ターゲット基地局は、無線リンク障害が発生したセルが属する基地局であり、無線リンク障害情報を受信した後、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスPCIに応じて判定されたセルにおいて、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス(PCI)、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子(ECGI)、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)に応じて、ショートMAC完全性保護(shortMAC-I)を計算して取得し、当該計算値が受信されたショートMAC完全性保護(shortMAC-I)に一致する場合、当該端末が前記ターゲット基地局において当該無線リンク障害が発生したセルの端末であると判定し、一致しない場合、当該セルの端末ではないと判定する。
上記端末を識別する方法及びシステムによれば、基地局は、RLFが発生した端末を識別することができ、更にRLFが発生したセルを一意に特定することができる。RLF関連情報に応じて、ターゲット基地局は、ハンドオーバシチュエーションのタイプを判定することができる。これにより、ネットワークは、具体的なハンドオーバパラメータの最適化を実現することができ、ネットワークの自己最適化機能を実現し、ネットワーク性能を向上させる。以下、4つの具体的な実施例を参照して本発明における端末を識別する過程を更に詳細に説明する。
実施例1: ハンドオーバが遅すぎる場合の端末の識別
図1と図4を参照して、実施例1の具体的な説明は、以下の通りである。
101: UEが基地局Bに属するセルCell bにおいて接続状態にあるときに、RRC再割り当て障害、ハンドオーバ障害又は他の原因のために、セルCell bにおいて無線リンク障害(RLF)がUEに発生する。
102: 図1に示すように、UEは、セルCell bで無線リンク障害(RLF)が発生した後、セル選択プロセスによって、基地局Aに属するセルCell aにおいてRRC再構成を行うことを選択し、UEはRRC再構成要求メッセージを基地局Aに送信する。
103: 基地局Aは、UEからのRRC再構成要求メッセージを受信した後、そのメッセージ内の、無線リンク障害(RLF)が発生したセルCell bのPCI情報に応じて、RLF情報を送信するターゲット基地局eNB Bを検索し、そしてRLF情報をターゲット基地局eNB Bに送信する。図4に示すように、eNB Aがターゲット基地局eNB Bに送信するRLF情報には、RLFが発生したセルCell bの既存の物理アドレス(PCI)情報、RRC再構成を試みるセルのセルグローバル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)情報、及びRLFが発生したセルCell bにおけるUEの(C-RNTI)情報に加えて、UEのRRC再構成要求メッセージのshortMAC-I情報が更に含まれる。eNB Aが、RLFが発生したセルCell bのPCI情報に応じて複数のターゲット基地局を検索した場合、eNB Aは、全てのターゲット基地局に前記RLF情報を送信する。例えばeNB Hもターゲット基地局である。
104: このRLFが発生したUEがeNB Bに属するセルCell b内のUEであるかどうかを確認するために、eNB Bは、eNB AからのRLF情報を受信し、端末の識別を行う。識別においては、eNB Bは、受信されたRLF情報内のPCI情報に応じて、セルCell bを判定し、更にC-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、端末を識別する。
セルCell bにおいて、割り当てられたC-RNTI値が既に存在する場合、shortMAC-Iの検証を行う。セルにおいて、それに対応する割り当てられたC-RNTI値が存在しない場合、端末がeNB Bに属するセルCell bの端末ではないことを意味する。各セルには一定数のC-RNTIが存在し、接続状態のUEのそれぞれに1つのC-RNTIが割り当てられる。UEの無線リンク制御(RRC)が解除された後、そのC-RNTIは回収される。eNB Bは、C-RNTIに応じて、暗号鍵(key)及び完全性保護アルゴリズムを判定し、RLF情報におけるPCI、ECGI及びC-RNTIを入力し、計算を行なってshortMAC-Iを取得する。計算により取得されたshortMAC-IがRLF情報におけるshortMAC-Iの値と同じである場合、当該端末がeNB Bに属するセルCell bの端末であると判定される。eNB Bが受信されたRLF情報のPCI情報に応じて、複数のセルを特定した場合、各セルにおいて端末の識別を行う。
基地局eNB bに加えて、基地局eNB HもeNB AからのRLF情報を受信する場合、eNB Hは、eNB Bでの識別方式と同様に、C-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、端末の識別を行う。
105: eNB Bは、C-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、当該端末がeNB Bに属するセルCell bの端末であると判定する。これは、当該端末がeNB BのセルCell bで無線リンク障害RLFが発生し、且つeNB Aに属するセルCell aにおいてRRC再構成を行うことが選択されたことを意味する。当該端末が他のセルからCell bへハンドオーバした直後ではない場合、セルCell bからセルCell aへのUEのハンドオーバが遅すぎることを意味する。
106: eNB Bは、セルCell bからセルCell aへの遅すぎるハンドオーバのシチュエーションに応じて、対応するハンドオーバパラメータを最適化してネットワーク性能を向上させる。
実施例2: ハンドオーバが早すぎる場合の端末の識別
図2、図4及び図5を参照して、実施例2の具体的な説明は、以下の通りである。
201: UEがeNB Aに属するセルCell aからeNB Bに属するセルCell bにハンドオーバした直後である場合に、RRC再割り当て障害、ハンドオーバ障害又は他の原因により、セルCell bにおいて無線リンク障害RLFがUEに発生する。
ここで、UEがセルCell bへのハンドオーバに成功した後、eNB Bは、当該UEのコンテキスト(context)に対してタイマーを設定して、早すぎであるハンドオーバと、エラーセルとの判定を行う。eNB Bは、タイマーによって設定される期間内のUEのコンテキスト(context)を保持する。以下のステップ205及びステップ305において、端末のマッチングが行われた後、このcontextに対応するタイマーがタイムアウトしていない場合、UEがCell Bにハンドオーバしてからそれほど時間が経過していないことを意味する。
202: 図2に示すように、UEは、セルCell bで無線リンク障害(RLF)が発生した後、セル選択プロセスによって、eNB Aに属するセルCell aにおいて無線リソース制御(RRC)再構成を行うことを選択し、UEは、RRC再構成要求メッセージをeNB Aに送信する。
203: eNB Aは、UEのRRC再構成要求メッセージを受信した後、RLFが発生したセルCell bのPCI情報に応じて、RLF情報を送信する必要があるターゲット基地局eNB Bを検索し、且つRLF情報をターゲット基地局eNB Bに送信する。図4に示すように、eNB Aがターゲット基地局eNB Bに送信するRLF情報には、RLFが発生したセルCell bの、既存の物理アドレスPCI情報、RRC再構成を試みるセルのセルグローバル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)情報、RLFが発生したセルCell bにおけるUEのC-RNTI情報だけでなく、UEのRRC再構成要求メッセージのshortMAC-I情報が更に含まれる。eNB Aが、RLFが発生したセルCell bのPCI情報に応じて、複数のターゲット基地局を検索した場合、eNB Aは、全てのターゲット基地局にRLF情報を送信する。例えばeNB Hもターゲット基地局である。
204: eNB Bは、このRLFが発生したUEがeNB Bに属するセルCell b中のUEであるかどうかを確認するために、eNB AからのRLF情報を受信して、端末の識別を行う。eNB Bは、受信されたRLF情報のPCI情報に応じて、セルCell bを判定し、更にC-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、端末を識別する。セルCell bにおいて割り当てられたC-RNTI値が既に存在する場合、eNB Bは、更にshortMAC-Iの検証を行う。検証ができた場合、当該端末UEがeNB Bに属するセルCell bの端末であることを意味し、検証ができなかった場合、端末がeNB Bに属するセルCell bの端末ではないことを意味する。eNB Bは、C-RNTIに応じて、暗号鍵(key)及び完全性保護アルゴリズムを判定し、RLF情報におけるPCI、ECGI及びC-RNTIを入力し、計算を行なってshortMAC-Iを取得する。計算によって取得されたshortMAC-IがRLF情報におけるshortMAC-Iの値と同じである場合、当該端末が、eNB Bに属するセルCell bの端末であると判定される。eNB Bは、受信されたRLF情報のPCI情報に応じて、複数のセルを判定した場合、各セルにおいて端末の識別を行う。
基地局eNB bに加えて、基地局eNB HもeNB AからのRLF情報を受信する場合、eNB Hは、eNB Bでの識別方式と同様に、C-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、端末の識別を行う。
205: eNB Bは、C-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、当該端末がeNB Bに属するセルCell bの端末であると判定する。これは、当該端末がeNB BのセルCell bで無線リンク障害RLFを発生し、且つeNB Aに属するセルCell aにおいてRRC再構成を行うことが選択されたことを意味する。当該端末のcontextタイマーがタイムアウトしていない場合、セルCell aからセルCell bへのUEのハンドオーバが早すぎることを意味する。
206: 図5に示すように、eNB Bは、ハンドオーバが早すぎることを示す情報をeNB Aに送信して、セルCell aからセルCell bへの早すぎるハンドオーバが発生したことを示す。
207:eNB Aは、セルCell aからセルCell bへの早すぎるハンドオーバのシチュエーションに応じて、対応するハンドオーバパラメータを最適化し、これにより、ネットワーク性能を向上させる。
実施例3: ハンドオーバにおいてエラーセルが選択された場合の端末の識別
図3、図4及び図6を参照して、具体的な実施例3の説明は、以下の通りである。
301:UEが、eNB Cに属するセルCell cからeNB Bに属するセルCell bにハンドオーバした直後である場合に、RRC再割り当て障害、ハンドオーバ障害又は他の原因により、セルCell bで無線リンク障害RLFがUEに発生する。
ここで、UEがセルCell bへのハンドオーバに成功した後、eNB Bは、当該UEのコンテキストcontextに対してタイマーを設定する。
302: 図3に示すように、セルCell bで無線リンク障害(RLF)が発生した後、UEは、セル選択プロセスを介して、eNB Aに属するセルCell aにおいて、無線リソース制御(RRC)再構成を行うことを選択する。そして、UEはRRC再構成要求メッセージをeNB Aに送信する。
303: eNB A は、UEからのRRC再構成要求メッセージを受信した後、そのメッセージ内の、RLFが発生したセルCell bのPCI情報に応じて、RLF情報を送信するターゲット基地局eNB Bを検索する。そして、RLF情報をターゲット基地局eNB Bに送信する。図4に示すように、eNB Aがターゲット基地局eNB Bに送信したRLF情報には、RLFが発生したセルCell bの、既存の物理アドレスPCI情報、RRC再構成を試みるセルのセルグローバル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)情報、RLFが発生したセルCell bにおけるUEのC-RNTI情報だけではなく、UEのRRC再構成要求メッセージのshortMAC-I情報が更に含まれる。eNB Aが、RLFの発生したセルCell bのPCI情報に応じて、複数のターゲット基地局を検索した場合、eNB Aは、全てのターゲット基地局にRLF情報を送信する。例えばeNB Hもターゲット基地局である。
304: eNB Bは、RLFが発生したUEがeNB Bに属するセルCell b中のUEであるかどうかを確認するために、eNB AからのRLF情報を受信し、端末の識別を行う。eNB Bは、受信されたRLF情報のPCI情報に応じて、セルCell bを判定し、更にC-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、端末を識別する。セルCell bにおいて割り当てられたC-RNTI値が既に存在する場合、更にshortMAC-Iの検証を行う。存在しない場合、端末がeNB Bに属するセルCell bの端末ではないことを意味する。eNB Bは、C-RNTIに応じて、暗号鍵(key)及び完全性保護アルゴリズムを判定し、RLF情報におけるPCI、ECGI及びC-RNTIを入力し、計算によりshortMAC-Iを取得する。計算により取得されたshortMAC-IがRLF情報におけるshortMAC-Iの値と同じである場合、当該端末がeNB Bに属するセルCell bの端末であると判定される。eNB Bは、受信されたRLF情報のPCI情報に応じて、複数のセルを判定した場合、各セルにおいて、端末の識別を行う。
基地局eNB bに加えて、基地局eNB HもeNB AからのRLF情報を受信する場合、eNB Hは、eNB Bでの識別方式と同様に、C-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、端末の識別を行う。
305: eNB Bは、C-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、当該端末がeNB Bに属するセルCell bの端末であると判定する。これは、当該端末がeNB BのセルCell bで無線リンク障害RLFが発生し、且つeNB Aに属するセルCell aにおいてRRC再構成を行うことが選択されたことを意味する。当該端末のcontextタイマーがタイムアウトしていない場合、セルCell cからセルCell bへのUEのハンドオーバにおいてエラーセルが選択されたこと、及び正確なターゲットセルが、eNB AのセルCell aであることを意味する。
306: 図6に示すように、eNB Bは、エラーセルへのハンドオーバを示す情報をeNB Cに送信し、セルCell cからセルCell bへのエラーセルを選択したハンドオーバが発生したことを示す。
307: eNB Cは、セルCell cからセルCell bへのハンドオーバにおいてエラーセルが選択されたシチュエーションに応じて、対応するハンドオーバパラメータを最適化し、これによりネットワーク性能を向上させる。
実施例4: PCI及びC-RNTIに応じて端末の識別を行う。
401: UEがeNB Bに属するセルCell bにおいて接続状態にあるときに、RRC再割り当て障害、ハンドオーバ障害又は他の原因のために、セルCell bで無線リンク障害RLFがUEに発生する。
402: UEは、セルCell bで無線リンク障害(RLF)が発生した後、セル選択プロセスによって、eNB Aに属するセルCell aにおいて無線リソース制御(RRC)再構成を行うことを選択し、UEはRRC再構成要求メッセージをeNB Aに送信する。
403: eNB A は、UEからのRRC再構成要求メッセージを受信した後、そのメッセージ内の、RLFが発生したセルCell bのPCI情報に応じて、RLF情報を送信するターゲット基地局eNB Bを検索し、且つRLF情報をターゲット基地局eNB Bに送信する。図4に示すように、eNB Aが、RLFが発生したセルCell bのPCI情報に応じて、複数のターゲット基地局を検索した場合、eNB Aは、全てのターゲット基地局にRLF情報を送信する。例えばeNB Hについてもターゲット基地局である場合、eNB Aは、eNB HについてもRLF情報を送信する。RLF情報は、RLFが発生したセルの物理アドレス(PCI)と、RRC再構成を試みるセルのPCI又は発展型セルグローバル識別子(ECGI:Evolved Cell Global Identifier)と、RLFが発生したセルにおけるUEのC-RNTIとを含む。
404: eNB Bは、このRLFが発生したUEがeNB Bに属するセルCell b中のUEであるかどうかを確認するために、eNB AからのRLF情報を受信し、端末の識別を行う。eNB Bは、受信されたRLF情報のPCI情報に応じて、セルCell bを判定し、更にC-RNTI及びshortMAC-Iに応じて、端末を識別する。当該C-RNTI値が、セルCell bに既に存在している割り当てられたC-RNTI値である場合、端末がeNB Bに属するセルCell bの端末であることを意味する。一方で、当該C-RNTI値が、セルCell bに存在している割り当てられたC-RNTI値ではない場合、端末がセルCell bに属さないことを意味する。eNB Hも同じ端末識別を行う。
405: eNB Bは、eNB AからのRLF情報を受信した後、端末識別を行って当該端末がeNB Bに属するセルCell bの端末であると判定した場合、当該端末(UE)がeNB BのCell bでRLFが発生したと認識することができる。その後、eNB A中のセルCell aにおいてRRC再構成が試される。更に、当該UEの前回のハンドオーバ情報に応じて、ハンドオーバシチュエーションのタイプが判定される。即ち、Cell bからCell aへの当該UEのハンドオーバが遅すぎるのか、あるいは、Cell aからCell bへの当該UEのハンドオーバが早すぎるか、あるいは、他のセルからCell bへのUEのハンドオーバにおいてエラーセルが選択されたのかが判定される。例えばeNB CのCell cからCell bへのハンドオーバにおいてエラーセルが選択されたと判定される。そして、図5及び図6に示すように、判定結果が対応する基地局に通知される。例えば、ハンドオーバが遅すぎることが、基地局Bに通知され、ハンドオーバが早すぎることが、基地局Aに通知され、ハンドオーバにおいてエラーセルが選択されたことが、基地局Cに通知される。
406:通知を受信したeNB A、eNB B及び/又はeNB Cは、対応するセル間のハンドオーバシチュエーションに応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行って、ネットワーク性能を向上させる。
以上の説明は、本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者にとっては、本発明に基づく種々の変更と変形が可能である。本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく実施されたあらゆる修正、同等の置換及び改良等は、すべて本発明の保護範囲に属する。
産業上の利用可能性
従来技術に比べ、本発明は、端末を正確、かつ一意に識別することができため、RLRが発生したセルを一意に特定することができ、これにより、eNB AがRLF情報を送信するときに、RLFが発生したエラーセルを特定し、エラーターゲット基地局を選択してRLF情報を送信してしまうといった問題を解決することができる。更に、端末が識別された後、ハンドオーバシチュエーションの判定方法に応じて、ハンドオーバシチュエーションが判定され、その後、ネットワーク自己最適化を行うことが対応する基地局に通知される。

Claims (15)

  1. 端末を識別するための方法であって、
    無線リソース制御再構成メッセージを受信したソース基地局が、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子を含む前記無線リンク障害情報を送信するステップ11と、
    ターゲット基地局が、前記無線リンク障害情報を受信した後、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、当該ターゲット基地局における無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定されたセルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセル内の端末の無線ネットワーク一時識別子が、当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、前記端末が当該セルの端末であると判定され、属しない場合、前記端末が当該セルの端末ではないと判定されるステップ12とを含み、
    前記ソース基地局は、無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局であり、前記ターゲット基地局は、無線リンク障害が発生したセルが所属する基地局である
    端末を識別するための方法。
  2. 前記ステップ11の前に、
    無線リンク障害が発生した端末が、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子と、ショートMAC完全性保護と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスとを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信するステップを更に含む
    請求項1に記載の端末を識別するための方法。
  3. 前記方法は、
    ターゲット基地局が、端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、そして判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知するステップ13と、
    判定結果の通知を受信した基地局が、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションの判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行うステップ14とを更に含む
    請求項1又は2に記載の端末を識別するための方法。
  4. 端末の識別をサポートする基地局であって、前記基地局は、
    ソース基地局として、端末から無線リソース制御再構成メッセージを受信し、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子を含む前記無線リンク障害情報を送信し、
    前記基地局は、さらに、
    前記基地局に属するセルで無線リンク障害が発生した場合、ターゲット基地局として、無線リンク障害情報を受信し、前記無線リンク障害情報における、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子が、当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、当該端末が当該セルの端末であると判定し、属しない場合、当該セルの端末ではないと判定する
    端末の識別をサポートする基地局。
  5. 前記基地局は、さらに、
    ターゲット基地局として、前記端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、そして判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知し、判定結果の通知を受信した基地局が、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションの判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行う
    請求項4に記載の基地局。
  6. 端末を識別するためのシステムであって、
    前記システムは、端末と請求項4又は5に記載の基地局とを含み、
    前記基地局は、複数であり、ソース基地局と1又は複数のターゲット基地局とを含み、
    前記端末は、
    無線リンク障害が発生した後、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子と、ショートMAC完全性保護と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスとを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信する
    端末を識別するためのシステム。
  7. 端末を識別するための方法であって、前記方法は、
    無線リソース制御再構成メッセージを受信したソース基地局が、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子、及びショートMAC完全性保護を含む前記無線リンク障害情報を送信するステップ21と、
    ターゲット基地局が、前記無線リンク障害情報を受信した後、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、前記ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定された各セルにおいて、前記無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子に応じて、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得し、当該計算値が受信されたショートMAC完全性保護に一致する場合、当該端末が当該セルの端末であると判定され、一致しない場合、当該セルの端末ではないと判定されるステップ22とを含み、
    前記ソース基地局は、無線リソース制御再構成メッセージを受信した基地局であり、前記ターゲット基地局は、無線リンク障害が発生したセルが所属する基地局である
    端末を識別するための方法。
  8. ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得するステップの前に、
    前記方法は、
    判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子が、当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、前記ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得するステップを実行し、属しない場合、前記端末が当該セルの端末ではないと判定するステップを更に含む
    請求項7に記載の端末を識別するための方法。
  9. 前記ステップ21の前に、
    前記方法は、
    無線リンク障害が発生した端末が、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子と、ショートMAC完全性保護と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスとを含む無線リソース制御再構成メッセージを送信するステップを更に含む
    請求項7に記載の端末を識別するための方法。
  10. 前記方法は、
    ターゲット基地局が、端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、そして判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知するステップ23と、
    判定結果の通知を受信した基地局が、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシュチュエーションの判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行うステップ24とを更に含む
    請求項7〜9のいずれか1項に記載の端末を識別するための方法。
  11. 1つのショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得するステップにおいて、
    前記ターゲット基地局は、
    確定されたセルにおける無線ネットワーク一時識別子に応じて、暗号鍵及び完全性保護アルゴリズムを決定し、前記無線リンク障害情報における無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子を入力し、1つのショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得することを特徴とする
    請求項7〜9のいずれか1項に記載の端末を識別するための方法。
  12. 端末の識別をサポートする基地局であって、前記基地局は、
    ソース基地局として、無線リソース制御再構成メッセージを受信した後、前記無線リソース制御再構成メッセージにおける、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、無線リンク障害情報を送信する必要がある全てのターゲット基地局を判定し、判定された各ターゲット基地局に、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子、及びショートMAC完全性保護を含む前記無線リンク障害情報を送信し、
    前記基地局は、さらに、
    前記基地局に属するセルで無線リンク障害が発生した場合、ターゲット基地局として、無線リンク障害情報を受信し、前記無線リンク障害情報における、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスに応じて、当該基地局において無線リンク障害が発生したセルを判定し、判定された各セルにおいて、無線リンク障害が発生した前記セルの物理アドレス、無線リソース制御再構成を試みるセルのセルグローバル識別子、及び無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子に応じて、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得し、取得された計算値が受信されたショートMAC完全性保護に一致する場合、前記端末が当該セルの端末であると判定し、一致しない場合、前記端末が当該セルの端末ではないと判定する
    端末の識別をサポートする基地局。
  13. 前記基地局は、さらに、
    ターゲット基地局として、判定された各セルにおいて、受信された、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子が当該セルにおける既存の無線ネットワーク一時識別子に属するかどうかを判定し、属する場合、ショートMAC完全性保護の計算値を計算して取得し、属しない場合、前記端末が当該セルの端末ではないと判定する
    請求項12に記載の基地局。
  14. 前記基地局は、さらに、
    ターゲット基地局として、前記端末が当該ターゲット基地局において無線リンク障害が発生したセルに属する端末であると判定した後、当該端末の前回のハンドオーバ情報に応じて、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションのタイプを判定し、且つ判定結果を前回のハンドオーバに対応する基地局に通知し、判定結果の通知を受信した基地局が、前記前回のハンドオーバに対応するセル間のハンドオーバシチュエーションの判定に応じて、ハンドオーバパラメータの最適化を自動的に行う
    請求項12又は13に記載の基地局。
  15. 端末を識別するためのシステムであって、
    前記システムは、端末と請求項12〜14のいずれか1項に記載の基地局とを含み、
    前記基地局は、複数であり、ソース基地局と1又は複数のターゲット基地局とを含み、
    前記端末は、
    無線リンク障害が発生した後、セル選択プロセスによって選択されたソース基地局に、無線リンク障害が発生したセルの端末の無線ネットワーク一時識別子と、ショートMAC完全性保護と、無線リンク障害が発生したセルの物理アドレスとを含む無線リソース制御再構成情報を送信する
    端末を識別するためのシステム。
JP2012528215A 2009-09-14 2010-02-05 端末を識別するための方法及びシステム Active JP5303681B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200910176426.1A CN102026165B (zh) 2009-09-14 2009-09-14 一种用于识别终端的方法及系统
CN200910176426.1 2009-09-14
PCT/CN2010/070548 WO2011029292A1 (zh) 2009-09-14 2010-02-05 一种用于识别终端的方法及系统

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013504902A JP2013504902A (ja) 2013-02-07
JP5303681B2 true JP5303681B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=43731956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012528215A Active JP5303681B2 (ja) 2009-09-14 2010-02-05 端末を識別するための方法及びシステム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8792891B2 (ja)
EP (1) EP2466936B1 (ja)
JP (1) JP5303681B2 (ja)
KR (1) KR101366232B1 (ja)
CN (1) CN102026165B (ja)
BR (1) BR112012005655B1 (ja)
IN (1) IN2012DN02276A (ja)
MX (1) MX2012003073A (ja)
WO (1) WO2011029292A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102223665A (zh) * 2010-04-19 2011-10-19 中兴通讯股份有限公司 无线链路失败rlf信息的处理方法及系统
JP2013110727A (ja) * 2011-10-27 2013-06-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 無線通信システム、無線端末装置、通信制御方法および通信制御プログラム
CN108174435A (zh) 2011-11-25 2018-06-15 班德韦斯克公司 用于为移动无线装置提供智能网络接入选择的系统
JP5966337B2 (ja) * 2011-12-05 2016-08-10 住友電気工業株式会社 無線基地局装置、通信制御方法および通信制御プログラム
EP2801227B1 (en) 2012-01-27 2018-05-30 Huawei Technologies Co., Ltd. Mobility robustness optimisation for radio link failure
KR101809426B1 (ko) * 2012-07-31 2017-12-14 후지쯔 가부시끼가이샤 Ue 컨텍스트 식별 방법, ue 및 기지국
EP4009703A1 (en) 2012-08-07 2022-06-08 Huawei Technologies Co., Ltd. Handover processing method and base station
US9143963B2 (en) * 2012-08-10 2015-09-22 Nokia Solutions And Networks Oy Correlating radio link failure and minimization of drive test reports
GB2506917B (en) 2012-10-12 2015-06-03 Samsung Electronics Co Ltd Re-establishment of a connection with a mobile terminal
CN114449603B (zh) 2012-12-24 2024-06-07 北京三星通信技术研究有限公司 无线通信系统中的基站及由其执行的方法
CN103945470A (zh) * 2013-01-18 2014-07-23 华为技术有限公司 切换方法、源通信节点和目标通信节点
KR101898948B1 (ko) * 2013-02-28 2018-09-17 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 무선 통신 시스템, 무선국, 무선 단말, 통신 제어 방법, 및 비일시적인 컴퓨터 가독 매체
CN104053190B (zh) * 2013-03-11 2018-05-11 普天信息技术研究院有限公司 一种pci冲突或混淆情况下用户设备迁移的方法
US9210597B2 (en) 2013-03-13 2015-12-08 Qualcomm Incorporation Cell identification collision detection in wireless communications
US9826464B2 (en) * 2013-03-26 2017-11-21 Bandwidthx Inc. Systems and methods for establishing wireless connections based on access conditions
EP3033850B1 (en) * 2013-08-16 2019-10-02 Sony Corporation Telecommunications apparatus and methods
JP2015142363A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 株式会社Nttドコモ 移動局、再接続要求方法、基地局及び再接続要求処理方法
US9980159B2 (en) * 2014-09-26 2018-05-22 Mediatek Inc. RRC re-establishment on secondary eNodeB for dual connectivity
US11089519B2 (en) * 2016-04-13 2021-08-10 Qualcomm Incorporated Migration of local gateway function in cellular networks
US10462837B2 (en) 2016-11-04 2019-10-29 Qualcomm Incorporated Method, apparatus, and system for reestablishing radio communication links due to radio link failure
US10194382B2 (en) 2016-12-27 2019-01-29 Bandwidthx Inc. Auto-discovery of amenities
WO2018125704A1 (en) 2016-12-27 2018-07-05 Bandwidthx Inc. Radio management based on user intervention
CN108633003B (zh) * 2017-03-16 2021-10-01 华为技术有限公司 一种资源分配方法和装置以及终端设备
KR102451330B1 (ko) * 2018-05-09 2022-10-06 텔레폰악티에볼라겟엘엠에릭슨(펍) 다중 셀 id 시나리오에서의 셀 id 선택
CN112770409B (zh) * 2019-11-01 2023-06-30 维沃移动通信有限公司 无线链路失败处理方法及装置
CN112839329B (zh) * 2019-11-06 2022-07-22 中国移动通信有限公司研究院 一种验证方法、装置、设备及计算机可读存储介质
CN114040387B (zh) * 2020-07-21 2024-06-04 中国移动通信有限公司研究院 一种攻击消息的确定方法、装置及设备

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8130719B2 (en) * 2005-12-30 2012-03-06 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) PDSN-based session recovery from RBS/AN failure in a distributed architecture network
CN101207905B (zh) * 2006-12-21 2011-04-20 中兴通讯股份有限公司 切换优化方法及装置
EP2127456B1 (en) * 2007-01-15 2019-11-27 Nokia Technologies Oy Method and apparatus for providing context recovery
CN101647299B (zh) * 2007-03-21 2014-04-09 诺基亚公司 用于切换失败恢复的方法、设备和计算机程序产品
ATE508609T1 (de) * 2007-06-13 2011-05-15 Ericsson Telefon Ab L M Technik zum umgehen mit einem funkstreckenausfall in einem kommunikationsnetz
EP2028890B1 (en) * 2007-08-12 2019-01-02 LG Electronics Inc. Handover method with link failure recovery, wireless device and base station for implementing such method
US9544828B2 (en) 2007-12-05 2017-01-10 Qualcomm Incorporated Handover failure procedures in communication systems
US9215731B2 (en) * 2007-12-19 2015-12-15 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for transfer of a message on a common control channel for random access in a wireless communication network
US8880078B2 (en) * 2009-06-26 2014-11-04 Lg Electronics Inc. Method of logging measurement result at handover failure in wireless communication system
US9144100B2 (en) * 2009-08-17 2015-09-22 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for radio link failure recovery
WO2011139187A1 (en) * 2010-05-03 2011-11-10 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Methods and arrangements for communication channel re-establishment
US9432847B2 (en) * 2010-11-04 2016-08-30 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for reconfiguring connection to base station at relay node in a wireless communication system
JP2012114705A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Panasonic Corp 通信端末装置及びセルとの再接続方法
WO2012093913A2 (ko) * 2011-01-06 2012-07-12 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 연결 실패를 회복하는 방법 및 이를 위한 장치
WO2012138079A2 (ko) * 2011-04-03 2012-10-11 엘지전자 주식회사 신호 전송 여부 결정 방법
EP2710835B1 (en) * 2011-05-20 2017-03-22 Nokia Technologies Oy Pre-configured redirection information
US9226213B2 (en) * 2012-02-23 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Enhanced slow associated control channel (ESACCH)

Also Published As

Publication number Publication date
EP2466936B1 (en) 2018-11-14
US8792891B2 (en) 2014-07-29
IN2012DN02276A (ja) 2015-08-21
JP2013504902A (ja) 2013-02-07
BR112012005655B1 (pt) 2021-04-06
KR101366232B1 (ko) 2014-03-12
KR20120053075A (ko) 2012-05-24
CN102026165B (zh) 2014-11-05
CN102026165A (zh) 2011-04-20
US20120157156A1 (en) 2012-06-21
MX2012003073A (es) 2012-04-02
WO2011029292A1 (zh) 2011-03-17
EP2466936A4 (en) 2017-11-22
BR112012005655A2 (pt) 2017-05-30
EP2466936A1 (en) 2012-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5303681B2 (ja) 端末を識別するための方法及びシステム
JP5709989B2 (ja) ハンドオーバーシナリオ判定パラメータの報告方法、ユーザ装置及びハンドオーバーシナリオ判定基地局
KR101790588B1 (ko) 무선링크 실패 리포트 처리 방법 및 모바일 파라미터 조정 방법
JP5698843B2 (ja) 情報を提供するための方法、移動局装置、基地局装置及び通信装置
CN101959263B (zh) 无线链路失败信息的发送方法与装置
ES2786280T3 (es) Mejora de robustez de movilidad en una red de comunicación inalámbrica
TWI569664B (zh) 網路節點及其中用於處置無線電通信網路中之通信之方法
JP5787240B2 (ja) ハンドオーバ失敗の処理方法及びユーザ装置
CA3025568C (en) Cell handover method, base station, and control node
CN102316509B (zh) 无线链路失败相关测量信息的上报方法及系统
WO2012013107A1 (zh) 切换场景判决过程中确定目标网元的方法及系统
JP2023545801A (ja) 信号の送受信方法、装置及び通信システム
WO2015006974A1 (zh) 一种控制网络切换的方法、设备及系统
US9155016B2 (en) Base station and method
WO2012034271A1 (zh) 获取无线网络控制器标识的方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5303681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250