JP5302996B2 - 配線又は配管材の貫通部形成部材及び装置 - Google Patents

配線又は配管材の貫通部形成部材及び装置 Download PDF

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Description

この出願は、各種の配線や配管材を床下や壁裏にて鞘管方式で配置する場合に、床や壁に貫通させる貫通部形成部材であって、これに鞘管を接続させて、鞘管内を挿通させた配線・配管材を床上や壁表の各種設備に接続したり、壁裏から壁表などに配線・配管材を引き出したりする際に用いる、配線又は配管材の貫通部を形成する貫通部形成部材とこれを用いた装置に関する。
湯水、ガスなどの配管を、床下や壁裏にて配管する方法の一つに、所謂、鞘管方式がある。これは、鞘管の内部にフレキシブルな配管を挿通させる方式である。この鞘管はその終端を、床や壁などに貫通させた貫通部形成部材に接続させてあり、この貫通部形成部材の開口は床上や壁表に臨ませてある。そして、この開口には、床上や壁表の各種設備と接続するための継手を取り付けたり、或いは、配線・配管を挿通するための引出口形成具を取り付けたりしている。
例えば水道管が鞘管に挿通してある場合、継手に接続する設備として蛇口がある。つまり壁裏に配管した水道管が、壁に貫通させた貫通部形成部材を挿通して壁表の継手に接続され、この継手を介して壁表の蛇口に連通するのである。
また水道管などを壁裏から壁表へ、継手を介さずにそのまま引き出す場合もある。この場合は、図22に示すよな引出口形成具30bを用いるのであり、鞘管を挿通させてきたフレキシブルな水道管2aを壁に貫通させた貫通部形成部材を挿通させ、貫通部形成部材の壁表側の開口に設けられた引出口形成具30bの引出口を通過して、そのまま水道管2aを壁表に引き出している。
ここに示す特許文献1の水栓取付部の防水構造においては、図23に示すように、ボックス100’(本願の貫通部形成部材に相当)に固定リング30aを螺着し、その際に、ボックス100’と固定リング30aで壁Wの内外から、この壁Wを挟持する様にして固定している(特許文献1)。
また例えば特許文献2に示す中継接続具では、図24に示すように、継手30aに形成させたフランジ状の固定部34を直接壁Wにビスで固定している
特開平5−79072号公報 特公平6−56030号公報
しかし特許文献1に示された様な放水構造では、施工現場の壁の厚さが異なる毎に、それぞれの壁厚さに応じた貫通部形成部材を準備しなければならなかった。
また特許文献2に示された様な方法では、壁にビスをねじ込んでいる。従って、ビスが壁の貫通孔開口に近いと、ビスと開口との間が肉薄になって、開口付近の壁が割れるなどし、ビス止めの強度が得られない。逆にねじ込み位置を開口から離すと、固定部のフランジ形状が大きなものとなってしまう。この様な固定部には通常、化粧リングなどが被せられるが、この様な化粧リングは、更に大きなものになってしまう。また壁がコンクリート壁の場合には、固定部をアンカーで打ち込む必要があり、これが手間であった。
以上の課題を鑑み、本願発明の課題は、継手や引出口形成具の貫通部形成部材への固定を可能にし、施工現場ごとに壁厚が異なっていてもこれに対応でき、取り付けも良好になされる、配線又は配管材の貫通部を形成する貫通部形成部材とこれを用いた装置を提供することにある。
本願発明の一実施形態は、壁に貫通させた貫通孔内に配置されて配管用の貫通部を形成する貫通部形成部材と、この貫通部形成部材に取り付けられる継手とを有する配管の装置であって、貫通部形成部材は、内部を配管材が挿通される筒体部と、貫通孔内に配置された筒体部の壁の一方側となる基端側に設けられて筒体部を貫通孔内に配置するための一方側部材と、を備え、筒体部は、壁の他方側に向けた筒体部の延出長を変更可能とすべく先端側が切断可能であると共に、筒体部内の配管材が接続されると共に壁の他方側に設置される継手をビス取付可能なビス下孔が筒体部の先端面に設けられ、ビス下孔は、前記切断の切断面にも現れるように、筒体部の長手に沿って形成され、継手は、筒体部の先端側の開口より外に延びるフランジ部と、筒体部内に配管された配管材が繋ぐ配管材取付部とを備え、フランジ部にはビス下孔にビス締めするビスが通るビス孔が設けられていることを特徴とする。
ここで壁とは通常の意味より拡大して、配線・配管材を配置する構造物における全ての壁、すなわち上壁(天井)、側壁(いわゆる壁)、底壁(床)をさす。
請求項1記載の発明は、壁に貫通させた貫通孔内に配置されて配線又は配管用の貫通部を形成する貫通部形成部材であって、内部を配線又は配管材が挿通される筒体部と、貫通孔内に配置された筒体部の壁の一方側となる基端側にビス取り付けされると共に筒体部を貫通孔内に配置するための別体の一方側部材と、を備え、筒体部の先端側には、筒体部内の配線又は配管材が接続又は挿通されると共に壁の他方側に設置される他方側部材、を取り付けするための他方側部材取付部を備え、更に筒体部は、壁の他方に向けた筒体部の延出長を変更可能とすべく基端側が切断可能であると共に、一方側部材のビス取付可能なビス下孔が筒体部の基端面に設けられ、ビス下孔は、切断の切断面にも現れるように、筒体部の長手に沿って形成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、一方側部材が、壁の一方側を固定先とする固定部であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、貫通部形成部材の基端に備えられると共に筒体部と鞘管とを互いに屈曲させた配置に連通接続させる接続部を有していることを特徴とする。
請求項4の流体管の発明は、請求項3記載の発明において、鞘管内を挿通操作される配線又は配管材を筒体部内へガイドする湾曲内面が、接続部から筒体部基端かけての略連続面として形成されていることを特徴とする。
(削除)
請求項記載の発明は、壁に貫通された貫通孔内に配置されて配線又は配管用の貫通部を形成する貫通部形成部材であって、内部を配線又は配管材が挿通される筒体部と、貫通孔内に配置された筒体部の壁の一方側となる基端側にビス取り付けされると共に筒体部を貫通孔内に配置するための別体の一方側部材と、を備え、筒体部は、壁の他方側に向けた筒体部の延出長を変更可能とすべく先端側が切断可能であると共に、壁の他方側に設置される他方側部材をビス取付可能なビス下孔が筒体部の先端面に設けられ、ビス下孔は、切断の切断面にも現れるように、筒体部の長手に沿って形成され、さらに、一方側部材をビス下孔にビス取付可能となるよう、筒体部の両端に到達するように設けられて筒体部の基端面にもビス下孔が形成されていることを特徴とする。
(削除)
(削除)
(削除)
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれか記載の発明において、筒体部の外周には外周円に沿った切れ目が設けられたことを特徴とする。切れ目は、溝を外周に凹設されたものであっても、筒体部に溝を貫通させたものであってもよい。
請求項記載の配線又は配管の装置の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項の貫通部形成部材と、この貫通部形成部材に取り付けられる部材とを有する配線又は配管の装置であって、取り付けられる部材は、壁の他方側となる筒体部の先端面に取り付けられる他方側部材であると共に、筒体部内の配線又は配管材が接続又は挿通される接続部又は挿通部を備えた、ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、他方側部材が、筒体部の先端側の開口より外に延びるフランジ部と、このフランジ部と壁の他方側とに挟まれたパッキング材と、を有することを特徴とする。
本願発明によれば、筒体部を切断することにより、施工現場の壁厚に応じた長さの貫通部形成部材が得られる。よってどの様な施工現場に対しても、1種類の貫通部形成部材で対応でき、壁厚が分からない段階であって、貫通部形成部材の準備ができる。また貫通部形成部材の製造、在庫も1種類で済む。
本願発明によれば、貫通部形成部材の固定が壁裏に対して行える。
本願発明によれば、貫通部形成部材の貫通方向と屈曲した配置の鞘管との接続が可能となる。
本願発明によれば、配線・配管材をガイドする湾曲内面が、鞘管だけではなく筒体部基端にかけてまでの連続面として形成されているので、湾曲のカーブが緩くすることができる。そのため挿通操作される配線・配管材の先端がガイドする面に支える可能性が低くなり、鞘管から貫通部形成部材への挿通操作が良好になされる。
本願発明によれば、一方側部材が鞘管との接続部材をなしているので、鞘管との接続に便宜が図れる。またこの一方側部材と筒体部との固定が螺合によるので、壁以外の箇所に貫通部形成部材を配置するための一方側部材を求めることができ、つまり壁ができていない時でも一方側部材を壁以外の箇所に取り付け、壁ができた後のこの壁の貫通孔に、壁表から壁裏に筒体部を挿入し、壁裏側のこの一方側部材に螺合により取り付けることができる。
本願発明によれば、ビス下孔が、外周側の溝部であれば、成型が容易となり、たとえば脱型などの点においても容易である。
本願発明によれば、筒区分体の連結数を増減させることにより、施工現場の壁厚に応じた長さの貫通部形成部材が得られる。よって請求項1及び2と同様に、1種類の筒区分体でどの様な施工現場する貫通部形成部材を形成することができ、製造、在庫も1種類の筒区分体で対応できる。
本願発明によれば、筒区分体が、螺合により連結できるので、現場での施工が容易である。螺合時に、螺合を完全に締め切るか、途中で締めきらない位置にしておくかにより、筒体部の長さの微調整もできる。
本願発明によれば、切れ目を設けたことにより、この切れ目がノコギリなどの切断工具を宛う際のガイドとなり切断作業が容易になる。また切れ目が、溝を外周に凹設された切れ目や、筒体部に溝を貫通させたものであるため、この様な溝の部分の切断は容易になる。また切れ目を等間隔のピッチにするなどして、切断する筒体部の長さの目安にすることができる。
本願発明によれば、施工現場の壁厚に関わらず、継手や引出口形成具の提供ができる。
次に、本願発明の実施例を、図を持って説明する。
(実施例1)
図1及び2に示すのは、それぞれが貫通部形成部材100の正面図と平面図であり、図3の断面図に示すように、略円筒状の筒体部10と、この筒体部の基端側に設けられた略正方形なフランジ状の一方側部材20(図4参照)とを備えている。またこの貫通部形成部材100は合成樹脂製である。ここで一方側とは、例えば壁の壁裏側であり、従って筒体部10の基端側10Aとは、壁の貫通孔内に配置された筒体部の壁裏側(一方側)をいう。また他方側とは壁表側であり、筒体部10の先端側10Bと同じ側となる。
筒体部10は壁の貫通孔に配置されるものであり、想定される壁の最大の壁厚と同じ長さを有している。よって想定した最大壁厚より薄い壁では筒体部の先端側10Bが余るが、その場合には、図4に示すように、余ったその余剰部分11を切断して、壁厚に対応させるような長さ調整が可能に形成されている。つまり壁の他方側に向けた筒体部10の延出長を変更可能にしているのである。
また筒体部10の外周には、外周円に沿った切れ目12が、図5に示したように溝として凹設されており、この切れ目12がノコギリなどの切断工具を宛う際のガイドとなり得るので切断作業が容易になる。また切れ目12が凹設された箇所は肉薄になっているため、その分、切断は容易になる。また切れ目12を等間隔のピッチにするなどすれば切れ目が目盛りの代わりとなり、切断する位置の位置決めが容易となる。
また筒体部10の外周には、筒体部の長手全長に沿った溝部13が4本、円周上にほぼ等間隔で凹設されている。図6に示すように、この溝部13が筒体部10の先端面14に臨むことにより、他方側部材30をビス1での取り付けるためのビス下孔13aが形成されるようになっている。そして筒体部10を長さ調整のために切断した時には、その新たな先端面14としての切断面14aには、溝部13が同じビス下孔13aとして現れるようになっている。又これら4本の溝部13は、図3における上下方向に臨む形状に形成されている。これは、筒体部10を成型するときに、脱型の方向を上下2方向にすることができるためである。
なお他方側部材30とは、配線・配管材2が接続される継手30aであったり、又はこれら配線・配管材が挿通されると引出口形成具であったりする。そしてこの様な他方側部材30が、筒体部10の先端面14にビス1により取り付けされるのである。継手30aの場合には、この継手30aが壁表側に取り付けられた状態となり、壁裏からの配管材2が水道管であれば、この継手30aに例えば水道の蛇口を取り付けたりするのである。引出口形成具の場合には、たとえ壁裏の水道管を壁表まで直接引き出す様な場合に、その引き出し口を提供するものである。
一方側部材20は、筒体部10の基端側10Aに筒体部10と一体的に形成されており、筒体部10のフランジ状をなした略正方形の形状をなしている。そしてこの一方側部材20には、壁裏などにビス止めするためのビス溝21が、その四隅に各々設けられている。ビス溝21は上下方向に形成されており、ビスを仮締めした状態で、一方側部材の上下位置を微調整できるようになっている。
またこの一方側部材20の、筒体部10と反対側の面20a(裏面20a)には、図7及び8に示すように、鞘管40と貫通部形成部材100とを接続する接続部50が取り付けられるようになっており、具体的には、接続のために接続凹部22が裏面20aに3箇所設けられている。
接続部50は、筒体部10とほぼ直角に配置された鞘管40と、貫通部形成部材100との仲介する位置に配置されるものであり、一方側部材20側の3箇所の接続凹部22に係合する接続凸部51が、3箇所設けられている。この接続部50は、筒体部10と鞘管40を接続するが、これら筒体部10と鞘管40がほぼ直角な配置であるために、鞘管40から筒体部10に向けてフレキシブルな配管材2などを押し出して挿通操作する時には、配管材2の先頭がガーブしながら挿通されてゆくのである。そのため図9に示すように、このカーブがスムーズになされるように、接続部50の内面52が湾曲してガイドする面になっている。また筒体部10の基端側10Aでは、筒体部内面15が接続部50の湾曲内面52と、多少の段差を挟みながらもほほ連続した面として形成されている。そのためこの接続部50から筒体部10にかけての連続面は、接続部内面だけで湾曲内面を提供する場合に比べると、そのカーブを緩くすることができる。カーブがきついと挿通操作される配管材2の先端が、ガイドされる湾曲内面52に支える可能性があるが、カーブが緩いとその様な可能性が低くなり、挿通操作が良好になされるからである。
この様な貫通部形成部材100の使用方法は、次のようになる。
即ち、貫通部形成部材100の筒体部10を、対象となる壁Wの厚さに対応する長さに切断する。切断された筒体部10を壁裏Waから挿入し、図10及び11に示すように、一方側部材20が壁裏Waに当接した状態で、一方側部材20のビス溝21にビス1aを挿し、ビス止めするのである。
この様にして壁の一方側Wa(壁裏側)を固定先とする固定部としての一方側部材20に、鞘管40と接続された接続部50の接続凸部51を、貫通部形成部材側100の接続凹部22に係合させて、図9及び10に示すような配置となるのである。つぎに、鞘管40内にフレキシブルな配管材2を挿通させて、一旦、貫通部形成部材100の先端口16まで延ばして挿通させ、先端口16にのぞいた配管材2を手で引き出し、図11に示されている継手30aに繋ぐのである。
なお配管・配線を鞘管方式で行わない場合には、図7の鞘管が40ない状態で直接配管等を行えばよく、その場合、接続部50がなくてもよい。
継手30aは、筒状の本体31の片端が、配管材2に嵌入される配管材取付部32として形成され、また他端は蛇口を螺合させる雄ネジ部33として形成されている。筒状の本体31の中間では円形のフランジ部34が設けられ、筒体部の先端面14にビス止めされるようになっている。
先端口16にのぞかせた配管材2は、継手30aの配管材取付部32を嵌入する。この様にして配管材2と継手30aが繋がったら、配管材2を貫通部形成部材100内に押し戻すようにし、継手30aのフランジ部34を筒体部10の先端口16にフタするようにあって、フランジ部34に設けられたビス孔38にビス1bを通し、先端面14に現れているビス下孔13aにビス締めをするのである。
実際にはこの継手30aにはパッキング・リング35が挿通されており、フランジ部34が先端面14にビス止めされることにより、この図10に示されているように、フランジ部34と壁面Wbとでパッキング・リング35が挟み付けられ、雨水などが壁Wの貫通孔Wxに浸水しないように防水の役割を果たしている。継手30aは壁表Wb側に雄ネジ部33が突き出ており、蛇口その他の設備が螺合して取り付けられるようになっている。この継手30aの雄ネジ部33に化粧リング36を挿入し、その上からナット37を螺合して取り付ければ完成である。
この時、フランジ部34は、筒体部10にビス止めするので、壁Wにビス止めする従来のものに比べると小さくすることができる。またこの様にフランジ部34が小さくなると、フランジ部34をカバーする、化粧リング36も小さくすることができ、外観も良好となる。
なお切断前の筒体部10の長さが壁厚に対応している場合には、切断することなくそのまま用いればよい。また切断する場合でも、このビス1bがビス孔13aに届く範囲であれば、貫通部形成部材100の切断面14aが、壁表面Wbよりも後退した位置で切断されていてもよく、この様に切断する位置は厳密に壁厚に揃える必要がないので、切断作業もその分容易になる。
また、切断面14aが筒体部10の長手に直角とならず斜めの切断面14aになっても、ビス1bがビス孔13aに届く限りは問題がなく、この点でも切断作業が容易に行える。
また以上のように、壁厚より短く切断した場合でも、或いは斜めに切断した場合でも、いずれもビス1bがビス孔に届いてビス止めがされる限りは、継手30aのフランジ部34が壁表に押圧されるので、継手の取り付けに問題はない。更にはどの様に切断されても、パッキング・リング35がフランジ部と壁表とに挟まれることにより、防水には何ら影響しない。
また仮に、筒体部が壁表面に対して(直角ではなく)斜めとなる配置で貫通部形成部材の取り付けが成される場合であっても、継手を取り付けるビスが筒体部先端に届いてビス止めができる限りは、継手のフランジ部が壁表面に押圧され、継手の筒状本体も壁表面に直角姿勢をとることができ、防水にも問題がない。
また本実施例では、貫通部形成部材100の固定先が壁裏Waであったが、これに限らない。例えば壁が外壁と内壁とからなり、内壁に貫通部形成部材100を配置する場合、外壁の壁裏に固定するようにしてもよい。
更には、ビス孔13aは本実施例のような外周面もうけた溝部13ではなくてもよく、例えば内周面に設けた溝部でもよく、あるいは溝部ではなく筒壁に設けたビス孔であってもよい。
(実施例2)
図12及び13示すのは、略円筒状の筒体部10と、この筒体部10の基端10A側に設けられた正方形なフランジ状の一方側部材20とを備えた貫通部形成部材200である。この実施例の実施例1との相違は、一方側部材20が筒体部10とは別体になっている点である。またこの筒体部10は長さ調整のための切断可能である点は実施例1と同様であるが、ただ切り落とされるのが基端側10Aである点が異なっている。
また筒体部10の外周には、これも実施例1と同様に、筒体部の長手全長に沿った溝部13が4本、円周上にほぼ等間隔で凹設されている。ただこの溝部13は実施例1とは異なり、筒体部10の基端面17に臨む様に形成されており、一方側部材20の筒体部10へのビス取付を可能とするビス下孔13aを形成するようになっている。そして筒体部10を切断した切断面17aには、溝部13が一方側部材用20のビス下孔13aとして現れるようになっている。
また筒体部の先端面14には、別途、ビス下孔18が設けられた他方側部材取付部が備えられ、図13に示したように、継手30aなどの他方側部材30がビス止めできるようになっている。
一方側部材20の筒体部10との反対側20aには、実施例1と同様の接続部50を接続できるようにするのは自由であり、その場合には、実施例1と同様に、接続部50との接続構造を設ければよい。
(実施例3)
貫通部形成部材300は図14に示すように、筒体部10と、この筒体部10とは別体の一方側部材20とを有している。そして筒体部10には、筒体部10の長手全長に沿った溝部13が4本、円周上にほぼ等間隔で凹設されているが、ただこの溝部13は筒体部10の両端に到達している。よって、先端側10Bでは他方側部材30のビス取り付けが可能なビス下孔13aが溝部13により現れており、基端側10Aでは一方側部材のビス取り付けが可能なビス下孔13bが溝部により現れている。そして、壁厚に対応した長さに切断する時には、基端側10A・先端側10Bのどちらを切断しようとも、或いは両方を切断しようとも可能である。例えば、壁厚が薄い場合、当初の長い筒体部10を切断して何個もの筒体部10が切り出されるような場合には、その両端が切断された1個が、この実施例3のようなケースになる。
(実施例4)
貫通部形成部材400は、図15及び16に示すように、筒体部10と、この筒体部10を螺合させて接続する箱状の一方側部材20とを有している。
筒体部10は、筒体部10の長手全長に沿った溝部13が先端面14に到達するようにもうけられており、基端側10Aには筒体部外周に雄ネジ18が設けられている。
一方側部材20は、箱状を成し、箱を例えば床の下地のような平面に載置されるような形状に形成されている。そして載置した際の箱の上面側には、筒体部10の雄ネジ18が螺合可能な雌ネジ23が設けられており、螺合することにより筒体部10と一方側部材20の箱とが連通するようになっている。さらに載置した一方側部材20の側面には鞘管40との連通接続を可能とする鞘管接続部24が筒状に設けられている。この貫通部形成部材400は、床の下地ができあがっているが、その上に張る床(拡大した意味の壁)はまだ施工されていないような段階で取り付けるものである。つまり床の下地ができた段階で、箱状の一方側部材20を下地にビス止めなどで固定しておくのである。その後、床Wfを張り、その時には筒体部10用の貫通孔も床板に開けておくのである。この様にして床Wfが張れたら、貫通孔から、螺合した時に床上に出ない長さに先端側10Bを切断して筒体部10を差し入れ、一方側部材20に螺合させて取り付ける。その後は、フレキシブルな配管材などを鞘管40側から挿通させ、筒体部10の先端口にのぞかせる。のぞかせた配管材を引き出し、実施例1の時と同様に、継手30aを繋いで、この継手30aを筒体部10の先端面にビス取り付けするのである。後はその上から、化粧リング36を継手30aの雄ネジに挿通し、ナット37で止めればよい。
(実施例5)
この実施例の貫通部形成部材500は、図17及び18に示すように、筒体部10とこの筒体部10とは別体を成す一方側部材20とを有している。
筒体部10は、同形状の筒区分体10’を互いに着脱自在に連結させて形成されている。この筒区分体10’は、他方側の内周に雌ネジ10xが形成され、この雌ネジ10xに螺合できる雄ネジ10yが一方側に形成されている。従って、筒区分体10’同士は互いを連結させて筒体部10を形成できるので、連結する個数を調整することにより、壁の他方側に向けた筒体部10の延出長を変更可能とすることができる。
また筒区分体10’の内面には、図19に示すように、長手に沿った溝部13が4本、円周上にほぼ等間隔で凹設されていて、筒体部10の外周にはこの溝部13の底部を形成する膨出部13xが長手に連続している。先端側10Bに連結された筒区分体10a’は、その筒区分体10a’の先端面14が筒体部10の先端面14にもなるが、この溝部13がこの筒体部10の先端面14に臨むことにより、他方側部材のビス取付可能なビス下孔13aを形成するようになっている。
なおビス孔13aは、以上のような内面に凹設された溝部13ではなく、図20に示したような、筒区分体10’の肉厚部分に孔13cを挿通させたものでもよい。この場合でも筒体部10の先端面14には、常にビス下孔13aが現れることとなる。
この様に複数の筒区分体10’を連結させることにより長さを調整できるが、長さの調整単位が筒区分体10’の長さの整数倍での調整しかできない。従って、これよりも細かな調整をしたいのであれば、先端側10Bに連結した筒区分体10a’を適宜な長さに切断すればよい。この様にして筒体部10を長さ調整で切断した時には、その切断面14には、溝部13が同じビス下孔13aとして現れるようになっている。
一方側部材20は、筒体部10の一方側にて、筒体部10のフランジ状に取り付けられる略正方形の板状をなし、その板面片側には筒区分体の雌ネジ10yが螺合できる雌ネジ部23が筒状に突設されている。
以上の構成による貫通部形成部材の使用は次のようになる。
即ち、一方側部材20に筒区分体10’を螺合させ、これに2つめ以降の筒区分体10’を螺合により連結して、図21に示すように、壁Wの壁厚に貫通部形成部材500の長さを合わせる。壁厚が筒区分体10’の整数倍にならない時は、壁表Wbに突き出る長さに連結しておき、突き出た部分を切断して壁厚内に収まるようにする。この様に長さ調整のできた貫通部形成部材500を壁裏Wa側から挿入し、一方側部材20を壁裏Waにビス止めする。これにより筒体部10を、壁Wの貫通孔Wx内に配置することができるのである。
なお符号Wyで示すのはボイドWyであり、コンクリートの壁などを打設する場合に貫通孔Wxを確保するためのものであり、コンクリートの打設・養生後もこのボイドWyを残すのであればボイドWyの内側が貫通孔Wxとなるが、このボイドWyを取り除けば、取り除いた後のコンクリート孔が貫通孔Wxになる。
この様にして貫通部形成部材500を壁Wの貫通構Wx内に配置したら、実施例1と同様の方法により、壁裏Waに配置されている図示しない鞘管を基端側10Aに接続する。接続の仕方はどの様でもよく、実施例1と同様に接続部50を介して接続してもよく、その場合には一方側部材20に接続凹部22を設けておけばよい。
これ以降は実施例1と同様であり、即ち、フレキシブルな配管材などを鞘管に挿通操作して、貫通部形成部材500の先端の開口に突き出されるまで挿通する。そしてこの突き出された配管材を引き出して継手を繋ぎ、この継手を貫通部形成部材500の開口にビス止めすれば作業は終わる。
なお、筒区分体10’を連結して形成した筒体部を備えた貫通部形成部材は、請求項8の実施例に相当するが、その筒体部を切断する場合には、請求項1の実施例にも相当するのである。
(実施例6)
この実施例の貫通部形成部材は、実施例5と同様ながら、長さ調整のための連結する筒区分体の増減を筒体部の基端側で行うものである。つまり筒体部は、壁の他方側に向けた筒体部の延出長を変更可能とすべく基端側が複数の筒区分体を互いに着脱自在に連結させて形成されるのである。
よって筒体部の先端に位置させる筒区分体の先端面には、他方側部材のビス取付可能なビス下孔がもうけられている。また筒区分体の基端側は、一端側部材をビス取り付けするビス下孔が設けられている。
この一方側部材は、例えば略正方形の板状材に、筒区分体の一方側に設けられている雌ネジが相当できる程度の孔が設けておけばよい、そしてこの孔に、基端に位置する筒区分体の雌ネジを挿通させ、一方側部材をその筒区分体のビス孔にビス取り付けする。後は実施例5と同様の取り付け作業を続行すればよい。なお筒区分体の連結だけでは適宜な長さにならない場合は、実施例5と同様に連結により形成された筒体部を切断すればよい。一方側・他方側のいずれを切断するかは自由である。
なお本願発明は以上の実施例1〜6に限るものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、どの様に実施されてもよい。実施例1〜6においては、いずれも他方側部材に継手を用いているが、引出口形成具を他方側部材としてもよい。実施例はいずれも配管材を挿通させる例であるが、配管材の代わりに配線を用いてもよい。
この図は、実施例1の貫通部形成部材の正面図である。 この図は、図1の貫通部形成部材の平面図である。 この図は、図1のA−A端面図である。 この図は、筒体部先端の余剰部分を切断する様子の説明図である。 この図は、図1のB−B断面の図である。 この図は、筒体部の先端面に継手をビス止めする様子の説明図である。 この図は、貫通部形成部材に接続部を介して鞘管を繋いだ図である。 この図は、貫通部形成部材と接続部との分解図である。 この図は、貫通部形成部材と接続部を接続した時の内面の関係を説明する図である。 この図は、図11の断面図の断面線を説明する図である。 この図は、図10のC−C断面図である。 この図は、実施例2の貫通部形成部材の分解斜視図である。 この図は、図12の筒体部を切断する様子と、筒体部の先端側に継手を取り付ける様子の図である。 この図は、実施例3の貫通部形成部材とこれに取り付ける継手の図である 。 この図は、実施例4の貫通部形成部材の分解斜視図である。 この図は、図15の貫通部形成部材の取り付け状態を説明する図である。 この図は、実施例5の貫通部形成部材の斜視図である。 この図は、図17の貫通部形成部材に用いられている筒区分体と一方側部材の分解図である。 この図は、筒区分体の図であり、(a)が開口側から見た図であり、(b)がD−D断面図である。 この図は、別の筒区分体の図であり、(a)が開口側から見た図であり、(b)がD−D断面図である。 この図は、図17の貫通部形成部材を壁に配置した図である。 この図は、従来の引出口形成具の説明図である。 この図は、特許文献1に記載された水栓取付部の防水構造の図である。 この図は、特許文献2に記載された中継接続具の図である。
100,200,300,400,500 貫通部形成部材
10 筒体部
11 余剰部分
12 切れ目
13 溝部
13a ビス下孔
14 筒体部の先端面
15 筒体の基端側の内面
17 筒体部の基端面
20 一方側部材
21 ビス溝
30a 他方側部材としての継手
31 継手の本体
32 配管材取付部
33 雄ネジ部
34 フランジ部
36 化粧リング
40 鞘管
50 接続部

Claims (8)

  1. 壁に貫通させた貫通孔内に配置されて配線又は配管用の貫通部を形成する貫通部形成部材であって、
    内部を配線又は配管材が挿通される筒体部と、前記貫通孔内に配置された前記筒体部の前記壁の一方側となる基端側にビス取り付けされると共に前記筒体部を貫通孔内に配置するための別体の一方側部材と、を備え、
    前記筒体部の先端側には、前記筒体部内の配線又は配管材が接続又は挿通されると共に前記壁の他方側に設置される他方側部材、を取り付けするための他方側部材取付部を備え、
    更に前記筒体部は、前記壁の他方に向けた前記筒体部の延出長を変更可能とすべく基端側が切断可能であると共に、前記一方側部材のビス取付可能なビス下孔が前記筒体部の基端面に設けられ、
    前記ビス下孔は、前記切断の切断面にも現れるように、前記筒体部の長手に沿って形成されたことを特徴とする貫通部形成部材。
  2. 一方側部材が、壁の一方側を固定先とする固定部であることを特徴とする請求項1記載の貫通部形成部材。
  3. 貫通部形成部材の基端に備えられると共に筒体部と鞘管とを互いに屈曲させた配置に連通接続させる接続部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の貫通部形成部材。
  4. 鞘管内を挿通操作される配線又は配管材を筒体部内へガイドする湾曲内面が、接続部から筒体部基端かけての略連続面として形成されていることを特徴とする請求項3記載の貫通部形成部材。
  5. 壁に貫通された貫通孔内に配置されて配線又は配管用の貫通部を形成する貫通部形成部材であって、
    内部を配線又は配管材が挿通される筒体部と、前記貫通孔内に配置された前記筒体部の前記壁の一方側となる基端側にビス取り付けされると共に前記筒体部を貫通孔内に配置するための別体の一方側部材と、を備え、
    前記筒体部は、前記壁の他方側に向けた前記筒体部の延出長を変更可能とすべく先端側が切断可能であると共に、前記壁の他方側に設置される他方側部材をビス取付可能なビス下孔が前記筒体部の先端面に設けられ、
    前記ビス下孔は、前記切断の切断面にも現れるように、前記筒体部の長手に沿って形成され、さらに、前記一方側部材を前記ビス下孔にビス取付可能となるよう、前記筒体部の両端に到達するように設けられて前記筒体部の基端面にも前記ビス下孔が形成されていることを特徴とする貫通部形成部材。
  6. 筒体部の外周には外周円に沿った切れ目が設けられたことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の貫通部形成部材。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項の貫通部形成部材と、この貫通部形成部材に取り付けられる部材とを有する配線又は配管の装置であって、
    前記取り付けられる部材は、前記壁の他方側となる前記筒体部の先端面に取り付けられる他方側部材であると共に、前記筒体部内の配線又は配管材が接続又は挿通される接続部又は挿通部を備えた、ことを特徴とする配線又は配管の装置。
  8. 他方側部材は、筒体部の先端側の開口より外に延びるフランジ部と、このフランジ部と前記壁の他方側とに挟まれたパッキング材と、を有することを特徴とする請求項記載の配線又は配管の装置。
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