JP5302889B2 - 含油スラッジの減量化装置 - Google Patents

含油スラッジの減量化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5302889B2
JP5302889B2 JP2009530135A JP2009530135A JP5302889B2 JP 5302889 B2 JP5302889 B2 JP 5302889B2 JP 2009530135 A JP2009530135 A JP 2009530135A JP 2009530135 A JP2009530135 A JP 2009530135A JP 5302889 B2 JP5302889 B2 JP 5302889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
sludge
inner cylinder
containing sludge
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009530135A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009028519A1 (ja
Inventor
辰彦 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYSTEM KIKOU CO., LTD.
Original Assignee
SYSTEM KIKOU CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SYSTEM KIKOU CO., LTD. filed Critical SYSTEM KIKOU CO., LTD.
Priority to JP2009530135A priority Critical patent/JP5302889B2/ja
Publication of JPWO2009028519A1 publication Critical patent/JPWO2009028519A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5302889B2 publication Critical patent/JP5302889B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/14Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing operating with only one screw or worm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D33/00Filters with filtering elements which move during the filtering operation
    • B01D33/06Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary cylindrical filtering surfaces, e.g. hollow drums
    • B01D33/073Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary cylindrical filtering surfaces, e.g. hollow drums arranged for inward flow filtration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D33/00Filters with filtering elements which move during the filtering operation
    • B01D33/58Handling the filter cake in the filter for purposes other than for regenerating the filter cake remaining on the filtering element
    • B01D33/62Handling the filter cake in the filter for purposes other than for regenerating the filter cake remaining on the filtering element for drying
    • B01D33/64Handling the filter cake in the filter for purposes other than for regenerating the filter cake remaining on the filtering element for drying by compression
    • B01D33/648Handling the filter cake in the filter for purposes other than for regenerating the filter cake remaining on the filtering element for drying by compression by screws
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/18Heating or cooling the filters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F11/00Treatment of sludge; Devices therefor
    • C02F11/004Sludge detoxification
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F11/00Treatment of sludge; Devices therefor
    • C02F11/18Treatment of sludge; Devices therefor by thermal conditioning

Description

本発明は、原油スラッジ、原油掘削マッド等の含油スラッジから、油分及び有害物質を分離し、減量化するための含油スラッジの減量化装置に関する。
原油をタンク中で貯蔵すると、原油中のワックス分やアルファルテン分が析出し、そして、これらと、原油中の水分、原油に混入した鉄さび、砂、泥等、微生物の分解により生成した分解物とが混ざり合ったものが汚泥となって沈降するので、原油タンクの底部には、油分を含有する汚泥が堆積する。このような汚泥は、一般に、原油スラッジと呼ばれている。また、原油を掘削した際にも、原油スラッジによく似た含油汚泥が生じる。このような汚泥は、一般に、掘削マッドと呼ばれている。また、該原油スラッジや該掘削マッドには、水溶性の水銀等の微量の有害物質が含まれている。
従来、このような含油スラッジの処分は、油分が多い原油スラッジの場合、原油スラッジを中間処理後遠心分離して、原油スラッジから概ねの油分を分離した後、油分量が減少した含油スラッジを焼却することにより、また、油分が少ない原油スラッジや掘削マッドの場合、原油スラッジ又は掘削マッドを遠心分離して、原油スラッジ又は掘削マッドから概ねの油分を分離した後、油分量が減少した含油スラッジを焼却することにより、油分を除去し、次いで、油分の含有量が減少した残渣物を、埋立処分することにより行われてきた。
環境への負荷という観点から、残渣物を埋立処分するためには、残渣物中の油分及び有害物質の含有量は、埋立処分に係る判定基準以下でなければならない。ところが、中間処理及び遠心分離だけでは、残渣物中の油分及び有害物質の含有量を、埋立処分に係る判定基準以下にすることはできないため、従来の含油スラッジの処分方法では、遠心分離の後に、含油スラッジの焼却操作が必須であった。
そのため、従来の含油スラッジの処分方法では、遠心分離及び焼却、又は中間処理、遠心分離及び焼却という2〜3段の操作を行うため、処理コストが高くなるという問題及び装置スペースが広くなってしまうという問題があった。よって、1段の操作で、含油スラッジ中の油分量を、埋立処分可能な量まで減少させることができる装置の開発が望まれている。
従って、本発明の課題は、1段の操作で、含油スラッジ中の油分及び有害物質の含有量を、埋立処分可能な量まで減少させることができる含油スラッジの減量化装置を提供することにある。
本発明者は、上記従来技術における課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、スクリュープレス型の圧搾装置を用い、水蒸気を供給しながら含油スラッジを圧搾し、その圧搾の際に、水蒸気の供給位置を特定の範囲とすることにより、1段の操作で、含油スラッジ中の油分及び有害物質の含有量を良好に減量化することができること、更に、スクリュー羽根のピッチを特定の範囲とすることにより、長時間を掛けて圧搾するのに適するので、更に、減量化効果が高まることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明(1)は、水蒸気の供給孔を有するスクリュー軸、及び該スクリュー軸の少なくとも一部の外周に螺旋状に設けられるスクリュー羽根からなるスクリューと、
油水の通過孔を有し、該スクリューを囲む内筒と、
該内筒の外側に設置され、該内筒との間に油水の排出隙間を形成する外筒と、
該内筒内に、含油スラッジを供給するための含油スラッジ供給口と、
該外筒内に水蒸気を供給するための外筒側水蒸気供給口と、
該内筒の残渣物排出側の筒端近傍に設置され、該内筒の残渣物排出側の筒端との間に残渣物の排出隙間を形成するストッパーと、
該油水の排出隙間に排出された油水を、装置外に排出するための油水排出口と、
該スクリューを回転駆動させる駆動手段と、
を有し、
該内筒の長さに対する該内筒の含油スラッジ供給側の筒端から該外筒側水蒸気供給口までの長さの比が、0.5以下であること、
を特徴とする含油スラッジの減量化装置を提供するものである。
また、本発明(2)は、前記スクリュー羽根の径に対する前記スクリュー羽根のピッチの比が、0.5〜1.25であることを特徴とする前記本発明(1)記載の含油スラッジの減量化装置を提供するものである。
また、本発明(3)は、前記ストッパーが、前記スクリュー軸が挿通され、前記スクリュー軸に摺動可能に取り付けられ、且つ、背面に調圧部材が取り付けられているストッパーであることを特徴とする前記本発明(1)記載の含油スラッジの減量化装置を提供するものである。
本発明によれば、1段の操作で、含油スラッジ中の油分及び有害物質の含有量を、埋立処分可能な量まで減少させることができる含油スラッジの減量化装置を提供することができる。
第1図は、含油スラッジの移動方向に対して平行な面で切ったときの、本発明の含油スラッジの減量化装置の模式的な断面図であり、第2図は、含油スラッジの移動方向に対して垂直な面で切ったときの、本発明の含油スラッジの減量化装置の模式的な断面図であり、第3図は、第1図及び第2図中のスクリューの側面図であり、第4図は、第1図の内筒及び外筒を記載した断面図であり、第5図は、含油スラッジの減量化装置1を用いて含油スラッジを処理している様子を示す、該含油スラッジの減量化装置1の模式的な断面図である。
本発明の含油スラッジの減量化装置は、水蒸気の供給孔を有するスクリュー軸、及び該スクリュー軸の少なくとも一部の外周に螺旋状に設けられるスクリュー羽根からなるスクリューと、
油水の通過孔を有し、該スクリューを囲む内筒と、
該内筒の外側に設置され、該内筒との間に油水の排出隙間を形成する外筒と、
該内筒内に、含油スラッジを供給するための含油スラッジ供給口と、
該外筒内に水蒸気を供給するための外筒側水蒸気供給口と、
該内筒の残渣物排出側の筒端近傍に設置され、該内筒の残渣物排出側の筒端との間に残渣物の排出隙間を形成するストッパーと、
該油水の排出隙間に排出された油水を、装置外に排出するための油水排出口と、
該スクリューを回転駆動させる駆動手段と、
を有し、
該内筒の長さに対する該内筒の含油スラッジ供給側の筒端から該外筒側水蒸気供給口までの長さの比が、0.5以下である含油スラッジの減量化装置である。なお、本発明の含油スラッジの減量化装置では、該含油スラッジを処理することにより、該油水の排出隙間には、該含油スラッジ中の油分、有害物質及び水分、並びに供給した水蒸気が凝縮した水分が排出されるが、本発明では、該含油スラッジ中の油分、有害物質及び水分、並びに供給した水蒸気が凝縮した水分を全て含めて、該油水の排出隙間に排出される排出物を、「油水」と記載する。
本発明の含油スラッジの減量化装置について、第1図〜第4図を参照して説明する。第1図及び第2図は、本発明の含油スラッジの減量化装置の模式的な断面図であり、第1図は、含油スラッジの移動方向に対して平行な面で切ったときの断面図であり、第2図は、含油スラッジの移動方向に対して垂直な面で切ったときの断面図である。また、第3図は、第1図及び第2図中のスクリューの側面図である。また、第4図は、第1図の内筒及び外筒を記載した断面図である。第1図及び第2図中、含油スラッジの減量化装置1は、スクリュー4と、該スクリュー4を囲む内筒5と、該内筒5の外側に、該内筒5との間に油水の排出隙間22が形成されるようにして設置される外筒6と、該内筒5の残渣物排出側の筒端18の近傍に設置されるストッパー7と、該内筒5及び該外筒6の含油スラッジ供給側に設置される含油スラッジ供給側フランジ8と、該内筒5及び該外筒6の残渣物排出側に残渣物排出室14を形成するようにして設置される残渣物排出側フランジ9と、該内筒5内に含油スラッジを供給するための含油スラッジ供給口10と、該外筒6内に水蒸気を供給するための外筒側水蒸気供給口11と、該残渣物排出室14から残渣物を装置外へ排出するための残渣物排出口12と、該油水の排出隙間22に排出された油水を、装置外へ排出するための油水排出口13と、該外筒6内のガスを、装置外へ排出するための排気口16と、を有する。
第3図に示すように、該スクリュー4は、スクリュー軸2と、スクリュー羽根3と、からなる。そして、該スクリュー羽根3は、該スクリュー軸2の少なくとも一部の外周に螺旋状に設けられている。該スクリュー軸2は、該含油スラッジ供給側フランジ8と該残渣物排出側フランジ9に、回転可能に固定される。
該スクリュー軸2は、中空の管であり、該スクリュー軸2の一端28は、該スクリュー軸2の管内に水蒸気を供給するために開口になっており、一方、該スクリュー軸2の他端29は、封止されている。そして、該スクリュー軸2の軸壁には、軸内の空間から軸外へ水蒸気を放出するための、水蒸気供給孔27が形成されている。該水蒸気供給孔27は、該内筒5内の含油スラッジに対しスクリュー軸2側から、すなわち、該内筒5の中心から外に向けて水蒸気を供給するための水蒸気の供給孔である。
該水蒸気供給孔27の孔径は、処理される含油スラッジ中の残渣物の大きさにより、適宜選択されるが、通常、5〜12mm、好ましくは8〜12mm、特に好ましくは8〜10mmである。第3図中、該水蒸気供給孔27が形成される範囲24は、適宜選択されるが、通常、含油スラッジ供給側は、該含油スラッジ供給側フランジ8の近傍まであり、また、通常、残渣物排出側は、該内筒5により囲まれている部分23の長さに対する該水蒸気供給孔27が形成される範囲24の長さの比(符号24/符号23)が、0.5〜0.866、好ましくは0.66〜0.866、特に好ましくは0.76〜0.866となる位置までである。該内筒5により囲まれている部分23の長さに対する該水蒸気供給孔27が形成される範囲24の長さの比(符号24/符号23)が、上記範囲を超えると、残渣物中の水分量が多くなり易い。該水蒸気供給孔27の数は、含油スラッジの種類、装置のスケール等により、適宜選択される。
該スクリュー羽根3は、該スクリュー軸2の外周に螺旋状に形成されており、該スクリュー4が回転することにより、該内筒5内の含油スラッジを、含油スラッジ供給側から残渣物排出側へと移動させることができる形状であれば、特に制限されない。
該スクリュー羽根3の径25は、該内筒5の内径と同じ長さであってもよく、あるいは、該内筒5の内径より若干小さくてもよい。該スクリュー羽根3の径25が、該内筒5の内径より小さい場合、該スクリュー羽根3と該内筒5との隙間は、通常、1mm以下、好ましくは0.5mm以下、特に好ましくは0.1mm以下である。
該スクリュー羽根3の径25に対する該スクリュー羽根3のピッチ26の比(符号26/符号25)は、0.25〜1.25である。そして、含油スラッジの移動速度を遅くし易くなるので、言い換えると、該含油スラッジの圧搾時間を長くし易くなるので、含油スラッジ中の油分を減量化する効果が高くなる点で、該スクリュー羽根3の径25に対する該スクリュー羽根3のピッチ26の比(符号26/符号25)は、好ましくは0.5〜1.25、特に好ましくは0.75〜1、更に好ましくは0.9〜1である。なお、本発明において、該スクリュー羽根3のピッチ26とは、第3図中のスクリュー羽根の頂点261aと261b間の距離、すなわち、該スクリュー羽根3を側面視したときの、隣り合う羽根の頂点間の距離を指す。
該スクリュー羽根3のピッチ26は、該スクリュー羽根3の全範囲に亘って同じであっても、異なっていてもよい。
なお、本発明において、該スクリュー4の形状は、第1図及び第3図に示す形状に限定されるものではなく、他に例えば、残渣物排出側に向かってスクリュー軸の径が大きくなっているものや、残渣物排出側に向かってピッチが小さくなっているもの等が挙げられる。
該内筒5は、円筒形状である。該内筒5の含油スラッジ供給側の筒端19は、該含油スラッジ供給側フランジ8に固定されており、該筒端19は該含油スラッジ供給側フランジ8により塞がれている。一方、該内筒5の残渣物排出側の筒端18は、該残渣物排出側フランジ9に固定されており、該筒端18の開口は、該残渣物排出室14に繋がっている。つまり、該筒端18は、残渣物が該内筒の外へ排出されるように、開放されている。
該内筒5の筒壁には、含油スラッジを圧搾することにより、該含油スラッジから分離する油水が、該内筒5から該油水排出隙間22に排出されるように、油水の通過孔(図示しない。)が形成されている。
該内筒5の筒壁は、該油水の通過孔が形成されているものであれば、特に制限されず、該内筒5の筒壁としては、例えば、金網、パンチングメタルのような孔が打ち抜かれた板材、スクリーン用金網等が挙げられる。
該内筒5の筒壁に形成される該油水の通過孔の径は、処理される含油スラッジ中の残渣物の大きさにより、適宜選択されるが、通常、0.76〜1.96mm、好ましくは1.40〜1.74mm、特に好ましくは1.53〜1.63mmである。なお、該内筒5の筒壁が金網の場合、該油水の通過孔の径は、該金網の目開きの長さを指し、また、該内筒5の筒壁がパンチングメタルの場合、該油水の通過孔の径は、打ち抜かれた孔の径を指す。
該内筒5が、該スクリュー4を囲むようにして設置されることにより、該内筒5の内壁及び該スクリュー羽根4との間に、含油スラッジを圧搾するための圧搾空間17が形成される。
該外筒6は、円筒形状である。該外筒6の含油スラッジ供給側の筒端20は、該含油スラッジ供給側フランジ8に固定されており、該筒端20は該含油スラッジ供給側フランジ8により塞がれている。一方、該外筒6の残渣物排出側の筒端21は、該残渣物排出側フランジ9に固定されており、該油水の排出隙間22と該残渣物排出室14とは、該残渣物排出側フランジ9により隔離されている。つまり、該油水の排出隙間22に排出された油水が、該残渣物排出室14に流れ込まないように、該油水の排出隙間22は、該残渣物排出側フランジ9により塞がれている。
該内筒5と該外筒6とにより形成される該油水の排出隙間22の幅、言い換えると、該内筒5の外側と該外筒6の内側との距離は、含油スラッジを圧搾することにより、該含油スラッジから分離する油分、有害物質及び水分並びに供給した水蒸気が液化した水分、すなわち、該油水が排出されて、該油水排出口13へ流動できる程度であれば、特に制限されない。
なお、第1図及び第2図では、該外筒6の形状が、含油スラッジの移動方向に対して垂直な面で切ったときの断面形状が円形であるものを示しているが、該外筒6の形状は、これに限定されるものではなく、内側に該内筒5を設置でき且つ油水が排出されて、該油水排出口13へ流動するための油水の排出隙間を形成できるものであればよい。他に、該外筒の形状としては、例えば、上側が平坦で下側に丸み帯びたカマボコ状のものが挙げられる。また、該外筒6の底部の筒壁は、該油水排出口13に向かって傾斜していてもよい。
該ストッパー7は、該スクリュー軸2に固定されており、該内筒5の残渣物排出側の筒端18の近傍に設置されている。該ストッパー7は、残渣物が、該筒端18から該残渣物排出室14へ排出される際に、該残渣物の排出量を調節することにより、含油スラッジの圧縮率を調節する機能を果たす。具体的には、該ストッパー7の設置位置を調節することにより、該ストッパー7と該筒端18との間に形成される残渣物の排出隙間15の大きさを調節して、該残渣物の排出量を調節することができる。そして、該含油スラッジの供給量に対する該残渣物の排出量の比を調節することにより、該含油スラッジの圧縮率を調節することができる。なお、該ストッパー7の設置位置、あるいは、該ストッパー7と該筒端18により形成される該残渣物の排出隙間15は、含油スラッジの種類、含油スラッジの含油量、処理条件等により適宜選択される。
また、該ストッパーとしては、第1図に示すもの以外に、例えば、該スクリュー軸が挿通され、ベアリング等を介して該スクリュー軸に摺動可能に取り付けられ、且つ、背面に弾性体、油圧、空気圧等により圧力をかける調圧部材が取り付けられているストッパーが挙げられる。なお、該ストッパーの背面とは、該内筒との間で該排出隙間を形成する側とは反対側のことである。この調圧部材が取り付けられているストッパーを有する形態例では、該調圧部材で圧力調節することにより、被処理物の種類や物性等に応じて、排出隙間の大きさや圧搾の圧力の調節ができるので、残渣物の排出量、圧縮率等の処理条件の選択が容易になる。
該含油スラッジ供給口10は、該内筒5内へ含油スラッジを供給するための供給口である。含油スラッジの移動方向34における、該含油スラッジ供給口10の設置位置は、第4図に示すように、該内筒5の長さ31に対する該内筒5の含油スラッジ供給側の筒端19から該含油スラッジ供給口10までの長さ33の比(符号33/符号31)が、0.15以下、好ましくは0.125以下、特に好ましくは0.093〜0.125となる位置である。該内筒5の長さ31に対する該内筒5の含油スラッジ供給側の筒端10から該含油スラッジ供給口10までの長さ33の比が上記範囲内にあることにより、含油スラッジの油分の減量化効果が高くなる。なお、本発明において、該内筒5の長さ31とは、該内筒の含油スラッジ供給側の筒端19から該内筒の残渣物排出側の筒端18までの距離を指し、また、該含油スラッジ供給口10の位置とは、該含油スラッジ供給口10の中央の位置を指す。また、該内筒5及び該外筒6の周方向における、該含油スラッジ供給口10の設置位置は、通常、第1図及び第4図に示すように、最上方であるが、これに制限されるものではなく、図示しない含油スラッジ供給管の位置等により適宜選択される。
該外筒側水蒸気供給口11は、該内筒5内の含油スラッジに対して該内筒5側から、すなわち、該内筒5の外から中心に向けて水蒸気を供給するための水蒸気の供給口である。該含油スラッジの移動方向における、該外筒側水蒸気供給口11の設置位置は、第4図に示すように、該内筒5の長さ31に対する該内筒5の含油スラッジ供給側の筒端19から該外筒側水蒸気供給口11までの長さ32の比(符号32/符号31)が、0.5以下、好ましくは0.03〜0.5、特に好ましくは0.14〜0.3、更に好ましくは0.18〜0.25となる位置である。該内筒5の長さ31に対する該内筒5の含油スラッジ供給側の筒端19から該外筒側水蒸気供給口11までの長さ32の比が、上記範囲内にあることにより、該内筒5内で該含油スラッジが圧搾される際の初期の段階で、多くの水蒸気を該含油スラッジに接触させることができるので、含油スラッジの油分の減量化効果が高くなる。なお、本発明において、該外筒側水蒸気供給口11の位置とは、該外筒側水蒸気供給口11の中央の位置を指す。
また、該外筒6の周方向における、該外筒側水蒸気供給口11の設置位置は、第1図及び第4図では、最下方であるが、これに制限されるものではなく、図示しない水蒸気供給管の位置等により適宜選択される。また、該外筒側水蒸気供給口11の数は、特に制限されず、1であっても、2以上であってもよい。
該油水排出口13は、該油水の排出隙間22に排出される油水を、装置外へ排出するための排出口である。含油スラッジの移動方向における、該油水排出口13の設置位置及び該油水排出口13の設置数は、特に制限されず、適宜選択される。また、該外筒6の周方向における、該油水排出口13の設置位置は、通常、最下方である。
該排気口16は、装置内の水蒸気等のガスを装置外に排出するためのガスの排出口である。含油スラッジの移動方向における、該排気口16の設置位置及び該排気口16の設置数は、特に制限されず、適宜選択される。
該含油スラッジ供給口10、該残渣物排出口12、該油水排出口13及び該排気口16は、通常、開放状態である。また、該油水排出口13には、該油水に混入した細かい残渣物を分離するためのストレーナーが設置されていてもよい。
該含油スラッジの減量化装置1には、該スクリュー4を回転駆動させるための駆動手段(図示しない。)が設置されている。
該含油スラッジの減量化装置1においては、該スクリュー軸2及び該内筒5は水平であってもよく、含油スラッジの供給側に傾斜していてもよく、残渣物の排出側に傾斜していてもよく、あるいは、垂直であってもよい。
次に、本発明の含油スラッジの減量化装置の運転方法について、第5図を参照して説明する。第5図は、該含油スラッジの減量化装置1を用いて含油スラッジを処理している様子を示す、該含油スラッジの減量化装置1の模式的な断面図である。
該含油スラッジの減量化装置1では、該含油スラッジ供給口10から、含油スラッジ41を供給して、該スクリュー4を回転させることにより、該含油スラッジ41を、該含油スラッジ供給口10から、該内筒の残渣物排出側の筒端18に向かって、該スクリュー軸2の周りに螺旋状に形成される該圧搾空間17を移動させて、該含油スラッジ41を該筒端18に向かって押し込むことにより、該含油スラッジ41に高圧を与えて、該含油スラッジ41を圧搾する。この圧搾の際、該スクリュー4を回転させながら、該スクリュー軸2の一端28から水蒸気40aを、該外筒側水蒸気供給口11から水蒸気40bを供給することにより、該含油スラッジ41に対し水蒸気を、該内筒5の中心から及び外側からの両方向から接触させる。
そして、該スクリュー4を回転させながら、該水蒸気40a及び40bを供給しながら、該含油スラッジ41を連続的に供給しつつ、該残渣物43を排出させることにより、連続的に、該含油スラッジ41の油分の減量化を行うことができる。その際、適宜、油水42を該油水排出口13から排出し、排気ガス45を該排気口16から排出する。
該含油スラッジの減量化装置1では、この圧搾の際に該含油スラッジ41が水蒸気40と接触することより、該含油スラッジは高温となり且つ水分量が増えるので、該含油スラッジ41中の固形分と液体分とが分離し易くなる。そのため、該含油スラッジの減量化装置1は、該含油スラッジ41中の油分を減量化する効果を高くすることができるので、残渣物43中の油分の含有量を少なくすることができる。
該圧搾の際、該含油スラッジは、該含油スラッジの減量化装置1内に供給される水蒸気により加熱されるが、供給される該水蒸気の温度は、100〜200℃、好ましくは100〜180℃、特に好ましくは110〜150℃、更に好ましくは110〜120℃である。供給される該水蒸気の温度が上記範囲内にあることにより、該含油スラッジ41中の油分を減量化する効果が高くなる。また、該圧搾の際の該含油スラッジの減量化装置1内の温度は、定常状態の温度で、100〜200℃、好ましくは100〜180℃、特に好ましくは110〜150℃、更に好ましくは110〜120℃である。該圧搾の際の該含油スラッジの減量化装置1内の温度が上記範囲内にあることにより、該含油スラッジ41中の油分を減量化する効果が高くなる。なお、該圧搾の際の該含油スラッジの減量化装置1内の温度は、該油水の排出隙間22のうち、供給される水蒸気に直接接触しない位置に熱電対等を設置して、該油水の排出隙間22の温度を測定して得られる。
該圧搾の際、該含油スラッジを圧搾する圧搾圧力は、含油スラッジの種類により適宜選択される。
該圧搾の際の該含油スラッジ41の圧搾時間、すなわち、該含油スラッジ41が該含油スラッジ供給口10から供給されて、該残渣物の排出隙間15から該残渣物43として排出されるまでの時間は、1〜3時間、好ましくは1.5〜3時間、特に好ましくは2〜2.5時間である。該圧搾の際の該含油スラッジ41の圧搾時間が上記範囲内にあることにより、該含油スラッジ41中の油分を減量化する効果が高くなる。なお、該含油スラッジの減量化装置1では、該スクリュー4の回転速度、該含油スラッジ供給口10からの該含油スラッジ41の供給量、及び該残渣物の排出隙間15からの該残渣物43の排出量を、適宜選択することにより、該圧搾の際の該含油スランジ41の圧搾時間を調節することができる。なお、該含油スラッジの減量化装置1では、該残渣物の排出隙間15の大きさを調節することにより、該残渣物の排出隙間15からの該残渣物43の排出量を調節することができる。
本発明の含油スラッジの減量化装置は、該内筒の長さに対する該内筒の含油スラッジ供給側の筒端から該外筒側水蒸気供給口までの長さの比が、0.5以下であることにより、該含油スラッジの圧搾工程の初期の段階で、すなわち、該含油スラッジ供給口に近い方で、該含油スラッジに水蒸気を接触させることができるので、該含油スラッジの油分及び有害物質の減量化効果が高くなり、油分及び有害物質の含有量が少ない残渣物が得られる。
また、本発明の含油スラッジの減量化装置は、更に、該スクリュー羽根の径に対する該スクリュー羽根のピッチの比を大きくすること、つまり、該スクリュー羽根のピッチを比較的大きくすることにより、含油スラッジの圧搾時間及び加熱時間を長くして、ゆっくりと該含油スラッジを圧搾するのに適した構造となる。そして、該含油スラッジの圧搾時間及び加熱時間を長くすることにより、該含油スラッジの油分及び有害物質の減量化効果が更に高まる。
符号の説明
1 含油スラッジの減量化装置
2 スクリュー軸
3 スクリュー羽根
4 スクリュー
5 内筒
6 外筒
7 ストッパー
8 含油スラッジ供給側フランジ
9 残渣物排出側フランジ
10 含油スラッジ供給口
11 外筒側水蒸気供給口
12 残渣物排出口
13 油水排出口
14 残渣物排出室
15 残渣物の排出隙間
16 排気口
17 圧搾空間
18 内筒の残渣物排出側の筒端
19 内筒の含油スラッジ供給側の筒端
20 外筒の含油スラッジ供給側の筒端
21 外筒の残渣物排出側の筒端
22 油水の排出隙間
23 内筒5により囲まれている部分
24 水蒸気供給孔27が形成される範囲
25 スクリュー羽根3の径
26 スクリュー羽根3のピッチ
27 水蒸気供給孔
28 スクリュー軸2の一端
29 スクリュー軸2の他端
31 内筒5の長さ
32 内筒5の含油スラッジ供給側の筒端19から外筒側水蒸気供給口11までの長さ
33 内筒5の含油スラッジ供給側の筒端19から含油スラッジ供給口10までの長さ
34 含油スラッジの移動方向
40a、40b 水蒸気
41 含油スラッジ
42 油水
43 残渣物
45 排気ガス
261a、261b スクリュー羽根の頂点
本発明によれば、含油スラッジの減量化を容易に行うことができる。

Claims (3)

  1. 水蒸気の供給孔を有するスクリュー軸、及び該スクリュー軸の少なくとも一部の外周に螺旋状に設けられるスクリュー羽根からなるスクリューと、
    油水の通過孔を有し、該スクリューを囲む内筒と、
    該内筒の外側に設置され、該内筒との間に油水の排出隙間を形成する外筒と、
    該内筒内に、含油スラッジを供給するための含油スラッジ供給口と、
    該外筒内に水蒸気を供給するための外筒側水蒸気供給口と、
    該内筒の残渣物排出側の筒端近傍に設置され、該内筒の残渣物排出側の筒端との間に残渣物の排出隙間を形成するストッパーと、
    該油水の排出隙間に排出された油水を、装置外に排出するための油水排出口と、
    該スクリューを回転駆動させる駆動手段と、
    を有すること、
    を特徴とする含油スラッジの減量化装置。
  2. 前記スクリュー羽根の径に対する前記スクリュー羽根のピッチの比が、0.5〜1.25であることを特徴とする請求項1記載の含油スラッジの減量化装置。
  3. 前記ストッパーが、前記スクリュー軸が挿通され、前記スクリュー軸に摺動可能に取り付けられ、且つ、背面に調圧部材が取り付けられているストッパーであることを特徴とする請求項1記載の含油スラッジの減量化装置。
JP2009530135A 2007-08-24 2008-08-20 含油スラッジの減量化装置 Expired - Fee Related JP5302889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009530135A JP5302889B2 (ja) 2007-08-24 2008-08-20 含油スラッジの減量化装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218074 2007-08-24
JP2007218074 2007-08-24
PCT/JP2008/065225 WO2009028519A1 (ja) 2007-08-24 2008-08-20 含油スラッジの減量化装置
JP2009530135A JP5302889B2 (ja) 2007-08-24 2008-08-20 含油スラッジの減量化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009028519A1 JPWO2009028519A1 (ja) 2010-12-02
JP5302889B2 true JP5302889B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=40387237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009530135A Expired - Fee Related JP5302889B2 (ja) 2007-08-24 2008-08-20 含油スラッジの減量化装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5302889B2 (ja)
WO (1) WO2009028519A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103936243B (zh) * 2014-04-03 2015-10-28 西安交通大学 一种用于污泥热水解处理的辐流式水热反应器
CN104623966A (zh) * 2015-01-08 2015-05-20 天津鼎天斯凯特机械有限公司 废机油回收处理设备
CN105150580A (zh) * 2015-09-01 2015-12-16 太仓市伦凯自动化设备有限公司 一种榨油机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893788A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Toho Kogyo Kk 含油汚泥処理方法
JPS61289996A (ja) * 1985-06-14 1986-12-19 Nikko Sogyo Kk 汚泥その他の脱水乾燥処理装置
JPH05317900A (ja) * 1992-05-14 1993-12-03 Hirofumi Yamada スラリーに含まれる微硅砂などの連続回収方法とその 装置
JP2000015015A (ja) * 1998-07-07 2000-01-18 Teera Bunri:Kk シャフト加熱式多重板型スクリュープレス濾過装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893788A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Toho Kogyo Kk 含油汚泥処理方法
JPS61289996A (ja) * 1985-06-14 1986-12-19 Nikko Sogyo Kk 汚泥その他の脱水乾燥処理装置
JPH05317900A (ja) * 1992-05-14 1993-12-03 Hirofumi Yamada スラリーに含まれる微硅砂などの連続回収方法とその 装置
JP2000015015A (ja) * 1998-07-07 2000-01-18 Teera Bunri:Kk シャフト加熱式多重板型スクリュープレス濾過装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2009028519A1 (ja) 2010-12-02
WO2009028519A1 (ja) 2009-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010095501A1 (ja) 含油スラッジの減量化方法
JP5302889B2 (ja) 含油スラッジの減量化装置
EP1504800A3 (en) A method of phase separation of a mixture of at least two phases
WO2007096612A3 (en) Method and apparatus for fluid separation
EP1907090B1 (en) Fluid separator
JPS5823126B2 (ja) 濾過ケ−クの除去方法およびこれに用いるキャンドル型濾過装置
JP4576389B2 (ja) 混合材料の連続ろ過装置
CN108641768A (zh) 一种高效型天然气干燥机
JP2005074384A (ja) スクリュープレス型濾過装置
JPWO2009028518A1 (ja) 含油スラッジの減量化方法
CN102588602A (zh) 离心机轴承复合型密封装置
US11603866B2 (en) Landfill well pump
JP4792496B2 (ja) 流量調整弁
RU57341U1 (ru) Вертлюг и узел уплотнения вертлюга
CN202484302U (zh) 离心机轴承复合型密封装置
RU130231U1 (ru) Дегазатор
CN207342910U (zh) 一种旋风式气水分离装置
JP3144523B2 (ja) 双方向流水管の夾雑物除去装置
JP2010194389A (ja) 原油輸送管用ストレーナー
JP2004290833A (ja) デカンタ型遠心脱水装置
KR100454220B1 (ko) 수도관로용 제수밸브의 무단수 그랜드패킹 교체장치
CN205907173U (zh) 一种高效预热型污泥处理装置
GB2525509A (en) Conversion method
CN208770968U (zh) 一种油水分离器的自动除渣装置
RU220554U1 (ru) Клапан контроля притока

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5302889

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees