JP5300129B2 - アンカーシステム及びガイドパイプ - Google Patents
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Description
ところで、果樹棚やビニールハウスなど地表に直接設置しなくてはならない施設を支持するための、容易に用いることができかつ安価なものとして、次のようなアンカーシステムがある。
このアンカーシステムは、地中に打ち込む多数のアンカーと、当該アンカーと組合わせて用いる筒状のガイドパイプと、を含む所定の施設を支持するためのアンカーシステムである。
このアンカーは、一端に施設に接続するための接続部を備えた軸状の主軸部と、主軸部の他端に接続され、少なくとも2つの板状の部材から構成されており、主軸部に接続部の方向から軸方向に対して荷重をかけることで展開するようになっている展開部を備えている。
ガイドパイプは、展開部が閉じた状態でアンカーを主軸部から挿入するためのアンカー挿入口をその一端に、当該ガイドパイプと共に地中に打ち込まれたアンカーの主軸部に展開部を展開させるための荷重をかけるための所定の棒を挿入するための棒挿入口をその他端に備える。
従来のアンカーシステムでは、まず、展開部が閉じた状態でアンカーを主軸部から、ガイドパイプのアンカー挿入口から挿入する。次いで、アンカーが挿入されたガイドパイプを重機により地中に打ち込む。次いで、展開部が地中で展開しやすいようにガイドパイプを所定の長さ引き上げる。次いで、棒挿入口から所定の棒を挿入し、棒を叩くことにより主軸部に荷重をかけ、展開部を展開させる。最後に、ガイドパイプのみを地中から引き抜く。
このようなアンカーシステムを用いることにより、展開部の展開に影響がない状態でアンカーを地中に打ち込むことができ、複数のアンカーを打ち込む際の効率がよくなる。
しかし、従来のアンカーシステムは、アンカーが打ち込まれることが予定されている場所が畑等の土壌が柔らかい場所であることもあり、アンカーを挿入したガイドパイプを人の手で地中に打ち込むように設計されている。したがって、大規模なテントの設置のように大量のアンカーを必要とする場面を想定していない。また、土壌の状況によっては、人間の手によっては打ち込みが困難な場合もある。大量のアンカーを堅い部分もある土壌に打ち込むことが必要となる場合、ガイドパイプの打ち込みに重機を使うことが考えられるが、従来のアンカーシステムのガイドパイプは重機で打ち込むのに十分な強度を備えているとはいえない。
本発明のアンカーシステムでは、補強部が存在することにより、重機による強い力によって直接ガイドパイプを地中に打ち込むことができるようになる。これにより、大量なアンカーが必要な場合であっても機械を用いることで効率よく打ち込み作業を行うことができる。
アンカーを挿入したガイドパイプは、引抜きの処理を行われる場合があるが、上述のガイドパイプを用いれば、引抜きの処理も機械を用いて行なうことができるようになる。つまり、このようなガイドパイプを用いることにより、アンカーの打ち込み工程のうちほとんどの部分を機械によって処理することができるため、打ち込み作業の効率があがることになる。
すなわち、本発明のガイドパイプは、一端に所定の施設に接続するための接続部を備えた軸状の主軸部と、当該主軸部の他端に接続された、少なくとも2つの板状の部材から構成されており、前記主軸部に前記接続部の方向から軸方向に対して荷重をかけることで展開するようになっている展開部と、を備える、地中に打ち込む多数のアンカーと、組合わせて前記施設を支持するために用いる筒状のガイドパイプであって、前記展開部が閉じた状態で前記アンカーを前記主軸部から挿入するためのアンカー挿入口をその一端に、当該ガイドパイプと共に地中に打ち込まれた前記アンカーの前記主軸部に前記展開部を展開させるための荷重をかけるための所定の棒を挿入するための棒挿入口をその他端に備えており、且つ前記ガイドパイプと共に前記アンカーを地中に打ち込む場合に前記アンカーを保護できる程度の強度を備えたパイプ本体と、当該パイプ本体の外周面上に当該外周面に略垂直になるように当該パイプの長さ方向に沿う方向に設けられた、前記ガイドパイプを地中に打ち込む場合における前記パイプ本体の折れ曲がりを防ぐ機能を有する、少なくとも1つの補強部と、を備えるものである。
その方法の一例は、一端に所定の施設に接続するための接続部を備えた軸状の主軸部と、当該主軸部の他端に接続された、少なくとも2つの板状の部材から構成されており、前記主軸部に前記接続部の方向から軸方向に対して荷重をかけることで展開するようになっている展開部と、を備える、地中に打ち込む多数のアンカーと、当該アンカーと組合わせて用いる、前記アンカーと共に地中に打ち込む場合に前記アンカーを保護できる程度の強度を備えたパイプ本体と、当該パイプ本体の外周面上に当該外周面に略垂直になるように当該パイプの長さ方向に沿う方向に設けられた、地中に打ち込む場合における前記パイプ本体の折れ曲がりを防ぐ機能を有する、少なくとも1つの補強部と、前記パイプ本体を通すことができる大きさの輪形状のリングを装着し、地中に打ち込んだ前記パイプ本体を引き抜く方向に対して当該リングに荷重をかける場合に、前記パイプ本体にも同じ方向に荷重がかかるように前記パイプ本体の外周面に設けられた係止部と、を備える、筒状のガイドパイプと、を含む、前記施設を支持するためのアンカーシステムで実行される方法であって、前記展開部が閉じた状態で前記アンカーを前記主軸部から、前記ガイドパイプの一端から挿入する過程と、前記アンカーが挿入された前記ガイドパイプを重機により地中に打ち込む過程と、前記リングを前記重機により引っ張ることにより、地中に打ち込まれた前記ガイドパイプを所定の長さ引き上げる過程と、前記ガイドパイプと共に地中に打ち込まれた前記アンカーの前記主軸部に前記展開部を展開させるための荷重をかけるために、前記ガイドパイプの他端から所定の棒を挿入し、前記重機により前記主軸部に荷重をかける過程と、を含む方法である。
アンカーシステム1を概略的に説明すると、アンカーシステム1は、アンカー2及びガイドパイプ3から構成され、棒Aと組合わせて用いるようになっている。
アンカーシステム1は、ガイドパイプ3の下部からガイドパイプ3にアンカー2を挿入した状態で、ガイドパイプ3の上端を下方向に機械で直接叩くことにより、アンカー2をガイドパイプ3ごと地中に打ち込むようになっている。
その後、地中に打ち込んだアンカー2の抵抗板21が展開しやすいように、ガイドパイプ3のみを少し引き上げる。次いで、ガイドパイプ3の上部からガイドパイプ3に挿入できる太さの棒Aを挿入し、棒Aに上方から荷重をかけることによりガイドパイプ3内のアンカー2の抵抗板21を展開させる。その後、ガイドパイプ3は除去されるが、残されたアンカー2は、地中で展開した抵抗板21が、地上から引っ張る力に抵抗するので、アンカー2は容易には抜けない状態でその大部分が地中に埋設される。
図2a及び図2bは、アンカー2の正面図及び側面図を示した図である。
アンカー2は、抵抗板21、芯板22、上引棒23、及び補助棒24から構成される。
抵抗板21は、所定の厚さの金属板で構成され、その長さ方向をこの実施形態では等分割するように溝25が形成されている。この実施形態では抵抗板21は、2枚とされている。抵抗板21はその上端で、芯板22に接続されている。芯板22は板状でありその先端が尖った形状とされている。芯板22は、それに上方から荷重をかけることによって、抵抗板21にも荷重がかかるようになっている。芯板22の上端は、棒状の補助棒24の下端に接続されている。補助棒24の上端にはリング状の第1丸アイ41が設けられておいる。この第1丸アイ41は、埋設後のアンカー2とテント等の施設との接続を行なう際に利用されるものである。
抵抗板21は、その下端で、ワイヤー状に構成の可動部材26の下端と接続されている。可動部材26の上端は、棒状の上引棒23の下端に接続されている。上引棒23は、棒状体の主軸部27を備えている。主軸部27の上端にはリング状の第2丸アイ42が設けられている。上述したように、芯板22を押し下げるとそれに伴い抵抗板21も押し下げられる。すると、その上端が上引き棒23の下端に接続されて移動を行なわない可動部材26には、抵抗板21とともに押し下げられる抵抗板21の下端に接続されたその下端が下方に移動することにより強いテンションがかかる。そのような強いテンションに引かれるようにして、抵抗板21は芯板22が押し下げられるのに伴って、その下端から図2aにおける左右方向に開くことになる。
なお、この実施形態では、芯板22に荷重をかけることにより抵抗板21にも荷重をかけることができるようになっているが、抵抗板21を展開させるための構成はこれには限られず、例えば、芯板22なしに、抵抗板21に直接荷重をかけられるようにしてもよい。
ガイドパイプ3は、アンカー2の抵抗板21が地中に打ち込まれるまで勝手に展開することがないように、また、ハンマー等による強い力で打ち込んでもアンカー2が損壊しないようにするために、アンカー2の打ち込み時にアンカー2を覆うためのものである。
ガイドパイプ3は、ある程度の厚さを持つ金属製のパイプであるパイプ本体31を備える。この実施形態では、パイプ本体31の外周上に、重機等による強い力で打ち込むことができるように、パイプ本体31の断面上において対向し、パイプ本体31の長さ方向に沿うようにされた2個のリブ32が設けられている。このリブ32が本発明における補強部にあたる。リブ32は必ずしもパイプ本体31の全長に亘って設けられている必要はないが、この実施形態ではリブ32はパイプ本体31の全長に亘って設けられている。
パイプ本体31の直径は、抵抗板21の横方向の長さより小さい。それにも関わらず、ガイドパイプ3に抵抗板21が閉じた状態のアンカー2を挿入することができるよう、パイプ本体31の下部には切り込み33が設けられている。ガイドパイプ3にアンカー2を挿入する場合には、抵抗板21の外側の部分を切り込み33に挿入する。ガイドパイプ3を打ち込む場合には、この切り込み33の上端部分に接する抵抗板21の上端部分に、ガイドパイプ3にかけられる下向きの力が伝わる。それにより、アンカー2を収納したガイドパイプ3を地中に打ち込むことができるようになっている。なお、抵抗板21は切り込み33に収納されている限り、その展開方向への動きが制限されるから、ガイドパイプ3の打ち込みの作業の間など意図しないときに勝手に展開しない。
パイプ本体31の筒内の下部には所定の長さの円柱状の芯がね34が入っている。この芯がね34は、アンカー2をガイドパイプ3に挿入した際にはアンカー2の芯板22と接するようになっている。芯がね34に上面から棒Aにより荷重をかけた場合、芯板22にも芯がね34の底面を介して下方向に向かって荷重がかかる。
パイプ本体31の上部には、図3cのように、リング状の部品であるリング43のガイドパイプ3からの抜けを防止することができるようにパイプ本体31の他の部分よりも太くなっている係止部35が備えられている。
リング43は、この実施形態では金属製とされた輪状の丈夫な部材である。リング43は、リング43に接続された鎖等の引き上げるための部品を介して機械等でガイドパイプ3を引き上げるためのものである。この実施形態では、機械等でガイドパイプ3を引き上げる際に、リング43が利用されるが、それを可能とするため、ガイドパイプ3を地中に打ち込む前にリング43はガイドパイプ3の下方からガイドパイプ3に通される。なお、係止部35の形状は、リング43を係止してガイドパイプ3を機械等で引き上げられるようにするという目的を達成できるのであればどのようなものであってもよい。
なお、この実施形態のリング43は一体物であり、ガイドパイプ3を地中に打ち込む前に予めガイドパイプ3に通されるものとなっているが、例えば、リング43を所定の位置で分割しておき、後から輪状の形状にできるようになっていれば、アンカー2を挿入したガイドパイプ3を地中に打ち込んた後にリング43を係止部35に装着することができる。
このとき、アンカー2の抵抗板21は閉じた状態である。アンカー2をガイドパイプ3に挿入する場合には、上述したように、抵抗板21の外側部分を切り込み33内に挿入する(図5a)。なお、上引棒23及び補助棒24は、パイプ本体31には格納されずガイドパイプ3の外側に置く。次いで、リング43をガイドパイプ3の係止部35に装着する。なお、リング43のガイドパイプ3への装着の処理と、アンカー2のガイドパイプ3への挿入の処理の先後は、当然に入れ替え可能である。
かかるガイドパイプ3の引上げは、係止部35に装着したリング43を重機等に接続して引き上げることにより行なう。従来技術では、人力によりガイドパイプを引き上げることを想定しているため、ガイドパイプの一端の内部の形状により段差を作り、その段差を、例えばロッドハンマーの先端に設けたその段差と係止し合うことのできる部分とを係止させ、人力でロッドハンマーを引き上げることによりガイドパイプの引き上げを行うといった工夫がされてきた。しかし、この実施形態では、ガイドパイプ3に係止部35を設けるとともに、リング43を用いることにしているため、重機を用いることができるのみならず、ガイドパイプ3内部及びロッドハンマーに関する上述の如き工夫が必要なくなる。
これにより、ガイドパイプ3内部の芯がね34に上方から荷重がかかる。上述したようにこの状態で芯がね34の下端は芯板22に当接しているので、芯がね34に下向きの荷重がかかると、芯がね34に接する芯板22にも上方から荷重がかかる。荷重がかけられた芯板22は、閉じた状態にある抵抗板21を押すようにして地中のさらに奥の方向に直進する(図5b)。このとき溝25により、抵抗板21は屈折しながら押し広げられる。一度芯板22に押し広げられた抵抗板21は、芯板22が直進するに従い、それ以降地中の土の抵抗を受けてさらに大きく展開していく。
芯板22が下方に移動すると、芯板22に接続されている補助棒24も地中の奥に向かって移動する。補助棒24の移動に伴い、補助棒24が備える第1丸アイ41も下方に移動する。一方、抵抗板21に接続されている上引棒23は、抵抗板21が展開してもほとんどその位置は変わらず、上引棒23が備える第2丸アイ42の位置も同様にほとんど変わらない。したがって、やがて、第1丸アイ41と第2丸アイ42の高さが揃う。
この実施形態では、第1丸アイ41と第2丸アイ42の高さが揃ったときに抵抗板21の展開が終わるように設計されている(図5c)。したがって、第1丸アイ41と第2丸アイ42は芯がね34の打撃作業の終了の目安になる。この実施形態では、第1丸アイ41と第2丸アイ42の高さが揃ったら、芯がね34の打撃を終了する。
最後に、アンカー2と、テント等の施設を接続する。この接続は、例えば、ロープやカラナビによって行える。アンカー2側では、同じ高さに揃った第1丸アイ41と第2丸アイ42の両方をロープやカラビナ等が通過するようにして行うと強度の面で好ましい。
2 アンカー
3 ガイドパイプ
21 抵抗板
22 芯板
23 上引棒
24 補助棒
25 溝
26 可動部材
27 主軸部
31 パイプ本体
32 リブ
33 切り込み
34 芯がね
35 係止部
41 第1丸アイ
42 第2丸アイ
43 リング
Claims (2)
- 地中に打ち込む多数のアンカーと、当該アンカーと組合わせて用いる筒状のガイドパイプと、を含む所定の施設を支持するためのアンカーシステムであって、
前記アンカーは、
一端に前記施設に接続するための接続部を備えた軸状の主軸部と、
当該主軸部の他端に接続された、少なくとも2つの板状の部材から構成されており、前記主軸部に前記接続部の方向から軸方向に対して荷重をかけることで展開するようになっている展開部と、
を備え、
前記ガイドパイプは、
前記展開部が閉じた状態で前記アンカーを前記主軸部から挿入するためのアンカー挿入口をその一端に、当該ガイドパイプと共に地中に打ち込まれた前記アンカーの前記主軸部に前記展開部を展開させるための荷重をかけるための所定の棒を挿入するための棒挿入口をその他端に備えており、且つ前記ガイドパイプと共に前記アンカーを地中に打ち込む場合に前記アンカーを保護できる程度の強度を備えたパイプ本体と、
当該パイプ本体の外周面上に当該外周面に略垂直になるように当該パイプ本体の長さ方向に沿う方向に設けられた、前記ガイドパイプを地中に打ち込む場合における前記パイプ本体の折れ曲がりを防ぐ機能を有する、少なくとも1つの補強部と、
前記パイプ本体を通すことができる大きさの輪形状のリングを前記ガイドパイプに装着し、地中に打ち込んだ前記パイプ本体を引き抜く方向に対して当該リングに荷重をかける場合に、前記パイプ本体にも同じ方向に荷重がかかるように前記パイプ本体の外周面に設けられた係止部と、
を備える、
アンカーシステム。 - 一端に所定の施設に接続するための接続部を備えた軸状の主軸部と、当該主軸部の他端に接続された、少なくとも2つの板状の部材から構成されており、前記主軸部に前記接続部の方向から軸方向に対して荷重をかけることで展開するようになっている展開部と、を備える、地中に打ち込む多数のアンカーと、
当該アンカーと組合わせて用いる、前記アンカーと共に地中に打ち込む場合に前記アンカーを保護できる程度の強度を備えたパイプ本体と、当該パイプ本体の外周面上に当該外周面に略垂直になるように当該パイプの長さ方向に沿う方向に設けられた、地中に打ち込む場合における前記パイプ本体の折れ曲がりを防ぐ機能を有する、少なくとも1つの補強部と、前記パイプ本体を通すことができる大きさの輪形状のリングを装着し、地中に打ち込んだ前記パイプ本体を引き抜く方向に対して当該リングに荷重をかける場合に、前記パイプ本体にも同じ方向に荷重がかかるように前記パイプ本体の外周面に設けられた係止部と、を備える、筒状のガイドパイプと、
を含む、前記施設を支持するためのアンカーシステムで実行される方法であって、
前記展開部が閉じた状態で前記アンカーを前記主軸部から、前記ガイドパイプの一端から挿入する過程と、
前記アンカーが挿入された前記ガイドパイプを重機により地中に打ち込む過程と、
前記リングを前記重機により引っ張ることにより、地中に打ち込まれた前記ガイドパイプを所定の長さ引き上げる過程と、
前記ガイドパイプと共に地中に打ち込まれた前記アンカーの前記主軸部に前記展開部を展開させるための荷重をかけるために、前記ガイドパイプの他端から所定の棒を挿入し、前記重機により前記主軸部に荷重をかける過程と、
を含む、方法。
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JP2008306881A JP5300129B2 (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | アンカーシステム及びガイドパイプ |
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