JP5299626B2 - 半導体装置およびその製造方法、並びに、電子デバイスの製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法、並びに、電子デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法、並びに、電子デバイスの製造方法に関する。
電子デバイスを小型化するためには、半導体装置の外形は小さい方が好ましい。しかし、半導体装置の役割が多様化するにつれ、半導体チップに形成される集積回路の高集積化が進み、これに伴って、半導体チップのピン数の増加が進んでいる。すなわち、現在では、半導体装置の小型化と、集積回路の高集積化及び電極の増加という要求を同時に満たすことが可能な半導体装置の開発が進んでいる。
この要求に応えることができる半導体装置として、半導体チップ上に配線が形成されたタイプの半導体装置が注目を集めている。このタイプの半導体装置では、半導体装置の外形を半導体チップの外形とほぼ同じにすることができるため、半導体装置の小型化が可能である。このような小型化、高集積化した半導体装置では、配線基板等に実装して電子デバイスを製造する際に、電気的接続の信頼性を確保することが重要である(例えば、特許文献1)。
特開2006−91234号公報
本発明の目的の一つは、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することが可能な半導体装置、およびその製造方法を提供することにある。また、本発明の目的の一つは、上記半導体装置を用いた電子デバイスの製造方法を提供することにある。
本発明に係る半導体装置は、
半導体基板と、
前記半導体基板の第1の面の上に設けられた電極と、
前記第1の面の上に設けられ、第1の方向に沿って延びる樹脂突起であって、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延びる窪み部を有する前記樹脂突起と、
前記電極と電気的に接続され、少なくとも前記樹脂突起の前記窪み部の上に形成された配線と、
を含む。
本発明によれば、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することが可能な半導体装置を提供することができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記樹脂突起の前記窪み部は、第1の高さを有し、
前記窪み部と連続する前記樹脂突起の平坦部は、前記第1の高さよりも高い第2の高さを有し、
前記配線は、前記窪み部の上から前記平坦部の上に至るように形成されていることができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記樹脂突起は、前記窪み部の前記第2の方向の幅が前記平坦部の前記第2の方向の幅よりも狭いことができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記樹脂突起は、複数の前記窪み部を有し、
前記配線は、少なくとも前記複数の窪み部の上に形成されていることができる。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板と、前記半導体基板の第1の面の上に設けられた電極と、を有する構造体を用意する工程と、
前記第1の面の上に、第1の方向に沿って延び、かつ、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延びる窪み部を有する樹脂突起を設ける工程と、
少なくとも前記窪み部の上に、前記電極と電気的に接続される配線を設ける工程と、
を含む。
本発明によれば、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することができる半導体装置の製造方法を提供することができる。
本発明に係る半導体装置の製造方法において、
前記樹脂突起を設ける工程は、
第1の樹脂材料と第2の樹脂材料を、前記第1の面の上に前記第1の方向に沿って並び、かつ、前記第1の樹脂材料と前記第2の樹脂材料が第1の距離だけ離れるように形成する工程と、
前記第1の樹脂材料及び前記第2の樹脂材料を融解して、前記第1の樹脂材料と前記第2の樹脂材料を接触させる工程と、
を有することができる。
本発明に係る半導体装置の製造方法において、
前記樹脂突起を設ける工程は、
前記第1の面の上に、樹脂材料を、前記第1の方向に沿って延び、かつ、前記樹脂材料の第1の部分の前記第2の方向の幅が、前記樹脂材料の第2の部分の前記第2の方向の幅よりも狭くなるように形成する工程と、
前記樹脂材料を融解する工程と、
を有することができる。
本発明に係る電子デバイスの製造方法は、
ベース基板と、前記ベース基板の上に設けられた配線パターンとを有する配線基板を用意する工程と、
半導体基板と、前記半導体基板の第1の面の上に設けられた電極と、前記第1の面の上に設けられ、第1の方向に沿って延びる樹脂突起であって、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延びる窪み部を有する前記樹脂突起と、前記電極と電気的に接続され、少なくとも前記樹脂突起の前記窪み部の上に形成された配線と、を有する半導体装置を用意する工程と、
前記配線基板に、前記半導体装置を搭載して、前記配線パターンと前記配線とを接触させて電気的に接続する工程と、
を含む。
本発明に係る電子デバイスの製造方法によれば、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することができる。
本発明に係る電子デバイスの製造方法において、
前記樹脂突起の前記窪み部は、第1の高さを有し、
前記窪み部と連続する前記樹脂突起の平坦部は、前記第1の高さよりも高い第2の高さを有し、
前記配線パターンと前記配線とを接触させて電気的に接続する工程は、
前記窪み部の前記第1の高さと前記平坦部の前記第2の高さとが、同じ高さになるように前記樹脂突起を弾性変形させる工程を有することができる。
本実施形態に係る半導体装置の構成について説明するための図。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る電子デバイスの製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る電子デバイスの製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る電子デバイスの製造方法について説明するための図。 本実施形態に係る電子デバイスの一例としての表示デバイスを示す図。 本実施形態に係る電子機器の一例を示す図。 本実施形態に係る電子機器の一例を示す図。 本実施形態の第1の変形例に係る半導体装置を説明するための図。 本実施形態の第2の変形例に係る半導体装置の製造方法を説明するための図。
以下、本発明を適用した実施形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明は、以下の内容を自由に組み合わせたものを含むものとする。
1.半導体装置
以下、本発明を適用した実施形態に係る半導体装置1について説明する。図1〜図7は、本実施形態に係る半導体装置の構成、およびその製造方法について説明するための模式図である。
(1)半導体装置の構成
以下、本発明を適用した実施形態に係る半導体装置の構成について説明する。図1(A)〜図1(D)は、半導体装置1の構成を説明するための模式図である。ここで、図1(A)は、半導体装置1を模式的に示す平面図であり、図1(B)は、半導体装置1の斜視図の一部拡大図であり、図1(C)は、図1のIC−IC線断面の一部拡大図であり、図1(D)は、図1のID−ID線断面の一部拡大図である。
本実施形態に係る半導体装置は、図1(A)〜図1(D)に示すように、第1の面15上に複数の電極12が形成された半導体基板10を含む。半導体基板10は、例えばシリコン基板であってもよい。半導体基板10は、チップ状をなしていてもよい。この場合、半導体基板10における電極12が形成された第1の面15の外形は、図1(A)に示すように、矩形(長方形又は正方形)であってもよい。ただし、半導体基板10は、ウエハー状をなしていてもよい(図2参照)。半導体基板10には、1つ又は複数の(半導体チップには1つの、半導体ウエハーには複数の)集積回路14が形成されていてもよい(図1(C)及び図1(D)参照)。集積回路14の構成は特に限定されないが、例えば、トランジスタ等の能動素子や、抵抗、コイル、コンデンサ等の受動素子を含んでいてもよい。
半導体基板10には、図1(A)及び図1(D)に示すように、電極12が形成されている。電極12は、半導体基板10の内部と電気的に接続されていてもよい。電極12は、集積回路14と電気的に接続されていてもよい。あるいは、半導体基板10に複数の電極12が形成されているとき、複数の電極12は集積回路14に電気的に接続されていない電極12を含んでいてもよい。電極12は、半導体基板10の内部配線の一部であってもよい。このとき、電極12は、半導体基板10の内部配線のうち、外部との電気的な接続に利用される部分であってもよい。電極12は、アルミニウム又は銅等の金属で形成されていてもよい。
半導体基板10は、図1(C)及び図1(D)に示すように、パッシベーション膜16を有していてもよい。パッシベーション膜16は、電極12を露出させるように形成される。パッシベーション膜16には、電極12を露出させる開口が形成されていてもよい。すなわち、半導体基板10の内部配線のうち、パッシベーション膜16からの露出部を指して、電極12と称してもよい。パッシベーション膜16は、例えば、SiOやSiN等の無機絶縁膜であってもよい。あるいは、パッシベーション膜16は、ポリイミド樹脂などの有機絶縁膜であってもよい。
本実施形態に係る半導体装置は、図1(A)〜図1(D)に示すように、樹脂突起20を含む。樹脂突起20は、半導体基板10の第1の面15上に形成されている。樹脂突起20は、図1(C)及び図1(D)に示すように、パッシベーション膜16上に形成されていてもよい。
樹脂突起20は、図1(A)に示すように、第1の方向Aに沿って延びる形状をなしている。なお、第1の方向Aは、半導体基板10の第1の面15のいずれかの辺と平行な方向であってもよい。例えば、第1の面15の外形が長方形である場合、第1の方向Aは、長方形の長辺(当該長方形が、第1の長さを有し互いに平行な一対の辺と、第1の長さよりも長い第2の長さを有し互いに平行な一対の辺と、で形成されている場合、第2の長さを有する一対の辺のうちいずれかの辺)と平行な方向であってもよい。この場合、樹脂突起20は、当該長辺の周辺領域に(当該長辺に近接するように)配置されていてもよい。ただし、第1の方向Aは、第1の面15の短辺(当該長方形が、第1の長さを有し互いに平行な一対の辺と、第1の長さよりも長い第2の長さを有し互いに平行な一対の辺と、で形成されている場合、第1の長さを有する一対の辺のうちいずれかの辺)と平行な方向であってもよい。あるいは、樹脂突起20は、平面図において円形をなしていてもよい。この場合、樹脂突起20は、半球状をなしていてもよい。なお、ここでいう半球状とは、厳密な半球形状のみならず、これに類する形状を含むものとする。
樹脂突起20は、図1(A)〜図1(D)に示すように、第1の方向Aと交差する第2の方向Bに沿って延びる窪み部22を有する。なお、第2の方向Bは、第1の方向Aと交差する方向である。第1の方向Aと第2の方向Bとは、垂直に交差する方向であってもよい。例えば、第1の面15の外形が長方形である場合、第2の方向Bは、長方形の短辺と平行な方向であってもよい。樹脂突起20において、窪み部22と平坦部24とは連続している。窪み部22は、平坦部24に対して窪んでいる領域であってもよい。
図1(C)に示すように、窪み部22は、第1の高さh1を有し、樹脂突起20の平坦部24は、第1の高さh1よりも高い第2の高さh2を有している。なお、ここでいう高さとは、樹脂突起20の、半導体基板10の厚み方向、すなわち、第1の面15と直交する方向C(図1(A)参照)の幅であってもよい。そして、第1の高さh1とは、平坦部24の頂点を含む断面(図1(C)参照)において、第1の面15(パッシベーション膜16)から窪み部22の最も窪んでいる箇所までの距離であってもよい。第2の高さh2とは、第1の面15(パッシベーション膜16)から平坦部24の頂点までの距離であってもよい。
窪み部22の高さh1は、半導体装置1を配線基板等に実装する際の、樹脂突起20のつぶれ量に基づいて設計してもよい。後述するように、半導体装置1は、実装される際に、窪み部22から電気的接続部32上の接着材料72を排出しつつ、徐々に電気的接続部32を配線パターン54に接触させる。最終的に、窪み部22の第1の高さh1と平坦部24の第2の高さh2が、等しい高さになるように樹脂突起20を弾性変形させてもよい。これにより、電気的接続部32と配線パターン54間の接着剤料72の残留を防ぐことができるため、電気的接続の信頼性を高めることができる。そのため、窪み部22の高さh1を、樹脂突起20のつぶれ量に基づいて設計することで、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することが可能な半導体装置を提供することができる。例えば、第1の高さh1と、第2の高さh2は、(2/3)×h2≦h1<h2の関係を満たしていてもよい。
樹脂突起20は、平面的に見て(図1(A)参照)、窪み部22の第2の方向Bの幅w1が、平坦部24の第2の方向Bの幅w2よりも狭くてもよい。なお、ここでいう窪み部22の第2の方向Bの幅とは、平面的に見て、窪み部22の第2の方向Bに対向する辺が、最も近接している箇所の、当該対向する辺の間の第2の方向Bの距離をいってもよい。若しくは窪み部22の第1の面(パッシベーション膜16)と接する面の、第2の方向Bに対向する辺が、最も近接している箇所の、当該対向する辺の間の第2の方向Bの距離をいってもよい。平坦部24の第2の方向Bの幅とは、平面的に見て、平坦部24の第2の方向Bに対向する辺の間の第2の方向Bの距離をいってもよい。若しくは平坦部24の第1の面(パッシベーション膜16)と接する面の、第2の方向Bに対向する辺の間の第2の方向の距離をいってもよい。
平坦部24の上面は、凸曲面をなしていてもよい。平坦部24の上面は、円弧の一部であってもよい。あるいは、平坦部24の上面は、楕円弧の一部であってもよい。窪み部22は、第1の方向Aから見た断面(図1(D)参照)は、凸曲面をなし、第2の方向Bから見た断面(図1(C)参照)は、凹曲面をなしていてもよい。
樹脂突起20の材料は特に限定されるものではなく、既に公知となっているいずれかの材料で構成されていてもよい。樹脂突起20は、例えば、ポリイミド樹脂、シリコーン変性ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、変性ポリイミド樹脂、ベンゾシクロブテン(BCB;benzocyclobutene)、ポリベンゾオキサゾール(PBO;polybenzoxazole)等の樹脂で形成してもよい。
本実施形態に係る半導体装置は、図1(A)〜図1(D)に示すように、配線30を含む。配線30は、電極12と電気的に接続されている。配線30は、少なくとも樹脂突起20の窪み部22の上に形成されている。配線30は、電極12上から、樹脂突起20の窪み部22上を通り、パッシベーション膜16上まで形成されていてもよい。すなわち、配線30は、第2の方向Bに沿って延びていてもよい。また、配線30は、図1(C)に示すように、窪み部22上から平坦部24上に至るように形成されていてもよい。すなわち、配線30の一部は、平坦部24上に形成されていてもよい。配線30は、電極12上から、樹脂突起20の窪み部22上及び平坦部24上を通り、パッシベーション膜16上まで形成されていてもよい。
配線30は、樹脂突起20上に配置された電気的接続部32を有することができる。すなわち、配線30のうち、樹脂突起20上(樹脂突起20の上面)に配置された領域を指して、電気的接続部32と称してもよい。なお、電気的接続部32とは、配線30のうち、他の電子部品の導電部(配線基板の配線パターンなど)との電気的な接続に利用される部分である。本実施形態では、配線30のうち、窪み部22の第1の高さh1よりも高い位置に配置された領域を指して、電気的接続部32と称してもよい。
配線30に適用可能な材料は特に限定されるものではない。配線30は、例えば、Au、TiW、Cu、Ni、Pd、Al、Cr、Ti、W、NiV、鉛フリーはんだなどによって構成されていてもよい。また、配線30の構造も特に限定されるものではない。例えば、配線30は複数層で形成されていてもよい。このとき、配線30は、チタンタングステン(TiW)によって形成された第1の層と、金(Au)によって形成された第2の層とを含んでいてもよい(図示せず)。あるいは、配線30は、単層で形成されていてもよい。
本実施形態に係る半導体装置は以上の構成を備えていてもよい。なお、半導体装置1が奏する作用効果については後述する。
(2)半導体装置の製造方法
以下、本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図2〜図6は、半導体装置1の製造方法について説明するための図である。
本実施形態に係る半導体装置の製造方法は、図2及び図3に示す、構造体11を用意することを含む。ここで、図2は構造体11の概略図であり、図3は構造体11の断面図の一部拡大図である。なお、図3(A)に示す断面図は、図1(C)に対応し、図3(B)に示す断面図は、図1(D)に対応している。
構造体11は、図2に示すように、ウエハー状をなす。そして、ウエハー状の構造体11は、複数の半導体チップ(半導体基板10)となる領域100を有する。ただし、半導体基板として半導体チップ(図1(A)参照)を用意して以下の各工程を行ってもよい。
構造体11には、図3(B)に示すように、電極12が形成されている。構造体11は、電極12の少なくとも一部の上に位置する開口部を有するパッシベーション膜16を有していてもよい。
本実施形態に係る半導体装置の製造方法は、図4〜図6に示すように、樹脂突起20を形成することを含む。なお、図4、図5(A)及び図6に示す断面図は、図1(C)に対応している。図5(B)は、半導体装置の製造工程を示す平面図の一部拡大図である。
はじめに、図4に示すように、半導体基板10に樹脂材料25を設ける。その後、図5(A)及び図5(B)に示すように、樹脂材料25の一部を除去して、樹脂材料25をパターニングする。パターニングは、例えば、フォトリソグラフィ技術を用いて行うことができる。その後、樹脂材料25を溶融させた後に硬化させることによって、樹脂突起20を形成してもよい。本実施形態では、このとき、樹脂材料25の溶融条件や、硬化条件を調整することによって、樹脂突起20の形状(上面の形状)を制御することができる。例えば、樹脂材料25を、表面のみが溶融し、中心が溶融しないように(半溶融状態まで)加熱し、その後硬化させることによって、上面が凸曲面となるように、樹脂突起20を形成することができる。
なお、本実施形態では、樹脂材料25を、第1の方向Aに沿って、所定の間隔を有する(複数の樹脂材料25が第1の距離だけ離れる)ようにパターニングして形成してもよい(図5(A)及び図5(B)参照)。このようにパターニングされた樹脂材料25を溶融することにより、樹脂材料25が互いに接触して、窪み部22を有する樹脂突起20を形成することができる(図6参照)。
ただし、樹脂突起20を形成する方法はこれに限られるものではない。例えば、樹脂突起20は、型成型によって形成してもよい。
本実施形態に係る半導体装置の製造方法は、図7に示すように、配線30を形成することを含む。図7は、配線30を形成する工程の一例を説明するための模式図である。なお、図7に示す断面図は、図3(A)に対応している。
本工程は、図7に示すように、金属層35を形成することを含む。金属層35は、電極12、パッシベーション膜16、樹脂突起20を覆うように形成してもよい。金属層35は、例えばスパッタリングによって形成することができる。金属層35は、単層の金属層であってもよく、複数層の金属層であってもよい。次に金属層35上にマスク37を形成する。マスク37は、金属層35のうち、配線30となる領域のみを覆うようにパターニングされていてもよい。金属層35におけるマスク37からの露出領域を除去することによって、配線30を形成することができる。
ただし、配線30を形成する方法はこれに限られるものではなく、既に公知となっているいずれかの方法を適用してもよい。配線30は、例えば、インクジェット法やメッキ法を適用して形成してもよい。
そして、半導体基板10を切断する工程や、検査工程などをさらに経て、図1(A)〜図1(D)に示す、半導体装置1を製造することができる。
2.電子デバイス
以下、本発明を適用した実施形態に係る電子デバイス2について説明する。図8(A)〜図13は、本発明を適用した実施形態に係る電子デバイス2の構成、およびその製造方法について説明するための模式図である。
(1)電子デバイスの製造方法
本実施形態に係る電子デバイス2の製造方法は、半導体装置1を配線基板50に実装する工程を含む。以下、半導体装置1を配線基板50に実装する工程について説明する。図8(A)〜図10(B)は、半導体装置1を配線基板50に実装する工程について説明するための模式図である。図8(A)、図9(A)および図10(A)に示す断面図は、図1(C)に対応している。図8(B)、図9(B)および図10(B)に示す断面図は、図1(D)に対応している。
はじめに、配線基板50の構成について説明する。配線基板50は、ベース基板52と、配線パターン54とを含む。ベース基板52(配線基板50)は、電気光学パネル(液晶パネル・エレクトロルミネッセンスパネル等)の一部であってもよい。このとき、ベース基板52は、例えば、セラミック基板やガラス基板であってもよい。また、配線パターン54の材料についても特に限定されるものではないが、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、Cr、Alなどの金属膜、金属化合物膜、又は、これらの複合膜によって形成されていてもよい。なお、配線パターン54は、液晶を駆動する電極(走査電極、信号電極、対向電極等)に電気的に接続されていてもよい。ただし、配線基板50は、樹脂基板であってもよい。
半導体装置1を配線基板50に実装する工程では、はじめに、図8(A)及び図8(B)に示すように、半導体装置1と配線基板50とを間隔をあけて対向させる。ここでは、半導体装置1を、半導体チップ10の第1の面15が配線基板50を向くように配置する。また、半導体装置1の電気的接続部32(配線30)と配線基板50の配線パターン54とが対向(重複)するように、半導体装置1と配線基板50との位置合わせをする。例えば、図示しない治具(ボンディングツール)によって、半導体装置1を保持し、半導体装置1と配線基板50との位置合わせを行ってもよい。このとき、半導体装置1を、第1の面15が配線基板50と平行になるように保持してもよい。なお、治具にはヒータが内蔵されていてもよく、これにより、半導体装置1を加熱してもよい。半導体装置1を加熱することによって、電気的接続部32が加熱され、電気的接続部32と配線パターン54とを確実に電気的に接続することができる。
なお、半導体装置1と配線基板50との間には、図8(A)及び図8(B)に示すように、予め、接着材料72を設けておいてもよい。接着材料72は、ペースト状あるいはフィルム状で設けてもよい。接着材料72は、導電粒子などを含まない絶縁性の材料(NCP,NCF)であってもよい。接着材料72は、例えば、配線基板50上に設けてもよい。
その後、図9(A)及び図9(B)、あるいは、図10(A)及び図10(B)に示すように、半導体装置1と配線基板50とを近接させて電気的接続部32と配線パターン54とを接触させて、両者を電気的に接続する。本工程では、半導体基板10と配線基板50とによって樹脂突起20を押しつぶして、樹脂突起20を弾性変形させてもよい(図10(A)及び図10(B))。これによると、樹脂突起20の弾性力によって、電気的接続部32と配線パターン54とを押し付けることができるため、電気的な接続信頼性の高い電子機器を製造することができる。
本工程では、図9(A)及び図9(B)に示すように、半導体装置1と配線基板50とを近接させると、平坦部24上の電気的接続部32aが配線パターン54と接触する。ここで、窪み部22上の電気的接続部32bは、配線パターン54と接触していない。さらに、半導体装置1と配線基板50とを近接させると、窪み部22から電気的接続部32上の接着材料72を排出しつつ、窪み部22上の電気的接続部32bが配線パターン54と徐々に接触する。最終的に、図10(A)及び図10(B)に示すように、電気的接続部32の全面が、配線パターン54と接触するように樹脂突起20を弾性変形させてもよい。窪み部22の第1の高さh1と平坦部24の第2の高さh2が、同じ高さになるように樹脂突起20を弾性変形させてもよい。本工程において、半導体装置1は、窪み部22から電気的接続部32上の接着材料72を排出しつつ、徐々に電気的接続部32を配線パターン54に接触させることができるため、電気的接続部32と配線パターン54間の接着剤料72の残留を防ぐことができる。特に、平坦部24上の電気的接続部32aと窪み部22上の電気的接続部32bの境界は、図10(A)及び図10(B)に示す電気的接続部32と配線パターン54とが接触した状態において、樹脂突起20の変形量が大きく、かつ、接着材料72を窪み部22から排出することができるため、より接着材料72の残留を防ぐことができる。
図10(A)及び図10(B)に示すように、半導体装置1と配線基板50との間に、接着剤70を形成する。接着剤70は、接着材料72を硬化させることによって形成することができる。接着剤70によって、半導体装置1と配線基板50とを接着(固着)する。接着剤70によって、半導体基板10と配線基板50との間隔を維持してもよい。すなわち、接着剤70によって、樹脂突起20が弾性変形した状態を維持してもよい。例えば、樹脂突起20が弾性変形した状態で接着剤70を形成することで、樹脂突起20が弾性変形した状態を維持することができる。
以上の工程によって、図10(A)及び図10(B)に示す、電子デバイス2を製造してもよい。
(2)電子デバイスの構成
電子デバイス2は、配線基板50を有する。配線基板50は、ベース基板52と配線パターン54とを含む。電子デバイス2は、半導体装置1を有する。そして、電子デバイス2によると、半導体装置1は、配線基板50に搭載されている。半導体装置1は、電気的接続部32が配線パターン54と接触するように配線基板50に搭載されている。半導体装置1は、配線30における、窪み部22の第1の高さh1よりも高い位置に配置された領域の少なくとも一部が配線パターン54と接触するように、配線基板50に搭載されていてもよい。電子デバイス2は、半導体装置1と配線基板50とを接着する接着剤70を含む。
電子デバイス2は、表示デバイス(パネルモジュール)であってもよい。図11には、表示デバイスとしての電子デバイス2の概略図を示す。表示デバイスは、例えば液晶表示デバイスやEL(Electrical Luminescence)表示デバイスであってもよい。そして、半導体装置1(半導体チップ)は、表示デバイスを制御するドライバICであってもよい。
また、図12及び図13には、電子デバイス2を有する電子機器の一例として、ノート型パーソナルコンピュータ1000及び携帯電話2000を示す。
3.効果
以下、本発明を適用した実施形態に係る半導体装置1が奏する作用効果について説明する。
本実施形態に係る半導体装置は、樹脂突起20の延びる第1の方向Aと交差する第2の方向Bに延びる窪み部22を有することができる。これにより、電子デバイス2を実装する際の、半導体装置1と配線基板50とを電気的に接続する工程において、窪み部22から電気的接続部32(配線30)上の接着材料72を排出しつつ、徐々に電気的接続部32を配線パターン54に接触させることができる。したがって、電気的接続部32と配線パターン54間の接着剤料72の残留を防ぐことができるため、電気的接続部32と配線パターン54間の抵抗の上昇を抑制し、電気的接続の信頼性を高めることができる。本実施形態によれば、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することができる半導体装置を提供することができる。なお、窪み部22の第2の方向Bの幅が、平坦部24の第2の方向Bの幅よりも狭くてもよい。これにより、窪み部22の第2の方向Bの幅が、平坦部24の第2の方向Bの幅と同じ場合と比較して、より接着剤料72の残留を防ぐことができる。
本実施形態に係る半導体装置の製造方法では、樹脂突起20の窪み部22が、樹脂材料25をフォトリソグラフィ技術等によりパターニングし、融解させることにより形成することができる。すなわち、樹脂突起20の窪み部22は、公知の半導体製造装置を用いて容易に形成することができる。本実施形態の製造方法によれば、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することができる半導体装置を容易に製造することができる。
本実施形態に係る電子デバイスの製造方法では、上述したように、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することができる半導体装置1を配線基板50に実装することにより製造できる。したがって、本実施形態に係る電子デバイスの製造方法によれば、電気的接続の信頼性が高い電子デバイスを製造することができる。
4.変形例
本実施形態に係る半導体装置及びその製造方法の変形例について説明する。なお、上述した実施形態に係る半導体装置及びその製造方法の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
(1)まず、第1の変形例について説明する。
図14は、第1の変形例に係る半導体装置3について説明するための模式図である。図14に示す断面図は、図1(C)に対応している。
半導体装置1の例では、1つの窪み部22上に1つの配線30が形成されている場合について説明した。これに対し、本変形例では、複数(図示の例では2つ)の窪み部22上に1つの配線30が形成されていることができる。これによっても、半導体装置1と同様の作用効果を奏することが可能となる。
(2)次に、第2の変形例について説明する。
図15は、第2の変形例に係る半導体装置の製造方法について説明するための模式図である。図15(A)に示す断面図は、図5(A)に対応している。図15(B)に示す平面図の一部拡大図は、図5(B)に対応している。
半導体装置1の製造方法の例では、図5(A)及び図5(B)に示すように、樹脂材料25を、第1の方向Aに沿って、所定の間隔で形成する場合について説明した。本変形例では、第1の部分25aと第2の部分25bとを有する樹脂材料25を、第1の面15上に、第1の方向Aに沿って延び、かつ、樹脂材料25の第1の部分25aの第2の方向Bの幅が、樹脂材料25の第2の部分25bの第2の方向Bの幅よりも狭くなるようにパターニングし、形成することができる。これによっても、半導体装置1の製造方法の例と同様に樹脂突起20の窪み部22を形成することができる。
上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
1 半導体装置、2 電子デバイス、3 半導体装置、10 半導体基板、11 構造体、12 電極、14 集積回路、15 第1の面、16 パッシベーション膜、20 樹脂突起、22 窪み部、24 平坦部、25 樹脂材料、30 配線、32 電気的接続部、35 金属層、37 マスク、50 配線基板、52 ベース基板、54 配線パターン、70 接着剤、72 接着材料、100 領域

Claims (8)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の第1の面の上に設けられた複数の電極と、
    前記第1の面の上に設けられ、前記第1の面に対して平行な第1の方向に沿って長尺状に延びる樹脂突起であって、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延び前記第1の面からの高さが第1の高さである複数の窪み部を有し、前記窪み部と連続する前記樹脂突起の平坦部は、前記第1の面からの高さが前記第1の高さよりも高い第2の高さである、前記樹脂突起と、
    前記電極と電気的に接続され、少なくとも前記樹脂突起の前記窪み部の上に形成された複数の配線と、
    を含む、半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    記配線は、前記窪み部の上から前記平坦部の上に至るように形成されている、半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記樹脂突起は、前記窪み部の前記第2の方向の幅が前記平坦部の前記第2の方向の幅よりも狭い、半導体装置。
  4. 半導体基板と、前記半導体基板の第1の面の上に設けられた複数の電極と、を有する構造体を用意する工程と、
    前記第1の面の上に、前記第1の面に対して平行な第1の方向に沿って長尺状に延びる樹脂突起であって、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延び前記第1の面からの高さが第1の高さである複数の窪み部、を有し、前記窪み部と連続する前記樹脂突起の平坦部は、前記第1の面からの高さが前記第1の高さよりも高い第2の高さである、前記樹脂突起、を設ける工程と、
    少なくとも前記窪み部の上に、前記電極と電気的に接続される複数の配線を設ける工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
  5. 請求項記載の半導体装置の製造方法において、
    前記樹脂突起を設ける工程は、
    第1の樹脂材料と第2の樹脂材料を、前記第1の面の上に前記第1の方向に沿って並び、かつ、前記第1の樹脂材料と前記第2の樹脂材料が第1の距離だけ離れるように形成する工程と、
    前記第1の樹脂材料及び前記第2の樹脂材料を融解して、前記第1の樹脂材料と前記第2の樹脂材料を接触させる工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  6. 請求項記載の半導体装置の製造方法において、
    前記樹脂突起を設ける工程は、
    前記第1の面の上に、樹脂材料を、前記第1の方向に沿って延び、かつ、前記樹脂材料の第1の部分の前記第2の方向の幅が、前記樹脂材料の第2の部分の前記第2の方向の幅よりも狭くなるように形成する工程と、
    前記樹脂材料を融解する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  7. ベース基板と、前記ベース基板の上に設けられた複数の配線パターンとを有する配線基板を用意する工程と、
    半導体基板と、前記半導体基板の第1の面の上に設けられた複数の電極と、
    前記第1の面の上に設けられ、前記第1の面に対して平行な第1の方向に沿って長尺状に延びる樹脂突起であって、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延び前記第1の面からの高さが第1の高さである窪み部を有し、前記窪み部と連続する前記樹脂突起の平坦部は、前記第1の面からの高さが前記第1の高さよりも高い第2の高さである、前記樹脂突起と
    前記電極と電気的に接続され、少なくとも前記樹脂突起の前記窪み部の上に形成された複数の配線と、
    を有する半導体装置を用意する工程と、
    前記配線基板に、前記半導体装置を搭載して、前記配線パターンと前記配線とを接触させて電気的に接続する工程と、
    を含む電子デバイスの製造方法。
  8. 請求項記載の電子デバイスの製造方法において、
    記配線パターンと前記配線とを接触させて電気的に接続する工程は、
    前記窪み部の前記第1の高さと前記平坦部の前記第2の高さとが、同じ高さになるように前記樹脂突起を弾性変形させる工程を有する電子デバイスの製造方法。
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