JP5299438B2 - ゲートウェイ装置と方法及びシステム - Google Patents

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Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2009−004047号(2009年1月9日出願)並びに日本国特許出願:特願2009−004049号(2009年1月9日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、ゲートウェイに関し、特に、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間に配置され音声通信を相互接続するゲートウェイ装置と方法及びシステムに関する。
現在、第3世代のW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)技術をもちいる携帯電話端末及び携帯電話ネットワークでは、音声電話やTV電話は回線交換ネットワークまたは回線交換のプロトコルを使用してサービスを実現している。
一方、これらの音声サービスやTV電話などのマルチメディアサービスをIPネットワーク上でIMS(IP Multimedia Subsystem)を用いて実現する動きがあり、将来的にはIMSネットワーク上でサービスが統合化される方向に進んでいる。ここで、IMSの構成は、3GPP(Third generation Partner Project) TS23.002や3GPP 23.228などを参照することができる。
モバイルネットワークの高速・大容量技術の研究開発により、モバイルネットワークはIPをベースにして一層の高速化・大容量化を実現していく流れであり、現在すでに、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSPA(High Speed Packet Access)、EVDO Rev.A、EVDO Rev.B等が実用化されている。
今後は、さらに高速伝送が可能で下り方向100Mbps(Mega bits/sec)、上り方向50Mbps以上を目指すLTE(Long Term Evolution)、EPC(Evolved Packet Core)、UM(Ultra Mobile Broadband)、モバイルWiMax等が導入されていく流れである。
また、これらの伝送方式では、音声電話はIPベースのVoIP(Voice over IP)に進化していくと予想される。
特許文献1には、ハンドオーバー中、モバイル端末は、第1のメディアゲートウェイMG1から第2のメディアゲートウェイMG2にスイッチし、ハンドオーバーの後、アンカーメディアゲートウェイMG0は、第2のメディアゲートウェイMG2から受信した基準値と、ハンドオーバーが発生していない場合に、第1のメディアゲートウェイから受信していた基準値との間の差を演算し、この差を使用して第2のメディアゲートウェイのシリーズを同期するために第2のメディアゲートウェイMG2に戻され、第2のメディアゲートウェイMG2では差分を受信し基準値を変更する構成が開示されている。特許文献1において、第1、第2のメディアゲートウェイMG1、MG2とアンカーメディアゲートウェイMG0の通信はIPネットワーク上で行われている。
特許文献2には、無線基地局が移動交換局に伝送するパケットヘッダに無線チャネル上のマルチフレーム番号を付加することにより、移動局が送信した信号の順番を移動交換局において識別することが可能となり、ハンドオーバーに際して、移動交換局から公衆網へ伝送される情報の順番が間違うことを回避できるようにした移動通信システムの構成が開示されている。この移動通信システムでは、隣接する2つの無線基地局から1つの移動局に送信される各下り回線のフレーム内のタイムスロット情報に無線基地局が接続された移動交換局より一連の番号を与え、この一例の番号に基づいてハンドオーバー処理を行う。
特開2002−44149号公報 WO1999/017469(国際公開第1999/017469号パンフレット)
以下に本発明による関連技術の分析を与える。
現在普及している回線交換のネットワークまたは回線交換のプロトコルで実現している音声電話サービスを、IMSネットワーク上で実現していく流れであるが、回線交換のプロトコルフレーム信号とIMSネットワークへの呼制御信号との相互接続を実現するゲートウェイ装置は、これまで実現されていなかった。
さらに、ゲートウェイを配置して相互接続を実現できたとしても、端末が移動してロケーションを移動した場合に、前記ゲートウェイ装置で対処を何もしなければ、端末の移動後に音声パケットの不連続や不要なパケットの送出により、端末で聞いている音声が不連続になったり、遅延が増えたり余分な雑音などが聞こえる等の問題があった。
また音声電話がIPベースのVoIPへと進化する過渡期においては、例えば、今後普及するLTEやEPC上で動作するVoIP端末と既存の回線交換ネットワークで動作する端末とが混在することになり、既存回線交換ネットワークでの音声電話とLTEやEPCなどのモバイル高速ネットワークでのVoIPとを相互接続していく必要がある。
しかしながら、これらの相互接続を可能にするためのゲートウェイ装置が存在せず、相互接続は実現困難であった。
さらに、ゲートウェイを配置して相互接続を実現できたとしても、端末が移動してロケーションを移動した場合に、前記ゲートウェイ装置で対処を何もしなければ、端末の移動後に音声パケットの不連続や不要なパケットの送出により、端末で聞いている音声が不連続になったり、遅延が増えたり余分な雑音などが聞こえる、などの課題があった。
本発明の目的は、回線交換のプロトコルフレーム信号とIMSネットワークへの呼制御信号との相互接続を実現し、端末が移動しても音声通信を継続可能とするゲートウェイ装置、方法、システムを提供することにある。
また本発明の目的は、モバイル回線交換ネットワークに接続された端末と、モバイル高速ネットワークに接続されたVoIP端末との間の相互接続を可能として音声電話を実現可能とするとともに、端末が移動しても音声通信を継続可能とするゲートウェイ装置、方法、システムを提供することにある。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとパケット通信ネットワークとの間に配置され、回線交換プロトコルとパケット通信プロトコルとを相互に変換し、音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記パケット通信ネットワーク、又は、
前記パケット通信ネットワークの先のネットワーク
に接続される第1の端末がロケーションを移動した場合に、前記第1の端末に向け前記パケット通信ネットワークに対して出力するパケットにおいてシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記第1の端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えたゲートウェイ装置が提供される。
本発明によれば、回線交換により端末に接続されるモバイル回線交換ネットワークと、パケット通信を行うパケット通信ネットワークと、前記モバイル回線交換ネットワークと前記パケット通信ネットワークとの間に配置され、回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し、音声通信を行うゲートウェイ装置と、を備え、前記ゲートウェイ装置が、前記パケット通信ネットワーク、又は、
前記パケット通信ネットワークの先のネットワーク
に接続される第1の端末がロケーションを移動した場合に、前記第1の端末に向け、前記パケット通信ネットワークに対して出力するパケットにおいてシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記第1の端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えた通信システムが提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとパケット通信ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとパケット通信プロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、前記パケット通信ネットワーク又は前記パケット通信ネットワークの先のネットワークに接続される第1の端末がロケーションを移動した場合に、前記第1の端末に向け、前記パケット通信ネットワークに対して出力するパケットにおいてシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記第1の端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する、ゲートウェイ方法が提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置し回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいてはシーケンス番号またはタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するようにしたゲートウェイ装置が提供される。本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、前記IMSネットワークからパケットを受信して回線交換プロトコルに変換し前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記端末の移動完了時に、
前記パケットを受信する受信バッファ、
ジッタバッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で、前記パケットを受信するように制御する手段を備えたゲートウェイ装置が提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えたゲートウェイ装置が提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力するIuUP(Iu User Plane)プロトコル上のフレーム番号が、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えたゲートウェイ装置が提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間で回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいてシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御するゲートウェイ方法が提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間で回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記IMSネットワークからパケットを受信して回線交換プロトコルに変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、
前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記端末の移動完了時に、
前記パケットを受信する受信バッファ、
ジッタバッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するように制御するゲートウェイ方法が提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間で回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御するゲートウェイ方法が提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間で回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力するIuUP(Iu User Plane)プロトコル上のフレーム番号が前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する、ゲートウェイ方法が提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間に配置し回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置に、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいてはシーケンス番号またはタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、前記IMSネットワークからパケットを受信して回線交換プロトコルに変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、
前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記端末の移動完了時に、
前記パケットを受信する受信バッファ、
ジッタバッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で、前記パケットを受信するように制御する処理を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMSネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力するIuUP(Iu User Plane)プロトコル上のフレーム番号が、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置されるゲートウェイ装置にのみ限定されるものでなく、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置に対しても同様にして適用することができる。本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置し回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、前記モバイル高速ネットワークに接続する一方の端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に前記モバイル高速ネットワークに対して出力するパケットにおいては前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えたゲートウェイ装置が提供される。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置し回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、前記モバイル高速ネットワークに接続する一方の端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に前記モバイル高速ネットワークからパケットを受信してプロトコルを変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記端末の移動完了時に前記パケットを受信する受信バッファまたはタイムスタンプまたはシーケンス番号の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するように制御する手段を備えたゲートウェイ装置が提供される。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置し回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、片方の端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力する回線交換プロトコル上のフレーム番号が前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えたゲートウェイ装置が提供される。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するようにしたゲートウェイ方法が提供される。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークからパケットを受信してプロトコルを変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記端末の移動完了時に、
前記端末からパケットを受信する受信バッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するようにしたゲートウェイ方法が提供される。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続する端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力する回線交換プロトコル上のフレーム番号が前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するようにしたゲートウェイ方法が提供される。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークからパケットを受信してプロトコルを変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記端末の移動完了時に、
前記端末からパケットを受信する受信バッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するように制御する処理を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続する端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力する回線交換プロトコル上のフレーム番号が前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、回線交換のプロトコルフレーム信号とIMSネットワークへの呼制御信号との相互接続を実現し、端末が移動しても音声通信を継続可能とする。
本発明によれば、モバイル回線交換ネットワークに接続された端末と、モバイル高速ネットワークに接続されたVoIP端末との間の相互接続を可能として音声電話を実現可能とするとともに、端末が移動しても音声通信を継続可能としている。
本発明の第1の実施例のシステム構成を示す図である。 本発明の第1の実施例のゲートウェイ装置の構成(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施例のゲートウェイ装置の構成(その2)を示す図である。 本発明の第2の実施例のシステム構成を示す図である。 本発明の第2の実施例のゲートウェイ装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例のゲートウェイ装置の構成(その1)を示す図である。 本発明の第3の実施例のゲートウェイ装置の構成(その2)を示す図である。 本発明の第4の実施例のシステム構成を示す図である。 本発明の第5の実施例のシステム構成を示す図である。
本発明の実施の形態について説明する。本発明のゲートウェイ装置は、回線交換のネットワークまたは回線交換プロトコルを使用して実現している音声電話サービスをIMSコアネットワークに接続してIMSが提供するサービスの枠組みの中で音声電話サービスを実現する。本発明のゲートウェイ装置は、IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいてはシーケンス番号またはタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する。このため、端末が移動してロケーションが変化した場合であっても、端末の移動後に、音声パケットの不連続や不要なパケットの送出により端末で聴いている音声が不連続になったり、遅延が増えたり、余分な雑音などが聞こえる等の問題を解消することができる。
本発明のゲートウェイ装置は、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置し回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行う。本発明のゲートウェイ装置は、音声通信する端末のうち片方の端末がモバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記モバイル高速ネットワークに対して出力するパケットにおいて、前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する。本発明によれば、端末が移動してロケーションが変化した場合に、音声が不連続になったり、遅延が増えたり、余分な雑音などが聞こえる、等の問題点を、解消することができる。以下実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるゲートウェイ装置のネットワーク構成と接続形態を示す図である。図1を参照すると、携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワークに接続される既存の音声電話端末である。携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワーク130に接続され、例えばAMR(Adaptive Multi−Rate)音声コーデックを搭載し、音声信号を12.2 kbps(キロビット/秒)のビットレートで圧縮符号化して得たビットストリームを送受信する。ここで、AMR音声コーデックの詳細は例えば3GPP TS26.090規格などを参照することができる。
モバイル回線交換ネットワーク130では、基地局NodeBや無線ネットワーク制御装置RNC(Radio Network Controller)において、AMRストリームを、IuUP(Iu User Plane)回線交換プロトコルに格納した形式で送受信する。また、呼処理信号として、モバイル回線交換ネットワーク130で使用される呼処理信号を出力する。ここで、IuUPプロトコルは3GPP TS25.415規格などを参照することができる。
ゲートウェイ装置110は、モバイル回線交換ネットワーク130およびIMSネットワーク140の両方に接続し、両者の間の音声通信を相互接続する。すなわち、呼制御信号と音声データに関するプロトコルの両者を変換することにより相互接続する。
携帯端末同士の音声電話の場合は、IMSネットワーク140の先に、相手の携帯端末が属する側のゲートウェイ装置115(これはゲートウェイ装置110とミラー構成で入出力が逆になっているのみで動作は同じ)およびモバイル回線交換ネットワーク135および相手側の携帯端末150がつながっている。
携帯端末150は、携帯端末120と同様に、例えばAMR音声コーデックを搭載し、音声信号を例えば12.2kbps(キロビット/秒)のビットレートで圧縮符号化してビットストリームを生成して出力する。
図1において、もともと携帯端末120と携帯端末150が音声通信していたが、携帯端末150は、モバイル回線交換ネットワーク135上を移動して、ロケーションが変更になり、便宜上、155になったが、移動後も携帯端末155と携帯端末120の間で音声通信を継続している場合の構成を示している。
図2、図3は、図1のゲートウェイ装置110の構成を示す図である。図2は、音声データがモバイル回線交換ネットワーク130からIMSネットワーク140への方向に転送されていく場合の構成を示している。図2を参照すると、ゲートウェイ装置110は、呼制御部160と変換部170を備えている。変換部170は、制御・解析部172、プロトコル変換部175、SN・TS変更部178、パケット化部176を備えている。
図3は、音声データがIMSネットワーク140からモバイル回線交換ネットワーク130への方向に転送されていく場合の構成を示している。図3を参照すると、変換部170は、制御・解析部172と、プロトコル変換部175と、ジッタバッファ部177、パケット受信部179を備えている。なお、図1のゲートウェイ装置115は、前述したように、ゲートウェイ装置110と動作は同じで入出力が逆になっているのみであるため、説明は省略する。図2、図3において、呼制御部160と変換部170(制御・解析部172、プロトコル変換部175、SN・TS変更部178、パケット化部176、ジッタバッファ部177、パケット受信部179)の処理・機能は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータで実行されるプログラムにより実現するようにしてもよい。
図1及び図2を参照して、モバイル回線交換ネットワーク130からIMSネットワーク140の方向の構成を説明する。
図2において、呼制御部160は、IMSネットワーク140から呼制御信号(例えばSIP(Session Initiation Protocol)およびSDP(Session Description Protocol))を受信し、回線交換の呼制御信号に変換してモバイル回線交換ネットワーク130に出力する。また、逆方向の変換を行い、モバイル回線交換ネットワーク130から受信した回線交換の呼制御信号を例えばSIPやSDP信号に変換して、IMSネットワーク140に出力する。ここで、SIPやSDPについては、例えばIETF(the Internet Engineering Task Force) RFC3261やRFC2327などをそれぞれ参照できる。
さらに、呼制御部160は、携帯端末150のロケーションに関する情報を受信し、携帯端末150の移動により、ゲートウェイ装置110からIMSネットワーク140側に送出する該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更になるか否かを判別する。
該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更になる場合、呼制御部160は、送出先IPアドレス変更指示をパケット化部176に出力するとともに、移動完了通知を、SN ・TS変更部178に出力する。ここで、SNは、Sequence Number(シーケンス番号)を表し、TSはTime Stamp(タイムスタンプ)である。
呼制御部160は、モバイル回線交換ネットワーク130から入力した呼制御信号に含まれる情報と、IMSネットワーク140から入力した呼制御信号(SIPまたはSDP)に含まれる情報のうち所定の情報をチャネル(回線)毎に、変換部170の制御・解析部172に出力する。
制御・解析部172は、呼制御部160から入力したチャネルごとの情報を比較して、プロトコル変換の必要の有無を判別する。
プロトコル変換が必要な場合に、制御・解析部172は、どのような変換をするかを示す変換情報を、チャネル毎に、プロトコル変換部175に出力する。
プロトコル変換部175は、モバイル回線交換ネットワーク130からIuUP回線交換プロトコルを入力して、プロトコルに格納されている音声の圧縮符号化ビットストリームを読み出す。ここでは、音声の圧縮符号化ビットストリームをAMRで圧縮符号化されたビットストリームとする。
さらに、プロトコル変換部175は、変換情報を制御・解析部172からチャネル毎に入力し、プロトコル変換が必要な場合、AMR圧縮符号化ビットストリームを、変換情報に従い、例えばチャネル毎に、IETF RFC3267で規定されるRTP(Real−time Transport Protocol)ペイロードフォーマットヘッダを構築した上で、ペイロード部分に、前記AMR圧縮符号化ビットストリームを格納する。
ここで、AMR圧縮音声符号化ビットストリームに含まれるフレームタイプ情報は、ビットレートを表すので、RFC3267のコーデック・モードリクエスト(CMR)情報に変換する。
さらにRFC3267でオクテットアラインや他の必要なパラメータを、予め定められた設定値に設定する。
SN・TS変更部178は、一つ前のSNまたはTSを保持しておき、端末が移動してIPアドレスが変更になった場合には、制御・解析部172から移動完了通知を入力し、移動完了通知時に異なるIPアドレスあてに送出するRTPパケットのSNまたはTSが前記保持しておいたSNまたはTSよりも過去にさかのぼったり、同じ値になったりせずに、連続的に変化するように、移動完了通知以降において、必要であれば、SNまたはTSの変更(付け替え)を行なう。
パケット化部176は、プロトコル変換部175から前記RTPペイロードフォーマット情報を入力してRTPパケットに格納する。
パケット化部176は、さらに端末が移動してIPアドレスが変更になる場合には、変更後のIPアドレスを、制御・解析部172から入力し、IPアドレスが変更にならない場合には、これまでのIPアドレスを使用し、当該IPアドレスあてに、RTP/UDP(User Datagram Protocol)/IP(Internet Protocol)を送出する。
図3において、図2と同一要素には同一参照番号が付されており、同一要素は同じ動作をするので、説明は省略する。図3を参照して、IMSネットワーク140からモバイル回線交換ネットワーク130の方向の構成を説明する。
呼制御部160は、携帯端末150のロケーションに関する情報を受信し、携帯端末150の移動によりIMSネットワーク140側から受信する該当チャネルのパケットの送出元IPアドレスが変更になるか否かを判別する。
送出元IPアドレスが変更になる場合は、呼制御部160は、送出元IPアドレス変更指示をパケット受信部179に出力するとともに、移動完了通知をジッタバッファ部177に出力する。
パケット受信部179はIMSネットワーク140からパケットを受信する。携帯端末150が移動することにより、送出元IPアドレスが変更になる場合、パケット受信部179は、制御・解析部172から変更後のIPアドレスを入力し、受信元の方路を切り替えた上で、RTP/UDP/IPパケットを受信する。
ジッタバッファ部177は、パケット受信部179からRTPパケットを入力する。ジッタバッファ部177はRTPパケットのジッタ(遅延のゆらぎ)を取り除く。携帯端末150が移動してIPアドレスが変更になった場合、ジッタバッファ部177は、制御・解析部172から移動完了通知を入力する。移動完了通知受信時に、ジッタバッファまたはTS(タイムスタンプ)またはSN(シーケンス番号)の少なくとも一つの内容をクリアした上で、パケット受信部179から、RTPパケットを入力し、プロトコル変換部175に出力する。
上記の実施例において、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMR以外に、AMR−WBやG.711など、他の周知なコーデックを使用することができる。
また、制御・解析部172を変換部170の中に配置したが、呼制御部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御部160と変換部170は、おのおの別の装置に分離して実現することもできる。このような構成の場合は、呼制御部160と変換部170の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。
次に本発明の第2の実施例について説明する。図4は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図4において、図1と同一の要素には同一の参照符号が付されており、同一要素は図1と同じ動作をするので説明は省略する。
図4において、携帯端末120はモバイル回線交換ネットワーク130に接続されているが、音声通信をしながら、モバイル回線交換ネットワーク130上でロケーションを移動し、携帯端末125の位置まで移動し、移動後も音声通信を継続している。
この場合、ゲートウェイ装置110はIMSネットワーク140に送出するRTPパケットのSNまたはTSのいずれかが携帯端末120の移動直前と直後において連続的に変化していることを実現しなければならない。この場合の構成は、図2と同一であるため、その説明は省略する。
次に、モバイル回線交換ネットワーク130に対し、携帯端末120の移動直前と移動直後において異なる方路にIuUP回線交換プロトコルを送出する必要があり、IuUPのフレーム番号が、移動直前から移動直後以降に、連続的に変化している必要がある。
図5は、図4のゲートウェイ装置110の構成(IMSネットワーク140からモバイル回線交換ネットワーク130の方向の構成)を示す図である。なお、本実施例において、モバイル回線交換ネットワーク130からIMSネットワーク140への方向の構成は、図2と同一とされる。
本実施例のゲートウェイ装置110は、IuUPのフレーム番号が移動直前から移動直後以降、連続的に変化するという機能を実現する。
図5において、図3と同一の要素には同一の参照番号が付されている。同一の参照番号の構成要素は、図3と同じ動作をするので説明は省略する。図5を参照すると、本実施例において、制御・解析部172は、携帯端末120の移動完了通知を、ジッタバッファ部177とプロトコル変換部200とに出力する。
図5において、プロトコル変換部200は、受信したパケットからモバイル回線交換ネットワーク130に出力するためのIuUPプロトコルに変換するが、IuUPプロトコルに含まれるフレーム番号が連続的に変化するように処置を施す。
具体的には、プロトコル変換部200は、少なくとも1つ前のフレーム番号をメモリに記憶しておく。移動完了通知を制御・解析部172から入力した場合は、移動完了通知受信直後のIuUPフレーム番号をチェックし、メモリ(不図示)に記憶しておいた移動完了通知入力直前のフレーム番号から連続的に変化していることを確認する。もし、連続的に変化していない場合(例えばフレーム番号が過去に遡っている、フレーム番号が同じ値になっているなど)、プロトコル変換部200は、フレーム番号が連続になるように付け替える処理を行った上で、IuUPプロトコルをモバイル回線交換ネットワーク130に送出する。
本発明の第2の実施例では、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMRやG.711以外に、他の周知なコーデックを使用することができる。また、制御・解析部172を変換部270の中に配置したが、呼制御部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御部160と変換部270は、おのおの別の装置に分離して配置させることもできる。このような構成の場合は、呼制御部160と変換部270の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。図5において、呼制御部160と変換部270(制御・解析部172、プロトコル変換部200、ジッタバッファ部177、パケット受信部179)の処理・機能は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータで実行されるプログラムにより実現するようにしてもよい。
次に本発明の第3の実施例について説明する。本実施例では、図1の構成において、携帯端末120と、携帯端末150(携帯端末155)の音声圧縮符号化方式が異なっている。そのためにゲートウェイ装置110の構成が図2の構成と相違している。図6は、本実施例のゲートウェイ装置110の構成を示す図である。なお、図6において、図2と同一の要素には、同一の参照番号が付されている。
図6を参照すると、変換部250には、プロトコル変換部175とSN・TS変更部178の間に、音声トランスコーダ190が追加されている。音声トランスコーダ190は、プロトコル変換部175とSN・TS変更部178の間に挿入されている。音声トランスコーダ190以外は、図2の構成と同じである。
音声トランスコーダ190は、制御・解析部172からの変換指示にもとづき、音声圧縮符号化方式の変換を行う。
ここでは、一例として、モバイル回線交換ネットワーク130側の携帯端末120にはAMRが搭載され、携帯端末150(または携帯端末155)にはG.711が搭載されている場合を想定する。この場合、音声トランスコーダ190は、AMRとG.711の間の音声圧縮符号化方式の変換を行う。
本発明の第3の実施例において、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMRやG.711以外に、他の周知なコーデックを使用することができる。また、制御・解析部172を変換部250の中に配置したが、呼制御部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御部160と変換部250は、おのおの別の装置に分離して配置させることもできる。このような構成の場合は、呼制御部160と変換部250の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。図6において、呼制御部160と変換部250(制御・解析部172、プロトコル変換部175、音声トランスコーダ190、SN・TS変更部178、パケット化部176)の処理・機能は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータで実行されるプログラムにより実現するようにしてもよい。
図7は、本実施例において、IMSネットワーク140からモバイル回線交換ネットワーク130方向の構成を示している。図7において、図3と同一の要素には、同一の参照番号が付されている。図7を参照すると、本実施例のゲートウェイ回路110は、ジッタバッファ部177とプロトコル変換部175の間に、音声トランスコーダ190を備えた点が、図3の構成と相違している。
図7において、音声トランスコーダ190は、制御・解析部172からの変換指示にもとづき、音声圧縮符号化方式の変換を行う。ここでは、一例として、モバイル回線交換ネットワーク130側の携帯端末120にはAMRが搭載され、携帯端末150(または携帯端末155)にはG.711が搭載されている場合を想定する。この場合、音声トランスコーダ190は、AMRとG.711の間の音声圧縮符号化方式の変換を実施する。
本実施例において、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMRやG.711以外に、他の周知なコーデックを使用することができる。また、制御・解析部172を変換部250の中に配置したが、呼制御部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御部160と変換部250は、おのおの別の装置に分離して配置させることもできる。このような構成の場合は、呼制御部160と変換部250の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。
なお、図5のゲートウェイの構成に対しても、図7のように音声トランスコーダ190をプロトコル変換部200とジッタバッファ部177の間に配置し、音声トランスコーダ190に対し、制御・解析部172からトランスコーダへの制御信号を入力する構成をとることができる。図7において、呼制御部160と変換部250(制御・解析部172、プロトコル変換部175、音声トランスコーダ190、ジッタバッファ部177、パケット受信部179)の処理・機能は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータで実行されるプログラムにより実現するようにしてもよい。
前記した各実施例によれば、以下の作用効果を奏する。
モバイル回線交換ネットワークで実現している音声電話サービスをIMSネットワーク 上で実現することができる、すなわち、回線交換プロトコルフレーム信号とIMSネットワークのパケット信号との相互接続を実現し、音声通信を維持できる。
端末が移動してロケーションを移動した場合に、本発明のゲートウェイ装置によれば、端末の移動後に音声パケットの不連続や不要なパケットの送出により、端末で聞いている音声が不連続になったり、遅延が増えたり余分な雑音などが聞こえる、などの問題を解決して、クリーンな音声通信を実現できる。
さらに、前記端末同士で音声の圧縮符号化方式が異なる場合であっても、ゲートウェイ装置で音声圧縮符号化方式も変換することにより、端末を改造することなく、音声通信の相互接続を実現することができる。
なお、本発明は、上記実施例で説明した、モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置されたゲートウェイ装置への適用にのみ限定されるものでなく、例えばモバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置されたゲートウェイ装置に対しても同様にして適用可能である。ここで、モバイル高速ネットワークは、例えばLTE(Long Term Evolution)、EPC(Evolved Packet Core)、UM(Ultra Mobile Broadband)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSPA(High Speed Packet Access)、WiMaxの少なくとも一つを含むネットワークである。以下に、モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され、回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置の実施例について説明する。
図8は、本発明の第1の実施例のゲートウェイ装置のネットワーク構成と接続形態を示す図である。図8において、携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワークに接続される既存の音声電話端末である。携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワーク130に接続され、例えばAMR(Adaptive Multi−Rate)音声コーデックを搭載し音声信号を12.2kbps(キロビット/秒)のビットレートで圧縮符号化して得たビットストリームを送受信する。ここで、AMR音声コーデックの詳細は例えば3GPP(Third generation Partner Project) TS26.090規格などを参照することができる。
モバイル回線交換ネットワーク130では、無線基地局(NodeB)や無線ネットワーク制御装置(RNC(Radio Network Controller))においてAMRストリームをIuUP(Iu User Plane)回線交換プロトコルに格納した形式で送受信する。また、呼処理信号としてモバイル回線交換ネットワークで使用される呼処理信号を出力する。ここで、IuUPプロトコルは3GPP TS25.415規格などを参照することができる。
携帯端末150は、IPベースのモバイル高速ネットワーク140’(例えば、LTEやEPCやUMやHSDPAやHSPAやモバイルWiMax等)に接続されるVoIP音声端末を示している。
携帯端末150は、例えばAMR音声コーデックを搭載し音声信号を例えば12.2kbpsのビットレートで圧縮符号化してビットストリームを生成する。さらに前記ビットストリームをRTP(Real−time Transport Protocol)に格納しRTPパケットを生成した上でモバイル高速ネットワーク140’に接続し、RTPパケットをUDP(User Datagram Protocol)/IP(Internet Protocol)上で送受信する。ここで、AMRビットストリームをRTPパケット化する場合に、RTPペイロードフォーマットが必要であり、これについては、例えば、IETF(the Internet Engineering Task Force) RFC3267規格を参照することができる。また、このようなVoIP端末の機能の詳細については、3GPP TS26.114規格を参照することができる。
ゲートウェイ装置110は、モバイル回線交換ネットワーク130およびモバイル高速ネットワーク140’の両方に接続し、両者の間の音声通信を相互接続する。すなわち、呼制御信号と音声データに関するプロトコルの両者を変換することにより相互接続する。具体的には、ゲートウェイ装置110は、モバイル高速ネットワーク140’が一例としてEPCやLTEの場合は、PGWまたはPDN−GW(Packet Data Network Gateway)などとの間で呼制御信号やパケットをやりとりする。ゲートウェイ装置110は、モバイル回線交換ネットワーク130との間は、MSC(Mobile Switching Center)などとの間で呼制御信号や音声信号をやりとりする。ここでPDN−GWの詳細は、例えば3GPPTS23.401規格を参照することができる。
図8では、もともと携帯端末150と携帯端末120が音声通信していたが、携帯端末150はモバイル高速ネットワーク140’上で移動しロケーションが変更になり便宜上155になり、移動後も155と120間で音声通信を継続している場合の構成を示している。
本発明の第4の実施例のゲートウェイ装置110の構成は、図2、図3と同様とされる。図2は、音声データがモバイル回線交換ネットワーク130からモバイル高速ネットワーク140’への方向に転送されていく場合の構成を示している。図2を参照すると、ゲートウェイ装置110は、呼制御部160と変換部170を備えている。変換部170は、制御・解析部172、プロトコル変換部175、SN(シーケンス番号)・TS(タイムスタンプ)変更部178、パケット化部176を備えている。
図3は、音声データがモバイル高速ネットワーク140’からモバイル回線交換ネットワーク130への方向に転送されていく場合の構成を示している。図3を参照すると、変換部170は、制御・解析部172と、プロトコル変換部175と、ジッタバッファ部177、パケット受信部179を備えている。図2、図3において、呼制御部160と変換部170(制御・解析部172、プロトコル変換部175、SN・TS変更部178、パケット化部176、ジッタバッファ部177、パケット受信部179)の処理・機能は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータで実行されるプログラムにより実現するようにしてもよい。
図8、図2を参照して、モバイル回線交換ネットワーク130からモバイル高速ネットワーク140’の方向の構成を説明する。図2において、呼制御部160は、モバイル高速ネットワーク140’から呼制御信号(例えばSIP(Session Initiation Protocol)およびSDP(Session Description Protocol))を受信し、回線交換の呼制御信号に変換してモバイル回線交換ネットワーク130に出力する。
また、呼制御部160は、逆方向の変換を行い、モバイル回線交換ネットワーク130から受信した回線交換の呼制御信号を例えばSIPやSDP信号に変換して、モバイル高速ネットワーク140’に出力する。ここで、SIPやSDPについては、例えばIETF RFC3261やRFC2327などをそれぞれ参照できる。
さらに、呼制御部160は、携帯端末150のロケーションに関する情報を受信し、携帯端末150の移動により、ゲートウェイからモバイル高速ネットワーク140’側に送出する該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更になるか否かを判別する。
該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更になる場合、呼制御部160は、送出先IPアドレス変更指示をパケット化部176に出力するとともに、移動完了通知をSN (Sequence Number:シーケンス番号)・TS(Time Stamp:タイムスタンプ)変更部178に出力する。
呼制御部160は、モバイル回線交換ネットワーク130から入力した呼制御信号に含まれる情報と、モバイル高速ネットワーク140’から入力したSIPまたはSDPに含まれる情報のうち、必要な情報を、チャネル(回線)毎に、変換部170に搭載された制御・解析部172に出力する。
制御・解析部172は、呼制御部160から入力したチャネルごとの前記の情報を比較して、プロトコル変換が必要がどうかを判別し、変換が必要な場合に、どのような変換をするかの変換情報を、チャネル毎に、プロトコル変換部175に出力する。
プロトコル変換部175は、モバイル回線交換ネットワーク130からIuUP回線交換プロトコルを入力して、前記プロトコルに格納されている音声の圧縮符号化ビットストリームを読み出す。ここではAMRで圧縮符号化されたビットストリームであるとする。
さらに、プロトコル変換部175は、変換情報を制御・解析部172からチャネル毎に入力する。プロトコル変換が必要な場合には、プロトコル変換部175は、AMR圧縮符号化ビットストリームを、該変換情報に従い、例えば、チャネル毎に、IETF RFC3267で規定されるRTPペイロードフォーマットヘッダを構築した上で、ペイロード部分に前記AMR圧縮符号化ビットストリームを格納する。
ここで、AMR圧縮音声符号化ビットストリームに含まれるフレームタイプ情報はビットレートを表すので、RFC3267のコーデックモードリクエスト(CMR)情報に変換する。
プロトコル変換部175は、さらにRFC3267でオクテットアラインや他の必要なパラメータを、予め定められた設定値に設定する。
SN・TS変更部178は、携帯端末150が移動してIPアドレスが変更になった場合は制御・解析部172から移動完了通知を入力し、移動直前のタイミングでのSN(シーケンス番号)またはTS(タイムスタンプ)を保持しておき、移動完了通知時に異なるIPアドレスあてに送出するRTPパケットのSNまたはTSが前記保持しておいたSNまたはTSから連続的に変化するように、移動完了通知以降において、SNまたはTSの変更(付け替え)を行う。
パケット化部176は、プロトコル変換部175から前記RTPペイロードフォーマット情報を入力してRTPパケットに格納する。さらに、携帯端末150が移動して、IPアドレスが変更になる場合、パケット化部176は、変更後のIPアドレスを制御・解析部172から入力し、変更にならない場合には、これまでのIPアドレスを使用し、当該IPアドレスあてに、RTP/UDP/IPを送出する。
次に、図8、図3を参照して、モバイル高速ネットワーク140’からモバイル回線交換ネットワーク130の方向の構成を説明する。呼制御部160は、携帯端末150のロケーションに関する情報を受信し、携帯端末150の移動によりモバイル高速ネットワーク140’側から受信する該当チャネルのパケットの送出元IPアドレスが変更になるか否かを判別する。
該当チャネルのパケットの送出元IPアドレスが変更になる場合、呼制御部160は、送出元IPアドレス変更指示をパケット受信部179に出力するとともに、移動完了通知をジッタバッファ部177に出力する。
パケット受信部179は、モバイル高速ネットワーク140’からパケットを受信する。携帯端末150が移動することにより、送出元IPアドレスが変更になる場合、パケット受信部179は、制御・解析部172から変更後のIPアドレスを入力し、受信元の方路を切り替えた上で、RTP/UDP/IPパケットを受信する。
ジッタバッファ部177は、パケット受信部179からRTPパケットを入力する。ジッタバッファ部177はRTPパケットのジッタ(遅延のゆらぎ)を取り除く。携帯端末150が移動してIPアドレスが変更になった場合、ジッタバッファ部177は、制御・解析部172から移動完了通知を入力し、移動完了通知受信時に、ジッタバッファ、またはRTPタイムスタンプまたはRTPシーケンス番号の少なくとも一つをクリアした上でパケット受信部179からRTPパケットを入力する。
上記の実施例において、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMR以外に、AMR−WBやG.711など、他の周知なコーデックを使用することができる。モバイル高速ネットワークとやりとりするパケットのプロトコルはRTPとしたが、別のプロトコル(例えばGTP−Uなど)としてもよい。
また、制御・解析部172を変換部170の中に配置したが、呼制御部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御部160と変換部170は、おのおの別の装置に分離して実現することもできる。このような構成の場合は、呼制御部160と変換部170の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。
次に本発明の第5の実施例について説明する。図9は、本発明の第5の実施例の構成を示す図である。図9において、図8と同一の要素には同一の参照符号が付されており、同一要素は図8と同じ動作をするので説明は省略する。
図9において、携帯端末120は、モバイル回線交換ネットワーク130上でロケーションを移動し携帯端末125の位置まで移動したと想定する。この場合、ゲートウェイ装置110は、モバイル回線交換ネットワーク130に対し、携帯端末120の移動前と移動後において異なる方路にIuUP回線交換プロトコルを送出する必要がある。
本実施例のゲートウェイ装置110の構成(モバイル高速ネットワーク140’からモバイル回線交換ネットワーク130の方向の構成)は、図5と同様とされる。なお、本実施例において、モバイル回線交換ネットワーク130からモバイル高速ネットワーク140’への方向の構成は、図2と同一とされる。
図5において、図3と同一の要素には、同一の参照番号が付されている。同一の参照番号の構成要素は、図3と同じ動作をするので説明は省略する。
図5を参照すると、本実施例において、制御・解析部172は、携帯端末120の移動完了通知をジッタバッファ部177とプロトコル変換部200とに出力する。
プロトコル変換部200は、パケットからモバイル回線交換ネットワーク130に出力するためのIuUPプロトコルに変換するが、IuUPプロトコルに含まれるフレーム番号が連続的に変化するように処置を施す。
具体的には、プロトコル変換部200は、少なくとも1つ前のフレーム番号をメモリ(不図示)に記憶しておく。
移動完了通知を制御・解析部172から入力した場合、プロトコル変換部200は、移動完了通知受信直後のIuUPフレーム番号をチェックし、メモリに記憶しておいた移動完了通知入力直前のフレーム番号から連続的に変化していることを確認する。もしそのようになっていない場合(例えばフレーム番号が過去に遡っている、フレーム番号が同じ値になっているなど)、プロトコル変換部200は、フレーム番号が連続になるように付け替える処理を行った上で、IuUPプロトコルをモバイル回線交換ネットワーク130に送出する。
本発明の第5の実施例では、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMRやG.711以外に、他の周知なコーデックを使用することができる。モバイル高速ネットワークとやりとりするパケットのプロトコルはRTPとしたが、別のプロトコル(例えばGTP−Uなど)としてもよい。
また、制御・解析部172を変換部270の中に配置したが、呼制御部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御部160と変換部270は、おのおの別の装置に分離して配置させることもできる。このような構成の場合は、呼制御部160と変換部270の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。図5において、呼制御部160と変換部270(制御・解析部172、プロトコル変換部200、ジッタバッファ部177、パケット受信部179)の処理・機能は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータで実行されるプログラムにより実現するようにしてもよい。
次に本発明の第6の実施例について説明する。本実施例では、図8の構成において、携帯端末120と携帯端末150(携帯端末155)との音声圧縮符号化方式が異なっている。そのためにゲートウェイ装置110の構成が図2の構成と異なる。本実施例のゲートウェイ装置110は、図6に示した構成とされる。
図6において、変換部250には、プロトコル変換部175と、SN・TS変更部178の間に、音声トランスコーダ190が追加されている。音声トランスコーダ190以外は、図2の構成と同じである。
音声トランスコーダ190は、制御・解析部172からの変換指示にもとづき、音声圧縮符号化方式の変換を行う。ここでは一例として、モバイル回線交換ネットワーク130側の携帯端末120にはAMRが搭載され、モバイル高速ネットワーク140’側の携帯端末150(または携帯端末155)にはG.711が搭載さている場合を想定する。この場合、音声トランスコーダ190はAMRとG.711の間の音声圧縮符号化方式の変換を実施する。
本発明の第6の実施例において、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMRやG.711以外に、他の周知なコーデックを使用することができる。また、モバイル高速ネットワークとやりとりするパケットのプロトコルはRTPとしたが、別のプロトコル(例えばGTP−Uなど)としてもよい。
また、制御・解析部172を変換部250の中に配置したが、呼制御部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御部160と変換部250は、おのおの別の装置に分離して配置させることもできる。このような構成の場合は、呼制御部160と変換部250の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。
図6において、呼制御部160と変換部250(制御・解析部172、プロトコル変換部175、音声トランスコーダ190、SN・TS変更部178、パケット化部176)の処理・機能は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータで実行されるプログラムにより実現するようにしてもよい。
本実施例において、モバイル高速ネットワーク140’からモバイル回線交換ネットワーク130方向のゲートウェイの構成は、図7に示した構成とされる。
図7を参照すると、本実施例のゲートウェイ回路110は、ジッタバッファ部177とプロトコル変換部175の間に、音声トランスコーダ190を備えている。
音声トランスコーダ190は、制御・解析部172からの変換指示にもとづき、音声圧縮符号化方式の変換を行う。ここでは、一例として、モバイル回線交換ネットワーク130側の携帯端末120には、AMRが搭載され、モバイル高速ネットワーク140’側の携帯端末150(または携帯端末155)には、G.711が搭載さている場合を想定する。この場合、音声トランスコーダ190は、AMRとG.711の間の音声圧縮符号化方式の変換を行う。
本発明の第6の実施例において、音声の圧縮符号化ビットストリームの生成に使用する音声コーデックは、前記したAMRやG.711以外に、他の周知なコーデックを使用することができる。
本実施例では、モバイル高速ネットワークとやりとりするパケットのプロトコルはRTPとしたが、別のプロトコル(例えばGTP−Uなど)としてもよい。
また、本実施例では、制御・解析部172を変換部250の中に配置したが、呼制御部160の中に配置するようにしてもよい。
さらに、呼制御部160と変換部250は、おのおの別の装置に分離して配置させることもできる。このような構成の場合は、呼制御部160と変換部250の間の制御信号のやりとりは、例えば、ITU−T H.248 MEGACOプロトコルを使用することができる。図7において、呼制御部160と変換部250(制御・解析部172、プロトコル変換部175、音声トランスコーダ190、ジッタバッファ部177、パケット受信部179)の処理・機能は、ゲートウェイ装置110を構成するコンピュータで実行されるプログラムにより実現するようにしてもよい。
前記第4乃至第6の実施例によれば、以下の作用効果を奏する。
モバイル回線交換ネットワークに接続された携帯端末と、モバイル高速ネットワークに接続されたVoIP端末との間の相互接続を可能にし、どの組み合わせであっても、端末を改造することなく、音声通信の相互接続を実現することができる。
また、前記端末同士で音声の圧縮符号化方式が異なる場合であっても、ゲートウェイ装置で音声圧縮符号化方式も変換することにより、端末を改造することなく、音声通信の相互接続を実現することができる。
さらに、端末が移動してロケーションを移動した場合に、端末の移動後に音声パケットの不連続や不要なパケットの送出により、端末で聞いている音声が不連続になったり、遅延が増えたり余分な雑音などが聞こえる、等の問題を解決し、クリーンな音声通信を実現できる。
なお、上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
以下に本発明を付記する。
付記1
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され、回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し、音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいてシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えた、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
付記2
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され、回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記IMSネットワークからパケットを受信して回線交換プロトコルに変換し前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記端末の移動完了時に、
前記パケットを受信する受信バッファ、
ジッタバッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で、前記パケットを受信するように制御する手段を備えた、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
付記3
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され、回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えた、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
付記4
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され、回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力するIuUP(Iu User Plane)プロトコル上のフレーム番号が、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えた、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
付記5
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末と、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末の音声圧縮符号化方式が互いに異なる場合、音声圧縮符号化方式の変換を行う、ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
付記6
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいてシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
付記7
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記IMSネットワークからパケットを受信して回線交換プロトコルに変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記端末の移動完了時に、
前記パケットを受信する受信バッファ、
ジッタバッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するように制御する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
付記8
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいては前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
付記9
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力するIuUP(Iu User Plane)プロトコル上のフレーム番号が前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
付記10
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末と、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末の音声圧縮符号化方式が互いに異なる場合、音声圧縮符号化方式の変換を行う、ことを特徴とする付記5乃至9のいずれか1項に記載のゲートウェイ方法。
付記11
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいてシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラム。
付記12
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記IMSネットワークからパケットを受信して回線交換プロトコルに変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末がロケーションを移動した場合に、
前記端末の移動完了時に、
前記パケットを受信する受信バッファ、
ジッタバッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で、前記パケットを受信するように制御する処理を実行させるプログラム。
付記13
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記IMSネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラム。
付記14
モバイル回線交換ネットワークとIMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとIMS上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力するIuUP(Iu User Plane)プロトコル上のフレーム番号が、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラム。
付記15
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末と、前記IMSネットワーク側の先に接続される端末の音声圧縮符号化方式が互いに異なる場合、音声圧縮符号化方式を変換する処理を、前記コンピュータに実行させる付記11乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。
付記16
呼制御部と変換部を備え、
前記変換部は、
制御・解析部と、
前記IMSネットワークと前記モバイル回線交換ネットワークのプロトコル変換を行うプロトコル変換部と、
前記IMSネットワーク向けのパケットのシーケンス番号とタイムスタンプ変更を変更するシーケンス番号・タイムスタンプ変更部と、
送信データをパケット化するパケット化部と、
前記IMSネットワークからの受信パケットを受信するパケット受信部と、
受信パケットの遅延のゆらぎを取り除くジッタバッファ部と、
を備え、
前記呼制御部は、前記IMSネットワークと前記モバイル回線交換ネットワークの一方のネットワークから受信した呼制御信号を他方のネットワークの呼制御信号に変換して他方のネットワークに出力し、
前記端末のロケーションに関する情報を受信し前記端末の移動によりゲートウェイ装置からIMSネットワーク側に送出する該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更となるか否かを判別し、
該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更になる場合、送出先IPアドレス変更指示を、前記パケット化部に出力するとともに、移動完了通知を、前記シーケンス番号・タイムスタンプ変更部に出力し、
さらに、前記モバイル回線交換ネットワークと前記IMSネットワークから入力した呼制御信号の情報を前記変換部の前記制御・解析部に出力し、
前記制御・解析部は、前記呼制御部から入力した情報に基づき、プロトコル変換の必要の有無を判別し、プロトコル変換が必要な場合には、変換情報を、チャネル毎に、前記プロトコル変換部に出力し、
前記シーケンス番号・タイムスタンプ変更部は、一つ前のシーケンス番号又はタイムスタンプを保持しておき、前記端末が移動してIPアドレスが変更になった場合には、前記制御・解析部から移動完了通知を入力し、移動完了通知時に異なるIPアドレスあてに送出するパケットのシーケンス番号又はタイムスタンプが、前記保持しておいたシーケンス番号又はタイムスタンプと連続的に変化するように設定し、
前記パケット化部は、前記端末が移動してIPアドレスが変更になる場合には、変更後のIPアドレスを、前記制御・解析部から入力し前記IPアドレスあてにパケットを送出する、ことを特徴とする付記1記載のゲートウェイ装置。
付記17
前記呼制御部は、前記端末のロケーションに関する情報を受信し、前記端末の移動によりIMSネットワーク側から受信する該当チャネルのパケットの送出元IPアドレスが変更になるかどうかを判別し、
送出元IPアドレスが変更になる場合は、前記呼制御部は、送出元IPアドレス変更指示を前記パケット受信部に出力するとともに、移動完了通知を前記ジッタバッファ部に出力し、
前記パケット受信部は、前記IMSネットワークからパケットを受信し、前記端末が移動することにより、送出元IPアドレスが変更になる場合には、前記制御・解析部から変更後のIPアドレスを入力し受信元の方路を切り替えた上でパケットを受信し、
前記ジッタバッファ部は、前記パケット受信部からパケットを入力し、前記端末が移動してIPアドレスが変更になった場合には、前記制御・解析部から移動完了通知を入力し、移動完了通知受信時に、前記ジッタバッファ部又はタイムスタンプ又はシーケンス番号の少なくとも一つの内容をクリアした上で、前記パケット受信部からパケットを入力し、前記プロトコル変換部に出力する、ことを特徴とする付記16記載のゲートウェイ装置。
付記18
前記プロトコル変換部は、前記IMSネットワークからのパケットから前記モバイル回線交換ネットワークに出力するためのIuUP(Iu User Plane)プロトコルに変換し、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記制御・解析部は、前記端末の移動完了通知を、前記ジッタバッファ部と前記プロトコル変換部に出力し、
前記プロトコル変換部は、移動完了通知が前記制御・解析部から入力された場合には、前記移動完了通知受信直後のIuUPフレーム番号をチェックし、IuUPフレーム番号が移動完了通知入力直前のフレーム番号から連続的に変化しているか確認し、
IuUPフレーム番号が連続的に変化していない場合には、IuUPフレーム番号が連続になるように付け替える処理を行った上で、IuUPプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに送出する、ことを特徴とする付記16記載のゲートウェイ装置。
付記19
前記プロトコル変換部と、前記シーケンス番号・タイムスタンプ変更部の間に、音声圧縮符号化方式の変換を行う音声トランスコーダを備えたことを特徴とする付記16記載のゲートウェイ装置。
付記20
前記ジッタバッファ部と前記プロトコル変換部の間に、音声圧縮符号化方式の変換を行う音声トランスコーダを備えたことを特徴とする付記19記載のゲートウェイ装置。
付記21
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えた、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
付記22
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークからパケットを受信してプロトコルを変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、
前記端末の移動完了時に、
前記端末からパケットを受信する受信バッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するように制御する手段を備えた、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
付記23
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続する端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力する回線交換プロトコル上のフレーム番号が前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えた、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
付記24
前記モバイル回線交換ネットワークと前記モバイル高速ネットワークの各々に接続される端末の音声圧縮符号化方式が互いに異なる場合、音声圧縮符号化方式の変換を行う、ことを特徴とする付記21乃至23のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
付記25
前記モバイル高速ネットワークが、LTE(Long Term Evolution)、EPC(Evolved Packet Core)、UM(Ultra Mobile Broadband)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSPA(High Speed Packet Access)、WiMaxの少なくとも一つを含むネットワークである、ことを特徴とする付記21から付記24のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
付記26
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するようにした、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
付記27
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークからパケットを受信してプロトコルを変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、
前記端末の移動完了時に、
前記端末からパケットを受信する受信バッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するようにした、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
付記28
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続する端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力する回線交換プロトコル上のフレーム番号が前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するようにした、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
付記29
前記モバイル回線交換ネットワークと前記モバイル高速ネットワークの各々に接続される端末の音声圧縮符号化方式が互いに異なる場合、ゲートウェイで音声圧縮符号化方式の変換を行う、ことを特徴とする付記26乃至28のいずれか1項に記載のゲートウェイ方法。
付記30
前記モバイル高速ネットワークが、LTE(Long Term Evolution)、EPC(Evolved Packet Core)、UM(Ultra Mobile Broadband)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSPA(High Speed Packet Access)、WiMaxの少なくとも一つを含むネットワークである、ことを特徴とする付記26乃至29のいずれか1項に記載のゲートウェイ方法。
付記31
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークに対して出力するパケットにおいて前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラム。
付記32
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル高速ネットワークに接続する端末が前記モバイル高速ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル高速ネットワークからパケットを受信してプロトコルを変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、
前記端末の移動完了時に、
前記端末からパケットを受信する受信バッファ、
タイムスタンプ、
シーケンス番号
の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するように制御する処理を実行させるプログラム。
付記33
モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークとの間に配置され回線交換のプロトコルとパケット上のプロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ装置を構成するコンピュータに、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続する端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、
前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力する回線交換プロトコル上のフレーム番号が前記端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する処理を実行させるプログラム。
付記34
前記モバイル回線交換ネットワークと前記モバイル高速ネットワークの各々に接続される端末の音声圧縮符号化方式が互いに異なる場合、音声圧縮符号化方式を変換する処理を前記コンピュータに実行させる付記31乃至33のいずれか1項に記載のプログラム。
付記35
前記モバイル高速ネットワークが、LTE(Long Term Evolution)、EPC(Evolved Packet Core)、UM(Ultra Mobile Broadband)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、HSPA(High Speed Packet Access)、WiMaxの少なくとも一つを含むネットワークである、付記31乃至34のいずれか1項に記載のプログラム。

付記36
呼制御部と変換部を備え、
前記変換部は、制御・解析部と、
前記モバイル高速ネットワークと前記モバイル回線交換ネットワークの間のプロトコルの変換を行うプロトコル変換部と、
パケットのシーケンス番号とタイムスタンプ変更を変更するシーケンス番号・タイムスタンプ変更部と、
前記モバイル高速ネットワーク向けの送信データをパケット化するパケット化部と、
前記モバイル高速ネットワークからの受信パケットを受信するパケット受信部と、
前記受信パケットの遅延のゆらぎを取り除くジッタバッファ部と、
を備え、
前記呼制御部は、前記モバイル高速ネットワークとモバイル回線交換ネットワークの一方のネットワークから受信した呼制御信号を、他方のネットワークの呼制御信号に変換して他方のネットワークに出力し、
前記端末のロケーションに関する情報を受信し前記端末の移動によりゲートウェイ装置から前記モバイル高速ネットワーク側に送出する該当チャネルのパケットのIPアドレスが変更となるか否かを判別し、
該当チャネルのパケットの変更になる場合、送出先IPアドレス変更指示を、前記パケット化部に出力するとともに、移動完了通知を、前記シーケンス番号・タイムスタンプ変更部に出力し、
さらにモバイル回線交換ネットワークと前記モバイル高速ネットワークから入力した呼制御信号の情報を変換部の制御・解析部に出力し、
前記制御・解析部は、前記呼制御部から入力した情報に基づき、プロトコル変換の必要の有無を判別し、プロトコル変換が必要な場合には、変換情報を、チャネル毎に、プロトコル変換部に出力し、
前記シーケンス番号・タイムスタンプ変更部は、一つ前のシーケンス番号またはタイムスタンプを保持しておき、前記端末が移動してIPアドレスが変更になった場合には、前記制御・解析部から移動完了通知を入力し、移動完了通知時に異なるIPアドレスあてに送出するパケットのシーケンス番号またはタイムスタンプが、前記保持しておいたシーケンス番号またはタイムスタンプと連続的に変化するように設定し、
前記パケット化部は、前記端末が移動してIPアドレスが変更になる場合には、変更後のIPアドレスを前記制御・解析部から入力し前記IPアドレスあてにパケットを送出する、ことを特徴とする付記21記載のゲートウェイ装置。
付記37
前記呼制御部は、前記端末のロケーションに関する情報を受信し、前記端末の移動により前記モバイル高速ネットワーク側から受信する該当チャネルのパケットの送出元IPアドレスが変更になるかどうかを判別し、
送出元IPアドレスが変更になる場合は、前記呼制御部は、送出元IPアドレス変更指示をパケット受信部に出力するとともに、移動完了通知を前記ジッタバッファ部に出力し、
前記パケット受信部は、前記モバイル高速ネットワークからパケットを受信し、前記端末が移動することにより、送出元IPアドレスが変更になる場合には、前記制御・解析部から変更後のIPアドレスを入力し受信元の方路を切り替えた上でパケットを受信し、
前記ジッタバッファ部は、前記パケット受信部からパケットを入力し、前記端末が移動してIPアドレスが変更になった場合には、前記制御・解析部から移動完了通知を入力し、移動完了通知受信時に、前記ジッタバッファ部またはタイムスタンプまたはシーケンス番号の少なくとも一つの内容をクリアした上で、前記パケット受信部からパケットを入力し、前記プロトコル変換部に出力する、ことを特徴とする付記36記載のゲートウェイ装置。
付記38
前記プロトコル変換部は、前記モバイル高速ネットワークからのパケットから前記モバイル回線交換ネットワークに出力するためのIuUP(Iu User Plane)プロトコルに変換し、
前記モバイル回線交換ネットワークに接続される端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記制御・解析部は、前記端末の移動完了通知を、前記ジッタバッファ部と前記プロトコル変換部に出力し、
前記プロトコル変換部は、移動完了通知が前記制御・解析部から入力された場合は、前記移動完了通知受信直後のIuUPフレーム番号をチェックし、移動完了通知入力直前のフレーム番号から連続的に変化しているか確認し、
IuUPフレーム番号が連続的に変化していない場合には、IuUPフレーム番号が連続になるように付け替える処理を行った上で、IuUPプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに送出する、ことを特徴とする付記36記載のゲートウェイ装置。
付記39
前記プロトコル変換部と、前記シーケンス番号・タイムスタンプ変更部の間に、音声圧縮符号化方式の変換を行う音声トランスコーダを備えたことを特徴とする付記36記載のゲートウェイ装置。
付記40
前記ジッタバッファ部と前記プロトコル変換部の間に、音声圧縮符号化方式の変換を行う音声トランスコーダを備えたことを特徴とする付記39記載のゲートウェイ装置。
110、115 ゲートウェイ装置
120、125、150、155 携帯端末
130、135 モバイル回線交換ネットワーク
140 IMSネットワーク
140’ モバイル高速ネットワーク
160 呼制御部
170、250、270 変換部
172 制御・解析部
175、200 プロトコル変換部
176 パケット化部
177 ジッタバッファ部
178 SN・TS変更部
179 パケット受信部
190 音声トランスコーダ

Claims (10)

  1. モバイル回線交換ネットワークとパケット通信ネットワークとの間に配置され、回線交換プロトコルとパケット通信プロトコルとを相互に変換し、音声通信を行うゲートウェイ装置であって、
    前記パケット通信ネットワーク、又は、
    前記パケット通信ネットワークの先のネットワーク
    に接続される第1の端末がロケーションを移動した場合に、前記第1の端末に向け前記パケット通信ネットワークに対して出力するパケットにおいてシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記第1の端末の移動前と移動後で連続的に変化するように制御する手段を備えた、ことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記パケット通信ネットワークからパケットを受信して回線交換プロトコルに変換し前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記第1の端末がロケーションを移動した場合に、
    前記第1の端末の移動完了時に、
    前記パケットを受信する受信バッファ、
    ジッタバッファ、
    タイムスタンプ、
    シーケンス番号
    の少なくとも一つをクリアした上で、前記パケットを受信するように制御する手段を備えた、ことを特徴とする請求項1記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記モバイル回線交換ネットワークに接続される第2の端末が、前記第1の端末と音声通信を行い、前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記第1の端末に向け前記パケット通信ネットワークに対して出力するパケットにおいて、前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記第2の端末の移動前と移動後で、連続的に変化するように制御する手段を備えた、ことを特徴とする請求項1又は2記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記第2の端末が前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記第2の端末に向け前記モバイル回線交換ネットワークに対して出力する回線交換プロトコル上のフレームの番号が、前記第2の端末の移動前と移動後で、連続的に変化するように制御する手段を備えた、ことを特徴とする請求項3記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記第2の端末と前記前記第1の端末の音声圧縮符号化方式が互いに異なる場合、音声圧縮符号化方式の変換を行う、ことを特徴とする請求項3又は4記載のゲートウェイ装置。
  6. 前記パケット通信ネットワークが、IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークおよびモバイル高速ネットワークの少なくとも1つを含み、
    前記第1の端末は、前記IMSネットワークの先のモバイル回線交換ネットワークおよび前記モバイル高速ネットワークの少なくとも1つと接続される、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  7. 回線交換により端末に接続されるモバイル回線交換ネットワークと、
    パケット通信を行うパケット通信ネットワークと、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置と、を備えたことを特徴とする通信システム。
  8. モバイル回線交換ネットワークとパケット通信ネットワークとの間で回線交換のプロトコルとパケット通信プロトコルとを相互に変換し音声通信を行うゲートウェイ方法であって、
    前記パケット通信ネットワーク、又は、
    前記パケット通信ネットワークの先のネットワーク
    に接続される第1の端末がロケーションを移動した場合に、前記第1の端末に向け前記パケット通信ネットワークに対して出力するパケットにおいて、シーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記第1の端末の移動前と移動後で、連続的に変化するように制御する、ことを特徴とするゲートウェイ方法。
  9. 前記パケット通信ネットワークからパケットを受信して回線交換プロトコルに変換して前記変換後のプロトコルを前記モバイル回線交換ネットワークに出力するときに、前記パケット通信ネットワーク又は前記パケット通信ネットワークの先のネットワークに接続される前記第1の端末がロケーションを移動した場合に、
    前記第1の端末の移動完了時に、
    前記パケットを受信する受信バッファ、
    ジッタバッファ、
    タイムスタンプ、
    シーケンス番号
    の少なくとも一つをクリアした上で前記パケットを受信するように制御する、ことを特徴とする請求項記載のゲートウェイ方法。
  10. 前記モバイル回線交換ネットワークに接続される第2の端末が、前記第1の端末と通信を行い、前記モバイル回線交換ネットワーク上でロケーションを移動した場合に、前記第1の端末に向け前記パケット通信ネットワークに対して出力するパケットにおいて、前記パケットのシーケンス番号とタイムスタンプの少なくとも一つが、前記第2の端末の移動前と移動後で、連続的に変化するように制御する、ことを特徴とする請求項又は記載のゲートウェイ方法。
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