JP5296300B2 - 広告表示システム - Google Patents
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Description
広告対象とは、例えば、データベースに自己の情報を登録する者が、検索システムの管理者に広告料の支払い等を行なって、検索結果ページに該情報をユーザの注意を引くように表示してもらうことである。
従来の検索エンジンや、商品やサービス等の情報を検索する検索システムでは、例えば、検索結果ページに広告対象の情報用の枠を設けて表示する(非特許文献1)、注目の情報である旨を記載して上位に表示する(非特許文献2)、さらに、商品名等を太字で表示する(非特許文献3)等の方法を用いて、広告対象の情報を、ユーザに目立つように表示している。
また、広告対象の情報が増えて、検索結果に多く表示されるようになると、広告対象の情報同士の差別化が図れない。
したがって、広告表示が必ずしも顧客誘引につながらない。
前記情報記憶手段は、さらに、前記情報を前記検索結果ページに表示する優先順位を記憶しており、前記検索結果ページ生成手段は、前記広告対象の情報を、前記優先順位の順に表示する検索結果ページを生成することを特徴としてもよい。
さらに、前記検索対象の情報が宿泊情報であることとしてもよい。
さらに、前記検索結果に含まれる広告対象の情報から、あらかじめ定められた上限数までの情報をランダムに選んで上位表示すること、としてもよい。
また、本発明は、ユーザ端末に、広告対象の情報を含む検索結果ページを送信する広告表示方法であって、検索対象の情報と、該情報が広告対象であるか否かを示す情報とを互いに1体1に対応付けて共に一のデータベースにおいて情報記憶手段に記憶しており、ユーザ端末から検索条件を受信すると、前記情報記憶手段に記憶された広告対象の情報及び広告対象でない情報から、該検索条件に該当する検索対象の情報を検索する検索ステップと、前記検索の結果を、あらかじめ定められている上限数までの前記広告対象の情報を上位に、その他の情報を下位に、項目が統一された同一の書式で表示する検索結果ページを生成する検索結果ページ生成ステップと、前記検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する検索結果送信ステップとを備えることを特徴とする広告表示方法である。
上述のいずれかに記載の広告表示システムの各手段をコンピュータに機能させるためのプログラムも、本発明である。
このように、広告対象の情報をあたかも最適な検索結果であるように表示することにより、広告対象の情報へのユーザの需要を喚起する。
また、広告対象の情報が複数ある場合に、優先順位に従って表示することで、広告対象の情報同士の差別化を図ることができる。
また、広告対象として表示する情報の上限数をあらかじめ定めて、検索結果ページの広告数を限定することにより、広告の効果を上げることができる。
本実施形態では、検索対象の情報が、ホテル・旅館等の宿泊施設の宿泊に関する情報(以降「宿泊情報」という。)である場合の例で説明する。
なお、本発明は宿泊以外の商品・サービス等の情報を検索する検索システムや、ウェブサイトの検索を行なう検索エンジン等にも利用できる。
図1は、本実施形態の広告表示システムのシステム構成例を示した図である。
サーバ110は、本実施形態の広告表示システムを、ユーザに提供するためのサーバである。ユーザ端末130は、ユーザが利用するパソコンや携帯電話等の端末であり、インターネット120を通じてサーバ110にアクセスする。ユーザは、ユーザ端末130のブラウザ132を操作して、情報(ここでは宿泊情報)を検索し、ブラウザ132に表示された検索結果を閲覧する。
図2は、宿泊情報データベース112の項目の例を示した図である。ここで、「名称」から「価格」までの項目は、検索対象が宿泊情報である場合の一例である。これらの項目は、検索対象の情報に応じて、システムで自由に決めてよい。
「名称」は、宿泊施設の名称である。「日付」は、宿泊日である。「地域」は、その宿泊施設がある地域である。「部屋」は、部屋の収容人数である。「残部屋数」は、同一内容の宿泊の残部屋数である。「朝食」および「夕食」は、朝食および夕食の有無である。「価格」は、宿泊の価格である。
「優先順位」は、検索結果ページに広告対象の宿泊情報を表示する際の優先順位である。本実施形態では、検索結果に広告対象の宿泊情報が複数あった場合に、この優先順位に従って検索結果ページへの表示順を決定する。
例えば、支払われた広告料の多寡や、ユーザが検索結果の宿泊情報を見て宿泊の予約を行なったことによる売上額の多寡等を、優先順位として宿泊情報データベース112に記憶することができる。または、これらの要因を組み合わせて決定した順位を、優先順位としてもよい。なお、優先順位を決める要因はこれらに限られず、検索対象の情報に応じて自由に決めてよい。
検索結果ページ生成処理116は、ユーザ端末130に送信する検索結果ページを生成するプログラムである。
検索結果送信処理118は、生成した検索結果ページをユーザ端末130に送信するプログラムである。
以降、検索処理114,検索結果ページ生成処理116,および検索結果送信処理118について、詳しく説明する。
図3は、宿泊情報データベース112に記憶している宿泊情報の内容の一例を示した表である。以降、図3に示す内容を用いて、検索処理114,検索結果ページ生成処理116,および検索結果送信処理118による一連の処理について説明する。なお、ここでは、説明の簡略のために、検索結果の表示に宿泊情報データベース112の優先順位を用いない例で説明する。検索結果の表示に優先順位を用いる例については、後で説明する。
図4は、検索処理114,検索結果ページ生成処理116,および検索結果送信処理118による一連の処理の流れを示したフローチャートである。
検索処理114は、ユーザ端末130から検索条件を受信(S410)すると、その検索条件にしたがって、宿泊情報データベース112を検索する(S420)。
例えば、ユーザ端末130から、日付(宿泊日)が3月8日で地域が「箱根」である宿泊の宿泊情報を検索して、残部屋数順の多い順に閲覧したい旨の検索条件を受信したとする。検索処理114は、この検索条件に基づいて、宿泊情報データベース112を検索する。
次に、検索結果の中に広告対象の宿泊情報があるかを調べる(S430)。具体的には、宿泊情報データベース112の広告フラグがONである宿泊情報があるかを調べる。そして、広告対象の宿泊情報がない場合(S430でNoの場合)には、検索結果の宿泊情報を、ユーザ端末130から送信された条件(ここでは残部屋数順)に従って表示した検索結果ページを生成する(S450)。検索結果送信処理118は、検索結果ページをユーザ端末130に送信する(S460)。
図5は、検索結果に広告対象の宿泊情報がない場合の、検索結果ページへの宿泊情報の表示順を示した表である。すなわち、ユーザ端末130から送信された条件どおり、単に残部屋数の多い順に表示する。なお、図5の表は、検索結果ページに表示させるための順番を示したものであり、広告フラグの有無等は、実際の検索結果ページには表示されない。
図3に示した例では、検索結果のうち、「△△ホテル」における宿泊情報(図3の上から2行目)の広告フラグがONである。したがって、検索結果ページへの宿泊情報の表示順は、図6のようになる。すなわち、広告対象の宿泊情報を上位に表示し、その下に、広告対象でない宿泊情報を、ユーザ端末130から送信された条件通り、残部屋数の多い順に表示する。なお、図6の表も、図5と同様、検索結果ページに表示させるための順番を示したものであり、広告フラグの有無等は、実際の検索結果ページには表示されない。
検索結果表示エリア730には、検索結果を、図6に示した表示順に一覧表示する。「予約」ボタン表示欄731には、ユーザがその宿泊を予約するためのボタンを表示する。なお、宿泊の予約における処理は、本実施形態の広告表示システムの範囲外である。
ホテル名表示欄732には、宿泊情報データベース112の名称を表示する。さらに、名称以外の項目の内容を表示してもよい。例えば、図2に示した宿泊情報データベース112の例では、食事について表示する。料金表示欄733には、例えば、人数合計の料金として宿泊情報データベース112の価格を表示するとともに、1人当たりの料金を算出して表示する。
なお、検索結果表示エリアに表示している項目は一例であり、検索対象とする情報に応じて自由に決めてよい。
このように、広告対象の宿泊情報をあたかも最適な検索結果であるように表示することにより、広告対象の宿泊情報へのユーザの需要を喚起する。
(1)広告対象の宿泊情報を、ユーザが検索条件で指定した表示順(上述の例では、残部屋数の多い順)に表示する。なお、ユーザが表示順を指定していない場合には、あらかじめ決めているデフォルトの表示順で表示するとよい。
(2)広告対象の宿泊情報を、宿泊情報データベース112の優先順位に従って表示する。上述したように、例えば、広告料や売上額等により決定した優先順位が宿泊情報データベース112に記憶されているので、その順位に従って、上位から表示する。
(3)あらかじめ、検索結果ページに広告として表示する宿泊情報の上限数を定めておく。そして、検索結果に含まれる広告対象の宿泊情報の数から、上述で定めた上限数までを選んで上位表示する。ここで選ばれなかった宿泊情報は、広告対象でない宿泊情報と同じ扱いとする。上限数は、例えば、サーバ110の管理者が決定し、必要に応じて変更できるようにするとよい。
広告として表示する宿泊情報を上限数まで選択する方法には、上述の(1)または(2)を用いることができる。すなわち、(1)の方法によれば、ユーザが検索条件で指定した表示順(上述の例では、残部屋数の多い順)に従って、宿泊情報を上限数まで選択する。また、(2)の方法によれば、宿泊情報データベース112の優先順位に従って、宿泊情報を上限数まで選択する。
(4)あらかじめ、検索結果ページに広告として表示する宿泊情報の上限数を定めておく。そして、検索結果に含まれる広告対象の宿泊情報の数から、上述で定めた上限数までをランダムに選んで上位表示する。すなわち、広告対象の宿泊情報が上限数以上であっても、上限数までの広告を平等に(ランダムに)表示する。
112 宿泊情報データベース
114 検索処理
116 検索結果ページ生成処理
118 検索結果送信処理
120 インターネット
130 ユーザ端末
700 検索結果ページ
710 現在の検索条件表示エリア
720 検索条件入力エリア
730 検索結果表示エリア
731 「予約」ボタン表示欄
732 ホテル名表示欄
733 料金表示欄
Claims (6)
- ユーザ端末に、広告対象の情報を含む検索結果ページを送信する広告表示システムであって、
検索対象の情報と、該情報が広告対象であるか否かを示す情報とを互いに1体1に対応付けて共に一のデータベースに記憶している情報記憶手段と、
ユーザ端末から検索条件を受信すると、前記情報記憶手段に記憶された広告対象の情報及び広告対象でない情報から、該検索条件に該当する検索対象の情報を検索する検索手段と、
前記検索の結果を、あらかじめ定められている上限数までの前記広告対象の情報を上位に、その他の情報を下位に、項目が統一された同一の書式で表示する検索結果ページを生成する検索結果ページ生成手段と、
前記検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する検索結果送信手段と
を備える
ことを特徴とする広告表示システム。 - 請求項1に記載の広告表示システムであって、
前記情報記憶手段は、さらに、前記情報を前記検索結果ページに表示する優先順位を記憶しており、
前記検索結果ページ生成手段は、前記広告対象の情報を、前記優先順位の順に表示する検索結果ページを生成すること
を特徴とする広告表示システム。 - 請求項1又は2に記載の広告表示システムであって、
前記検索対象の情報が宿泊情報であること、
を特徴とする広告表示システム。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の広告表示システムであって、
前記検索の結果に含まれる広告対象の情報から、あらかじめ定められた上限数までの情報をランダムに選んで上位表示すること、
を特徴とする広告表示システム。 - ユーザ端末に、広告対象の情報を含む検索結果ページを送信する広告表示方法であって、
検索対象の情報と、該情報が広告対象であるか否かを示す情報とを互いに1体1に対応付けて共に一のデータベースにおいて情報記憶手段に記憶しており、
ユーザ端末から検索条件を受信すると、前記情報記憶手段に記憶された広告対象の情報及び広告対象でない情報から、該検索条件に該当する検索対象の情報を検索する検索ステップと、
前記検索の結果を、あらかじめ定められている上限数までの前記広告対象の情報を上位に、その他の情報を下位に、項目が統一された同一の書式で表示する検索結果ページを生成する検索結果ページ生成ステップと、
前記検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する検索結果送信ステップと
を備える
ことを特徴とする広告表示方法。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の広告表示システムの各手段をコンピュータに機能させるためのプログラム。
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