JP5293429B2 - 移動物体検出装置、及び移動物体検出方法 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、環境やシーンの変化に適応しつつ、移動物体と静止物体とを区別することである。
《第1実施形態》
《構成》
図1は、車両の概略構成図である。
車体の前部には、光電変換により車両前方の画像を取得するCCDやCMOS等のカメラ1を設け、コントローラ2は、撮像した画像に基づいて移動物体検出処理を実行する。ディスプレイ3は、カメラ1で撮像した画像を表示できる。
図3は、特徴点の抽出例を示す図である。
先ずステップS1では、図3に示すように、画像から特徴点を抽出する。図中、○印が抽出した特徴点である。特徴点は、エッジ検出器、方向の異なる2つのエッジが交差点を検出するコーナーエッジ検出器を用いてもよい。追跡しやすい点を検出する特徴抽出器の例としては、HarrisオペレータやKLTトラッカーが一般的に用いられる。
参考文献2:B. D. Lucas and T. Kanade: An Iterative Image Registration Technique with an Application to Stereo Vision, Proc. 7th International Conference on Artificial Intelligence, pp.674-679, 1981.
参考文献3:C. Tomasiand T. Kanade: Detection and Tracking of Point Features, Shape and Motion from Image Streams: a Factorization Method -Part 3, Technical Report CMU-CS-91-132, School of Computer Science, Carnegie Mellon University, 1991.
他にも、Moravec、SUSAN、FAST等の特徴量を用いてもよい。
抽出された特徴点は、連続する画像(フレーム)間での対応付けにより、フレーム間で追跡され、各特長点の画像上での移動量が求められる。一般的には、時刻tで抽出した特徴点を、時刻t+1で取得した画像中に求めた特徴点と対応付けることにより、特徴点の追跡を実現する。連続するフレーム間での特徴点の対応付けは、時刻tで検出された特徴点位置近傍領域において、時刻t+1で検出された特徴点のうち、最も尤度が高くなる点を対応点として対応付ける。結果として、特徴点が連続するフレーム間で追跡される。
ここでは、領域(a)に含まれる特徴点を選定する。ここで、領域(a)とは、自車両前方の最近傍の領域、つまり画像内では最下部の領域(車体が映っていれば車体に最も近い下部の領域)であり、ここに含まれる特徴点は、路面テクスチャに起因して抽出された路面構造上の特徴点と見なす。
続くステップS4では、領域(a)に含まれる特徴点の位置情報を用いて、自車両の基準姿勢変化量を算出する。具体的には、自車両のヨー角、ロール角、ピッチ角の変化量を算出する。ここでは、8−pointアルゴリズムを用いる。
8−pointアルゴリズムは、二つの画像上の8組以上の対応点の対[Xi、Xi’](i=1、2、……n、n≧8)から、その全ての点に対して、基礎方程式を満たす運動パラメータRとTを決定するアルゴリズムである。Rはカメラ座標系における各軸まわりの回転、Tは並進移動量を表す行列である。X、X’はカメラ座標での表記である。時間的に連続する2つの画像から8組以上の特徴点を追跡した結果に基づき、基本行列Eが規定される。上記回転行列Rと並進ベクトルTは、8組以上の特徴点追跡結果により得られた基本行列Eを特異値分解することにより、ヨー角、ロール角、ピッチ角が得られる。
続くステップS5では、基準特徴点を除き、追跡した特徴点の中から、移動物体であるか否かを判定する判定対象として、任意の比較特徴点を8点以上選定する。
図5は、判定対象となる比較特徴点の選定例を示す図である。
ここでは、領域(a)以外にある特徴点を選定し、ある程度まとまった、つまり空間的に近い領域に含まれる8点以上の特徴点群を選定する。これを、図5に示すように、例えば画面上段の左から右、中段の左から右、下段の左から右へと順次選定する。勿論、全くランダムに選定してもよい。
続くステップS7では、基準姿勢変化量と比較姿勢変化量とを比較し、選定した特徴点が移動物体に付属するか構造物や背景等の静止物に付属する特徴点であるかを判定してから所定のメインプログラムに復帰する。
ここで、基準姿勢変化量と比較姿勢変化量とを三次元座標にマッピングし、基準姿勢変化量の座標位置に対して比較姿勢変化量の座標位置が、所定距離r以上離れているか否かを判定する。ここで、基準姿勢変化量の座標位置を中心にして半径rの内側に比較姿勢変化量の座標位置があれば、その比較姿勢変化量の算出に用いた8点以上の特徴点が全て静止物体に属する特徴点であると判定する。一方、基準姿勢変化量の座標位置を中心にして半径rの外側に比較姿勢変化量の座標位置があれば、その比較姿勢変化量の算出に用いた8点以上の特徴点には、移動物体に属する特徴点が含まれていると判定する。
上記の処理を、全ての特徴点群に対して行うことで、任意に選定した特徴点が移動物体に付随する特徴点であるか、構造物(静止物)に付随する特徴点であるかを分類する。
動画像内で注目している特徴点が移動物体に属するか否かを判定するには、先ず基準となる静止物体に属する特徴点を正確に検出する必要がある。
路面であれば、当然、静止しているので、図3に示すように、画像内で、路面に相当する最下部の所定領域(a)に含まれる8ポイント以上の特徴点を、路面構造に属する基準特徴点として選出する(ステップS3)。これにより、静止物体に属する特徴点を正確に検出することができる。そして、8−pointアルゴリズムを用い、選出した基準特徴点に基づいて自車両の基準姿勢変化量を算出する(ステップS4)。
そして、図6に示すように、基準姿勢変化量と比較姿勢変化量とを三次元座標にマッピングし、基準姿勢変化量の座標位置に対して比較姿勢変化量の座標位置が、所定距離r以上離れているか否かを判定することで、比較姿勢変化量の算出に用いた比較特徴点が移動物体に含まれるか否かを判定する(ステップS7)。
先ず、比較姿勢変化量Pcは、基準姿勢変化量Paの半径r以内にあるため、静止物体に属する特徴点であると判定する。一方、比較姿勢変化量Pbは、基準姿勢変化量Paの半径r以内には無いため、移動物体に属する特徴点であると判定する。
なお、本実施形態では、静止物体であることが明らかな基準特徴点として、路面構造に属する特徴点を選定しているが、追跡した全ての特徴点についてオプティカルフロー(方向と大きさ)を算出し、基準特徴点を除く特徴点のうち、その基準特徴点と同じオプティカルフローになる特徴点を、基準特徴点に追加してもよい。この処理は「第二の追加手段」に対応する。このように、簡易な方法で基準特徴点を増やすことで、基準姿勢変化量の算出精度を向上させることができる。また、比較特徴点を減らすことにもなるので、演算負担を軽減することができる。
以上より、カメラ1が「撮像手段」に対応し、ステップS1、S2の処理が「抽出手段」に対応し、ステップS3の処理が「基準点選出手段」に対応し、ステップS4の処理が「基準量算出手段」に対応し、ステップS5の処理が「比較点選出手段」に対応し、ステップS6の処理が「比較量算出手段」に対応し、ステップS7の処理が「判定手段」に対応する。
このように、路面構造に属する基準特徴点と、それ以外の比較特徴点とを選出し、基準特徴点に応じた基準姿勢変化量と比較特徴点に応じた比較姿勢変化量とを比較し、その差分に応じて比較特徴点が移動物体に属する特徴点であるか否かを判定するので、環境やシーンの変化に適応して移動物体を検出することができる。
このように、簡易な方法で基準特徴点を増やすことで、基準姿勢変化量の算出精度を向上させることができる。また、比較特徴点を減らすことにもなるので、演算負担を軽減することができる。
このように、簡易な方法で基準特徴点を増やすことで、基準姿勢変化量の算出精度を向上させることができる。また、比較特徴点を減らすことにもなるので、演算負担を軽減することができる。
このように、路面構造に属する基準特徴点と、それ以外の比較特徴点とを選出し、基準特徴点に応じた基準姿勢変化量と比較特徴点に応じた比較姿勢変化量とを比較し、その差分に応じて比較特徴点が移動物体に属する特徴点であるか否かを判定するので、環境やシーンの変化に適応して移動物体を検出することができる。
《構成》
本実施形態は、基準特徴点以外の特徴点のうち、静止物体であることが明らかな特徴点を、基準特徴点に追加してゆくものである。具体的には、前述した領域(a)以外の領域から、路面構造に属する特徴点と、道路標識・道路標示に属する特徴点とを精査し、基準特徴点に追加してゆくものである。
すなわち、領域(a)以外の領域に存在する特徴点が、路面構造に属するか否か、及び道路標識・道路標示に属するか否かを、ロバスト推定によって精査し、路面構造や道路標識・道路標示に属すると判定された特徴点を、新たな規準特徴点として、既に選出されている基準特徴点群に追加する。
図7は、基準特徴点追加処理を示すフローチャートである。
先ずステップS21では、領域(a)以外の領域にある特徴点を、自車両に近い順に、路面構造に属する次候補特徴点として選出する。
続くステップS22では、次候補特徴点を基準特徴点に仮追加し、前記ステップS4の処理と同様に、8−pointアルゴリズムを用い、仮追加後の基準特徴点に基づいて自車両の第一の仮基準姿勢変化量を算出する。
続くステップS24では、差分が所定値thより小さいか否かを判定する。ここで、差分が所定値thより小さければステップS25に移行する。一方、差分が所定値thより大きければステップS26に移行する。
ステップS26では、次候補特徴点を基準特徴点から削除してからステップS27に移行する。
ステップS27では、パターンマッチングにより、撮像した画像内で道路標識・道路標示を認識し、道路標識及び道路標示に属する特徴点を選出する。
続くステップS29では、前記ステップS4で算出した基準姿勢変化量と、第三の仮基準姿勢変化量との差分を算出する。この差分とは、図6の三次元座標にマッピングしたときの離間距離である。
ステップS31では、道路標識及び道路標示に属する特徴点を基準特徴点に正式に追加してから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS32では、道路標識及び道路標示に属する特徴点を基準特徴点から削除してから所定のメインプログラムに復帰する。
自車両に最も近い特徴点から順に基準特徴点に追加するための次候補特徴点として選出し(ステップS21)、ロバスト推定を行うことにより、その次候補特徴点が路面構造に属するか否かを判定する。すなわち、次候補特徴点を含めて算出した追加後の仮基準姿勢変化量と、追加前の基準姿勢変化量との差分が所定値未満となれば(ステップS24の判定が“Yes”)、その次候補特徴点が路面構造に属すると判断し、正式に基準特徴点に追加する(ステップS25)。一方、差分が所定値を超えていれば、その次候補特徴点は路面構造に属する特徴点ではないと判断し、基準特徴点から除外する(ステップS26)。
図9は、次候補特徴点の追加前と追加後の姿勢変化量を表す図である。
例えば、図8に示すように、次候補特徴点として点cを選出した場合と点bを選出した場合について説明する。先ず点cを仮追加して算出した仮基準姿勢変化量Pcは、追加前の基準姿勢変化量Paに近いので、点cが路面構造に属する特徴点であると判断し、これを正式に基準特徴点に追加する。一方、点bを仮追加して算出した仮基準姿勢変化量Pbは、追加前の基準姿勢変化量Paから乖離しているので、点bが路面構造に属する特徴点ではないと判断し、これを基準特徴点から除外する。
また、道路標識・道路標示を誤検出してしまうと、その特徴点を基準特徴点に追加することはできない。そこで、道路標識・道路標示の認識結果が正しいか否かを判定する必要がある。この場合も、前述したロバスト推定手法を用いる。
こうして、順次、道路標識・道路標示に属するか否かを精査してゆくことで、基準特徴点を増やすことができ、基準姿勢変化量の算出精度を向上させることができる。また、比較特徴点を減らすことにもなるので、演算負担を軽減することができる。
なお、本実施形態のように、道路標識・道路標示に属する一つの特徴点を基準特徴点群に仮追加して、追加前と追加後とで姿勢変化量の差分に応じて、パターンマッチングの認識精度を確認する手法は、道路標識・道路標示に属する特徴点が8ポイント以下の場合に適している。一方、道路標識・道路標示に属する特徴点が8ポイント以上あれば、それらの特徴点に基づいて仮基準姿勢変化量を算出し、この仮基準姿勢変化量と基準変化量との差分に応じて、パターンマッチングの認識精度を確認してもよい。
これにより、道路標識・道路標示に属する特徴点を、一つずつ基準特徴点に仮追加してゆく手法よりも、演算負担を軽減することができる。
以上より、ステップS21の処理が「候補点選出手段」に対応し、ステップS22の処理が「第一の仮基準量算出手段」に対応し、ステップS23〜S26の処理が「第一の追加手段」に対応し、ステップS27の処理が「認識手段」に対応し、ステップS28の処理が「第三の仮基準量算出手段」に対応し、ステップS29〜S32の処理が「第三の追加手段」に対応する。
このように、順次、基準特徴点を増やすことで、基準姿勢変化量の算出精度を向上させることができる。また、比較特徴点を減らすことにもなるので、演算負担を軽減することができる。
このように、順次、基準特徴点を増やすことで、基準姿勢変化量の算出精度を向上させることができる。また、比較特徴点を減らすことにもなるので、演算負担を軽減することができる。これは、道路標識及び道路標示の少なくとも一方に属する特徴点が、少ない場合に有効である。
このように、順次、基準特徴点を増やすことで、基準姿勢変化量の算出精度を向上させることができる。また、比較特徴点を減らすことにもなるので、演算負担を軽減することができる。これは、動標識及び道路標示の少なくとも一方に属する特徴点が、多い場合に有効である。
2 コントローラ
3 ディスプレイ
Claims (7)
- 自車両の走行環境を撮像する撮像手段と、
該撮像手段が撮像した画像内で走行環境の特徴点を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した特徴点のうち、画像内で予め定められた領域に含まれる路面構造に属する複数の特徴点を基準特徴点として選出する基準点選出手段と、該基準点選出手段が選出した複数の基準特徴点に基づいて自車両のヨー角変化量、ロール角変化量、及びピッチ角変化量からなる基準姿勢変化量を算出する基準量算出手段と、
前記抽出手段が抽出した特徴点のうち、前記基準特徴点を除いた複数の特徴点を比較特徴点として選出する比較点選出手段と、該比較点選出手段が選出した複数の比較特徴点に基づいて自車両のヨー角変化量、ロール角変化量、及びピッチ角変化量からなる比較姿勢変化量を算出する比較量算出手段と、
前記基準量算出手段が算出した基準姿勢変化量と前記比較量算出手段が算出した比較姿勢変化量との差分に応じて、当該比較姿勢変化量の算出に用いた複数の比較特徴点が移動物体に属する特徴点であるか否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする移動物体検出装置。 - 前記基準特徴点を除いた特徴点のうち、自車両に近い特徴点から順に路面構造に属する次候補特徴点として選出する候補点選出手段と、
該候補点選出手段が選出した次候補特徴点と前記基準特徴点とに基づいて自車両の第一の仮基準姿勢変化量を算出する第一の仮基準量算出手段と、
前記基準量算出手段が算出した基準姿勢変化量と前記第一の仮基準量算出手段が算出した第一の仮基準姿勢変化量との差分が、予め設定された閾値よりも小さいときには、前記候補点選出手段が選出した次候補特徴点を、前記基準特徴点に追加する第一の追加手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の移動物体検出装置。 - 前記基準特徴点を除く特徴点のうち、前記基準特徴点と同じオプティカルフローになる特徴点を、当該基準特徴点に追加する第二の追加手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動物体検出装置。
- 前記撮像手段が撮像した画像内で道路標識及び道路標示の少なくとも一方を認識する認識手段と、
前記基準特徴点を除く特徴点のうち、前記認識手段が認識した道路標識及び道路標示の少なくとも一方に属する特徴点を、前記基準特徴点に追加する第三の追加手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の移動物体検出装置。 - 前記撮像手段が撮像した画像内で道路標識及び道路標示の少なくとも一方を認識する認識手段と、
前記基準特徴点を除く特徴点のうち、前記認識手段が認識した道路標識及び道路標示の少なくとも一方に属する特徴点と前記基準特徴点とに基づいて自車両の第三の仮姿勢変化量を算出する第三の仮基準量算出手段と、
前記基準量算出手段が算出した基準姿勢変化量と前記第三の仮基準量算出手段が算出した第三の仮基準姿勢変化量との差分が、予め定められた閾値よりも小さいときには、前記認識手段が認識した道路標識及び道路標示の少なくとも一方に属する特徴点を、前記基準特徴点に追加する第三の追加手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の移動物体検出装置。 - 前記撮像手段が撮像した画像内で道路標識及び道路標示の少なくとも一方を認識する認識手段と、
前記基準特徴点を除く特徴点のうち、前記認識手段が認識した道路標識及び道路標示の少なくとも一方に属する複数の特徴点に基づいて自車両の第三の仮姿勢変化量を算出する第三の仮基準量算出手段と、
前記基準量算出手段が算出した基準姿勢変化量と前記第三の仮基準量算出手段が算出した第三の仮基準姿勢変化量との差分が、予め定められた閾値よりも小さいときには、前記認識手段が認識した道路標識及び道路標示の少なくとも一方に属する複数の特徴点を、前記基準特徴点に追加する第三の追加手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の移動物体検出装置。 - 自車両の走行環境を撮像し、撮像した画像内で走行環境の特徴点を抽出し、
抽出した特徴点のうち、画像内で予め定められた領域に含まれる路面構造に属する複数の特徴点を基準特徴点として選出すると共に、当該基準特徴点を除いた複数の特徴点を比較特徴点として選出し、
選出した複数の基準特徴点に基づいて自車両のヨー角変化量、ロール角変化量、及びピッチ角変化量からなる基準姿勢変化量を算出すると共に、選出した複数の比較特徴点に基づいて自車両のヨー角変化量、ロール角変化量、及びピッチ角変化量からなる比較姿勢変化量を算出し、
前記基準姿勢変化量と前記比較姿勢変化量との差分に応じて、当該比較姿勢変化量の算出に用いた複数の比較特徴点が移動物体に属する特徴点であるか否かを判定することを特徴とする移動物体検出方法。
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