JP5291655B2 - 軸箱支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両の車体を支持してレール上を走行する鉄道車両用台車の軸箱支持装置に関する。
鉄道車両が曲線を通過する場合、外軌側車輪においては車輪直径の大きな部分がレール上を接触回転するとともに内軌側車輪においては車輪直径の小さな部分がレール上を接触回転し、この車輪直径差によって外軌と内軌とのレール長短差を補っている。
ところが、このような曲線走行時においては車輪の転走方向が曲線の接触方向と一致していない。このため車輪踏面とレールの車輪踏面接触面との間にはアタックアングルと称する角度が生じ、これに起因する応力と車両の遠心力のため車輪とレール間には横圧が発生する。
上記のような横圧が生じるとレールが押し広げられたりレールや車輪の磨耗の進行が早まることでメンテナンスコストが増大し、さらに車輪とレール間のキシリ音が発生するという問題が生じる。また、この横圧は曲線走行時の速度が大きいほど顕著となる一方、目的地までの到達時間短縮のためには曲線走行速度の向上が望まれている。
これに対応すべく、特許文献1には、軸箱側に連結される軸箱側部材と台車側に連結される台車側部材とを車両進行方向に相対変位可能に接続して連結手段を構成したものが開示されている。この連結手段は、軸箱側部材と台車側部材との距離を短縮する方向に付勢する戻しバネと、伸張する方向に付勢する空気バネと、車両の曲線通過時に空気バネの内圧を増大する制御手段を備えている。
この軸箱支持装置によれば、車両の直線走行時には戻しバネにより軸箱側部材と台車側部材とが接近して引張荷重に対する剛性が増大し、走行安定性の向上が図られる。一方、車両の曲線走行時には外軌側の空気バネの内圧を増大させる操舵指令が制御手段より入力される。これにより、軸箱側部材と台車側部材との距離が離間して輪軸の操舵を行うことができる。さらにこの際、連結手段の剛性が低下することで該連結手段がより伸張し易くなるため、輪軸の操舵を一層円滑に行うことができ、曲線通過性能を向上させることができる。
特開2008−247173号公報
上記従来の技術においては、制御装置による右曲がりもしくは左曲がりのいずれかの操舵指令によって、これら操舵指令に対応した曲がり方向への曲線通過性能の向上させられる。しかしながら、万一、逆操舵の指令が入力された場合、即ち、右曲がりにもかかわらず左曲がりの操舵指令がなされ、もしくは左曲がりにもかかわらず右曲がりの操舵指令がなされた場合、アタックアングルが大きくなり横圧が増加してしまうという問題がある。
ここで、例えば空気バネの内圧の増大量を制限することで軸箱側部材及び台車側部材の最大離間距離をある程度小さくすれば、これにともなって逆操舵の際における横圧の増加量も低減させることができるとも考えられる。しかしながら、この場合、操舵指令が正常に入力された際の曲線通過性能が低下してしまうため、好ましくない。
この発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、所望の曲がり方向の操舵指令が入力された際の曲線通過性能を高く維持することができるとともに、逆操舵の指令が入力された際であっても横圧の増加を抑制し安定した曲線通過性能を実現することが可能な軸箱支持装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係る軸箱支持装置は、鉄道車両用台車の前輪及び後輪の輪軸両端部に設けられる軸箱を、車両の前後方向に延在する連結手段によって該台車の台車枠に対してそれぞれ支持する軸箱支持装置であって、前記連結手段は、前記台車枠に取り付けられ、シリンダ部を有する台車側部材と、前記軸箱に取り付けられ、前記シリンダ部に挿入されて前記軸箱側に向かって変位可能とされたロッドを有する軸箱側部材と、操舵指令によって前記シリンダ部の第一シリンダ室及び前記第二シリンダ室に流体圧を供給する流体圧供給手段と、前記第一シリンダ室に設けられ、前記流体圧の非供給時に前記ロッドを前記台車枠側に押圧するとともに、前記流体圧によって前記ロッドの押圧が相殺される第一ピストンと、前記第二シリンダ室に設けられ、前記流体圧により前記ロッドを前記軸箱側に押圧する第二ピストンと、前記ロッドが外力により前記軸箱側に変位した際にのみ前記第二シリンダ室内への前記流体圧の供給を許容するバルブ手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、曲線走行時には、外軌側の前輪に対して、車両進行方向前方へ向かっての外力Fout、即ち、前輪を台車側部材から離間させる方向への外力(引張荷重)Foutがレールから与えられる。一方、内軌側の前輪に対しては、車両進行方向後方へ向かっての外力(圧縮荷重)Fin、即ち、前輪を台車側部材に接近させる外力Finがレールから与えられる。
本発明の軸箱支持装置においては、操舵指令が入力されることのない直線走行時には第一シリンダ室内における第一ピストンがロッドを台車枠側に押圧することにより、引張荷重に対する剛性が確保されて高い走行安定性を実現することができる。
そして、曲線通過時に正常な操舵指令が入力されると、外軌側の軸箱支持装置において流体圧供給手段による流体圧の供給が開始される。この際、シリンダ部における第一シリンダ室に対して流体圧が供給されるが、第二シリンダ室に対してはバルブ手段によって当該流体圧の供給が禁止される。その結果、第一シリンダ室内においては第一ピストンのロッドに対する押圧が相殺され、第一ピストンによるロッドの拘束が解除される。これにより、ロッドが軸箱側に変位可能な状態となる。この際、当該外軌側の軸箱支持装置に曲線走行時の外軌側の外力Foutが与えられると、第一ピストンによる拘束が解除されたロッドは軸箱側に変位する。すると、これに連動してバルブ手段による第二シリンダ室内への流体圧の供給が許容され、第二シリンダ室内の第二ピストンが当該流体圧によりロッドを軸箱側に押圧する。これにより、ロッドを軸箱側に向かってより変位させることができる。即ち、供給される流体圧の大きさに応じてロッドを変位させることで連結手段を任意に伸張させることができるため、曲線通過性能を向上させることが可能となる。
一方、何らかの不具合によって曲線通過時に逆操舵の指令が入力されてしまった場合、内軌側の軸箱支持装置において流体圧供給手段による流体圧の供給が開始されてしまう。この際、シリンダ部の第一シリンダ室内にのみ流体圧が供給されることで、第一ピストンによるロッドの拘束が解除され、該ロッドが軸箱側に変位可能な状態になる。この際、内軌側の軸箱支持装置には、曲線走行時の内軌側の外力Finが与えられるため、ロッドが軸箱側に変位することはない。さらに、バルブ手段による第二シリンダ室内への流体圧の供給が許容されることもないため、第二ピストンが軸箱側部材を押圧することはない。したがって、ロッドが軸箱側に変位することはないため、連結手段の収縮状態を維持することができ、内軌側にもかかわらず連結手段が伸張してしまうことによる横圧の増加を防止することができる。
また、本発明に係る軸箱支持装置においては、前記バルブ手段は、前記ロッドの前記台車枠側の端部に設けられ、前記第二シリンダ室内への前記流体圧の供給口を閉塞するとともに、前記ロッドが外力により変位した際にのみ前記供給口を開放する止栓部であることが好ましい。
これによって、曲線走行時に外軌側の前輪に与えられる外力Foutによってロッドが軸箱側に変位した際にのみ、当該ロッドに対して第二ピストンによる押圧力が与えられることになる。よって、逆操舵の際にロッドが変位することを防止することができるとともに、正常な操舵指令が入力されたには外軌側の連結手段を確実に伸張させて曲線通過性能を向上させることが可能となる。
さらに、本発明に係る軸箱支持装置においては、前記供給口を閉塞する前記止栓部が前記軸箱側に向かって受ける前記流体圧の大きさが、前記第一シリンダ室内においてロッドが前記台車枠側に向かって受ける前記流体圧の大きさよりも小さくなるように構成されていることが好ましい。
これによって、第一シリンダ室と第二シリンダ室とに供給される流体圧の大きさが同一である場合において、外軌側の外力Foutが作用していない状態における流体圧によるロッドの変位を禁止することができる。これにより、直線走行時に誤って操舵指令が入力された場合や曲線走行時に逆操舵の指令が入力された場合であっても連結手段の収縮状態を維持することができ、意図しない連結手段の伸張による走行安定性の低下及び押圧の増加を確実に防止することができる。
また、本発明に係る軸箱支持装置においては、前記バルブ手段は、前記ロッドが外力により前記軸箱側に変位したことに連動して、前記第二シリンダ室内への前記流体圧の供給を許容する電磁弁であってもよい。
これによっても上記同様、曲線走行時に外軌側の前輪に与えられる外力Foutによってロッドが軸箱側に変位した際にのみ、当該ロッドに対して第二ピストンによる押圧力を付与することができる。よって、逆操舵の際にロッドが変位することを防止することができるとともに、正常な操舵指令が入力された際には外軌側の連結手段を確実に伸張させて曲線通過性能を向上させることが可能となる。
本発明に係る軸箱支持装置によれば、操舵指令により流体圧を供給することでロッドを軸箱側に変位可能な状態とし、さらに、外力Foutによってロッドが軸箱側に変位した際にのみ流体圧による軸箱側に向かっての押圧力がロッドに加わる構成とすることによって、所望の曲がり方向の操舵指令が入力された際の曲線通過性能を高く維持しながら、逆操舵の指令が入力された際であっても横圧の増加を抑制して安定した曲線通過性能を実現することができる。
第1実施形態に係る軸箱支持装置を備えた鉄道車両用台車の側面図である。 第1実施形態に係る軸箱支持装置における連結手段の縦断面図である。 曲線走行時の際にレールより各車輪に与えられる外力を説明する平面図である。 第1実施形態の軸箱支持装置の連結手段の概要を説明する模式図である。 第1実施形態の軸箱支持装置の連結手段の動作を説明する模式図である。 第1実施形態の軸箱支持装置の連結手段の動作を説明する模式図である。 第1実施形態の軸箱支持装置の連結手段の動作を説明する模式図である。 第1実施形態の軸箱支持装置の連結手段の動作を説明する模式図である。 第2実施形態に係る軸箱支持装置における連結手段の縦断面図である。 第2実施形態軸箱支持装置の連結手段の概要を説明する模式図である。
以下、本発明に係る軸箱支持装置の第一の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は実施形態に係る軸箱支持装置を備えた鉄道車両用台車の側面図、図2は実施形態に係る軸箱支持装置の側断面図である。
なお、以下の説明では、通常の鉄道車両技術と同様に、レールの長手方向(車両の進行方向)を前後方向、軌道面におけるレール長手方向と直交する方向を左右方向(車幅方向)、軌道面に垂直な鉛直方向を上下方向と称する。
図1に示すように、台車1は、台車枠10と、台車空気バネ20と、輪軸30と、軸箱40と、軸箱支持装置50とから概略構成されている。
台車枠10は、台車1のベースとなる構造部材であって、左右一対の側ばり、これら側ばりを中央に接続する横ばり等から構成されている。該台車枠10上には、台車空気バネ20及び牽引装置等の車体支持装置を介して車体(図示省略)が取り付けられる。
台車空気バネ20は、上記台車枠10と車体との間に設けられて該車体を弾性支持するものである。この台車空気バネ20は、台車1の左右に例えば一対が設けられ、台車枠10の左右の側ばりの上部にそれぞれ固定支持されている。
輪軸30は、略円盤状をなす2枚の車輪31を車軸32に圧入して組み立てたものであって、台車1の前部及び後部に互いに車軸32が平行となるように一対が設けられている。
また、軸箱40は、輪軸30の車軸32の両端部に設けられて該輪軸30を回動可能に支持するものであって、車軸32をその軸線回りに回転可能に支持する軸受、該軸受を収容する軸箱体、及び潤滑装置等を備えて構成されている。
軸箱支持装置50は、軸箱40を台車枠10に対して位置決めして弾性支持する装置であって、各車輪31に対応して計4つが設けられている。この軸箱支持装置50は、軸バネ51、ダンパ52及び連結手段60を備えており、本実施形態においては連結手段60としてモノリンク式のものが採用されている。
軸バネ51は、軸箱40の上部と台車枠10の下部とにわたって設けられており、上下方向の荷重を支持している。
また、ダンパ52は、軸箱40の側部と台車枠10との間に設けられており、軸箱40が台車枠10に対して上下方向に変位した際に減衰力を発生させて振動を低減させるものである。
そして、連結手段60は、台車枠10と軸箱40との間において前後方向にわたって設けられており、これら台車枠10及び軸箱40に対して両端部がそれぞれピン継手によって揺動可能に接続されている。上記台車枠10における連結手段60との接続部11は、軸箱40に対して台車枠10の前後方向における略中央部よりの位置に配置されている。この連結手段60は、その一端部がこの接続部11に連結されるとともに、他端部が軸箱40の接続部41に連結されている。
この連結手段60は、詳しくは図2に示すように、台車枠10側に接続された台車側部材70と、軸箱40側に接続されて台車側部材70に対して前後方向に相対移動する軸箱側部材90と、流体圧供給手段100とを備えている。
台車側部材70は、内部に第一シリンダ室71A及び第二シリンダ室71Bを有するシリンダ部71を備えている。このシリンダ部71は、軸箱40側(図2の左側)に開口するとともに底部72aを台車枠10側(図2の右側)に向けた有底箱状をなす箱体72と、箱体72の開口を軸箱40側にて閉塞する蓋体73と、これら箱体72と蓋体73とによって形成される内部空間を前後方向に二分するように設けられた中間プレート74とから構成されている。そして、上記内部空間のうち、中間プレート74によって区画形成された軸箱40側の空間が第一シリンダ室71Aとされ、台車枠10側の空間が第二シリンダ室71Bとされている。
また、蓋体73及び中間プレート74には、前後方向に沿って延びる中心軸線Oに沿って形成された略円形の貫通孔73a,74aがそれぞれ形成されている。蓋体73の貫通孔73aの内径寸法は後述するロッド91における軸箱側小径部91aの外径寸法と略同一の径とされている。また、中間プレート74の貫通孔74aの内径寸法は、蓋体73の貫通孔73aの内径寸法より一回り大きく形成され、後述するロッド91における大径部91bの外径寸法と略同一の径とされている。
このシリンダ部71における台車枠10側を向く面、即ち、箱体72における底部72aの台車枠10側を向く面には、この面から突き出すようにしてブッシュ保持部75が形成されており、該ブッシュ保持部75の側面には軌道面において上記中心軸線Oと直交する方向、即ち車軸32の延在方向と平行な方向に向けて貫通孔75aが形成されている。そして、この貫通孔75aには、ブッシュ保持部75に対して台車枠10を弾性支持する台車枠側ブッシュ(図示省略)が圧入されており、これによって、台車側部材70が台車枠10の接続部11に連結されている。
第一シリンダ室71A内には第一ピストン76が設けられている。この第一ピストン76は、第一シリンダ室71Aを前後方向に2つに区画するようにして該前後方向に摺動可能に配置されており、中心軸線Oに沿って形成された貫通孔76aを備えている。この貫通孔76aの内径寸法は上述した蓋体73の貫通孔73aの内径寸法と略同一の径に設定されており、即ち、ロッド91における軸箱側小径部91aの外径寸法と略同一の径に設定されている。また、第一ピストン76における台車枠10側を向く面は、中心軸線Oに直交する平坦面状をなして、中間プレート74及びロッド91の軸箱側段部91dに当接可能な当接面76bとされている。
第一シリンダ室71Aにおいて第一ピストン76により区画された空間のうち、軸箱40側の空間は付勢部材収容室77とされ、台車枠10側の空間は流体圧導入室78とされている。
付勢部材収容室77には、第一ピストン76を台車枠10側に向かって付勢する付勢部材79が設けられている。本実施形態においては、この付勢部材79として、軸箱40側にスラストワッシャ79bを備えるとともに台車枠10側にスプリングガイド79cを備えた皿バネ79aを採用している。このような構成の付勢部材79には、中心軸線Oに沿った挿通孔79dが形成されており、この挿通孔79dの内径寸法は、上記蓋体73及び中間プレート74の貫通孔73a,74aの内径寸法、即ち、ロッド91における軸箱側小径部91aの外径寸法と略同一か僅かに大きい径に設定されている。
さらに、シリンダ部71には、箱体72の外部に開口する第一供給ポート72bが形成されており、この第一供給ポート72bには、中間プレート74の内部に穿設された連通路74bの一端が接続されている。この連通路74bの他端は第一シリンダ室71Aの流体圧導入室78に開口しており、当該開口が第一シリンダ室71Aの流体圧導入室81内に流体圧を供給するための供給口71aとされている。
第二シリンダ室71B内には第二ピストン80が設けられている。この第二ピストン80は、第二シリンダ室71Bを前後方向に2つに区画するようにして該前後方向に摺動可能に配置されており、中心軸線Oに沿って形成された貫通孔80aを備えている。この貫通孔80aの内径寸法は、ロッド91における台車側小径部91cの外径寸法と略同一の径に設定されている。また、第二ピストン80における軸箱40側を向く面は、中心軸線Oに直交する平坦面状をなして、ロッド91の台車側段部91eに当接する当接面80bとされている。
第二シリンダ室71Bにおいて第二ピストン80により区画された空間のうち、台車枠10側の空間は流体圧導入室81とされている。また、シリンダ部71には、その箱体72の外部に開口する第二供給ポート72cが形成されており、この第二供給ポート72cには、箱体72の底部72a内に穿設された連通路72dの一端が接続されている。この連通路72dの他端は第二シリンダ室71Bの流体圧導入室81に開口しており、当該開口が第二シリンダ室71Bに流体圧を供給するための供給口71bとされている。なお、本実施形態においてこの供給口71bの開口方向は中心軸線Oに一致している。
軸箱側部材90は、中心軸線Oに沿って延びて、上記シリンダ部71に挿入されるロッド91を備えている。このロッド91の軸箱40側の端部はシリンダ部71の外部に突出しており、該端部にはブッシュ保持部92が連結されていおる。このブッシュ保持部92の側面には軌道面において上記中心軸線Oと直交する方向、即ち車軸32の延在方向と平行な方向に向けて貫通孔92aが形成されている。そして、この貫通孔92aには、ブッシュ保持部92に対して軸箱40を弾性支持する軸箱枠側ブッシュ(図示省略)が圧入されており、これによって、軸箱側部材90が軸箱40の接続部41に連結されている。
上記ロッド91におけるシリンダ部71に挿入される部分は、軸箱40側から台車枠10側に向かって順に、軸箱側小径部91a、大径部91b及び台車側小径部91cとされている。大径部91bは、軸箱側小径部91a及び台車側小径部91cよりも一回り大径に形成されている。この大径部91bと軸箱側小径部91aとの間の段部は、軸箱40側を向く平坦リング状をなす軸箱側段部91dとされている。さらに、大径部91bと台車側小径部91cとの間の段部は、台車枠10側を向く平坦リング状をなす台車側段部91eとされている。
このようなロッド91がシリンダ部71に挿入された状態においては、台車側小径部91cが第二ピストン80の貫通孔80aを挿通し、大径部91bが中間プレート74の貫通孔74aを挿通し、軸箱側小径部91aが蓋体73の貫通孔73a、付勢部材79の挿通孔79d及び第一ピストン76の貫通孔76aを挿通する。
そして、ロッド91は、ロッドパッキン、ウェアリング、スクレーパ等が介装されることにより、貫通孔73a,74a,80aとの間で気密性を確保しながら中心軸線O方向に相対移動可能とされている。
なお、ロッド91における軸箱側小径部91aに対しては第一ピストン76が当接可能とされ、台車側小径部91cに対しては第二ピストン80が当接可能とされている。
また、このようなロッド91の台車枠10側の端部には、中心軸線O方向に突出して、第二シリンダ室71Bの流体圧導入室81に開口する流体圧の供給口71bを閉塞可能な止栓部93が設けられている。この止栓部93は、ロッド91が最も台車枠10側に位置している際に供給口71bに嵌合することにより該供給口71aを閉塞し、この状態からロッド91が軸箱40側に変位した際に供給口71bから外れるように構成されている。本実施形態においてはこの止栓部93が、第二シリンダ室71Bの流体圧導入室81に流体圧の供給を禁止又は許容するバルブ手段としての役割を担っている。
なお、本実施形態においては、この止栓部93の先端部の面積、即ち、止栓部93が供給口71bを閉塞している状態において流体圧を受ける受圧面の面積は、ロッド91の軸箱側段部91dの面積よりも小さいものとされている。
流体圧供給手段100は、上記第一供給ポート72b及び第二供給ポート72cにそれぞれ流体圧を送り込むことにより、第一シリンダ室71Aの流体圧導入室78、第二シリンダ室71Bの流体圧導入室81にそれぞれ流体圧を供給する役割を担っている。この流体圧供給手段100は、例えば図示しない制御装置に接続されており、車両の曲線通過時に操舵指令が入力された際に、外軌側の前輪31a(図3参照)における軸箱支持装置50に流体圧が供給されるように動作する。
なお、流体圧供給手段100から供給される流体圧としては、空圧、油圧等を適宜採用することができる。
また、本実施形態においては、第一供給ポート72b及び第二供給ポート72cは同一の配管に接続されており、これにより、第一供給ポート72b及び第二供給ポート72cには常に同一圧の流体圧が送り込まれることになる。
ここで、曲線走行時に各車輪31にレールより与えられる外力について、図3について説明する。
曲線走行時において、4つの車輪31a,31b,31c,31dのうち外軌側の前輪31aには、車両進行方向前方へ向かっての外力Fout、即ち、前輪31aを台車側部材70から離間させる方向への外力Foutがレールから与えられる。この際、外軌側の前輪31aの軸箱支持装置50の連結手段60の軸箱側部材90に対しても、外力Foutが同様の大きさの引張荷重として作用する。
一方、内軌側の前輪31bには、車両進行方向後方へ向かっての外力Fin、即ち、前輪31bを台車側部材70に接近させる方向への外力Finがレールから与えられる。この際、内軌側の前輪31bの軸箱支持装置50の連結手段60の軸箱側部材90に対しても、外力Finが同様の大きさの圧縮荷重として作用する。
これを踏まえて、本実施形態の軸箱支持装置50の作用について図4〜図7を参照して説明する。これら図4〜図7は、図2における軸箱支持装置50の連結手段60を模式化したものであり、各符号が示す構成要素は上述の通りである。
まず、直線走行時における軸箱支持装置50の作用について説明する。操舵指令が入力されることのない直線走行時には、軸箱支持装置50の連結手段60は、図4に示す基本長の状態とされる。この状態においては、第一シリンダ室71A内における第一ピストン76が付勢部材79の付勢力によってロッド91の軸箱側段部91dを押圧している。これにより、ロッド91は最も台車枠10側の位置しており、ロッド91の止栓部93は第二シリンダ室71Bへの供給口71bを閉塞した状態にある。
このように直線走行時においては、ロッド91が第一ピストン76の押圧によって基本長の状態に拘束されているため、ロッド91に作用する引張荷重に対する剛性が確保されて、高い拘束安定性を実現することができる。
次に、操舵指令が入力された場合の軸箱支持装置50の作用について説明する。
曲線通過時に正常に操舵指令が入力されると、外軌側の軸箱支持装置50において流体圧供給手段100による第一供給ポート72b及び第二供給ポート72cに流体圧の導入が開始される。この際、第一シリンダ室71Aの流体圧導入室78に対しては連通路72dを介して流体圧の供給が行なわれる。一方、第二シリンダ室71Bの流体圧導入室81に対しては、ロッド91の止栓部93が流体圧導入室81への供給口71bを閉塞しているため、流体圧の供給が禁止される。
その結果、第一シリンダ室71A内においては、流体圧が第一ピストン76の当接面76bに作用することにより、第一ピストン76が付勢部材79の付勢力に抗しながら軸箱40側に変位する(図5参照)。即ち、流体圧が供給されることにより付勢部材79の付勢力が相殺され、第一ピストン76によるロッド91の軸箱側段部91dの拘束が解除される。これによって、ロッド91は軸箱40側に変位可能な状態となる。
この際、この外軌側の軸箱支持装置50に曲線走行時に外軌側において与えられる外力Foutが作用すると、第一ピストン76による拘束が解除されたロッド91に対しても当該外力Foutが及び、ロッド91は軸箱40側に変位する(図6参照)。すると、これに連動して、止栓部93が第二シリンダ室71Bへの供給口71bを開放し、第二シリンダ室71Bの流体圧導入室81に流体圧の供給が開始される。
そして、第二ピストン80に流体圧が作用すると、この流体圧による押圧力が当該第二ピストン80と台車側段部91eを介して当接するロッド91にも作用する。これによって、第二ピストンによる押圧力Fがロッド91に加わり、ロッド91を軸箱40側に向かってさらに変位させることができる(図7参照)。
このように、外力Foutに加えて、第二シリンダ室71B内に供給される流体圧による第二ピストン80の押圧力Fによってロッド91を軸箱40側に変位させることができる。これにより、外軌側の前輪31aにおける連結手段の前後方向長さを伸張させることができるため、曲線通過性能を向上させることが可能となる。
次に、逆操舵の場合の軸箱支持装置50の作用について説明する。
何らかの不具合によって曲線通過時に逆操舵の指令が入力されてしまった場合、内軌側の軸箱支持装置50において流体圧供給手段100による流体圧の供給が開始されてしまう。これにより、シリンダ部71の第一シリンダ室71A内のみに流体圧が供給され、第一ピストン76によるロッド91の拘束が解除され、該ロッド91が軸箱40側に変位可能な状態になる(図6参照)。
そして、内軌側の軸箱支持装置50に、曲線走行時の内軌側の外力Finが作用すると(図8参照)、第一ピストン76による拘束が解除されたロッド91に対しても当該外力外力Finが作用する。この際、ロッド91が軸箱40側に変位することはないため止栓部93は供給口71bを閉塞した状態に維持される。したがって、第二シリンダ室71B内への流体圧の供給が許容されることもなく、第二ピストン80がロッド91を軸箱40側に向かって押圧することはない。これによって、連結手段60を基本長の状態に維持することができ、内軌側にもかかわらず連結手段が伸張してしまうことによる横圧の増加を防止することができる。
このように、本実施形態の軸箱支持装置50によれば、操舵指令により流体圧を供給することでロッド91を軸箱40側に変位可能な状態とし、さらに、外力Foutによってロッド91が軸箱40側に変位した際にのみ第二ピストン80による押圧力がロッド91に加わる構成とすることによって、所望の曲がり方向の操舵指令が入力された際の曲線通過性能を高く維持しながら、逆操舵の指令が入力された際であっても横圧の増加を抑制して安定した曲線通過性能を実現することができる。
なお、図8に示すように、第一ピストン76が軸箱40側に変位した状態では、止栓部93に流体圧が作用することで該止栓部93が軸箱40側に向かって圧力を受けるとともに、軸箱側段部91dに流体圧が作用することでロッド91は台車枠10側に向かって圧力を受ける。
ここで、本実施形態においては、止栓部93が流体圧を受ける受圧面の面積がロッド91の軸箱側段部91dの面積よりも小さいものとされている。したがって、上記のように止栓部93及び軸箱側段部91dのそれぞれに互いに逆向きの流体圧が作用した際には、ロッド91全体として台車枠10側に向かっての力が作用する。したがって、流体圧によってロッド91が不用意に移動してしまうことはない。
これにより、本実施形態のように第一シリンダ室71Aと第二シリンダ室71Bとに供給される流体圧の大きさが同一である場合において、外軌側の外力Foutが作用していない状態における流体圧によるロッド91の変位を禁止することができる。よって、直線走行時に誤って操舵指令が入力された場合や曲線走行時に逆操舵の指令が入力された場合であっても連結手段60を基本長の状態に維持することができ、意図しない連結手段の伸張による走行安定性の低下及び押圧の増加を確実に防止することができる。
次に、本発明に係る軸箱支持装置の第二の実施形態について図9及び図10を参照して説明する。図9は第2実施形態に係る軸箱支持装置における連結手段の縦断面図、図10は第2実施形態軸箱支持装置の連結手段の概要を説明する模式図である。
なお、この図9及び図10において第2及び図5と同様の構成要素には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示すように第二実施形態の軸箱支持装置50においては、ロッド91に止栓部93は設けられておらず、これに代えてロッド91が当初の位置から、即ち連結手段60が基本長となる位置から変位したことを検知する検知手段110が設けられている。また、第二シリンダ室71Bの流体圧導入室81への流体圧の供給口71bは、中心軸線Oから離間した位置に開口している。
さらに、図10に示すように、流体圧供給手段100における第二供給ポート72cへの接続管には、電磁弁111が設けられている。この電磁弁111は検知手段110がロッド91の軸箱40側への変位を検知した際にのみ開放状態となり、流体圧の第二供給ポート72cへの供給を許容する一方、ロッド91が初期位置、即ち連結手段60が基本長となる位置にある場合には閉塞状態とされている。即ち、本実施形態においてはこの電磁弁111によってバルブ手段が構成されており、ロッド91が外力Foutにより軸箱40側に変位したことに連動して、第二シリンダ室71B内に流体圧が供給されるように構成されている。
これによっても、第一実施形態と同様、曲線走行時に外軌側の前輪31aに与えられる外力Foutによってロッド91が軸箱40側に変位した際にのみ、当該ロッド91に対して第二ピストン80による押圧力を付与することができる。これにより、逆操舵の際にロッド91が変位することを防止することができるとともに、正常な操舵指令が入力された際には外軌側の連結手段60を確実に伸張させて曲線通過性能を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない限り、これらに限定されることはなく、多少の設計変更等も可能である。
例えば、付勢部材79としては皿バネ79aを採用した構成のみならず、コイルスプリング、ゴム等の弾性体等、他のものを採用して構成してもよい。
また、実施形態においては、第一シリンダ室71Aが軸箱40側に配置され、第二シリンダ室71Bが台車枠10側に配置された例について説明したが、これに限定されず、この逆の構成、即ち、第一シリンダ室71Aが台車枠10側に配置され、第二シリンダ室71Bが軸箱側に配置された構成であってもよい。この場合、台車枠10側の第一シリンダ室71A内における第一ピストン76によってロッド91を拘束し、軸箱40側の第二シリンダ室71Bにおける第二ピストン80によってロッド91を軸箱40側へと向かって押圧することになる。
1 台車
10 台車枠
30 輪軸
31 車輪
40 軸箱
50 軸箱支持装置
60 連結手段
70 台車側部材
71 シリンダ部
71a 供給口
71b 供給口
71A 第一シリンダ室
71B 第二シリンダ室
74 中間プレート
76 第一ピストン
77 付勢部材収容室
78 流体圧導入室
79 付勢部材
79a 皿バネ
80 第二ピストン
81 流体圧導入室
90 軸箱側部材
91 ロッド
91a 軸箱側小径部
91b 大径部
91c 台車側小径部
91d 軸箱側段部
91e 台車側段部
93 止栓部(バルブ手段)
100 流体圧供給手段
110 検知手段
111 電磁弁(バルブ手段)

Claims (4)

  1. 鉄道車両用台車の前輪及び後輪の輪軸両端部に設けられる軸箱を、車両の前後方向に延在する連結手段によって該台車の台車枠に対してそれぞれ支持する軸箱支持装置であって、
    前記連結手段は、
    前記台車枠に取り付けられ、シリンダ部を有する台車側部材と、
    前記軸箱に取り付けられ、前記シリンダ部に挿入されて前記軸箱側に向かって変位可能とされたロッドを有する軸箱側部材と、
    操舵指令によって前記シリンダ部の第一シリンダ室及び第二シリンダ室に流体圧を供給する流体圧供給手段と、
    前記第一シリンダ室に設けられ、前記流体圧の非供給時に前記ロッドを前記台車枠側に押圧するとともに、前記流体圧によって前記ロッドの押圧が相殺される第一ピストンと、
    前記第二シリンダ室に設けられ、前記流体圧により前記ロッドを前記軸箱側に押圧する第二ピストンと、
    前記ロッドが外力により前記軸箱側に変位した際にのみ前記第二シリンダ室内への前記流体圧の供給を許容するバルブ手段と、を備えることを特徴とする軸箱支持装置。
  2. 前記バルブ手段は、
    前記ロッドの前記台車枠側の端部に設けられ、前記第二シリンダ室内への前記流体圧の供給口を閉塞するとともに、前記ロッドが外力により変位した際にのみ前記供給口を開放する止栓部であることを特徴とする請求項1に記載の軸箱支持装置。
  3. 前記供給口を閉塞する前記止栓部が前記軸箱側に向かって受ける前記流体圧の大きさが、前記第一シリンダ室内において前記ロッドが前記台車枠側に向かって受ける前記流体圧の大きさよりも小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の軸箱支持装置。
  4. 前記バルブ手段は、
    前記ロッドが外力により前記軸箱側に変位したことに連動して、前記第二シリンダ室内への前記流体圧の供給を許容する電磁弁であることを特徴とする請求項1に記載の軸箱支持装置。
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