JP5291601B2 - 位置登録エリア割り当て方法及び無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、位置登録エリア割り当て方法及び無線通信システムに係り、特に、位置登録とハンドオーバの処理の分離に着目したシグナリングトラヒック減少技術に関する。
移動機は、メールやストリーミング動画などのサービスを利用するために、基地局と無線上でパケット通信を行い、ゲートウェイを介してインターネット網とサービス用データの送受信を行う。移動機は、基地局とパケット通信を行っているとき基地局間を移動することがある。移動機があるセルに在圏している状態で基地局とパケット通信をしているときに他のセル配下に移動すると、移動機と基地局は、パケット通信を継続させるためにハンドオーバという処理を行う。ハンドオーバについては、例えば非特許文献1に記載されている。非特許文献1で規定されているハンドオーバでは、移動機は、移動元のセルから移動先のセルへパケット通信先を切り替えるためにパケット通信とは別にシグナリング通信を移動先の基地局と行っている。移動機と基地局の無線区間上で行われるパケット通信とシグナリング通信は同じ物理チャネル(物理共有チャネル)上で行われる。パケット通信とシグナリング通信は同じ物理共有チャネルを共有するため、シグナリング通信が多くなるほど物理共有チャネルを圧迫しデータ通信速度が低下してしまう。
また移動機は、基地局とパケット通信を行っているときにセル間を移動したとき、ハンドオーバだけでなく、位置登録を行うことがある。位置登録は、移動機が現在どのセル配下にいるのかを呼処理制御装置に知らせるために行う。移動機と呼処理制御装置は、移動機への着信を知らせるためのページングエリアをTAI list(TAI list:Tracking Area Identity list)として管理している。移動機は、移動先のセルの持つTAIが移動機の持つTAI listに含まれない場合、位置登録を行う。TAIは、すべてのセルに割り振られており、当該セルを管理している基地局によって移動機へ報知情報として通知される。TAI listを使った位置登録は、例えば非特許文献2に記載されている。TAI listは、複数の移動機にとって、それぞれ異なる組み合わせのTAIで構成することが可能であるが、TAI listに格納できるTAI数は16個となっているため組み合わせには限りがある。そのため、TAIの組み合わせによっては、複数のUE(User Equipment)が同じセルで位置登録を発生させてしまうことがある。
特開2008−193261号公報(P2008−193261A)
3GPP(3rd generation partnerships) 3GPP TS 23.401 V9.1.0 3GPP(3rd generation partnerships) 3GPP TS 24.301 V8.2.1
移動機と基地局との間でパケット通信を行っているときにセル間を移動すると、ハンドオーバだけでなく位置登録が同時に発生することがある。非特許文献1では、ハンドオーバと位置登録とが同時発生した場合の処理について規定している。この場合、物理共有チャネル上でハンドオーバと位置登録によるシグナリング通信が発生するため、どちらか片方のシグナリング通信よりも物理共有チャネルを圧迫する。また、電車やバスに乗った多くの移動機がセル間を移動したためにハンドオーバと位置登録が同時に発生した場合、ある特定のセル間の境界でシグナリングトラヒックが大量に発生するため物理共有チャネルをさらに圧迫する。物理共有チャネルが圧迫されると、移動機と基地局間の無線状態が輻輳し、データ通信速度が局地的に低下してしまう。
上述のようにデータ通信中の複数の移動機がセル間を移動したとき、移動先のセルでハンドオーバと位置登録が同時発生することがある。このとき、セル境界では複数の移動機と基地局間で大量のシグナリングトラヒックが発生するため、物理共有チャネルを圧迫しデータ通信速度が局地的に低下してしまうという課題があった。
本発明は、以上の点に鑑み、ハンドオーバと位置登録の同時発生による物理共有チャネルの輻輳を低減させる位置登録エリア割り当て方法及び無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明は、ハンドオーバの処理中に位置登録を発生させないようなTAI割り当て方法を提供する。
呼処理制御装置は、複数の移動機による特定のセル間移動において、ハンドオーバと位置登録との同時発生処理が単位時間当たりに何回発生したのかを常時カウントする。呼処理制御装置は、カウントした回数が、あらかじめ設定したおいた閾値を超えた場合、ハンドオーバと位置登録の同時発生による物理共有チャネルが輻輳していることを、移動元と移動先のセル情報と合わせて監視制御サーバに通知する。呼処理制御装置からの通知を受信した監視制御サーバは、輻輳が発生した移動先のセルと移動元のセルのTAIを同じ値になるようにTAI変更要求メッセージを基地局へ送信する。監視制御サーバからTAI変更要求メッセージを受信した2つの基地局は、自身のTAI値をそれぞれ変更する。
本無線通信システムは、データ通信速度の局地的な減少を抑えるために、ハンドオーバと位置登録を場所的に分離する。
本発明の第1の解決手段によると、
基地局と通信する移動機がセル間を移動する際にハンドオーバ処理を実行し、該移動機が保持するエリア識別子と基地局から受信されるセルのエリア識別子が異なる場合に該移動機がどのセル配下にいるかを通知するための位置登録処理を実行する無線通信システムにおける位置登録エリア割当方法であって、
任意の移動機について、予め定められた時間間隔内に、第1セルと第2セル間でハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生したことを検出し、
検出された回数をカウントし、
カウントされた回数が、予め定められた閾値を超えた場合に、第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更して、他の移動機の第1セル及び第2セル間でのハンドオーバ処理と、該他の移動機の位置登録処理の発生タイミングを時間的に分離する前記位置登録エリア割当方法が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
移動機がセル間を移動する際にハンドオーバ処理を実行し、該移動機が保持するエリア識別子と基地局から受信されるセルのエリア識別子が異なる場合に該移動機がどのセル配下にいるかを通知するための位置登録処理を実行する無線通信システムにおいて、該無線通信システムは、
前記移動機と通信する基地局と、
ハンドオーバ処理及び位置登録処理を実行する呼処理制御装置と、
セルにエリア識別子を割り当てる監視制御サーバと
を備え、
前記呼処理制御装置は、
任意の移動機について、予め定められた時間間隔内に、第1セルと第2セル間でハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生したことを検出し、
検出された回数をカウントし、
カウントされた回数が予め定められた閾値を超えた場合に、前記監視制御サーバに通知し、
前記監視制御サーバは、
該通知に従い、第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更して、他の移動機の第1セル及び第2セル間のハンドオーバ処理と、該他の移動機の位置登録処理の発生タイミングを時間的に分離する前記無線通信システムが提供される。
本発明によると、呼処理制御装置が輻輳の発生したセルを自動的に検出し、輻輳の発生した2つの隣り合うセルのTAIの値を同じにしたために、データ通信中の複数の移動機がセル間を移動しても、ハンドオーバしか発生しなくなり、位置登録は別のセル間移動で発生するようになる。本発明によると、ハンドオーバと位置登録を場所的に分離することができるため、ハンドオーバと位置登録の同時発生による物理共有チャネルの輻輳を低減させることが可能となる。
データ通信中の複数の移動機がセル間を移動する前のシステム構成図を示した図である。 無線端末の構成を示すブロック図である。 基地局の構成を示すブロック図である。 呼処理制御装置の構成を示すブロック図である。 監視制御サーバの構成を示すブロック図である。 データ通信中の複数の移動機がセル間を移動し、ハンドオーバと位置登録が移動先のセルで同時発生したこと示すシステム構成図である。 2つの隣接するセルのTAIの値を同じにしたために、データ通信中の複数の移動機がセル間を移動しても、ハンドオーバと位置登録とが移動先のセルで同時発生しなくなったこと示すシステム構成図である。 ハンドオーバと位置登録とを同時発生させないようなTAIの再割り当てを示すシーケンス図である。 データ通信中の移動機の位置登録情報データベースの情報要素を示した図である。 基地局の基地局情報データベースの情報要素を示した図である。 呼処理制御装置の基地局情報データベース、位置登録情報データベース、シグナリング低減用パラメータデータベースの情報要素を示した図である。 監視制御サーバの基地局情報データベースの情報要素を示した図である。 移動機が位置登録を行った後の呼処理制御装置の位置登録情報データベースを示した図である。 移動機の位置登録情報データベースを示した図である。 ハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mが閾値Nを超えたことを示す図である。 監視制御サーバの基地局情報データベースの情報要素を示した図である。 基地局の基地局情報データベースの情報要素を示した図である。 基地局がTAI値を修正したために、当該基地局に在圏する移動機が位置登録を行った後の移動機の位置登録情報データベースを示した図である。 呼処理制御装置の位置登録情報データベースと、基地局情報データベースの情報要素を示した図である。 TAIの再割り当て後の位置登録とハンドオーバを示したシーケンス図である。 移動機の位置登録情報データベースを示した図である。 基地局の基地局情報データベースを示した図である。 呼処理制御装置の基地局情報データベースを示した図である。 呼処理制御装置の位置登録情報データベースを示した図である。 呼処理制御装置のシグナリング低減用パラメータデータベースを示した図である。 監視制御サーバの基地局情報データベースを示した図である。 移動機が位置登録を行った後の呼処理制御装置の位置登録情報データベースを示した図である。 移動機の位置登録情報データベースを示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態を適用する無線通信システムの構成を示す図である。本実施の形態では移動機(無線端末)の数を4台に限定して説明するが、移動機が何台あってもよく、同様の処理を行うことが可能である。
無線通信システムは、移動機A100−1、移動機B100−2、移動機C100−3、移動機D100−4と、基地局A101−1、基地局B101−2、基地局C101−3と、呼処理制御装置102と、ゲートウェイ103と、インターネット網104と、監視制御サーバ105とを備える。基地局A101−1と基地局B101−2と基地局C101−3は、セル106(セルa106−1、セルd106−2)を管理する。移動機100と基地局101は無線で通信を行う。基地局101と呼処理制御装置102とゲートウェイ103と監視制御サーバ105は有線にてメッシュ状で接続される。ゲートウェイ103は、インターネット網104と接続される。移動機100は、基地局101およびゲートウェイ103を介してインターネット網104に位置するサーバとの間でデータの送受信を行う。
移動機100は基地局101を介して呼処理制御装置102とハンドオーバと位置登録を実施する。例えば、データ通信中の移動機100−1、100−2がセルa106−1からセルd106−2に移動すると、移動機100−1、100−2は、基地局B101−2に対してハンドオーバ要求を送信する。基地局B101−2は、基地局A101−1とハンドオーバを行い、処理結果を呼処理制御装置102へ通知する。データ通信中の移動機100−1、100−2は、在圏セルのTAIが自身の持つTAI listに含まれない場合、位置登録を行う。例えば、データ通信中の移動機100−1、100−2がセルa106−1からセルdに移動し、移動先のセルd106−2のTAIの値が自身のメモリ等に記憶されたTAI listに含まれない場合、移動機100−1、100−2は、それぞれ位置登録を行う。移動機100−1、100−2は、無線上で基地局B101−2に対してそれぞれ位置登録メッセージを送信する。ここでは、位置登録メッセージは、例えば移動先のセルd106−2のTAIの値を含む。基地局B101−2は、移動機100−1、100−2から受信した位置登録メッセージを呼処理制御装置102へ転送する。呼処理制御装置102は、位置登録メッセージを受信すると基地局B101−1のセルdの配下に移動機100−1、100−2が在圏していることを認識し、移動機とTAIの値の対応を記憶する。
図2は、移動機100の構成を示すブロック図である。
移動機100は、送受信アンテナ200と、各アンテナ200に接続された無線アナログ部201と、無線アナログ部201と接続されたデジタル信号処理部202と、デジタル信号処理部202と接続された呼処理部203とを備える。
ここで、無線アナログ部201は、アンテナ200を介して受信した基地局101からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号処理部202に出力する。また、無線アナログ部201は、デジタル信号処理部202から受信したデジタル信号をアナログ信号に変換し、アンテナ200を介して基地局101に送信する。デジタル信号処理部202は、無線アナログ部201からの信号の復調や基地局101への信号の変調を行う。呼処理部203は、プロセッサ(制御部)210と、プロセッサ210が実行するプログラム等を格納するメモリ211と、呼処理制御装置102から送信されるTAI listを格納する位置登録情報データベース212とを備える。
移動機100は、データ通信中にセル間を移動すると基地局101に対してハンドオーバ要求を送信する機能と、移動先のセルのTAIの値が自身の持つTAI listに含まれないことを検知したことを契機に基地局101へ位置登録メッセージを送信する機能とを有する。これらの機能は、例えば、メモリ211に格納されたプログラムがプロセッサ210で実行されることで実現される。他の装置についても同様である。
図3は、基地局101の構成を示すブロック図である。
基地局101は、送受信アンテナ300と、アンテナ300の各々に接続された無線アナログ部301と、これら無線アナログ部301と接続されたデジタル信号処理部302と、デジタル信号処理部302と接続された呼処理部304と、呼処理部304と接続された回線インタフェース部303とを備える。回線インタフェース部303は、呼処理制御装置102と、ゲートウェイ103と、監視制御サーバ105とも接続される。
ここで、無線アナログ部301は、アンテナ300を介して受信した移動機100からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号処理部302に出力する。また、無線アナログ部301は、デジタル信号処理部302から受信したデジタル信号をアナログ信号に変換し、アンテナ300を介して移動機100に送信する。デジタル信号処理部302は、無線アナログ部301からの信号の復調や移動機100への信号の変調を行う。呼処理部304は、プロセッサ(制御部)310と、プロセッサ310が実行するプログラム等を格納するメモリ311と、基地局101のトラッキングエリア識別子であるTAIとを格納する基地局情報データベース312とを備える。
基地局101は、移動機100から送信された位置登録メッセージを呼処理制御装置102へ送信する機能と、呼処理制御装置102から送信された位置登録メッセージの応答を移動機100へ送信する機能と、移動機100から送信されたハンドオーバ要求の情報をもとに移動元のセルとセル切り替えを行う機能と、セル切り替えを行った結果としてハンドオーバ指示を移動機100に送信する機能と、ハンドオーバの結果どのセルからどのセルへ切り替えたのかを呼処理制御装置102に送信する機能と、監視制御サーバ105からTAIの変更要求を受信したことを契機に自身のTAIを変更する機能と、TAIが変更したことを呼処理制御装置102へ通知する機能とを備える。
図4は、呼処理制御装置102の構成を示すブロック図である。
呼処理制御装置102は、基地局101とゲートウェイ103と監視制御サーバ105と接続された回線インタフェース部400と、回線インタフェース部400と接続された呼処理部401とを備える。
ここで、呼処理部401は、プロセッサ(制御部)410と、プロセッサ410が実行するプログラム等を格納するメモリ411と、TAI listを格納する位置登録情報データベース412と、基地局101のトラッキングエリア識別子であるTAIを格納する基地局情報データベース413と、ハンドオーバと位置登録が同時発生したかどうかを検出するためのタイマと基地局101からハンドオーバ結果の通知を受信しどのセルからどのセルへ移動したのかのセル移動情報と移動機100が位置登録要求メッセージを送信した在圏セル情報とハンドオーバと位置登録とが連続発生した回数とハンドオーバと位置登録の同時発生現象が規定回数以上発生したことを検出するための閾値とを格納するシグナリング低減用パラメータデータベース414とを備える。
呼処理制御装置102は、移動機100によって行われたハンドオーバと位置登録とが同時発生したかどうかを判定する機能と、基地局101からハンドオーバ結果の通知を受信しどのセルからどのセルへ移動したのかを記憶する機能と、移動機100によって行われた位置登録がどのセルで行われたのかを記憶する機能と、ハンドオーバと位置登録とが同時発生した回数をカウントする機能と、ハンドオーバと位置登録とが同時発生した回数が規定数を超えた場合にハンドオーバと位置登録とにより移動機100と基地局101間の物理共有チャネルが圧迫していると判定する機能と、移動機100と基地局101間の物理共有チャネルが圧迫したことを監視制御サーバ105に通知する機能と、基地局101から転送された位置登録要求メッセージからどのセルで位置登録が発生したのかを記憶する機能と、移動機100から通知された位置登録メッセージの情報要素をもとに新しいページングエリアとしてTAI listを新たに導出する機能と、基地局からのTAI変更通知を受信したことを契機に基地局データベース413のTAI値を更新する機能とを備える。
図5は、監視制御サーバ105の構成を示すブロック図である。
監視制御サーバ105は、基地局101と呼処理制御装置102とゲートウェイ103と接続された回線インタフェース部500と、回線インタフェース部500と接続された呼処理部501とを備える。
ここで、呼処理部501は、プロセッサ(制御部)510と、プロセッサ510が実行するプログラム等を格納するメモリ511と、基地局101のトラッキングエリア識別子であるTAIを格納する基地局情報データベース512とを備える。
監視制御サーバ105は、呼処理制御装置102からのハンドオーバと位置登録の同時発生による負荷通知を受信したことを契機にTAIの再割り当て処理を開始する機能と、基地局へTAIを変更するように要求するメッセージを送信する機能とを備える。
図6は、データ通信中の移動機A100−1と移動機B100−2がセル間を移動し、ハンドオーバと位置登録が移動先のセルで同時発生したこと示すシステム構成図である。移動機A100−1と移動機B100−2が同時に位置登録とハンドオーバを行ったため、セルa106−1とセルd106−2のセルエッジにあたるエリアで、位置登録とハンドオーバによるシグナリングトラヒックで物理共有チャネルが圧迫される。物理共有チャネルが圧迫されたために、移動機A100−1と移動機B100−2のデータ通信速度が局地的に低下する。図6では、移動機A100−1と移動機B100−2の2台だけがセルaセルa106−1とセルd106−2間を移動する様子を図示したが、実際は電車やバスに乗った数十台の移動機が一度にセル間を移動することがある。電車やバスに乗った数十台の移動機がデータ通信中でかつ位置登録を行った場合、両セル間のセルエッジにあたるエリアで大量のシグナリングトラヒックが発生する。大量のシグナリングトラヒックは、データ通信で使用する物理共有チャネルを大量に圧迫するため、局地的にデータ通信速度が低下する。
図7は、2つの隣接するセルのTAIの値を同じにしたために、データ通信中の複数の移動機がセル間を移動しても、ハンドオーバと位置登録とが移動先のセルで同時発生しなくなったこと示すシステム構成図である。セルa106−1とセルd106−2のTAIの値を同じにすれば、セルa106−1とセルd106−2間では位置登録は発生しない。位置登録は、セルa106−1とセルd106−2間以外のセル間移動で発生するようになる。ハンドオーバと位置登録を場所的に分離すると、ハンドオーバと位置登録によるシグナリングトラヒックの大量発生を軽減することが可能となる。シグナリングトラヒックの大量発生を軽減すると、セルa106−1とセルd106−2のセルエッジにあたるエリアでの物理共有チャネルの圧迫を防ぐことができ、データ通信速度の局地的な低下を防ぐことができる。図8と図20では、具体的な処理方法についてシーケンス図を使って説明する。
図8は、ハンドオーバと位置登録とを同時発生させないようなTAIの再割り当てを示すシーケンス図である。
図9と図10と図11と図12は、各データベースの構成と、本実施の形態を説明するのに使用する各装置の初期の情報要素を示した図である。
データ通信中の移動機A100−1、移動機B100−2、移動機C100−3、移動機D100−4の位置登録情報データベース212の情報要素を図9(a)、図9(b)、図9(c)、図9(d)に示す。移動機100の位置登録情報データベース212には、TAI listにTAIの値が格納される。また、基地局A101−1と基地局B101−2と基地局C101−3の基地局情報データベース312の情報要素を図10(a)、図10(b)、図10(c)に示す。基地局101の基地局情報データベース312には、基地局配下のセル毎にTAIの値が格納される。呼処理制御装置102の基地局情報データベース413の情報要素、位置登録情報データベース412の情報要素、呼処理制御装置102のシグナリング低減用パラメータデータベース414の情報要素を図11(a)、図11(b)、図11(c)に示す。呼処理制御装置102の基地局情報データベース413には、基地局及びセル毎に、TAIの値が格納される。呼処理制御装置102の位置登録情報データベース412には、移動機毎のTAI listが格納される。呼処理制御装置102のシグナリング低減用パラメータデータベース414には、カウントリセット用タイマT1と、輻輳検出用タイマT2と、各セル間移動における、単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mと閾値Nとが格納される。監視制御サーバ105の基地局情報データベース512の情報要素を図12に示す。監視制御サーバ105の基地局情報データベース512には、基地局配下のセル毎にTAIの値が格納される。
図8の動作開始時には、例えば、以下のように各データベースに初期の情報が格納される。
図9(a)の移動機A100−1の位置登録情報データベース212には、TAI listにTAIの値として1が予め格納されている(ステップ801)。移動機A100−1は、在圏しているセルのTAIが1以外に変化した場合に位置登録を行う。
図9(b)移動機B100−2の位置登録情報データベース212には、TAI listにTAIの値として1が予め格納されている(ステップ802)。移動機B100−2は、在圏しているセルのTAIが1以外に変化した場合に位置登録を行う。
図10(a)の基地局情報データベース312には、基地局A101−1配下のセルa106−1にTAIの値として1が設定されている(ステップ803)。基地局A101−1は、セルa106−1がTAI=1で管理されていることを移動機100へ報知情報として通知する。基地局A101−1は、監視制御サーバ105からTAI値を変更するように要求された場合、基地局情報データベース312の要求の対象となっているセルに対応するTAI値を変更する。
図10(b)の基地局情報データベース312には、基地局B101−2配下のセルd106−2にTAIに2が設定されている(ステップ804)。基地局B101−2は、セルd106−2がTAI2で管理されていることを移動機100へ報知情報として通知する。基地局B101−2は、監視制御サーバ105からTAI値を変更するように要求された場合、基地局情報データベース312の要求の対象となっているセルに対応するTAI値を変更する。
図11(a)の基地局情報データベース413には、基地局A101−1と基地局B101−2に設定されているTAIと同じ値が設定されている。基地局A101−1と基地局B101−2は、呼処理制御装置102へあらかじめTAI値を通知している。呼処理制御装置102は、基地局101からTAI値を通知されるたびに自身の基地局情報データベース413を更新する。
図11(b)の位置登録情報データベース412には、移動機A100−1、移動機B100−2が所持するTAI listと同じ値が設定されている。移動機A100−1、移動機B100−2は、基地局A101−1が管理するセルa106−1と基地局B101−2が管理するセルd106−2から報知されているTAIの値がTAI listに含まれない場合に位置登録を行い、呼処理制御装置102へ位置登録要求メッセージを送信する。呼処理制御装置102は、移動機100が位置登録を行うたびに位置登録情報データベース412のTAI listの値を更新する。
図11(c)のシグナリング低減用パラメータデータベース414には、上述のように、カウントリセット用タイマT1と、輻輳検出用タイマT2と、各セル間移動における、単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mと閾値Nとを格納している。
カウントリセット用タイマT1とは、移動機100が行ったハンドオーバと位置登録が連続発生したのかどうかを検出するためのタイマである。呼処理制御装置102が移動機100からハンドオーバが開始されたことを検出するとタイマを始動する。タイマが満了するまでに同じ移動機100からの位置登録メッセージを受信するとハンドオーバと位置登録が連続発生したと判定する。本タイマが満了した場合、呼処理制御装置102は、ハンドオーバと位置登録が連続で発生しなかったと判定する。
輻輳検出用タイマT2とは、単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数をリセットするためのタイマである。呼処理制御装置102は、無線通信サービスを開始すると直ちに輻輳検出用タイマを起動する。輻輳検出用タイマが満了する前に単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数が閾値を超過すると、ハンドオーバと位置登録が過剰に連続発生していると判定する。本タイマが満了した場合、呼処理制御装置102は、単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数を0にリセットする。
単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mとは、ハンドオーバと位置登録の連続発生現象が単位時間当たりに何回発生したのかを示す情報要素である。本実施の形態では、複数の移動機によりセルa106−1とセルd106−2間でハンドオーバと位置登録が大量に発生し、Mが99回とカウントされていたものとする(ステップ805)。
閾値Nとは、単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mが一定値を超えたのかどうかを検出するための情報要素である。本実施の形態では、N=100回とする(ステップ805)。単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mが閾値Nを超えた場合、呼処理制御装置102は、監視制御サーバ105に対してハンドオーバと位置登録が連続発生し無線区間の物理共有チャネルを圧迫していることを通知する。単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mが閾値Nを超えない場合、呼処理制御装置102は何もしない。
図12の基地局情報データベース512には、基地局Aと基地局B101−2の所持するTAIと同じ値が設定されている。基地局A101−1と基地局B101−2は、監視制御サーバ105からあらかじめ設定すべきTAIを通知された値を設定している。基地局A101−1と基地局B101−2は、監視制御サーバ105からTAIを通知されるたびに自身の基地局情報データベース312を更新する。監視制御サーバ105は、呼処理制御装置102から単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数が閾値を超えたことを通知されると、自身の基地局情報データベース512の対象基地局のTAI値を更新し、基地局100へTAI値を変更するように要求する。
図8に戻り、動作を説明する。
移動機A100−1と移動機B100−2は、データ通信を行っている状態(アクティブ状態)で、基地局A101−1のセルa106−1から基地局B101−2のセルd106−2に移動する(ステップ806)。移動機A100−1と移動機B100−2は、データ通信中にセル間を移動したのでハンドオーバを行うように基地局B101−2に要求する(ステップ807)。基地局B101−2は、基地局A101−1とハンドオーバを行い、呼処理制御装置102へハンドオーバを実施したことを通知する(ステップ808)。
呼処理制御装置102は、基地局B101−2からハンドオーバ実施通知を受信するとタイマT1を始動する(ステップ809)。なお、呼処理制御装置102は、タイマT1が満了するまでに同じ移動機100から位置登録が開始されたことを検出するとハンドオーバと位置登録が連続発生したと判定し、呼処理制御装置102のシグナリング低減用パラメータデータベース414の単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mを移動機ごとに1ずつインクリメントする。例えば、該当する2つのセルに対応する連続発生回数Mをインクリメントする。本タイマが満了した場合、呼処理制御装置102は、ハンドオーバと位置登録が連続で発生しなかったと判定する。
移動機A100−1と移動機B100−2は、基地局B101−2のセルd106−2から報知されているTAI2が自身の所持するTAI listに含まれていないので、基地局B101−2を介して呼処理制御装置102へ位置登録要求を送信する(ステップ810)。移動機A100−1と移動機B100−2と呼処理制御装置102は、基地局B101−2を介して位置登録を行い、TAI listを更新する(ステップ811)。
図13は、移動機A100−1と移動機B100−2が位置登録を行った後の位置登録情報データベース412を示した図である。呼処理制御装置102は、移動機A100−1と移動機B100−2が位置登録を行った後、位置登録情報データベース412の移動機A100−1と移動機B100−2のTAI listの値をTAI=1、2にそれぞれ更新する。
呼処理制御装置102は、移動機A100−1と移動機B100−2のTAI listにTAI=1に加えて、位置登録を行ったセルd106−2のTAI=2を含めて移動機へTAI listを送信する。呼処理制御装置102は、タイマTが満了するまでに移動機A100−1と移動機100−2から位置登録メッセージを受信したのでセルaとセルd間でハンドオーバと位置登録が連続発生したと判定し、呼処理制御装置102のシグナリング低減用パラメータデータベース414の単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mを2回分インクリメントする。ここでは、セル移動情報がセルa−セルdである連続発生回数Mがインクリメントされる。呼処理制御装置102のシグナリング低減用パラメータデータベース414において、セルa−セルdに対応する単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mは、99回から101回に増加した(図15参照)。
図14(a)と図14(b)は、移動機A100−1と移動機B100−2の位置登録情報データベース212を示した図である。
移動機A100−1は、呼処理制御装置102から送信されたTAI list(TAI=1、2)を位置登録情報データベース212に設定する(ステップ812)。移動機B100−2は、呼処理制御装置102から送信されたTAI list(TAI=1、2)を位置登録情報データベース212に設定する(ステップ813)。
呼処理制御装置102は、呼処理制御装置102のシグナリング低減用パラメータデータベース414の単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mが閾値Nを超過したのかどうかを判定する(ステップ814)。この処理は定期的に行ってもよいし、位置登録実行時に行うようにしてもよい。
図15は、ハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mが閾値Nを超えたことを示す図である。移動機A100−1と移動機B100−2が行ったハンドオーバ後、タイマTが満了するまでに位置登録を行ったため、呼処理制御装置102は、ハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mを2回分増加させる。Mが99回から101回に増加し閾値N=100を超過したので、呼処理制御装置は、セルaからセルdへのハンドオーバと位置登録の連続発生により物理共有チャネルが圧迫されていると判定する。
呼処理制御装置102は、セルa106−1からセルd106−2へのハンドオーバと位置登録の連続発生により物理共有チャネルが圧迫されていることを監視制御サーバ105へ通知する(ステップ815)。監視制御サーバ615は、呼処理制御装置102からセルa106−1からセルd106−2間で位置登録が発生しないようにするために、セルa106−1とセルd106−2に同じTAI値に変更する。監視制御サーバ105は、セルa106−1とセルd106−2に割り振るTAI値として、例えば呼処理制御装置102が現在使用していないTAI値を選択する。
図16は、監視制御サーバ105の基地局情報データベース512の情報要素を示した図である。監視制御サーバ615は、呼処理制御装置102からセルa106−1からセルd106−2間で位置登録が発生しないようにするために、セルa106−1とセルd106−2に同じTAI=10を設定した。
監視制御サーバ105は、設定したセルa106−1とセルd106−2のTAI値を基地局A101−1と基地局B101−2に送信する(ステップ817)。基地局A101−1と基地局B101−2は、監視制御サーバから指定されたTAI値を承認する処理を開始する (ステップ818)。基地局A101−1と基地局B101−2のTAI値を変更すると、当該基地局に在圏する全ての移動機100から一斉に位置登録が行われる。そこでステップ818では、セルa106−1とセルd106−2に在圏する全ての基地局101からの位置登録により無線区間を圧迫させることを防ぐために、基地局101は、例えば、一部の移動機に対してアクセス規制を行い一度に位置登録を上げさせない処理を行う、通信量の少ない深夜等の予め定められた時間帯にTAIを変更する、または、TAI値を変更するかどうかは保守者によって最終判断を任せ、例えば現在変更するか否かの指示を入力する、変更する所望の時間を入力する、といった処理を行う。また、セルaとセルdに在圏する移動機の数が予め定められた閾値(第2閾値)以下であればTAI値を変更し、閾値より大きい場合に上述の処理を行ってもよい。
図17(a)と図17(b)は、基地局A101−1と基地局B101−2の基地局情報データベース312の情報要素を示した図である。基地局A101−1は、TAI値が承認されると、監視制御サーバ105から通知されたTAI=10を基地局101の基地局情報データベース312に設定する(ステップ819)。同様に、基地局B101−2は、監視制御サーバ105から通知されたTAI=10を基地局101の基地局情報データベース312に設定する(ステップ820)。
基地局A101−1と基地局B101−2は、TAIの値が変わったことを呼処理制御装置102に通知する(ステップ821)。
図18(a)、図18(b)、図18(c)、図18(d)は、基地局A101−1と基地局B101−2がTAI値を修正したために、基地局A101−1と基地局B101−2に在圏する移動機A100−1、移動機B100−2、移動機C100−3、移動機D100−4が位置登録を行った後の移動機A100−1、移動機B100−2、移動機C100−3、移動機D100−4の位置登録情報データベース212を示した図である。移動機A100−1、移動機B100−2、移動機C100−3、移動機D100−4は、基地局A101−1と基地局B101−2からTAI=10を報知情報として受信したことを契機に位置登録を行う(ステップ822)。移動機A100−1、移動機B100−2、移動機C100−3、移動機D100−4による位置登録手順は、図8のステップ810と811と同じ手順である。
図19(a)と図19(b)は、呼処理制御装置102の位置登録情報データベース412と、呼処理制御装置102の基地局情報データベース413の情報要素を示した図である。移動機A100−1、移動機B100−2、移動機C100−3、移動機D100−4から位置登録要求を受けた呼処理制御装置102は、位置登録情報データベース412の移動機A100−1のTAI listをTAI=1、2、10に、移動機B100−2のTAI listをTAI=1、2、10に、移動機C100−3のTAI listをTAI=1、10に、移動機D100−4のTAI listをTAI=1、10にそれぞれ更新する。
基地局A101−1と基地局B101−2からTAIの値が変わったことを通知された呼処理制御装置102は、基地局情報データベース413のセルa106−1とセルd106−2のTAI値を10へ更新する。
図20は、TAIの再割り当て後の位置登録とハンドオーバを示したシーケンス図である。図8の処理により、他の移動機C、Dがセルaからセルdへ移動した場合において、ハンドオーバの処理と位置登録の処理が時間的に分離されることを示す。
図21(a)、図21(b)は、移動機C100−3と移動機D100−4の位置登録情報データベース212を示した図である。移動機C100−3と移動機D100−4の位置登録情報データベース212には、TAI listにTAIの値としてそれぞれ1、10が格納されている(ステップ901、ステップ902)。なお、図21(a)、(b)は、図18(c)、(d)に対応する。移動機C100−3と移動機D100−4は、在圏しているセルのTAIが1、10以外に変化した場合に位置登録を行う。
図22(a)、図22(b)は、基地局A101−1と基地局B101−2の基地局情報データベース312を示した図である。基地局A101−1の基地局情報データベース312には、基地局A101−1配下のセルa106−1にTAIの値として10が設定されている(ステップ903)。なお、図22(a)、(b)は、図17(a)、(b)に対応する。基地局A101−1は、セルa106−1がTAI=10で管理されていることを移動機100へ報知情報として通知する。基地局A101−1は、監視制御サーバ105からTAI値を変更するように要求された場合、基地局情報データベース312のTAI値を変更する。基地局B101−2の基地局情報データベース312には、基地局B101−2配下のセルd106−2にTAIに10が設定されている(ステップ904)。基地局B101−2は、セルd106−2がTAI=10で管理されていることを移動機100へ報知情報として通知する。基地局B101−2は、監視制御サーバ105からTAI値を変更するように要求された場合、基地局情報データベース312の要求の対象となっているセルに対応するTAI値を変更する。
図23は、呼処理制御装置102の基地局情報データベース413を示した図である。基地局情報データベース413には、基地局A101−1と基地局B101−2と基地局C101−3に設定されているTAIと同じ値が設定されている。なお、図23は図19(b)に対応する。基地局A101−1と基地局B101−2と基地局C101−3は、呼処理制御装置102へあらかじめTAI値を通知している。呼処理制御装置102は、基地局101からTAI値を通知されるたびに自身の基地局情報データベース413を更新する。
図24は、呼処理制御装置102の位置登録情報データベース412を示した図である。位置登録情報データベース412には、移動機C100−3、移動機D100−4が所持するTAI listと同じ値が設定されている。なお、図24は図19(a)に対応する。移動機C100−3と移動機D100−4は、基地局101から報知されてTAIの値がTAI listに含まれない場合に位置登録を行い、呼処理制御装置102へ位置登録要求メッセージを送信する。呼処理制御装置102は、移動機100が位置登録を行うたびに位置登録情報データベース412のTAI listの値を更新する。
図25は、呼処理制御装置102のシグナリング低減用パラメータデータベース414を示した図である。シグナリング低減用パラメータデータベース414には、カウントリセット用タイマと、輻輳検出用タイマと、単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mと閾値Nとを格納している。セルaからセルdへの移動における単位時間当たりのハンドオーバと位置登録の連続発生回数Mと閾値Nは、図8の処理でハンドオーバと位置登録との同時発生がセルaからセルdへの移動で起こらなくなったため、値をNULLとする。
図26は、監視制御サーバ105の基地局情報データベース512を示した図である。基地局情報データベース512には、基地局A101−1と基地局B101−2と基地局C101−3が所持するTAIと同じ値が設定されている。なお、図26は図16に対応する。
移動機C100−3と移動機D100−4は、基地局A101−2のセルa106−1から基地局B101−2のセルd106−2に移動したことを契機にハンドオーバを行う(ステップ907〜ステップ909)。
移動機C100−3と移動機D100−4は、基地局B101−2のセルd106−2から報知されているTAI=10が自身の所持するTAI listに含まれているので、ここでは位置登録を行わない。
次に、移動機C100−3と移動機D100−4は、例えば基地局B101−2のセルd101−2から基地局B101−2のセルf101−3に移動する(ステップ910)。
基地局B101−2のセルf106−3から報知されているTAI2が自身の所持するTAI listに含まれていないので、位置登録を行い、呼処理制御装置102へ基地局B101−2を介して位置登録要求を送信する(ステップ911)。
移動機C100−3と移動機D100−4と呼処理制御装置102は、基地局B101−2を介して位置登録を行い、TAI listを更新する(ステップ912)。呼処理制御装置102は、移動機C100−3と移動機D100−4のTAI listにTAI=1、10に加えて、位置登録を行ったセルf106−3のTAI=2を含めて移動機へTAI listを送信する。なお、ここでもハンドオーバは発生しうるが、セルaからセルdへ移動する移動機の数に比べてセルdからセルfへ移動する移動機の数が小さく、ハンドオーバ処理と位置登録処理の連続発生回数が閾値以下であれば物理共有チャネルを圧迫しない。また、セルd−セルf間でも上記連続発生回数が閾値を超えれば、TAIの値を共通にすることができる。この場合、例えばセルa、セルd、セルfが共通のTAIの値になるようにしてもよい。
図27は、移動機C100−3と移動機B100−4が位置登録を行った後の位置登録情報データベース412を示した図である。呼処理制御装置102は、移動機C100−3と移動機D100−4が位置登録を行った後、位置登録情報データベース412の移動機C100−3と移動機D100−4のTAI listの値をTAI=1、2、10にそれぞれ更新する。
図28(a)と図28(b)は、移動機C100−3と移動機D100−4の位置登録情報データベース212を示した図である。
移動機C100−3は、呼処理制御装置102から送信されたTAI list(TAI=1、2、10)を位置登録情報データベース212に設定する(ステップ913)。
移動機D100−4は、呼処理制御装置102から送信されたTAI list(TAI=1、2、10)を位置登録情報データベース212に設定する(ステップ914)。
本実施の形態では、呼処理制御装置102でハンドオーバと位置登録の同時発生回数をカウントしたが、基地局101または監視制御サーバ105でハンドオーバと位置登録の同時発生回数をカウントしてもよい。この場合、シグナリング低減用パラメータデータベース414を基地局101または監視制御サーバ105で管理する。
シグナリング低減用パラメータデータベース414を監視制御サーバ105で管理する場合、呼処理制御装置102は、移動機100からハンドオーバと位置登録が行われるたびに、どの移動機100からハンドオーバと位置登録が行われたのかを随時通知する。図8の814での閾値超過の判定も監視制御サーバ105で行う。
シグナリング低減用パラメータデータベース414を基地局101で管理する場合、基地局101は、移動機100からハンドオーバと位置登録が行われるたびに、どの移動機100からハンドオーバと位置登録が行われたのかを随時カウントするする。図8の814での閾値超過の判定は、基地局101で行う。
本実施の形態では、セル間移動でハンドオーバと位置登録が同時に大量に発生したことを自動的に検出し、セル間移動でハンドオーバと位置登録が同時に発生しないように位置登録エリア番号の割り当て処理を行った。ハンドオーバと位置登録の発生を場所的に分離したので、局地的な物理共有チャネルの圧迫を防ぐことができ、複数の移動機のデータ通信速度の低下を防ぐことができる。
ハンドオーバと位置登録が同時に大量発生した場合に移動元のセルと移動先のセルのTAI値を同じにすると、バスや電車など高速で移動する乗り物の通り道において、特に大量の人が往来する通り道だけを選択的に同じTAIにできる。同じTAIになったエリア内では、データ通信を行っている人だけでなくデータ通信を行っていない人も一斉に位置登録が発生することが無くなるので、位置登録によるシグナリングトラヒックの大量発生も防ぐことができ、無線通信システムのエリア全体にわたり無線リソースを抑えることが可能となる。
本発明は、例えば、複数のセルを有し、移動機がセル間を移動する際にハンドオーバや位置登録の処理を行う無線通信システムに利用可能である。
100…移動機
101…基地局
102…呼処理制御装置
103…ゲートウェイ
104…インターネット網
105…監視制御サーバ
106…セル
200…受信アンテナ
201…無線アナログ部
202…デジタル信号処理部
203…呼処理部
210…プロセッサ
211…プログラム格納メモリ
212…位置登録情報データベース
300…受信アンテナ
301…無線アナログ部
302…デジタル信号処理部
303…回線インタフェース部
304…呼処理部
310…プロセッサ
311…プログラム格納メモリ
312…基地局情報データベース
400…回線インタフェース
401…呼処理部
410…プロセッサ
411…プログラム格納メモリ
412…位置登録情報データベース
413…基地局情報データベース
414…シグナリング低減用パラメータデータベース
500…回線インタフェース
501…呼処理部
510…プロセッサ
511…プログラム格納メモリ
512…基地局情報データベース

Claims (12)

  1. 基地局と通信する移動機がセル間を移動する際にハンドオーバ処理を実行し、該移動機が保持するエリア識別子と基地局から受信されるセルのエリア識別子が異なる場合に該移動機がどのセル配下にいるかを通知するための位置登録処理を実行する無線通信システムにおける位置登録エリア割当方法であって、
    任意の移動機について、予め定められた時間間隔内に、第1セルと第2セル間でハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生したことを検出し、
    検出された、第1セルと第2セル間でハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生した回数をカウントし、
    カウントされた、第1セルと第2セル間でハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生した回数が、予め定められた閾値を超えた場合に、第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更して、他の移動機の第1セル及び第2セル間でのハンドオーバ処理と、該他の移動機の位置登録処理の発生タイミングを時間的に分離する前記位置登録エリア割当方法。
  2. 呼処理制御装置は、
    ハンドオーバ処理及び位置登録処理の一方が実行されると、前記時間間隔を計るタイマを始動し、
    タイマが満了するまでにハンドオーバ処理及び位置登録処理の他方が実行されることで、予め定められた時間間隔内にハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生したことを検出する請求項1に記載の位置登録エリア割当方法。
  3. 基地局は、エリア識別子が変更されると、第1セル及び第2セルに在圏する複数の移動機のうち一部をアクセス制限し、該複数の移動機からの、エリア識別子が変更されたことによる位置登録要求を時間的にずらして受け付ける請求項1に記載の位置登録エリア割当方法。
  4. 予め定められた時間帯に第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更する請求項1に記載の位置登録エリア割当方法。
  5. 第1セルと第2セルに在圏する移動機の数が予め定められた第2閾値以下になったら、第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更する請求項1に記載の位置登録エリア割当方法。
  6. 所望の時間帯を入力し、該時間帯に第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更する請求項1に記載の位置登録エリア割当方法。
  7. 移動機がセル間を移動する際にハンドオーバ処理を実行し、該移動機が保持するエリア識別子と基地局から受信されるセルのエリア識別子が異なる場合に該移動機がどのセル配下にいるかを通知するための位置登録処理を実行する無線通信システムにおいて、該無線通信システムは、
    前記移動機と通信する基地局と、
    ハンドオーバ処理及び位置登録処理を実行する呼処理制御装置と、
    セルにエリア識別子を割り当てる監視制御サーバと
    を備え、
    前記呼処理制御装置は、
    任意の移動機について、予め定められた時間間隔内に、第1セルと第2セル間でハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生したことを検出し、
    検出された、第1セルと第2セル間でハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生した回数をカウントし、
    カウントされた、第1セルと第2セル間でハンドオーバ処理と位置登録処理との双方が発生した回数が予め定められた閾値を超えた場合に、前記監視制御サーバに通知し、
    前記監視制御サーバは、
    該通知に従い、第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更して、他の移動機の第1セル及び第2セル間のハンドオーバ処理と、該他の移動機の位置登録処理の発生タイミングを時間的に分離する前記無線通信システム。
  8. 前記呼処理制御装置は、
    ハンドオーバ処理及び位置登録処理の一方が実行されることで始動し、前記時間間隔を計るタイマと、
    第1セルと第2セルの識別子に対応して、カウントされた回数を記憶するメモリと
    を有する請求項7に記載の無線通信システム。
  9. 前記基地局は、エリア識別子が変更されると、第1セル及び第2セルに在圏する複数の移動機のうち一部をアクセス制限し、該複数の移動機からの、エリア識別子が変更されたことによる位置登録要求を時間的にずらして受け付ける請求項7に記載の無線通信システム。
  10. 前記監視制御サーバは、予め定められた時間帯に第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更する請求項7に記載の無線通信システム。
  11. 前記監視制御サーバは、第1セル及び第2セルに在圏する移動機の数が予め定められた第2閾値以下になったら、第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更する請求項7に記載の無線通信システム。
  12. 前記監視制御サーバは、所望の時間帯を入力し、該時間帯に第1セルと第2セルのエリア識別子を共通の識別子に変更する請求項7に記載の無線通信システム。
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