JP5288490B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の表示部の表示を制御する端末装置及びプログラムに関する。
従来、携帯電話機などのように、メインディスプレイとサブディスプレイとを備えた折り畳み式の携帯端末装置においては、メインディスプレイに画像が表示されている状態で蓋部が閉じられた際に、当該画像をその表示方向と同一の表示方向でサブディスプレイに表示させることにより、メインディスプレイの表示情報をサブディスプレイに受け継いで表示させることにより、メインディスプレイからサブディスプレイへの受け継ぎ表示を行うようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−318058号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、メインディスプレイからサブディスプレイへの受け継ぎ表示を実現可能とするために、ディスプレイの種類に応じてメインディスプレイ用として各種の表示情報と、サブディスプレイ用として各種の表示情報を予め用意しておかなければならないが、ディスプレイの特性(例えば、ディスプレイの大きさの相違、表示能力の相違、操作可能なキーの相違)、表示情報を記憶しておくための記憶容量の削減など、様々な理由により、メインディスプレイ用の表示情報とサブディスプレイ用の表示情報とが必ずしも1対1に対応しているとは限らず、例えば、メインディスプレイ用の表示情報しか存在しなかったり、サブディスプレイ用の表示情報しか存在しなかったりすることが多かった。
このような場合には、メインディスプレイからサブディスプレイへの受け継ぎ表示を行うことができないため、その受け継ぎ表示に代わって所定の初期画面(例えば、携帯電話機では待受画面)を一律に表示するしかないが、所定の初期画面を一律に表示することは、ユーザにとって、今まで行っていた操作が全て無駄になって最初から操作をやり直さなければならず、今までの操作の継続性を維持することができなくなる、という問題が起きる。
本発明の課題は、ある表示部に表示されている表示情報に相当する表示情報を別の表示部に表示させる場合に、その別の表示部に表示させる表示情報が存在していなくても、その表示を適切に制御できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、第1表示部及び第2表示部の表示を制御する端末装置であって、前記第1表示部用として用意されている第1表示情報群のうち、そのいずれかの第1表示情報が前記第1表示部に表示されている状態で、前記第2表示部への表示を指示する表示指示手段と、この表示指示手段により第2表示部への表示が指示された場合に、前記第1表示情報群のうち、前記第1表示部に表示されている第1表示情報を検出する表示情報検出手段と、前記第2表示部用として用意されている第2表示情報群のうち、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別する判別手段と、この判別手段により存在しないと判別された場合に、前記第2表示情報群のうち、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定する特定手段と、この特定手段により代替情報として特定された第2表示情報を前記第2表示部に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、前記表示制御手段は、前記判別手段により第1表示情報に相当する第2表示情報が存在すると判別された場合に、当該第2表示情報を前記第2表示部に表示させる、ようにしたことを特徴とする請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記第1表示情報群及び前記第2表示情報群は、それぞれ階層構造を成す表示情報群であり、前記判別手段は、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しないと判別した場合には当該第1表示情報よりも階層が上の第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別し、前記特定手段は、前記判別手段により階層が上の第1表示情報に相当する第2表示情報が存在すると判別された場合に、当該第2表示情報を代替情報として特定する、ようにしたことを特徴とする請求項3記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記第1表示部に表示された第1表示情報を表示履歴として記憶管理する表示履歴記憶手段を更に備え、前記判別手段は、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しないと判別した場合には、前記表示履歴記憶手段により記憶されている表示履歴を参照して、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報よりも前に表示された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別し、前記特定手段は、前記判別手段により前に表示された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在すると判別された場合に、当該第2表示情報を代替情報として特定する、ようにしたことを特徴とする請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記表示制御手段は、前記特定手段により代替情報として特定された第2表示情報を前記第2表示部に表示させると共に、前記第1表示部を非表示の状態にする、ようにしたことを特徴とする請求項5記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記第1表示情報群は、前記第1表示部用として用意されていて、当該第1表示部に応じてその基本的な表示形態を定義する基本表示情報群であり、前記第2表示情報群は、前記第2表示部用として用意されていて、当該第2表示部に応じてその基本的な表示形態を定義する表示情報群であり、前記特定手段は、前記第1表示部用の基本表示情報に相当する前記第2表示部用の基本表示情報が存在しない場合に、前記表示情報検出手段により検出された第1表示部用の基本表示情報に関連する第2表示部用の基本表示情報を代替情報として特定する、ようにしたことを特徴とする請求項6記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、前記第1表示部用の基本表示情報内のパラメータ情報を記憶するパラメータ情報記憶手段を更に備え、前記第1表示情報群は、前記基本表示情報群のほか、前記パラメータ情報記憶手段により記憶されている各基本表示情報内のパラメータ情報であり、前記特定手段は、前記表示情報検出手段により検出された前記第1表示部用の基本表示情報に関連する前記第2表示部用の基本表示情報を代替情報として特定すると共に、前記第1表示部用の基本表示情報に対応して前記パラメータ情報記憶手段により記憶されているパラメータ情報を代替情報として特定し、前記表示制御手段は、前記特定手段により特定された前記第2表示部用の基本表示情報を前記第2表示部に表示させるほか、前記特定されたパラメータ情報を当該前記第2表示部用の基本表示情報内に表示させる、ようにしたことを特徴とする請求項7記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、当該端末装置本体の使用状態を示すスタイルを検出するスタイル手段を更に備え、前記表示指示手段は、前記スタイル検出手段により所定のスタイルになったことが検出された場合に、前記第2表示部への表示を指示する、ようにしたことを特徴とする請求項8記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記第2表示部への表示を指示する指示操作を検出する操作検出手段を更に備え、前記表示指示手段は、前記操作検出手段により第2表示部への表示を指示する指示操作が検出された場合に、前記第2表示部への表示を指示する、ようにしたことを特徴とする請求項9記載の発明であってもよい。
上述した課題を解決するために請求項10記載の発明は、第1表示部及び第2表示部の表示を制御する端末装置であって、前記第1表示部と第2表示部との表示切替を指示する切替指示手段と、この切替指示手段により表示切替が指示された場合に、前記第1表示部又は前記第2表示部に表示されている情報を第1表示情報として検出する表示情報検出手段と、この表示情報検出手段により検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別する判別手段と、この判別手段により存在しないと判別された場合に、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定する特定手段と、この特定手段により代替情報として特定された第2表示情報を前記第1表示情報が表示されていた表示部以外の表示部に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする
また、上述した課題を解決するために請求項11記載の発明は、コンピュータに対して、第1表示部用として用意されている第1表示情報群のうち、そのいずれかの第1表示情報が前記第1表示部に表示されている状態で、第2表示部への表示を指示する機能と、前記第2表示部への表示が指示された場合に、前記第1表示情報群のうち、前記第1表示部に表示されている第1表示情報を検出する機能と、前記第2表示部用として用意されている第2表示情報群のうち、前記検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別する機能と、前記第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しないと判別された場合に、前記第2表示情報群のうち、前記検出された第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定する機能と、前記特定された第2表示情報を前記第2表示部に表示させる機能と、を実現させるためのプログラムを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項12記載の発明は、コンピュータに対して、第1表示部と第2表示部との表示切替を指示する機能と、前記表示切替が指示された場合に、前記第1表示部又は前記第2表示部に表示されている情報を第1表示情報として検出する機能と、前記検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別する機能と、前記検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しないと判別された場合に、前記検出された第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定する機能と、前記代替情報として特定された第2表示情報を前記第1表示情報が表示されていた表示部以外の表示部に表示させる機能と、を実現させるためのプログラム特徴とする。
本発明によれば、ある表示部に表示されている表示情報に相当する表示情報を別の表示部に表示させる場合に、その別の表示部に表示させる表示情報が存在していなくても、その表示を適切に制御することができ、利便性に富んだものとなる。
端末装置として適用した携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 折り畳みタイプの携帯電話機の外観図で、(1)は、折り畳みを閉じたクローズスタイル、(2)は、折り畳みを開いた状態のオープンスタイル、(3)は、特殊なビュースタイルを示した図。 画面情報記憶部M3を説明するための図。 (1)〜(3)は、メイン表示部16及びサブ表示部17の画面表示例を示した図。 (1)〜(3)は、メイン表示部16及びサブ表示部17の他の画面表示例を示した図。 表示履歴記憶部M4を説明するための図。 スタイル情報記憶部M5を説明するための図。 携帯電話機の全体動作の概要を示したメインフローチャート。 表示処理A(図9のステップA12)、表示処理B(図9のステップA17)を詳述するためのフローチャート。 階層を遡ることによって指定した代替画面を表示する代替画面表示処理A(図10のステップB12)を詳述するためのフローチャート。 表示履歴を遡ることによって指定した代替画面を表示する代替画面表示処理B(図10のステップB13)を詳述するためのフローチャート。
以下、図1〜図12を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話機1には、音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などが備えられている。携帯電話機1は、最寄りの基地局2A、交換機2Bから無線通信網(移動体通信網)2に接続されると、この無線通信網2を介して他の携帯電話機(図示省略)との間で通話可能な状態となる。また、携帯電話機1は、無線通信網2を介してインターネット3に接続されると、電子メールの送受信が可能となったり、Webページなどの情報を受信して閲覧可能となったりする。
図2は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、二次電池(図示省略)を備えた電池部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリ(図示省略)などを有している。記憶部13には、プログラム記憶部M1、各種情報一時記憶部M2、画面情報記憶部M3、表示履歴記憶部M4、スタイル情報記憶部M5などが設けられている。なお、記憶部13は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しない所定の外部サーバ上にあってもよい。
プログラム記憶部M1は、後述する図9〜図12に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するための基本プログラムやアプリケーションプログラム、それに必要な情報などを記憶する。各種情報一時記憶部M2は、フラグ情報、カウンタ情報、画面情報など、携帯電話機1が動作するために必要な各種の情報を一時的に記憶するワーク領域である。なお、画面情報記憶部M3、表示履歴記憶部M4、スタイル情報記憶部M5については、後で詳述するものとする。
無線通信部14は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局2Aとの間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調して中央制御部1に対して出力すると、中央制御部11は、音声信号処理部15を介して通話用スピーカSPから音声出力させる。また、無線通信部14は、通話用マイクMCからの入力音声データが音声信号処理15から中央制御部11を介して供給されると、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナAT1から送信させる。
メイン表示部16は、高精細液晶や有機EL(Electro Luminescence)を使用し、例えば、待受画像、アイコン、日時情報などのほか、各種のコンテンツ(テキストデータ、メール、Webページ)を表示する主要な表示部である。サブ表示部17は、例えば、高精細液晶や有機ELなどを使用し、アイコン、日時情報などのほか、各種のコンテンツを表示する副次的な表示部である。なお、例えば、メイン表示部16のサイズは、480×800ドットであるのに対して、サブ表示部17のサイズは、480×600ドットとなっているが、それらのサイズは任意である。なお、サブ表示部17は、メモリ性表示デバイスの電子ペーパ(電気泳動ディスプレイ)を使用した構成であってもよい。また、メイン表示部16、サブ表示部17は、携帯電話機1に備えられている表示部に限らず、外部モニタなど、任意の外部表示装置であってもよい。
この実施形態においては、メイン表示部16、サブ表示部17のうち、その一方の表示部(第1表示部)に表示される第1表示部用の表示情報群と、他方の表示部(第2表示部)に表示される第2表示部用の表示情報群とが記憶管理されており、この第1表示部用の表示情報群内のいずれかの第1表示情報が第1表示部に表示されている状態において、その第1表示情報に相当する第2表示情報を第2表示部へ受け継ぎ表示(切り替え表示)させる場合に、第1表示情報に相当する第2表示情報が存在していれば、その第2表示情報を第2表示部に表示させるが、第1表示情報に相当する第2表示情報が存在していなければ、この第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定して第2表示部に表示させるようにしている。なお、第1表示部用の表示情報群や第2表示部用の表示情報群とは、後述するが、画面フォームやデザインを定義する画面情報のほかに、この画面内の可変な情報(入力された文字、現在のカーソル位置、現在のハイライト表示など)を含めた情報であるが、そのいずれか一方の情報であってもよい。
操作部18は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、図示しないが、十字キー(決定キーやカーソルキー)や数値キー/文字キーのほか、メイン表示部16、サブ表示部17との間で表示の受け継ぎを指示(表示の切り替えを指示)するキーなど、各種のキーを備え、中央制御部11は、この操作部18からの入力操作信号に応じた処理を実行する。なお、操作部18上の各種のキーは、ハードキー(押しボタン型ののキー)に限らず、ソフトーキー(タッチキー)であってもよい。RTC(リアルタイムクロックモジュール)19は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC19から現在日時を取得する。報知部20は、サウンドスピーカ20A、LED(発光ダイオード)20B、振動モータ20Cを備え、着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時などでも駆動される。
スタイル検出部21は、携帯電話機本体の使用状態を示すスタイルやスタイルが変更されたことを検出するもので、例えば、筐体の各所に磁石と磁力センサを配置した構成と成っている。中央制御部11は、このスタイル検出部21からの検出信号に基づいて現在のスタイルを判別する。テレビ放送受信部22は、通信端末装置向けのワンセグ地上波デジタルテレビ放送のほか、電子番組表(EPG情報)などの番組情報もアンテナAT2を介して受信可能となっている。撮像処理部23は、静止画撮影のほかに動画撮影も可能なカメラ機能を構成する。
図3は、携帯電話機の外観図である。
携帯電話機は、その本体を構成する複数の筐体の連結状態に応じて複数のスタイルに変更可能な2軸ヒンジタイプの携帯電話機であり、本体筐体Aと表示部を有する表示筐体Bとを折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部Cを介して連結した構成となっている。このような2軸ヒンジタイプの携帯電話機は、本体筐体Aと表示筐体Bとが、どのように連結されているかに応じて携帯電話機の形態を複数のスタイル(クローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイル)に変更可能となっている。
図3(1)は、本体筐体Aと表示筐体Bとの折り畳みを閉じた状態(クローズスタイル)を示している。このクローズスタイルにおいて表示筐体Bの内側に配設したメイン表示部16は、内側となって隠された状態となるが、表示筐体Bの外側に配設したサブ表示部17は、外側となって露出した状態となる。図3(2)は、本体筐体Aと表示筐体Bとの折り畳みを開いた状態のオープンスタイルを示している。このオープンスタイルにおいてはメイン表示部16が内側となって露出した状態となるが、サブ表示部17は外側に向いてその表示内容をそのままでは視認できない状態となっている。なお、本体筐体Aの内面には、操作部18及び通話用マイクMCが配設され、サブ表示部17の内面には、メイン表示部16のほか、通話用スピーカSPが配設されている。
図3(3)は、上述のオープンスタイルにおいて表示筐体Bを180°回転させた状態(反転させた状態)に変更した後、この状態から本体筐体Aに対して表示筐体Bを折り畳んだ状態のビュースタイルを示している。このビュースタイルにおいてもメイン表示部16は外側に露出した状態となり、ユーザ側からその表示内容を視認可能となるが、サブ表示部17は内側に隠された状態となる。
図4は、画面情報記憶部M3を説明するための図である。
画面情報記憶部M3は、メイン表示部16の特性などに応じてその基本的な表示形態(配置、色などの画面フォームやデザイン)を定義するメイン表示部用の画面情報群(基本表示情報群)を記憶したり、サブ表示部17の特性などに応じてその基本的な表示形態(配置、色などの画面フォームやデザイン)を定義するサブ表示部用の画面情報群(基本表示情報群)を記憶したりするもので、「画面ID」、「画面名称」、「画面情報」、「構造情報」の項目を有する構成となっている。
「画面ID」及び「画面名称」は、各種の画面を識別するための画面識別情報であり、図示の例では、待受画面、メインメニュー、設定・ツールメニュー、ツールメニュー、…、発信メニュー、新しい発信番号入力画面、発信履歴リスト、お気に入りリスト、グループリスト、などの各種の画面を有している。「画面情報」は、上述したような基本表示情報であり、「メイン表示部」、「サブ表示部」の項目を有し、各種の画面に対応して「メイン表示部」には、メイン表示部用の画面情報が記憶され、「サブ表示部」にはサブ表示部用の画面情報が記憶されている。
ここで、「画面情報」の「メイン表示部」、「サブ表示部」に画面情報がそれぞれ記憶されている場合には、メイン表示部用の画面情報に相当するサブ表示部用の画面情報が1対1の関係で記憶されている場合であるが、「サブ表示部」に対応して“−”が記憶されている場合には、メイン表示部用の画面情報に相当するサブ表示部用の画面情報が記憶されていない(存在していない)ことを示している。なお、図示の例は、メイン表示部用の画面情報に相当するサブ表示部用の画面情報が存在していない場合を示したが、これとは逆に、サブ表示部用の画面情報に相当するメイン表示部用の画面情報が存在していない場合には、「メイン表示部」に対応して“−”が記憶される。
「構造情報」は、階層構造を成すメイン表示部用の画面情報群内において他の画面情報との関係性(階層の繋がり関係)を示し、また、サブ表示部用の画面情報群内において他の画面情報との関係性(階層の繋がり関係)を示すもので、例えば、図示の例において、「画面名称」が“メインメニュー”の「構造情報」は、メインメニュー群の第1階層(ルート)を示す情報、“設定・ツールメニュー”の「構造情報」は、メインメニュー群の第2階層を示す情報、“ツールメニュー”の「構造情報」は、メインメニュー群の第3階層を示す情報となる。また、「画面名称」が“発信メニュー”の「構造情報」は、発信メニュー群の第1階層、“グループリスト”の「構造情報」は、発信メニュー群の第2階層を示す情報となる。
図5は、メイン表示部16及びサブ表示部17の画面表示例を示した図である。なお、図中、左側の画面がメイン表示部16の画面を示し、右側の画面がサブ表示部17の画面を示している。
図5(1)は、待受画面を示した図で、メイン表示部16の待受画面には、現在日時が表示されているほか、タッチキーとして、メインメニューを呼び出すためのメインキー、発信メニューを呼び出すための発信キーが設けられている。このメイン表示部16の待受画面に対応して画面情報記憶部M3には、サブ表示部用の待受画面が存在しているため、図示のようにサブ表示部17にもその待受画面が表示される。
図5(2)は、待受画面内の発信キーの操作に応じて表示された発信メニュー画面を示した図で、階層構造を成す発信メニュー群の第1階層の画面を示している。このメイン表示部16の発信メニュー画面には、そのメニュー項目として、“1新しい発信”、“2発信履歴”、“3お気に入り”、“4グループ”が表示され、また、タッチキーとして、1つ前の画面を表示させる戻るキー、任意に選択したメニュー項目を確定させる決定キーが設けられている。このメイン表示部16の発信メニュー画面に対応して画面情報記憶部M3には、サブ表示部用の発信メニュー画面が存在しているため、図示のようにサブ表示部17にもその発信メニュー画面が表示される。なお、図示の例は、発信メニュー画面内の“4グループ”がハイライト表示(例えば、グレー表示)されて、グループリストのメニュー項目が選択されている状態を示している。
図5(3)は、発信メニュー画面内の“4グループ”が選択されている状態で決定キーが操作されることによって表示されたグループリスト画面を示した図で、階層構造を成す発信メニュー群の第2階層の画面を示している。このメイン表示部16のグループリスト画面には、そのメニュー項目として、“1家族”、“2友人”、“3サークル”、“4会社”が表示され、タッチキーとして、戻るキー、決定キーが設けられている。なお、図示の例は、グループリスト画面内の“1家族”がハイライト表示されて、家族のメニュー項目が選択されている状態を示している。
このメイン表示部16のグループリスト画面に対応して画面情報記憶部M3の「サブ表示部」は“−”となっていて、メイン表示部用のグループリスト画面に相当するサブ表示部用のグループリスト画面が存在していないため、図示のようにサブ表示部17には、グループリスト画面は表示されない。なお、図中、破線で示した四角は、メイン表示部用の画面に相当するサブ表示部用の画面が存在していないことを示している。このような場合、この実施形態においては、それに代わる代替画面(後述する)をサブ表示部17に表示させるようにしている。
図6は、メイン表示部16及びサブ表示部17の他の画面表示例を示した図である。なお、この場合においても、図中、左側の画面がメイン表示部16の画面を示し、右側の画面がサブ表示部17の画面を示している。
図6(1)は、図5(1)に示したメイン表示部16の待受画面内において、そのメインキーの操作に応じて表示されたメインメニュー画面を示した図で、階層構造を成すメインメニュー群の第1階層の画面を示している。
メイン表示部16のメインメニュー画面には、そのメニュー項目として升目状に配列された“設定・ツール”、“カメラ”、“テレビ”、“Web”、“音楽”、“ゲーム”、“時計”、“メール”、“カレンダ”が表示され、また、タッチキーとして、戻るキー、決定キーが設けられている。このメイン表示部16のメインメニュー画面に対応して画面情報記憶部M3には、サブ表示部用のメインメニュー画面が存在しているため、図示のようにサブ表示部17にはメインメニュー画面が表示される。なお、図示の例は、メインメニュー画面内の“設定・ツール”がハイライト表示されて、設定・ツールのメニュー項目が選択されている状態を示している。
図6(2)は、メインメニュー画面内の“設定・ツール”が選択されている状態で決定キーが操作されることによって表示された設定・ツールメニュー画面を示した図で、階層構造を成すメインメニュー群の第2階層の画面を示している。このメイン表示部16の設定・ツールメニュー画面には、そのメニュー項目として、“1表示設定”、“2通信設定”、“3ツール”が表示され、タッチキーとして、戻るキー、決定キーが設けられている。なお、図示の例は、設定・ツール画面内の“ツール”がハイライト表示されて、ツールのメニュー項目が選択されている状態を示している。
このメイン表示部16の設定・ツールメニュー画面に対応して画面情報記憶部M3の「サブ表示部」は“−”となっていて、メイン表示部用の設定・ツールリスト画面に相当するサブ表示部用の設定・ツールメニュー画面が存在していないため、図示のようにサブ表示部17にはその設定・ツールメニュー画面は表示されない。なお、図中、破線で示した四角は、メイン表示部用の画面に相当するサブ表示部用の画面が存在していないことを示し、この場合においてもその代替画面をサブ表示部17に表示させるようにしている。
図6(3)は、設定・ツールメニュー画面内の“ツール”が選択されている状態で決定キーが操作されることによって表示されたツールメニュー画面を示した図で、階層構造を成すメインメニュー群の第3階層の画面を示している。このメイン表示部16のツールメニュー画面には、そのメニュー項目として、“1電卓”、“2辞書”、“3メモ帳”、“4ボイスレコーダ”が表示され、タッチキーとして、戻るキー、決定キーが設けられている。なお、図示の例は、ツール画面内の“1電卓”がハイライト表示されて、電卓メニュー項目が選択されている状態を示している。このメイン表示部16のツールメニュー画面に対応して画面情報記憶部M3の「サブ表示部」は“−”となっていて、メイン表示部用のツールメニュー画面に相当するサブ表示部用のツールメニュー画面が存在していないため、図示のように、サブ表示部17にはツールメニュー画面は表示されてはいない。なお、図中、破線で示した四角は、メイン表示部用の画面に相当するサブ表示部用の画面が存在していないことを示している。
図7は、表示履歴記憶部M4を説明するための図である。
表示履歴記憶部M4は、メイン表示部16又はサブ表示部17に表示された画面の情報を表示履歴として時系列に順次記憶するもので、「表示日時」、「画面ID」、「パラメータ情報」、「表示部フラグ」の各項目を有している。「表示日時」は、画面が表示された日時を示し、「画面ID」は、表示された画面の画面IDを示す。
「パラメータ情報」は、メイン表示部16やサブ表示部17に表示されている画面内に含まれている可変の情報(パラメータ情報)であり、ユーザ操作で任意に入力された項目の内容、自動生成された項目の内容、各種の識別表示などである。例えば、メニューやリストの画面であれば、項目の内容(項目の内容が発信履歴のように可変の場合)、識別表示(ハイライト表示や反転表示)の位置が「パラメータ情報」となり、また、文字入力用の画面であれば、入力中の文字、カーソル位置などが「パラメータ情報」となる。「表示部フラグ」は、画面がメイン表示部16に表示されているのか、サブ表示部17に表示されているのかを示すフラグで、“1”は、何らかの画面が現在表示中の表示部であることを示している。なお、表示履歴記憶部M4内の最新の表示履歴は、現在表示されている画面の情報となる。
図8は、スタイル情報記憶部M5を説明するための図である。
スタイル情報記憶部M5は、どのスタイルのときに画面をメイン表示部16に表示させるのかサブ表示部17に表示させるのかを示すスタイル情報を記憶するもので、「スタイル」、「表示部」の項目を有している。図示の例では、クローズスタイルのときにサブ表示部17に画面を表示させ、オープンスタイル及びビュースタイルのときにメイン表示部16に画面を表示させるようにしている。すなわち、本実施形態ではスタイルによって露出する表示部に画面を表示させ、スタイルによって隠される表示部の画面を消去するようにしている。
このようなスタイルの変更に応じて中央制御部11は、メイン表示部16からサブ表示部17に画面を受け継いで表示(切り替え表示)させたり、サブ表示部17からメイン表示部16に画面を受け継いで表示(切り替え表示)させたりするようにしている。例えば、中央制御部11は、メイン表示部16に表示されるメイン表示部用の画面情報群のうち、そのいずれかの画面情報がメイン表示部16に表示に表示されている状態において、オープンスタイル又はビュースタイルからクローズスタイルに変更されたものとすると、画面情報記憶部M3を参照し、メイン表示部16に表示されているメイン表示部用の画面情報に相当するサブ表示部用の画面情報が存在しているかを判別する。
その結果、サブ表示部用の画面情報が存在していれば、このサブ表示部用の画面情報を読み出してサブ表示部17に表示させると共に、表示履歴記憶部M4を参照し、メイン表示部16に現在表示されている画面の「パラメータ情報」を表示履歴として読み出して、サブ表示部用の画面内に反映(再現)表示させるようにしている。また、メイン表示部16に表示されているメイン表示部用の画面情報に相当するサブ表示部用の画面情報が存在していなければ、サブ表示部17に表示されるサブ表示部用の画面情報群のうち、上述のメイン表示部用の画面情報に関連するサブ表示部用の画面情報を代替情報として特定し、この代替情報としてのサブ表示部用の画面情報をサブ表示部17に表示させるようにしている。
なお、上述のような受け継ぎ表示は、オープンスタイル又はビュースタイルからクローズスタイルに変更された場合に限らず、クローズスタイルからオープンスタイル又はビュースタイルに変更された場合も同様である。この場合には、サブ表示部17からメイン表示部16への受け継ぎ表示が行われる。また、スタイルの変更時に限らず、表示の受け継ぎを指示するキー操作(表示指示操作)が行われた場合も同様で、メイン表示部16からサブ表示部17への受け継ぎ表示が行われたり、サブ表示部17からメイン表示部16への受け継ぎ表示が行われたりする。
次に、本実施形態における携帯電話機1の動作概念を図9〜図12に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図9は、携帯電話機の全体動作の概要を示したメインフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、基地局2Aとの間で通信を行って位置を登録する待受処理を行った後(ステップA2)、スタイル検出部21の検出結果に基づいて現在のスタイルを判別する(ステップA3)。その結果、クローズスタイルであれば(ステップA4でYES)、画面情報記憶部M3からサブ表示部用の待受画面の画面情報を読み出してサブ表示部17に待受画面を表示させ(ステップA5)、その他のスタイル(オープンスタイル、ビュースタイル)であれば(ステップA4でNO)、画面情報記憶部M3からメイン表示部用の待受画面の画面情報を読み出してメイン表示部16に待受画面を表示させる(ステップA6)。
このようにして新たな画面を表示させると、その新たな画面表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後(ステップA7)、何らかの操作を検出したかを調べたり(ステップA8)、スタイルの変更を検出したかを調べたり(ステップA16)、着信を検出したかを調べたりする(ステップA18)。いま、何らかの操作を検出したときには(ステップA8でYES)、それは電源オフ操作であるか(ステップA9)、メイン表示部16又はサブ表示部17への画面の表示を指示する表示指示操作(表示切替操作)であるか、その他の操作であるかを調べる(ステップA11)。
電源オフ操作であれば(ステップA9でYES)、電源オフ処理を行って(ステップA10)、このフローの終了となるが、その他の操作であれば(ステップA11でNO)、発信メニュー画面など、操作に応じた画面をメイン表示部16又はサブ表示部17に表示させると共に(ステップA13)、この新たな画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させる(ステップA14)。そして、発信動作など、操作に応じた動作を実行した後(ステップA15)、上述のステップA8に戻る。
また、メイン表示部16又はサブ表示部17への画面の表示を指示する表示指示操作(表示切替操作)が行われたときには(ステップA11でYES)、後述する表示処理Aを実行した後(ステップA12)、上述のステップA8に戻る。また、スタイル検出部21によりスタイルの変更が検出されたときには(ステップA16でYES)、後述する表示処理Bを実行した後(ステップA17)、上述のステップA8に戻る。また、着信を検出したときには(ステップA18でYES)、通話可能状態とする通話処理を行った後(ステップA19)、上述のステップA8に戻る。
図10は、表示処理A(図9のステップA12)、表示処理B(図9のステップA17)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、上述の表示指示操作に応じて表示処理Aが実行開始された場合には、その操作によって表示指示された表示部(メイン表示部16又はサブ表示部17)に対して画面の表示を指示する表示指示信号を発生する(ステップB1)。例えば、メイン表示部16からサブ表示部17への受け継ぎを指示する表示指示操作の場合には、サブ表示部17に対して表示指示信号を発生し、サブ表示部17からメイン表示部16への受け継ぎを指示する表示指示操作の場合には、メイン表示部16に対して表示指示信号を発生する。
他方、スタイル変更に応じて表示処理Bが実行開始された場合には、スタイル検出部21により変更後のスタイルを検出すると共に(ステップB14)、この変更後のスタイルに基づいてスタイル情報記憶部M5を検索し、そのスタイル情報として「表示部」を読み出し(ステップB15)、この「表示部」によって指定されるメイン表示部16又はサブ表示部17に対して表示指示信号を発生する(ステップB16)。例えば、変更後がクローズスタイルであれば、サブ表示部17に対して表示指示信号を発生するが、オープンスタイル又はビュースタイルであれば、メイン表示部16に対して表示指示信号を発生する。
このように表示処理A又は表示処理Bが実行開始されて表示指示信号を発生した後は(ステップB1、B16)、次のステップB2に移り、表示履歴記憶部M4から最新の表示履歴を読み出す。例えば、メイン表示部16からサブ表示部17への表示指示の場合には、最新の表示履歴として、メイン表示部16に現在表示されている画面の「画面ID」を読み出し、また、サブ表示部17からメイン表示部16への表示指示の場合には、最新の表示履歴として、サブ表示部17に現在表示されている画面の「画面ID」を読み出す。次に、表示指示された表示部は、何らかの画面を現在表示中であるか、つまり、その表示部に対応付けられている「表示部フラグ」が“1”になっているかを調べる(ステップB3)。
いま、「表示部フラグ」が“1”になっている場合、つまり、表示指示された表示部に何らかの画面が表示されている場合には(ステップB3でYES)、今回の表示指示を無効とするために、図10のフローから抜けて、図9のステップA8に戻る。また、表示指示された表示部に何の画面も表示されていない非表示状態の場合には(ステップB3でNO)、上述のステップB2で読み出した「画面ID」、つまり、最新の表示履歴である画面(現在表示されている画面)の「画面ID」に基づいて画面情報記憶部M3を検索し(ステップB4)、表示指示された表示部用の画面情報群の中に、現在表示中の画面に相当する画面情報が存在しているかを判別する(ステップB5)。
例えば、図5(2)に示すように、メイン表示部16に発信メニュー画面が表示されている状態で、メイン表示部16からサブ表示部17への表示が指示された場合には、メイン表示部用の発信メニュー画面に相当するサブ表示部用の発信メニュー画面は、サブ表示部用の画面情報群の中に存在しているので(ステップB5でYES)、次のステップB6に移り、現在表示中の画面、この例ではメイン表示部16の発信メニュー画面に対応する「パラメータ情報」を表示履歴記憶部M4から読み出した後、現在表示中の表示部の画面を消去する(ステップB8)。そして、表示指示された表示部、この例ではサブ表示部17にそのサブ表示部用の画面(発信メニュー画面)を表示させる(ステップB8)。
そして、上述のステップB6で読み出した「パラメータ情報」を、表示指示された表示部の画面内に反映表示させる(ステップB9)。この場合、メイン表示部16内のハイライト表示“4グループ”がサブ表示部17の画面(発信メニュー画面)内にそのまま反映表示されて再現される。そして、この画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後(ステップB10)、図10のフローから抜けて図9のステップA8に戻る。
また、サブ表示部17からメイン表示部16への表示が指示された場合にも同様に、サブ表示部用の発信メニュー画面に相当するメイン表示部用の発信メニュー画面は、メイン表示部用の画面情報群の中に存在しているので(ステップB5でYES)、サブ表示部17の発信メニュー画面に対応する「パラメータ情報」を読み出した後(ステップB6)、このサブ表示部17の発信メニュー画面を消去する(ステップB7)。そして、メイン表示部16にそのメイン表示部用の発信メニュー画面を表示させると共に(ステップB8)、サブ表示部17内のハイライト表示“4グループ”をメイン表示部16に反映表示させる(ステップB9)。そして、この画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後(ステップB10)、図9のステップA8に戻る。
一方、表示指示された表示部用の画面情報群の中に、現在表示中の画面情報に相当する画面情報が存在していなければ(ステップB5でNO)、代替画面表示処理に移る(ステップB11〜B13)。この代替画面表示処理は、表示指示された表示部用の画面情報群のうち、現在表示中の画面情報に関連する画面情報を代替情報として特定して表示させる処理で、どのような画面を代替画面とするかを指定する代替種指定フラグを参照し、画面情報の階層を遡って代替画面を指定するか、画面情報の表示履歴を遡って代替画面を指定するかを判別する(ステップB11)。いま、代替指定フラグが“1”、つまり、階層を遡って代替画面を指定する場合には(ステップB11でYES)、代替画面表示処理Aに移るが(ステップB12)、代替指定フラグが“0”、つまり、表示履歴を遡って代替画面を指定する場合には(ステップB11でNO)、代替画面表示処理Bに移る(ステップB13)。なお、代替指定フラグは、ユーザが操作によって任意に指定できるものとする。
図11は、階層を遡ることによって指定した代替画面を表示する代替画面表示処理A(図10のステップB12)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、画面情報記憶部M3から現在表示中の表示部用の画面情報群を読み出すと共に(図11のステップC1)、カウンタNの値をその初期値“1”とする(ステップC2)。この場合、カウンタNは、現在表示中の画面情報の階層よりもN個分上の階層を指定するもので、中央制御部11は、現在表示中の表示部用の画面情報群に対応付けられている「階層情報」を参照することによって、現在表示中の画面情報の階層よりもN個分上に遡った階層の画面が存在しているかを判別する(ステップC3)。最初は、このカウンタNの値が「1」であるから1階層上の画面が存在しているかを判別する。
いま、図5(2)に示すように、メイン表示部16に発信メニュー群の第1階層の画面(発信メニュー画面)が表示されている場合、あるいは図6(1)に示すように、メイン表示部16にメインメニュー群の第1階層の画面(メインメニュー画面)が表示されている場合には、それよりも1階層上の画面情報は存在しないため(ステップC3でNO)、次のステップC4に移り、表示中の表示部の画面を消去、この例では、メイン表示部16の発信メニュー画面又はメインメニュー画面を消去する。そして、表示指示された表示部(この例では、サブ表示部17)に待受画面を表示させると共に(ステップC5)、この画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後に(ステップC12)、図11のフローから抜ける。
また、図5(3)に示すように、メイン表示部16に発信メニュー群の第2階層の画面(グループリスト画面)が表示されている場合には、それよりも1階層上の画面情報として発信メニュー群の第1階層の画面(発信メニュー画面)が存在し、また、図6(3)に示すように、メイン表示部16にメインメニュー群の第3階層の画面(ツールメニュー画面)が表示されている場合には、それよりも1階層上の画面として設定・ツールメニュー画面が存在している。このような場合には、ステップC3からステップC6に移り、表示指示された表示部用の画面情報群の中に、その画面(上述したN個上の階層の画面)に相当する画面情報が存在しているかを判別する。ここで、表示指示された表示部(この例では、サブ表示部17)の画面情報群の中には、メイン表示部16のグループリスト画面よりも1階層上の発信メニュー画面に相当するサブ表示部用の発信メニュー画面(図5(2)参照)が存在しているので(ステップC6でYES)、その画面(サブ表示部用の発信メニュー画面)を代替画面として特定する(ステップC7)。
そして、現在表示中の画面よりもN個分上の階層の画面(メイン表示部用の発信メニュー画面)に対応する「パラメータ情報」を表示履歴記憶部M4から読み出した後(ステップC8)、現在表示中の表示部の画面(メイン表示部用のグループリスト画面)を消去する(ステップC9)。そして、表示指示された表示部(この例ではサブ表示部17)に、代替画面として特定した画面(サブ表示部用の発信メニュー画面)を表示させる(ステップB10)。そして、上述のステップC3で読み出した「パラメータ情報」を表示指示された表示部の画面内に反映表示させる(ステップC11)。この場合、メイン表示部16内のハイライト表示“4グループ”がサブ表示部17にそのまま反映表示されて再現される。そして、この画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後(ステップC12)、図11のフローの終了となる。
また、図6(3)に示すように、メイン表示部16にメインメニュー群の第3階層の画面(ツールメニュー画面)が表示されている場合には、それよりも1階層上の画面として設定・ツールメニュー画面が存在しているが(ステップC3でYES)、サブ表示部用の画面情報群の中には、メイン表示部用の設定・ツールメニュー画面に相当するサブ表示部用の設定・ツールメニュー画面は存在していないので(ステップC6でNO)、次のステップC13に移り、カウンタNに“1”を加算してその値を更新する処理を行った後、上述のステップC3に戻る。
この場合、カウンタNの値は“2”に更新されるので、現在表示中の画面(ツールメニュー画面)よりも2階層上の画面としてメインメニュー画面が存在し(ステップC3でYES)、かつ、このメイン表示部用のメインメニュー画面に相当するサブ表示部用のメインメニュー画面が存在しているので(ステップC6でYES)、以下、上述の場合と同様に、その画面を代替画面として特定すると共に(ステップC7)、メイン表示部16に表示されている画面(メインメニュー画面)の「パラメータ情報」を読み出す(ステップC8)。
そして、メイン表示部16の画面を消去する(ステップC9)。そして、サブ表示部17にそのサブ表示部用の画面(発信メニュー画面)を代替画面として表示させると共に(ステップC10)、サブ表示部17の画面内にパラメータを反映表示させる(ステップC11)。この場合、メイン表示部16内のハイライト表示“設定・ツール”がサブ表示部17にそのまま反映表示されて再現される。そして、この画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後(ステップC12)、図11のフローの終了となる。
図12は、表示履歴を遡ることによって指定した代替画面を表示する代替画面表示処理B(図10のステップB13)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、表示履歴記憶部M4から現在表示中の表示部の表示履歴を読み出すと共に(図12のステップD1)、カウンタNの値をその初期値“1”とする(ステップD2)。この場合、カウンタNは、最新の表示履歴(現在表示中の画面の情報)よりもN個分前に遡った表示履歴を指定するもので、中央制御部11は、現在表示中の表示部に対応付けられている表示履歴を参照することによって、最新の表示履歴よりもN個分前の表示履歴が存在しているかを判別する(ステップD3)。ここで、現在表示中の画面が最初の表示履歴であれば、それよりも前の表示履歴は存在しないので(ステップD3でNO)、次のステップD4に移り、表示中の表示部の画面を消去する。そして、表示指示された表示部に待受画面を表示させると共に(ステップD5)、この画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後に(ステップD13)、図12のフローから抜ける。
また、最新の表示履歴よりもN個前に表示履歴が存在している場合(ステップD3でYES)、例えば、図5(3)に示すメイン表示部16にグループリスト画面の1個前の表示履歴として、図5(2)に示すような発信メニュー画面が存在している場合、又は、図6(3)に示すメイン表示部16にツールメニュー画面の1個前の表示履歴として、図6(2)に示すような設定・ツールメニュー画面が存在している場合には、次のステップD6に移り、表示指示された表示部用の画面情報群の中に、その画面(上述したN個前の画面)に相当する画面情報が存在しているかを判別する。
この場合、図5(2)に示すように、表示指示された表示部(この例では、サブ表示部17)の画面情報群の中には、メイン表示部用の発信メニュー画面に相当するサブ表示部用の発信メニュー画面が存在しているので(ステップD6でYES)、その画面(サブ表示部用の発信メニュー画面)を代替画面として特定する(ステップD7)。そして、最新の表示履歴よりもN個分前の表示履歴に対応する「パラメータ情報」を表示履歴記憶部M4から読み出した後(ステップD8)、現在表示中の表示部の画面を消去する(ステップD9)。
そして、表示指示された表示部(この例ではサブ表示部17)に、代替画面として特定した画面(サブ表示部用の発信メニュー画面)を表示させた後(ステップD10)、上述のステップD8で読み出した「パラメータ情報」を、表示指示された表示部の画面内に反映表示させる(ステップD11)。この場合、メイン表示部16内のハイライト表示“4グループ”がサブ表示部17にそのまま反映表示されて再現される。そして、この画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後(ステップD12)、図12のフローの終了となる。
また、図6(3)に示すように、メイン表示部16にメインメニュー群の第3階層の画面(ツールメニュー画面)が表示されている場合には、それよりも1個前の表示履歴の画面として設定・ツールメニュー画面が存在しているが(ステップD3でYES)、このメイン表示部用の設定・ツールメニュー画面に相当するサブ表示部用の設定・ツールメニュー画面は存在していないので(ステップD6でNO)、次のステップD13に移り、カウンタNに“1”を加算してその値を更新する処理を行った後、上述のステップD3に戻る。
この場合、カウンタNの値は“2”に更新されるので、現在表示中の画面よりも2個前の表示履歴の画面が存在しているかを調べるが、現在表示中の画面(ツールメニュー画面)よりも2個前の表示履歴の画面として、例えばメインメニュー画面が存在している場合には(ステップD3でYES)、このメイン表示部用のメインメニュー画面に相当するサブ表示部用のメインメニュー画面が存在しているので(ステップD6でYES)、以下、上述の場合と同様に、その画面を代替画面として特定する(ステップD7)。
そして、メイン表示部16に表示されている画面よりも2個前の画面(メインメニュー画面)の「パラメータ情報」を読み出した後(ステップD8)、現在表示中のツールメニュー画面を消去する(ステップD9)。そして、サブ表示部17にその発信メニュー画面を代替画面として表示させると共に(ステップD10)、上述の「パラメータ情報」をサブ表示部17の画面内に反映表示させる(ステップD11)。そして、この画面の表示に応じて表示履歴記憶部M4に最新の表示履歴を追加記憶させた後(ステップD12)、図12のフローの終了となる。
以上のように、この実施形態において中央制御部11は、メイン表示部16、サブ表示部17のうち、その一方の表示部(第1表示部)に表示されている第1表示情報に相当する第2表示情報を他方の表示部(第2表示部)に表示させる場合に、この第2表示情報が存在していなくても、第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定して第2表示部に表示させるようにしたので、第2表示部への表示を適切に制御することができ、利便性に富んだものとなる。
また、第1表示部に表示されている第1表示情報に相当する第2表示情報が存在する場合には、この第2表示情報を第2表示部に表示させるようにしたので、同じような内容の情報を第2表示部に表示させることができ、作業の継続性に富んだものとなる。
階層構造の第1表示情報を表示させているときに、第1表示部に表示されている第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しない場合には、この第1表示情報よりも階層が上の第2表示情報を代替情報として表示させるようにしたので、階層に従った適切な表示制御が可能となり、最上位階層に戻さず、間近な階層に戻すことができ、作業の継続性が富んだものとなる。
第1表示部に表示されている第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しない場合には、表示履歴記憶部M4を参照して、第1表示部に表示されている第1表示情報よりも前に表示された第1表示情報に相当する第2表示情報を代替情報として表示特定するようにしたので、表示履歴に従った適切な表示制御が可能となり、最初に表示させた表示履歴に戻さず、間近な表示履歴に戻すことができ、作業の継続性が富んだものとなる。
代替情報として特定された第2表示情報を第2表示部に表示させると共に、第1表示部を非表示の状態とするようにしたので、不要な表示を停止して、表示制御に関する電力消費を抑制することができると共に、第1表示部から第2表示部への受け継ぎ(切り替わり)表示が自然なものとなる。
第1表示情報は、第1表示部の基本的な表示形態を定義する画面情報(基本表示情報)であり、第2表示情報は、第2表示部の基本的な表示形態を定義する画面情報(基本表示情報)であり、この第1表示部用の画面情報に関連する第2表示部用の画面情報を代替情報として特定するようにしたので、同じような表示形態の画面を第2表示部に表示させることができ、作業の継続性に富んだものとなる。
第1表示部用の画面情報内のパラメータ情報が表示履歴として記憶されていると共に、第1表示部用の画面情報に関連する第2表示部用の画面情報が代替情報として表示されている状態において、この第2表示部用の画面情報内に表示履歴のパラメータ情報を表示するようにしたので、第1表示部の操作履歴を第2表示部にそのまま反映させることができ、受け継ぎ表示が適切となり、作業の継続性に富んだものとなる。
所定のスタイルに応じて第2表示部への表示を指示するようにしたので、使用状態に応じてスタイルを変更するだけで第2表示部への表示を指示することができ、第2表示部への表示が自然なものとなる。
ユーザ操作に応じて第2表示部への表示を指示するようにしたので、ユーザの意図に従って第2表示部への表示を指示することができる。
表示切替が指示された場合に、第1表示部又は第2表示部に表示されている情報を第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しない場合には、この第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定して、第1表示情報が表示されていた表示部以外の表示部に表示させるようにしたので、第1表示部から第2表示部への切り替え、又は第2表示部から第1表示部への切り替え表示(受け継ぎ表示)を適切に行うことができ、利便性に富んだものとなる。
なお、上述した実施形態においては、第1表示部から第2表示部への画面情報の切り替えを行ったり、又は第2表示部から第1表示部への画面情報の切り替え表示(受け継ぎ表示)を行ったりするようにしたが、それに限らず、任意であり、例えば、両方の表示部に画面情報を表示させるようにしてもよい。この場合、一方の表示部では画面を拡大表示、他方の表示部では画面を縮小表示させるなど、両方の表示部の表示形態を任意に変更するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、携帯電話機の内側の画面(メイン表示部の画面)と外側の画面(サブ表示部の画面)との表示を切り替える場合を例示したが、内側の画面同士での表示を切り替えであってもよい。また、上述した実施形態においては、メイン表示部、サブ表示部としたが、3つ以上の表示部であってもよいし、複数の同等の表示部であってもよい。また、画面は実施形態に例示された画面に限らず、例えば、発信履歴リスト、カメラのモニタ画面、送信メール入力中画面など、任意の画面であってもよい。
また、表示履歴に基づいて代替画面を特定する場合に、表示情報は階層構造を有しない表示情報であってもよい。また、表示部に表示された表示情報を表示履歴として記憶するようにしたが、表示部に表示させるための表示情報を一時記憶するようにしてよく、また、表示情報ごとに表示中フラグを備え、現在表示されている表示情報の表示中フラグを“1”にするようにしてもよい。
上述した各実施形態においては、2軸ヒンジタイプの携帯電話機に適用したが、ストレートタイプ、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよい。また、上述した実施形態においては、端末装置として携帯電話機を例示したが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、それらの複合機など、任意の端末装置であってもよい。
上述した実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 携帯電話機
11 中央制御部
13 記憶部
16 メイン表示部
17 サブ表示部
18 操作部
21 スタイル検出センサ
M1 プログラム記憶部
M3 画面情報記憶部
M4 表示履歴記憶部
M5 スタイル情報記憶部

Claims (12)

  1. 第1表示部及び第2表示部の表示を制御する端末装置であって、
    前記第1表示部用として用意されている第1表示情報群のうち、そのいずれかの第1表示情報が前記第1表示部に表示されている状態で、前記第2表示部への表示を指示する表示指示手段と、
    この表示指示手段により第2表示部への表示が指示された場合に、前記第1表示情報群のうち、前記第1表示部に表示されている第1表示情報を検出する表示情報検出手段と、
    前記第2表示部用として用意されている第2表示情報群のうち、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段により存在しないと判別された場合に、前記第2表示情報群のうち、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定する特定手段と、
    この特定手段により代替情報として特定された第2表示情報を前記第2表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記判別手段により第1表示情報に相当する第2表示情報が存在すると判別された場合に、当該第2表示情報を前記第2表示部に表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記第1表示情報群及び前記第2表示情報群は、それぞれ階層構造を成す表示情報群であり、
    前記判別手段は、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しないと判別した場合には当該第1表示情報よりも階層が上の第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別し、
    前記特定手段は、前記判別手段により階層が上の第1表示情報に相当する第2表示情報が存在すると判別された場合に、当該第2表示情報を代替情報として特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. 前記第1表示部に表示された第1表示情報を表示履歴として記憶管理する表示履歴記憶手段を更に備え、
    前記判別手段は、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しないと判別した場合には、前記表示履歴記憶手段により記憶されている表示履歴を参照して、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報よりも前に表示された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別し、
    前記特定手段は、前記判別手段により前に表示された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在すると判別された場合に、当該第2表示情報を代替情報として特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記特定手段により代替情報として特定された第2表示情報を前記第2表示部に表示させると共に、前記第1表示部を非表示の状態にする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  6. 前記第1表示情報群は、前記第1表示部用として用意されていて、当該第1表示部に応じてその基本的な表示形態を定義する基本表示情報群であり、
    前記第2表示情報群は、前記第2表示部用として用意されていて、当該第2表示部に応じてその基本的な表示形態を定義する表示情報群であり、
    前記特定手段は、前記第1表示部用の基本表示情報に相当する前記第2表示部用の基本表示情報が存在しない場合に、前記表示情報検出手段により検出された第1表示部用の基本表示情報に関連する第2表示部用の基本表示情報を代替情報として特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  7. 前記第1表示部用の基本表示情報内のパラメータ情報を記憶するパラメータ情報記憶手段を更に備え、
    前記第1表示情報群は、前記基本表示情報群のほか、前記パラメータ情報記憶手段により記憶されている各基本表示情報内のパラメータ情報であり、
    前記特定手段は、前記表示情報検出手段により検出された前記第1表示部用の基本表示情報に関連する前記第2表示部用の基本表示情報を代替情報として特定すると共に、前記第1表示部用の基本表示情報に対応して前記パラメータ情報記憶手段により記憶されているパラメータ情報を代替情報として特定し、
    前記表示制御手段は、前記特定手段により特定された前記第2表示部用の基本表示情報を前記第2表示部に表示させるほか、前記特定されたパラメータ情報を当該前記第2表示部用の基本表示情報内に表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の端末装置。
  8. 当該端末装置本体の使用状態を示すスタイルを検出するスタイル手段を更に備え、
    前記表示指示手段は、前記スタイル検出手段により所定のスタイルになったことが検出された場合に、前記第2表示部への表示を指示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  9. 前記第2表示部への表示を指示する指示操作を検出する操作検出手段を更に備え、
    前記表示指示手段は、前記操作検出手段により第2表示部への表示を指示する指示操作が検出された場合に、前記第2表示部への表示を指示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  10. 第1表示部及び第2表示部の表示を制御する端末装置であって、
    前記第1表示部と第2表示部との表示切替を指示する切替指示手段と、
    この切替指示手段により表示切替が指示された場合に、前記第1表示部又は前記第2表示部に表示されている情報を第1表示情報として検出する表示情報検出手段と、
    この表示情報検出手段により検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段により存在しないと判別された場合に、前記表示情報検出手段により検出された第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定する特定手段と、
    この特定手段により代替情報として特定された第2表示情報を前記第1表示情報が表示されていた表示部以外の表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  11. コンピュータに対して、
    第1表示部用として用意されている第1表示情報群のうち、そのいずれかの第1表示情報が前記第1表示部に表示されている状態で、第2表示部への表示を指示する機能と、
    前記第2表示部への表示が指示された場合に、前記第1表示情報群のうち、前記第1表示部に表示されている第1表示情報を検出する機能と、
    前記第2表示部用として用意されている第2表示情報群のうち、前記検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別する機能と、
    前記第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しないと判別された場合に、前記第2表示情報群のうち、前記検出された第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定する機能と、
    前記特定された第2表示情報を前記第2表示部に表示させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  12. コンピュータに対して、
    第1表示部と第2表示部との表示切替を指示する機能と、
    前記表示切替が指示された場合に、前記第1表示部又は前記第2表示部に表示されている情報を第1表示情報として検出する機能と、
    前記検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在するか否かを判別する機能と、
    前記検出された第1表示情報に相当する第2表示情報が存在しないと判別された場合に、前記検出された第1表示情報に関連する第2表示情報を代替情報として特定する機能と、
    前記代替情報として特定された第2表示情報を前記第1表示情報が表示されていた表示部以外の表示部に表示させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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