JP5287629B2 - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5287629B2 JP5287629B2 JP2009214342A JP2009214342A JP5287629B2 JP 5287629 B2 JP5287629 B2 JP 5287629B2 JP 2009214342 A JP2009214342 A JP 2009214342A JP 2009214342 A JP2009214342 A JP 2009214342A JP 5287629 B2 JP5287629 B2 JP 5287629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- extinguishing
- arc extinguishing
- circuit breaker
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 23
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Breakers (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Description
上記可動接触子の開極により発生するアークを、間隙をもって積層された複数の消弧板にて分断して消弧する消弧室と、上記アークを上記接触子対から上記消弧室まで誘導する一対の第1および第2アークランナと、上記消弧室の上記接触子対と反対側に設けられて、上記アークによる放電ガスを、排気路を通じて上記筐体外部に排気する排気口とを備えている。上記第1および第2アークランナは、それぞれの端部が上記板面方向から上記消弧室を挟み込むように延伸されており、上記排気路は、上記第1および第2アークランナの端部のいずれか一方の端部の近傍から上記排気口へとのびる第1排気路と、他方の端部の近傍から上記消弧室の上記排気口の側の面に沿ってのびて上記第1排気路へと通じる上記第1排気路の排気路断面より小さい排気路断面をもつ第2排気路とを有しており、上記いずれか一方の端部とこれと対向する上記消弧板との間の上記第1排気路の側の開口部は、絶縁部材にて塞がれ、上記他方の端部とこれと対向する上記消弧板との間の上記第2排気路の側の開口部は塞がれていない。
図1は、この発明の実施の形態1による回路遮断器を示す部分断面図である。図1において、固定接触子1には固定接点2が固着されており、可動接点3が一端部に固着された可動接触子4と接触子対を形成している。固定接触子1は、一端部がU字状に延伸され、他端部が第1アークランナ5と電気的に接続されている。また、固定接触子1の他端部は、瞬時引き外し部6、例えばプランジャを介して、異常電流検出部7、例えば過負荷電流を検出するバイメタルに電気的に接続されている。この異常電流検出部7は、第1端子部8に接続されている。一方、可動接触子4の他端部には、可動接触子4を回動可能に保持する回転軸(図示せず)および上記接触子対を開閉させる機構部(図示せず)が設けられている。また、可動接触子4の他端部には可とう導体もしくは摺動接触子が設けられ、第2端子部9と電気的に接続されている。第2端子部9には、第2アークランナ10が電気的に接続されている。この回路遮断器を電力線に接続した場合、回路遮断器内の主回路の電流は、第2端子部9、可動接触子4、固定接触子1、瞬時引き外し部6、異常電流検出部7、第1端子部8の経路で流れる。
図6に、この発明の実施の形態2の回路遮断器の要部を示す。この実施の形態では、消弧室13と排気路15との間に絶縁性隔壁板22を設け、この絶縁性隔壁板22とベース18にて第2アークランナ10の排気口14側の先端部を上方向より押さえ込むように構成している。この絶縁性隔壁板22には、図7に示すように、複数のスリット孔23が設けられている。同図中、破線で示す位置は第2アークランナ10と最下部の消弧板11aとの間の排気口14の側の開口部に面する部分であり、この部分にはスリット孔を設けておらず、上記排気口14の側の開口部を塞ぐように配置される。スリット孔23は、複数の消弧板11の対向する消弧板間の排気口14の側の開口と連通する位置に設けられている。また、上記破線と反対側の最上部に位置するスリット孔23aは、第1アークランナ5と最上部の消弧板11bとの間の排気口14の側の開口と連通する位置に設けられている。つまり、絶縁性隔壁板22の第2アークランナ10側の部位が、実施の形態1で示した絶縁部材であるリブ21の役割を担っている。以上の構成以外は、実施の形態1と同じ構成であるので説明を省略する。
図8に、この発明の実施の形態3の回路遮断器の要部を示す。この実施の形態では、実施の形態1と異なり、放電ガスを外部に排気する排気口14が第1アークランナ5側に設けられている。これに伴い、排気口14へ連通する排気路15の比較的流路断面が大きな第1排気路15aが、第1アークランナ5の排気口14の側の端部の近傍から排気口14へと水平方向へ伸びるように設けられ、第1排気路15aと連通する比較的流路断面が小さな第2排気路15bが、消弧室13の排気口14の側の面に沿って第2アークランナ10側へと垂直方向に伸びるように設けられている。また、絶縁部材であるリブ21は、第1アークランナ5と最上部の消弧板11bとの間の排気口14の側の開口部を塞ぐように配置されている。以上の構成以外は、実施の形態1と同じ構成であるので説明を省略する。
図9に、この発明の実施の形態4の回路遮断器の要部を示す。この実施の形態では、消弧室13と排気路15との間に絶縁性隔壁板22を設け、この絶縁性隔壁板22を上下方向から第1アークランナ5および第2アークランナ10のそれぞれの排気口14の側の先端部にて挟み込むように構成している。この絶縁性隔壁板22には、図7に示すように、複数のスリット孔23が設けられている。同図中、破線で示す位置は第1アークランナ5と最上部の消弧板11bとの間の排気口14の側の開口部に面する部分になるように設置される。この破線の部分にはスリット孔を設けておらず、上記排気口14の側の開口部を塞ぐように配置される。スリット孔23は、複数の消弧板11の対向する消弧板間の排気口14の側の開口と連通する位置に設けられている。また、上記破線と反対側の最下部に位置するスリット孔23aは、第2アークランナ10と最下部の消弧板11aとの間の排気口14の側の開口と連通する位置に設けられている。つまり、絶縁性隔壁板22の第1アークランナ5側の部位が、実施の形態3で示したリブ21の役割を担っている。以上の構成以外は、実施の形態3と同じ構成であるので説明を省略する。
Claims (7)
- 固定接触子と接触子対を構成する可動接触子と、
上記可動接触子の開極により発生するアークを、間隙をもって積層された複数の消弧板にて分断して消弧する消弧室と、
上記消弧板の板面に垂直な方向から上記消弧室を挟み込むように、それぞれの端部が延伸されて、上記アークを上記接触子対から上記消弧室まで誘導する一対の第1および第2アークランナと、
上記消弧室の上記接触子対と反対側に設けられて、上記アークによる放電ガスを、排気路を通じて上記筐体外部に排気する排気口とを備え、
上記排気路は、上記第1および第2アークランナの端部のいずれか一方の端部の近傍から上記排気口へとのびる第1排気路と、他方の端部の近傍から上記消弧室の上記排気口の側の面に沿ってのびて上記第1排気路へと通じる上記第1排気路の排気路断面より小さい排気路断面をもつ第2排気路とを有し、
上記一方の端部とこれと対向する上記消弧板との間の上記第1排気路の側の開口部は、絶縁部材にて塞がれ、上記他方の端部とこれと対向する上記消弧板との間の上記第2排気路の側の開口部は塞がれていないことを特徴とする回路遮断器。 - 第1あるいは第2アークランナの端部と対向する消弧板の排気口の側の端面は、第1排気路の側の開口部の絶縁部材に接していることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
- 第1排気路の側の開口部は、消弧室と排気路との間に設けられて放電ガスを通過させるスリット孔を有する絶縁性隔壁板にて塞がれることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
- 第1あるいは第2アークランナの端部は、絶縁性隔壁板と筐体とによって挟み込まれて保持されることを特徴とする請求項3記載の回路遮断器。
- 間隙をもって複数の消弧板を保持する消弧側板は、第1および第2アークランナによって挟み込まれて保持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回路遮断器。
- 間隙をもって複数の消弧板を保持する消弧側板は、第1、第2アークランナの内いずれか一方のアークランナと、他方のアークランナを保持する筐体部品とによって挟み込まれて保持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回路遮断器。
- 間隙をもって複数の消弧板を保持する消弧側板は、第1および第2アークランナをそれぞれ保持する部材によって挟み込まれて保持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009214342A JP5287629B2 (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009214342A JP5287629B2 (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 回路遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011065809A JP2011065809A (ja) | 2011-03-31 |
JP5287629B2 true JP5287629B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=43951866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009214342A Active JP5287629B2 (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5287629B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013069464A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Panasonic Eco Solutions Switchgear Devices Co Ltd | 回路遮断器 |
CN107221482B (zh) * | 2016-03-21 | 2019-02-22 | 乐星产电(无锡)有限公司 | 直流切断单元及直流断路器 |
CN115881494B (zh) * | 2022-12-31 | 2023-12-26 | 浙江百宸电气有限公司 | 万能式断路器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116456U (ja) * | 1979-02-09 | 1980-08-16 | ||
JPS6286629A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-21 | 三菱電機株式会社 | 消弧装置 |
JP2004273235A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | 回路遮断器 |
-
2009
- 2009-09-16 JP JP2009214342A patent/JP5287629B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011065809A (ja) | 2011-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2980821B1 (en) | Switchgear | |
KR200460487Y1 (ko) | 소호부를 갖는 배선용 차단기 | |
KR200393296Y1 (ko) | 배선용 차단기의 소호장치 | |
EP3319105B1 (en) | Extinguishing unit of molded case circuit breaker | |
JP5121608B2 (ja) | 回路遮断器 | |
US20120026638A1 (en) | Release for an electric switching arrangement | |
CN112420462B (zh) | 一种断路器的触头灭弧装置 | |
JP6203428B2 (ja) | 直流高速度遮断器 | |
CN220172050U (zh) | 灭弧室和断路器 | |
JP2001216881A (ja) | 回路遮断器用の極 | |
JP5287629B2 (ja) | 回路遮断器 | |
JP2003346635A (ja) | 回路遮断器 | |
JP2010251299A (ja) | 回路遮断器 | |
KR101232453B1 (ko) | 회로차단기 | |
JP2008226632A (ja) | 回路遮断器 | |
KR200437071Y1 (ko) | 배선용 차단기 | |
JP4637722B2 (ja) | 回路遮断器 | |
EP3998622B1 (en) | Air circuit breaker | |
JP2009070601A (ja) | 回路遮断器 | |
KR200463716Y1 (ko) | 기중 차단기의 한류 장치 | |
JP6078378B2 (ja) | 回路遮断器 | |
CN221176014U (zh) | 一种断路器 | |
US11764022B2 (en) | Slim circuit breaker | |
JP2013037895A (ja) | 回路遮断器 | |
JP5279614B2 (ja) | 回路遮断器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130312 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130520 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5287629 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |