JP5286985B2 - 直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造 - Google Patents
直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5286985B2 JP5286985B2 JP2008175514A JP2008175514A JP5286985B2 JP 5286985 B2 JP5286985 B2 JP 5286985B2 JP 2008175514 A JP2008175514 A JP 2008175514A JP 2008175514 A JP2008175514 A JP 2008175514A JP 5286985 B2 JP5286985 B2 JP 5286985B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- support member
- fixing
- fixed
- direct drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
特許文献1に記載の発明に係るDDモータ102は、図5に示すように、転がり軸受(
例えば、クロスローラ形軸受)104を介して相対的に回転自在に連結されたベース10
6と円筒状出力軸108とを備えている。円筒状出力軸108は、ベース106に対して回転することができるように構成されている。
一般に、このような構成のDDモータを装置に組み込む場合、DDモータは、水平・垂直を問わずモータを固定する支持部材側の平面にボルトなどを用いて固定される。また、高トルク・高出力なDDモータは、比較的大型となり、かなりの重量を有する。また、DDモータの周りには、様々なプロセスを受け持つユニットが複数取り付けられる。よって、DDモータが取り付けられる平面は、DDモータの取り付けに必要な面積よりも大きい面積となる傾向がある。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、直接駆動型モータを固定時の位置合わせにかかる手間を低減するのに好適な直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造を提供することを目的としている。
ここで、モータ側インロー部は、モータの軸心部と同心で且つモータの軸と軸対称の形状であり、モータの固定面に対して、凹んだ形状又は突出した形状のいずれにも構成できる。以下、発明5の直接駆動型モータの支持部材への固定構造において同じである。
このような構成であれば、モータハウジングの固定側の端部において、自直接駆動型モータを、モータ側インロー部と支持部材側インロー部とを嵌合(印籠嵌合)させた状態で、固定部材を介して支持部材に固定することができる。
このような構成であれば、支持部材側のモータの固定面における、モータ側の固定部のボルト孔(貫通孔)と対向可能な位置に、例えばねじ溝の形成されたボルト孔を設けることで、モータ側インロー部と支持部材側インロー部とを、モータ側と支持部材側のボルト孔とが互いに対向するように嵌め合わせ、これら対向する貫通孔に、モータ側から支持部材側へと向かう方向にボルトを螺合して、自直接駆動型モータを支持部材に固定することができる。
このような構成であれば、支持部材側のモータの固定面に、モータ側インロー部(円形の凹部)と嵌合可能な支持部材側インロー部(円形の凸部)を設けることで、これらインロー部を嵌合させて自直接駆動型モータを支持部材に固定することができる。
このような構成であれば、モータ側インロー部と支持部材側インロー部とを嵌合して自直接駆動型モータを支持部材に固定することができる。なお、モータの固定は、例えば、ボルトなどの締結部材を用いて行うことが可能である。
このような構成であれば、モータハウジングの固定側の端部において、自直接駆動型モータを、固定部材を介して支持部材に固定することができる。
このような構成であれば、モータ側のインロー部(円形の凹部)と、支持部材側インロー部(円形の凸部)とを嵌合させた状態でモータを支持部材に固定することができる。
これによって、傾斜部分を設けない構成と比較して、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受の出力軸を受ける面(以下、軸受面と称す)の変位や、傾きを少なくすることが可能であり、モータロータのギャップの変化を少なくすることができる。
従って、ギャップ変化による出力特性の悪化を低減できると共に、この軸受を介して支持される回転センサ(レゾルバ、ロータリエンコーダ等)のロータ、ステータのゆがみ、芯ずれを低減することができる。
このような構成であれば、モータ側インロー部が、円錐の上部を途中で水平に切った形状(垂直方向の断面が台形となる円錐台形)となり、軸心を囲む外周面が、軸方向に対して垂直方向に変位する傾斜面を有した構成となる。また、円錐台形のモータ側インロー部は、出力軸側から固定側端部に向かって径が大きくなり、且つその最大径は軸受の内輪の径よりも大きくなる。
従って、ギャップ変化による出力特性の悪化を低減できると共に、この軸受を介して支持される回転センサ(レゾルバ、ロータリエンコーダ等)のロータ、ステータのゆがみ、芯ずれを低減することができる。
このような構成であれば、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受面の変位や、傾きを、より少なくすることが可能であり、モータロータのギャップの変化を、より少なくすることができる。
このような構成であれば、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受面の変位や、傾きを、より少なくすることが可能であり、モータロータのギャップの変化を、より少なくすることができる。
このような構成であれば、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受面の変位や、傾きを、より少なくすることが可能であり、モータロータのギャップの変化を、より少なくすることができる。
このような構成であれば、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受面の変位や、傾きを、より少なくすることが可能であり、モータロータのギャップの変化を、より少なくすることができる。
このような構成であれば、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受面の変位や、傾きを、より少なくすることが可能であり、モータロータのギャップの変化を、より少なくすることができる。
これによって、傾斜部分を設けない構成と比較して、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受面の変位や、傾きを少なくすることが可能であり、固定時のモータロータのギャップの変化を少なくすることができる。
従って、上記発明9の直接駆動型モータと同等の効果を得ることができる。
これによって、傾斜部分を設けない構成と比較して、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受面の変位や、傾きを少なくすることが可能であり、固定時のモータロータのギャップの変化を少なくすることができる。
従って、上記発明10の直接駆動型モータと同等の効果を得ることができる。
このような構成であれば、上記発明11の直接駆動型モータと同等の作用及び効果を得ることができる。
このような構成であれば、上記発明12の直接駆動型モータと同等の作用及び効果を得ることができる。
このような構成であれば、上記発明13の直接駆動型モータと同等の作用及び効果を得ることができる。
このような構成であれば、上記発明14の直接駆動型モータと同等の作用及び効果を得ることができる。
更に、モータ側インロー部を、軸心部と同心の軸対称形状で且つ軸方向に向かって径を変位させてなる傾斜部分を有すると共に、径の最大変位が軸受の内輪の径よりも大きくなる構成としたので、傾斜部分を設けない構成と比較して、アキシャル荷重やモーメント荷重による軸受面の変位や、傾きを少なくすることが可能であり、モータロータのギャップの変化を少なくすることができる。従って、ギャップ変化による出力特性の悪化を低減できると共に、この軸受を介して支持される回転センサ(レゾルバ、ロータリエンコーダ等)のロータ、ステータのゆがみ、芯ずれを低減することができるという効果が得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づき説明する。図1〜図4は、本発明に係る直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造の第1の実施の形態を示す図である。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る直接駆動型(ダイレクトドライブ)モータ(以下、DDモータという)の構成を図1に基づき説明する。図1は、本実施の形態に係るDDモータ100の構成を示す図であり、(a)は縦断面図、(b)は底面図、(c)は下面側斜視図である。
更に、DDモータ100は、ハウジング1の底板1cの外周面に、ボルト孔44aを有する4つの固定片44が外側に突出して周方向に等間隔に形成されている。その固定片44は、ハウジング1と一体に形成されており、DDモータ100の下面における支持部材との接触面部と面一の接触面を有している。そのボルト孔44aは、固定片44の支持部材との接触面に対して垂直方向に穿設された貫通孔となっている。
ここで、図2(a)は、DDモータ100の上面図であり、(b)は、DDモータ100の上面側斜視図である。
DDモータ100は、図2(a)及び(b)に示すように、モータの出力軸5が上面側から一部突出した構成となっている。その出力軸5の軸面には、割出テーブルをボルト止めして取り付けるためのネジ孔が形成してある。
図3は、DDモータ100の支持部材60への固定方法の説明図であり、図4(a)及び(b)は、DDモータ100の支持部材60への固定構造を示す図である。
図3に示すように、DDモータ100が固定される支持部材60は、板面矩形の上板60aと、立方体状の鉄骨構造を有した基台60bとから構成されている。
上板60aは、基台60bに剛接合されており、その上面部であるモータ固定面60c上には、DDモータ100の下面に形成されたインロー部40(以下、モータ側インロー部40と称す)と嵌合可能な、円形突状の支持部材側インロー部61が形成されている。
更に、両インロー部が印籠嵌合された状態でDDモータ100をその軸周り方向に回転させ、モータ側の4つのボルト孔44aと、支持部材60側のボルト孔62とが適正位置で対向するように位置の調整を行う。つまり、モータ側インロー部40と支持部材側インロー部61との軸心位置が適正位置に合わさった状態のまま位置調整を行う。
具体的に、対向配置されたボルト孔44a及び62に対して、図4(b)に示すように、ボルト70を、モータ側から支持部材側に向かってボルト孔44aに挿通しボルト孔44aを貫通した軸部をボルト孔62に螺合して、DDモータ100を支持部材60に固定する。
かくして、本実施の形態のDDモータ100及びその支持部材60への固定構造によれば、DDモータ100に、モータ軸心と同心に円形の凹部を形成してなるモータ側インロー部40を設け、支持部材60のモータ固定面60cに、モータ側インロー部と嵌合可能な円形凸状の支持部材側インロー部61を設け、モータ側インロー部40と支持部材側インロー部61とを印籠嵌合してDDモータ100を支持部材60に固定するようにした。
更に、ハウジング1の下面に外側に突出してボルト孔44aの穿設された固定片44を設け、支持部材60の上板60aにおける、ボルト孔44aと対向可能な位置にボルト孔62を設け、ボルト70によって、DDモータ100を支持部材60に固定するようにした。
更に、従来のボルトのみによる固定構造と比較して、剛性を高めることができる。
以下、本発明の第2の実施の形態を図面に基づき説明する。図6〜図11は、本発明に係る直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造の第2の実施の形態を示す図である。
まず、本発明の第2の実施の形態に係るDDモータの構成を図6に基づき説明する。図6は、本実施の形態に係るDDモータ100の構成を示す図であり、(a)は縦断面図、(b)は底面図、(c)はクロスローラ軸受4と固定部材31の拡大図、(d)は(a)中35の拡大図である。
更に、傾斜部42a(嵌合傾斜面42bと内側傾斜面42cとの間)の肉厚D2は、インロー部40の軸方向の高さD1以上(D1≦D2)の肉厚に構成されている。
更に、クロスローラ軸受4の外輪4bを固定する固定部材31の内側傾斜面42cと対向する角部には、図6(d)に示すように、該内側傾斜面42cと平行又は略平行となる傾斜面31fが設けられている。
上記の構成を有する凹部41及び凹部42が形成されているため、インロー部40は、凹部41の内周面41aと凹部42の下端外径位置Pとの間に形成された環状の平面部41bと、異形段部の中段における内輪4aの下端側を支持する肩部1gの外周位置とモータロータ3の内周位置との間に形成された嵌合傾斜面42bと、クロスローラ軸受4の内輪4aよりも内側に嵌合傾斜面42bと一体形成された平面部42dとを備える。
更に、DDモータ100は、モータステータ2(具体的にはステータコイル2C)に対して電源(例えば、商用電源やバッテリー装置など)からの電力を供給するために接続された配線を、DDモータ100の外部に引き出すための配線引出部54がハウジング1と一体に設けられている。
ここで、図7(a)は、DDモータ100の下面側斜視図であり、(b)は、DDモータ100の上面側斜視図である。
本実施の形態において、DDモータ100は、図7(a)に示すように、支持部材との固定面側に、連続面1f及び1hを有しており、これら連続面1f及び1hを、支持部材側の固定面に当接させて位置決めし、当該DDモータ100をボルトによって支持部材に固定する。
このような構成のDDモータ100は、モータ側から支持部材側に向かってボルト孔44aにボルトを貫通して支持部材に固定される。そして、固定されたモータの上面側に割出テーブルをボルト止めして取り付け、該割出テーブルを所定方向に回転させて出力軸5の割り出しを行う。
図8は、DDモータ100の支持部材60’への固定方法の説明図であり、図9(a)及び(b)は、DDモータ100の支持部材60’への固定構造を示す図である。
図8に示すように、DDモータ100が固定される支持部材60’は、板面矩形の上板60aと、立方体状の鉄骨構造を有した基台60bとから構成されている。
この支持部材側インロー部64は、円柱形状の凸部64aと、この凸部64a上に当該凸部64aと一体形成された、該凸部64aの中心と同心で且つ凸部64aの内径寸法よりも小さい外形寸法の下端外径を有し、軸方向上方に向かって先細りとなる略円錐台形状の凸部64bとを備えている。この凸部64a及び64bは、モータ側インロー部40の凹部41及び42とそれぞれ嵌合可能な形状及びサイズに構成されている。更に、凸部64a及び64bは、モータ側インロー部40と嵌合したときに、DDモータ100の固定側端部にある連続面1f及び1hが、支持部材60’のモータ固定面60cに当接するように構成されている。
ボルト70による固定は、具体的に、まず、対向配置されたボルト孔44a及び62に対して、図9(b)に示すように、ボルト70を、モータ側から支持部材側に向かってボルト孔44aに挿通する。更に、ボルト孔44aを貫通した軸部をボルト孔62に螺合して、DDモータ100を支持部材60’に固定する。
次に、図10〜図11に基づき、本実施の形態のDDモータ100の出力軸5への付加荷重に対する剛性について説明する。
ここで、図10は、出力軸5の軸面にモーメント荷重を加えたときの、モーメント荷重とハウジング1の変位角との関係を示す図である。また、図11(a)は、従来のDDモータ102の付加荷重に対するハウジングの変位の様子を示す図であり、(b)は、本発明のDDモータ100の付加荷重に対するハウジングの変位を示す図である。
これに対して、DDモータ100の出力軸5の軸面にモーメント荷重M1、アキシャル荷重Faを加えると、図11(b)に示すように、DDモータ100は、クロスローラ軸受4を支えるハウジング部の一部(傾斜部42a)が傾斜状となっているため、荷重M1及びFaによって生じる力が、傾斜方向の力と軸方向の力とに分散される。つまり、軸受及びそれを支えるハウジング部にかかる軸方向の力は、DDモータ102の軸方向にかかる力の大きさと比較して小さくなり、軸方向に距離q2(<q1)だけ変位する。
なお、上記した変位q1とq2との関係(q2<q1)は、有限要素法(FEM)を用いた構造強度解析によって実証されている。
更に、ハウジング1の下面に径方向外側に突出してボルト孔44aの穿設された固定片44を設け、支持部材60のモータ固定面60cにおける、ボルト孔44aと対向可能な位置にボルト孔62を設け、ボルト70によって、DDモータ100を支持部材60’に位置決め固定するようにした。
更に、従来のボルトのみによる固定構造と比較して、DDモータ100を、上記構成のモータ側インロー部40と支持部材側インロー部64とを印籠嵌合して支持部材60’に位置決め固定するので、固定時の剛性を高めることができる。
更に、傾斜部42aの、嵌合傾斜面42bと、内側傾斜面42cとは、両者が平行又は略平行となるように構成した。
更に、固定部材31の外輪4bを嵌合する嵌合面の高さHを、クロスローラ軸受4の幅Wに対して、「H=2/3×W」以上の高さに構成した。
以上の構成によって、DDモータ100は、従来と比較して、出力軸5にかかる外部モーメント荷重におけるクロスローラ軸受4に伝達される実質荷重を低く抑えることができる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態ではモータ本体はVR形ステッピングモータとしたものを説明したが、これに限定されるものではなく、PM形,HB形等のステッピングモータやブラシレスDCモータ,ACサーボモータ等のその他のモータに本発明を適用することも可能である。
また、上記第1及び第2の実施の形態ではボルトで固定をするときに、ボルト70をボルト孔62に螺合して固定する構成としたが、これに限らず、ボルト孔62も貫通孔として構成し、貫通したボルト70の軸部にナットを螺合して固定する構成など他の構成としてもよい。
例えば、図13(a)〜(c)に示すように、配線引出部54を、上下逆さまに形成し、底部54aをモータ上端側に位置付けてハウジング1の底板1cの外径側に突設した構成としてもよい。
1 モータハウジング
2 モータステータ
3 モータロータ
5 出力軸
40 モータ側インロー部
41,42 凹部
42a 傾斜部
42b 嵌合傾斜面
42c 内側傾斜面
42d 平面部
44 固定部
44a,62 ボルト孔
54 配線引出部
60,60’ 支持部材
61,64 支持部材側インロー部
Claims (2)
- 軸心部を囲んで配設された環状のモータハウジングと、該モータハウジングに固定されたモータステータと、該モータステータに対向させ軸受を介して回転自在に前記モータハウジング内に支持されたモータロータと、該モータロータに固定されたモータ出力軸とを備え、支持部材に固定して駆動される直接駆動型モータにおいて、
前記モータハウジングにおける前記支持部材への固定側の端部に、前記支持部材におけるモータの固定面に形成された該固定面に垂直な軸に対して軸対称形状の支持部材側インロー部と嵌合可能な前記軸心部と同心の軸対称形状のモータ側インロー部を設け、
前記モータハウジングの前記固定側の端部に、ボルトを介して前記支持部材に自己を固定するための固定部を設け、
前記固定部は、前記モータハウジングの外周面に外側に突出して形成され、軸方向に貫通する複数のボルト孔が前記モータハウジングの周方向に等間隔に穿設された構成を有し、
前記支持部材側インロー部は、前記支持部材の前記固定面に垂直な軸に対して軸対称形状で且つその軸方向の前記固定面から突出する方向側に向かって径が小さくなる円錐台形の凸部を形成してなり、
前記モータ側インロー部は、前記固定側の端部に前記軸心部と同心で且つ軸方向に前記出力軸側から前記固定側端部に向かって径が大きくなり、且つその最大径が前記軸受の内輪の径よりも大きくなる円錐台形の凹部を形成してなり、
前記円錐台形の凹部の傾斜部分を、該傾斜部分を構成する前記モータハウジングの前記嵌合する側の面と、該嵌合する側の面と対向する前記モータハウジングの内側の面とが平行又は略平行となる形状に形成し、
前記傾斜部分の肉厚を、前記円錐台形の凹部の高さ以上の厚さに形成し、
前記傾斜部分の前記内側の面の上端部に、前記軸受の内輪を前記固定側端部側から支持する内輪支持部を形成したことを特徴とする直接駆動型モータ。 - 直接駆動型モータの支持部材への固定構造であって、
前記直接駆動型モータは、
軸心部を囲んで配設された環状のモータハウジングと、
該モータハウジングの前記支持部材への固定側の端部に設けられた、前記軸心部と同心の軸対称形状のモータ側インロー部と、
前記モータハウジングの前記固定側の端部に設けられた、ボルトを介して前記支持部材の前記固定面に自己を固定するための固定部と、を備え、
前記固定部は、前記モータハウジングの外周面に外側に突出して形成され、軸方向に貫通する複数の第1のボルト孔が前記モータハウジングの周方向に等間隔に穿設された構成を有し、
前記モータ側インロー部は、
前記固定側の端部に前記軸心部と同心で且つ軸方向に前記出力軸側から前記固定側端部に向かって径が大きくなり、且つその最大径が前記軸受の内輪の径よりも大きくなる円錐台形の凹部を形成してなり、
前記円錐台形の凹部の傾斜部分を、該傾斜部分を構成する前記モータハウジングの前記嵌合する側の面と、該嵌合する側の面と対向する前記モータハウジングの内側の面とが平行又は略平行となる形状に形成し、
前記傾斜部分の肉厚を、前記円錐台形の凹部の高さ以上の厚さに形成し、
前記傾斜部分の前記内側の面の上端部に、前記軸受の内輪を前記固定側端部側から支持する内輪支持部を形成し、
前記支持部材は、
前記直接駆動型モータを固定する固定面と、
該固定面に設けられた前記モータ側インロー部と嵌合可能な形状の支持部材側インロー部と、
前記固定面における前記複数の第1のボルト孔と対向可能な位置にそれぞれ穿設された第2のボルト孔と、を備え、
前記支持部材側インロー部は、前記支持部材の前記固定面に垂直な軸に対して軸対称形状で且つその軸方向の前記固定面から突出する方向側に向かって径が小さくなる円錐台形の凸部を形成してなり、
前記モータ側インロー部と前記支持部材側インロー部とを嵌合すると共に前記第1のボルト孔と前記第2のボルト孔とをそれぞれ対向させ、前記固定部をボルトを介して前記固定面に固着して前記直接駆動型モータを前記支持部材に固定することを特徴とする直接駆動型モータの支持部材への固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008175514A JP5286985B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-07-04 | 直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008036294 | 2008-02-18 | ||
JP2008036294 | 2008-02-18 | ||
JP2008175514A JP5286985B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-07-04 | 直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009225653A JP2009225653A (ja) | 2009-10-01 |
JP5286985B2 true JP5286985B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=41241826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008175514A Active JP5286985B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-07-04 | 直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5286985B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102820726B (zh) * | 2012-08-30 | 2016-04-13 | 无锡易通精密机械股份有限公司 | 一种电机座 |
CN103683620B (zh) * | 2013-12-16 | 2016-05-11 | 江苏富丽华通用设备有限公司 | 一种双出轴外转子电机固定支架 |
KR101493656B1 (ko) * | 2014-09-18 | 2015-02-13 | (주)삼정오토메이션 | 고정밀도의 다이렉트 드라이브 모터 |
CN108916246A (zh) * | 2018-09-20 | 2018-11-30 | 镇江大力液压马达股份有限公司 | 一种摆线液压马达的输出支撑装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02214437A (ja) * | 1989-02-13 | 1990-08-27 | Fuji Electric Co Ltd | 起振機用フランジ付き立て軸モータ |
JP2000069741A (ja) * | 1998-08-19 | 2000-03-03 | Komatsu Ltd | 真空用アクチュエータ |
JP2007066441A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Orion Denki Kk | スピンドルモータを備えたディスク装置 |
JP4715410B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-07-06 | 日本精工株式会社 | モータ装置 |
-
2008
- 2008-07-04 JP JP2008175514A patent/JP5286985B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009225653A (ja) | 2009-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4894331B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
US10612638B2 (en) | Speed reducer with electric motor | |
JP4636432B2 (ja) | 回転駆動装置 | |
JP5286985B2 (ja) | 直接駆動型モータ及び直接駆動型モータの支持部材への固定構造 | |
JP6699213B2 (ja) | 電動機付き減速機 | |
US20070080597A1 (en) | Motor and manufacturing method thereof | |
JP4320241B2 (ja) | インデックステーブル | |
US20200007002A1 (en) | Electric actuator | |
US6777843B2 (en) | Resolver integrated type motor | |
US8896190B2 (en) | Electric apparatus with stator core | |
US11152832B2 (en) | Electric actuator | |
US11228227B2 (en) | Electric actuator with eccentric shaft | |
JP5868548B2 (ja) | ハイブリッド車両用回転電機のロータ保持構造 | |
KR101027839B1 (ko) | 공구장착구멍을 구비한 편평·중공형 브러시리스 서보모터 | |
JP5463273B2 (ja) | リニアアクチュエータ | |
JP2019187167A (ja) | ロータ、モータ及びブラシレスワイパーモータ | |
US11133727B2 (en) | Electric actuator | |
JP5223626B2 (ja) | 直接駆動型モータ | |
CN216290514U (zh) | 电动致动器 | |
US11190082B2 (en) | Electric actuator | |
JP6856814B1 (ja) | 回転テーブル装置 | |
JP5463629B2 (ja) | ダイレクトドライブモータ及び機械装置及び電気自動車用のホイールモータ | |
KR20240113034A (ko) | 모터구동장치 및 이를 이용한 내부 중공형 스위블 액추에이터 | |
JPH02146942A (ja) | モータ | |
KR20240114338A (ko) | 모터 구동장치 및 이를 이용한 내부 중공형 스위블 액추에이터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121023 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5286985 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |