JP5285353B2 - 複数のサービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム - Google Patents
複数のサービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5285353B2 JP5285353B2 JP2008217234A JP2008217234A JP5285353B2 JP 5285353 B2 JP5285353 B2 JP 5285353B2 JP 2008217234 A JP2008217234 A JP 2008217234A JP 2008217234 A JP2008217234 A JP 2008217234A JP 5285353 B2 JP5285353 B2 JP 5285353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- service
- action corresponding
- service component
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 437
- 230000009471 action Effects 0.000 title claims description 303
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 401
- 238000013499 data model Methods 0.000 claims description 49
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 12
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 claims 91
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 claims 2
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 66
- 230000008859 change Effects 0.000 description 45
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 19
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 13
- 230000006870 function Effects 0.000 description 9
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000003339 best practice Methods 0.000 description 4
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 4
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 238000010923 batch production Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 3
- 102000004137 Lysophosphatidic Acid Receptors Human genes 0.000 description 2
- 108090000642 Lysophosphatidic Acid Receptors Proteins 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F8/00—Arrangements for software engineering
- G06F8/70—Software maintenance or management
- G06F8/71—Version control; Configuration management
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/46—Multiprogramming arrangements
- G06F9/50—Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU]
- G06F9/5005—Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] to service a request
- G06F9/5027—Allocation of resources, e.g. of the central processing unit [CPU] to service a request the resource being a machine, e.g. CPUs, Servers, Terminals
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2209/00—Indexing scheme relating to G06F9/00
- G06F2209/50—Indexing scheme relating to G06F9/50
- G06F2209/5015—Service provider selection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Description
しかし、現状では、アクティブ型のディスカバリ装置が、定期的なポーリングによって構成要素についての情報(以下、CIの情報という)を取得し、次に属性及び関係更新部が、該取得したCIの情報に基づいて、CIインスタンスの属性値又は関係値を更新する。そのために、CIインスタンスの更新が行われるまで、それを参照するサービス・プロセスが停滞することになる。また、他のサービス・プロセスが実行されているかどうかはユーザによる判断で行うため、サービス・プロセスが競合し失敗する可能性もある。
従来は、このようにサービス・プロセス間の依存関係を把握することができず、サービス・プロセスの効率的且つ安全な実行をすることができなかった。
構成要素それぞれについての情報を検出するディスカバリ部と、
構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを保持するリポジトリと、
上記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付ける関連付部と、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定する判定部と
を含む。
上記検出された情報に基づいて、構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを作成し、該1組のデータをリポジトリに格納するステップと、
上記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付けるステップと、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するステップと
を含む。
上記アクションを実行することが許される場合、上記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行すること許すステップと、
上記アクションを実行することが許されない場合、上記第2のサービス構成要素に対応するアクションの実行を待機させるステップと
を含む。
上記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付けるステップと、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、
該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するステップと、
上記アクションを実行することが許される場合、上記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行させるステップと、
上記アクションを実行することが許されない場合、上記第2のサービス構成要素に対応するアクションの実行を待機させるステップと、
上記第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素が上記第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素と重複しない場合、上記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することを許すステップと、
上記第1又は第2のサービス構成要素に対応するアクションの終了後に、構成要素についての情報を検出するステップと
を含む。
本発明の実施形態において、リポジトリは少なくとも1つの1組のデータを格納する。該1組のデータは、構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び他の構成要素との関係を示すデータである。該1組のデータは例えば、ソフトウェア構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該ソフトウェア構成要素と他のソフトウェア構成要素又はハードウェア構成要素との関係を示すデータを含む。上記リポジトリは例えば、CMDBである。構成要素、及び該構成要素と他の構成要素との関係は例えば、静的な(static)データのインスタンス又はJava(サン・マイクロシステムズの商標)のクラスのインスタンスで実装されうる。上記リポジトリは、該1組のデータを保持するものであれば特に限定されないが、好ましい実施形態の1つはCMDBを記録するCMDB記録部である。
・構成要素(CI)
CIは、ITサービスマネジメントの対象範囲に属する構成要素に対応するデータであり、ITサービスマネジメントにおける管理対象の基本単位である。CIは例えば、ハードウェア及びソフトウェアを含むシステム資源、ITサービスの提供に必要な設備、ITサービスの運営に関する規程書、作業手順書及び構成図などのドキュメント類、ハードウェア又はソフトウェアの保守作業などのサービス、プロセス、並びに人的資源などを含む。今後も様々なタイプのCIが、CMDBで管理されるようになる。また、各CIはデータ・モデルのインスタンスとしてCMDB上で表現される。
・構成管理データベース(CMDB)
CMDBは、情報システムの全コンポーネントに関する情報の統合された保管・管理を行うデータベースである。CMDBは、各CIの少なくとも1つの所定の属性及び他のCIとの関係を記録する。CMDBは組織がコンポーネント間の関係を理解することを支援し、その構成を管理できるようにする。CMDBはITILフレームワークの構成管理プロセスの中核となっている。CMDBは、概念的にはデータベースであるが、物理的にはデータベース・システム、表計算ソフトのスプレッドシートの形態を取りうる。CMDBを利用することによって、管理者はCI間の関係を理解することが容易になる。
・構成要素インスタンス(CIインスタンス)
CIインスタンスは、CIに対応するデータである。各CIインスタンスは、データ・モデルのインスタンスとしてCMDB上で表現される。インスタンスの例は、静的なデータのインスタンス又はJava(サン・マイクロシステムズの商標)のクラスのインスタンスである。実装されたJavaのクラスのインスタンスは、例えばJava Data Objects(JDO)と呼ばれる、Javaのクラスのインスタンスを永続化してハードディスクに保存する仕組みにより、CMDB内に格納される。よって、コンピュータ・システムの電源を一旦切っても、作成されたJavaのクラスのインスタンスが消失することはなく、次に電源を投入したときに、記憶装置、例えばハードディスクから読み出され、メイン・メモリ上に展開されて、Javaのプログラムによって変更或いは削除可能なJavaのクラスのインスタンスとなる。以下では、CIがインスタンスとしてCMDB内に実装されるとして、説明を進める場合がある。
・データ・モデル
データ・モデルは、CIを定義するためのスキーマであり、管理されるCIとそれらCI間の関係の一貫した定義を提供する情報モデルである。具体的には、データ・モデルは、CIの所定の属性及び他のCI(製造装置、プロセスなど)との関係を定義する。データ・モデルの例として、IBMが提唱する構成管理データベース用のデータ・モデル「CDM」がある。CDMの実装は例えば、Unified Modeling Language(UML)に基づいて行われる。
・属性(Attributes)
属性は、CIを管理するに際して、個々のCIを特定し、CIを説明する。属性として、下記のものを挙げることができるがこれらに限定されない。CIの名前(CIの一般名称、例えばサーバ、クライアント、ファイアウォール)、製品番号(ID)(CIのある特定の実体を個別に識別するための番号であり、製造番号、シリアル番号など)、カテゴリ(CIの分類、例えばハードウェア、ソフトウェア、ドキュメント)、タイプ(カテゴリでの分類をさらに詳述したCIの説明)、型番(供給者の命名したCIのモデル番号)、保証期間(CIの供給者による保証期間)、バージョン番号(CIのバージョン番号)、ロケーション(CIが存在する場所、例えばPCの設置場所、ソフトウェアの書庫、媒体の保管場所、サービスを提供しているサイト)、所有責任者(CIの管理責任者の名前)、責任開始日(所有責任者が、該CIの責任者となった日付)、供給者(CIの開発元又は提供元)、ライセンス(ライセンス番号、ライセンス数など)、提供日(CIが組織に提供された日付)、受入日(CIが組織に受け入れられた日付)、使用開始日(CIが使用開始された日付)、CIのステータス(現在のステータス、例えば稼働中、テスト中、故障中、或いは将来のステータス、例えば予定されているCIのステータス)、CIインスタンスのステータス(CIインスタンスの有効又は無効)。今後もITサービスマネジメントで必要となる属性が、引き続き定義されていく。
・関係(Relation)
関係は、CI間の関係を表す。関係は、CIと同様にデータ・モデルで定義されうる。関係の例として、Common Data Model では、assigns、canConnect、canUse、connectAt、connects、controls、deployedOn、Located、Managed、Owned、provides、runAt、uses、usedByが挙げられる。今後もITサービスマネジメントで必要となる関係が、引き続き定義されていく。
よって、本発明の実施形態において、第1のサービス構成要素は、1つのサービス・プロセス、複数のサービス・プロセス、1つのサービス・ステップ及び複数のサービス・ステップから選択されるサービス構成要素である。同様に、本発明の実施形態において、第2のサービス構成要素は、1つのサービス・プロセス、複数のサービス・プロセス、1つのサービス・ステップ及び複数のサービス・ステップから選択されるサービス構成要素である。
アクション・タイプとは、アクションの対象である構成要素に対して行う処理の種類である。アクション・タイプは例えば、新規、変更、削除、参照、検索などを含むが、これらに限定されない。新規とは例えば、アクションの対象である構成要素がデータベースの場合、該データベースにデータを追加する処理である。変更とは例えば、アクションの対象である構成要素がデータベースの場合、該データベース中のデータを更新する処理である。削除とは例えば、アクションの対象である構成要素がデータベースの場合、該データベース中のデータを削除する処理である。参照とは例えば、アクションの対象である構成要素がデータベースの場合、該データベース中のデータを参照する処理である。検索とは例えば、アクションの対象である構成要素がデータベースの場合、該データベースのデータ中のデータをクエリに従い検索する処理である。
アクション・タイプが新規、変更、削除の場合、アクションの対象である構成要素についての属性値が変化する。該変化する属性値が複数のサービス構成要素から共通で利用される場合、該複数のサービスを実行する順によって、該複数のサービス構成要素についての属性値に違いが生じうる。
一方、アクション・タイプが参照及び検索の場合、該構成要素についての属性値は変化しない。よって、該変化する属性値が複数のサービスから共通で利用される属性値であっても、該複数のサービスが実行される順によらず、該複数のサービスの実行結果は同じである。
「ノードとの距離を示すレベル」の1つの態様として、サービス構成要素を親ノード(0ノード)として表した場合に、該サービス構成要素と1ノードの関係にあるサービス構成要素をレベル0、レベル1の構成要素と1ノードの関係にある構成要素をレベル1、レベル1の構成要素と1ノードの関係にある構成要素をレベル2、・・・、レベルnの構成要素とnノードの関係にある構成要素をレベルn+1、と表す。
「ノードとの距離を示すレベル」の他の態様として、サービス構成要素をノードとして表した場合、サービス構成要素と関係のある構成要素をレベル0、レベル0の構成要素と関係のある構成要素をレベル1、レベル1の構成要素と関係のある構成要素をレベル2、・・・、レベルnの構成要素と関係のある構成要素をレベルn+1、と表す。例えば、ノードに対応するアクション構成要素についてデータベースを更新するアプリケーションとした場合、データベースに対応する構成要素はレベル0であり、該データベースがインストールされているOSはレベル1であり、該OSがインストールされているコンピュータはレベル2である。上記関係は、例えば、runsOn and useなどの構成要素間の関係によっても特定されうる。
「CIインスタンスのモデル名」とは、CIインスタンスに定義される該インスタンスが、どのデータ・モデルを使用して作成されたかを示すモデル名である。代替的に、CIインスタンスに定義される該インスタンスがどのCIのものであるかを特定するための「インスタンス名」を使用してもよい。
「関係を用いた式」とは例えば、runsOn and useなどの構成要素間の関係で表されるが、これらに限定されない。該例は、サービス構成要素に対応するアクション上で動いている構成要素(サービス構成要素を含む)に対応するアクションを使用している構成要素が、サービス構成要素に対応するアクションの実行により影響を受ける構成要素であることを示す。
「対象範囲特定ポリシー」は、サービス構成要素と関係のある構成要素を決めるために使用されうる。該対象範囲ポリシーは、構成要素、特にサービス構成要素、ソフトウェア構成要素、ハードウェア構成要素の属性及びこれら構成要素間の関係の少なくとも1以上の条件を用いて定義される。
図1Aは、CIの例として、サービスA及びサービスBを記載する。
コンピュータ・システム(100)は、ディスカバリ部(101)、CI同定部(102)、CIインスタンス作成部(103)、属性及び関係更新部(104)及びCMDB(105)を含む。ディスカバリ部、CI同定部、CIインスタンス作成部、属性及び関係更新部及びCMDBは、単独のコンピュータ上に実装されていてもよく、或いは複数のコンピュータ上に分散して実装されていてもよい。コンピュータ・システム(100)はさらに、ディスカバリ・テーブル(106)、モデル・テーブル(107)及び関係テーブル(108)を含む。これらテーブルは、単独のコンピュータ上に実装されていてもよく、或いは複数のコンピュータ上に分散して実装されていてもよい。
また、図1Aは、TADDMコンソールの画面(109)の例を示す。該画面は、CI及びCI間の接続関係を示す。なお、該画面に表示されているCI及びCI間の接続関係は一例であり、コンピュータ・システム(100)の管理対象であるCI及びCI間の接続関係全てを表示しているものではない。
コンピュータ・システム(100)は、それ自身の管理対象である構成要素を管理する。コンピュータ・システム(100)の管理対象は、該コンピュータ・システム(100)がディスカバリしうる対象の構成要素である。
ディスカバリ部(101)は、検出したCIについての情報をもとに、データ・モデル(図2B、201)に従って、CI及びそれらCI間の関係を作成し、CMDB(105)に登録する。CMDB(105)は、CIの属性及び他のCIとの関係を格納する。従って、システム管理者は、CMDB(105)を用いて、CI間のリアルな依存関係を抽出することが可能である。
構成管理のためのツールは、構成要素についての情報(以下、単に構成情報という場合がある)を自動収集する機能(ディスカバリ)、構成情報をグラフィカルに表示する機能(トポロジー)及び変更履歴、構成比較などの分析を行う機能(アナリティクス)を有する。例えば、TADDMサーバは、情報システムについての構成情報を、ssh、SNMP、WMIなどを使用して取得する。上記構成情報は例えば、各情報システムのオペレーティング・システムの種類又はその構成、アプリケーションの種類又はその構成値である。TADDMサーバは、取得した情報を、CMDB内にCIインスタンスとして格納する。TADDMサーバは、CMDBに格納したCIインスタンス基づいて、管理者のコンピュータに構成情報、及び変更履歴情報を送る。管理者のコンピュータは、該情報を用いて、構成情報の表示及び変更履歴の表示を行う。
サービスAのCIインスタンスは、ディスカバリ部(図1A、101)によって検出されたサービスAについての情報から、サービスAのデータ・モデルを用いてCIインスタンス作成部(図1A、103)によって作成される。同様に、サービスBのCIインスタンスは、ディスカバリ部(図1A、101)によって検出されたサービスBについての情報から、サービスBのデータ・モデルを用いてCIインスタンス作成部(図1A、103)によって作成される。サービスA及びサービスBの各データ・モデルは、モデル・テーブル(図1A、107)に格納されている。CI同士の関係、すなわちサービスAとサービスBとの関係(usedBy)のインスタンスは、ディスカバリ部(図1A、101)によって検出されたサービスAについての情報から、関係モデルに従いCIインスタンス作成部(図1A、103)によって作成される。関係モデルは、関係テーブル(図1A、108)に格納されている。
また、サービスが例えばサービスB1、B2、B3である場合、サービスB1、B2、B3についての各情報がサービスBのデータ・モデルを使用してインスタンス化されて、サービスB1のCIインスタンス、サービスB2のCIインスタンス、サービスB3のCIインスタンスが夫々作成される。サービスB1、B2、B3の各CIインスタンスもまた、CMDB(105)内に格納される。
(1つの)サービス構成要素は例えば、1つのサービス・プロセス(301)を1単位として、複数のサービス・プロセス(図示せず)を1単位として、1つのサービス・ステップ(302)を1単位として及び複数のサービス・ステップ(303)を1単位としてのいずれかである。
よって、本明細書において、サービス構成要素という場合、1つのサービス・プロセスそのものがサービス構成要素である態様、複数のサービス・プロセスがサービス構成要素である態様、1つのサービス・ステップそのものがサービス構成要素である態様、複数のサービス・ステップがサービス構成要素である態様を含む。
図3Bの311は、サービス構成要素として1つのサービス・プロセス(314)及びサービス構成要素として1つの別のサービス・プロセス(315)を示す。例えば、サービス構成要素(314)が第1のサービス構成要素であり、サービス構成要素(315)が第2のサービス構成要素である。或いは、サービス構成要素(315)が第1のサービス構成要素であり、サービス構成要素(314)が第2のサービス構成要素である。
図3Bの312は、サービス構成要素として1つのサービス・プロセス(316)及びサービス構成要素として上記サービス・プロセス(316)と異なるサービス・プロセス中の複数のサービス・ステップ(317)を示す。例えば、サービス構成要素(316)が第1のサービス構成要素であり、サービス構成要素(317)が第2のサービス構成要素である。或いは、サービス構成要素(317)が第1のサービス構成要素であり、サービス構成要素(316)が第2のサービス構成要素である。
図3Bの313は、サービス構成要素として1つのサービス・プロセス中の複数のサービス・ステップ(318)及びサービス構成要素として上記サービス・プロセスと異なる別のサービス・プロセス中の複数のサービス・ステップ(319)を示す。例えば、サービス構成要素(318)が第1のサービス構成要素であり、サービス構成要素(319)が第2のサービス構成要素である。或いは、サービス構成要素(319)が第1のサービス構成要素であり、サービス構成要素(318)が第2のサービス構成要素である。
上記は、サービス構成要素の組み合わせの一例であって、上記3つの態様(311、312、313)に限定されるものでない。
データ・モデル(311)は、モデル・テーブル(図1A、107)内に格納される。CIインスタンス(313)は、CMDB(図1A、105)内に格納される。関係モデル(314)は、関係テーブル(図1A、108)内に格納される。
本発明の実施形態におけるデータ・モデル(311)には、図2Bのデータデル(201)と比較して、属性「アクション・タイプ」及び属性「影響範囲」が追加されている。属性「アクション・タイプ」は例えば、新規、変更、削除、参照及び検索であるが、これらに限定されない。属性「影響範囲」は例えば、モデル名に指定されたCIからの距離を示すレベル、CIインスタンスのモデル名、関係であるが、これらに限定されない。
同様に、本発明の実施形態におけるCIインスタンス(313)には、図2BのCIインスタンス(203)と比較して、属性「アクション・タイプ」及び属性「影響範囲」が追加されている。CIインスタンス(313)の属性「アクション・タイプ」には、データ・モデル(311)で定義されたアクション・タイプのうちの少なくとも1つがインスタンス化されている。
本発明の実施形態では、図5の説明で述べるように、ステータス制御部がサービス・プロセスに対応するCIインスタンスをCMDB内に動的に定義し、サービス・プロセスの対象先となるCIとの間に関係を定義するために、又はプロセス・エンジンがサービス・プロセスの対象先となるCIをポイントするパラメータをサービス・プロセス内に定義するために、図2Bで示されるディスカバリ・データが不要である。
対象範囲特定ポリシーの条件例を以下に示す。
1.OS、次にミドルウェア、次にアプリケーションという垂直の依存関係を有する対象範囲特定ポリシーの例
・対象範囲特定ポリシーA:構成要素間が、「InstalledOn」の関係にあるもの
・対象範囲特定ポリシーB:対象範囲特定ポリシーA、且つ、対象である構成要素から1ノード(1段分)までのもの
2.ビジネス・アプリケーションを構成する複数のサーバ上の構成要素についての対象範囲特定ポリシーの例
・対象範囲特定ポリシーC:双方向の構成要素間で「UsedBy」の関連にあるもの
・対象範囲特定ポリシーD:対象範囲特定ポリシーCの結果に対して、対象範囲特定ポリシーAを適用したもの
3.その他
・任意の関係を有する構成要素のうち、CIのタイプ属性が「ミドルウェア」のもの
以下に、上記対象範囲特定ポリシーA乃至Dを用いて、構成要素と関係のある構成要素を抽出する例を示す。
OS(オペレーティング・システム) Aは、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)と「InstalledOn」の関係にある。RDBMSは、データベースと「InstalledOn」の関係にある。
OS Bは、App(アプリケーション)サーバと「InstalledOn」の関係にある。Appサーバは、Webアプリと「InstalledOn」の関係にある。
データベースは、Webアプリとお互いに「usedBy」の関係にある。
CIとしてデータベースを指定し、且つ、対象範囲特定ポリシーAを指定すると、「InstalledOn」の関係にあるCIがアクションの対象範囲である構成要素として特定される。結果として、データベース、RDBMS及びOSのソフトウェア構成要素が特定される。
CIとしてWebアプリを指定し、且つ、対象範囲特定ポリシーBを指定すると、「InstalledOn」の関係にあるCIのうち、最初の1ノード分がアクションの対象範囲である構成要素として特定される。結果として、Webアプリ及びAppサーバのソフトウェア構成要素が特定される。
サービス・プロセスAは、サービス・プロセスAへのリクエストを処理するためのプロセスである。サービス・プロセスBは、サービス・プロセスBへのリクエストを処理するためのプロセスである。ここで、サービス・プロセスA及びサービス・プロセスBは、同じCIを参照するサービス・プロセスであるとする。
従来のサービス・プロセスの処理では、サービス・プロセスそれぞれの管理者が、サービス・プロセスA及びサービス・プロセスBを定義し、そして定義したサービス・プロセスを記憶装置に格納する。
サービス・プロセスAを実行するにあたり、サービス・プロセスAの管理者は、サービス・プロセスAへのリクエストを発行する。プロセス・エンジンは、該リクエストが到着(ステップ401)すると、上記記憶装置からサービス・プロセスAを読み出し、サービス・プロセスAを実行(ステップ402)する。サービス・プロセスAの実行後、ディスカバリは、構成要素についての情報を取得する。属性及び関係更新部(図1A、104)は、該取得したCIの情報に基づいて、CMDB内のCIインスタンスの属性値又は関係値を更新する(ステップ403)。
上記従来のサービス・プロセスの処理において、サービス・プロセスAの実行中に、サービス・プロセスBの管理者が、サービス・プロセスAで参照するCIと同じCIを参照するサービス・プロセスBへのリクエストを発行する場合に、次のような問題が生じるおそれがある。サービス・プロセスBの管理者が、サービス・プロセスAの存在に気付いた場合、サービス・プロセスBの管理者は、それぞれのサービス・プロセスの内容によっては待機する必要がない場合であっても、サービス・プロセスの競合を回避するために、サービス・プロセスAの実行が完了し、CI情報が更新されるまで、サービス・プロセスBへのリクエストの発行を待機しなければならない。或いは、サービス・プロセスBの管理者が、サービス・プロセスAの存在に気付かない場合、サービス・プロセスBがサービス・プロセスAと同時に実行され、その結果としてサービス・プロセスA及びサービス・プロセスB間で競合が発生し、サービス・プロセスA、Bの両方、又はそのいずれかが失敗する可能性がある。
サービス・プロセスA(501)のシステムの管理者又は管理者は、サービス・プロセスA(501)に対応するアクションの対象であるCI(以下、サービス・プロセスAの対象CI)に対するアクション・タイプ及び影響範囲を表す対象CI属性(507)を定義する。同様に、サービス・プロセスB(502)のシステムの管理者又は管理者は、サービス・プロセスB(502)に対応するアクションの対象であるCI(以下、サービス・プロセスBの対象CI)に対するアクション・タイプ及び影響範囲を表す対象CI属性(507)を定義する。
上記定義はそれぞれ、データ・モデル(図3C、311)の属性「アクション・タイプ」及び属性「影響範囲」に定義された情報を使用して、インスタンス化されうる。インスタンス化されたCIインスタンスは、図3Cに示されている(313)。代替的に、該定義は、上記データ・モデル(図3C、311)とは別途にサービス・プロセスの管理者によって定義され、記憶媒体、例えばCMDB内に格納されていてもよい。
該対象CI属性(507)は、対象CIへのアクション・タイプ及び対象CIの影響範囲を含む。「アクション・タイプ」は例えば、新規、変更、削除、参照及び検索である。「影響範囲」は例えば、モデル名に指定されたCIからの距離を示すレベル、CIインスタンスのモデル名、関係である。
対象CI属性(507)の実装例は、下記の通りである。
1.ステータス制御部(503)が、サービス・プロセスA及びB(501、502)に対応するCIインスタンス(505A及び505B)を例えばCMDB内に動的に定義する。そして、サービス・プロセスA(501)と該サービス・プロセスA(501)の対象CIとの間に関係(506A)を定義する。同様に、サービス・プロセスB(502)と該サービス・プロセスB(502)の対象CIとの間に関係(506B)を定義する。代替的に、サービス・プロセスのシステム管理者又は管理者は、サービス・プロセスA又はB(501、502)の対象CIをポイントするパラメータをサービス・プロセス(501、502)内にそれぞれ定義してもよい。
ステータス制御部(503)は、サービス・プロセス(501、502)間の依存関係の管理を行えるように、実行中の全サービス・プロセスの対象CI属性を管理する。
以下では、先行サービス・プロセスA(501)の実行中に、後発のサービス・プロセスB(502)へのリクエストが発生した場合を例に説明する。
サービス・プロセスA(501)及びサービス・プロセスB(502)は、CMDBに定義されたそれぞれの対象CI属性(507)を有する。また、プロセス・エンジン(図示せず)は、サービス・プロセスA(501)の開始時に該サービス・プロセスA(501)についての対象CI属性(507)をステータス制御部(503)に提供している。サービスBへのリクエストを受け、プロセス・エンジン(図示せず)は、後発サービス・プロセスB(502)の開始時に対象CI属性(507)をステータス制御部(503)に提供し、ステータス制御部(503)を介して、サービス・プロセスA(501)の対象CI属性(507)を参照する。
ステータス制御部(503)は、上記実行されたサービス・プロセスB(502)及びサービス・プロセスA(501)の対象CI属性(507)から、該実行されたサービス・プロセスB(502)の実行可否を判定する。該判定は、ステータス制御部(503)に定められた可否判定ポリシー(510)を利用して行われうる。可否判定ポリシーとは、複数のサービスによって共通する構成要素が利用される場合の動作ルールを定義したデータである。
また、上記判定はまた、プロセス・エンジン(図示せず)によって実行されたサービス・プロセスB(502)の管理者によって判定されてもよい。サービス・プロセスB(502)の管理者は、管理装置の表示装置上に表示されたサービス・プロセスB(502)のアクションの実行可否の選択を許すインタフェースを介して、アクションを実行させるか又はアクションを待機させるかを判断する。
ディスカバリ部(508)は、サービス・プロセスA及びB(501、502)の実行後にCIの情報を取得する。次に、属性及び関係更新部(図1A、104)は、該取得したCIの情報に基づいて、CIインスタンスの属性値又は関係値を更新する。
1.process1(change) and process2(ANY) --> wait
(先行プロセス(変更)→後発プロセス(ANY)を待機)
該例は、先行プロセス1のアクション・タイプが「変更」であるならば、後発プロセス2のアクション・タイプが何であっても、後発プロセス2は待機する、というポリシーである。
2.process1(ANY) and process2(delete、change) --> wait
(先行プロセス(ANY)→後発プロセス(削除、変更)を待機)
該例は、先行プロセス1のアクション・タイプが何であっても、後発プロセス2のアクション・タイプが「削除」又は「変更」であるならば、後発プロセス2は待機する、というポリシーである。
3.process1(change、delete) and process2(ANY) --> wait
(先行プロセス(変更、削除)→後発プロセス(ANY)を待機)
該例は、先行プロセス1のアクション・タイプが「変更」又は「削除」であるならば、後発プロセス2のアクション・タイプが何であっても、後発プロセス2は待機する、というポリシーである。
4.process1(ANY) and process2(delete) --> wait
(先行プロセス(ANY)→後発プロセス(削除)を待機)
該例は、先行プロセス1のアクション・タイプが何であっても、後発プロセス2のアクション・タイプが「削除」であるならば、後発プロセス2は待機する、というポリシーである。
5.process1(search、refer) and process2(search、refer) --> go
(先行プロセス(検索、参照)→後発プロセス(検索、参照)を実行)
該例は、先行プロセス1のアクション・タイプが「検索」又は「参照」であり、後発プロセス2のアクション・タイプが「検索」又は「参照」であるならば、後発プロセス2は実行可能である、というポリシーである。先行及び後発の両プロセスのアクション・タイプが「検索」又は「参照」の場合、実行順番が入れ替わっても不整合は生じないので、後発プロセスが実行可能であると判定される。
6.process1(search、refer) and process2(change) --> wait
(先行プロセス(検索、参照)→後発プロセス(変更)を待機)
該例は、先行プロセス1のアクション・タイプが「検索」又は「参照」であっても、後発プロセス2のアクション・タイプが「変更」であるならば、後発プロセス2は待機する、というポリシーである。先行プロセスのアクション・タイプが「検索」又は「参照」の場合、後発プロセスで先に変更をおこなうと不整合が生じる可能性があるので、後発プロセスは待機であると判定される。
先行プロセスが複数ある場合、先行プロセスが完了する毎に判定が実行される。そして、適用される可否判定ポリシー全てによって後発プロセスが実行可能であると判定される場合のみ、後発プロセスが実行可能であると判定され、適用される可否判定ポリシーの少なくとも1つによって後発プロセスが待機させると判定される場合、後発プロセスは待機すると判定される。
以下では、先行サービス・プロセスA(602)の実行中に、後発のサービス・プロセスB(604)へのリクエストが発生した場合を例に説明する。
サービス・プロセスA及びB(602、604)それぞれの対象CI属性(601、603)は、サービス・プロセスA及びB(602、604)の開始時に、ステータス制御部(605)に提供される。サービス・プロセス(602、604)の実行可否は、ステータス制御部(605)又はサービス・プロセスA及びB(602、604)の各管理者が決定しうる。サービス・プロセスA及びB(602、604)の完了順が逆転した場合であっても、対象CI(607)の更新情報を一意に保てる場合、ステータス制御部(605)又はサービス・プロセスA及びB(602、604)の各管理者は、新規リクエストのサービス・プロセス(602、604)を実行可能と判定してもよい。
以下に、ステータス制御部が実行可否を判定する場合とサービス・プロセスの管理者側で実行可否を判定する場合について説明する。
A.ステータス制御部が実行可否を判定する場合
ステータス制御部(605)は、先行サービス・プロセスA(602)の対象CI属性(601)に含まれる対象CIの影響範囲に定義された対象CI(CI1、CI2及びCI3)と、後発サービス・プロセスB(604)の対象CI属性(603)に含まれる対象CIの影響範囲に定義された対象CI(CI3、CI4及びCI6)とが重なっていない場合、後発サービス・プロセスB(604)は実行可能であると判定する。ステータス制御部(605)は、上記影響範囲に定義された対象CIが重なっている場合、ステータス制御部(605)に定義された可否判定ポリシー(606)を使用して、後発サービス・プロセスB(604)の実行可否を判定する。可否判定ポリシー(606)は例えば、管理者によってステータス制御部(605)内に定義されうる。ステータス制御部(605)が、可否判定ポリシー(606)を使用して、後発サービス・プロセスB(604)の動作を決定する例は、以下の通りである。
1.process1(change) and process2(ANY) --> wait
(先行プロセス(変更)→後発プロセス(ANY)を待機)
該例は、先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが「変更」であるならば、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが何であっても、後発サービス・プロセスB(604)は待機する、というポリシーである。ステータス制御部(605)は、先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが「変更」である場合、後発サービス・プロセスB(604)を待機させる。
2.process1(ANY) and process2(delete、change) --> wait
(先行プロセス(ANY)→後発プロセス(削除、変更)を待機)
該例は、先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが何であっても、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが「削除」又は「変更」であるならば、後発サービス・プロセスB(604)は待機する、というポリシーである。ステータス制御部(605)は、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが「削除」又は「変更」である場合、後発サービス・プロセスB(604)を待機させる。
3.process1(change、delete) and process2(ANY) --> wait
(先行プロセス(変更、削除)→後発プロセス(ANY)を待機)
該例は、先行プロセス1のアクション・タイプが「変更」又は「削除」であるならば、後発プロセス2のアクション・タイプが何であっても、後発プロセス2は待機する、というポリシーである。ステータス制御部(605)は、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが何であっても、後発サービス・プロセスB(604)を待機させる。
4.process1(ANY) and process2(delete) --> wait
(先行プロセス(ANY)→後発プロセス(削除)を待機)
該例は、先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが何であっても、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが「削除」であるならば、後発サービス・プロセスB(604)は待機する、というポリシーである。ステータス制御部(605)は、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが「削除」である場合、後発サービス・プロセスB(604)を待機させる。
5.process1(search、refer) and process2(search、refer) --> go
(先行プロセス(検索、参照)→後発プロセス(検索、参照)を実行)
該例は、先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが「検索」又は「参照」であり、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが「検索」又は「参照」であるならば、後発サービス・プロセスB(604)は実行可能である、というポリシーである。先行及び後発の両プロセスのアクション・タイプが「検索」又は「参照」の場合、実行順番が入れ替わっても不整合は生じないので、ステータス制御部(605)は、後発プロセスが実行可能であると判定する。
6.process1(search、refer) and process2(change) --> wait
(先行プロセス(検索、参照)→後発プロセス(変更)を待機)
該例は、先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが「検索」又は「参照」であっても、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが「変更」であるならば、後発サービス・プロセスB(604)は待機する、というポリシーである。先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが「検索」又は「参照」の場合、後発サービス・プロセスB(604)で先に変更をおこなうと不整合が生じる可能性があるので、ステータス制御部(605)は、後発サービス・プロセスB(604)が待機であると判定する。
B.サービス・プロセス(602、604)の各管理者側が実行可否を判定する場合
ステータス制御部(605)の代わりに、サービス・プロセスA及びB(602、604)の各管理者がそれぞれ実行可否を判定する。該決定は例えば、プロセス・エンジンが、サービス・プロセスAの管理者に対してサービス・プロセスA(602)の実行又は待機を指定することを許すポップアップウィンドウを表示し、該管理者から実行又は待機の入力を行わせることによって行う。同様に、プロセス・エンジンが、サービス・プロセスBの管理者に対してサービス・プロセスB(604)の実行又は待機を指定することを許すポップアップウィンドウを表示し、該管理者から実行又は待機の入力を行わせることによって行う。サービス・プロセスA及びB(602、604)の各管理者側が実行可否を判定する例は、以下の通りである。
・先行プロセス(削除)→後発プロセス(ANY)の実行必要性を判定する。
上記例は、先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが「削除」ならば、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが何であっても、後発サービス・プロセスB(604)は実行必要性の判定を求める、という意味である。
・先行プロセス(新規)→後発プロセス(検索)で新規CIを検索対象に含めるか判定する。
上記例は、先行サービス・プロセスA(602)のアクション・タイプが「新規」であり、後発サービス・プロセスB(604)のアクション・タイプが「検索」の場合、後発のサービス・プロセス(604)は新規CIを検索対象に含めるかの判定を求める、という意味である。
なお、図6の例では、影響範囲をCIインスタンスのモデル名としたが、該影響範囲は、例えばノードとの距離を示すレベル又は関係を用いた式を使用して表してもよい。該影響範囲はまた、サービス構成要素に対応するアクションの対象範囲を特定するために使用されるポリシー(対象範囲特定ポリシー)によって動的に決定されうる。
影響範囲として、ノードとの距離を示すレベルを用いる場合において、先行のサービス・プロセス(602)の対象CI属性(601)に含まれる対象CIの影響範囲に定義されたレベル以内の構成要素であるCIと、後発のサービス・プロセス(604)の対象CI属性(603)に含まれる対象CIの影響範囲に定義されたレベル以内の構成要素が重なっていない場合、ステータス制御部(605)は、後発のサービス・プロセス(604)は実行可能であると判定する。上記影響範囲が重なっている場合、ステータス制御部(605)は、ステータス制御部(605)に定義された可否判定ポリシー(606)を使用して、後発のサービス・プロセス(604)の動作を判定する。
影響範囲として、関係を用いた式を用いる場合において、先行のサービス・プロセス(602)の対象CI属性(601)に含まれる対象CIの影響範囲に定義された関係を用いた式から求められるCIと、後発のサービス・プロセス(604)の対象CI属性(603)に含まれる対象CIの影響範囲に定義された関係を用いた式から求められるCIとが重なっていない場合は、ステータス制御部(605)は、後発のサービス・プロセス(604)は実行可能であると判定する。上記影響範囲が重なっている場合、ステータス制御部(605)は、ステータス制御部(605)に定義された可否判定ポリシー(606)を使用して、後発のサービス・プロセス(604)の動作を決定する。
サービス構成要素に対応するアクションとして、サービス・プロセスA(702)及び実行中の他のサービス・プロセスがあるとする。ステータス制御部(704)は、他のサービス・プロセスの対象CI属性を保持している。対象CI属性は、対象CI属性へのアクション・タイプ及び対象CIの影響範囲である(図5、507を参照)。
サービス・プロセスA(702)の管理者は、サービス・プロセスAへのリクエスト(701)を発行する。プロセス・エンジン(図示せず)は、該リクエスト(701)を受信すると(ステップ710)、サービス・プロセスA(702)を開始する。プロセス・エンジン(図示せず)は、サービスの開始時に、サービス・プロセスA(702)内の対象CI属性をステータス制御部(704)に提供する(ステップ711)。ステータス制御部(704)は、サービス・プロセスA(702)内の対象CI属性及び実行中の他のサービス・プロセスの対象CI属性からサービス・プロセスA(702)の実行可否を判定し、プロセス・エンジンに通知する(ステップ712A)。あるいは、ステータス制御部(704)は、実行中の他のサービス・プロセスの対象CI属性をサービス・プロセスA(702)の管理者に提供し、サービス・プロセスAの実行可否を該管理者に判定させる(ステップ712B)。
ステータス制御部(704)が、サービス・プロセスA(702)内のCI(703)と該サービス・プロセスA(702)の対象CI(705)との間に関係(706)を作成する(ステップ713)。プロセス・エンジン(図示せず)が、サービス・プロセスA(702)を実行する(ステップ714)。上記サービス・プロセスA(702)の実行完了後、ステータス制御部(704)は、ディスカバリ部(707)に対して、CIについての情報のディスカバリを要求する。ディスカバリの対象となるCIは、ディスカバリ部(707)の管理対象である全てのCI、又は、実行を完了したサービス・プロセスAに対応するアクションの対象であるCI、又は、実行を完了したサービス・プロセスAに対応するアクションの対象であるCIと他のサービス・プロセスに対応するアクションの対象であるCIとの重複範囲に含まれるCIである。後者ほど、ディスカバリに要する時間が少なくてすむ。上記要求を受けディスカバリ部(707)は、CIの情報を取得する。属性及び関係更新部(図1A、104)は、該取得したCIの情報に基づいて、CIインスタンスの属性値又は関係値を更新する(ステップ715)。
該更新の完了は、ステータス制御部(704)に通知される。ここで、属性及び関係更新部(図1A、104)は、サービス・プロセスA(702)内のCI(703)と関係のある対象CI(705)の情報の更新及び更新完了の通知を優先して行い、サービス・プロセスA(702)内のCI(703)と関係のない対象CI(705)の情報の更新及び更新完了の通知を、後述のステップ716以降に行ってもよい。ステータス制御部(704)がサービス・プロセスA(702)内のCI(703)と対象CI(705)との間の関係(706)を削除する(ステップ716)。
ここで、さらに待ち状態のサービス・プロセス(708)があるとする。ステータス制御部(704)が、待ち状態のサービス・プロセス(708)の実行可否を判定していた場合、ステータス制御部(704)は、実行可否の再判定を行い、プロセス・エンジンに通知する。ステータス制御部(704)が、待ち状態のサービス・プロセス(708)の管理者に実行可否を判定させていた場合、待ち状態のサービス・プロセスに対応するアクションの実行可否の再判定を可能にするために、サービス・プロセスA(702)の終了をプロセス・エンジンに通知する(ステップ717)。該通知により、待ち状態のサービスプロセス(708)の管理者は、サービス・プロセスA(702)の終了を知ることができる。さらに、ステータス制御部(704)は、CI属性情報を待ち状態のサービス・プロセス(708)の管理者に提供する。
先行の他のサービス・プロセスが終了すると、ステータス制御部(704)は、サービス・プロセスA(702)の管理者に実行可否を判定させていた場合、先行の他のサービス・プロセスの終了をプロセス・エンジン(図示せず)に通知する(ステップ720)。該通知により、サービス・プロセスA(702)の管理者は、他のサービス・プロセスの終了を知ることができる。ステータス制御部(704)は、該他のサービス・プロセスについての更新された対象CI属性を用いてサービス・プロセスA(702)の実行可否を再度判定する。ここで、サービス・プロセスA(702)以外にも待機しているサービス・プロセスがある場合、ステータス制御部(704)は、待機時間の長いサービス・プロセスの順に判定を行う(ステップ721)。代替的に、ステータス制御部(704)は、対象CI属性をサービス・プロセスA(702)の管理者に提供し、プロセス・エンジンは、実行可否をサービス・プロセスA(702)の管理者に判定させうる。該判定において、サービス・プロセスA(702)が待機である場合、プロセス・エンジンは、サービス・プロセスA(702)を待機させる。ステータス制御部(704)は、他に実行中であるサービス・プロセスの完了を待つ(上記図7Bの説明を参照されたい)。該判定において、サービス・プロセスA(702)が実行可能である場合、ステータス制御部(704)が、サービス・プロセスA(702)内のCI(703)と該サービス・プロセスA(702)の対象CI(705)との間に関係(706)を作成する(ステップ722)。プロセス・エンジンが、サービス・プロセスA(702)を実行する(ステップ723)。上記サービス・プロセスA(702)の実行完了後、ステータス制御部(704)は、ディスカバリ部(707)に対してCIについての情報のディスカバリを要求する。ディスカバリの対象となるCIは、上記図7Bの説明で述べたとおりである。上記要求を受けディスカバリ部(707)は、CIの情報を取得する(ステップ724)。属性及び関係更新部(図1A、104)は、該取得したCIの情報に基づいて、CIインスタンスの属性値又は関係値を更新する(ステップ724)。
該更新の完了はステータス制御部(704)に通知される。ここで、属性及び関係更新部(図1A、104)は、サービス・プロセスA(702)内のCI(703)と関係のある対象CI(705)の情報の更新及び更新完了の通知を優先して行い、サービス・プロセスA(702)内のCI(703)と関係のない対象CI(705)の情報の更新及び更新完了の通知を、後述のステップ725以降に行ってもよい。さらに属性及び関係更新部(図1A、104)は、サービス・プロセスA(702)内のCI(703)と関係のある対象CI(705)のうち、待ち状態の他のサービス・プロセス(708)の影響範囲にも含まれるCIの情報の更新及び更新完了の通知を優先して行い、他のCIの情報の更新及び更新完了の通知を後述のステップ725以降に行ってもよい。サービス・プロセスA(702)内のCI(703)と関係のある対象CI(705)のうち、待ち状態の他のサービス・プロセス(708)の影響範囲にも含まれるCIの情報は、ステータス制御部(704)によって上記要求に設定され、ディスカバリ部(707)は、該要求から該影響範囲のCIについての情報を取得する。ステータス制御部(704)がサービス・プロセスA内のCI(703)と対象CI(705)との間の関係を削除する(ステップ725)。ステータス制御部(704)が、待ち状態のサービス・プロセス(708)の実行可否を判定していた場合、ステータス制御部(704)は、実行可否の再判定を行い、プロセス・エンジンに通知する。待ち状態のサービス・プロセス(708)の管理者に実行可否を判定させていた場合、ステータス制御部(704)が、待ち状態のサービス・プロセスに対応するアクションの実行可否の再判定を可能にするために、サービス・プロセスA(702)の終了をプロセス・エンジンに通知する(ステップ726)。該通知によって、待ち状態のサービス・プロセス(708)の管理者は、サービス・プロセスA(702)の終了を知ることができる。さらにステータス制御部(704)は、CI属性情報を待ち状態のサービス・プロセス(708)の管理者に提供する。
ハードウェア1(810)上で、オペレーティング・システムであるOS1(811)が動作している。OS1(811)上で、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)(812)が動作している。リレーショナルデータベース管理システム(812)上で、データベース1(813)及びデータベース2(814)が動作している。ハードウェア2(815)上で、オペレーティング・システムであるOS2(816)が動作している。OS2(816)上で、J2EE(817)が動作している。J2EE(817)は、Java処理環境を提供するプログラム群である。J2EE(817)上で、アプリケーション1(818)及びアプリケーション2(819)が動作している。上記ハードウェア1(810)、OS1(811)、リレーショナルデータベース管理システム(812)、データベース1(813)、データベース2(814)、ハードウェア2(815)、OS2(816)、J2EE(817)、アプリケーション1(818)及びアプリケーション2(819)それぞれは、CMDB内において各CIインスタンスとして格納されている。
ハードウェア1(810)を表すCIとOS1(811)を表すCIの関係は、runsOnである。これは、ハードウェア1(810)上でOS1(811)が動作していることを表す。OS1(811)を表すCIとリレーショナルデータベース管理システム(812)を表すCIの関係は、runsOnである。これは、OS1(811)上でリレーショナルデータベース管理システム(812)が動作していることを表す。リレーショナルデータベース管理システム(812)を表すCIとデータベース1(813)を表すCIの関係は、runsOnである。これは、リレーショナルデータベース管理システム(812)上でデータベース1(813)が動作していることを表す。リレーショナルデータベース管理システム(812)を表すCIとデータベース2(814)を表すCIの関係は、runsOnである。これは、リレーショナルデータベース管理システム(812)上でデータベース2(814)が動作していることを表す。ハードウェア2(815)を表すCIとOS2(816)を表すCIの関係は、runsOnである。これは、ハードウェア2(815)上でOS2(816)が動作していることを表す。OS2(816)を表すCIとJ2EE(817)を表すCIの関係は、runsOnである。これは、OS2(816)上でJ2EE(817)が動作していることを表す。J2EE(817)を表すCIとアプリケーション1(818)を表すCIの関係は、runsOnである。これは、J2EE(817)上でアプリケーション1(818)が動作していることを表す。J2EE(817)を表すCIとアプリケーション2(818)を表すCIの関係は、runsOnである。これは、J2EE(817)上でアプリケーション2(819)が動作していることを表す。アプリケーション1(818)とデータベース2(814)の関係は、useである。これは、アプリケーション1(818)がデータベース2(814)を使用していることを表す。
サービス・プロセスB(803)は、J2EEのパラメータを変更するプロセスである。CMDBには、サービス・プロセスB(803)自体のCIが格納されている。サービス・プロセスB(803)のCIインスタンスに、対象CI属性(804)が定義されている。対象CI属性(804)は、アクション・タイプが「変更」であり、影響範囲は「"J2EE上で動いているもの(runsOn)"and"該当OS上のCIを使用しているもの(use)"」である。ここで、該当OSは、OS2である。
プロセス・エンジンは、サービス・プロセスA(801)の開始時に、サービス・プロセスA(801)においてOS1(811)が修正適用の対象であることを、ステータス制御部(805)に通知する(ステップ820)。ステータス制御部(805)は、他のサービス・プロセスによりOS1(811)及びOS1(811)と関連するCIが使用されていないため、サービス・プロセスA(801)が実行可能であることをプロセス・エンジンに通知する(ステップ821)。
ステータス制御部(805)は、サービス・プロセスA(801)自体のCIとOS1(811)を表すCIとの間に関係を作成する。さらに、ステータス制御部(805)は、サービス・プロセスA(801)自体のCIに定義された影響範囲に従って、影響範囲の及ぶCIとサービス・プロセス(801)A自体のCIとの間に関係を作成する。本例では、影響範囲が「"OS1上で動いているもの(runsOn)"且つ"該当OS上のCIを使用しているもの(use)"」であるので、サービス・プロセス(801)A自体のCIは、OS1(811)上で動いているRDBMSを表すCI(812)、データベース1を表すCI(813)及びデータベース2を表すCI(814)、OS上のCIを使用しているアプリケーション1を表すCI(818)と関係を作成する(ステップ822)。
プロセス・エンジンは、サービス・プロセスB(803)の開始時に、サービス・プロセスB(803)においてJ2EEがパラメータ変更の対象であることを、ステータス制御部(805)に通知する(ステップ823)。
ここで、サービス・プロセスB(805)の影響範囲の及ぶCIであるアプリケーション1を表すCI(818)は、サービス・プロセスA(801)に使用されている。また、ステータス制御部(805)の有するポリシーに従うと、アクション・タイプが「変更」であるサービス・プロセスの対象となっているCIに対しては、同時に変更を行うことはできない。そこで、ステータス制御部(805)は、サービス・プロセスB(803)が実行不可能であることをプロセス・エンジンに通知する。ここで、ステータス制御部(805)は、サービス・プロセスB(803)の実行可否をサービス・プロセスB(803)の管理者に判定をさせることも可能である(ステップ824)。
サービス・プロセスA(801)が完了すると、ステータス制御部(805)は、ディスカバリ部(806)に環境内のCIについてディスカバリすることをリクエストし、環境内の該CIについての情報を取得する。ここで、ステータス制御部(805)は、待機中のサービス・プロセスがあれば、サービス・プロセスA(801)自体のCIと関係のあるCI(811、812、813、814、818)についての情報の取得を高い優先度で、さらには待機中のサービス・プロセスが待機する原因になっているアプリケーション1を表すCI(818)についての情報の取得をより高い優先度でリクエストする(ステップ825)。
ディスカバリの完了に伴い、ステータス制御部(805)は、サービス・プロセスA(801)とCI間の関係を削除する(ステップ826)。
ステータス制御部(805)は、プロセスが実行可能になったことをプロセス・エンジンに通知する(ステップ827)。
各サービス構成要素に対応するアクションの管理者は、プロセス・エンジンに対して、サービスを実行するためのリクエストを発行する(ステップ901)。
ステータス制御部は、上記リクエストを受け、アクション・タイプ及び影響範囲をCMDBから取得する。代替的には、プロセス・エンジンが、管理者に対してアクション・タイプ及び影響範囲の入力を要求し、該要求によって入力されたアクション・タイプ及び影響範囲をステータス制御部に渡す。ステータス制御部は、サービス・プロセスの管理者から入力されたアクション・タイプ及び影響範囲をプロセス・エンジンから取得する。ステータス制御部は、サービス構成要素と該サービスのアクションの対象になる構成要素との間に関係を作成する。さらに、ステータス制御部は、上記影響範囲に従って、サービス構成要素と影響範囲の及ぶ構成要素との間に関係を作成する(ステップ902)。
ステータス制御部は、上記取得した影響範囲と実行中のサービスに対応するアクション構成要素に設定された影響範囲の重なりを判定する。該判定の結果、影響範囲に重なりがあればステップ904に進み、重なりがなければステップ905に進む(ステップ903)。
ステータス制御部は、上記取得したアクション・タイプ及び影響範囲と、実行中のサービスに対応するアクション構成要素に設定されたアクション・タイプ及び影響範囲からサービスの実行可否を判定する。該判定には、ステータス制御部に定義された可否判定ポリシーを用いる。またステータス制御部は、実行中のサービスに対応するアクション構成要素に設定されたアクション・タイプ及び影響範囲をサービスの管理者に提供し、該判定をサービスの管理者に委ねることもできる。該判定の結果、サービスが実行可能である場合、ステップ905に進み、サービスが実行不可である場合、ステップ906に進む(ステップ904)。
影響範囲に重なりがない場合又はサービスが実行可能であると判定された場合、プロセス・エンジンは、サービスを実行する(ステップ905)。サービス実行に伴い、サービス構成要素と関連する構成要素が関係付けられる。
サービスが実行不可であると判定された場合、プロセス・エンジンは、サービスを待機させる(ステップ906)。該待機は、上記実行中のサービスが終了するまで行われる。上記実行中のサービスの終了後、ステータス制御部は、ステップ903を再度実行する。
サービス終了後、ステータス制御部は、ディスカバリ部に対してディスカバリの要求を行う(ステップ907)。ディスカバリ部は、該要求を受け、環境内又は要求されたCIの情報を取得する。次に、属性及び関係更新部が、該取得したCIの情報に基づいて、CIインスタンスの属性値又は関係値を更新する。属性及び関係更新部は、該更新が完了すると完了をステータス制御部に通知する。
ステータス制御部は、該通知を受け、サービス構成要素と関連する構成要素の関係を解除する(ステップ908)。
ステータス制御部は、待機中のサービスがあればサービスが終了したことをプロセス・エンジンに通知する(ステップ909)。
コンピュータ・システム(1000)は、図1Aで示されるコンピュータ・システム(100)と同様に、ディスカバリ部(1001)、CI同定部(1002)、CIインスタンス作成部(1003)、属性及び関係更新部(1004)及びCMDB(1005)を含む。コンピュータ・システム(1000)はさらに、ディスカバリ・テーブル(1006)、モデル・テーブル(1007)及び関係テーブル(1008)を含む。
ステータス制御部(1009)は、関連付部(1011)、判定部(1012)、提示部(1013)を含む。
関連付部(1011)は、サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である1又は複数の構成要素に関連付ける。
判定部(1012)は、第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定する。該判定部(1012)はまた、サービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するためのルールを定義するポリシーによってサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定する。
提示部(1013)は、サービス構成要素に対応するアクションの実行可否をユーザに選択することを許すインタフェースを表示部に提示する。
プロセス・エンジン(1010)は、サービス・プロセス又はサービス・ステップの実行をする。プロセス・エンジン(1010)は、サービス・プロセスの対象先となるCIをポイントするパラメータをサービス・プロセス内に定義する。
ステータス制御部(1009)及び/又はプロセス・エンジン(1010)は、コンピュータ・システム(1000)内に含まれていてもよく、又はコンピュータ・システム(1000)にケーブルを介して接続されたコンピュータ・システム(図示せず)内に含まれていてもよい。
Claims (25)
- サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システムであって、
構成要素についての情報を検出するディスカバリ部と、
構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを保持するリポジトリと、
前記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付ける関連付部と、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定する判定部と、
前記アクションを実行することが許されるかどうかを判定することをユーザに選択することを可能にするインタフェースを表示部に提示する提示部と
を含む、前記コンピュータ・システム。 - サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システムであって、
構成要素についての情報を検出するディスカバリ部と、
構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを保持するリポジトリと、
前記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付ける関連付部と、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定する判定部と
を含み、
前記第2のサービス構成要素に対応するアクションの実行が待機している場合、前記判定部が、前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの終了に応じて、前記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかをさらに判定する、
前記コンピュータ・システム。 - サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システムであって、
構成要素についての情報を検出するディスカバリ部と、
構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを保持するリポジトリと、
前記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付ける関連付部と、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定する判定部と
を含み、
前記関連付けが、前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの開始に応じて行われる、
前記コンピュータ・システム。 - サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システムであって、
構成要素についての情報を検出するディスカバリ部と、
構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを保持するリポジトリと、
前記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付ける関連付部と、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定する判定部と
を含み、
所定の属性及び構成要素と他の構成要素との関係を定義するデータ・モデルが、サービス構成要素のアクション・タイプと該サービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素の範囲とを含む、
前記コンピュータ・システム。 - 前記ディスカバリ部が、前記第1又は第2のサービス構成要素に対応するアクションの終了後に、構成要素についての情報を検出する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンピュータ・システム。
- 前記ディスカバリ部が、前記第1又は第2のサービス構成要素に対応するアクションの終了後に、該終了したサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素についての情報を検出する、請求項5に記載のコンピュータ・システム。
- 前記ディスカバリ部が、前記第1又は第2のサービス構成要素に対応するアクションの終了後に、前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素と前記第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素との重複範囲に含まれる構成要素についての情報を検出する、請求項6に記載のコンピュータ・システム。
- 前記サービス構成要素が、少なくとも1のサービス・プロセス又は該サービス・プロセスに含まれる少なくとも1のサービス・ステップである、請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンピュータ・システム。
- 前記判定部が、前記サービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するためのルールを定義するポリシーによって前記アクションを実行することが許されるかどうかを判定する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンピュータ・システム。
- 前記判定部が、前記アクションを実行することが許される場合、前記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行させ、前記判定部が、前記アクションを実行することが許されない場合、前記第2のサービス構成要素に対応するアクションの実行を待機させる、請求項1〜9のいずれか一項に記載のコンピュータ・システム。
- 前記判定部が、前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素が前記第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素と重複しない場合、前記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することを許す、請求項1〜10のいずれか一項に記載のコンピュータ・システム。
- 前記関連付部が、前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの終了に応じて、前記関連付けを解除する、請求項3に記載のコンピュータ・システム。
- サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理する方法であって、
構成要素についての情報を検出するステップと、
前記検出された情報に基づいて、構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを作成し、該1組のデータをリポジトリに格納するステップと、
前記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付けるステップと、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するステップと
を含み、
前記判定するステップが、前記アクションを実行することが許されるかどうかを判定することをユーザに選択することを可能にするインタフェースを表示部に提示するステップを含む、
前記方法。 - サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理する方法であって、
構成要素についての情報を検出するステップと、
前記検出された情報に基づいて、構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを作成し、該1組のデータをリポジトリに格納するステップと、
前記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付けるステップと、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するステップと、
前記第2のサービス構成要素に対応するアクションの実行が待機している場合、前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの終了に応じて、前記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかをさらに判定するステップと
を含む、前記方法。 - サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理する方法であって、
構成要素についての情報を検出するステップと、
前記検出された情報に基づいて、構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを作成し、該1組のデータをリポジトリに格納するステップと、
前記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付けるステップと、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するステップと、
を含み、
前記関連付けるステップが、前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの開始に応じて行われる、
前記方法。 - サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理する方法であって、
構成要素についての情報を検出するステップと、
前記検出された情報に基づいて、構成要素毎に、該構成要素の少なくとも1つの所定の属性及び該構成要素と他の構成要素との関係を示す1組のデータを作成し、該1組のデータをリポジトリに格納するステップと、
前記サービス構成要素を、該サービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素に関連付けるステップと、
第1のサービス構成要素に対応するアクションの実行中に第2のサービス構成要素に対応するアクションへのリクエストがあり且つ該第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素が該第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素に含まれる場合、該第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するステップと
を含み、
所定の属性及び構成要素と他の構成要素との関係を定義するデータ・モデルが、サービス構成要素のアクション・タイプと該サービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素の範囲とを含む、前記方法。 - 前記第1又は第2のサービス構成要素に対応するアクションの終了後に、構成要素についての情報を検出するステップをさらに含む、請求項13〜16のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1又は第2のサービス構成要素に対応するアクションの終了後に、該終了したサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素についての情報を検出するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
- 前記第1又は第2のサービス構成要素に対応するアクションの終了後に、前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である少なくとも1の構成要素と前記第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素との重複範囲に含まれる構成要素についての情報を検出するステップをさらに含む、請求項18に記載の方法。
- 前記サービス構成要素が、少なくとも1のサービス・プロセス又は該サービス・プロセスに含まれる少なくとも1のサービス・ステップである、請求項13〜19のいずれか一項に記載の方法。
- 前記判定するステップが、前記サービス構成要素に対応するアクションを実行することが許されるかどうかを判定するためのルールを定義するポリシーによって前記アクションを実行することが許されるかどうかを判定するステップを含む、請求項13〜20のいずれか一項に記載の方法。
- 前記アクションを実行することが許される場合、前記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行すること許すステップと、
前記アクションを実行することが許されない場合、前記第2のサービス構成要素に対応するアクションの実行を待機させるステップと
をさらに含む、請求項13〜21のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素が前記第2のサービス構成要素に対応するアクションの対象である構成要素と重複しない場合、前記第2のサービス構成要素に対応するアクションを実行することを許すステップをさらに含む、請求項13〜22のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1のサービス構成要素に対応するアクションの終了に応じて、前記関連付けを解除するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
- サービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するコンピュータ・プログラムであって、コンピュータ・システムに、請求項13〜24のいずれか一項に記載の方法の各ステップを実行させるコンピュータ・プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008217234A JP5285353B2 (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 複数のサービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム |
US12/478,423 US8321549B2 (en) | 2008-08-26 | 2009-06-04 | Action execution management for service configuration items |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008217234A JP5285353B2 (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 複数のサービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010055211A JP2010055211A (ja) | 2010-03-11 |
JP5285353B2 true JP5285353B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=41726875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008217234A Active JP5285353B2 (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 複数のサービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8321549B2 (ja) |
JP (1) | JP5285353B2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8799436B2 (en) * | 2009-07-14 | 2014-08-05 | International Business Machines Corporation | System and method for automated configuration control, audit verification and process analytics |
US8595334B2 (en) * | 2010-02-22 | 2013-11-26 | Microsoft Corporation | Incrementally managing distributed configuration data |
JP5463988B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2014-04-09 | 富士通株式会社 | 構成情報管理装置、構成情報管理プログラム及び構成情報管理方法 |
JP5526900B2 (ja) | 2010-03-19 | 2014-06-18 | 富士通株式会社 | 管理装置、修正候補出力方法および修正候補出力プログラム |
US20110307290A1 (en) * | 2010-06-14 | 2011-12-15 | Jerome Rolia | Personalized capacity planning scenarios using reusable capacity planning scenario templates |
US20110307412A1 (en) * | 2010-06-14 | 2011-12-15 | Jerome Rolia | Reusable capacity planning scenario templates |
DK2606064T3 (en) | 2010-08-16 | 2015-04-20 | Novimmune Sa | Methods for generating multispecific and multivalent antibodies |
EP2466454A1 (en) * | 2010-12-11 | 2012-06-20 | ABB Technology AG | Configuration update method of the installed base |
US20130124577A1 (en) * | 2011-11-14 | 2013-05-16 | International Business Machines Corporation | Efficient update of a discovery library adapter book |
JP5741717B2 (ja) * | 2012-01-27 | 2015-07-01 | 富士通株式会社 | 情報処理方法、装置及びプログラム |
US9195726B2 (en) | 2012-04-17 | 2015-11-24 | Salesforce.Com, Inc. | Mechanism for facilitating dynamic integration of disparate database architectures for efficient management of resources in an on-demand services environment |
US9479563B2 (en) * | 2012-12-13 | 2016-10-25 | Salesforce.Com, Inc. | Adaptive configuration management databases |
WO2016050270A1 (en) * | 2014-09-29 | 2016-04-07 | Hewlett-Packard Development Company L.P. | Provisioning a service |
US9853863B1 (en) * | 2014-10-08 | 2017-12-26 | Servicenow, Inc. | Collision detection using state management of configuration items |
DE112015005728B4 (de) * | 2014-12-22 | 2021-07-29 | Servicenow, Inc. | Automatisches Auffinden von Konfigurationselementen |
US10382566B2 (en) | 2015-04-16 | 2019-08-13 | Entit Software Llc | Business service discovery |
US10305738B2 (en) * | 2016-01-06 | 2019-05-28 | Esi Software Ltd. | System and method for contextual clustering of granular changes in configuration items |
CN107533483B (zh) | 2016-01-28 | 2021-08-24 | 慧与发展有限责任合伙企业 | 服务编排 |
US10146529B2 (en) * | 2016-06-28 | 2018-12-04 | International Business Machines Corporation | Monitoring rules declaration and automatic configuration of the monitoring rules |
US10354215B2 (en) * | 2016-10-26 | 2019-07-16 | Servicenow, Inc. | System and method for service modeling |
US10693745B2 (en) | 2018-02-27 | 2020-06-23 | Servicenow, Inc. | Defining and enforcing operational associations between configuration item classes in managed networks |
US11196643B2 (en) | 2018-04-04 | 2021-12-07 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | State transitions for a set of services |
US11175802B2 (en) * | 2018-09-21 | 2021-11-16 | Sap Se | Configuration object deletion manager |
US11281491B2 (en) | 2018-11-21 | 2022-03-22 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Execution of services concurrently |
US10715402B2 (en) * | 2018-11-27 | 2020-07-14 | Servicenow, Inc. | Systems and methods for enhanced monitoring of a distributed computing system |
US20200183737A1 (en) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Coordinating processes with interfering external actions |
US10686647B1 (en) * | 2019-05-02 | 2020-06-16 | Servicenow, Inc. | Descriptor architecture for a remote network management platform |
CN113641678A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-11-12 | 杭州每刻科技有限公司 | 一种基于多维表单的动态服务配置方法和系统 |
CN113810235B (zh) * | 2021-09-22 | 2024-02-23 | 国网吉林省电力有限公司 | 基于配置智能发现的cmdb自动化运维管理方法及系统 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002358135A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウェア利用管理装置、ソフトウェア利用管理方法、ソフトウェア利用管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及びソフトウェア利用管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP4605072B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2011-01-05 | 株式会社日立製作所 | 制御装置および情報システムの制御方法 |
US7756828B2 (en) * | 2006-02-28 | 2010-07-13 | Microsoft Corporation | Configuration management database state model |
US9311611B2 (en) * | 2006-06-16 | 2016-04-12 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Automated service level management system |
JP2008009861A (ja) | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | システム構成管理方式 |
US7853675B2 (en) * | 2007-03-02 | 2010-12-14 | International Business Machines Corporation | Automatically enforcing change control in operations performed by operational management products |
US20080243900A1 (en) * | 2007-03-30 | 2008-10-02 | Intel Corporation | Dynamic and Real-Time Discovery of Computing Resources |
US7926031B2 (en) * | 2007-04-18 | 2011-04-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Configuration management database and system |
US20090037481A1 (en) * | 2007-08-01 | 2009-02-05 | Baker Ronald B | Change-based discovery scheduling |
US20090094695A1 (en) * | 2007-10-05 | 2009-04-09 | Ravi Prakash Bansal | Account association generation |
US20090240510A1 (en) * | 2008-03-18 | 2009-09-24 | Hopkins Lloyd B | Balanced Scorecard Method for Determining an Impact on a Business Service Caused by Degraded Operation of an IT System Component |
US20090313219A1 (en) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | International Business Machines Corporation | Method for associating configuration items to incidents |
US7860983B1 (en) * | 2008-08-11 | 2010-12-28 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Enterprise identity orchestration server |
-
2008
- 2008-08-26 JP JP2008217234A patent/JP5285353B2/ja active Active
-
2009
- 2009-06-04 US US12/478,423 patent/US8321549B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20100057780A1 (en) | 2010-03-04 |
JP2010055211A (ja) | 2010-03-11 |
US8321549B2 (en) | 2012-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5285353B2 (ja) | 複数のサービス構成要素に対応するアクションの実行を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
JP5239075B2 (ja) | 複数のサービスステップを含むサービスプロセスを管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
JP5263703B2 (ja) | バッチジョブを管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
JP5243804B2 (ja) | 構成要素を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
JP5698429B2 (ja) | 構成要素を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
JP5263696B2 (ja) | ソフトウェア構成要素をバックアップするためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
EP3149591B1 (en) | Tracking application deployment errors via cloud logs | |
JP5270209B2 (ja) | 複数のタスクの進捗を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
JP5340610B2 (ja) | 複数の構成要素を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
US9086942B2 (en) | Software discovery by an installer controller | |
KR20160067180A (ko) | 가상 머신들을 관리하는 장치 및 방법 | |
WO2010150312A1 (ja) | ノード管理装置及び方法 | |
US8640209B2 (en) | Authentication information change facility | |
US9836365B2 (en) | Recovery execution system using programmatic generation of actionable workflows | |
JP5239072B2 (ja) | 構成要素を管理するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
JP5385991B2 (ja) | 構成情報の取得が制限された構成要素を含むシステムの構成要素の構成情報を形成するためのシステム、プログラム、および方法 | |
US9032014B2 (en) | Diagnostics agents for managed computing solutions hosted in adaptive environments | |
JP4866433B2 (ja) | 認証情報を変更するためコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
GB2489852A (en) | Method, program, and system for forming configuration information of configuring element of system containing configuring element wherein acquisition |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130418 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130419 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130515 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130515 |
|
RD14 | Notification of resignation of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434 Effective date: 20130515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5285353 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |