JP5284832B2 - 電源切替装置 - Google Patents

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本発明は商用電源供給ラインと発電機電源供給ラインとを切り替える電源切替装置に関するものである。
地震などの非常時に電力会社から供給される商用電源が停止して電気が使用できなくなることがある。このような緊急時には発電機電源を使用することが考えられるが、発電機電源を建物の電源供給ラインに接続するときには、商用電源が復旧した場合に電源が干渉しないように商用電源供給ラインと発電機電源供給ラインとを切り替える必要がある。
その場合に、商用電源供給ラインと発電機電源供給ラインとに接続された切替器を単純に手動で機械的に切り替えるだけの方式では、操作ミスをし易い。また、商用電源の復旧後に発電機電源が誤って作動してしまうと、負荷に供給される電源が干渉してしまう。一方、切替器をすべて制御装置等で制御するのでは装置全体の構成が複雑なものとなってしまう。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、商用電源供給ラインと発電機電源供給ラインとを簡易な構成ながら安全且つ簡単に切り替えができる電源切替装置を提供することを、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、商用電源供給ラインと、発電機電源供給ラインと、前記商用電源供給ラインに介挿されたライン開閉器と、前記発電機電源供給ラインに介挿されたライン開閉器とを有し手動で切替る手動型切替開閉器と、前記ライン開閉器までの電源供給を表示する表示手段が設けられ、前記発電機電源供給ラインには負荷への電源供給を遅延させる遅延手段が設けられ、前記遅延手段は前記発電機電源供給ラインに介挿された電磁式の遅延用開閉器と、前記遅延用開閉器のコイルに直列に接続された電磁式のタイマ用開閉器と、前記遅延用開閉器のコイルより電源側で接続されたタイマ回路とでなり、前記タイマ回路は電源の供給を受けてから所定の遅延時間経過後、前記タイマ用開閉器を閉じて前記遅延用開閉器を閉じるようになっており、前記タイマ回路と前記発電機電源供給ラインの間には電磁式の電源供給用開閉器が直列に接続され、この電源供給用開閉器のコイルが、前記商用電源供給ラインに前記ライン開閉器より電源側で接続されていることを特徴とする電源切替装置である。
請求項の発明は、請求項に記載した電源切替装置において、電源供給状態を表示する表示手段が設けられていることを特徴とする電源切替装置である。
請求項の発明は、請求項1または2に記載した電源切替装置において、発電機電源供給ラインに介挿され、発電機容量が異常と判断すると、ライン開閉器を遮断する異常対応手段が設けられていることを特徴とする電源切替装置である。
本発明の電源切替装置は、簡易な構成ながら商用電源供給ラインと発電機電源供給ラインとを安全且つ簡単に切り替えることができる。
本発明の実施の形態1に係る電源切替装置の設置図である。 図1の電源切替装置において商用電源の電源供給状態を説明する図である。 図1の電源切替装置において発電機電源の電源供給状態を説明する図である。 図1の電源切替装置の盤用キャビネットの扉を開いた状態の正面図である。 図1の電源切替装置の盤用キャビネットの扉を閉めた状態の正面図である。 別例の複数の表示手段が設けられた電源切替装置の正面図である。 本発明の実施の形態2に係わる電源切替装置の電気的構成図である。 本発明の実施の形態2に係わる電源切替装置の電気的構成図である。 本発明の実施の形態2に係わる電源切替装置の電気的構成図である。 本発明の実施の形態2に係わる電源切替装置の電気的構成図である。 本発明の実施の形態2に係わる電源切替装置の電気的構成図である。 本発明の実施の形態3に係わる電源切替装置の電気的構成図である。 本発明の実施の形態4に係わる電源切替装置の電気的構成図である。 本発明の実施の形態5に係わる電源切替装置の電気的構成図である。
本発明の実施の形態に係る電源切替装置1を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、電源切替装置1は避難所や住宅等の建物に設置されている。この電源切替装置1の入力側は商用電源3からのブレーカーボックス5を介した商用電源入力ラインと発電機電源11からの発電機電源入力ラインに接続されており、出力側はまとめて負荷に接続されている。
図2に示すように、ブレーカーボックス5は通常建物に設置されているものであり、ブレーカーボックス5内には契約ブレーカー7と漏電ブレーカー9が設けられている。
次に、電源切替装置1の構成について、図2にしたがって説明する。
各電源供給ラインは単相三線式のR相、S相、T相から成っている。S相は接地されており、R相−S相間とT相−S相間はAC100V、R相−T相間はAC200Vとなっている。
先ず、商用電源3に繋がる商用電源供給ライン側について説明する。
符号23は電磁式のライン開閉器を示し、このライン開閉器23は商用電源供給ラインの電源側に介挿されている。ライン開閉器23は接点部25とコイル27から構成され、接点部25は常に閉に付勢されており、コイル27に電源が供給されると励磁されて閉から開に切り替わるものである。符号29は電磁式の遅延用開閉器を示し、この遅延用開閉器29は商用電源供給ラインの負荷側に介挿されている。遅延用開閉器29は接点部31とコイル33から構成され、接点部31は常に開に付勢されており、コイル33に電源が供給されると励磁されて開から閉に切り替わるものである。
ライン開閉器23の接点部25の出力端は遅延用開閉器29の接点部31の入力端に接続されている。
次に、発電機電源11に繋がる発電機電源供給ライン側について説明する。
符号35は漏電ブレーカーを示し、この漏電ブレーカー35は発電機電源供給ラインの漏電対策のために介挿されている。
符号37は電磁式のライン開閉器を示し、このライン開閉器37は発電機電源供給ラインの電源側に介挿されている。ライン開閉器37は接点部39とコイル41から構成され、接点部39は常に閉に付勢されており、コイル41に電源が供給されると励磁されて閉から開に切り替わるものである。符号43は電磁式の遅延用開閉器を示し、この遅延用開閉器43は発電機電源供給ラインの負荷側に介挿されている。遅延用開閉器43は接点部45とコイル47から構成され、接点部45は常に開に付勢されており、コイル47に電源が供給されると励磁されて開から閉に切り替わるものである。
ライン開閉器37の接点部39の出力端は遅延用開閉器43の接点部45の入力端に接続されている。
商用電源供給ラインのライン開閉器23のコイル27は、発電機電源供給ラインのライン開閉器37と遅延用開閉器43との間のR相−S相間に接続されている。一方、遅延用開閉器29のコイル33は、商用電源供給ラインのライン開閉器23と遅延用開閉器29との間のR相−S相間に接続されている。
一方、発電機電源供給ラインのライン開閉器37のコイル41は、商用電源供給ラインのライン開閉器23と遅延用開閉器29との間のR相−S相間に接続されている。一方、遅延用開閉器43のコイル47は、発電機電源供給ラインのライン開閉器37と遅延用開閉器43との間のR相−S相間に接続されている。
符号57、67は表示灯を示し、表示灯57は商用電源供給ラインのライン開閉器23と遅延用開閉器29との間のR相−S相間に接続されており、表示灯67は発電機電源供給ラインのライン開閉器37と遅延用開閉器43との間のR相−S相間に接続されている。
符号49、59は遅延手段としてのタイマ制御ユニットを示し、タイマ制御ユニット49は商用電源供給ライン側に介挿されており、タイマ制御ユニット59は発電機電源供給ライン側に介挿されている。
タイマ制御ユニット49はタイマを備えたタイマ回路51と2つのタイマ用開閉器53、55とによって構成されている。タイマ回路51は商用電源供給ラインのライン開閉器23と遅延用開閉器29との間のR相−S相間に接続されている。電磁式のタイマ用開閉器53はコイル33と直列に接続され、電磁式のタイマ開閉器55は表示灯57と直列に接続されている。タイマ用開閉器53、55は常に開に付勢されており、タイマ制御ユニット49のタイマ回路51からの出力信号を受けて開から閉に切り替わるものである。
タイマ制御ユニット59はタイマを備えたタイマ回路61と2つの開閉器63、65とによって構成されている。タイマ回路61は発電機電源供給ラインのライン開閉器37と遅延用開閉器43との間のR相−S相間に接続されている。電磁式の開閉器63はコイル47と直列に接続され、電磁式のタイマ用開閉器65は表示灯67と直列に接続されている。タイマ用開閉器63、65は常に開に付勢されており、タイマ制御ユニット59のタイマ回路61からの出力信号を受けて開から閉に切り替わるものである。
図2に示すような電気的構成の電源切替装置1は、図4に示すように、盤用キャビネット68に端子台69を用いて接続されており、図5に示すようにドアには表示灯57、67が配置されている。
次いで、電源切替装置1の動作について説明する。
通常時は商用電源3から電源が供給され、発電機電源11は停止している。電源は商用電源3からブレーカーボックス5の契約ブレーカー7と漏電ブレーカー9とを介し、電源切替装置1に供給される。このときの動作を図2にしたがって説明する。供給された電源はライン開閉器23に供給される。このとき発電機電源供給ラインには電源が供給されておらず、コイル27にも電源が供給されていない。そのため接点部25は閉となっており、電源はライン開閉器23より先に供給され遅延用開閉器29まで供給される。
またタイマ制御ユニット49のタイマ回路51に電源が供給され、タイマ回路51が始動する。タイマ回路51が始動してから設定された遅延時間が経過すると、タイマ回路51によってタイマ用開閉器53、55は開から閉に切り替わる。これにより遅延用開閉器29のコイル33に電源が供給されて、接点部31は励磁されて開から閉に切り替わる。遅延用開閉器29の接点部31が閉になると、電源は図示しない負荷に供給される。また表示灯57に電源が供給されて、表示灯57は緑色に点灯する。
一方、電源が商用電源供給ライン側のライン開閉器23より先に供給されると、発電機電源供給ライン側のライン開閉器37のコイル41に電源が供給され、接点部39は励磁されて閉から開に切り替わる。また、発電機電源供給ラインには電源は供給されないので、遅延用開閉器43は開かれ、表示灯67は消灯している。
上記したように、商用電源供給ラインは、ライン開閉器23の接点部25と遅延用開閉器29の接点部31が共に閉に保たれて負荷への電源供給をし続ける。図2の太いラインは商用電源3からの電源が供給されていることを示す。一方、発電機電源供給ラインは、商用電源供給ラインから負荷に電源が供給され続けると、ライン開閉器37の接点部39と遅延用開閉器43の接点部45が共に開に保たれて、発電機電源供給ラインが完全に遮断されている。そのため誤って発電機電源11が作動されても、負荷に供給される電源は干渉せず安全である。
次に、非常時は商用電源3が停止し、発電機電源11から電源が供給される。このときの動作を図3にしたがって説明する。商用電源供給ラインには電源が供給されていないので、コイル41にも電源が供給されていない。そのため接点部39は閉となっている。したがって、発電機電源11を作動させると、電源は発電機電源供給ラインのライン開閉器37より先に供給され遅延用開閉器43まで供給される。
またタイマ制御ユニット59のタイマ回路61に電源が供給され、タイマ回路61が始動する。タイマ回路61が始動してから設定された遅延時間が経過すると、タイマ回路61によってタイマ用開閉器63、65は開から閉に切り替わる。これにより遅延用開閉器43のコイル47に電源が供給されて、接点部45は励磁されて開から閉に切り替わる。遅延用開閉器43の接点部45が閉になると、電源は図示しない負荷に供給される。また表示灯67に電源が供給されて、表示灯67は緑色に点灯する。
一方、電源が発電機電源供給ライン側のライン開閉器37より先に供給されると、商用電源供給ライン側のライン開閉器23のコイル27に電源が供給され、接点部25は励磁されて閉から開に切り替わる。
上記したように、発電機電源供給ラインは、ライン開閉器37の接点部39と遅延用開閉器43の接点部45が共に閉に保たれて負荷への電源供給をし続ける。図3の太いラインは発電機電源11からの電源が供給されていることを示す。一方、商用電源供給ラインは、発電機電源供給ラインから負荷に電源が供給され続けると、ライン開閉器23の接点部25と遅延用開閉器29の接点部31が共に開に保たれて、商用電源供給ラインが完全に遮断されている。そのため商用電源3が突然復旧しても、負荷に供給される電源は干渉せず安全である。
商用電源3が復旧した場合、電源は商用電源3からブレーカーボックス5の契約ブレーカー7と漏電ブレーカー9とを介し、電源切替装置1に供給される。供給された電源はライン開閉器23に供給される。このとき発電機電源供給ラインには電源が供給されており、コイル27にも電源が供給されている。そのため接点部25は開となっており、電源はライン開閉器23より先に供給されない状態となっている。
ここで発電機電源11を停止すると、発電機電源供給ラインに供給されていた電源が停止するので、ライン開閉器23のコイル27に供給されていた電源が停止して、接点部25は常に閉に付勢されているため開から閉に切り替わる。ライン開閉器23の接点部25が閉に切り替わると、電源はライン開閉器23より先に供給され遅延用開閉器29まで供給される。この後は、上記と同様にして、遅延用開閉器29が閉に切り替わり、商用電源3から図示しない負荷に供給される。また、表示灯57に電源が供給されて、表示灯57は緑色に点灯する。
一方、電源が商用電源供給ライン側のライン開閉器23より先に供給されると、発電機電源供給ライン側のライン開閉器37のコイル41に電源が供給され、接点部39は励磁されて閉から開に切り替わる。したがって、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。
上記したように、電源切替装置1では、非常時に商用電源3が停止した場合には、発電機電源11を始動させるだけで商用電源供給ライン側の開閉器23、29が開の状態に、且つ発電機電源供給ライン側の開閉器37、43が閉の状態に自動的に切り替えられて、負荷への電源供給ラインが商用電源供給ラインから発電機電源供給ラインに切り替わる。その後商用電源3が復旧した場合には、発電機電源11を停止させるだけで、商用電源供給ライン側の開閉器23、29が閉の状態に、且つ商用電源供給ライン側の開閉器37、43が開の状態に自動的に切り替えられて、負荷への電源供給ラインが発電機電源供給ラインから商用電源供給ラインに切り替わる。したがって、この電源切替装置1によれば、簡易な構成ながら商用電源供給ラインと発電機電源供給ラインとを安全且つ簡単に切り替えることができる。
しかも、遅延手段が設けられているので、発電機電源供給ラインと商用電源供給ラインの間の干渉を確実に防止できる。
以上、実施の形態1について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
上記実施の形態は電磁式の開閉器のコイル、タイマ制御ユニットのタイマ回路及び表示灯をR相−S相間に接続したが、T相−S相間又はR相−T相間に接続してもよい。
また、上記実施の形態は表示手段を表示灯として商用電源供給ラインと発電機電源供給ラインとのそれぞれに備えたが、どちらか一方の電源供給ラインに備えてもよい。
さらに、装置内の電源供給の状態をより容易に視覚的に確認できるようにするために、例えば図6に示すように表示手段を適宜追加してもよい。図中、符号71、73は表示灯を示し、表示灯71は商用電源3が復活したときに白色に点灯するように接続されており、表示灯73は発電機容量異常のときに赤色に点灯するように接続されている。符号75は表示手段としての発電機電流計を示し、この発電機電流計75は発電機電源11から供給される電流値を計測するように接続されている。符号77は表示手段としての使用可能家電表示部を示し、この使用可能家電表示部77は6つの表示灯から成っている。この6つの表示灯は各家電に対応して割り付けられており、使用可能な家電に対応する表示灯を点灯するように接続されている。
符号79は表示手段としての表示タワーを示し、この表示タワー79は電源切替装置1上に載せられ固定されている。表示灯81、83、85、87と音声付表示灯89とから成る。表示灯81は表示灯73と連動しており、発電機容量異常のときに赤色に点灯するように接続されている。表示灯83は表示灯71と連動しており、商用電源3が復活したときに緑色に点灯するように接続されている。表示灯85は表示灯57と連動しており、商用電源3が供給されているときに黄色に点灯するように接続されている。表示灯87は表示灯67と連動しており、発電機電源11が供給されているときに青色に点灯するように接続されている。音声付表示灯89は商用電源3と発電機電源11との切替時に白色に点灯するように接続され、更にメロディが流れるようになっている。
本発明の実施の形態2に係る電源切替装置101を図7から図11にしたがって説明する。なお、図7では、左側が商用電源供給ライン、右側が発電機電源供給ラインになっており、実施の形態3以降でも、2つの電源供給ラインを示した図はいずれも同様になっている。
スイッチ109a、109b、109c、111a、111b、123a、125a、127a、135a、147a、147b、147c、151a、153a、155a、163a、167a、173a、181a、185a及び193aは常時開となっており、各スイッチは同じ番号の符号の示すリレーのコイルに電源が供給されて作動することでそれぞれ開から閉に切り替わるようになっている。
スイッチ111c、111d、127b、127c、131a、131b、155b、155c、159a、159b及び171aは常時閉となっており、各スイッチは同じ番号の符号の示すリレーが同様に作動することでそれぞれ閉から開に切り替わるようになっている。
スイッチ187aは常時開となっており、図示しないリセットボタンが押されることで開から閉に切り替わるようになっている。
スイッチ189aは常時閉となっており、図示しない緊急停止ボタンが押されることで閉から開に切り替わるようになっている。
商用電源3から電源切替装置101に供給された電源が、漏電ブレーカー103を通り、開閉器105まで供給される。また電源が漏電ブレーカー103を通ると、表示灯107が点灯し、またリレー109、111が作動する。そしてタイマ回路113に電源が供給され、遅延時間が経過すると、開閉器113a、113b、113cが開から閉に切り替わる。
開閉器113a、113bが切り替わると、ノイズフィルター115を介してPC117(PCとはプログラマブルコントローラーのことである)に電源が供給される。また安定化電源119に電源が供給され、この安定化電源119から直流電圧24V(P相−N相間の電圧)の電源が供給される。そして安定化電源119から供給された直流電圧24Vの電源が、漏電ブレーカー121を通る。
PC117は図8に示すようにリレーや開閉器等の状態を信号として読み取り、そして図9に示すように信号を出力するようになっている。
PC117は、商用電源が作動していると判断すると、リレー123、125を作動させ、そしてリレー127が作動する。このリレー127のコイルによって開閉器105の接点部129が励磁されて開から閉に切り替わり、電源が図示しない負荷に供給される。またリレー131が作動する。
またPC117は、商用電源3から電源が供給されていると判断すると、表示灯133を点灯させ、またリレー135を作動させる。そしてシグナルタワー137の表示灯139が点灯する。
PC117は、商用電源3から電源が供給されていると判断すると、リレー173を作動させる。そしてシグナルボイス169に信号が送られ、その信号に対応したメロディーがシグナルボイス169から所定時間流れる。
上記したように、商用電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける。
次に、商用電源3が停止した場合には発電機電源11を作動させて、発電機電源11から電源切替装置101に電源を供給する。
発電機電源11から電源切替装置101に供給された電源が、漏電ブレーカー141、143を通り、開閉器145まで供給される。また電源が漏電ブレーカー143を通ると、リレー147が作動する。そしてタイマ回路149に電源が供給される。タイマ回路149が始動してから遅延時間が経過すると、開閉器149a、149b、149cが開から閉に切り替わる。
開閉器149a、149bが切り替わると、ノイズフィルター115を介してPC117に電源が供給される。また安定化電源119に電源が供給され、この安定化電源119から直流電圧24V(P相−N相間の電圧)の電源が供給される。そして安定化電源119から供給された直流電圧24Vの電源が、漏電ブレーカー121を通る。
PC117は、発電機電源11から電源が供給されていると判断すると、リレー151、153を作動させ、そしてリレー155が作動する。このリレー155のコイルによって接点部157が励磁されて開から閉に切り替わり、電源が図示しない負荷に供給される。またリレー159が作動する。
またPC117は、発電機電源11から電源が供給されていると判断すると、表示灯161を点灯させ、またリレー163を作動させる。そしてシグナルタワー137の表示灯165が点灯する。
PC117は、発電機電源11から電源が供給されたと判断すると、リレー167を作動させる。そしてシグナルボイス169に信号が送られ、その信号に対応したメロディーがシグナルボイス169から所定時間流れる。
上記したように、発電機電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける。
商用電源3が復旧した場合には、上記したように商用電源3から電源切替装置101に供給された電源が、漏電ブレーカー103を通り、開閉器105まで供給される。またリレー109、111が作動する。リレー109が作動すると、リレー171が作動し、そしてタイマ回路149が停止して、PC117がリレー151、153を停止させる。これによりリレー155が停止して開閉器145の接点部157が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。
また、リレー109、111が作動すると、上記したようにPC117に電源が供給され、また安定化電源119に電源が供給されて、商用電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける状態になる。
このように商用電源3が復旧した場合には、負荷への電源供給が発電機電源供給ラインから商用電源供給ラインに自動的に切り替わる。
安定化電源119に電源が供給されている状態では、安定化電源119からメーターリレー175に電源が供給される。メーターリレー175は電流トランス177によって発電機電源供給ラインの電流値を読み取り、その電流値をメーター179に表示する。電流値が一定以上になると、リレー181が作動し、PC117が発電機容量オーバーと判断して、PC117はリレー151、153を停止させる。これによりリレー155が停止して接点部157が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。
PC117は発電機容量オーバーと判断すると、表示灯183を点灯させ、またリレー185を作動させる。そしてシグナルボイス169に信号が送られ、その信号に対応したメロディーがシグナルボイス169から所定時間流れる。そして、この発電機容量オーバー状態が維持される。発電機容量オーバー状態で図示しないリセットボタンを押すと、発電機容量オーバー状態が解除される。
PC117は、リレー127、155の両方とも作動してマグネット異常と判断すると、リレー123、125、151及び153を停止させる。これにより開閉器105、145の接点部129、157が閉から開に切り替わり、商用電源供給ライン、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。そして、このマグネット異常状態が維持される。マグネット異常状態でリセットボタンを押すと、マグネット異常状態が解除される。
図示しない緊急停止ボタンが押されると、PC117が緊急停止と判断し、PC117はリレー123、125、151及び153を停止させる。これにより開閉器105、145の接点部129、157が閉から開に切り替わり、商用電源供給ライン、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。またPC117は緊急停止と判断すると、表示灯191を点灯させる。そして、この緊急停止状態が維持される。緊急停止状態で緊急停止ボタンのロックを解除すると、緊急停止状態が解除される。
PC117は、任意に設定された所定の状態になったと判断すると、リレー193を作動させる。そしてシグナルボイス169に信号が送られ、その信号に対応したメロディーがシグナルボイス169から所定時間流れる。
なお、実施の形態2では、発電機電源供給ラインの開閉器145がライン開閉器と遅延用開閉器を兼ねている。以下の実施の形態も同様である。
本発明の実施の形態3に係る電源切替装置201(24V型)を図12にしたがって説明する。
スイッチ207a、207b、207c、209a、209b、211a、211b、219a、219b、223c、236a、236b、236c、236d、239a、239b、243c、259a、259b、266a、266b、273a、275b及び275cは常時開となっており、各スイッチは同じ番号の符号の示すリレーが作動することでそれぞれ開から閉に切り替わるようになっている。
スイッチ207d、209c、209d、223a、223b、243a、243b、243c、259c、259d、266c、266d、263a、263b、275a、275d、277a、277b及び277cは常時閉となっており、各スイッチは同じ番号の符号の示すリレーが作動することでそれぞれ閉から開に切り替わるようになっている。
スイッチ281a、281bは常時開となっており、図示しないリセットボタンが押されることで開から閉に切り替わるようになっている。
スイッチ283a、283bは常時開、スイッチ283c、283dは常時閉となっており、図示しない緊急停止ボタンが押されることでスイッチ283a、283bは開から閉に、スイッチ283c、283dは閉から開に切り替わるようになっている。
商用電源3から電源切替装置201に供給された電源が、漏電ブレーカー203を通り、遅延用開閉器205まで供給される。また電源が漏電ブレーカー203を通ると、リレー207が作動して、リレー209、211が作動する。そしてタイマ回路213に電源が供給される。タイマ回路213が始動してから遅延時間が経過すると、開閉器213a、213b、213cが開から閉に切り替わり、その後開閉器213dが閉から開に切り替わる。
開閉器213a、213b、213cが切り替わると、安定化電源215に電源が供給され、この安定化電源215から直流電圧24V(P相−N相間の電圧)の電源が供給される。そして安定化電源215から供給された直流電圧24Vの電源が、漏電ブレーカー217を通り、リレー219が作動する。このリレー219のコイルによって遅延用開閉器205の接点部221が励磁されて開から閉に切り替わり、電源が図示しない負荷に供給される。またリレー223が作動して、表示灯225が点灯する。またブザー265が鳴る。
開閉器213dが切り替わると、ブザー265が鳴り止む。即ちブザー265は、商用電源3から電源切替装置201に電源が供給されてから所定時間鳴り続ける。
上記したように、商用電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける。
次に、商用電源3が停止した場合には発電機電源11を作動させて、発電機電源11から電源切替装置201に電源を供給する。
発電機電源11から電源切替装置201に供給された電源が、漏電ブレーカー231、233を通り、遅延用開閉器235まで供給される。また電源が漏電ブレーカー233を通ると、リレー236が作動する。そしてタイマ回路237に電源が供給される。タイマ回路237が始動してから遅延時間が経過すると、開閉器237a、237b、237cが開から閉に切り替わり、その後開閉器237dが閉から開に切り替わる。
開閉器237a、237b、237cが切り替わると、安定化電源215に電源が供給され、この安定化電源215から直流電圧24V(P相−N相間の電圧)の電源が供給される。そして安定化電源215から供給された直流電圧24Vの電源が、漏電ブレーカー217を通り、リレー239が作動する。このリレー239のコイルによって接点部241が励磁されて開から閉に切り替わり、電源が図示しない負荷に供給される。またリレー243が作動して、表示灯245が点灯する。またブザー279が鳴る。
開閉器237dが切り替わると、ブザー279が鳴り止む。即ちブザー279は、発電機電源3から電源切替装置201に電源が供給されてから所定時間鳴り続ける。
上記したように、発電機電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける。
商用電源3が復旧した場合には、上記したように商用電源3から電源切替装置201に供給された電源が、漏電ブレーカー203を通り、遅延用開閉器205まで供給される。またリレー207が作動する。リレー207が作動すると、リレー236が停止する。これによりタイマ回路237、リレー239が停止して接点部241が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。
また、リレー207が作動すると、上記したようにリレー209、211等が作動して、商用電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける状態になる。
このように商用電源3が復旧した場合には、負荷への電源供給が発電機電源供給ラインから商用電源供給ラインに自動的に切り替わる。
商用電源3から電源切替装置201に電源が供給されている状態では、上記したようにリレー207が作動している。この状態において故障等でリレー239が作動してしまった場合には、リレー259が作動する。これによりタイマ回路213、リレー219が停止して接点部221が閉から開に切り替わり、商用電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯261が点灯する。そして、このマグネット異常状態が維持される。
マグネット異常状態で図示しないリセットボタンを押すと、リレー263が作動して、マグネット異常状態が解除される。
図示しない緊急停止ボタンが押されると、タイマ回路213が停止する。これによりリレー219が停止して接点部221が閉から開に切り替わり、商用電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯261が点灯する。そして、この緊急停止状態が維持される。
緊急停止状態で緊急停止ボタンのロックを解除すると、緊急停止状態が解除される。
また、発電機電源11から電源切替装置201に電源が供給されている状態では、上記したようにリレー236が作動している。この状態において故障等でリレー219が作動してしまった場合には、リレー266が作動する。これによりタイマ回路237、リレー239が停止して接点部241が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯267が点灯する。そして、このマグネット異常状態が維持される。
発電機電源11から電源切替装置201に電源が供給されている状態では、メーターリレー268に電源が供給される。メーターリレー268は電流トランス269によって発電機電源供給ラインの電流値を読み取り、その電流値をメーター271に表示する。電流値が一定以上になると、リレー273が作動して、リレー275が作動する。これによりタイマ回路237、リレー239が停止して接点部241が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯267が点灯する。そして、この発電機容量オーバー状態が維持される。
発電機容量オーバー状態又はマグネット異常状態において、リセットボタンを押すと、リレー277が作動して、発電機容量オーバー状態又はマグネット異常状態が解除される。
図示しない緊急停止ボタンが押されると、タイマ回路237が停止する。これによりリレー239が停止して接点部241が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯267が点灯する。そして、この緊急停止状態が維持される。
緊急停止状態で緊急停止ボタンのロックを解除すると、緊急停止状態が解除される。
本発明の実施の形態4に係る電源切替装置301(100V型)を図13にしたがって説明する。
スイッチ307a、307b、309a、309b、315a、337a、337b、337c、337d、343a、351a、351b、361a、361b、373a、375a及び375bは常時開となっており、各スイッチは同じ番号の符号の示すリレーが作動することでそれぞれ開から閉に切り替わるようになっている。
スイッチ307c、307d、309c、315b、315c、343b、343c、351c、351d、355a、355b、361c、361d、375c、375d、377a、377b及び377cは常時閉となっており、各スイッチは同じ番号の符号の示すリレーが作動することでそれぞれ閉から開に切り替わるようになっている。
スイッチ381a、381bは常時開となっており、図示しないリセットボタンが押されることで開から閉に切り替わるようになっている。
スイッチ383a、383bは常時開、スイッチ383c、383dは常時閉となっており、図示しない緊急停止ボタンが押されることでスイッチ383a、383bは開から閉に、スイッチ383c、383dは閉から開に切り替わるようになっている。
商用電源3から電源切替装置301に供給された電源が、漏電ブレーカー303を通り、遅延用開閉器305まで供給される。また電源が漏電ブレーカー303を通ると、リレー307が作動して、リレー309が作動する。リレー309が作動するとブザー311が鳴り、またタイマ回路313に電源が供給される。そしてタイマ回路313が始動してから遅延時間が経過すると、開閉器313a、313b、313cが開から閉に、開閉器313dが閉から開に切り替わる。
開閉器313a、313bが切り替わると、リレー315が作動する。このリレー315のコイルによって遅延用開閉器305の接点部317が励磁されて開から閉に切り替わり、電源が図示しない負荷に供給される。
開閉器313cが切り替わると、表示灯319が点灯する。
開閉器313dが切り替わると、ブザー311が鳴り止む。即ちブザー311は、商用電源3から電源切替装置301に電源が供給されてから所定時間鳴り続ける。
上記したように、商用電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける。
次に、商用電源3が停止した場合には発電機電源11を作動させて、発電機電源11から電源切替装置301に電源を供給する。
発電機電源11から電源切替装置301に供給された電源が、漏電ブレーカー331、333を通り、遅延用開閉器335まで供給される。また電源が漏電ブレーカー333を通ると、リレー337が作動する。そしてブザー339が鳴り、またタイマ回路341に電源が供給される。タイマ回路341が始動してから遅延時間が経過すると、開閉器341a、341b、341cが開から閉に、開閉器341dが閉から開に切り替わる。
開閉器341a、341bが切り替わると、リレー343が作動する。このリレー343のコイルによって遅延用開閉器335の接点部345が励磁されて開から閉に切り替わり、電源が図示しない負荷に供給される。
開閉器341cが切り替わると、表示灯347が点灯する。
開閉器341dが切り替わると、ブザー339が鳴り止む。即ちブザー339は、発電機電源11から電源切替装置301に電源が供給されてから所定時間鳴り続ける。
上記したように、発電機電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける。
商用電源3が復旧した場合には、上記したように商用電源3から電源切替装置301に供給された電源が、漏電ブレーカー303を通り、遅延用開閉器305まで供給される。またリレー307が作動する。リレー307が作動すると、リレー337が停止する。これによりタイマ回路341、リレー343が停止して接点部345が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。
また、リレー307が作動すると、上記したようにリレー309等が作動して、商用電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける状態になる。
このように商用電源3が復旧した場合には、負荷への電源供給が発電機電源供給ラインから商用電源供給ラインに自動的に切り替わる。
商用電源3から電源切替装置301に電源が供給されている状態では、上記したようにリレー309が作動している。この状態において故障等でリレー343が作動してしまった場合には、リレー351が作動する。これによりタイマ回路313、リレー315が停止して接点部317が閉から開に切り替わり、商用電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯353が点灯する。そして、このマグネット異常状態が維持される。
マグネット異常状態で図示しないリセットボタンを押すと、リレー355が作動して、マグネット異常状態が解除される。
図示しない緊急停止ボタンが押されると、タイマ回路313が停止する。これによりリレー315が停止して接点部317が閉から開に切り替わり、商用電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯353が点灯する。そして、この緊急停止状態が維持される。
緊急停止状態で緊急停止ボタンのロックを解除すると、緊急停止状態が解除される。
また、発電機電源11から電源切替装置301に電源が供給されている状態では、上記したようにリレー337が作動している。この状態において故障等でリレー315が作動してしまった場合には、リレー361が作動する。これによりタイマ回路341、リレー343が停止して接点部345が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯363が点灯する。そして、このマグネット異常状態が維持される。
発電機電源11から電源切替装置301に電源が供給されている状態では、メーターリレー367に電源が供給される。メーターリレー367は電流トランス369によって発電機電源供給ラインの電流値を読み取り、その電流値をメーター371に表示する。電流値が一定以上になると、リレー373が作動して、リレー375が作動する。これによりタイマ回路341、リレー343が停止して接点部345が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯363が点灯する。そして、この発電機容量オーバー状態が維持される。
発電機容量オーバー状態又はマグネット異常状態で図示しないリセットボタンを押すと、リレー377が作動して、発電機容量オーバー状態又はマグネット異常状態が解除される。
図示しない緊急停止ボタンが押されると、タイマ回路341が停止する。これによりリレー343が停止して接点部345が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯363が点灯する。そして、この緊急停止状態が維持される。
緊急停止状態で緊急停止ボタンのロックを解除すると、緊急停止状態が解除される。
本発明の実施の形態5に係る電源切替装置401(完全手動型)を図14にしたがって説明する。
スイッチ437a、439a及び439bは常時開となっており、各スイッチは同じ番号の符号の示すリレーが作動することでそれぞれ開から閉に切り替わるようになっている。
スイッチ409a、439cは常時閉となっており、各スイッチは同じ番号の符号の示すリレーが作動することでそれぞれ閉から開に切り替わるようになっている。
スイッチ443aは常時閉となっており、図示しないリセットボタンが押されることで閉から開に切り替わるようになっている。
商用電源3から電源切替装置401に供給された電源が、漏電ブレーカー403を通り、手動型切替開閉器405の接点部405aを通って図示しない負荷に供給される。なお、手動型切替開閉器405は、その接点部405aが閉に接点部405bが開になっている。また電源が漏電ブレーカー403を通ると、表示灯407が点灯し、またリレー409が作動する。
上記したように、商用電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける。
次に、商用電源3が停止した場合には手動型切替開閉器405を、その接点部405aが開に接点部405bが閉になるように切り替える。そして発電機電源11を作動させて、発電機電源11から電源切替装置401に電源を供給する。
発電機電源11から電源切替装置401に供給された電源が、漏電ブレーカー411、413を通り、遅延用開閉器415まで供給される。また電源が漏電ブレーカー413を通ると、表示灯417が点灯し、またタイマ回路419に電源が供給される。タイマ回路419が始動してから遅延時間が経過すると、開閉器419aが開から閉に切り替わる。
開閉器419aが切り替わると、リレー421が作動する。このリレー421のコイルによって遅延用開閉器415の接点部423が励磁されて開から閉に切り替わり、電源が接点部405bを通って図示しない負荷に供給される。
上記したように、発電機電源供給ラインは負荷への電源供給をし続ける。
商用電源3が復旧した場合には、上記したように商用電源3から電源切替装置401に供給された電源が、漏電ブレーカー403を通り、手動型切替開閉器405まで供給される。電源が漏電ブレーカー403を通ると、上記したように表示灯407が点灯し、またリレー409が作動する。これによりタイマ回路419、リレー421が停止して接点部423が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。
そして手動型切替開閉器405を、その接点部405aが閉に接点部405bが開になるように切り替える。これにより電源が接点部405aを通って図示しない負荷に供給される。
このように商用電源3が復旧した場合には、手動型切替開閉器405を切り替えるだけで、負荷への電源供給が発電機電源供給ラインから商用電源供給ラインに切り替わる。
発電機電源11から電源切替装置401に電源が供給されている状態では、メーターリレー431に電源が供給される。メーターリレー431は電流トランス433によって発電機電源供給ラインの電流値を読み取り、その電流値をメーター435に表示する。電流値が一定以上になると、リレー437が作動して、リレー439が作動する。これによりリレー421が停止して接点部423が閉から開に切り替わり、発電機電源供給ラインが完全に遮断される。また表示灯441が点灯する。そして、この発電機容量オーバー状態が維持される。
発電機容量オーバー状態において、図示しないリセットボタンを押すと、リレー439が停止して発電機容量オーバー状態が解除される。
なお、簡易な構成の移動式にする場合には、電源切替装置401の発電機電源の電源供給ラインをR線、S線の二線にし、手動型切替開閉器405の手前で三線に戻し、商用電源供給ライン側にはリレー409に相当するものは設けないように構成してもよい。
本発明の電源切替装置によれば、非常時に備え避難所や家屋等の商用電源が供給されている建物に利用可能である。
1 … 電源切替装置 3 … 商用電源
5 … ブレーカーボックス 7 … 契約ブレーカー
9 … 漏電ブレーカー 11 … 発電機電源
23、29 … 商用電源供給ライン側開閉器
25、31 … 接点部 27、33 … コイル
35 … (発電機電源供給ライン側)漏電ブレーカー
37、43 … 発電機電源供給ライン側開閉器
39、45 … 接点部 41、47 … コイル
49、59 … タイマ制御ユニット 51、61 … タイマ回路
53、55、63、65 … 開閉器 57、67 … 表示灯
68 … 盤用キャビネット 69 … 端子台
71、73 … 表示灯 75 … 発電機電流計
77 … 使用可能家電表示部 79 … 表示タワー
81、83、85、87 … 表示灯 89 … 音声付表示灯

Claims (3)

  1. 商用電源供給ラインと、発電機電源供給ラインと、前記商用電源供給ラインに介挿されたライン開閉器と、前記発電機電源供給ラインに介挿されたライン開閉器とを有し手動で切替る手動型切替開閉器と、前記ライン開閉器までの電源供給を表示する表示手段が設けられ
    前記発電機電源供給ラインには負荷への電源供給を遅延させる遅延手段が設けられ、前記遅延手段は前記発電機電源供給ラインに介挿された電磁式の遅延用開閉器と、前記遅延用開閉器のコイルに直列に接続された電磁式のタイマ用開閉器と、前記遅延用開閉器のコイルより電源側で接続されたタイマ回路とでなり、前記タイマ回路は電源の供給を受けてから所定の遅延時間経過後、前記タイマ用開閉器を閉じて前記遅延用開閉器を閉じるようになっており、
    前記タイマ回路と前記発電機電源供給ラインの間には電磁式の電源供給用開閉器が直列に接続され、この電源供給用開閉器のコイルが、前記商用電源供給ラインに前記ライン開閉器より電源側で接続されていることを特徴とする電源切替装置。
  2. 請求項1に記載した電源切替装置において、電源供給状態を表示する表示手段が設けられていることを特徴とする電源切替装置。
  3. 請求項1または2に記載した電源切替装置において、発電機電源供給ラインに介挿され、発電機容量が異常と判断すると、ライン開閉器を遮断する異常対応手段が設けられていることを特徴とする電源切替装置。
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