JP5282885B2 - フッ化物コロイド粒子のオルガノゾルおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
コーティング法では、マイクロフィラーとしてフッ化マグネシウムのような低屈折率のコロイド粒子が有効である。
フッ化マグネシウムコロイド粒子のゾルとしては、水性ゾル、あるいは水性ゾルを有機溶媒へ置換して得られるオルガノゾルが知られている(特許文献1、2)。しかし、これらのゾルでは、フッ化マグネシウム粒子表面は親水性が高いため、オルガノゾルとしてはアルコールなどの親水性有機溶媒を分散媒とするゾルが得られているのみであり、疎水性有機溶媒に分散したゾルは得られていない。
したがって、バインダー成分などと混合して塗料を得る際の組成物は、親水性有機溶媒と相溶性の良いバインダー成分に限定され、疎水性有機溶媒を用いる塗料組成物の製造が困難であるといった問題が生じていた。
(R−O)nP(=O)(OM)3-n (1)
(R−O)nP(OM)3-n (2)
(R)nP(=O)(OM)3-n (3)
但し、Rは炭素原子数1ないし22の置換又は未置換のアルキル基、アルケニル基又はアリール基を表し、Mは水素原子、アルカリ金属又はNZ4(Zは水素原子又は炭素原子数1ないし5のアルキル基を表す。)を表し、そしてnは1又は2の整数を表す、
第2観点として、前記有機リン化合物がフェニルホスホン酸、フェニルホスフィン酸、又はそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩である第1観点に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル、
第3観点として、前記有機リン化合物の被覆量が、フッ化物コロイド粒子に対して0.1ないし50質量%である第1観点又は第2観点に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル、
第4観点として、前記フッ化物コロイド粒子がフッ化マグネシウム、フッ化ナトリウムマグネシウム、又はそれらの含水塩である第1観点ないし第3観点のいずれか1項に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル、
第5観点として、前記有機溶媒が疎水性有機溶媒であることを特徴とする第1観点ないし第4観点のいずれか1項に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル。
第6観点として、フッ化物コロイド粒子のゾルと有機リン化合物とを混合することを含む第1観点ないし第5観点のいずれか1項に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法、
第7観点として、下記(a)工程、(b)工程及び(c)工程:
(a):フッ化物コロイド水性ゾルを製造する工程、
(b):フッ化物コロイド水性ゾルの水性溶媒を親水性有機溶媒に置換する工程、
(c):フッ化物コロイド親水性有機溶媒ゾルの溶媒を疎水性有機溶媒に置換する工程、を含むフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法において、少なくとも1つの工程中に前記式(1)、(2)及び(3)で表される有機リン化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の有機リン化合物を添加することが行われる第6観点に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法である。
また、本発明は、
[1]フッ化物コロイド粒子を核としてその表面をフェニルホスホン酸、フェニルホスフィン酸、又はそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の有機リン化合物により被覆して得られる、表面変性されたフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル、
[2]前記有機リン化合物の被覆量が、フッ化物コロイド粒子に対して0.1ないし50質量%である[1]に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル、
[3]前記フッ化物コロイド粒子がフッ化マグネシウム、フッ化ナトリウムマグネシウム、又はそれらの含水塩である[1]又は[2]に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル、
[4]前記オルガノゾルの分散媒が疎水性有機溶媒であることを特徴とする[1]ないし[3]のいずれか1つに記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル、
[5]フッ化物コロイド粒子のゾルとフェニルホスホン酸、フェニルホスフィン酸、又はそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の有機リン化合物とを混合することを含む[1]ないし[4]のいずれか1つに記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法、
[6]下記(a)工程、(b)工程及び(c)工程:
(a):フッ化物コロイド水性ゾルを製造する工程、
(b):フッ化物コロイド水性ゾルの水性溶媒を親水性有機溶媒に置換する工程、
(c):フッ化物コロイド親水性有機溶媒ゾルの溶媒を疎水性有機溶媒に置換する工程、を含むフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法において、少なくとも1つの工程中にフェニルホスホン酸、フェニルホスフィン酸、又はそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の有機リン化合物を添加することが行われる[5]に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法である。
以下に本発明について詳細に記述する。本発明に用いられるフッ化物コロイド粒子としては、フッ化マグネシウム、フッ化マグネシウム水和物、フッ化ナトリウム、フッ化ナトリウムマグネシウム、フッ化リチウム、フッ化カルシウム、フッ化ストロンチウム、フッ化バリウム、フッ化アルミニウム、フッ化亜鉛、フッ化亜鉛四水和物等が挙げられる。
これらは公知の方法で得られるものを使用することができる。例えば、特開平7−69620号公報又は特開平7−69621号公報に記載の方法で得られるフッ化物コロイド粒子が好ましく用いられる。例えば、マグネシウム塩水溶液にフッ化物水溶液をディスパー等の攪拌下で1.9ないし2.0のF/Mgモル比となるように添加し、MgF2として0.1ないし10質量%になるようにフッ化マグネシウム水和物のコロイド粒子の凝集体スラリーを生成させる。続いて、得られたフッ化マグネシウム水和物のコロイド粒子の凝集体スラリー中の副生塩類を限外ろ過膜、逆浸透膜などによる膜ろ過洗浄法等により除去し、フッ化マグネシウム水和物水性ゾルを得ることができる。このような方法で得られるフッ化物コロイド粒子の粒子径は、電子顕微鏡による観察で一次粒子径が3ないし100nmである。
(R−O)nP(=O)(OM)3-n (1)
(R−O)nP(OM)3-n (2)
(R)nP(=O)(OM)3-n (3)
但し、Rは置換又は未置換の、炭素原子数1ないし22、好ましくは炭素原子数1ないし12の、アルキル基、アルケニル基又はアリール基を表し、Mは水素原子、アルカリ金属又はNZ4(Zは水素原子又は炭素原子数1ないし5のアルキル基を表す。)を表し、そしてnは1又は2の整数を表す。
上記アルカリ金属塩に用いられるアルカリ金属としては、リチウム、ナトリウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム及びセシウムが挙げられる。上記アンモニウム塩としては、アンモニアの塩の他、第4級アンモニウムの塩を挙げることができる。第4級アンモニウムとしては、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラプロピルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、テトラペンチルアンモニウム、モノメチルトリエチルアンモニウム、モノメチルトリプロピルアンモニウム、モノメチルトリブチルアンモニウム、モノメチルトリペンチルアンモニウム、ジメチルジエチルアンモニウム、ジメチルジプロピルアンモニウム、トリメチルエチルアンモニウム、トリエチルプロピルアンモニウム等を挙げることができる。
有機リン化合物を添加する方法は特に限定されないが、フッ化物コロイド粒子の水性ゾル又は親水性有機溶媒ゾルを攪拌機で攪拌しながら有機リン化合物を滴下することが好ましい。有機リン化合物を滴下するときの該ゾルの温度は特に限定されないが、例えば5ないし40℃、好ましくは10ないし30℃である。
本発明のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの固形分濃度は0.1ないし20質量%であり、好ましくは0.5ないし10質量%である。0.1質量%未満でも良いが製造上あるいは使用上効率的でなく、また20質量%を超えると粘度が高くなりすぎるため好ましくない。
本発明のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルにおける有機リン化合物の被覆量は、該コロイド粒子の質量を基準として0.1ないし50質量%であることが好ましく、5ないし30質量%がより好ましい。0.1質量%より少ないとフッ化物コロイド粒子が十分にコロイド分散せず、50質量%より多いと有機リン化合物を余剰に含有するだけであり、経済的ではないため好ましくない。
A成分:一般式(I)
(R1)a(R3)bSi(OR2)4-(a+b) (I)
(ここでR1及びR3はそれぞれアルキル基、アルケニル基、アリール基、アシル基、ハロゲン原子、グリシドキシ基、エポキシ基、アミノ基、フェニル基、メルカプト基、メタクリルオキシ基及びシアノ基からなる群より選ばれた有機基を表し、R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基、アルコキシ基、アシル基及びフェニル基からなる群より選ばれる有機基を表し、a及びbは0又は1の整数である。)で表される有機ケイ素化合物又はその加水分解物。
B成分:一般式(II)
{(OX)3-aSi(R4)}2Y (II)
(ここでR4は炭素原子数1ないし5の有機基を表し、Xは炭素原子数1ないし4のアルキル基又は炭素原子数1ないし4のアシル基を表し、Yは炭素原子数2ないし20の有機基を表し、aは0又は1の整数である。)で表される有機ケイ素化合物又はその加水分解物。
A成分又はB成分の有機ケイ素の加水分解は、A成分又はB成分の有機ケイ素化合物中に、塩酸水溶液、硫酸水溶液又は酢酸水溶液などの酸性水溶液を添加し撹拌することにより行われる。
(A)工程:塩化マグネシウム(MgCl2 ・6H2 O、試薬特級、小宗化学薬品(株)製)2436g(MgCl2 として1125g)を、純水40kgに溶解して塩化マグネシウム水溶液42.4kgを調製した。この水溶液中のMgCl2 濃度は2.65質量%であった。一方、酸性フッ化アンモニウム(NH4 F・HF、試薬特級、森田化学工業(株)製)685gを、純水40kgに溶解した後、28%アンモニア水(試薬、小宗化学薬品(株)製)730gを添加し、フッ化アンモニウム水溶液41.4kg(NH4 Fとして867g)を調製した。この水溶液中のNH4 F濃度は2.09質量%であった。上記の塩化マグネシウム水溶液42.4Kgを、200リットルの容器に仕込み、ディスパーにて強く撹拌しながら、室温で上記フッ化アンモニウム水溶液41.4Kgを30分間かけて添加した後、更に1時間撹拌を続行し、フッ化マグネシウム水和物のコロイド粒子のスラリー83.8kgを得た。上記塩化マグネシウムとフッ化アンモニウムにおけるフッ素とマグネシウムの比はF/Mgモル比で1.98であった。得られたフッ化マグネシウム水和物のコロイド粒子のスラリーは、静定により一部が沈降分離する傾向を示し、このフッ化マグネシウム水和物のコロイド粒子は凝集体を形成していた。このスラリーはpH7.07、電導度40mS/cmで、フッ化マグネシウム水和物の濃度はMgF2 として0.87質量%であった。副生する塩は塩化アンモニウムであり、スラリー中に1.51質量%であった。
(B)工程:(A)工程で得られたフッ化マグネシウム水和物のコロイド粒子のスラリー83.8kgをチューブ式限外ろ過装置〔UF(PS−150)、三菱レイヨンエンジニアリング(株)製〕を用いて、純水270kgを限外ろ過速度と同じ速度で添加しながら、ろ過洗浄を行った。ろ過洗浄中の該スラリーの液温は25℃で、ろ過時間は15.5時間であった。ろ過洗浄後の固形分濃度はMgF2 として2.5質量%であり、更に限外ろ過装置により濃縮を行って、フッ化マグネシウム水和物水性ゾル12.74kgを得た。
得られた水性ゾルは比重1.042、フッ化マグネシウム水和物の濃度5.9質量%、pH7.10、粘度1.8mPa・s、電導度355μS/cmであり、フッ化マグネシウム水和物の収率は91%であった。
(C)工程:この水性ゾル726gをロータリーエバポレーターにて減圧下でメタノール約20リットルを連続的に加えながら溶媒置換を行い、フッ化マグネシウム水和物メタノールゾル428gを得た。得られたメタノールゾルは、比重0.85、フッ化マグネシウム水和物(MgF2・0.4H2O)の濃度10.0質量%、電子顕微鏡観察による一次粒子径20ないし40nm、該ゾルを同質量の水で希釈して測定したときのpH5.8、粘度1.0mPa・s、水分0.7質量%であった。
(A)工程:フッ化ナトリウム(NaF、試薬特級、関東化学(株)製)2268gを、純水100リットルに溶解して102.3kgのフッ化ナトリウム水溶液を調製した。この水溶液中のフッ化ナトリウム濃度は2.22質量%であった。一方、塩化マグネシウム(MgCl2 ・6H2 O、試薬特級、小宗化学薬品(株)製)3654gを、純水100リットルに溶解して103.7kgの塩化マグネシウム水溶液を調製した。この水溶液中の塩化マグネシウム(MgCl2 )濃度は1.65質量%であった。
上記フッ化ナトリウム水溶液102.3Kgを、300リットルの容器に仕込み、ディスパーを用いて強く撹拌しながら、室温で上記塩化マグネシウム水溶液103.7Kgを30分間かけて添加した後、更に1時間撹拌を続行し、フッ化ナトリウムマグネシウムのコロイド粒子のスラリー206kgを得た。得られたフッ化ナトリウムマグネシウムのコロイド粒子のスラリーは、一部ゾルになっているが、静定により沈降し、フッ化ナトリウムマグネシウムのコロイド粒子は凝集体を形成していた。このスラリー中のフッ化ナトリウムマグネシウム濃度は0.91質量%であった。また、このスラリーはpH4.43、電導度16.0mS/cmであった。
(B)工程:(A)工程で得られたフッ化ナトリウムマグネシウムのコロイド粒子の凝集体スラリー206kgをチューブ式限外ろ過装置〔UF(PS−150)、三菱レイヨンエンジニアリング(株)製〕を用いて、純水420kgを限外ろ過速度と同じ速度で添加しながら、ろ過洗浄を行った。ろ過洗浄中の該スラリーの液温は25℃で、ろ過時間は15.5時間であった。ろ過洗浄後の濃度はNaF・MgF2 として約3.0質量%であり、更に限外ろ過装置により濃縮を行い、実質的に塩類を含有しないフッ化ナトリウムマグネシウムのコロイド粒子の凝集体スラリー6170gを得た。(B)工程で得られたこのフッ化ナトリウムマグネシウムのコロイド粒子の凝集体スラリーは、フッ化ナトリウムマグネシウム(NaF・MgF2 )濃度28.0質量%、電導度870μS/cmで、静置によりフッ化ナトリウムマグネシウムのコロイド粒子の凝集体が沈降した。フッ化ナトリウムマグネシウムの収率は、ほぼ92%であった。
(C)工程:(B)工程で得られた実質的に塩類を含有しないフッ化ナトリウムマグネシウムのコロイド粒子の凝集体スラリー670gにガラスビーズ(φ1.5mmソーダライムガラス製)500gを加え、バッチ式のサンドグラインダーにて2000r.p.m.の回転で冷却しながら室温で4時間粉砕を行った。粉砕終了後、ガラスビーズを分離し、フッ化ナトリウムマグネシウム水性ゾル1250gを得た。このフッ化ナトリウムマグネシウム水性ゾルは、ガラスビーズの純水による洗浄のため、粉砕前より濃度が低下した。このフッ化ナトリウムマグネシウム水性ゾルは、比重1.106、フッ化ナトリウムマグネシウム(NaF・MgF2 )濃度15.0質量%、電子顕微鏡観察による一次粒子径40ないし50nm、pH7.05、粘度3.8mPa・s、電導度492μs/cmであった。このゾルは室温1ヶ月の静定によりごくわずかに沈降物が認められるが、安定であった。また、動的光散乱法による液中での粒子径は204nmであった。動的光散乱法による粒子径は、市販の米国Coulter社製N4装置により測定した。
参考例1の(B)工程で得られたフッ化マグネシウム水和物の水性ゾル315gにフェニルホスホン酸(日産化学工業(株)製)2.8gを添加、混合してフェニルホスホン酸で表面処理された変性フッ化マグネシウムコロイド粒子の水性ゾルを得た。得られた変性フッ化マグネシウムコロイド粒子の水性ゾルをロータリーエバポレーターを用いて、メタノール約8リットルを徐々に添加しながら水を留去する方法で水媒体をメタノールに置換し、変性されたフッ化マグネシウム水和物のメタノールゾル192gを得た。得られたゾルは、比重0.84、該ゾルを同質量の水で希釈して測定したときのpH2.5、粘度1.0mPa・s、水分1.1質量%、フッ化マグネシウム水和物濃度9.8質量%であった。ついで、得られたメタノールゾル180gをロータリーエバポレーターを用いて、メチルエチルケトン約700ミリリットルを徐々に添加しながらメタノールを留去する方法でメタノール媒体をメチルエチルケトンに置換し、変性されたフッ化マグネシウム水和物のメチルエチルケトンゾルを得た。得られたゾルは、比重0.86、フッ化マグネシウム水和物濃度9.5質量%、粘度1.0mPa・s、電子顕微鏡観察による一次粒子径20ないし40nm、フェニルホスホン酸の含有量はフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子の質量に対して15.0質量%、色差計((有)東京電色製TOPSCAN MODEL TC−1800MKII)による色差L92、a−1.0、b11であった。
参考例1の(C)工程で得られたフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾル190gにフェニルホスホン酸(日産化学工業(株)製)2.9gを添加し、混合して、フェニルホスホン酸で表面処理された変性フッ化マグネシウムコロイド粒子のメタノールゾルを得た。得られた変性フッ化マグネシウムコロイド粒子のメタノールゾルをロータリーエバポレーターを用いて、メチルエチルケトン約500ミリリットルを徐々に添加しながらメタノールを留去する方法でメタノール媒体をメチルエチルケトンに置換し、変性されたフッ化マグネシウム水和物のメチルエチルケトンゾルを得た。得られたゾルは、比重0.86、フッ化マグネシウム水和物濃度10.0質量%、粘度1.0mPa・s、電子顕微鏡観察による一次粒子径20ないし40nm、フェニルホスホン酸の含有量はフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子の質量に対して15.3質量%、色差計((有)東京電色製TOPSCAN MODEL TC−1800MKII)による色差L94、a−1.2、b9.5であった。
参考例2の(C)工程で得られたフッ化ナトリウムマグネシウム水性ゾル267gをロータリーエバポレーターにて減圧下にてメタノールを約5リットル連続的に加えながら溶媒置換を行い、フッ化ナトリウムマグネシウムのメタノールゾル400gを得た。得られたメタノールゾルは比重0.87、フッ化ナトリウムマグネシウム濃度は10.0質量%、ゾルを同質量の水で希釈して測定したときのpH7.1、粘度1.0mPa・s、水分1.5質量%であった。上記フッ化ナトリウムマグネシウムメタノールゾル167gにフェニルホスホン酸2.5gを添加し、混合して、フェニルホスホン酸で表面処理された変性フッ化ナトリウムマグネシウムメタノールゾルを得た。この変性フッ化ナトリウムマグネシウムメタノールゾル169gをロータリーエバポレーターで減圧下、メチルエチルケトン約1リットルを断続的に加えながら溶媒置換を行い、フッ化ナトリウムマグネシウムのメチルエチルケトンゾルを167g得た。得られたゾルは比重0.88、フッ化ナトリウムマグネシウム濃度10.0質量%、粘度1.0mPa・s、電子顕微鏡観察による一次粒子径40ないし50nm、フェニルホスホン酸の含有量はフッ化ナトリウムマグネシウムコロイド粒子の質量に対して15.0質量%、色差計((有)東京電色製TOPSCAN MODEL TC−1800MKII)による色差L89、a−1.1、b14.5であった。
参考例1の(C)工程で得られたフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾル125gにモノブチルホスフェート(大八化学工業(株)製 MP−4)1.9gを添加、混合して、モノブチルホスフェートで表面処理された変性フッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾルを得た。該ゾルを同質量の水で希釈して測定したときのpHは2.4であった。得られた変性フッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾル126gを、ロータリーエバポレーターを用いてメチルエチルケトン約500ミリリットルを徐々に添加しながらメタノールを留去する方法でメタノール媒体をメチルエチルケトンに置換し、変性されたフッ化マグネシウム水和物のメチルエチルケトンゾル124gを得た。得られたゾルは、比重0.86、フッ化マグネシウム水和物濃度10.0質量%、粘度1.0mPa・s、電子顕微鏡観察による一次粒子径20ないし40nm、モノブチルホスフェートの含有量はフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子の質量に対して15.2質量%、色差計((有)東京電色製TOPSCAN MODEL TC−1800MKII)による色差L96、a−0.17、b5.2であった。
参考例1の(C)工程で得られたフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾル116gにジブチルホスフェート((大八化学工業(株)製 DP−4)1.7gを添加、混合して、ジブチルホスフェートで表面処理された変性フッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾルを得た。該ゾルを同質量の水で希釈して測定したときのpHは2.4であった。得られた変性フッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾル117gを、ロータリーエバポレーターを用いてメチルエチルケトン約500ミリリットルを徐々に添加しながらメタノールを留去する方法でメタノール媒体をメチルエチルケトンに置換し、変性されたフッ化マグネシウム水和物のメチルエチルケトンゾル116gを得た。得られたゾルは、比重0.86、フッ化マグネシウム水和物濃度9.9質量%、粘度1.0mPa・s、電子顕微鏡観察による一次粒子径20ないし40nm、ジブチルホスフェートの含有量はフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子の質量に対して14.7質量%、色差計((有)東京電色製TOPSCAN MODEL TC−1800MKII)による色差L99、a−0.21、b2.0であった。
参考例1の(C)工程で得られたフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾル127gにフェニルホスフィン酸(Fluorochem Ltd製)1.9gを添加し、混合して、フェニルホスフィン酸で表面処理された変性フッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾルを得た。該ゾルを同質量の水で希釈して測定したときのpHは2.2であった。得られた変性フッ化マグネシウムコロイド粒子のメタノールゾル128gを、ロータリーエバポレーターを用いてメチルエチルケトン約500ミリリットルを徐々に添加しながらメタノールを留去する方法でメタノール媒体をメチルエチルケトンに置換し、変性されたフッ化マグネシウム水和物のメチルエチルケトンゾル124gを得た。得られたゾルは、比重0.86、フッ化マグネシウム水和物濃度10.2質量%、粘度1.0mPa・s、電子顕微鏡観察による一次粒子径20ないし40nm、フェニルホスフィン酸の含有量はフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子の質量に対して15.0質量%、色差計((有)東京電色製TOPSCAN MODEL TC−1800MKII)による色差L95、a−0.62、b6.7であった。
参考例1の(C)工程で得られたフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子のメタノールゾル124gにフェニルホスホン酸(日産化学工業(株)製)2.5gを添加し、混合して、フェニルホスホン酸で表面処理された変性フッ化マグネシウムコロイド粒子のメタノールゾルを得た。得られた変性フッ化マグネシウムコロイド粒子のメタノールゾルをロータリーエバポレーターを用いて、プロピレングリコールモノメチルエーテル約500ミリリットルを徐々に添加しながらメタノールを留去する方法でメタノール媒体をプロピレングリコールモノエチルエーテルに置換し、変性されたフッ化マグネシウム水和物のプロピレングリコールモノエチルエーテルゾルを得た。得られたゾルは、比重0.98、フッ化マグネシウム水和物濃度10.2質量%、粘度2.4mPa・s、電子顕微鏡観察による一次粒子径20ないし40nm、フェニルホスホン酸の含有量はフッ化マグネシウム水和物コロイド粒子の質量に対して20.8質量%、色差計((有)東京電色製TOPSCAN MODEL TC−1800MKII)による色差L99、a−0.1、b1.4であった。
参考例1の(C)工程で得られたフッ化マグネシウムコロイド粒子のメタノールゾル150gを、ロータリーエバポレーターを用いてメチルエチルケトンを徐々に添加しながらメタノールを留去する方法でメタノール媒体をメチルエチルケトンに置換を行ったが、メチルエチルケトンを約300ミリリットル添加した時点でゾルの透明性が低下し、ゲル化した。
Claims (6)
- フッ化物コロイド粒子を核としてその表面をフェニルホスホン酸、フェニルホスフィン酸、又はそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の有機リン化合物により被覆して得られる、表面変性されたフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル。
- 前記有機リン化合物の被覆量が、フッ化物コロイド粒子に対して0.1ないし50質量%である請求項1に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル。
- 前記フッ化物コロイド粒子がフッ化マグネシウム、フッ化ナトリウムマグネシウム、又はそれらの含水塩である請求項1又は請求項2に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル。
- 前記オルガノゾルの分散媒が疎水性有機溶媒であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾル。
- フッ化物コロイド粒子のゾルとフェニルホスホン酸、フェニルホスフィン酸、又はそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の有機リン化合物とを混合することを含む請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法。
- 下記(a)工程、(b)工程及び(c)工程:
(a):フッ化物コロイド水性ゾルを製造する工程、
(b):フッ化物コロイド水性ゾルの水性溶媒を親水性有機溶媒に置換する工程、
(c):フッ化物コロイド親水性有機溶媒ゾルの溶媒を疎水性有機溶媒に置換する工程、を含むフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法において、少なくとも1つの工程中にフェニルホスホン酸、フェニルホスフィン酸、又はそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の有機リン化合物を添加することが行われる請求項5に記載のフッ化物コロイド粒子のオルガノゾルの製造方法。
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