JP5282637B2 - 散布機 - Google Patents
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Description
また、肥料ホッパー内を仕切るなどして第2のホッパーを形成し、施用物として例えば肥料や除草剤など複数種類のいずれにも対応できる散布機がある(特許文献3)。
図1,図2の例に基づいて、前輪10、後輪11を配置してエンジン12によって駆動し、この上側のボンネット13後側のステアリングハンドル14で操向する四輪駆動走行形態のトラクタ車体の運転席15の後側に、施用物を収容する左右一対のホッパー2と、この下側にあってホッパー2内の収容施用物をモータM駆動で繰出す繰出ロール1、この繰出された施用物を受けて搬送案内する噴送筒5、この噴送筒5へ送風する送風機4、及び、この噴送筒5から噴送される施用物を受けて噴送しながら先端の噴出ノズル16から噴出して散布させる左右の散布ブーム6、6等を配置する。
このような蛇腹ホース8の散布ブーム6と回収容器7への付け替えや、この回収容器7の交換等を、車体後端中央部において行うため、操作を迅速、容易に行うことができる。
この繰出ロール1は車速に応じて連動されて、車速が高くなれば繰出ロール1の回転も高くなって施用物繰出量を増して、圃場面等に対する施用物散布を所望設定量に均一に散布する。
前記のように、散布装置は、車速に連動して施用物を繰出ロール1を繰出しながら散布するが、排出スイッチ3がオンのときは、車速パルスの有無に拘らず車速固定値でロール回転数を演算して繰出ロール1を駆動するとき、この排出スイッチ3をオンによる排出モード中は、散布スイッチ30入力を受付けて通常の散布モードに移行するように構成している。このように排出中に散布スイッチ30のオンにより散布モードに移行させることにより、誤操作を運転者に知らせることができる。又、散布スイッチ30の入力を受付けない場合は、スイッチ30が自己保持形態(オルタネイト)の場合は排出モード終了時にそのまま散布モードに移ってしまうので、これを防止することができる。 前記のように排出スイッチ3がオンのときは、車速パルスの有無に拘らず車速固定値でロール回転数を演算して繰出ロール1を駆動するとき、散布スイッチ30オンによる通常の散布時には、排出スイッチ3の入力を受付けない構成としている。この排出スイッチ3がオンされたときは、散布スイッチ30がオンされているかどうかの判定を行い、この散布スイッチ30がオンの場合は、排出処理を行わないように牽制する。
送風調節については、図13、図14の別の送風機構搭載散布機の送風機構の例に示すように(図17、図18)、排出開始時にロール回転数は最大値に設定し、ロール種類の判定により風量調節シャッタ61の開度を区別して設定し、その開度(図15)になるようにシャッタ駆動モータ62をオン−オフした後、繰出用モータMの回転出力をオンする。すなわち、肥料を搬送する風量を自動で変更可能とし、排出モード時は設定回転数を最大値とするとき、ロール種類に合わせて風量を変更するように制御処理を構成する。回転数が最大値でも除草剤タンク2Cの小ロール1Cと肥料タンク2の大ロール1Aでは適正な風量が異なることから、上記のように、排出モード時においてもロール種類により適切な風量にすることで排出作業を確実に行うことができる。
ファン動作時は、図19のように、繰出ロール1下部の噴管底にシャッタ71を設けてモータ72駆動によりシャッタ開閉を行いタンク残量の排出を行う。この場合は、図20のファン動作のフローチャートに示すように、ファンスイッチオンによる送風時に噴管底を開いて排出を行うと、肥料が吹き飛び正常な排出作業が行えないおそれがあることから、この問題を解決するために、ファンスイッチ29がオンのときは排出スイッチ3を受け付けないように制御処理を構成する。すなわち、排出スイッチ3がオンされたとき、ファンスイッチ29がオンかどうかの判定を行い、オフの場合は排出モードに移行し、シャッタ開閉モータ72をオンして墳管底を開くがオンの場合は排出モードに移行しないように制御処理を構成することにより、安定した排出を行うことができる。なお、符号「73」はロールケース、符号「74」は繰出ケース、符号「72s」は開閉センサーである。
搬送異常については、図21のフローチャートに示すように、肥料を搬送する風量を自動変更可能とし、噴管先端に肥料検出センサ81を設けて搬送状態を検出する場合において、風量を一定値以上にしても肥料検出センサ81で肥料が検出できないときは搬送異常と判定し、異常警報を出力する制御処理を構成する。
肥料検出センサ81を圧電センサによって構成した場合の判定処理については、肥料を搬送する風量を自動で変更可能とし、噴管6先端に肥料検出センサ81を設けて搬送状態を検出する場合において、図22のように、圧電センサ81aによって肥料検出し、噴管6先端の拡散板82と一体化させて拡散板82に衝突する肥料を検出するときにロール種類に応じて検出レベルの設定を変更する。符号「83」は飛散防止板を表す。
次いで散布開始時のロール種類の禁止制御を図4に基づき説明する。散布スイッチ30をオンすると、予め設定された設定施肥量に基づき前記のようにロール種類の大・中又は小のいずれかが判定され(初期ロール判定)、繰出ロール1は最低回転数に設定されて回転駆動される。ここでロール種類の変更判定がなされても一定時間においては、ロール種類を変えないで最初の設定通りに作業を継続し、該所定時間経過後には改めて判定されたロール種類で作業を行う構成としている。
また、図16について、散布作業開始時におけるロール回転異常判定のときは繰出ロール1の回転停止指令信号を出力するが、この繰出ロール1停止処理の後、車速パルス検出による異常判定を行わないよう構成する。即ち、繰出モータMの回転パルスを所定時間に亘り検出できないとしてロール回転異常を判定するとき、オペレータにより一旦機体を停止する場合が多く、この停止後例え車速パルスを検出できないとして走行開始異常判定を行わないようにするものである。
1B 繰出ロール
1C 繰出ロール
2 ホッパー(肥料タンク)
2C サブホッパー(除草剤タンク)
3 排出スイッチ
53 繰出軸
44 残量センサ
44C 残量センサ
M 繰出モータ
Claims (3)
- 施用物を収容するホッパー(2)に異なる施用物を収容するサブホッパー(2C)を設け、該ホッパー(2)およびサブホッパー(2C)の下方に、それぞれ対応して複数の繰出ロール(1A,1B),(1C)を備え、施用物の設定散布量に応じて前記繰出ロール(1A,1B),(1C)を対応設定し、走行車速により前記繰出ロール(1A,1B),(1C)を支持する繰出軸(53)の回転数を制御する散布機において、
排出スイッチ3をオン操作することによって、車速に関係なく繰出軸(53)を回転させる繰出モータ(M)への駆動出力を前記設定散布量に基づき出力する構成としたことを特徴とする散布機。 - 施用物を収容するホッパー(2)に異なる施用物を収容するサブホッパー(2C)を設け、該ホッパー(2)およびサブホッパー(2C)の下方に、それぞれ対応して複数の繰出ロール(1A,1B),(1C)を備え、施用物の設定散布量に応じて前記繰出ロール(1A,1B),(1C)を対応設定し、走行車速により前記繰出ロール(1A,1B),(1C)の回転数を制御する散布機において、
前記施用物を収容するホッパー(2)及び異なる施用物を収容するサブホッパー(2C)の夫々に残量センサ(44,44C)を設け、
該残量センサ(44,44C)により施用物の存在を検出するホッパー(2)又はサブホッパー(2C)に対応する繰出ロール(1A,1B),(1C)へ駆動出力する構成としたことを特徴とする散布機。 - 前記施用物を収容するホッパー(2)及び異なる施用物を収容するサブホッパー(2C)の夫々に残量センサ(44,44C)を設け、
これら残量センサ(44,44C)のいずれも施用物の存在を検出する場合には繰出ロール(1A,1B),(1C)への駆動出力を規制する構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の散布機。
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JP2009097721A JP5282637B2 (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | 散布機 |
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2009
- 2009-04-14 JP JP2009097721A patent/JP5282637B2/ja active Active
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