JP5282453B2 - 生体特徴入力装置、生体特徴入力方法 - Google Patents

生体特徴入力装置、生体特徴入力方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5282453B2
JP5282453B2 JP2008154518A JP2008154518A JP5282453B2 JP 5282453 B2 JP5282453 B2 JP 5282453B2 JP 2008154518 A JP2008154518 A JP 2008154518A JP 2008154518 A JP2008154518 A JP 2008154518A JP 5282453 B2 JP5282453 B2 JP 5282453B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger
biometric feature
position detection
guide
input device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008154518A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009301287A (ja
Inventor
輝幸 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008154518A priority Critical patent/JP5282453B2/ja
Priority to CN2009101460285A priority patent/CN101604391B/zh
Priority to US12/479,275 priority patent/US20090309962A1/en
Priority to EP09007565.6A priority patent/EP2133821A3/en
Publication of JP2009301287A publication Critical patent/JP2009301287A/ja
Priority to HK10103035.9A priority patent/HK1136372A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP5282453B2 publication Critical patent/JP5282453B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/60Static or dynamic means for assisting the user to position a body part for biometric acquisition
    • G06V40/67Static or dynamic means for assisting the user to position a body part for biometric acquisition by interactive indications to the user
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/14Vascular patterns
    • G06V40/145Sensors therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

本発明は、指を撮像し得られる生体特徴に基づいて個人認証を行う撮像装置に関する。
指の撮像画像を用いて個人を認証する生体特徴認証技術は、指紋等の表皮の紋様や血管のパターンを、予め登録された情報と照合する方式として知られている。例えば、銀行の自動預払預貯金機(ATM)のような機器に、指紋または指血管パターンを用いて個人認証を行う技術が導入されている。
これに対して、非接触型の生体特徴撮像装置の関連技術として指の指紋を生体特徴として利用する手法が開示されている(特許文献1)。
特開2003−85538号公報
しかしながら、上記関連技術では、指の撮影にあたって、例えば、利用者の指先が指先ガイドに強く押し付けられることにより、指紋に歪みが生じてしまう。この場合、歪みのある指紋の画像が撮影されることになり、認証精度が低下してしまうという不都合が生じ得る。また、指紋が歪んでしまうのと同様に、指血管の形状にも変異が生じ、血管パターン認証においても認証精度の低下してしまうという不都合が生じ得る。
[発明の目的]
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、指の撮影時に生ずる指のひずみを有効に抑制し、認証精度の高い指画像を撮像する生体特徴入力装置、生体特徴入力方法を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る生体特徴入力装置は、指の撮影を行う撮像と、前記指の置かれる位置を撮影可能にガイドする指ガイドとを備えた生体特徴入力装置において、前記指ガイドは、当該指ガイドに置かれた指の先端側を支持する指当接部と、前記指当接部を支持すると共に前記指が前記当接部に置かれた場合に前記指当接部の位置を前記指の指す方向に偏移させる指保持手段とから成り、前記指ガイドに、前記指当接部の位置検出を行うガイド位置検出部を併設し、前記撮像は、前記当接部が予め設定された位置で検出された場合に前記指の撮像を行い、前記指保持手段は、前記予め設定された位置よりも更に前記指の指す方向に偏移できる、ことを特徴としている。
また、本発明にかかる生体特徴入力方法は、指の撮影を行う撮像と、前記指の置かれる位置をガイドする指ガイドとを備えた生体特徴入力装置にあって、前記指の画像を撮像する生態特徴認証方法であって、前記指ガイドに指が置かれると共に、前記指ガイドにおける前記指との接触部である指当接部の位置が変移し、次いで、前記指当接部の位置検出が行われ、予め設定された領域で前記指当接部が検出された場合に前記指の撮影を行い、前記指保持手段は、前記予め設定された位置よりも更に前記指の指す方向に偏移できる、ことを特徴としている。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、指をガイドする指ガイドと、指ガイドの指当接部の変移を検知する手段と、検知された指当接部の位置に基づき撮影を行う撮像部とを備えた構成とすることにより、ガイドされた指のひずみを有効に軽減し、認証精度の高い指画像を撮像する生体特徴入力装置、および生体特徴入力方法を提供することができる。
[実施形態]
次に、本発明の実施形態の基本的構成内容について説明する。
本実施形態の生体特徴入力装置は、指13の指紋、指血管パターン等の生体特徴の画像に基いて個人を認証するためのシステムである。
上記生体特徴入力装置(以下「認証システム」という)は、図1のように、上面が開口された筐体状のシステム本体部と、このシステム本体部の開口側の内側側面に、撮像対象である指13を支持する指ガイド101と、システム本体部の内部底面に指ガイド101に置かれた指の腹面を撮像する撮像部10を備えた構成となっている。
また、認証システムは、システム本体部の外部に、AD変換手段24からの画像データに対して画像処理を行う画像処理25と、撮像された画像に基き、予め登録された画像(登録画像)との照合を行う照合26と、登録画像を記憶する登録データ記憶27と、上記照合の結果(認証判定結果)を出力表示する出力部28を備えている。
尚、本実施形態の指ガイド101に置かれた指13の方向表記について、指13の腹側、その反対側を背面とする。
又、システム本体部における方向標記は、指13の腹側から撮像部10に向かう方向を下方、その反対方向、つまり、撮像部10から指13の向かう方向を上方とする。更に、図1に示すように指ガイド101に置かれた指13の差す方向を前方、反対側(指根側)を後方とする。また、前方および後方と概ね直行する側は側面であり、側面の一方が右、他方が左とする。
尚、図1はシステム本体部の左側からシステム本体部を見た概略ブロック図である。
又、認証システムは、指ガイド101の下方側に、一定の距離をもって指ガイド101と平行に設けられ、後述する位置検出手段105B,Cを支持する位置検出支持手段106を備えている。
尚、上記一定の距離は、後述する位置検出対象部104の位置を位置検出手段105B,Cが検出可能な距離とする。
更に、システム本体部は、システム本体部の内部前方側の面に、指13に対して照射を行う指紋用光源31を備え、システム本体部の内部の左及び右側面にそれぞれ、指13に対して照射を行う血管用光源32を有する。
指紋用光源31は、外乱光を除去することを考えると波長850−960nm程度の近赤外に波長特性を持つLEDなどが望ましい。
尚、血管用光源32は、血管におけるヘモグロビンの吸収により生じる、撮像画面におけるコントラストの増強効果、および外乱光からの耐性などを考慮すると、波長850−960nm程度の近赤外に波長特性を持つLEDなどが望ましい。
また、この波長を透過し他の波長の外乱光を除去するために赤外透過フィルターを光源の直上に配置した構成としてもよい。
指ガイド101は、システム本体部の内部前方側の面から後方に突き出た部材であって、図2(A)に示すように、撮像対象である指13の指先が置かれる指接触部(指当接部に対応)102と、この指接触部102を支持する圧力吸収手段103とから成る。
指接触部102は、指先の形状に沿った凹状形態を有する。これにより、この指接触部102に置かれた指13の腹面が撮像部10に対して正面に向くようにガイドすることができる。
圧力吸収手段103は、弾力性のある、例えば、バネにより構成され、指接触部102に指13が置かれた場合に指接触部102の位置を前方側に変移させる。これにより、指接触部102に置かれた指13からの押圧力が吸収される。
これにより、指13が指接触部102に置かれた場合に、指13の撮影領域に生じるひずみを軽減することができる。
圧力吸収手段103は、直方体の形状を有し、後方側の側面で指接触部102と連結され、その反対側(前方側)の側面をシステム本体部の前方内側面と連結されている。圧力吸収手段103は、認証システムにおける前後方向に沿って収縮する構造を有する。ここでは、圧力吸収手段103は、弾力性をもつバネ構造の素材からなるものとする。
尚、圧力吸収手段103は、指13からの押圧力を逃がすまたは、吸収する構成を有していればよく、バネ構造の代わりに弾力性のあるクッションやスポンジ素材により構成であってもよい。
これにより、指13が置かれた指接触部102の位置は、指13からの押圧力により、図2(A)の矢印方向(前方)に変移する。
圧力吸収手段103の下方側の面には、図2(B)に示すように、指接触部102の位置の変移(移動)を検出するための検出対象物である位置検出対象部104が設けられている。
尚、位置検出対象部104は、指接触部102(指当接部)の下方側に設けられていてもよい。これにより、位置検出手段105B,105Cは、指接触部の位置を直接検知することができる。この場合、位置検出対象部104は、指当接部に対応する。
位置検出対象部104は、例えば、磁気インクや鉄片のような磁性体から成るものとする。
位置検出支持手段106の上方側の面には、上記位置検出対象部104の移動位置の検出を行う位置検出手段105B、およびCが設けられている。ここでは、図2(B)に示すように、位置検出支持手段106の長手方向に沿って、位置検出手段105Bが後方側に、位置検出手段105Cが前方側に設置されている。また、位置検出手段105BおよびCは、位置検出支持手段106を介して撮像部10の撮像制御手段21と接続されている。
位置検出手段105B,105C(ガイド位置検出部に対応)は、位置検出対象部104の位置を検知するセンサであって、位置検出対象部104の移動位置の検出を行う(移動位置検出機能)。
位置検出手段105Bは、位置検出対象部104が図2(B)における領域Xにて検知された場合に、位置検出対象部104が検知されていることを示す信号を、撮像制御手段21に通知する(位置検出通知機能)。
尚、この位置検出通知機能は、位置検出対象部104が検知されてから一定周期で連続的に実行されるようにしてもよい。これにより、撮像制御手段21は、指が撮影に適した場所にガイドされているか否か、また、撮影のタイミングを検知することができる。
また、位置検出手段105Bは、位置検出対象部104が領域Xに入ったことを検知した場合に、予め設けられた位置検知タイマーでカウントを行い、予め設定された時間以上位置検出対象部104が検知された場合に、撮影可能であることを示す信号を撮像制御手段21に通知する設定としてもよい。
位置検出手段105Cは、図2(B)に示すように、領域Xの前方側に設定された領域Yで位置検出対象部104が検知された場合に、撮像制御手段21に対して、位置検出対象部104が領域Y内に入ったことを示す情報を通知する(不適通知機能)。
これにより、撮像制御手段21には、圧力吸収手段10の前後方向における位置情報が通知される。このため、撮像制御手段21は、指ガイド101が、撮影対象である指13によりどれだけ押し込まれたかを検知することができる。
尚、位置検出手段105B,105Cは、位置検出対象部104の現在位置、若しくは位置検出対象部104の位置がどれだけ偏移したかが検出できる構成であればよい。
ここで、指ガイド101の位置検出対象部104の位置が、指13の押圧力により変移した場合について説明する。
位置検出対象部104は、図3(A)に示すように、指13による押圧力で圧力吸収手段103が収縮され、領域X内で検知される。ここで、領域X内で位置検出対象部104が検知されたことが撮像制御手段21に通知される。
このとき、撮像制御手段21によって、位置検知タイマーを起動される。撮像制御手段21は、予め設定された時間、領域X内で位置検出対象部104が検知された場合に、指13の撮像を行う。
このとき、指13における指紋領域は、図3(A)に示すように、撮像デバイス22の撮像領域と合致するため、指13が、前後位置について撮像に最適な位置にガイドされたことになる。
また、このとき、指13の指紋領域には、指接触部102との接触による指紋の歪みは生じていない。このため、撮像部10は、認証精度の高い指紋、及び指血管パターンの画像を撮像することができる。
これにより、撮像部10の撮像制御手段21は、撮像対象である指13の撮像領域が、撮影に適した位置に導かれたことを検知することができ、撮影に適した指の位置およびタイミングで撮影を行うことができる。
又、これにより、本実施形態では、指紋の前後(指先−指根方向)に沿った位置(前後位置)における撮像範囲を既定することができるので、撮影部10は、画像認証判定に適した精度の高い指画像を撮像することができる。
一方、図3(B)は、位置検出手段105Cにより、位置検出対象部10が領域Yで検出された場合を示している。
このとき、位置検出手段105Cは、位置検出対象部10を領域Yで検出すると共に、指ガイド101が押し込まれすぎていることを示す情報を撮像制御手段21に通知する。
このとき、指13における指接触部102と接する部分は、指ガイド101に強く押し込まれていることにより、歪みが生じており、指紋の認証精度が低下した状態である。また、指13の指紋領域の一部が、図3(B)に示すように、撮像デバイス22における撮像領域からも前方側に外れてしまっている。
このとき、撮像制御手段21は、出力部28に「ガイドに軽く触れてください」といったインジケータを示すようにしてもよい。これにより、利用者に対して、指ガイド101を押し込み過ぎないように指示することができる。
ここで、例えば、位置検出対象部104を磁性体である鉄片として、また、位置検出手段105BおよびCを、磁性を検知するためのMRセンサとして設定した場合について説明する。
具体的には、位置検出手段105B,105Cを特性のそろった磁気抵抗効果素子(以下、「MR素子」という)として、直列に接続する。また、位置検出手段(MR素子)10Bと位置検出手段(MR素子)105Cの接続部に出力端子を設け、この出力端子に表れる電圧(出力電圧)が、撮像制御手段21に通知されるものとする。尚、この出力端子は、位置検出支持手段106の上面に設けられているものとする。
また、直列に接続された位置検出手段(MR素子)105B,105Cの両端には電圧Vがかけられ、更に、位置検出支持手段106の内部に磁石を設け、位置検出手段(MR素子)105B,105Cに均等な磁界をかける設定とする。
ここで、図3(A)に示すように、位置検出対象部(鉄片)104が、位置検出手段(MR素子105Bに近い状態であれば、位置検出手段105Bには位置検出手段105Cよりも大きな磁界が加わる。これにより、位置検出手段105Bの抵抗値が増大し、出力電圧が大きくなる。
本実施形態では、位置検出手段(MR素子)105Bの出力電圧が、予め設定された値より大きく、その値が一定時間保たれた場合に、撮像制御手段21は、ガイドされた指13の撮像を行う。
又、図3(B)に示すように、位置検出対象部(鉄片)104が、位置検出手段(MR素子105Cに近い状態になった場合、位置検出手段105Cの出力電圧が予め設定された値より高くなる。このため、撮像制御手段21は、出力部28に「ガイドに軽く触れてください」等のインジケータを出力する処理を行う。
撮像部10は、指13を撮像するカメラ装置であって、図4に示すように、撮像部10の指撮像処理を制御する撮像制御手段21、撮像素子を含む撮像デバイス22、撮像用の撮像レンズ23、および撮像された画像情報をデジタル情報に変換して出力するAD変換手段24により構成される。
また、本実施形態の認証システムは、上述のように、上述のシステム本体部の外部に、画像処理25と、照合26と、登録データ記憶27と、出力部28を備えている。
撮像デバイス22は、CCDやCMOSなどのイメージセンサで構成される。撮像レンズ23は、指13の指紋領域を含む撮影対象領域を撮像デバイス22に映し出す。AD変換手段24は撮像デバイス22に映し出され撮影された指13の画像を、デジタル情報の画像データxに変換して画像処理25に送出する(画像変換送出機能)。
尚、AD変換手段24は、画像を読み込むメモリ、画像変換送出機能を予め設定されたプログラムに基き実行するプロセッサを備えているものとする。
画像処理部25は、予め設定されたメモリを有し、このメモリに画像データxを読み込むと共に、予め設定されたプログラムに基き画像データxから指紋や血管パターンなどの画像特徴を抽出して画像特徴抽出データyを生成する処理を行う(抽出データ生成機能)。
尚、画像処理部25は、抽出データ生成機能を実行するプロセッサを備えているものとする。
照合部26は、予め設けられたメモリに登録データ記憶部27に予め登録された登録画像データと画像特徴抽出データyとを読み込み、このデータ同士を相互に照合する(画像照合機能)と共に、この照合結果に基いて個人認証判定を行う(個人認証判定機能)。
また、照合部2は、上記個人認証判定機能の実行結果を出力部28に出力する処理を行う(認証結果出力機能)。
尚、照合部26は、画像照合機能、個人認証判定機能を予め設定されたプログラムにより実行するプロセッサを備えているものとする。
[実施形態の動作説明]
次に、上記実施形態の認証システムの動作について説明する。
始めに、利用者の指13が、指ガイド101に指が置かれ、指ガイド101における指13との接触部である指当接部102の位置が変移する。次いで、指当接部102の位置検出が行われ、指当接部の位置を示す位置検出対象部104が予め設定された領域で、検出された場合に指13の撮影を行う。
以下、図5のフローチャートに基づき詳説する。
まず、指ガイド101に利用者の指13が置かれる(ステップS101)。ここで、指接触部102に置かれた指13の腹が、撮像デバイス22の正面方向へとガイドされる。
指13からの押圧力により圧力吸収手段103が収縮され、指接触部102および位置検出対象部104の位置が前方に変移する(ステップS102)。
次いで、位置検出手段105Bにより、位置検出対象104の位置が検出される(ステップS103)。尚、位置検出手段105B,105Cは、一定時間周期で位置検出対象部104の検出を常時行っている。
ここで、位置検出対象104の位置が位置検出手段105B側に近い場合、または、領域X(図2(B))内で、位置検出対象部104が検出されている間、位置検出手段105は、位置検出対象部104を検知されていることを示す情報を撮像制御手段21に通知する(ステップS104)。
このとき、撮像制御手段21では、位置検知タイマーを起動される。撮像制御手段21は、位置検出対象部104が領域X(図2(B))で、予め設定された時間(一定時間)以上検知された場合に(ステップS105)、指13の撮像を行う(ステップS106)。
具体的には、位置検出手段105B,105Cを含むMRセンサが設けられている場合、位置検出手段105Bと位置検出対象部104との距離が、位置検出手段105Cと位置検出対象部104との距離よりも近い場合に、位置検出手段105Bからの出力電圧が、撮像制御手段21に通知される。
次いで、この通知された電圧量が予め設定された値より大きく、且つその値が一定時間保たれた場合に、撮像制御手段21は、ガイドされた指13の撮像を行う。
この場合、領域X(図2(B))内で、位置検出対象部104が検出されている時間を計測する位置検知タイマーは、予め撮像制御手段21内に設定されているものとする。
また、位置検出手段105Bは、領域X(図2(B))内で、位置検出対象部104が予め設定された時間以上検知された場合に、撮像制御手段21に対して、ガイドされた指13が撮影可能であることを示す信号を通知する設定としてもよい。
尚、位置検出手段105Cは、領域Yで位置検出対象部104が検出された場合、撮像制御手段21に対して、領域Yで位置検出対象部104が検出されたことを示す信号を通知する。このとき、撮像制御手段21は、出力部28に対して、「ガイドに軽く触れてください」等の警告を出力する。その後も、位置検出手段105B,105Cは、位置検出対象部104の検出を一定時間周期で継続して行う。
ここで、撮像制御手段21は、指紋撮影を行うか、指血管の撮影を行うか、この両方の撮影を行うかは、撮影に先立ち、利用者から入力された内容に基き決定される設定としてもよい。
次いで、AD変換手段24は、撮影された指画像を画像データxとして画像処理部25に送出する。画像処理部25は、送られた画像データに基づき指画像の画像特徴を抽出し、特徴画像データyとして照合部26に送信する(ステップS107)。
照合部26は、登録データ記憶部27に予め登録された指紋および血管パターンと画像特徴データyとの照合を行う(画像照合工程)と共に、照合結果に基き認証判定を行い、その結果を出力部28に出力する(ステップS108)。
尚、本実施形態では、位置検出対象部104を磁性体である鉄片として、また、位置検出手段105BおよびCを、磁性を検知するためのMRセンサとして設定した場合について説明しているが、位置検出対象部104の変移位置を検出するための手法は、MRセンサに限定されない。
以上のように、本発明においては、指ガイドに置かれた指における、指ガイド101との接触による指紋の歪みが抑制されることにより、歪みによる影響が抑制された指画像を撮影することが可能となり、このため、指画像による個人認証の精度を向上させることができる。
本発明は、指を用いて行われるパーソナルコンピュータ等の使用に係る個人認証や部屋への入退出にかかる個人認証に適用することが可能である。
本発明による生体特徴入力装置の第一実施形態を示す概略構成図である。 図1に開示した生体特徴入力装置の指ガイドを示す図で、図2(A)はガイドされた指をシステム本体部における上側から見た説明図、図2(B)は図2(A)の状態をシステム本体部における左側から見た説明図である。 図1に開示した生体特徴入力装置にあって、図3(A)は、置かれた指が撮像部10の撮像領域にガイドされている場合を示す説明図であって、図3(B)は、置かれた指により指ガイドが撮影に不適切な位置まで押し込まれた場合を示す説明図である。 図1に開示した生体特徴入力装置の内部構成を示す概略構成ブロック図である。 図1に開示した生体特徴入力装置の動作全体について示すフローチャートである。
システム本体部
13 指
10 撮像部
21 撮像制御手段
22 撮像デバイス
23 撮像レンズ
24 AD変換手段
25 画像処理部
26 照合部
27 登録データ記憶部
28 出力部
101 指ガイド
102 指接触部(指当接部)
103 圧力吸収手段(指保持手段)
104 位置検出対象部(位置検出手段105B,105Cを含み「ガイド位置検出部」に対応)
105B,105C 位置検出手段
106 位置検出支持手段

Claims (6)

  1. 指の撮影を行う撮像部と、前記指の置かれる位置を撮影可能にガイドする指ガイドとを備えた生体特徴入力装置において、
    前記指ガイドは、当該指ガイドに置かれた指の先端側を支持する指当接部と、前記指当接部を支持すると共に前記指が前記指当接部に置かれた場合に前記指当接部の位置を前記指の指す方向に変移させる指保持手段とから成り、
    前記指ガイドに、前記指当接部の位置検出を行うガイド位置検出部を併設し、前記撮像部は、前記指当接部が予め設定された位置で検出された場合に前記指の撮像を行い、
    前記指保持手段は、前記予め設定された位置よりも更に前記指の指す方向に変移させることによって指の圧力を吸収する、
    ことを特徴とする生体特徴入力装置。
  2. 前記請求項1に記載の生体特徴入力装置において、
    前記指保持手段に前記指の指す方向における前記指当接部の位置を示す被検出部を備え、
    前記ガイド位置検出部は、前記被検出部の変移位置を検出する変移位置検出手段を備えたことを特徴とする生体特徴入力装置。
  3. 前記請求項1に記載の生体特徴入力装置において、
    前記指保持手段は、弾力性を有する素材からなるバネ部材またはクッション部材からなることを特徴とする生体特徴入力装置。
  4. 前記請求項2に記載の生体特徴入力装置において、
    磁性体の部材からなる前記被検出部と、電圧を与えられた磁気抵抗素子を含み当該磁気抵抗素子からの出力電圧に基き前記被検出部の位置を検知するMRセンサ部とを備えたことを特徴とする生体特徴入力装置。
  5. 前記請求項1乃至4の何れか1つに記載の生体特徴入力装置において、
    前記撮像される生体特徴は、指血管、指紋、または、これら複数が重畳されてなる生体特徴のいずれか一つであることを特徴とする生体特徴入力装置。
  6. 指の撮影を行う撮像部と、前記指の置かれる位置をガイドする指ガイドとを備えた生体特徴入力装置にあって、前記指の画像を撮像する生態特徴認証方法であって、
    前記指ガイドに指が置かれると共に、前記指ガイドにおける前記指との接触部である指当接部の位置が変移し、次いで、前記指当接部の位置検出が行われ、予め設定された領域で前記指当接部が検出された場合に前記指の撮影を行い、
    前記指ガイドは、前記予め設定された位置よりも更に前記指の指す方向に変移させることによって指の圧力を吸収する、
    ことを特徴とした生体特徴入力方法。
JP2008154518A 2008-06-12 2008-06-12 生体特徴入力装置、生体特徴入力方法 Active JP5282453B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008154518A JP5282453B2 (ja) 2008-06-12 2008-06-12 生体特徴入力装置、生体特徴入力方法
CN2009101460285A CN101604391B (zh) 2008-06-12 2009-06-05 生物体特征输入设备和生物体特征输入方法
US12/479,275 US20090309962A1 (en) 2008-06-12 2009-06-05 Biological feature input device and biological feature input method
EP09007565.6A EP2133821A3 (en) 2008-06-12 2009-06-08 Biological feature input device and biological feature input method
HK10103035.9A HK1136372A1 (en) 2008-06-12 2010-03-23 Biological feature input device and biological feature input method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008154518A JP5282453B2 (ja) 2008-06-12 2008-06-12 生体特徴入力装置、生体特徴入力方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009301287A JP2009301287A (ja) 2009-12-24
JP5282453B2 true JP5282453B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=41090272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008154518A Active JP5282453B2 (ja) 2008-06-12 2008-06-12 生体特徴入力装置、生体特徴入力方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090309962A1 (ja)
EP (1) EP2133821A3 (ja)
JP (1) JP5282453B2 (ja)
CN (1) CN101604391B (ja)
HK (1) HK1136372A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101027478B1 (ko) * 2009-11-24 2011-04-06 (주) 중산기업 주방용 듀얼모니터형 티브이 도어폰 장치 및 그 작동 방법
US9222836B2 (en) * 2012-11-01 2015-12-29 Aaron James Conti Hair colorant system and method

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63307586A (ja) * 1987-06-09 1988-12-15 Oki Electric Ind Co Ltd 指紋情報採集装置
JPS6468894A (en) * 1987-09-10 1989-03-14 Komatsu Mfg Co Ltd Fingerprint image input device
JPH11225998A (ja) * 1998-02-18 1999-08-24 Nec Corp 指紋検知装置および電気機器および扉開閉装置
JP3405290B2 (ja) * 1999-11-04 2003-05-12 日本電気株式会社 携帯情報端末
JP2001143051A (ja) * 1999-11-11 2001-05-25 Omron Corp 操作入力装置及び操作入力処理装置並びに制御装置
US20060062437A1 (en) * 2001-05-16 2006-03-23 Upek, Inc. Enclosure and biometric data collection for fingerprint sensor device
JP3617476B2 (ja) * 2001-07-19 2005-02-02 株式会社日立製作所 指認証装置
JP4281272B2 (ja) 2001-09-14 2009-06-17 三菱電機株式会社 指紋画像撮像方法、指紋画像取得方法、指紋画像撮像装置および個人識別装置
US20040017187A1 (en) * 2002-07-24 2004-01-29 Van Ostrand Kent E. Magnetoresistive linear position sensor
JP3972779B2 (ja) * 2002-09-20 2007-09-05 株式会社日立製作所 個人認証装置
JP3846582B2 (ja) * 2002-09-27 2006-11-15 日本電気株式会社 指紋認証方法/プログラム/装置
KR100553961B1 (ko) * 2003-06-30 2006-02-22 (주)모비솔 지문 인증방법 및 그 지문 인증기능을 구비한 포인팅 장치
WO2005017828A1 (ja) * 2003-08-13 2005-02-24 Hitachi, Ltd. 個人認証装置
JP4207717B2 (ja) * 2003-08-26 2009-01-14 株式会社日立製作所 個人認証装置
JP2006099493A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 撮像装置又は個人認証装置
JP4671811B2 (ja) * 2004-11-05 2011-04-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 指認証装置
JP2007133739A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Mitsubishi Electric Corp 指紋撮像装置
JP3997254B1 (ja) 2006-12-25 2007-10-24 株式会社北岡本店 アルコール飲料への添加に適した生花又は生葉の処理方法、生花又は生葉を添加したアルコール飲料の製造方法及びアルコール飲料

Also Published As

Publication number Publication date
HK1136372A1 (en) 2010-06-25
EP2133821A3 (en) 2013-10-09
CN101604391B (zh) 2013-10-02
CN101604391A (zh) 2009-12-16
US20090309962A1 (en) 2009-12-17
JP2009301287A (ja) 2009-12-24
EP2133821A2 (en) 2009-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009175810A (ja) 認証用撮像装置、認証用撮像方法、および認証用撮像プログラム
JP4997305B2 (ja) 指静脈認証装置
JP4957514B2 (ja) ガイド装置、撮像装置、撮像システム、ガイド方法
JP4548504B2 (ja) 認証用撮像装置、認証用撮像方法、および認証用撮像プログラム
JP7103400B2 (ja) 生体撮像装置、生体撮像方法、および、プログラム
JP5509866B2 (ja) 皮膚模様画像採取装置、採取方法、皮膚模様照合システム
JP5282453B2 (ja) 生体特徴入力装置、生体特徴入力方法
JP6443349B2 (ja) 指認証プリズムを用いた生体認証装置及び生体認証方法
JP4849181B2 (ja) 認証用撮像装置、認証用撮像方法、および認証用撮像プログラム
WO2009110323A1 (ja) 生体判定システム、生体判定方法および生体判定用プログラム
JP5047773B2 (ja) 指静脈撮影装置及び個人認証装置
JP2011100317A (ja) 指の屈伸運動時の静脈パターンを利用した個人認証方法及び個人認証システム
WO2012005163A1 (ja) 撮像装置、撮像方法及び撮像装置の制御プログラムを記憶した記憶媒体
KR101812513B1 (ko) 카메라를 통해 지문을 취득할 때 사용되는 지문 취득 보조 장치 및 이를 이용한 지문 취득 장치
JP2015014909A (ja) 生体認証装置、情報処理装置
JP5791119B2 (ja) 認証用撮像装置及び認証用撮像方法
JP5292500B2 (ja) 指静脈認証装置
KR101155609B1 (ko) 지문인식장치 및 방법, 위조지문 판별 시스템 및 방법
KR101109237B1 (ko) 생체인증 장치
JP2007193502A (ja) 個人認証装置
KR20040087295A (ko) 손가락의 위치 또는 압력 보정을 이용한 지문 감지 시스템및 방법
JP2012221011A (ja) 生体情報を利用した個人認証装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130314

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5282453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150