JP5280959B2 - 無線基地局装置、移動端末装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線基地局装置、移動端末装置及び無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、次世代移動通信システムにおける無線基地局装置、移動端末装置及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいては、周波数利用効率及びピークデータレートの向上などを目的として、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)やHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)を採用することにより、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)をベースとしたシステムの特徴を最大限に引き出すことが行われている。このUMTSネットワークについては、更なる周波数利用効率及びピークデータレートの向上、遅延の低減などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long-Term Evolution)が検討されている(非特許文献1)。LTEではW−CDMAとは異なり、マルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。
上りリンクで送信される信号は、図1に示すように、適切な無線リソースにマッピングされて移動端末装置から無線基地局装置に送信される。この場合において、ユーザデータ(UE(User Equipment)#1,UE#2)は、上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)に割り当てられ、制御情報はユーザデータと同時に送信する場合は、PUSCH内でデータ信号と時間多重され、制御情報のみを送信する場合は、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)に割り当てられる。この上りリンクで送信される制御情報には、下りリンクの品質情報(CQI:Channel Quality Indicator、PMI:Precoding Matrix Indicator)や、下り共有チャネルの再送応答(ACK:Acknowledgment/NACK:Negative ACK)などが含まれる。
PUCCHにおいては、典型的にはCQI/PMIとACK/NACKを送信する場合で異なるサブフレーム構成を採っている(図2(a),(b))。PUCCHのサブフレーム構成は、2スロットで構成され、1スロット(1/2サブフレーム)に7つのSC−FDMAシンボルを含む。また、1SC−FDMAシンボルは、12個の情報シンボル(サブキャリア)を含む。具体的には、CQI/PMIのサブフレーム構成(CQI/PMIフォーマット)は、図2(a)に示すように、スロット内の第2シンボル(#2)、第6シンボル(#6)に参照信号(RS:Reference Signal)を多重し、他のシンボル(第1シンボル、第3シンボル〜第5シンボル、第7シンボル)に制御情報(CQI/PMI)が多重される。また、ACK/NACKのサブフレーム構成(ACK/NACKフォーマット)は、図2(b)に示すように、スロット内の第3シンボル(#3)〜第5シンボル(#5)に参照信号を多重し、他のシンボル(第1シンボル(#1)、第2シンボル(#2)、第6シンボル(#6)、第7シンボル(#7))に制御情報(ACK/NACK)が多重される。1サブフレームにおいては、前記スロットが2回繰り返されている。また、図1に示すように、PUCCHはシステム帯域の両端の無線リソースに多重され、1サブフレーム内の異なる周波数帯域を有する2スロット間で周波数ホッピング(Inter-slot FH)が適用される。
PUCCHで複数のユーザの上り制御情報を多重する場合、無線基地局装置においてユーザ毎に上り制御チャネル信号を分離できるように、上り制御チャネル信号を直交多重している。このような直交多重方法としては、例えば、CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto Correlation)符号系列の巡回シフトを用いた直交多重法が挙げられる。
CAZAC符号系列の巡回シフトを用いた直交多重法は、符号長LのCAZAC符号系列を△pだけ巡回シフトした系列と、そのCAZAC符号系列を△qだけ巡回シフトした系列とが互いに直交することを利用した直交多重法である。この方法においては、例えば、図3に示すように、UE#pについては、符号長LのCAZAC符号系列を△pだけ巡回シフトし、UE#qについては、符号長Lの同じCAZAC符号系列を△qだけ巡回シフトする。また、1つのSC−FDMAシンボル全体を制御情報により変調(ブロック変調)することにより信号伝送するため、ユーザ間の上り制御チャネル信号の直交性は保たれる。なお、ユーザに割り当てるCAZAC符号系列の巡回シフトの間隔は、マルチパスの最大遅延量よりも長く設定することが好ましい。
ここで、巡回シフトを用いた直交多重法についてより詳細に説明する。
図4(a)は、時間領域における同一のCAZAC符号系列(送信信号系列)の巡回シフトを示す図であり、図4(b)は、周波数領域における同一のCAZAC符号系列の巡回シフトを示す図である。図4(a)と図4(b)は一意に対応する関係(フーリエ変換対)にある。
図4(a)は、時間領域において1SC−OFDMシンボル内の12情報シンボルa〜a11を示している。図4(a)において、UE#pとUE#qとの間には、2情報シンボル分巡回シフトされている(図4(a)における白矢印の位置だけずれている)。一方、図4(b)は、周波数領域において12サブキャリアA〜A11(送信帯域)を示している。図4(b)において、UE#pとUE#qには、各サブキャリアに図4(a)に示す巡回シフトに対応した異なる位相回転が付与されている(図4(b)における矢印の向きが位相の回転方向を示している)。よって、無線基地局装置では、UE#pとUE#qの信号が足し合わさって受信されることになる。したがって、例えば、図4(b)において、UE#pの12サブキャリアの信号を同相にして12サブキャリアA〜A11にわたって加算平均することにより、UE#qの信号成分が打ち消し合い、UE#pの信号成分だけが残る。これにより、ユーザ間の信号を直交して分離することが可能となる。なお、各サブキャリアの信号の振幅(電力)が同一である条件において、ユーザ間の完全直交が実現される。
3GPP, TR25.912 (V7.1.0), "Feasibility study for Evolved UTRA and UTRAN", Sept. 2006
上述したように、巡回シフトを用いた直交多重法でユーザ多重してPUCCHで上り制御信号を送信する場合において、図5(a)に示すように、送信帯域で実際のチャネル変動(実線)と12サブキャリアの同相加算平均値との間の差が小さいときには、特に問題にはならないが、図5(b)に示すように、送信帯域で実際のチャネル変動(実線)と12サブキャリアの同相加算平均値との間の差(D)が大きいときには、チャネル推定精度が劣化したり、ユーザ間を分離する際に残る残留干渉が増大して、直交多重条件が崩れ、ユーザ間を分離することができない、あるいは、受信品質が劣化するという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、巡回シフトを用いた直交多重法でユーザ多重された上り制御信号についてユーザ分離でき、しかもチャネル推定精度を向上させることができる無線基地局装置、移動端末装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線基地局装置は、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を付与されたサブキャリアで伝送された、参照信号及びフィードバック制御情報を含む上り制御信号を受信する受信手段と、前記参照信号について、前記ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離する第1ユーザ分離手段と、ユーザ分離された参照信号を用いてチャネル変動を推定するチャネル推定手段と、を具備することを特徴とする。
本発明の移動端末装置は、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与する巡回シフト手段と、前記位相回転量が付与された複数のサブキャリアで上り制御信号を送信する送信手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、移動端末装置において、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与し、前記位相回転量が付与された複数のサブキャリアで上り制御信号を送信し、無線基地局装置において、前記上り制御信号を受信し、前記参照信号について、前記ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離し、ユーザ分離された参照信号を用いてチャネル変動を推定するので、巡回シフトを用いた直交多重法でユーザ多重された上り制御信号についてユーザ分離でき、しかもチャネル推定精度を向上させることができる。
上りリンクの信号をマッピングするチャネル構成を説明するための図である。 (a),(b)は、上りリンクのサブフレーム構成を示す図である。 巡回シフトによる直交多重法を説明するための図である。 (a),(b)は、巡回シフトによる直交多重法を説明するための図である。 (a),(b)は、送信帯域におけるチャネル変動を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る無線基地局装置における巡回シフトによる直交多重法を説明するための図である。 (a),(b)は、本発明の実施の形態に係る無線基地局装置における巡回シフトによる直交多重法を説明するための図である。 (a),(b)は、本発明の実施の形態に係る無線基地局装置における巡回シフトによる直交多重法を説明するための図である。 (a),(b)は、本発明の実施の形態に係る無線基地局装置における巡回シフトによる直交多重法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る移動端末装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線基地局装置の概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
従来のPUCCHにおける巡回シフトを用いた直交多重法においては、無線基地局装置でチャネル推定する場合、送信帯域(12サブキャリア)にわたって同相加算平均を求め、その平均値を用いてチャネル推定していた。このように送信帯域全体にわたって同相加算平均すると、上述したように、送信帯域内でチャネル変動が大きいときに、実際のチャネル変動と同相加算平均値との間の差が大きくなりチャネル推定精度が低下する。
そこで、本発明者は、図6に示すように、無線基地局装置でチャネル推定する際に、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にする(図6においては隣接する2サブキャリア)ことにより、同相加算平均値を実際のチャネル変動に追従させることができる、すなわち実際のチャネル変動と同相加算平均値との間の差Dを小さくできることを見出し本発明をするに至った。
すなわち、本発明の骨子は、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするような位相回転量をサブキャリアに付与して、巡回シフトを用いた直交多重法を適用することにより、巡回シフトを用いた直交多重法でユーザ多重された上り制御信号についてユーザ分離でき、しかもチャネル推定精度を向上させることである。
本発明の無線通信方法においては、移動端末装置で、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与して、参照信号を含む上り制御信号を送信し、無線基地局装置で、ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離し、ユーザ分離された参照信号を用いてチャネル変動を推定する。
ここで、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与し、単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ分離することについて説明する。
図7(a)は、本発明において2ユーザを多重する場合を示しており、時間領域における1SC−OFDMシンボル内の12情報シンボルa〜a11を示している。図7(a)において、UE#pとUE#qとの間には、6情報シンボル分巡回シフトされている(図7(a)における白矢印の位置だけずれている)。これに対応して、図7(b)は、本発明において2ユーザを多重する場合の周波数領域における12サブキャリアA〜A11(送信帯域)を示している。図7(b)において、UE#pとUE#qには、各サブキャリアに図7(a)に示す巡回シフトに対応した異なる位相回転が付与されている。
図7(b)に示す場合においては、直交多重するユーザ数が2(UE#p,UE#q)である。この場合、一方のユーザ(例えば、図7(b)におけるUE#p)の信号成分のみを残存させ、他方のユーザ(例えば、図7(b)におけるUE#q)の信号成分を消去すれば良いので、図7(b)に示すように、隣接する2サブキャリアで180°位相が異なるように位相回転量を設定する(このとき、時間領域の2ユーザの信号の関係は、図7(a)の巡回シフト間隔に対応する)。このように位相回転量を設定することにより、隣接する2サブキャリアにわたって同相加算平均することで、すなわち、UE#pの隣接する2サブキャリアA〜A,A〜A,A〜A,A〜A,A〜A,A10〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(図7(b)ではUE#q)の信号成分を消去することができる。また、同様に、UE#qの隣接する2サブキャリアA〜A,A〜A,A〜A,A〜A,A〜A,A10〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(図7(b)ではUE#p)の信号成分を消去することができる。これにより、ユーザ間(UE#p,UE#q)を分離することが可能となる。したがって、この場合、同相加算平均する最小の単位サブキャリア数は2である。
このように、ユーザ多重数が2である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数を2とし、移動端末装置において、サブキャリアに付与する位相回転量を、2つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるように設定する。そして、無線基地局装置において、隣接する2つのサブキャリアにわたって同相加算平均して上り制御信号をユーザ分離する。
図8(a)は、本発明において3ユーザを多重する場合を示しており、時間領域における1SC−OFDMシンボル内の12情報シンボルa〜a11を示している。図8(a)において、UE#p,UE#q,UE#rのそれぞれの間には、4情報シンボル分巡回シフトされている(図8(a)における白矢印の位置だけずれている)。これに対応して、図8(b)は、本発明において3ユーザを多重する場合を示しており、周波数領域における12サブキャリアA〜A11(送信帯域)を示している。図8(b)において、UE#p,UE#q,UE#rには、各サブキャリアに図8(a)に示す巡回シフトに対応した異なる位相回転が付与されている。
図8(b)に示す場合においては、直交多重するユーザ数が3(UE#p,UE#q,UE#r)である。この場合、一方のユーザ(例えば、図8(b)におけるUE#p)の信号成分のみを残存させ、他方のユーザ(例えば、図8(b)におけるUE#q,UE#r)の信号成分を消去すれば良いので、図8(b)に示すように、隣接する3サブキャリアでそれぞれ120°位相が異なるように位相回転量を設定する(このとき、時間領域の3ユーザの信号の関係は、図8(a)に示す巡回シフト間隔に対応する)。このように位相回転量を設定することにより、隣接する3サブキャリアにわたって同相加算平均することで、すなわち、UE#pの隣接する3サブキャリアA〜A,A〜A,A〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#q,UE#r)の信号成分を消去することができる。また、同様に、UE#qの隣接する3サブキャリアA〜A,A〜A,A〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#p,UE#r)の信号成分を消去することができる。また、同様に、UE#rの隣接する3サブキャリアA〜A,A〜A,A〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#p,UE#q)の信号成分を消去することができる。これにより、ユーザ間(UE#p,UE#q,UE#r)を分離することが可能となる。したがって、この場合、同相加算平均する最小の単位サブキャリア数は3である。
このように、ユーザ多重数が3である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数を3とし、移動端末装置において、サブキャリアに付与する位相回転量を、3つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるように設定する。そして、無線基地局装置において、隣接する3つのサブキャリアにわたって同相加算平均して上り制御信号をユーザ分離する。
図9(a)は、本発明において6ユーザを多重する場合を示しており、時間領域における1SC−OFDMシンボル内の12情報シンボルa〜a11を示している。図9(a)において、UE#p,UE#q,UE#r,UE#s,UE#t,UE#uのそれぞれの間には、2情報シンボル分巡回シフトされている(図9(a)における白矢印の位置だけずれている)。これに対応して、図9(b)は、本発明において6ユーザを多重する場合を示しており、周波数領域における12サブキャリアA〜A11(送信帯域)を示している。図9(b)において、UE#p,UE#q,UE#r,UE#s,UE#t,UE#uには、各サブキャリアに図9(a)に示す巡回シフトに対応した異なる位相回転が付与されている。
図9(b)に示す場合においては、直交多重するユーザ数が6(UE#p,UE#q,UE#r,UE#s,UE#t,UE#u)である。この場合、一方のユーザ(例えば、図9(b)におけるUE#p)の信号成分のみを残存させ、他方のユーザ(例えば、図9(b)におけるUE#q,UE#r,UE#s,UE#t,UE#u)の信号成分を消去すれば良いので、図9(b)に示すように、隣接する6サブキャリアでそれぞれ60°位相が異なるように位相回転量を設定する(このとき、時間領域の6ユーザの信号の関係は、図9(a)に示す巡回シフト間隔に対応する)。このように位相回転量を設定することにより、隣接する6サブキャリアにわたって同相加算平均することで、すなわち、UE#pの隣接する6サブキャリアA〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#q,UE#r,UE#s,UE#t,UE#u)の信号成分を消去することができる。また、同様に、UE#qの隣接する6サブキャリアA〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#p,UE#r,UE#s,UE#t,UE#u)の信号成分を消去することができる。また、同様に、UE#rの隣接する6サブキャリアA〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#p,UE#q,UE#s,UE#t,UE#u)の信号成分を消去することができる。また、同様に、UE#sの隣接する6サブキャリアA〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#p,UE#q,UE#r,UE#t,UE#u)の信号成分を消去することができる。また、同様に、UE#tの隣接する6サブキャリアA〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#p,UE#q,UE#r,UE#s,UE#u)の信号成分を消去することができる。また、同様に、UE#uの隣接する6サブキャリアA〜A,A〜A11にわたって、同相にして加算平均すると、他方のユーザ(UE#p,UE#q,UE#r,UE#s,UE#t)の信号成分を消去することができる。これにより、ユーザ間(UE#p,UE#q,UE#r,UE#s,UE#t,UE#u)を分離することが可能となる。したがって、この場合、同相加算平均する最小の単位サブキャリア数は6である。
このように、ユーザ多重数が6である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数を6とし、移動端末装置において、サブキャリアに付与する位相回転量を、6つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるように設定する。そして、無線基地局装置において、隣接する6つのサブキャリアにわたって同相加算平均して上り制御信号をユーザ分離する。なお、ユーザ多重数が4又は5の場合においても、移動端末装置において、サブキャリアに付与する位相回転量を、6つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるように設定する。そして、無線基地局装置において、隣接する6つのサブキャリアにわたって同相加算平均して上り制御信号をユーザ分離する。
なお、ユーザ多重数が4〜6の場合においては、単にサブキャリア数が6であり、12サブキャリアの半分のサブキャリア数にわたって同相加算平均をとるので、送信帯域でのチャネル変動が大きいときに、チャネル変動に追従できないことも考えられる。このような場合においては、隣接する6つのサブキャリアの位置を1サブキャリアずつスライディングして、複数回にわたって同相加算平均するようにしても良い。すなわち、UE#pの隣接する6サブキャリアA〜Aにわたって、同相にして加算平均した後に、UE#pの隣接する6サブキャリアA〜Aにわたって、同相にして加算平均し、その後、UE#pの隣接する6サブキャリアA〜Aにわたって、同相にして加算平均し、以降同様に、UE#pの隣接する6サブキャリアA〜A、A〜A、A〜A10、A〜A11にわたって、同相にして加算平均しても良い。
また,ユーザ数が2やユーザ数が3の場合においても、同様に、隣接する2つのサブキャリアの位置、あるいは隣接する3つのサブキャリアの位置を1サブキャリアずつスライディングして、複数回にわたって同相加算平均するようにしても良い。
このようにすることにより、送信帯域でのチャネル変動が大きい場合であっても、実際のチャネル変動と同相加算平均値との間の差を小さくすることができ、チャネル推定精度を高めることができる。また、ユーザ多重された信号を分離する際に残る残留干渉の増大を防止することができる。これにより、ユーザ間直交の直交性を高く保つことができる。
次に、本発明に係る無線通信方法について詳細に説明する。以下の説明においては、ユーザ間の信号を巡回シフトにより直交多重する、上り制御信号に含まれるフィードバック制御情報がCQI/PMI信号である場合について説明する。
図10は、本発明の実施の形態に係る移動端末装置の概略構成を示す図である。図10に示す移動端末装置は、送信部と、受信部とを備えている。送信部は、CQI/PMI信号処理部101と、参照信号処理部102と、CQI/PMI信号と参照信号とを時間多重する時間多重部103とを備えている。
CQI/PMI信号処理部101は、系列番号に対応する送信信号系列を生成する送信信号系列生成部1011と、送信信号系列に巡回シフトを付与する巡回シフト部1012と、後述するCQI/PMI推定部106において生成されるCQI/PMIビット系列を誤り訂正符号化するチャネル符号化部1013と、符号化後の信号をデータ変調するデータ変調部1014と、送信信号系列をデータ変調後の信号によりブロック変調するブロック変調部1015と、ブロック変調後の信号をサブキャリアにマッピングするサブキャリアマッピング部1016と、マッピング後の信号を逆高速フーリエ変換(IFFT)するIFFT部1017と、IFFT後の信号にCP(Cyclic Prefix)を付与するCP付与部1018とを有する。
参照信号処理部102は、系列番号に対応する参照信号系列を生成する参照信号系列生成部1021と、参照信号系列に巡回シフトを付与する巡回シフト部1022と、巡回シフトが付与された信号をサブキャリアにマッピングするサブキャリアマッピング部1023と、マッピング後の信号をIFFTするIFFT部1024と、IFFT後の信号にCPを付与するCP付与部1025とを有する。
移動端末装置では、参照信号を含む下りリンク信号を受信する。そして、後述するCQI/PMI推定部106で参照信号を用いて下り送信帯域内のチャネル品質を推定し、これに対応するCQI/PMIビット系列を生成する。CQI/PMI信号処理部101のチャネル符号化部1013は、CQI/PMIビット系列に対して誤り訂正符号化を行う。チャネル符号化部1013は、チャネル符号化後の信号をデータ変調部1014に出力する。データ変調部1014は、符号化されたビット系列を極座標成分の信号に変調する。データ変調部1014は、データ変調後の信号をブロック変調部1015へ出力する。送信信号系列生成部1011は、ユーザに割り当てられている系列番号に対応する送信信号系列を生成する。送信信号系列生成部1011は、送信信号系列を巡回シフト部1012に出力する。
巡回シフト部1012は、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与する。巡回シフト部1012は、図7(a)、図8(a)、図9(a)に示すように、時間領域の送信信号系列に対して所定の巡回シフト量だけ巡回シフトする。言い換えると、巡回シフト部1012は、図7(b)、図8(b)、図9(b)に示すように、周波数領域の送信信号系列に対して所定の位相回転量を付与する。なお、巡回シフト量はユーザ毎に異なり、巡回シフト番号に対応づけられている。
例えば、ユーザ多重数が2の場合には、図7(b)に示すように、2つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるようにサブキャリアに付与する位相回転量を設定する。また、ユーザ多重数が3の場合には、図8(b)に示すように、3つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるようにサブキャリアに付与する位相回転量を設定する。また、ユーザ多重数が4〜6の場合には、図9(b)に示すように、6つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるようにサブキャリアに付与する位相回転量を設定する。巡回シフト部1012は、巡回シフト後の信号をブロック変調部1015に出力する。
ブロック変調部1015は、1SC−FDMAに対応するブロック単位毎に送信信号系列をデータ変調後の制御信号(CQI/PMI信号)でブロック変調する。すなわち、全ての送信信号系列に対して、同一のデータ変調シンボルを乗算する処理を行う。ブロック変調部1015は、ブロック変調後の信号をサブキャリアマッピング部1016に出力する。サブキャリアマッピング部1016は、ブロック変調後の信号をリソースマッピング情報に基づき、サブキャリアにマッピングする。
サブキャリアマッピング部1016は、サブキャリアマッピングされた信号をIFFT部1017に出力する。IFFT部1017は、サブキャリアマッピングされた信号をIFFTして時間領域の信号に変換する。IFFT部1017は、IFFT後の信号をCP付与部1018に出力する。CP付与部1018は、IFFT後の信号にCPを付与する。CP付与部1018は、CPを付与した信号を時間多重部103に出力する。
参照信号処理部102の参照信号系列生成部1021は、系列番号に対応する参照信号系列を生成し、参照信号として用いる。参照信号系列生成部1021は、参照信号を巡回シフト部1022に出力する。
巡回シフト部1022は、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与する。巡回シフト部1022は、図7(a)、図8(a)、図9(a)に示すように、時間領域の送信信号系列に対して所定の巡回シフト量だけ巡回シフトする。言い換えると、巡回シフト部1022は、図7(b)、図8(b)、図9(b)に示すように、周波数領域の送信信号系列に対して所定の位相回転量を付与する。なお、巡回シフト量はユーザ毎に異なり、巡回シフト番号に対応づけられている。
例えば、ユーザ多重数が2の場合には、図7(b)に示すように、2つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるようにサブキャリアに付与する位相回転量を設定する。また、ユーザ多重数が3の場合には、図8(b)に示すように、3つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるようにサブキャリアに付与する位相回転量を設定する。また、ユーザ多重数が4〜6の場合には、図9(b)に示すように、6つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置でユーザ分離が可能であるようにサブキャリアに付与する位相回転量を設定する。巡回シフト部1022は、巡回シフト後の信号をサブキャリアマッピング部1023に出力する。
サブキャリアマッピング部1023は、周波数領域の信号をリソースマッピング情報に基づき、サブキャリアにマッピングする。サブキャリアマッピング部1023は、マッピングされた参照信号をIFFT部1024に出力する。IFFT部1024は、マッピングされた信号をIFFTして時間領域の参照信号に変換する。IFFT部1024は、IFFT後の参照信号をCP付与部1025に出力する。CP付与部1025は、IFFT後の参照信号にCPを付与する。CP付与部1025は、CPを付与した参照信号を時間多重部103に出力する。
時間多重部103では、CQI/PMI信号処理部101からの信号と参照信号処理部102から参照信号を時間多重して、上り制御チャネル信号を含む送信信号とする。これにより、位相回転量が付与された複数のサブキャリアで、参照信号及びフィードバック制御情報であるCQI/PMI信号を含む上り制御信号が無線基地局装置に送信される。
受信部は、無線基地局装置より送信されたOFDM信号を復調するOFDM信号復調部104と、報知チャネル(BCH:Broadcast Channel)信号、下り制御信号を復号する報知チャネル信号/下り制御信号復号部105と、下り信号に含まれる参照信号を用いてCQI/PMIを推定するCQI/PMI推定部106とを有する。
OFDM信号復調部104は、下りOFDM信号を受信し、復調する。すなわち、下りOFDM信号からCPを除去し、高速フーリエ変換し、BCH信号あるいは下り制御信号が割り当てられたサブキャリアを取り出し、データ復調する。OFDM信号復調部104は、データ復調後の信号をBCH信号/下り制御信号復号部105に出力する。また、OFDM信号復調部104は、参照信号をCQI/PMI推定部106に出力する。
BCH信号/下り制御信号復号部105は、データ復調後の信号を復号して、系列番号、リソースマッピング情報(リソースブロック番号を含む)、巡回シフト番号を得る。BCH信号/下り制御信号復号部105は、系列番号を送信信号系列生成部1011及び参照信号系列生成部1021に出力し、リソースマッピング情報をサブキャリアマッピング部1016,1023に出力し、巡回シフト番号を巡回シフト部1012,1022に出力する。
CQI/PMI推定部106は、参照信号を用いて送信帯域内のチャネル品質を推定し、無線基地局装置におけるスケジューリングや適応無線リンク制御(AMC:Adaptive Modulation and Coding)などに用いられるCQIやMIMO伝送に用いられるPMIを推定し、CQI/PMIビット系列を生成する。CQI/PMI推定部106は、CQI/PMIビット系列をチャネル符号化部1013に出力する。
図11は、本発明の実施の形態に係る無線基地局装置の概略構成を示す図である。図11に示す無線基地局装置は、送信部と、受信部とを備えている。送信部は、上りリソース割り当て情報生成部202と、他の下りリンクチャネル信号と、上りリソース割り当て情報信号とを多重してOFDM信号を生成するOFDM信号生成部201とを有する。他の下りリンクチャネル信号は、データ、参照信号、制御信号等を含み、上りリソース割り当て情報信号は、系列番号、リソースマッピング情報、巡回シフト番号を含む。
なお、系列番号、リソースマッピング情報、巡回シフト番号は、BCHで移動端末装置に送信しても良く、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)で移動端末装置に送信しても良い。あるいは、系列番号、リソースマッピング情報、巡回シフト番号は、上位レイヤで移動端末装置に通知しても良い。
OFDM信号生成部201は、他の下りリンクチャネル信号及び上りリソース割り当て情報信号を含む下り信号をサブキャリアにマッピングし、逆高速フーリエ変換(IFFT)し、CPを付加することにより、下り送信信号を生成する。
受信部は、参照信号処理部203と、CQI/PMI信号処理部204とを備えている。受信部では、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を付与されたサブキャリアで伝送された、参照信号及びフィードバック制御情報(CQI/PMI信号)を含む上り制御信号を受信する。
参照信号処理部203は、受信信号からCPを除去するCP除去部2031と、CP除去後の受信信号を高速フーリエ変換(FFT)するFFT部2032と、FFT後の信号をデマッピングするサブキャリアデマッピング部2033と、ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離するユーザ分離部2034と、ユーザ分離された参照信号を用いて伝搬路で受けた位相及び振幅の変動量(チャネル変動)を推定するチャネル推定部2035とを有する。
CQI/PMI信号処理部204は、受信信号からCPを除去するCP除去部2041と、CP除去後の受信信号をFFTするFFT部2042と、FFT後の信号をデマッピングするサブキャリアデマッピング部2043と、ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎のフィードバック制御情報(CQI/PMI信号)に分離するユーザ分離部2044と、ユーザ分離されたCQI/PMI信号に対してチャネル変動を補償する周波数領域等化部2045と、チャネル変動が補償された信号を逆離散フーリエ変換(IDFT)するIDFT部2046と、IDFT後の信号をデータ復調するデータ復調部2047と、データ復調後の信号をデータ復号するデータ復号部2048とを有する。
参照信号については、参照信号処理部203のCP除去部2031で、受信信号からCPに相当する部分を除去して有効な信号部分を抽出する。CP除去部2031は、CP除去後の信号をFFT部2032に出力する。FFT部2032は、CP除去後の信号をFFTして周波数領域の信号に変換する。FFT部2032は、FFT後の信号をサブキャリアデマッピング部2033に出力する。サブキャリアデマッピング部2033は、リソースマッピング情報を用いて周波数領域の信号から参照信号を抽出する。サブキャリアデマッピング部2033は、参照信号をユーザ分離部2034に出力する。
ユーザ分離部2034は、ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離する。ユーザ分離部2034は、ユーザ多重数、系列番号、巡回シフト番号を用いて巡回シフトにより直交多重しているユーザ毎の参照信号を分離する。例えば、ユーザ多重数が2である場合には、図7(b)に示すように、隣接する2つのサブキャリアにわたって同相加算平均して参照信号をユーザ分離する。また、ユーザ多重数が3である場合には、図8(b)に示すように、隣接する3つのサブキャリアにわたって同相加算平均して参照信号をユーザ分離する。また、ユーザ多重数が4〜6である場合には、図9(b)に示すように、隣接する6つのサブキャリアにわたって同相加算平均して参照信号をユーザ分離する。ユーザ分離部2034は、ユーザ分離された参照信号をチャネル推定部2035に出力する。この場合、ユーザ分離部2034は、同相加算平均する範囲(単位サブキャリア:例えば、図7(b)、図8(b)、図9(b)における破線範囲)毎に参照信号をチャネル推定部2035に出力する。
なお、無線基地局装置では、あるサブフレームのリソースブロック(RB)において、ユーザ多重数は既知(無線基地局装置が移動端末装置に対してリソースを割り当てる)であるため、移動端末装置から巡回シフトについてのシグナリングなどは不要である。
チャネル推定部2035は、系列番号を用い、ユーザ分離された参照信号を用いてチャネル推定する。すなわち、系列番号から得られる既知のサブキャリアと、ユーザ分離された参照信号のサブキャリアとを比較してチャネル変動を推定する。この場合、同相加算平均する範囲(単位サブキャリア:例えば、図7(b)、図8(b)、図9(b)における破線範囲)毎にチャネル推定を行うので、送信帯域でのチャネル変動が大きい場合であっても、実際のチャネル変動と同相加算平均値との間の差を小さくすることができ、チャネル推定精度を高めることができる。チャネル推定部2035は、推定されたチャネル変動を、CQI/PMI信号処理部204の周波数領域等化部2045に出力する。
CQI/PMI信号については、CQI/PMI信号処理部204のCP除去部2041で、受信信号からCPに相当する部分を除去して有効な信号部分を抽出する。CP除去部2041は、CP除去後の信号をFFT部2042に出力する。FFT部2042は、CP除去後の信号をFFTして周波数領域の信号に変換する。FFT部2042は、FFT後の信号をサブキャリアデマッピング部2043に出力する。サブキャリアデマッピング部2043は、リソースマッピング情報を用いて周波数領域の信号からCQI/PMI信号を抽出する。サブキャリアデマッピング部2043は、CQI/PMI信号をユーザ分離部2044に出力する。
ユーザ分離部2044は、ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎のCQI/PMI信号に分離する。ユーザ分離部2044は、ユーザ多重数、系列番号、巡回シフト番号を用いて巡回シフトにより直交多重しているユーザ毎のCQI/PMI信号を分離する。例えば、ユーザ多重数が2である場合には、図7(b)に示すように、隣接する2つのサブキャリアにわたって同相加算平均してCQI/PMI信号をユーザ分離する。また、ユーザ多重数が3である場合には、図8(b)に示すように、隣接する3つのサブキャリアにわたって同相加算平均してCQI/PMI信号をユーザ分離する。また、ユーザ多重数が4〜6である場合には、図9(b)に示すように、隣接する6つのサブキャリアにわたって同相加算平均してCQI/PMI信号をユーザ分離する。ユーザ分離部2044は、ユーザ分離されたCQI/PMI信号を周波数領域等化部2045に出力する。この場合、ユーザ分離部2044は、同相加算平均する範囲(単位サブキャリア:例えば、図7(b)、図8(b)、図9(b)における破線範囲)毎にCQI/PMI信号を周波数領域等化部2045に出力する。
なお、無線基地局装置では、あるサブフレームのRBにおいて、ユーザ多重数は既知(無線基地局装置が移動端末装置に対してリソースを割り当てる)であるため、移動端末装置から巡回シフトについてのシグナリングなどは不要である。
周波数領域等化部2045は、ユーザ分離されたCQI/PMI信号に対して、チャネル推定部2035で推定されたチャネル変動を補償する。周波数領域等化部2045は、等化されたCQI/PMI信号をIDFT部2046に出力する。IDFT部2046は、周波数領域の信号を時間領域の信号に変換する。IDFT部2046は、IDFT後の信号をデータ復調部2047に出力する。データ復調部2047は、CQI/PMI信号をデータ復調し、データ復号部2048に出力する。データ復号部2048は、復調後のCQI/PMI信号をデータ復号してCQI/PMI情報として出力する。
上記構成を有する無線基地局装置と移動端末装置とを用いた本発明に係る無線通信方法について説明する。本発明に係る無線通信方法においては、移動端末装置において、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与し、前記位相回転量が付与された複数のサブキャリアで上り制御信号を送信し、無線基地局装置において、前記上り制御信号を受信し、前記参照信号について、前記ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離し、ユーザ分離された参照信号を用いて伝搬路で受けたチャネル変動を推定する。
まず、無線基地局装置のOFDM信号生成部201において、系列番号、リソースマッピング情報(リソースブロック番号を含む)及び巡回シフト番号を含む上りリソース割り当て情報と、他の下りリンクチャネル信号とを多重してOFDM信号とし、そのOFDM信号が下り送信信号として送信される。移動端末装置においては、下りOFDM信号をOFDM信号復調部104で受信し、復調する。そして、BCH信号/下り制御信号復号部105で系列番号、リソースマッピング情報及び巡回シフト番号が抽出されて、系列番号が送信信号系列生成部1011及び参照信号系列生成部1021に出力され、リソースマッピング情報がサブキャリアマッピング部1016,1023に出力され、巡回シフト番号が巡回シフト部1012,1022に出力される。
OFDM信号復調部104では、下り受信信号に含まれる参照信号を抽出し、CQI/PMI推定部106に出力する。CQI/PMI推定部106では、参照信号を用いてCQI/PMI推定して、CQI/PMIビット系列を得る。このCQI/PMIビット系列は、チャネル符号化部1013において誤り訂正符号化され、データ変調部1014でデータ変調される。
巡回シフト部1012では、送信信号系列に対応する複数のサブキャリア(PUCCHの送信帯域の12サブキャリア)にそれぞれ位相回転を付与する。この位相回転量は、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定される。すなわち、巡回シフト部1012は、図7(b)、図8(b)、図9(b)に示すように、周波数領域の送信信号系列に対して所定の位相回転量を付与する。
ブロック変調部1015では、位相回転が付与された複数のサブキャリアを、データ変調後のCQI/PMI信号でブロック変調する。ブロック変調された信号は、サブキャリアマッピング部1016でリソースマッピング情報に基づきマッピングされる。サブキャリアマッピングされた信号は、IFFT部1017においてIFFTにより時間領域の信号とされ、CP付与1018においてCPが付与される。
一方、参照信号処理部102の巡回シフト部1022では、参照信号系列に対応する複数のサブキャリア(PUCCHの送信帯域の12サブキャリア)にそれぞれ位相回転を付与する。この位相回転量は、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定される。すなわち、巡回シフト部1022は、図7(b)、図8(b)、図9(b)に示すように、周波数領域の送信信号系列に対して所定の位相回転量を付与する。巡回シフトされた信号は、サブキャリアマッピング部1023でリソースマッピング情報に基づきマッピングされる。サブキャリアマッピングされた信号は、IFFT部1024においてIFFTにより時間領域の信号とされ、CP付与1025においてCPが付与される。
このようにして得られたCQI/PMI信号と参照信号が時間多重されて上り送信信号として無線基地局装置に送信される。無線基地局装置においては、ユーザ間で直交多重した上り制御チャネル信号を受信する。
参照信号については、CP除去部2031でCPが除去される。次いで、FFT部2032において、CP除去された信号にFFTして周波数領域の信号とし、サブキャリアデマッピング部2033において、リソースマッピング情報に基づいてサブキャリアからデマッピングされる。デマッピングされた参照信号は、ユーザ分離部2034でユーザ毎の参照信号に分離される。このとき、ユーザ多重数に応じて同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にして同相加算平均する。そして、同相加算平均する範囲(単位サブキャリア:例えば、図7(b)、図8(b)、図9(b)における破線範囲)毎に参照信号をチャネル推定部2035に出力する。チャネル推定部2035においては、図6に示すように、ユーザ多重数に対応して最小の単位サブキャリア数にわたって同相加算平均した結果でチャネル推定を行うので、送信帯域でのチャネル変動が大きい場合であっても、実際のチャネル変動と同相加算平均値との間の差を小さくすることができ、チャネル推定精度を高めることができる。
CQI/PMI信号については、CP除去部2041でCPが除去される。次いで、FFT部2042において、CP除去された信号にFFTして周波数領域の信号とし、サブキャリアデマッピング部2043において、リソースマッピング情報に基づいてサブキャリアからデマッピングされる。デマッピングされたCQI/PMI信号は、ユーザ分離部2044でユーザ毎の参照信号に分離される。このとき、ユーザ多重数に応じて同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にして同相加算平均する。この場合、図6に示すように、ユーザ多重数に対応して最小の単位サブキャリア数にわたって同相加算平均するので、ユーザ多重された信号を分離する際に残る残留干渉の増大を防止することができる。これにより、ユーザ間直交の直交性を高く保つことができる。
次いで、周波数領域等化部2045において、CQI/PMI信号について、チャネル推定部2035で推定されたチャネル変動を補償し、チャネル変動を補償したCQI/PMI信号をIDFT部2046でIDFTして時間領域の信号に変換する。次いで、データ復調部2046においてIDFT後の信号をデータ復調した後に、データ復号部2048において復号してCQI/PMI情報を得る。無線基地局装置は、得られたCQI情報を用いてスケジューリングや適応無線リンク制御を行うと共に、PMI情報でMIMO伝送の制御を行う。
このように、本発明においては、ユーザ多重数に応じて、受信側において、ユーザ分離のために同相加算平均するサブキャリア数を必要最小限となるように適応的に変更するので、特に、大きな遅延スプレッド(送信周波数帯域内において、伝搬路によるチャネル変動が大きい)の環境において、チャネル推定精度の向上及びユーザ間干渉の低減を実現することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態においては、フィードバック制御情報がCQI/PMI信号である場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、フィードバック制御情報が、巡回シフトを使用してPUCCHで伝送する、LTEを発展させたLTE−Advancedシステムで使用されるすべてのフィードバック制御情報である場合にも同様に適用することができる。また、上記実施の形態においては、送信帯域におけるサブキャリア数が12である場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、送信帯域におけるサブキャリア数が12以外の数である場合にも適用することができる。
また、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、上記説明における処理部の数、処理手順については適宜変更して実施することが可能である。また、図に示される要素の各々は機能を示しており、各機能ブロックがハードウエアで実現されても良く、ソフトウエアで実現されてもよい。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
101,204 CQI/PMI信号処理部
102,203 参照信号処理部
103 時間多重部
104 OFDM信号復調部
105 BCH信号/下り制御信号復号部
106 CQI/PMI推定部
201 OFDM信号生成部
202 上りリソース割り当て情報信号生成部
1011 送信信号系列生成部
1012,1022 巡回シフト部
1013 チャネル符号化部
1014 データ変調部
1015 ブロック変調部
1016,1023 サブキャリアマッピング部
1017,1024 IFFT部
1018,1025 CP付与部
2031,2041 CP除去部
2032,2042 FFT部
2033,2043 サブキャリアデマッピング部
2034,2044 ユーザ分離部
2035 チャネル推定部
2045 周波数領域等化部
2046 IDFT部
2047 データ復調部
2048 データ復号部

Claims (12)

  1. ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を付与されたサブキャリアで伝送された、参照信号及びフィードバック制御情報を含む上り制御信号を受信する受信手段と、前記参照信号について、前記ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離する第1ユーザ分離手段と、ユーザ分離された参照信号を用いてチャネル変動を推定するチャネル推定手段と、を具備することを特徴とする無線基地局装置。
  2. 前記フィードバック制御情報について、ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離する第2ユーザ分離手段と、ユーザ分離されたフィードバック制御情報に対して前記チャネル変動を補償する等化手段と、を具備することを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  3. 前記ユーザ多重数が2である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数が2であり、前記第1ユーザ分離手段及び/又は前記第2ユーザ分離手段は、隣接する2つのサブキャリアにわたって同相加算平均することを特徴とする請求項2記載の無線基地局装置。
  4. 前記ユーザ多重数が3である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数が3であり、前記第1ユーザ分離手段及び/又は前記第2ユーザ分離手段は、隣接する3つのサブキャリアにわたって同相加算平均することを特徴とする請求項2記載の無線基地局装置。
  5. 前記ユーザ多重数が4〜6である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数が6であり、前記第1ユーザ分離手段及び/又は前記第2ユーザ分離手段は、隣接する6つのサブキャリアにわたって同相加算平均することを特徴とする請求項2記載の無線基地局装置。
  6. 前記第1ユーザ分離手段は、隣接する6つのサブキャリアの位置を変えて、複数回にわたって同相加算平均することを特徴とする請求項5記載の無線基地局装置。
  7. ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与する巡回シフト手段と、前記位相回転量が付与された複数のサブキャリアで上り制御信号を送信する送信手段と、を具備することを特徴とする移動端末装置。
  8. 前記ユーザ多重数が2である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数が2であり、前記サブキャリアに付与する位相回転量は、2つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置においてユーザ分離が可能であるように設定されていることを特徴とする請求項7記載の移動端末装置。
  9. 前記ユーザ多重数が3である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数が3であり、前記サブキャリアに付与する位相回転量は、3つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置においてユーザ分離が可能であるように設定されていることを特徴とする請求項7記載の移動端末装置。
  10. 前記ユーザ多重数が4〜6である場合に同相加算平均する単位サブキャリア数が6であり、前記サブキャリアに付与する位相回転量は、6つのサブキャリアにわたって同相加算平均することにより無線基地局装置においてユーザ分離が可能であるように設定されていることを特徴とする請求項7記載の移動端末装置。
  11. 移動端末装置において、ユーザ多重数に対応して同相加算平均する単位サブキャリア数を最小にするように設定された位相回転量を複数のサブキャリアに付与する工程と、前記位相回転量が付与された複数のサブキャリアで参照信号及びフィードバック制御情報を含む上り制御信号を送信する工程と、無線基地局装置において、前記上り制御信号を受信する工程と、前記参照信号について、前記ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離する工程と、ユーザ分離された参照信号を用いてチャネル変動を推定する工程と、を具備することを特徴とする無線通信方法。
  12. 前記フィードバック制御情報について、ユーザ多重数に応じて異なる単位サブキャリア数で同相加算平均してユーザ毎の参照信号に分離する工程と、ユーザ分離されたフィードバック制御情報に対して前記チャネル変動を補償する工程と、を具備することを特徴とする請求項11記載の無線通信方法。
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