JP5280863B2 - 物体相互作用シミュレーションのための区分メッシュ化および近傍検索 - Google Patents

物体相互作用シミュレーションのための区分メッシュ化および近傍検索 Download PDF

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Description

本発明は、物理的現象のコンピュータシミュレーションに関し、より具体的には、2つ以上の物体の接触(engagement)に関する粒子系ベースのコンピュータシミュレーション中に必要な計算量を減少させることに関する。
ある物体の別の物体との衝突を伴う実験に関するコンピュータシミュレーションは、幅広い用途を有する。例えば、自動車メーカーは、より安全性のある車両を設計する際に、このようなシミュレーションを使用する。全く異なる技術分野では、科学者は、このようなシミュレーションを、動的標的または静的標的を爆破するミサイルの効果の研究に使用する。具体的な用途に関わらず、全体的な目標は、2つ以上の物体に関連して該当する物理的現象の、起こり得る結果に関するデータを正確に生成可能であるコンピュータシミュレーションを設計することにある。しかしながら、精度とシミュレーション実行時間とはトレードオフの関係にある。一般的に、さらなる精度を達成するためにシミュレーションが複雑になればなるほど、そのシミュレーションが、完了するまでにかかる時間は長くなる。実際、いわゆる「衝撃解析コード(hydrocodes)」などの、非常に複雑なコンピュータシミュレーションは、特定の物理事象の高度なモデルで実行するには数日以上かかる可能性がある。
典型的には、2つ以上の物体に関する相互作用または接触をモデル化するコンピュータシミュレーションは、接触中の時間ステップ毎に多くの計算を実行する。例えば、計算は、質量、エネルギ、および運動量の保存則に関する数式に基づいてもよい。モデル化技術の一種類において、接触に関与する各物体を表す粒子に関するデータを使用する。物体を表す粒子は、質量、エネルギ、および運動量の保存則に従い相互作用する。計算メッシュとも呼ばれる粒子系はまた、物体の接触中の複数の時間ステップ毎に更新される。各時間ステップにおいて、同一の物体内の粒子およびその他の物体から粒子の相互影響を考慮する必要がある。しかしながら、実際は、いかなる所定の時間ステップにおいても、粒子系における粒子の全てが、接触において活性的な役割を果たしているとは限らない。さらに、各粒子は、その近傍粒子により影響を受けるが、全ての粒子が、粒子系におけるその他の粒子に重要な影響を与えるとは限らない。
各時間ステップにおいて、計算に関与する粒子の数が、接触に活性的な役割を果たすと決定される粒子に限定されれば、結果の忠実性をほとんど犠牲にすることなく、コンピュータシミュレーションの実行時間を大幅に減少することが可能である。さらに、各粒子の有意な近傍粒子を各時間ステップで効率的に決定することが可能でれば、シミュレーションの実行時間を減少させることが可能である。
簡潔に述べると、2つ以上の物体の相互作用に関するコンピュータにより実装されるシミュレーションのための方法が提供される。前記物体の各々を表す粒子を記述するデータは、物体の幾何学的データから生成される。各粒子の前記データは、対応する物体の位置における質量密度、速度、およびエネルギを記述する。複数の区分を含む計算メッシュを規定するために、前記粒子は区分にグループ化され、この場合、各区分は、前記物体に関連付けられる粒子が存在し得る空間位置における体積領域である。複数の選択粒子の各々について、選択粒子に関する影響のある領域内に存在するいわゆる近傍粒子が決定される。複数の時間ステップの各々における前記粒子の質量、速度、エネルギ、圧力、応力、および位置に関する更新値を生成するために、質量、エネルギ、および運動量の保存則に基づき、計算を実行する。一側面によると、所定の選択粒子の近傍粒子を決定する際、前の時間ステップにおける前記選択粒子の前記影響のある領域を含む前記選択粒子に関する限定または有界体積領域内、ならびに前記前の時間ステップにおける前記受影響のある領域に接触または隣接する区分内で検索が行なわれる。
別の側面によると、前記複数の選択粒子は、活性区分に存在する粒子として識別され、この場合、活性区分は、前記2つの物体の前記接触に活性的に関与する粒子を含む区分、またはそれを含む区分に隣接する区分である。例えば、活性区分は、対応する既定量を上回る速度または応力を有する少なくとも1つの粒子を含む区分、またはそれを含む区分に隣接する区分である。
前記粒子は再グループ化され、近傍粒子は、各時間ステップにおいて識別される。近傍粒子の検索を行なう体積領域を限定することによって、また、接触に「活性的に」関与する区分における粒子にのみ近傍検索ステップを実行することによって、所定の時間ステップにおいて実行する計算の数が大幅に減少する。
コンピュータシミュレーションの実行時間は、特定の時間ステップにおける物体の接触に最も関連する粒子に、計算資源を集中させることによって大幅に減少するため、所定の時間ステップにおける計算メッシュの粒子の数が減少する。
まず図1を参照すると、第1の物体10が第2の物体20に衝突する実験が示される。物体10および20は、相互に衝突し得る、あるいはそのうちの一方が他方の付近または他方に接触して爆発または爆破し得るようないかなる2つの物体であってもよい。物体の片方または両方は、移動していてもよく、またはそのうちの一方の物体は、他方の物体においてまたはその物体付近で爆発していてもよい。本実験の例として、物体20は静止状態であり(例えば、建造物)、物体10は移動しており、かつ物体20付近で衝突または爆発しており、この場合、物体10が陸上車両、飛体(飛行機、ミサイルなど)などの移動車両である例と、物体20は移動しており、また物体10は移動しており、2つの物体は相互に衝突し、そのうちの一方が衝撃時またはほぼ衝撃時に爆発を開始してもよく、または開始しなくてもよく、この場合、物体20が飛体であり、また物体10が飛体である例と、物体10および20は共に静止状態であり、一方が他方の物体の内部またはその付近で爆発する例と、を含むがそれだけに限定されない。2つの物体のみが図1に示されるが、実験は、2つ上回る物体が関与してもよいことを理解されたい。
これらの種類の実験に関し、発生する種々の物理的現象を表す計算を使用して、このような事象に関して起こり得る結果を推定するために、シミュレーションアルゴリズムが従来から現在に至るまで開発されてきている。いくつかのシミュレーションアルゴリズムによっては、実験における物体を記述する専用データを使用する。専用データの1つの種類として、各物体を表す「粒子」の収集に関するデータが挙げられ、この場合、各粒子は、一般的に、実験中の所定の時点における物体の位置における質量、密度、速度、エネルギ、圧力(いわゆる「粒子パラメータ」)、および応力によって規定される。次に、実験中に発生する物理的現象を記述する数式を使用して、各物体を表す粒子の各々について計算を行ない、起こり得る結果を最終的に決定する。これらの計算は、非常に複雑であるため、実験の時間ステップを初めから終わりまで完了するには相当な時間がかかる。従って、本発明に従い、シミュレーションにおける各物体を表す粒子の収集を含む、粒子系における粒子(計算メッシュとも呼ばれる)の各時間ステップに行なわれる計算の数を減少させる技術を提供する。
図2を参照すると、このように改良されたコンピュータシミュレーションの過程100が、概略的に示される。コンピュータシミュレーションに関与する2つ以上の物体を記述するデータを、入力として受信する。次に、110において、離散化アルゴリズムを実行し、物体毎の物体データを粒子の収集に変換する。これは、各物体の特徴のある各構成要素に別々に関与してもよい。図1は、例えば、物体10が、特徴のある構成要素または部分A、B、C、D、およびEを含み得ることを示す。110において、粒子の収集は、物体10のこれらの構成要素毎に生成される。また、物体20の粒子の収集も生成される。
次に、120について、いわゆる計算メッシュが粒子の収集から生成され、近傍粒子は、計算区分化メッシュにおける粒子毎に近傍粒子が配置および識別される。また、本ステップの目的は、物体における相互作用においてどの粒子が「活性」であるかを決定すること、ならびに、これらの活性粒子およびその活性粒子の限られた数の近傍粒子のみに計算を限定することにある。
120において区分メッシュおよび近傍識別処理を実行した後に、140において、コンピュータシミュレーションによりモデル化される物理的現象に関連付けられる適用数式に従い、識別された近傍粒子に基づく活性粒子について計算を実行する。
150において、所望の結果が発生したか否か(または恐らく発生すると考えられ得るか)について決定するために、計算の結果を調査する。例えば、所望の結果は、相互作用に関与する物体のうちの1つまたは全部の一部分に関する破壊であってもよい。従って、150において、エネルギおよび粒子系の粒子に関連付けられるその他のパラメータを調査し(140の計算の後に)、所望の結果を示す特定の基準を満たすか否かを決定する。物体の離散化は、物体(少なくとも第1および第2の物体)の各々を表す粒子を記述するデータを、物体の幾何学的データから生成することを伴い、この場合、各粒子に関するデータは、第1の物体を表す第1の粒子の収集および第2の物体を表す第2の粒子の収集を生成するために、対応する物体の位置における質量、密度、速度、エネルギ、圧力、および応力を記述する。
所望の結果が発生しない場合(および、発生する確率が低いという兆候が150において決定されない場合)、時間ステップは160において増分され、過程100は120から繰り返される。従って、物体の離散化過程110は、物体を表す粒子の収集の実際の相互作用の直前に、1度実行されることによって、時間t=0の計算において物体を表す粒子の収集に関するデータを確立する。
図2のフローチャートに参照される過程は、1つ以上のコンピュータ200(1)から200(N)によって実行されてもよい。さらに、本明細書に記載の技術は、コンピュータ読み取り可能媒体上に格納される命令によって具現化されてもよく、この命令により、コンピュータによる実行時に、コンピュータが本明細書に記載の種々のステップを実行するようになる。
粒子ベースの物体表現を使用するコンピュータシミュレーションアルゴリズムの1つは、平滑粒子流体力学(SPH)を使用して、いわゆる物理モデルを利用し、コンパクトサポートの有限領域における変数を概算する。SPHは、元々は、天体物理学問題の解決のために公式化されたラグランジュ技術であるが、超高速度衝突問題にとって魅力的である方法になる材料強度効果を含むように拡大および強化された。
SPHは、ノード間の関係を定量化するために従来のメッシュに依存せずに、補間定理を使用して、計算領域の離散空間的位置における平滑フィールド変数を計算する。本定理を使用して空間的位置rにおける関数fは、以下のように概算されてもよい。
Figure 0005280863
ここで、rは、新しい独立変数であり、Wは、通常は、以下の特性を有するように選択される適切な重み関数である。
Figure 0005280863
また、ここで、hは、カーネルとして知られるコンパクトサポートの領域を規定するいわゆる平滑化長さであり、δはデルタ関数である。第1および第2の特性により、コンパクトサポートが確実になり、第3の特性により収束が確実になる。多数の異なる関数により、上述の3つの特性が満たされるが、このような関数の1つは、3次B−スプライン関数である。
対応する体積(m/ρ)の離散点においてのみ、関数f(r)が既知である場合、数式(1)を総和に変換してもよく、ここでmおよびρは、それぞれ、補間点であるjの質量および密度である。微分の詳細については文献において公知であるため、本明細書において繰り返さない。結果として生じる総和は以下のとおりである。
Figure 0005280863
また、関数f(r)の勾配も、総和に変換してもよい。結果として生じる式は以下のとおりである。
Figure 0005280863
数式(5)および(6)は共に、SPH方法の基盤を形成し、また、ニュートンの保存則偏微分方程式が近傍補間点の離散総和に変換することを可能にする。
これらの補間点は、上に言及された粒子である。時間ステップ毎に、各粒子の密度、速度、およびエネルギは、質量、運動量、エネルギ数式の適切な保存を解決することによって更新される。粒子位置は、安定性基準を満たすように選択された時間ステップに関する粒子速度を積分することによって更新される。利用する保存則および結果として生じる粒子関係について表1に示す。
Figure 0005280863
ここで、下付き文字iおよびjは、個々の粒子および近傍粒子をそれぞれ言及し、vji=v−vである。
人工粘性は、エネルギ保存方程式および運動量保存方程式に含まれる。人工粘性は、後衝撃速度振動を抑えるための体積粘度と、衝撃エネルギを消散するためのノイマン−リヒトマイヤー型年粘度とを含む。2つの形式、αおよびβの重み関数は、単一元であるように設定される。
各粒子の音速は、以下の関係によって時間ステップ毎に更新される。
Figure 0005280863
ここで、密度に対する圧力の偏微分は、一定エントロピーに関して評価される。
応力テンソル、ひずみ速度テンソル、回転速度テンソル、構成関係、および利用する状態方程式について、付随する粒子関係と共に表2に記載される。応力偏差テンソルの変更に関する時間速度は、公知のジョーマン速度方程式によってもたらされる。全材料は、弾塑性を示し、材料破壊は、フォンミーゼス降伏基準によって確認されると仮定する。塑性変形に関し、適切な流動則を使用して、降伏曲面への応力を緩和する。ミー−グリュンアイゼン状態方程式により、材料密度および内部エネルギに圧力は関連付けられる。
Figure 0005280863
ここで、Pは、ユゴニオ圧力を言及し、ηは、圧縮比(1−ρ/ρ)である。
数値安定性はクーラン条件を満たすことによって保証される。一技術では、音速に対する平滑化長さの最小比、粒子速度に対する平滑化長さ、および時間ステップ毎の計算領域内の全粒子に関する粒子加速に対する平滑化長さの比率の平方根に基づき適切な時間ステップを選択する。
Figure 0005280863
当該分野において公知であるいかなる数のスキームも使用して、数式のシステムを一体化してもよい。しかしながら、一技術は、ほぼ(Δt)に正確であるスキームである。実行時間統計の向上に役立てるために、2つ以上の物体を表す計算メッシュ内の粒子の総数は、図3〜12を併用してより詳細に記載される区分化および近傍生成過程を使用して最小化される。
SPHコンピュータシミュレーション技術に関する主な計算的犠牲は、計算メッシュにおける粒子毎の近傍粒子を検索することにある。物体の相互作用を正確にモデル化するためには、保存方程式の計算の実行時に、各粒子の近傍粒子の配置および識別が必要である。例えば、典型的な計算において、近傍検索過程は、総計算時間の50から60パーセントを占める場合がある。当然ながら、コンピュータシミュレーション過程の本側面の効率を増加させることによって、実行時間統計を大幅に向上させることが可能である。
図3を参照すると、現在の時間ステップ(t)における物体を表す粒子系の幾何学的範囲を122において決定する。時間t=0では、物体の相互作用直前の最接近点における2つの物体の幾何学的範囲を単に決定している。t=0を超えるいくつかの時間ステップにおいて、幾何学的範囲は、最外粒子の動きによって規定されてもよい。
次に、124において、粒子は、その空間位置に基づき、区分に分類およびグループ分けされる。区分は、任意の形状を有してもよい体積領域である。一例において、区分の形状は、長方形の体積領域などの平行6面体であり、より具体的には、立方体形状の領域である。区分のx、y、およびz寸法は、122で決定された幾何学的範囲全体の関数である。区分の寸法は、所定の時間ステップの大きさと同じである。区分の寸法は、時間ステップによって異なるが、一般的に、幾何学的範囲に比例し、幾何学的範囲が大きいほど、区分の寸法が大きくなる。さらに、124において、空区分と呼ばれる粒子が存在しない区分を無視し、一方、対応する既定量または既定値を超える速度値および/または応力値などの非自明速度または応力(圧力)を有する1つ以上の粒子を含む区分は、「活性区分」と考える。活性区分は、1次または2次にさらに分類されてもよい。本明細書において「活性基準」として言及される区分を「活性」と呼ぶ基準は、速度、応力、または圧力の非自明量を有する少なくとも1つの粒子を含む区分である。このような「非自明」量は、モデル化される特定の物理的実験によって異なるが、一般的に、一定の閾値または量を上回る量である。1次活性区分は、非自明速度または応力(圧力)を有する。2次活性区分は、1次活性区分に「接触」する区分である。1次区分は、2次活性区分を発生させることが可能であるが、2次活性区分は、さらなる2次活性区分を発生させることができない。活性区分(1次および2次)は、124において識別され、連結リストに格納される。区分化された計算メッシュの3次元像を示すスクリーンショットが図4に示され、ここで、アルミニウム球である一方の物体は、アルミニウム板である別の物体に衝突する。次のステップ126における近傍検索過程は、124において決定された活性区分における粒子のみの近傍粒子の検知に限られる。しかしながら、近傍粒子自体は、非活性区分内にあってもよい。所定の時間ステップにおいて粒子活性区分内に存在する粒子は、本明細書において以下選択粒子として呼ばれる。
計算メッシュにおける各粒子は、平滑化長さhを有し、これは、粒子の周囲の影響のある領域(例えば、球形)を規定する。粒子のこの影響球形は、カーネルと呼ばれる。126において、所定の粒子のカーネルにおける近傍粒子の数を一定に維持するために、平滑化長さhを変動することによって、粒子のカーネルの大きさを調整する。再サイズ化過程を処理するために、近傍粒子の検索領域は、前の時間ステップからのカーネルにおける区分と、前の時間ステップからの粒子のカーネルに接触または隣接する区分とに限定される。従って、この検索領域を限定する境界体積領域は、図5の2次元表現において、参照数字200で示されるように決定される。境界区分は、境界体積領域200内の区分300(1)から300(N)である。分類ルーチンは、該当する粒子に最も近くに存在する55などのXの数の近傍粒子を識別し、平滑化長さは、以下のように選択される。
Figure 0005280863
従って、検索領域限度が、境界体積領域200によって決定されると、128において、粒子iの近傍粒子jの検索および識別が境界体積領域において実行される。過程の本側面により、コンピュータシミュレーションの実行時間が大幅に減少する。
本過程は、129で示されるように、全活性区分における全粒子の近傍粒子が決定されるまで、活性区分における粒子毎に繰り返される。次に、活性区分における全粒子の近傍粒子を表すデータは、140(図2)における計算に戻る。
カーネルが過度に大きくなることを回避するために、個々の粒子の平滑化長さは、計算領域における全粒子の平均初期平滑化長さの3倍などの、既定の大きさを超えてはならない。粒子iの近傍検索の目的で粒子jを考慮してもよいが、粒子jは、活性区分ではない区分に存在してもよく、従って、粒子jの近傍検索は実行されない。
各時間ステップにおいて、粒子系内および一物体の特定部分の形状周囲の拡大ゾーン、いわゆる目標ゾーンにおける活性粒子の範囲に基づき、新しい区分メッシュを既定する。さらに、非活性(一次または二次)である区分は、カーネル化から除外される(図3のステップ126および128)。これにより、区分メッシュが、必要である範囲に集中することが可能になる。
図7から12は、図6の2つの物体400および500の接触について、t=0からt=139.7μ秒までの区分メッシュの時間経過を示す。図7は、400および500物体(時間t=0における)を表す粒子の初期区分化を示し、また、接触の直前に、両物体の全粒子が計算メッシュの部分として考慮されることを示す。図8は、物体400のいくつかの粒子が、シミュレーションにおけるその時点において、粒子に関連付けられる速度または圧力が十分でないことから、計算メッシュの一部ではないことを示す。しかしながら、図8および図9において初期的に計算メッシュ外である物体500との接触から離れた物体400の端部を表す粒子が、シミュレーションが進むにつれ、また、これらの粒子が接触に関与するにつれて計算メッシュの一部となることに留意されたい。また、区分瓶の寸法は、計算メッシュの幾何学的限界に比例して増加することに留意されたい。計算メッシュは、図10、11、および12に示されるように、第1の物体400が第2の物体500に対してさらに進むにつれて大きくなり、第1の物体400の粒子の全ては活性になり、また、第2の物体500のより多くの粒子が活性になる。
要するに、コンピュータシミュレーションの実行時間は、最も必要な範囲(特定の時間ステップにおける物体の接触に最も関連する粒子)に計算資源を集中させる細分化区分メッシュを使用することによって、大幅に減少するため、所定の時間ステップにおける計算メッシュの粒子の数が減少する。
本明細書に記載のシステムおよび方法は、その精神または基本的な特徴を逸脱することなくその他の具体的な形式で具体化されてもよい。ゆえに、前述の実施形態は、あらゆる点において例証的であると考えられ、限定するものとして意図されていない。
図1は、2つの物体の相互作用を示す図であり、ここで、本発明の実施形態に従う物体の相互作用に関するコンピュータシミュレーションのための、物体を表すデータが処理される。 図2は、本発明の実施形態に従う物体の相互作用に関するコンピュータシミュレーションのための、物体を表す粒子の収集を記述するデータを生成する過程を概略的に示すフローチャートである。 図3は、本発明に従い、区分にグループ化された粒子を含む計算メッシュを生成する過程を示すフローチャートであり、ここで、計算メッシュにおける粒子毎に近傍粒子が決定される。 図4は、本発明の実施形態に従い、2つの物体を表す粒子が、図3の過程においていかにグループ化されるかを示すスクリーンショットである。 図5は、本発明の実施形態に従い、粒子の近傍粒子が、図3の過程においていかに識別されるかを示す図である。 図6は、本発明の実施形態に従う、2つの物体の例示的接触に関する初期材料構想に関するスクリーンショットである。 図7〜12は、本発明の実施形態に従い、図6示される2つの物体の例示的接触の時間ステップにおける、計算区分メッシュに関する画面ショットである。 図7〜12は、本発明の実施形態に従い、図6示される2つの物体の例示的接触の時間ステップにおける、計算区分メッシュに関する画面ショットである。 図7〜12は、本発明の実施形態に従い、図6示される2つの物体の例示的接触の時間ステップにおける、計算区分メッシュに関する画面ショットである。 図7〜12は、本発明の実施形態に従い、図6示される2つの物体の例示的接触の時間ステップにおける、計算区分メッシュに関する画面ショットである。 図7〜12は、本発明の実施形態に従い、図6示される2つの物体の例示的接触の時間ステップにおける、計算区分メッシュに関する画面ショットである。 図7〜12は、本発明の実施形態に従い、図6示される2つの物体の例示的接触の時間ステップにおける、計算区分メッシュに関する画面ショットである。

Claims (24)

  1. 少なくとも第1の物体および第2の物体の相互作用をシミュレーションする方法であって、該方法は、コンピュータによって実装されており、該コンピュータは、プロセッサを含み、
    該方法は、
    a.該プロセッサが、該第1の物体および第2の物体の幾何学的データから、該第1の物体および第2の物体の各々を表す粒子を記述するデータを生成することであって、該第1の物体を表す第1の粒子の収集および該第2の物体を表す第2の粒子の収集を生成するために、各粒子に関する該データは、該粒子によって表される少なくとも該第1の物体および該第2の物体のうちの物体の位置における質量、密度、速度、圧力、応力およびエネルギを記述する、ことと、
    b.該プロセッサが、複数の区分を含む計算メッシュを規定するために、粒子を複数の区分にグループ化することであって、各区分は、該第1の物体および第2の物体に関連付けられる粒子が存在し得る空間内の位置における体積領域である、ことと、
    c.該プロセッサが、複数の選択粒子の各々について、各選択粒子に関連する影響のある領域内に存在する近傍粒子を決定することと、
    d.該プロセッサが、時間ステップについて更新された該粒子の質量、速度、エネルギ、位置を生成するために、該複数の選択粒子の各々について決定された該近傍粒子に基づいて、該計算メッシュにおける粒子の相互作用に関する計算を実行することと、
    e.該プロセッサが、複数の時間ステップのうちの各々について(b)から(d)を繰り返すことと
    を含み、
    現在の時間ステップにおいて(c)の決定することは、前の時間ステップにおける該影響のある領域内に存在する複数の区分を含む境界体積領域内に存在し、該前の時間ステップの該影響のある領域に接触または隣接する区分内に存在する粒子を検索することを含む、方法。
  2. (c)の近傍粒子を決定することは、前記境界体積領域内の前記選択粒子に最も近い既定数の複数の粒子を識別することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. (b)は、活性区分に存在する粒子として前記複数の選択粒子を識別することをさらに含み、活性区分は、前記第1の物体と前記第2の物体との間の接触に活性的に関与する少なくとも1つの粒子を含む区分である、請求項1に記載の方法。
  4. (b)の識別することは、活性区分に存在する粒子として前記複数の選択粒子を識別することを含み、活性区分は、対応する既定量を上回る速度、圧力、または、応力を有する少なくとも1つの粒子を含む区分、あるいは、そのような粒子を含む区分に隣接する区分である、請求項3に記載の方法。
  5. (c)は、前記複数の選択粒子のうちの各々に対して一定の数の近傍粒子があるように、前記影響のある領域の大きさを調整することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. (c)は、球形を有する前記影響のある領域内に存在する近傍粒子を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. (c)は、前記複数の選択粒子のうちの各々に対して一定の数の近傍粒子があるように、前記影響のある領域の半径を調整することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. (d)の実行することは、質量、エネルギ、運動量の保存則に基づいて、計算を実行することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. (b)のグループ化することは、粒子を複数の区分に分類することを含み、各区分は、長方形の体積領域であり、前記境界体積領域は長方形である、請求項1に記載の方法。
  10. (b)は、前記複数の区分にグループ化する前に、前記第1の粒子の収集および第2の粒子の収集の幾何学的範囲を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  11. (b)のグループ化することは、粒子を複数の区分に分類することを含み、各区分は、前記第1の粒子の収集および第2の粒子の収集の前記幾何学的範囲に基づく寸法を有する長方形の体積領域である、請求項10に記載の方法。
  12. 少なくとも第1の物体および第2の物体の相互作用をシミュレーションする方法であって、該方法は、コンピュータによって実装されており、該コンピュータは、プロセッサを含み、
    該方法は、
    a.該プロセッサが、該第1の物体および第2の物体の幾何学的データから、該第1の物体および第2の物体の各々を表す粒子を記述するデータを生成することであって、該第1の物体を表す第1の粒子の収集および該第2の物体を表す第2の粒子の収集を生成するために、各粒子に関する該データは、該粒子によって表される少なくとも該第1の物体および該第2の物体のうちの物体の位置における質量、密度、速度、圧力、応力およびエネルギを記述する、ことと、
    b.該プロセッサが、複数の区分を含む計算メッシュを規定するために、粒子を複数の区分にグループ化することであって、各区分は、該第1の物体および第2の物体に関連付けられる粒子が存在し得る空間位置における体積領域である、ことと、
    c.該プロセッサが、活性区分に存在する粒子として、複数の選択粒子を識別することであって、活性区分は、該第1の物体と該第2の物体との間の接触に活性的に関与する少なくとも1つの粒子を含む区分である、ことと、
    d.該プロセッサが、複数の選択粒子の各々について、各選択粒子に関連する影響のある領域内に存在する近傍粒子を決定することと、
    e.該プロセッサが、時間ステップについて更新された該粒子の質量、速度、エネルギ、位置を生成するために、該複数の選択粒子の各々について決定された該近傍粒子に基づいて、該計算メッシュにおける粒子の相互作用に関する計算を実行することと、
    f.該プロセッサが、複数の時間ステップのうちの各々について、(b)から(e)を繰り返すことと
    を含む、方法。
  13. (c)の識別することは、活性区分内に存在する粒子として前記複数の選択粒子を識別することを含み、活性区分は、対応する既定量を上回る速度、圧力、または、応力を有する少なくとも1つの粒子を含む区分、あるいは、それを含む区分に隣接する区分である、請求項12に記載の方法。
  14. (d)の決定することは、前の時間ステップの前記影響のある領域内に存在する複数の区分を含む境界体積領域内に存在し、該前の時間ステップの該影響のある領域に接触または隣接する区分内に存在する粒子を検索することを含む、請求項12に記載の方法。
  15. (d)の近傍粒子を決定することは、境界体積領域内の前記選択粒子に最も近い既定数の複数の粒子を識別することを含む、請求項12に記載の方法。
  16. (c)は、前記複数の選択粒子のうちの各々に対して一定の数の近傍粒子があるように、前記影響のある領域の大きさを調整することを含む、請求項12に記載の方法。
  17. (d)は、球形を有する前記影響のある領域内に存在する近傍粒子を決定することを含む、請求項12に記載の方法。
  18. (d)は、前記複数の選択粒子のうちの各々に対して一定の数の近傍粒子があるように、前記影響のある領域の半径を調整することを含む、請求項17に記載の方法。
  19. (e)の実行することは、質量、エネルギ、運動量の保存の法則に基づいて、計算を実行することを含む、請求項12に記載の方法。
  20. (b)のグループ化することは、粒子を複数の区分に分類することを含み、各区分は、長方形の体積領域であり、境界体積領域は長方形である、請求項12に記載の方法。
  21. (b)は、前記複数の区分にグループ化する前に、前記粒子の幾何学的範囲を決定することを含む、請求項12に記載の方法。
  22. (b)のグループ化することは、粒子を複数の区分に分類することを含み、各区分は、前記粒子の前記幾何学的範囲に基づく寸法を有する長方形の体積領域である、請求項21に記載の方法。
  23. 命令を格納したコンピュータ読み取り可能な格納媒体であって、該命令は、プロセッサを含むコンピュータによって実行されると、
    a.1の物体および第2の物体の各々を表す粒子を記述するデータを該第1の物体および第2の物体の幾何学的データから生成することであって、該第1の物体を表す第1の粒子の収集および該第2の物体を表す第2の粒子の収集を生成するために、該粒子によって表される少なくとも該第1の物体および該第2の物体のうちの物体の位置における質量、密度、速度、圧力、応力およびエネルギを記述することと、
    b.複数の区分を含む計算メッシュを規定するために、粒子を複数の区分にグループ化することであって、各区分は、該第1の物体および第2の物体に関連付けられる粒子が存在し得る空間位置における体積領域である、ことと、
    c.複数の選択粒子の各々について、各選択粒子に関連する影響のある領域内に存在する近傍粒子を決定することと、
    d.時間ステップについて更新された該粒子の質量、速度、エネルギ、位置を生成するために、該複数の選択粒子の各々について決定された該近傍粒子に基づいて、該計算メッシュにおける粒子の相互作用に関する計算を実行することと、
    e.複数の時間ステップのうちの各々について、(b)から(d)を繰り返すことと
    を該プロセッサに行わせ、
    現在の時間ステップにおいて(c)は、前の時間ステップの該影響のある領域内に存在する複数の区分を含む境界体積領域内に存在し、該前の時間ステップの該影響のある領域に接触または隣接する区分内に存在する粒子を検索することを含む、コンピュータ読み取り可能な格納媒体。
  24. 命令を格納したコンピュータ読み取り可能な格納媒体であって、該命令は、プロセッサを含むコンピュータによって実行されると、
    a.第1の物体および第2の物体の各々を表す粒子を記述するデータを該第1の物体および第2の物体の幾何学的データから生成することであって、該第1の物体を表す第1の粒子の収集および該第2の物体を表す第2の粒子の収集を生成するために、各粒子に関する該データは、該粒子によって表される少なくとも該第1の物体および該第2の物体のうちの物体の位置における質量、密度、速度、圧力、応力およびエネルギを記述することと、
    b.複数の区分を含む計算メッシュを規定するために、粒子を複数の区分にグループ化することであって、各区分は、該第1の物体および第2の物体に関連付けられる粒子が存在し得る空間位置における体積領域である、ことと、
    c.活性区分に存在する粒子として、複数の選択を識別することであって、活性区分は、該第1の物体および第2の物体の接触に活性的に関与する少なくとも1つの粒子を含む区分である、ことと、
    d.複数の選択粒子の各々について、各選択粒子に関連する影響のある領域内に存在する近傍粒子を決定することと、
    e.時間ステップについて更新された該粒子の質量、速度、エネルギ、位置を生成するために、該複数の選択粒子の各々について決定された該近傍粒子に基づいて、該計算メッシュにおける粒子の相互作用に関する計算を実行することと、
    f.複数の時間ステップのうちの各々について、(b)から(e)を繰り返すことと
    を該プロセッサに行わせる、コンピュータ読み取り可能な格納媒体。
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