JP5280586B2 - 試験水供給装置及び流水式魚類試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、産業廃棄物、工場排水、農薬等に含まれる毒性有機物、化学物質など薬液の供試体に及ぼす生物学的又は化学的な安全性の評価を行う流水式魚類試験に用いられる試験水供給装置及び流水式魚類試験装置に関する。
従来から、流水式魚類試験に用いられる流水式魚類試験装置として、薬液と希釈水が混合された試験水で魚や貝などの水中内で生息している供試体を飼育させておく試験水槽と、試験水槽に試験水を供給する試験水供給手段と、試験水供給手段に希釈水を供給する希釈水供給手段と、試験水供給手段に薬液を供給する薬液供給手段とを備えるものが知られている(特許文献1)。この特許文献1の流水式魚類試験装置は、希釈水供給手段において計量した希釈水と、薬液供給手段において計量した薬液とを混合して試験水を作成し、この試験水を試験水槽に供給するものである。これにより、試験水槽内において飼育している供試体の生体を観察し、薬液の供試体に及ぼす生物学的又は化学的な安全性の評価を行うことができる。このように、流水式魚類試験装置は、薬液の供試体に及ぼす生物学的又は化学的な安全性の評価を行なうため、供給される試験水として使用される薬液及び希釈水を正確に計量する必要があり、この希釈水などの計量は、供給バルブを水位センサに連動させることによって行なっている。
特開2005−160336号公報
ところで、試験水は、薬液を希釈水によって希釈されたものであり、使用される希釈水は、薬液に比べて大量であるので、同時に同量の薬液と希釈水を供給する場合、希釈水の供給速度を速くする必要がある。しかしながら、従来の流水式魚類試験装置において、希釈水の供給速度を速くすると、水位センサに連動してバルブを閉じるまでの誤差による影響が大きくなり、希釈水の正確な計量を行なうことができないという問題がある。
そこで、本発明は、希釈水の計量の正確性を維持し、かつ希釈水の供給速度を向上させることが可能な試験水供給装置及び流水式魚類試験装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明に係る一の試験水供給装置は、薬液と希釈水が混合された試験水で供試体を飼育させておく試験水槽に前記試験水を供給する試験水供給手段と、前記試験水供給手段に希釈水を供給する希釈水供給手段と、前記試験水供給手段に薬液を供給する薬液供給手段とを備える試験水供給装置において、前記希釈水供給手段は、前記試験水供給手段に供給する希釈水を計量する希釈水計量容器と、該希釈水計量容器に希釈水を供給する第1希釈水供給手段と、前記希釈水計量容器に希釈水を供給し、単位時間当りの供給量が該第1希釈水供給手段より少ない第2希釈水供給手段と、前記第1希釈水供給手段と前記第2希釈水供給手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、所定の条件を満たすまで少なくとも前記第1希釈水供給手段から希釈水を前記希釈水計量容器に供給させ、所定の条件を満たした後は、前記第2希釈水供給手段のみから希釈水を前記希釈水計量容器に供給させることによって、該希釈水計量容器に所定量の希釈水を供給させることを特徴とする。
また、本発明に係る他の試験水供給装置は、薬液と希釈水が混合された試験水で供試体を飼育させておく試験水槽に前記試験水を供給する試験水供給手段と、前記試験水供給手段に希釈水を供給する希釈水供給手段と、前記試験水供給手段に薬液を供給する薬液供給手段とを備える試験水供給装置において、前記希釈水供給手段は、前記試験水供給手段に供給する希釈水を計量する希釈水計量容器と、該希釈水計量容器に希釈水を供給する第1希釈水供給手段と、前記希釈水計量容器に希釈水を供給する第2希釈水供給手段と、前記第1希釈水供給手段と前記第2希釈水供給手段を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、所定の条件を満たすまで前記第1希釈水供給手段及び前記第2希釈水供給手段から希釈水を前記希釈水計量容器に供給させ、所定の条件を満たした後は、前記第2希釈水供給手段のみから希釈水を前記希釈水計量容器に供給させることによって、該希釈水計量容器に所定量の希釈水を供給させることを特徴とする。
このように、本発明に係る一及び他の試験水供給装置によれば、所定の条件を満たすまでは、単位時間当たりの供給量を増加させることができ、かつ所定の条件を満たした後は、単位時間当たりの供給量を減少させることができるので、全体として希釈水の供給速度を向上させることができるとともに、希釈水の正確な計量も行なうことができる。
本発明に係る一及び他の試験水供給装置において、前記所定の条件とは、予め設定された時間が経過することであるとしても良いし、予め設定された量の希釈水が前記希釈水計量容器に供給されることであるとしても良い。
また、本発明に係る流水式魚類試験装置は、上記試験水供給装置と、該試験水供給装置から供給された試験水で供試体を飼育させておく試験水槽とを備えることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、希釈水の計量の正確性を維持し、かつ希釈水の供給速度を向上させることが可能な試験水供給装置及び流水式魚類試験装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る流水式魚類試験装置を示す概念図である。 第1実施形態に係る流水式魚類試験装置の希釈水供給手段及び薬液供給手段の具体的な構成を示す正面図である。 第1実施形態に係る流水式魚類試験装置の制御ブロック図である。 第1実施形態に係る流水式魚類試験装置の一の動作を示す工程図である。 本発明の第2実施形態に係る流水式魚類試験装置を示す概念図である。
次に、本発明の第1実施形態に係る流水式魚類試験装置について、図面に基づいて説明する。第1実施形態に係る流水式魚類試験装置1は、図1に示すように、薬液と希釈水が混合された試験水で魚や貝などの水中内に生息している供試体4を飼育させておく試験水槽2と、試験水槽2に試験水を供給する試験水供給装置5とを備えている。この試験水供給装置5は、試験水槽2に試験水を供給する試験水供給部10と、試験水供給部10に希釈水を供給する希釈水供給部20と、試験水供給部10に薬液を供給する薬液供給部50と、希釈水供給部20及び薬液供給部50を制御する制御部A(図3参照)とを備えている。
試験水供給部10は、試験水槽2に供給する試験水を貯水する貯水槽12と、貯水槽12の底面に設けられ、試験水槽2と貯水槽12を連通する試験水連通管14と、試験水連通管14に設けられ、試験水連通管14を開閉可能な試験水供給用電磁弁16と、試験水供給管14の試験水供給用電磁弁16の下方に設けられ、試験水連通管14内を流動する試験水の量を調整可能な試験水量調整弁18とを備えている。これら試験水連通管14、試験水供給用電磁弁16及び試験水量調整弁18は、試験水槽2に対応させて試験水槽2と同数設けられており、第1実施形態に係る流水式魚類試験装置においては、それぞれ3つずつ設けられている。
貯水槽12は、試験水槽2の上方に設置されており、その側面には、希釈水供給部20と薬液供給部50によって希釈水と薬液が過剰に供給された場合に、その希釈水と薬液が混合された過剰な試験水を排出させるオーバーフロー管13が設けられている。
希釈水供給部20は、図1及び図2に示すように、貯水槽12に供給する希釈水を貯めておく希釈水タンク22と、貯水槽12に供給する希釈水を計量する希釈水計量容器24と、希釈水計量容器24に希釈水をそれぞれ供給する第1上流側希釈水供給部30及び第2上流側希釈水供給部40と、計量された希釈水を貯水槽12に供給する下流側希釈水供給部26と、希釈水計量容器24に所定量の希釈水が貯まったか否かを検知する希釈水センサ29とを備えている。この希釈水計量容器24は、貯水槽12の上方に設けられ、希釈水タンク22は、希釈水計量容器24の上方に設けられている。これら希釈水タンク22と希釈水計量容器24の間には、第1上流側希釈水供給部30及び第2上流側希釈水供給部40がそれぞれ設けられ、希釈水計量容器24と貯水槽12の間には、下流側希釈水供給部26が設けられている。
第1上流側希釈水供給部30は、希釈水タンク22の底面に設けられ、希釈水タンク22と希釈水計量容器24を連通する第1上流側希釈水用連通管32と、第1上流側希釈水用連通管32に設けられ、第1上流側希釈水用連通管32を開閉可能な第1上流側希釈水用電磁弁34とを備えている。
第2上流側希釈水供給部40は、希釈水タンク22の底面に設けられ、希釈水タンク22と希釈水計量容器24を連通する第2上流側希釈水用連通管42と、第2上流側希釈水用連通管42に設けられ、第2上流側希釈水用連通管42を開閉可能な第2上流側希釈水用電磁弁44とを備えている。この第2上流側希釈水供給部40は、第2上流側希釈水用電磁弁44が、第1上流側希釈水用電磁弁34よりも小さく形成されることにより、単位時間当りの希釈水の供給量が第1上流側希釈水供給部30よりも少なくなるように構成されている。
下流側希釈水供給部26は、希釈水計量容器24の底面に設けられ、希釈水計量容器24と貯水槽12を連通する下流側希釈水用連通管27と、下流側希釈水用連通管27に設けられ、下流側希釈水用連通管27を開閉可能な下流側希釈水用電磁弁28とを備えている。
薬液供給部50は、貯水槽12に供給する薬液を貯めておく薬液タンク52と、貯水槽12に供給する薬液を計量する薬液計量容器54と、薬液計量容器54に薬液を供給する上流側薬液供給部56と、計量された薬液を貯水槽12に供給する下流側薬液供給部58と、薬液計量容器54に所定量の薬液が貯まったか否かを検知する薬液センサ59とを備えている。この薬液計量容器54は、貯水槽12の上方に設けられ、薬液タンク52は、薬液計量容器54の上方に設けられている。これら薬液タンク52と薬液計量容器54の間には、上流側薬液供給部56が設けられ、薬液計量容器54と貯水槽12の間には、下流側薬液供給部58が設けられている。
上流側薬液供給部56は、薬液タンク52の底面に設けられ、薬液タンク52と薬液計量容器54を連通する上流側薬液用連通管60と、上流側薬液用連通管60に設けられ、上流側薬液用連通管60を開閉可能な上流側薬液用電磁弁62とを備えている。
下流側薬液供給部58は、薬液計量容器54の底面に設けられ、薬液計量容器54と貯水槽12を連通する下流側薬液用連通管64と、下流側薬液用連通管64に設けられ、下流側薬液用連通管64を開閉可能な下流側薬液用電磁弁66とを備えている。
下流側薬液用連通管64の下流側は、希釈水供給部20の下流側希釈水用連通管27の下流側と合流されており、下流側薬液用電磁弁66及び下流側希釈水用電磁弁28が開放された際に、希釈水と薬液が混合された状態で貯水槽12に供給されるように構成されている。
制御部Aは、図3に示すように、第1上流側希釈水用電磁弁34、第2上流側希釈水用電磁弁44、下流側希釈水用電磁弁28、希釈水センサ29、上流側薬液用電磁弁62、下流側薬液用電磁弁66、及び薬液センサ59に接続されている。
この制御部Aは、予め設定された時間が経過するまでは、第1上流側希釈水用電磁弁34及び第2上流側希釈水用電磁弁44から希釈水計量容器24に希釈水を供給させ、設定された時間が経過した後は、第1上流側希釈水用電磁弁34を閉口させて第2上流側希釈水用電磁弁44のみから希釈水計量容器24に希釈水を供給させ、希釈水センサ29によって希釈水計量容器24内に所定量の希釈水が貯まったと検知された際に、第2上流側希釈水用電磁弁44を閉口させるように構成されている。ここで、第1上流側希釈水用電磁弁34の開口から閉口までの時間は、第1上流側希釈水用電磁弁34及び第2上流側希釈水用電磁弁44から希釈水計量容器24内に、所望する希釈水の総量の8〜9割程度が供給される程度の時間に設定されている。
また、制御部Aは、上流側薬液用電磁弁62を開口させた後、薬液センサ59によって薬液計量容器54内に所定量の薬液が貯まったと検知された際に、上流側薬液用電磁弁62を閉口させるように構成されている。
さらに、制御部Aは、第1上流側希釈水用電磁弁34、第2上流側希釈水用電磁弁44及び上流側薬液用電磁弁62が開口している間は、下流側希釈水用電磁弁28及び下流側薬液用電磁弁66を閉口させ、第1上流側希釈水用電磁弁34、第2上流側希釈水用電磁弁44及び上流側薬液用電磁弁62の全てが閉口したとき又は所定時間経過後に、下流側希釈水用電磁弁28及び下流側薬液用電磁弁66を開口させるように構成されている。
試験水槽2は、供試体4が遊泳できるように酸素供給装置など種々の装置が取り付けられており(図示省略)、またその側面には、試験水供給部10によって試験水が過剰に供給された場合に、その過剰な試験水を排出させるオーバーフロー管3が設けられている。
次に、第1実施形態に係る流水式魚類試験装置の動作について、図4を用いて説明する。まず、下流側希釈水用電磁弁28及び下流側薬液用電磁弁66が閉口し、第1上流側希釈水用電磁弁34、第2上流側希釈水用電磁弁44及び上流側薬液用電磁弁62が開口する(S1)。すると、希釈水タンク22から希釈水計量容器24に希釈水が供給されると共に、薬液タンク52から薬液計量容器54に薬液が供給され、それぞれに希釈水及び薬液が貯められる。
次に、第1上流側希釈水用電磁弁34の開口時から予め定められた時間が経過すると、第1上流側希釈水用電磁弁34が閉口し(S2)、その後、希釈水計量容器24内に所定量の希釈水が貯まったと希釈水センサ29が検知すると、第2上流側希釈水用電磁弁44が閉じる(S3)。また、これと並行して、薬液計量容器54内に所定量の薬液が貯まったと薬液センサ59が検知すると、上流側薬液用電磁弁62が閉じる(S4)。
第2上流側希釈水用電磁弁44及び上流側薬液用電磁弁62のうち閉口が遅い方の閉口時から所定時間経過後、下流側希釈水用電磁弁28及び下流側薬液用電磁弁66が開口し、希釈水計量容器24内の希釈水と薬液計量容器54内の薬液が貯水槽12に供給される(S5)。希釈水計量容器24内の希釈水と薬液計量容器54内の薬液が貯水槽12に全て供給されると、下流側希釈水用電磁弁28及び下流側薬液用電磁弁66が閉じる(S6)。
一方、試験中は、試験水供給用電磁弁16を開けておく。すると、貯水槽12に貯められた試験水は、試験水量調整弁18によって適量に調整されて各試験水槽2に連続的に供給される。そして、常時、試験水が貯水槽12に十分に貯まっているように、希釈水と薬液の供給を繰り返すことにより、試験水を連続的に試験水槽2に供給することができ、試験水槽2内の供試体24の薬液に対する安全性の評価を行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る流水式魚類試験装置1´について、図5に基づいて説明する。第2実施形態に係る流水式魚類試験装置の試験水供給部10は、第1実施形態と異なり、貯水槽12を備えておらず、希釈水供給部20´と薬液供給部50´から直接試験水槽2´に希釈水及び薬液が供給されるように構成されている。この場合、第1実施形態と同様に、下流側薬液用連通管64´の下流側は、下流側希釈水用連通管27´の下流側と合流されて構成されているため、希釈水と薬液は、十分に混合された試験水の状態で試験水槽2´に供給される。第2実施形態に係る流水式魚類試験装置において、下流側薬液用連通管64´と下流側希釈水用連通管27´の合流された部分の管の長さを十分に長くすることにより、より混合された状態で試験水を供給することができる。
第1及び第2実施形態に係る流水式魚類試験装置1、1´によれば、希釈水の計量を2段階、すなわち、第1上流側希釈水用電磁弁34及び第2上流側希釈水用電磁弁44を開口させて大量の希釈水を希釈水計量容器24に供給する第1段階と、第1上流側希釈水用電磁弁34を閉口させて第2上流側希釈水用電磁弁44のみから調整的に希釈水を希釈水計量容器24に供給する第2段階とに分けて行なうことにより、希釈水の計量の正確性を確保しつつ希釈水の計量及び供給速度を向上させることができ、これにより、大量の試験水の作成及び供給を可能とすることができる。
また、第1及び第2実施形態に係る流水式魚類試験装置1、1´によれば、上方から希釈水タンク22及び薬液タンク52→希釈水計量容器24及び薬液計量容器54→試験水供給部10→試験水槽2と設置されることにより、希釈水、薬液及び試験水をその自重により流動させることができるため、ポンプなどの駆動装置を使用しない流水式魚類試験装置とすることができる。
本発明に係る流水式魚類試験装置は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内において種々の改変を行なうことができる。例えば、第1及び第2実施形態に係る流水式魚類試験装置1、1´において、第2上流側希釈水供給部40は、単位時間当りの希釈水の供給量が第1上流側希釈水供給部30よりも少なくなるように構成されているとしたが、これに限定されず、第1上流側希釈水供給部30と同程度の供給量となるように構成されても良い。
また、第1及び第2実施形態に係る流水式魚類試験装置1、1´において、制御部Aは、予め設定された時間が経過するまでは、第1上流側希釈水用電磁弁34及び第2上流側希釈水用電磁弁44から希釈水計量容器24に希釈水を供給させるとしたが、これに限定されず、制御部Aは、予め設定された時間が経過するまでは、第1上流側希釈水用電磁弁34のみから希釈水計量容器24に希釈水を供給させ、予め設定された時間が経過した後に、第1上流側希釈水用電磁弁34を閉口させると共に第2上流側希釈水用電磁弁44を開口させ、第2上流側希釈水用電磁弁44のみから希釈水計量容器24に希釈水を供給させるとしても良い。
さらに、第1及び第2実施形態に係る流水式魚類試験装置1、1´において、制御部Aは、予め設定された時間が経過した後に第1上流側希釈水用電磁弁34を閉口させるとしたが、これに限定されず、種々の条件を課すことができ、例えば、予め設定された量の希釈水が希釈水計量容器24に供給された際に、第1上流側希釈水用電磁弁34を閉口させるとしても良い。
1 流水式魚類試験装置、2 試験水槽、5 試験水供給装置、10 試験水供給部、20 希釈水供給部、24 希釈水計量容器、30 第1上流側希釈水供給部、40 第2上流側希釈水供給部、50 薬液供給部

Claims (5)

  1. 薬液と希釈水が混合された試験水で供試体を飼育させておく試験水槽に前記試験水を供給する試験水供給手段と、前記試験水供給手段に希釈水を供給する希釈水供給手段と、前記試験水供給手段に薬液を供給する薬液供給手段とを備える試験水供給装置において、
    前記希釈水供給手段は、
    前記試験水供給手段に供給する希釈水を計量する希釈水計量容器と、
    該希釈水計量容器に希釈水を供給する第1希釈水供給手段と、
    前記希釈水計量容器に希釈水を供給し、単位時間当りの供給量が該第1希釈水供給手段より少ない第2希釈水供給手段と、
    前記第1希釈水供給手段と前記第2希釈水供給手段を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、所定の条件を満たすまで少なくとも前記第1希釈水供給手段から希釈水を前記希釈水計量容器に供給させ、所定の条件を満たした後は、前記第2希釈水供給手段のみから希釈水を前記希釈水計量容器に供給させることによって、該希釈水計量容器に所定量の希釈水を供給させる
    ことを特徴とする試験水供給装置。
  2. 薬液と希釈水が混合された試験水で供試体を飼育させておく試験水槽に前記試験水を供給する試験水供給手段と、前記試験水供給手段に希釈水を供給する希釈水供給手段と、前記試験水供給手段に薬液を供給する薬液供給手段とを備える試験水供給装置において、
    前記希釈水供給手段は、
    前記試験水供給手段に供給する希釈水を計量する希釈水計量容器と、
    該希釈水計量容器に希釈水を供給する第1希釈水供給手段と、
    前記希釈水計量容器に希釈水を供給する第2希釈水供給手段と、
    前記第1希釈水供給手段と前記第2希釈水供給手段を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、所定の条件を満たすまで前記第1希釈水供給手段及び前記第2希釈水供給手段から希釈水を前記希釈水計量容器に供給させ、所定の条件を満たした後は、前記第2希釈水供給手段のみから希釈水を前記希釈水計量容器に供給させることによって、該希釈水計量容器に所定量の希釈水を供給させる
    ことを特徴とする試験水供給装置。
  3. 前記所定の条件とは、予め設定された時間が経過することである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の試験水供給装置。
  4. 前記所定の条件とは、予め設定された量の希釈水が前記希釈水計量容器に供給されることである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の試験水供給装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか1項記載の試験水供給装置と、
    該試験水供給装置から供給された試験水で供試体を飼育させておく試験水槽と
    を備えることを特徴とする流水式魚類試験装置。
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