JP5279369B2 - ビル管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、ビル管理システムに関する。特に、複数のビル間で管理情報を共有し、Webサーバによりその管理情報を閲覧可能なビル管理システムに関する。
従来より、複数のビルの情報を管理するビル群管理システムにおいて、複数のビルに対して一つのWebサーバを用いて情報を集中管理し、インターネット網を介してそのWebサーバへアクセス可能なものが知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特開2003−288400号公報 特開2004−62289号公報
しかしながら、これらの従来技術では、即時に報知する必要のある情報か否かにかかわらず、各ビルから全ての情報をWebサーバへ送信し、そのWebサーバが全ての情報を管理している。そのため、従来技術では、ログ情報のような、データ量の多い管理情報をビルからWebサーバへ送信している間に、何らかの異常が検知されたといった即時性の高いイベントが発生したとき、そのイベント発生を通知する情報がWebサーバに到達するのが遅れてしまい、遠隔地にいる管理者が、その即時性の高い情報に対して必要な時にアクセスできないおそれがあった。
また、従来技術では、ビル側の管理用コンピュータが機密性の高い情報と機密性の低い情報とを区別せずに取り扱っているので、機密性の高低にかかわらず、全ての情報がWebサーバに格納されることになる。そのため、管理用コンピュータとWebサーバの管理ポリシを一致させる必要があった。例えば、ビル管理システムの情報を事務管理系システムにて参照する場合、両システムの管理ポリシを一致させる必要があった。しかし、事務管理系システムとビル管理システムの管理ポリシが異なり、事務管理系システムの管理ポリシに従ってWebサーバ自体を管理する場合、従来技術では、ビル管理情報のセキュリティを適切に担保できないおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、ビル管理情報のうち、即時性の要求の高い情報についてはWebサーバで即時に公開されることを確保できるビル管理システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、ビル管理情報のうち、機密性の高い情報のセキュリティを適切に担保できるビル管理システムを提供することにある。
かかる課題を解決するための本発明は、管理対象となる複数のビルのそれぞれに設置され、当該ビルの管理情報を記憶したビル管理データベースを有するビル管理装置と、複数のビル管理装置に記憶された管理情報の一部または全部を記憶した統合ビル管理データベースを有する管理サーバと、管理情報のうちの公開可能情報を記載したWebページを作成するWebサーバと、そのWebページを参照可能な端末装置とを有するビル管理システムを提供する。係るビル管理システムにおいて、ビル管理装置及び管理サーバは、ビル管理データベースに記憶された管理情報と統合ビル管理データベースに記憶された管理情報とを所定時間ごとに一致させる同期処理手段をそれぞれ有し、ビル管理装置は、管理情報のうちの所定の即時通報情報が発生すると、Webサーバへその即時通報情報を送信する即時通報手段を有する。一方、Webサーバは、受信した即時通報情報を記憶する記憶部と、端末装置からの要求に基づいて、記憶部に記憶された即時通報情報または管理サーバから公開可能情報を取得して、Webページを作成するWebページ作成手段とを有する。
また、ビル管理装置と管理サーバは、外部から直接アクセス不能な第1の通信ネットワークのみに接続されており、Webサーバは、第1の通信ネットワークと他の通信ネットワークの両方に接続されていることが好ましい。
さらに、管理サーバは、Webサーバから受信した要求に応じて送信する管理情報を、公開可能情報に制限する送出制限処理手段を有することが好ましい。
さらに、Webサーバは、端末装置からの要求に基づいて作成したWebページに対する端末装置からの参照が終了するとともに、管理サーバから受信した公開可能情報をWebサーバから消去することが好ましい。
本発明にかかるビル管理システムは、ビル管理情報のうち、即時性の要求の高い情報についてはWebサーバで即時に公開されることを確保しつつ、ビル管理情報のうち、機密性の高い情報のセキュリティを適切に担保できるという格別の効果を奏する。
以下、本発明に係るビル管理システムを図を参照しつつ説明する。
本発明に係るビル管理システムは、管理対象の各ビルの管理情報のうち、即時性の高い情報と、機密性の低い情報のみをビル管理装置からWebサーバに送信し、そのWebサーバにおいて公開するとともに、管理情報のうちの機密性の高い情報については、ビル管理装置側で保持するものである。
図1に、本発明を適用したビル管理システムの概略構成図を示す。図1に示すように、ビル管理システム1は、各管理対象のビルに設置される、少なくとも一つのビル管理装置2と、ビル管理装置の中から選択され、管理対象のビルの一部または全ての管理情報を保持する管理サーバである統合ビル管理装置3と、Webサーバ4と、少なくとも一つの遠隔管理者端末5とを有する。
各ビル管理装置2、統合ビル管理装置3及びWebサーバ4は、IP-VPNなどにより構成された専用通信回線網6を介して接続され、互いに通信可能となっている。また統合ビル管理装置3とWebサーバ4とは、専用通信回線網6とは別個に設けられた通信回線7によっても接続され、互いに通信可能となっている。なお、通信回線7は、ビル管理システム1の設置環境に応じて適宜最適な通信回線を利用すればよいが、例えばギガビットイーサネット(登録商標)など、高速な通信回線で構成されることが好ましい。一方、Webサーバ4と遠隔管理者端末5とは、イントラ通信回線網8によって接続され、遠隔管理者端末5からWebサーバ4にアクセスすることが可能となっている。
ここで、専用通信回線網6及び通信回線7には、各ビル管理装置2、統合ビル管理装置3及びWebサーバ4のみが接続され、Webサーバ4はファイアウォールの機能を有しており、各ビル管理装置2及び統合ビル管理装置3には、イントラ通信回線網8に接続されている遠隔管理者端末5から直接アクセスすることができない構成となっている。すなわち、専用通信回線網6及び通信回線7は、各ビル管理装置2、統合ビル管理装置3及びWebサーバ4のみが接続される閉じた通信回線網を形成している。なお、Webサーバ4を、別個に設けたファイアウォール装置(図示せず)を介してイントラ通信回線網8に接続するようにしてもよい。
ビル管理システム1では、各ビル管理装置2により取得されたビル管理情報を、管理サーバである統合ビル管理装置3により一元管理する。また各ビル管理装置2及び統合ビル管理装置3は、ビル管理情報のうち、公開可能情報であって、異常検知信号といった即時性の高い即時通報情報をWebサーバ4へ直接送信する。そしてWebサーバ4は、遠隔管理者端末5からの要求に応じて、受信した即時通報情報及び統合ビル管理装置3から取得したその他の公開可能情報を記載したWebページを作成し、そのWebページを遠隔管理者端末5へ送信する。
以下、ビル管理システム1の各部について詳細に説明する。
最初に、統合ビル管理装置3について説明する。なお、統合ビル管理装置3も、ビル管理装置2としての機能を有しているので、ビル管理装置2については、統合ビル管理装置3と異なる点についてのみ説明する。
図2に、統合ビル管理装置3の概略構成図を示す。図2に示すように、統合ビル管理装置3は、センタ装置10と、センタ装置10に構内回線を通じて接続された少なくとも一台のローカルコントローラ20と、各ローカルコントローラ20に接続された少なくとも一台のローカル機器30とを有する。
このうち、ローカル機器30は、管理対象のビル内の各所で発生する各種イベントを検知する機器であり、例えば、ビルの出入口や各室の扉に設けられる出入管理システム、ビルまたは室内への侵入物体の有無を検知する各種センサ、火災検知センサなどである。そしてローカル機器30は、検知した各種イベントの情報(例えば、人の入退室情報、侵入物体の検知情報、監視画像、火災発生情報)を、イベントの発生時あるいは定期的にローカルコントローラ20へ送信する。
ローカルコントローラ20は、自身に接続されたローカル機器30を制御・管理する装置であり、例えば、コンピュータ及びそのコンピュータ上で動作するプログラムにより構成される。そしてローカルコントローラ20は、センタ装置10からの情報取得要求信号を管理下にあるローカル機器30へ転送したり、それらローカル機器30から受信した各種情報をセンタ装置10へ送信する。またローカルコントローラ20は、管理下にあるローカル機器30に対して起動信号/停止信号を送信することにより、ローカル機器30の起動、停止を実行してもよい。
センタ装置10は、1台もしくは複数台のコンピュータにより構成され、入力部11、表示部12、ローカル通信I/F部13、専用通信回線I/F部14、高速通信回線I/F部15、記憶部16及びビル制御部17を有する。
入力部11は、キーボード、マウス等の入力デバイスで構成され、ビル監視または統合ビル管理装置3の制御に関する管理者の操作を受け付け、その操作に対応する信号をビル制御部17へ渡す。
表示部12は、液晶ディスプレイなどの表示デバイスで構成され、ビル制御部17から受け取った各種情報などを表示して、管理者へ報知する。
ローカル通信I/F部13は、構内回線を介してローカルコントローラ20と通信するための通信インターフェース回路及びドライバソフトウェアなどで構成される。そしてローカル通信I/F13は、ビル制御部17からローカルコントローラ20またはローカル機器30への制御信号を、所定の通信プロトコルにしたがって送信する。またローカル通信I/F部13は、ローカルコントローラ20からの各種信号及び情報を受信し、ビル制御部17へ渡す。
また、専用通信回線I/F部14は、専用通信回線6を介して他のビル管理装置2及びWebサーバ4と通信するための通信インターフェース回路及びドライバソフトウェアなどで構成される。そして専用通信回線I/F部14は、ビル制御部17から受け取った他のビル管理装置2またはWebサーバ4へ通知する管理情報、同期信号などを、所定の通信プロトコルにしたがって専用通信回線6を介して他のビル管理装置2などへ送信する。また専用通信回線I/F部14は、専用通信回線6を介して他のビル管理装置2から受け取った管理情報や同期信号などをビル制御部17へ渡す。
同様に、高速通信回線I/F部15は、通信回線7を介してWebサーバ4と通信するための通信インターフェース回路及びドライバソフトウェアなどで構成される。そして高速通信回線I/F部15は、ビル制御部17から受け取った管理情報などを、所定の通信プロトコルにしたがって通信回線7を介してWebサーバ4へ送信する。また高速通信回線I/F部15は、通信回線7を介してWebサーバ4から受け取った管理情報取得要求信号をビル制御部17へ渡す。
なお、統合ビル管理装置3ではないビル管理装置2は、高速通信回線I/F部15を有さなくてもよい。
記憶部16は、RAMやROMなどの半導体メモリ、ハードディスク、あるいは光記録媒体及びそれら媒体を読み書きするドライブ装置などで構成される。そして記憶部16は、センタ装置10を動作させるためのプログラムと、ビルデータベースなどを記憶する。ビルデータベース(以下、ビルDBという)には、物件ID、ビル固有情報、共通情報などの管理情報と、統括フラグ、即時通報テーブル、公開ルールなどの各種設定情報が含まれる。そしてビルDBに含まれる各情報には、最終更新日時が関連付けられて記憶部16に記憶される。
まず、管理情報について説明する。
物件IDは、統合ビル管理装置3またはビル管理装置2を、他のビル管理装置と識別するための識別情報であり、例えば、8桁の数値及びアルファベットの組み合わせで表される。なお、物件IDは、ビル管理装置2または統合ビル管理装置3が設置されているビルを他のビルと識別するための識別情報であってもよい。
ビル固有情報は、そのビルに固有の情報であり、例えば、ビルの名称、設置されているローカル機器30の台数、配置、種別及び識別情報などの設置情報、そのビルで発生中の異常の一覧、そのビル内で管理対象となっている扉の開閉状態、各室に対する人の入退室情報、各室内の在室人数を含む。またビル固有情報は、過去の時点のそれらの各情報や、ビル管理装置2に対する操作などの履歴を記したログ情報も含む。
共通情報は、管理対象となる各ビルの全てあるいは一部において共通に利用される情報であり、例えば、ユーザ情報、会社・組織情報、管理対象のビルまたはそのビルの特定の部屋へ入るための入構許可カードの情報などを含む。
次に、設定情報について説明する。
統括フラグは、管理対象のビルのうち、どのビルが統括ビル(すなわち、統合ビル管理装置3が設置されたビル)かを示すフラグである。図3(a)に、統括フラグの一例を示す。図3(a)に示す例では、記憶部16には、管理対象となるビルの名称(あるいは物件ID)の一覧及び対応する統括フラグの値を示した表300が記憶される。そして、表300において、統括ビルに対応する統括フラグが、統括ビルであることを示す値(例えば、'1')を有し、それ以外のビルに対応する統括フラグが、統括ビルでないことを示す値(例えば、'0')を有する。図3(a)に示した例では、「Aビル」が統括ビルである。
即時通報テーブルは、管理情報のうち、取得されると直ちにWebサーバ4へ通知することが要求される即時通報情報を指定する。図3(b)に、即時通報テーブルの一例を示す。図3(b)に示す例では、即時通報テーブル310には、管理情報タイプ311及び対応する即時通報フラグ312の一覧が示されている。そして、即時通報テーブル310では、即時通報情報について、対応する即時通報フラグ312が即時通報対象であることを示す値(例えば、'1')を有し、それ以外の管理情報については、対応する即時通報フラグ312が即時通報対象でないことを示す値(例えば、'0')を有する。図3(b)に示した例では、「侵入検知」、「不正入室」(すなわち、不正な入構許可カードを用いた入室、あるいは、同じ入構許可カードを用いた連続入室)、「火災検知」、「在室人数」、「警備状態」が即時通報情報である。これらのうち、「侵入検知」及び「不正入室」は、本来入構または入室が認められていない者が特定箇所に侵入した可能性を示すものであるから、防犯のために、即時通報情報とする必要がある。また、「在室人数」については、地震などの災害が発生したときの被災者の有無を調べるために、即時通報情報とされ得る。一方、「設置情報」、「ユーザ情報」、「ログ情報」は即時通報情報ではない管理情報である。
公開ルールは、管理情報のうち、Webサーバ4において遠隔管理者端末5から参照可能な公開可能情報を指定するものであり、例えば、即時通報テーブルなどと同様にルックアップテーブルとして規定される。図3(c)に、公開ルールを示した公開ルールテーブルの一例を示す。図3(c)に示す例では、公開ルールテーブル320には、管理情報タイプ321及び対応する公開フラグ322の一覧が示されている。そして、公開ルールテーブル320では、公開可能な管理情報について、対応する公開フラグ322が公開可能であることを示す値(例えば、'1')を有し、それ以外の管理情報については、対応する公開フラグ322が公開を認めないことを示す値(例えば、'0')を有する。図3(c)に示した例では、「侵入検知」、「不正入室」、「火災検知」、「在室人数」、「警備状態」、「ログ情報」が公開可能情報である。一方、「ユーザ情報」、「在室者情報」(すなわち、管理対象の部屋にいるユーザの氏名など)は公開可能情報ではない管理情報である。
なお、公開ルールは、管理対象となるビル単位で定められてもよく、あるいは、管理対象となるビルごとに、個別に公開可能な管理情報を定めてもよい。
図3(d)に、ビル単位で公開可能情報を設定する場合の公開ルールを規定した公開ルールテーブルの一例を示す。図3(d)に示した公開ルールテーブル330には、管理対象ビルの名称(または物件ID)331及び対応する公開フラグ332の一覧が示されている。そして、公開ルールテーブル330では、管理情報が公開可能なビルについて、対応する公開フラグ332が公開可能であることを示す値(例えば、'1')を有し、それ以外のビルについては、対応する公開フラグ332が公開を認めないことを示す値(例えば、'0')を有する。図3(d)に示した例では、ビルA及びビルCに関するビル固有情報が公開可能情報である。
また図3(e)に、管理対象となるビルごとに、個別に公開可能な管理情報を定める場合の公開ルールを規定した公開ルールテーブルの一例を示す。図3(e)に示した公開ルールテーブル340には、管理対象ビルの名称(または物件ID)341、各ビルごとの管理情報タイプ342及び対応する公開フラグ343の一覧が示されている。そして、公開ルールテーブル340では、公開可能な各ビルの管理情報について、対応する公開フラグ343が公開可能であることを示す値(例えば、'1')を有し、それ以外の管理情報については、対応する公開フラグ343が公開を認めないことを示す値(例えば、'0')を有する。図3(e)に示した例では、ビルAの「侵入検知」情報のみが公開可能であり、その他の管理情報は公開不可能となっている。
ビル制御部17は、CPUなどの演算装置及びその周辺回路などで構成され、統合ビル管理装置3全体の制御を行う。そのために、ビル制御部17は、演算装置上で実行されるコンピュータプログラムにより実装される機能モジュールとして、データベース更新手段171、データベース同期処理手段172、即時通報手段173、公開情報生成手段174及び公開ルール設定手段175を有する。
データベース更新手段171は、ローカル機器30からローカルコントローラ20を介して何らかのイベント情報を受信したとき、あるいは入力部11から管理情報あるいは設定情報を変更する信号を受け取ると、そのイベント情報あるいは信号に基づく最新情報をビルDBに反映するよう、ビルDBを更新する。
データベース同期処理手段172は、各ビル管理装置2及び統合ビル管理装置3のそれぞれが記憶するビルDBに保持された内容を一致させる同期処理を実行する。
まず、統合ビル管理装置3のデータベース同期処理手段172は、定期的(例えば、30分毎)に、各ビル管理装置2の中から同期処理を実行するビルを選択する。そして、統合ビル管理装置3のデータベース同期処理手段172は、統合ビル管理装置3と選択されたビル管理装置2との間で、専用回線6を介して通信を確立させる。そして通信が確立されると、統合ビル管理装置3のデータベース同期処理手段172は、その時点において統合ビル管理装置3が保持するビルDBに保存されている管理情報の一覧及び各管理情報の最終更新日時を示したデータ(以下、スナップショットという)を作成する。そして統合ビル管理装置3のデータベース同期処理手段172は、作成したスナップショットを、選択されたビル管理装置2へ送信する。
スナップショットを受信したビル管理装置2では、そのデータベース同期処理手段172が、そのビル管理装置2が保持するビルDBに保存されている各管理情報と、受信したスナップショットに含まれる各管理情報の差分を求める。そして、ビル管理装置2のデータベース同期処理手段172は、差異のある管理情報のうち、受信したスナップショットに含まれる管理情報の最終更新日時の方が新しいものを、ビル管理装置2が保持するビルDBに反映させる。その後、ビル管理装置2のデータベース同期処理手段172は、その時点においてビル管理装置2が保持するビルDBのスナップショットを作成する。そしてビル管理装置2のデータベース同期処理手段172は、作成したスナップショットを、統合ビル管理装置3へ返信する。
最後に、スナップショットを受信した統合ビル管理装置3では、そのデータベース同期処理手段172が、統合ビル管理装置3が保持するビルDBに保存されている各管理情報と、受信したスナップショットに含まれる各管理情報の差分を求める。そして、統合ビル管理装置3のデータベース同期処理手段172は、差異のある管理情報のうち、受信したスナップショットに含まれる管理情報の最終更新日時の方が新しいものを、統合ビル管理装置3が保持するビルDBに反映させる。
以下、同様に統合ビル管理装置3のデータベース同期処理手段172は、同期処理を実行するビル管理装置2を順次選択し、上記の処理を実行することにより、各ビル管理装置2のビルDBに含まれる管理情報と統合ビル管理装置3のビルDBに含まれる管理情報を一致させる。
なお、データベース同期処理手段172は、上記の方法に限られず、他の同期処理手順に基づいて同期処理を実行してもよい。例えば、統合ビル管理装置3のデータベース同期処理手段172は、ビルDBの内容が更新された何れかのビル管理装置2から、その旨を示す通知及び更新された管理情報を受け取ると、統合ビル管理装置3のビルDBに更新された管理情報を反映し、その後、他のビル管理装置2へ、その更新された管理情報を送信するようにしてもよい。さらに、統合ビル管理装置3のビルDBのみが全てのビルの管理情報を有し、その他のビル管理装置2のビルDBは、自己のビルの管理情報のみを有するものであってもよい。この場合には、データベース同期処理手段172は、ビル管理装置2のビルDBに記憶されている最新の管理情報を、統合ビル管理装置3のビルDBに反映させる処理だけを行うようにしてもよい。
即時通報手段173は、ローカル機器30からローカルコントローラ20を介して何らかのイベント情報を受信したとき、そのイベントに関連する管理情報のうち、即時通報が必要な即時通報情報であり、かつ、公開可能な公開可能情報をWebサーバ4へ通知する。
図4に、イベント情報を受信したときのビル制御部17による処理のフローを示す。まず、イベント情報を受信すると、ビル制御部17のデータベース更新手段171は、ビルDBを更新する(ステップS101)。そして、ビル制御部17は、センタ装置10の管理者に発生したイベントを報知するために、受信したイベント情報及び関連する情報を表示部12に表示する(ステップS102)。なお、受信したイベント情報に関連する情報とは、ローカル機器30から受信したイベント情報に基づいて求められる情報であり、例えば、ローカル機器30から、特定の部屋へのユーザの入退室を知らせるイベント情報を受信したときにおける、その特定の部屋の在室人数、在室者のユーザ情報等が関連情報に相当する。なお、あるイベントに対してどの管理情報が関連情報になるかについては、予め設定される。
次に、ビル制御部17の即時通報手段173は、記憶部16に記憶された即時通報テーブルを参照して、そのイベント情報及び関連情報がWebサーバ4へ即時通報情報か否か判定する(ステップS103)。そして即時通報手段173は、イベント情報及び関連情報の何れもが即時通報情報ではない場合、Webサーバ4にそれらの情報を送信せず、処理を終了する。一方、ステップS103において、イベント情報及び関連情報のうちの何れかが即時通報情報である場合、即時通報手段173は、公開ルールを参照して、その即時通報情報であるイベント情報及び関連情報が公開可能情報か否か判定する(ステップS104)。そして即時通報手段173は、即時通報情報であるイベント情報及び関連情報の何れもが公開可能情報ではない場合、Webサーバ4にそれらの情報を送信せず、処理を終了する。一方、ステップS104において、即時通報情報であるイベント情報及び関連情報のうちの何れかが公開可能情報である場合、即時通報手段173は、その公開可能情報であるものを専用通信回線6を介してWebサーバ4へ送信する(ステップS105)。その後、ビル制御部17は処理を終了する。
公開情報生成手段174は、統合ビル管理装置3がWebサーバ4から公開情報取得要求信号を受信したとき、ビルDBに含まれる管理情報のうちの公開可能情報をWebサーバ4へ送信する。
図5に、公開情報生成手段174による処理のフローを示す。Webサーバ4から公開情報取得要求信号を受信すると、公開情報生成手段174は、記憶部16に記憶された公開ルールを参照して、その要求信号において取得要求された管理情報が公開可能な情報か否か判定する(ステップS201)。そして取得要求された管理情報が公開可能な情報である場合、公開情報生成手段174は、ビルDBを参照してその管理情報を取得し、Webサーバ4へ送信する(ステップS202)。一方、ステップS201において、公開要求された管理情報が公開可能な情報ではない場合、公開情報生成手段174は、Webサーバ4へ取得要求された管理情報は公開できない旨を通知する(ステップS203)。ステップS202またはS203の後、公開情報生成手段174は処理を終了する。
また、公開情報取得要求信号に、取得要求された管理情報が複数含まれる場合、公開情報生成手段174は各管理情報ごとに上記の処理を実行する。
さらに、公開情報生成手段174は、上記とは異なる手順に従って公開可能情報をWebサーバ4へ送信してもよい。例えば、特に管理情報を特定しない公開情報取得要求信号を受信したとき、公開情報生成手段174は、記憶部16に記憶された公開ルールを参照して、ビルDBに含まれる管理情報のうちの公開可能情報を抽出する。そして公開情報生成手段174は、抽出された全ての公開可能情報を、通信回線7を介してWebサーバ4へ送信するようにしてもよい。
なお、ビル管理装置2のビル制御部17は、公開情報生成手段174を有さなくてもよい。
公開ルール設定手段175は、入力部11から公開ルールを新規に作成または変更する操作信号を受け取ると、その操作信号にしたがって、公開ルールを作成または変更する。そして公開ルール設定手段175は、新規に作成または変更された公開ルールを記憶部16に記憶する。
図6を参照しつつ、Webサーバ4について説明する。図6は、Webサーバ4の概略構成図を示す。Webサーバ4は、1台のコンピュータにより構成され、イントラ回線網通信I/F部41、専用通信回線I/F部42、高速通信回線I/F部43、記憶部44及び制御部45を有する。
イントラ回線網通信I/F部41は、イントラ通信回線網8を介して遠隔管理者端末5と通信するための通信インターフェース回路及びドライバソフトウェアなどで構成される。そしてイントラ回線網通信I/F部41は、遠隔管理者端末5からのWebページ参照要求信号を受信し、制御部45へ渡す。またイントラ回線網通信I/F部41は、Webサーバ4において作成されたWebページを、所定の通信プロトコルにしたがって遠隔管理者端末5へ送信する。
また、専用通信回線I/F部42及び高速通信回線I/F部43は、それぞれ、統合ビル管理装置3の専用通信回線I/F部14及び高速通信回線I/F部15と同様のものである。
記憶部44は、RAMやROMなどの半導体メモリ、ハードディスク、あるいは光記録媒体及びそれら媒体を読み書きするドライブ装置などで構成される。そして記憶部44は、Webサーバ4を動作させるためのプログラムと、即時通報情報などを記憶する。
制御部45は、CPUなどの演算装置及びその周辺回路などで構成され、Webサーバ4全体の制御を行う。そのために、制御部45は、演算装置上で実行されるコンピュータプログラムにより実装される機能モジュールとして、記憶部更新手段451及びWebページ作成手段452を有する。
記憶部更新手段451は、ビル管理装置2または統合ビル管理装置3から即時通報情報を受信すると、その受信した即時通報情報を、送信元のビル管理装置2または統合ビル管理装置3の物件IDと関連付けて記憶部44に記憶する。その際、記憶部44に同種の即時通報情報が既に記憶されている場合、その記憶されている即時通報情報を、新たに受信した即時通報情報で置き換える。
Webページ作成手段452は、遠隔管理者端末5から、Webページ参照要求信号を受信すると、Webページを作成する。
図7に、Webページ作成手段452による処理のフローを示す。Webサーバ4がWebページ参照要求信号を受信すると、Webページ作成手段452は、そのWebページ参照要求信号において参照要求されている管理情報を調べる。そしてWebページ作成手段452は、参照要求されている管理情報に、記憶部44に記憶されている即時通報情報以外の情報が含まれているか否か判定する(ステップS301)。そして、参照要求されている管理情報に、記憶部44に記憶されていない情報がある場合、Webページ作成手段452は、その不足分の管理情報を取得することを要求する、公開情報取得要求信号を作成し、統合ビル管理装置3へ送信する(ステップS302)。その後、Webサーバ4は統合ビル管理装置3から、不足分の管理情報またはその情報について公開できない旨の通知を受信する(ステップS303)。
ステップS301にて不足分の管理情報がない場合、あるいはステップS303の後、Webページ作成手段452は、参照要求されている管理情報を記載したWebページを作成する(ステップS304)。その際、Webページ作成手段452は、参照要求されている管理情報のうち、公開できない旨の通知を受け取ったものについては、例えば、「公開不可」などのメッセージを対応する管理情報に対して記載する。なお、Webページの作成手順自体は公知であるため、その詳細な説明は省略する。
その後、Webページ作成手段452は、作成したWebページを、Webページ参照要求信号を送信した遠隔管理者端末5へ向けて送信する(ステップS305)。そしてWebページ作成手段452は、即時通報情報以外の管理情報を記憶部44には保存せず、Webサーバ4から消去する(ステップS306)。このように、即時通報情報以外の情報については、Webページの作成時にのみWebサーバ4上で保持し、Webページ送信後は消去することにより、イントラ通信回線網8を介して管理情報が漏洩する危険性を軽減することができる。
遠隔管理者端末5は、例えば、パーソナルコンピュータであり、イントラ通信回線網8を介して、Webサーバ4にアクセス可能となっている。そして遠隔管理者端末5の操作部を通じて、管理者が管理情報を参照する旨の信号を入力すると、遠隔管理者端末5は、Webサーバ4へ、Webページ参照要求信号を送信する。また遠隔管理者端末5は、Webサーバ4からWebページを受信すると、そのWebページを遠隔管理者端末5の表示部に表示し、管理者がWebページに記載された管理情報を参照できるようにする。
以下、本発明を適用したビル管理システム1全体の動作について説明する。
図8(a)及び(b)に、ビル管理システム1の各装置間の情報のやり取りを表すシーケンス図を示す。図8(a)は、ビル管理装置2に含まれるローカル機器30がイベント情報を発信したときのシーケンスを示し、一方、図8(b)は、遠隔管理者端末5からWebページ参照要求がなされたときのシーケンスを示す。なお、図8(a)及び(b)において、点線で示された処理は、選択的に実行される処理である。
まず、図8(a)に示すように、何れかのローカル機器においてイベントが発生すると、ローカルコントローラを介してビル管理装置2のセンタ装置へイベント情報が送信される(ステップS401)。イベント情報を受信したセンタ装置は、図4のステップS101に示すように、ビル管理装置2のビルDBを更新する(ステップS402)。次に、センタ装置は、図4のステップS103及びステップS104に示すように、受信したイベント情報及びその関連情報に、公開可能情報であって即時通報情報である管理情報が含まれるか否か判定する(ステップS403)。そして公開可能情報であって即時通報情報である管理情報が含まれる場合、ビル管理装置2からwebサーバ4へ、その即時通報情報が通知される(ステップS404)。Webサーバ4は、即時通報情報を受信すると、その記憶部に記憶された即時通報情報を更新する(ステップS405)。
その後、統合ビル管理装置3のセンタ装置のビルDBと、イベントが発生したビルのビル管理装置2のビルDBとの間で同期化処理が開始されると、統合ビル管理装置3のビルDBの最新の内容を示したスナップショットが、統合ビル管理装置3のセンタ装置からビル管理装置2のセンタ装置へ送られる(ステップS406)。そのスナップショットを受信したビル管理装置2は、データベース同期処理手段172について説明したように、そのスナップショットに基づいて自身が保持するビルDBを更新する(ステップS407)。その後、ビル管理装置2のセンタ装置は、自身の保持するビルDBの最新の内容を示したスナップショットを作成して、統合ビル管理装置3へ返信する(ステップS408)。そのスナップショットを受信した統合ビル管理装置3は、そのスナップショットに基づいて自身が保持するビルDBを更新する(ステップS409)。これにより、管理情報は、各ビル管理装置2及び統合ビル管理装置3の間で共有される。
次に、図8(b)に示すように、何れかの遠隔管理者端末5からのWebページ参照要求信号をWebサーバ4が受信する(ステップS411)と、図7のステップS301で説明したように、Webサーバ4は不足している管理情報の有無を調べる(ステップS412)。そして不足している管理情報があれば、Webサーバ4は、統合ビル管理装置3へ公開情報取得要求信号を送信し(ステップS413)、統合ビル管理装置3からその不足分の管理情報を受信する(ステップS414)。その後、Webサーバ4は、遠隔管理者端末5から参照要求された管理情報を記載したWebページを作成する(ステップS415)。そしてWebサーバ4は、Webページ参照要求を出した遠隔管理者端末5へ作成したWebページを送信する(ステップS416)。遠隔管理者端末5は、受信したWebページを表示する(ステップS417)。
以上説明してきたように、本発明を適用したビル管理システムは、管理情報をビル管理装置2及び統合ビル管理装置3間で共有管理するとともに、管理情報を公開可能なものとそうでないものに区別し、公開可能な情報のみをビル管理装置2からWebサーバ4へ送る。そしてビル管理装置2自体は、外部から直接アクセスできない専用通信回線6に接続されている。そのため、係るビル管理システムは、機密性の高い情報が漏洩することを防止できる。また、係るビル管理システムは、公開する必要がない管理情報がWebサーバ4へ転送されて、通信回線が塞がることも防止できるので、何れかのビル管理装置2において即時性の要求の高い管理情報が発生したとき、そのビル管理装置2は遅滞することなくその即時性の要求の高い管理情報をWebサーバ4へ送信することができる。したがって、情報の発生したビルから離れた遠隔地にいる管理者は、直ちにその情報を知ることができる。
また、Webサーバ4がWebページを遠隔管理者端末5へ送信した後に、即時通報情報でない管理情報、すなわち、統合ビル管理装置3から受信した管理情報を消去するので、さらに情報の漏洩を防止できる。さらに、統合ビル管理装置3及びビル管理装置2では、Webサーバ4へ送信する情報を独自の管理ポリシに従って判断しているので、例え、Webサーバ4の管理ポリシを統合ビル管理装置3及びビル管理装置2の管理ポリシと一致させなくとも、機密性の高い情報が漏洩することを防止できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、専用通信回線網6の通信速度が、ビル管理装置2、統合ビル管理装置3及びWebサーバ4間で送受信される情報量と比較して十分に速ければ、統合ビル管理装置3とWebサーバ4とを接続する通信回線7は省略してもよい。また、遠隔管理者端末5は、イントラ通信回線網8を介してWebサーバ4に接続する代わりに、公衆電話回線網やインターネットなどを介してWebサーバ4に接続してもよい。
以上のように、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
本発明の一例に係るビル管理システムの全体システム構成を示す図である。 統合ビル管理装置の概略構成を示す図である。 (a)は統括フラグの一例を示す図であり、(b)は即時通報テーブルの一例を示す図であり、(c)〜(e)は、それぞれ公開ルールテーブルの例を示す図である。 イベント情報を受信したときの処理のフローチャートである。 公開情報送信処理のフローチャートである。 Webサーバの概略構成を示す図である。 Webページ作成処理のフローチャートである。 (a)は、ビル管理装置に含まれるローカル機器がイベント情報を発信したときの各装置間の情報交換のシーケンスを示す図であり、(b)は、遠隔管理者端末からWebページ参照要求がなされたときの情報交換のシーケンスを示す図である。
符号の説明
1 ビル管理システム
2 ビル管理装置
3 統合ビル管理装置
4 Webサーバ
5 遠隔管理者端末
6 専用通信回線網
7 通信回線
8 イントラ通信回線網
17 ビル制御部
171 データベース更新手段
172 データベース同期処理手段
173 即時通報手段
174 公開情報生成手段
175 公開ルール設定手段
452 Webページ作成手段

Claims (3)

  1. ビル管理データベースを有するビル管理装置、複数の前記ビル管理データベースを統合した統合ビル管理データベースを有する管理サーバ及びWebサーバを外部から直接アクセス不能な第1の通信ネットワークにて接続し、前記Webサーバにアクセス可能な端末装置を外部から直接アクセス可能な第2の通信ネットワークにて接続して構成されたビル管理システムであって、
    前記ビル管理装置は、
    前記ビル管理データベースに記憶された管理情報を所定時間ごとに前記管理サーバへ送信する第1の同期処理手段と、
    所定の即時通報情報を受けると、前記第1の通信ネットワークから前記管理サーバを介することなく前記Webサーバへ当該即時通報情報を送信する即時通報手段とを有し、
    前記管理サーバは、
    前記ビル管理装置から前記管理情報を前記所定時間ごとに受信して統合ビル管理データベースを更新する第2の同期処理手段と、
    前記Webサーバへ前記統合ビル管理データベースに記憶された管理情報を送信する公開情報生成手段とを有し、
    前記Webサーバは、
    前記第1の通信ネットワークを介して受信した前記即時通報情報を記憶する記憶部と、
    前記第2の通信ネットワークを介して前記端末装置から受信した要求に基づいて、前記記憶部に記憶された前記即時通報情報または前記管理サーバから前記第1の通信ネットワークを介して受信した、前記統合ビル管理データベースに記憶された管理情報からWebページを作成し、当該作成したWebページを前記端末装置へ送信するWebページ作成手段と、
    を有することを特徴としたビル管理システム。
  2. 前記管理サーバの公開情報生成手段は、前記統合ビル管理データベースに記憶された管理情報から所定の公開ルールに則って公開情報を生成し、該公開情報を前記Webサーバへ送信する、請求項1に記載のビル管理システム。
  3. 前記第1の通信ネットワークは、前記ビル管理装置、前記管理サーバ及び前記Webサーバを接続する第3の通信ネットワークと、前記管理サーバと前記Webサーバとを直接接続する第4の通信ネットワークとから構成され、
    前記Webサーバは、前記第3の通信ネットワークを介して前記即時通報情報を受信し、一方、前記第4の通信ネットワークを介して、前記統合ビル管理データベースに記憶された管理情報を受信する、請求項1または2に記載のビル管理システム。
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