JP5279304B2 - 3−デオキシアントシアニジン配糖化酵素遺伝子とその利用 - Google Patents
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Description
[1] 以下の(a)〜(e)のいずれかのDNAからなる、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するグルコシルトランスフェラーゼをコードする遺伝子:
(a) 配列番号1に示される塩基配列上の少なくとも129位〜1565位を含む塩基配列からなるDNA
(b) 配列番号3に示される塩基配列上の少なくとも7位〜1434位を含む塩基配列からなるDNA
(c) (a)若しくは(b)のDNAの塩基配列に相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するタンパク質をコードするDNA
(d) 配列番号2又は4に示されるアミノ酸配列をコードするDNA
(e) 配列番号2若しくは4に示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するタンパク質をコードするDNA。
(a) 配列番号2又は4に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質
(b) 配列番号2若しくは4に示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するタンパク質
[4] 上記[1]の遺伝子又は[3]の組換えベクターで形質転換された宿主細胞。
[5] 上記[1]の遺伝子又は[3]の組換えベクターを含むトランスジェニック植物。
[6] 上記[4]の宿主細胞において前記遺伝子を発現させてタンパク質を産生させることを含む、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するグルコシルトランスフェラーゼタンパク質の製造方法。
[8] 上記[2]のグルコシルトランスフェラーゼタンパク質を3-デオキシアントシアニジンと反応させることを含む、3-デオキシアントシアニジンを配糖化する方法。
[9] 上記[1]の遺伝子又は上記[3]の組換えベクターを用いて植物を形質転換することを含む、該植物の花色を改変する方法。
1.本発明のグルコシルトランスフェラーゼ
植物体内には多くの種類のグルコシルトランスフェラーゼが存在するが、その一部はアントシアニジンにグルコシル基を転移(配糖体化)して、アントシアニンを生成する働きを担っている。
本発明の遺伝子は、上述の3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するグルコシルトランスフェラーゼタンパク質をコードする遺伝子である。
上記のようにして単離される本発明のグルコシルトランスフェラーゼ遺伝子は、ベクター中にクローニングして組換えベクターを作製することが好ましい。
本発明では、本発明のグルコシルトランスフェラーゼ遺伝子を宿主に導入することにより形質転換体を作製することができる。具体的には、本発明のグルコシルトランスフェラーゼ遺伝子又はその遺伝子を含む組換えベクター(好ましくは組換え発現ベクター)を宿主細胞に導入することにより宿主細胞を形質転換することができる。
本発明では、本発明のタンパク質の3-デオキシアントシアニジングルコシルトランスフェラーゼ活性を利用することにより、3-デオキシアントシアニジンを配糖化することができる。本発明はそのような3-デオキシアントシアニジンを配糖化する方法も提供する。
(1)花弁粗タンパク質の抽出
シンニンギア(Sinningia cardinalis)、リンドウ(Gentiana triflora)、タバコ(Nicotiana tabacum)、ペチュニア(Petunia hybrida)、トレニア(Torenia hybrida)の花弁から粗タンパク質を抽出した。具体的には、それぞれ1gの花弁を液体窒素で粉砕し、粗タンパク質抽出バッファー(0.1M リン酸カリウム緩衝液(pH7.0)、1mM DTT)と500mg イオン交換樹脂DOWX(ムロマチテクノス株式会社)を加え磨砕した。こうして得た花弁抽出液を、15,000×rpm、10分、4℃で遠心分離して上清を回収した。この上清をバッファー交換カラム(PD-10、GEヘルスケア)で精製後、Amicon Ultra-4遠心式フィルターユニット30K(日本ミリポア)で濃縮することにより、粗タンパク質抽出液を得た。
(1)で得られた各植物由来の花弁粗タンパク質抽出液について、以下の通り、3-デオキシアントシアニジンへのグルコシル基転移酵素活性の測定を行った。酵素反応基質としては、3-デオキシアントシアニジンの一種であるアピゲニニジン(フナコシ株式会社から購入した標品)を使用した。酵素反応産物等の同定は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析による標準物質とのコクロマトグラフィーおよび分光学的手法により行った。標準物質として用いたアピゲニニジン5-O-グルコシドはシンニンギア(Sinningia cardinalis)の花弁から抽出した。
(1)RNAの調製
シンニンギア(Sinningia cardinalis)の花弁から、Fast RNA pro Kit(フナコシ)を用いて、製造業者の使用説明書に従って全RNAの抽出及び精製を行うことにより、全RNAを調製した。
調製した全RNAを鋳型として、GeneRacer kit(Invitrogen)を用い、製造業者の使用説明書に従ってcDNAを合成した。合成したcDNAを鋳型として、植物二次代謝産物配糖化酵素のサブファミリーであるUGT88に属する配糖化酵素遺伝子の保存アミノ酸配列を基に設計した縮重プライマー(UGT88U1: 5'-GTIRTITWYHTNTGYTTYGG-3'(I:イノシン)、UGT88L2: 5'-CCANCCRCARTGNSWNACRAA-3'(N:A、T、G又はC))を用い、PCR反応を行った。PCR反応液は、1μl cDNA、1 x Exバッファー、0.2mM dNTPs、5 μM各プライマー、0.5単位 Ex Taqポリメラーゼ(タカラバイオ)を含む総体積50μlとして調製した。PCRは、94℃で1分30秒反応させた後、94℃で20秒、45℃で40秒、72℃で1分の反応を35サイクル行い、最後に72℃で10分間保持することにより行った。得られた反応産物を1.6%アガロースゲルで電気泳動し、予想されるサイズ(約300bp)のDNA断片を回収した。回収したDNA断片を常法によりpCR4 TAベクター(Invitrogen)中にクローニングした。このようにして得られたプラスミドのいくつかのクローンをABI BigDye Terminator cycle sequencing reaction ver.1.1(Applied Biosystems Japan)を用いたシークエンス反応に供し、DNA Sequencer model 3130(Applied Biosystems Japan)を用いて、クローニングしたDNA断片の塩基配列を決定した。
ScUGT4とScUGT5の部分cDNAの増幅をRACE法に従って行った。まず上記で調製したシンニンギア花弁由来の全RNAを鋳型として、ScUGT4とScUGT5のそれぞれの3'及び5'RACE cDNA断片を、GeneRacer kit(Invitrogen)を製造業者の説明書に従って用いて合成した。次いで、合成したcDNA断片を鋳型として、以下に示すプライマーとGeneRacerキットに添付のアダプタープライマーを組み合わせてPCRを行った。ScUGT4に対しては、3'RACE用プライマーとしてScUGT88-4_U14(5'-TTCACCGCAGCTCAATTACACGAAACAG-3')、5'RACE用プライマーとしてScUGT88-4_L58(5'-CACCACCCAAATGAAATCTTGCCCTGAG-3')を、またScUGT5に対しては、3'RACE用プライマーとしてScUGT88-5_U43(5'-AAAAGGGTTGGAAAGAAGTGGTCAGAGG-3')、5'RACE用プライマーとしてScUGT88-5_L178(5'-CTCCACCACCATTCCCCTGTCTTTAGTC-3')を、それぞれの縮合PCR断片の内部配列に基づいて設計した。用いたPCR反応液は、1μl cDNA、1 x High Fidelity PCR Buffer(Invitrogen)、0.2mM dNTPs、0.6μM GeneRacer primer(アダプタープライマー)、0.2μM 各RACE用プライマー、2mM MgSO4、2.5 unit Platinum Taq DNA Polymerase High Fidelityを含む総体積50μlとして調製した。PCRは、94℃で2分反応させた後、94℃で30秒、72℃で2分の反応を5サイクル;94℃で30秒、70℃で2分の反応を5サイクル;94℃で30秒、60℃で30秒、68℃で2分の反応を25サイクルのタッチダウンPCRを行い、最後に68℃で10分間保持することにより行った。PCR完了後の反応液を1.0%アガロース電気泳動にかけ、増幅産物のバンドを切り出し、GeneCleanII(フナコシ)を用いて増幅産物(DNA断片)を回収した。回収したDNA断片をpCR4 TAベクター(Invitrogen)中に常法によりクローニングした。このようにして得られたプラスミドのいくつかのクローンをABI BigDye Terminator cycle sequencing reaction ver.1.1(Applied Biosystems Japan)を用いたシークエンス反応に供し、DNA Sequencer model 3130を用いて各クローンの塩基配列を決定した。次いで、決定した塩基配列から、GENETYX-MAC Ver.12.0(ジェネティックス社)を用いてScUGT4及びScUGT5遺伝子の完全長cDNA配列を構築し、さらに該遺伝子にコードされる推定アミノ酸配列を決定した。
(1)ScUGT4およびScUGT5のタンパク質コード領域のクローニング
前述の実施例で得たシンニンギア花弁由来の全RNAを鋳型として、GeneRacer Kit(Invitrogen)を製造業者の説明書に従って用いて逆転写反応を行い、cDNAを合成した。次いで合成したcDNAを鋳型として、ScUGT4及びScUGT5の各タンパク質コード領域全長をPCR増幅した。このPCRでScUGT4増幅用に用いたプライマーScUGT88_4start-U(CACC)(5'-caccATGGGTCAATTACATATTGTCTTTCTTC-3')は、大腸菌発現用pETベクターへのクローニングに利用するためのDirectional cloning用配列(小文字で示す)とScUGT4遺伝子の開始コドン部位から始まる部分配列とからなるように設計した。ScUGT4増幅用に用いたもう一つのプライマーScUGT88_4stop-L(5'-TTAATCTTGTTTTCTTGAAAGTGGATAG-3')は、終止コドン部位で終わる部分配列を含むように設計した。PCRでScUGT5増幅用に用いたプライマーScUGT88_5start-U(CACC)(5'-caccATGGAAGACACAATAGTCTTGTATCC-3')とScUGT88_5stop-L(5'-TTAATTTCCAAACCAGACATGGACTAC-3')も同様に設計した。PCR反応液は、1μl cDNA、1 x High Fidelity PCR Buffer(Invitrogen)、0.2mM dNTPs、0.2μM 各プライマー、2mM MgSO4、2.5 unit Platinum Taq DNA Polymerase High Fidelityを含む総体積50μlとして調製した。PCRは、94℃で2分反応させた後、94℃で30秒、55℃で30秒、68℃で2分の反応を30サイクル行い、最後に68℃で10分間保持することにより行った。得られた反応産物を0.8%アガロースゲル電気泳動で確認した。目的のサイズのDNA断片を回収し、それをChampion pET Directional TOPO Expression Kit(Invitrogen)中の大腸菌発現用pETベクターであるpET100/D-TOPOベクター(Hisタグ含む)中に連結した後、大腸菌DH5αに導入して形質転換した。こうして得られたプラスミドのクローンを鋳型として、BigDye Terminator Ver. 1.1を用いたサイクルシークエンシング反応を行い、ABI3130 Genetic Analyzerを用いて塩基配列決定を行うことにより、クローニングしたDNA断片の塩基配列が前記実施例で決定したScUGT4及びScUGT5の当該塩基配列と一致することが確認された。そこで、大腸菌発現用pETベクター中にScUGT4のタンパク質コード領域、ScUGT5のタンパク質コード領域を組み込んだものを、それぞれpET-ScUGT4とpET-ScUGT5と名付けた。
pET-ScUGT4及びpET-ScUGT5をそれぞれ用いて、大腸菌Rosetta(DE3)LysS(Novagen)に導入し形質転換した。形質転換株は、アンピシリン100 ppm及びクロラムフェニコール30 ppmを含む3ml Rich培地+グルコース(10g トリプトン、5g 酵母エキス、5g NaCl、2g グルコース)中で37℃にて一晩、振盪培養した。得た培養物2.5mlを、アンピシリン100 ppm及びクロラムフェニコール30 ppmを含む250 ml Rich培地+グルコースに接種し、それを600 nmにおける吸光度が0.6に達するまで30℃で振盪培養し、次いでイソプロピル-β-D-チオガラクトシド(IPTG)を最終濃度1mMになるように添加して30℃で5時間にわたり振盪培養した。その後、培養物を冷却遠心(8000rpm、4℃、20分間)することにより菌体をペレット化して回収した。
組換えタンパク質を菌体から抽出するために、回収した菌体のペレットを、2mlの14mM 2-メルカプトエタノールを含む0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.0)に再懸濁し、超音波破砕機により破砕し、それを冷却遠心(7000rpm、4℃、10分間)して、上清を分離した。その上清をHis-GraviTrap(GEヘルスケア)に供して、Hisタグ融合タンパク質として生成された組換えタンパク質を精製した。Hisタグ精製したタンパク質は、Slide-A-Lyzer(MW=7,000、フナコシ)を用いて1 x PBS緩衝液で透析した後、Amicon Ultra-4遠心式フィルターユニット30K(日本ミリポア)により限外濾過した。得られた溶液の濃度は2.5μg/μlに調整した。この溶液を組換えタンパク質溶液とし、下記の酵素活性測定に用いた。こうして得た2種の組換えタンパク質溶液には、組換えタンパク質ScUGT4、ScUGT5がそれぞれ含まれるはずである。
実施例3で得られた組換えタンパク質液のそれぞれについて、以下の通り酵素活性測定を行った。組換えタンパク質液4μl(組換えタンパク質10μg)に5μl 1M リン酸カリウム緩衝液(pH7.0)、2μlの1.25 mg/mlアピゲニニジン又はルテオリニジン(フナコシ株式会社)、1μlの0.1M UDP-グルコースを含む総体積50μlの反応液を、30℃で30分間反応させた。次いで1%塩酸を含むメタノール50μlを加えて反応を停止させ、遠心し上清を分析サンプルとした。ネガティブコントロールとして、Champion pET Directional TOPO Expression Kit(Invitrogen)に添付されているpET-LacZを形質転換したRosetta (DE3) pLysSからScUGT4及びScUGT5組換えタンパクと同様の条件で精製したLacZタンパク質を用いた。
Claims (8)
- 以下の(a)〜(d)のいずれかのDNAからなる、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するグルコシルトランスフェラーゼをコードする遺伝子。
(a) 配列番号1に示される塩基配列上の少なくとも129位〜1565位を含む塩基配列からなるDNA
(b) 配列番号3に示される塩基配列上の少なくとも7位〜1434位を含む塩基配列からなるDNA
(c) 配列番号2又は4に示されるアミノ酸配列をコードするDNA
(d) 配列番号2若しくは4に示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するタンパク質をコードするDNA - 以下の(a)又は(b)である、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するグルコシルトランスフェラーゼタンパク質。
(a) 配列番号2又は4に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質
(b) 配列番号2若しくは4に示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するタンパク質 - 請求項1に記載の遺伝子を含む組換えベクター。
- 請求項1に記載の遺伝子又は請求項3に記載の組換えベクターで形質転換された宿主細胞。
- 請求項1に記載の遺伝子又は請求項3に記載の組換えベクターを含むトランスジェニック植物。
- 請求項4に記載の宿主細胞において前記遺伝子を発現させてタンパク質を産生させることを含む、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するグルコシルトランスフェラーゼタンパク質の製造方法。
- 請求項1に記載の遺伝子又は請求項3に記載の組換えベクターを用いて無細胞タンパク質合成系でタンパク質を産生させることを含む、3-デオキシアントシアニジンの5位の水酸基へのグルコシル基転移活性を有するグルコシルトランスフェラーゼタンパク質の製造方法。
- 請求項2に記載のグルコシルトランスフェラーゼタンパク質を3-デオキシアントシアニジンと反応させることを含む、3-デオキシアントシアニジンを配糖化する方法。
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