JP5278721B2 - レーザ計測システム及び方法 - Google Patents

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本発明は、レーザ計測システム及び方法に係り、特にレーザセンサを用いて領域内を移動する人などの対象物の位置や軌跡を計測するシステム及び方法に関する。
近年、セキュリティや市場調査のために、レーザセンサを用いて通行人の数や軌跡を非接触で計測する要求が高まっている。例えば、特許文献1(特開2004−191095号公報)には、複数のレーザセンサで地面近くの一平面にレーザ光を照射してそのレーザ光の反射光を検出し、足の動きより通行人の位置を検知する技術が開示されている。この技術によれば、複数の検知手段で検知した通行人の位置座標を1つの座標系に統合することで、広範囲にわたる通行人の移動軌跡を検出することができる。
特開2004−191095号公報
特許文献1に記載の技術は、地面近くの一平面のみをスキャンするため、例えばオフィスのような机や棚やパーティション等の、レーザ光の遮蔽物が多く存在するような場所で使用する場合、人の移動軌跡を見失わないためには遮蔽物の形状に合わせてレーザセンサを多数用意する必要があり、コスト高となる。
そこで、本発明の目的は、異なる高さに設置された複数のレーザセンサを用いて同一対象物を検出して処理することで、対象物の上下動に関する軌跡を容易に取得することにある。
本発明に係るレーザ計測システムは、好ましくは、対象の領域を照射する複数のレーザセンサを用いて領域内を動く対象物を計測するレーザ計測システムであって、異なる高さに設置された複数の該レーザセンサの計測データから対象物の位置を検知する対象物検出処理手段と、該検出処理手段による検知結果から対象物の位置する座標データ及び時間データを用いて、同一の対象物として纏め処理し判断する対象物判断手段と、該対象物判断手段に基づき対象物の移動の軌跡データを作成する軌跡作成手段と、該軌跡作成手段によって作成された対象物の移動軌跡データを表示する表示手段と、を有することを特徴とするレーザ計測システムとして構成される。
また、好ましい例によれば、本発明に係るレーザ計測システムは、対象の領域を照射する複数のレーザセンサを用いて領域内を動く対象物を計測するレーザ計測システムであって、該複数のレーザセンサから得られる該計測データを用いてデータ処理を行う処理装置と、該処理装置で処理された情報を記憶する記憶手段、情報を表示する表示装置と有し、
該処理装置は;
該複数のレーザセンサから得られる複数の計測データを用いて該対象領域の背景データを算出する第1処理手段と、該複数のレーザセンサから得られる複数の計測データと、既に算出された該背景データの差分を計算して対象物をポイントデータの連続として算出する第2処理手段と、該第2の処理手段によって算出された該ポイントに関して、所定の範囲内にある複数の該ポイントを纏めてクラスタとして算出する第3処理手段と、該第3処理手段によって算出された複数のクラスタであって、所定の範囲内にある複数のクラスタを纏めて位置及びその移動ベクトルを算出する第4処理手段と、を有し、
該記憶手段は;
該第1の処理手段によって算出された該背景データを、それらを取得した該レーザセンサに対応して記憶する背景データ記憶部と、該第2の処理手段によって算出された多数の該ポイントデータに連続的に識別符号を付して、それらを取得した該レーザセンサに対応して、該ポイントデータを記憶するポイントデータ記憶部と、該第3の処理手段によって算出された多数の該クラスタにそれぞれ識別符号を付して、それらを取得した該レーザセンサに対応して、該クラスタを記憶するクラスタ記憶部と、該第4の処理手段によって算出され、纏められた多数の位置及び移動ベクトルを、該対象物に固有の識別符号を付して記憶する軌跡記憶部と、を有し
該第4処理手段手段によって計算された対象物の移動軌跡を該表示装置に表示することを有することを特徴とするレーザ計測システムとして構成される。
本発明はまた、対象の領域を照射する複数のレーザセンサから得られたレーザ計測データを処理装置で処理するレーザ計測データの処理方法としても把握される。
本発明によれば、異なる高さ設置された複数のレーザセンサを用いて、対象物を継続的に計測、処理することで、同じ対象物の上下動に関する軌跡を容易に取得することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
[実施例1]
図1は人の軌跡計測システムの例を示す。このシステムは、例えばオフィスにおいて人の移動軌跡を測定して空間の利用密度を調査することで、新たなオフィスの空間設計に役立てるために使用される。
この軌跡計測システムは、3台レーザセンサ11,12、13と、これらのレーザセンサに接続されたパーソナルコンピュータ(PC)3によって構成される。この例において、3台のレーザセンサ11〜13は、それぞれh1、h2、h3(h1> h2> h3)の高さに設置される。各レーザセンサで検知された計測データはPC3へ送信される。PC3は、計測データを受信して人の位置および軌跡を計算し、及び関連するデータを処理するため処理装置としてのCPU31と、関連する種々のデータを記憶するデータベース(DB)32と、表示装置33及び入力装置34を有している。
DB32は、監視領域から得られた背景データを記憶する背景DB321(図14),人のポイントデータを記憶するポイントDB322(図15)、ポイントデータを纏めたクラスタデータを記憶するクラスタDB323(図16)、及び人の軌跡データを記憶する軌跡DB324(図17)を保持する。
各DBについては、後でも説明するが、背景DB321は各レーザセンサから取得された背景データ(角度、距離)を各レーザセンサに対応させて記憶する。
ポイントDB322は各レーザセンサで検出された人のデータ(背景データと差分を取ったもの)を、各レーザセンサに対応してポイントデータとして連続的に番号を付して記憶する。なお、ポイントデータは、(角度、距離)データから直行座標系データに変換されたものである。
クラスタDB323は、クラスタ検出処理S703によって一定の範囲内に含まれる人のデータを表すポイントデータを纏めたものを記憶する。即ち、一定範囲の纏まったポイントデータ(クラスタデータ)及びその中心座標データにクラスタIDを付して、レーザセンサ対応に記憶する。
軌跡DB324は、軌跡接続処理S704によって算出された人の位置座標と移動ベクトルに時刻及び人IDを付して、人IDごとに記憶する。この軌跡DB324のデータを画像処理することで、特定のIDの人が移動する様子を表示装置に表示することができる。
図2は、1台のレーザセンサによって計測領域内を照射する様子を示す。
図示した長方形の範囲、すなわち横幅L1、縦幅L2(この例では、L1:10m、L2:8m)の領域Qがレーザによる監視領域となる。斜線部Wは壁である。
レーザセンサ11は、レーザ照射方向を前方180°の範囲を、左周り(矢印A)に0.5°ずつに角度を変えながら物体又は人までの距離を連続的に測定し、計測データを出力する。計測データの値は、下記の式(1)のように、180°の範囲を0.5°で分割した角度と、その角度の前方までの距離(単位はセンチメートル)のデータの組として構成される。
[0,415],[0.5,423],[1.0,430],…,[θ,1],…,[180,368] (1)
図3は、無人状態の監視領域Qからレーザセンサ11によって取得された、(θ、l)の計測データをプロットした図である。図示ように、この計測データには対象となる人を含まない、背景の壁を検出したデータ(各プロット)のみが含まれる。この計測データは、監視領域の背景データとして取得されて、背景DB321に記憶される。この例では、レーザセンサ11〜13から取得された3つの背景データはそれぞれ背景DBに記憶される。
図14に示すように、背景DBは、各レーザセンサごとに、上記式(1)で示される、(角度、距離)のデータを記憶する。
図4は、計測領域に人が居る場合の計測データを示す。
図示のように、レーザセンサ11によって検知されたこの計測データは、監視領域Q内に2人の人P1、P2が居る例を示している。θ1〜θ2までの間で人P1が検知され、θ3〜θ4までの間で人P2が検知されている。なお、人P1、P2の影となる壁は検出されない。
同様にして、図5及び図6は、それぞれレーザセンサ12及び13によって検知された計測データを示す。図5の計測データは人P1とP2の腰の辺りを検知し、図6は同じ人P1、P2の足元辺りを検知している。
次に、図7を参照して、軌跡計測システムにおける全体の処理動作を説明する。
全体の処理として、DB32を初期化する初期化処理S701、監視領域Qの背景データを取得する背景データ取得処理S702、人の検出処理を行うクラスタ検出処理S703,人の軌跡を計測する軌跡接続処理S704、取得された軌跡データを処理して表示する軌跡表示処理S706の4つの処理が実行される。
初期化処理S701は、DB32に保持された、背景DB321、ポイントDB322、クラスタDB323、軌跡DB324内に記憶領域を確保しデータをNULLでクリアし、変数Iを0に初期化する処理である。変数Iは、検知している人の数である。
背景データ取得処理S702は、図2に示すように、無人状態の監視領域Qからレーザセンサ11〜13によって(θ、l)の計測データを取得し、背景データとして背景DB321に記憶する。この処理は、ある計測領域に対して計測前の一番最初に一度だけ実行される。例えば毎日、早朝の計測領域内に人が不在である時間帯などに一度行われる。図3に示すように、無人状態の計測領域から取得された計測データは監視領域の背景データとして背景DB321に記憶される。
背景DB321が作成されると、クラスタ検出処理S703へ遷移する。クラスタ検出処理S703は、各レーザセンサ11〜13から取得された計測データと、背景データとの差分を求める処理である。この処理によって人を検出し、複数の計測データの点より、1人1人をクラスタと呼ぶ点(ポイントデータ)の纏まりで区別する。なお、このクラスタ処理の詳細については、図9を参照して後述する。
軌跡接続処理S704は、クラスタ検出処理で求めた各クラスタの位置と、過去の移動軌跡を記録した軌跡DB324のデータとを対応付けることで、人の移動軌跡を繋ぐ処理である。なお、この軌跡接続処理の詳細については、図10を参照して後述する。
このクラスタ検出処理S703と軌跡接続処理S704は、入力装置34からユーザが計測終了の操作を行うまでループし続ける。計測終了の操作判定(S705)によって、計測終了の操作が行われた場合は、軌跡表示処理(S706)へ遷移する。
軌跡表示処理S706では、人の軌跡を表示装置33に表示する。
次に、図9を参照して、クラスタ検出処理S703について詳述する。
まず、ポイントDB322及びクラスタDB323のデータを全てNULLでクリアする(S901)。この時点でタイマーtの計時をスタートさせる(S902)。タイマーの計時は、レーザセンサから送られる計測データが、PC3側で1つも受信できなかった場合に、タイムアウトすることにより受信処理を中止するためである。
次に、PCの受信バッファを参照して、何れかのレーザセンサからの計測データがあるかどうかを判断する(S902)。もし、一定時間(例えば500ms間)、一切の計測データも受信できない場合は、タイマーがタイムアウトして(S914)、クラスタ検出処理を終了する。
一方、PC3が計測データ(θ、l)を受信可能な場合には、PCは計測データを受信する(S903)。ここでは、レーザセンサ11から受信した計測データの一例を、下記式(2)に示す。
[0,415],[0.5,423],[1.0,430],…,[θ1,506],…,[θ2,509],…,[θ3,398],…,[θ4,418],…,[180,368] (2)
これを図化すると、図4のようになる。図4の例では、監視領域Q内に2人の人P1、P2が居て、θ1〜θ2までの間で人P1が、θ3〜θ4までの間で人P2が、が検出されている。なお、人P1、P2の影となる壁は検出されない。
次に、背景DB321に先に取得している背景データと今回取得した計測データとの差分をCPU31で計算することで、監視領域Q内にある背景データ以外の物体の輪郭(人の輪郭)による点を取得する(S904)。具体的には、遂次受信する計測データと、先に背景DB321に保存していた背景データとを比較し、角度と距離の値が等しい場合には背景データなので、それを破棄する。監視領域Q内に人が居ない場合には差分が無いため、この処理で点が全て破棄されて何も残らない。一方、差分データが算出されると、その差分が発生した位置に人が居るということになる。
全ての計測データにおいて差分データが一切残らない場合はS913へ進み、計測データに対する処理は行わない。レーザセンサ1を例に挙げると、レーザセンサ1の背景データと(2)の差分を求めると、以下の(3)のような差分データが残る(S905)。
[θ1,506],…,[θ2,509] …,[θ3,398],…,[θ4,418] (3)
これを図化すると図21のように、人P1、P2による点のみが残る。なお、同時に受信しているレーザセンサ12、13からの計測データについても同様の処理を実施すると、図5、図6に示すように、人P1、P2による点のみが残る。
各差分データに含まれる角度は、各レーザセンサの正面方向を90°とした角度であり、全てのレーザセンサに共通する角度の値では無い。よって、レーザセンサが監視領域Qに対して向いている方向を考慮し、各差分データが示す角度を全て共通の角度に回転の計算を行いて揃える(S906)。
次に、全ての差分データを角度と距離で示される極座標系の表現より、監視領域左上を基準点[0,0]、右下を[999,799]とした、[x,y]の直交座標系の表現へと変換する(S907)。そして、各差分データの監視領域Q外、即ち[0,0]〜[999,799]の外にある点を削除する(S908)。
このように処理された差分データ(ポイントデータ)は、データ取得元のレーザセンサ毎に分けて、ポイントDB322に記憶される(S909)。図15に示すように、ポイントDB322は、直交座標系に変換された(x、y)のポイントデータに遂次ポイント番号を付して、レーザセンサ11〜13ごとに記憶する。
次に、ポイントDB322の各座標より近接域(例えば距離15cm以内)にある点同士を同一人物の輪郭による点と推測して、1つのクラスタとして纏める(S910)。これにより、例えば図8のように、ポイントDB322内の人P1、P2の点は図中に太線で示すように、それぞれ同一人物P1,P2のクラスタとして分離される。更に、同じクラスタを構成する点の座標よりクラスタごとの中心座標を求める(S911)。中心点は、例えばクラスタ内に含まれる全ての座標の値に対して算術平均をとったものである。
このように算出されたポイントデータ(クラスタ)は、クラスタDB323に記憶される(S912)。ここで、クラスタ及び中心点のデータは、レーザセンサ毎に、1つに纏められる毎に固有のクラスタIDが付与される。図16に示すように、クラスタDB323には、レーザセンサごとに、クラスタIDが付与された、クラスタ及び中心点が記憶される。なお、図示の例では、人の軌跡接続処理が完了していないので人の同定が済んでいない。このため、人IDの欄には未だ特定の人IDが割り当てられていない状況である。
最後に、全てのレーザセンサより計測データを受信したかを判断し(S913)、もし、まだ受信していない計測データがある場合は、S902へ戻り、計測データの受信を待機する。一方、3台のレーザセンサから送信された全ての計測データを受信した場合は、クラスタ検出処理を終える。その後、次の軌跡接続処理S704に移る。
次に、図10を参照して、軌跡接続処理S704について詳述する。
まず、変数Nと変数Cを1に初期化する(S1001、S1002)。変数Nはレーザセンサの番号(レーザセンサ11〜13)を、変数CはクラスタIDの値を指定するための変数である。
次に、同一人物を同定する処理を行う。この処理は、軌跡DB324を検索して、レーザセンサ対応に、クラスタIDに対応する人IDを探し出す(S1003)。図8に示すように、クラスタの中心点と、前回位置を移動ベクトルで移動した位置にある検索開始点の距離が、20cm以内(クラスタ間の中心座標の差)である人IDを探し出す。移動ベクトルは、位置座標が決まる毎に前回の位置座標と、今回の位置座標を結ぶことで求めるベクトルである。
例えば、変数Nが1、変数Cが1の時、クラスタDB323が、図16に示した状態の場合、レーザセンサ11のクラスタID:1は、中心点(442,385)である。図17で示した軌跡DB324を検索すると、人ID:20の位置座標が前回(447,389)であり、移動ベクトルが(−4,−1)であることより、この検索開始点は(443,388)である。クラスタID:1の中心点(442,385)と、人ID:20の検索開始点間の距離は、約3cmであり20cm以内である。よってこの時、人IDの検索条件を満たすため検索成功であり(S1004)、この判定によりクラスタDB323のクラスタID:001に人ID:20が割り当てられる(S1005)。
その後、レーザセンサNで検出されたクラスタに対し、全て人IDを割り当てたかを判断し(S1007)、未だ、他のクラスタが在る場合は次のクラスタIDに対し検索を行うよう、変数Cに1を加えて(S1008)、S1003へ戻る。
ここで、例えばS1004の判定で、クラスタに対応する人IDが検索できなかった場合について説明する。例えば、変数Nが1、変数Cが2、変数Iが20である場合を挙げる。軌跡DB324を検索したが、人IDの検索条件を満たさず、人IDが見つからなかった場合、S1004の判定により変数Iに1を加える処理(S1021)へ移る。つまり、監視領域Qに入って来た新たな人のクラスタとするためである。この例の場合、ここで変数Iは21となる。
そして、クラスタの人IDに変数Iを割り当て、クラスタDBを更新する(S1022)。図18に示すように、クラスタDB323のクラスタID:2のクラスタに対して、新しい人ID:21が割り当てられる。
このようにしてレーザセンサNに対して、全てのクラスタに人IDを割り当てると(S1007)、この処理は終了する。そして、全てのレーザセンサのクラスタについて上記のループ処理を行ったかを判断する(S1009)。その結果、未だ処理を行っていないレーザセンサがある場合は、Nに1を加え(S1031)、次のレーザセンサについても同様の処理を行う。
以上のようにして、全てのクラスタに対し人IDを割り当てる処理を行う。
そして、上記処理にて割り当てた人IDごとに位置座標、移動ベクトルを求め、軌跡DBを更新する(S1010)。更新された軌跡DB324の例を、図19に示す。位置座標は、同一の人IDが割り当てられたクラスタの中心点の座標を平均して得る座標の値である。また、上記のように、新しく現れた人ID:21の場合、位置座標はクラスタの中心座標より求めた値であるが、この時の移動ベクトルは前回の位置座標が無い為(0,0)である。
この軌跡接続処理において、何れのレーザセンサによる検知結果であっても、同一の人IDが割り当てられれば、S1010で同一人物の歩行軌跡として処理する。よって、複数のレーザセンサのうち少なくとも何れか1つで人の位置が検知されていれば軌跡が途切れることは無い。
軌跡表示処理S704において、図20のように、ユーザが入力した時刻の範囲及び人IDに対して軌跡DBより軌跡の移動ベクトルを読み込み、矢印を用いて人の軌跡を表示装置に表示することができる。同時に、クラスタDB323のデータを読み込み、表示時刻での人ID割り当て数からレーザセンサが人を検知した数を求め、その数に応じて、ドットの大きさや矢印の太さ、表示や色を変化させることができる。
図20の例では、3つのレーザセンサ11〜13で検出されたクラスタは太いドットと矢印で表され、レーザセンサの検知数が減るにつれて、ドットの大きさ及び矢印の太さも小さくなる。
上記したような処理によって、人の軌跡と、レーザの当たり方の変化が同時に分かるようになる。例えば人の往来が多く、レーザが多く当たるようにして確実に軌跡を取得したい場所について、レーザの当たる本数の変化が確認できるようになる。この結果を元に、レーザセンサの設置位置や最適な台数を検討することができる。
[実施例2]
実施例2によれば、図1のように設置した全てのレーザセンサが遮蔽物に遮られること無く、人の全身を計測できる場合に、人の軌跡に加えて、その際の人の姿勢を計測することができる。
これは、図11に示すように、軌跡DB324にレーザセンサ11〜13から人が見えている‘1’、見えていない‘0’を示す姿勢データ3241を追加することで実現できる。例えば図12に示すように、人がしゃがんでいる場合は、レーザセンサ12,13ではクラスタが検出できるが、レーザセンサ11では検出できない。このように、各レーザセンサからの計測データを解析することで、人の動きを認識することができる。また、時刻データと対応付けて軌跡DB324に記憶しておくことで、その人がどのくらいの時間に座ったり、立ったりていたか等の、姿勢の継続が分かる。
[実施例3]
この例は、実施例1における、ポイントデータDB323より近接点をクラスタとし手纏める処理(S910)の変形例である。この処理S910を、図13に示すような処理に代えて、レーザセンサごとに検知処理を分岐することを可能とするものである。
すなわち、レーザセンサ11は平均的な人の頭部の高さであることより、人の頭部を検出することに特化したアルゴリズムを使用することでクラスタの検出精度を上げることが可能である。また、同様に、レーザセンサ12、13のクラスタ検出に対しても、胴部、足に特化したアルゴリズムを切り替えることでクラスタの検出精度を上げることが可能である。
上記したように、幾つかの本実施例によれば、異なる高さに設置した複数のレーザセンサから得られた計測データを人検知処理手段によって処理して人の位置する座標データ及び時間データを検出し、その検出処理の結果、少なくとも1台のレーザセンサで人を検知し、人判断手段によって同一人物と判断することで、人の移動軌跡を見失うことなく継時的に人のデータ処理が可能となる。
また、異なる高さで計測する領域において、遮蔽物の少ない高さを選んで少なくとも2台のレーザセンサを設置することにより、従来技術のレーザセンサを複数用いる方法よりも低コストで、確実に人の移動軌跡を見失わないようにしながら、分かりやすく人の移動軌跡を表示することができる。
また、表示に関して、複数のレーザセンサによる計測データから人の移動軌跡を継時的にデータ処理した結果と合わせ、人を検知するレーザセンサの台数や組み合わせに応じて、線の太さ、色、アイコンの形状を変化させて表示する。これにより従来見えなかった情報である、人を検知しているレーザセンサの台数や組み合わせを表示することができる。
また、複数のレーザセンサを設置する全ての平面において同一人物の全身がレーザセンサの計測可能な範囲に居る場合に、どの高さに設置したレーザセンサで人を検知したか時間を追って記録することにより、検知している人物の上下運動の変化を記録することが可能となる。例えば人が椅子に座っているか、立っているかを判定することができるようになる。これにより、例えば何れの椅子に、何人が、何れの時間座っているかを調査することが可能となる。これは空間設計を行う際などに有用なデータとなる。
また、複数のレーザセンサを異なる高さに設置しているため、高さ毎に人の足、胴体、頭等を対象とする別々の検知アルゴリズムを動作させるようにすることで、従来の方法よりも検知性能を高めることができる。
また、好ましくは、人検知処理において、設置位置の異なるレーザセンサごとに、検知アルゴリズムの種類を切り替えて処理をすることで、高さや位置に応じて最も適切な人検知アルゴリズムを適用することができ、人検知の性能を高めることができる。
一実施例(実施例1)における人の軌跡計測システムの構成例を示す図、 レーザセンサによる監視領域Q内を照射する様子を示す図、 無人状態の監視領域Qから取得される計測データの様子を示す図、 監視領域Qに人が居る場合の計測データの様子を示す図、 監視領域Qから得られた人の計測データの様子を示す概念図、 監視領域Qから得られた人の計測データの様子を示す概念図、 軌跡計測システムにおける全体の処理動作を示すフローチャート図、 軌跡接続処理S704における、クラスタの中心点と移動ベクトルの移動位置に検索開始点の距離IDを探し出す処理(S1003)の様子を示す図、 クラスタ検知処理S703の詳細を示すフローチャート、 人の軌跡接続処理S704の詳細を示すフローチャート図、 実施例2における人の姿勢が変化した場合の計測の様子を示す図、 実施例2における軌跡DB324の記録フォーマットを示す図、 実施例3におけるクラスタ検知処理S703のクラスタの纏め処理の例を示すフローチャート、 背景DB321の記録フォーマットを示す図、 ポイントDB322の記録フォーマットを示す図、 クラスタDB323の記録フォーマットを示す図、 軌跡DB324の記録フォーマットを示す図、 更新されたクラスタDB323の記録フォーマットを示す図、 更新された軌跡DB324の記録フォーマットを示す図、 軌跡接続処理S704における、ユーザ入力の時刻範囲及び人IDに対する軌跡移動ベクトルを矢印で軌跡表示する処理の様子を示す図。 監視領域Qから得られた人の計測データの様子を示す概念図。
符号の説明
X:計測領域 1、11、12:レーザ測距装置 3:PC 31:CPU 32:DB 33:表示装置 34:入力装置
321:背景DB 322:ポイントDB322 323:クラスタDB 324:軌跡DB324

Claims (4)

  1. 異なる高さに設置された複数のレーザセンサを用いて対象の領域の異なる高さを照射して、領域内を動く対象物を計測するレーザ計測システムであって、
    該複数のレーザセンサから得られる該計測データを用いてデータ処理を行う処理装置と、該処理装置で処理された情報を記憶する記憶手段、情報を表示する表示装置と有し、
    該処理装置は;
    該複数のレーザセンサから得られる複数の計測データを用いて該対象領域の背景データを算出する第1処理手段と、
    該複数のレーザセンサから得られる複数の計測データと、既に算出された該背景データの差分を計算して対象物をポイントデータの連続として算出する第2処理手段と、
    該レーザセンサごとに、該第2の処理手段によって算出された該ポイントに関して、所定の範囲内にある複数の該ポイントを纏めて同一対象物のクラスタとして纏め、同じクラスタを構成する点の座標よりクラスタごとの中心座標を求めて、複数の該レーザセンサ毎に該クラスタ及び中心座標が1つに纏められる毎に固有のクラスタIDを付与する第3処理手段と、
    後記軌跡記憶部を検索して、該第3処理手段によって算出された、該レーザセンサ対応に該クラスタIDに対応する対象物IDを探し出して、クラスタの中心点と、前回の位置から該移動ベクトルで移動した今回の位置にある検索開始点の距離が近い範囲内にある該クラスタIDに同じ対象物IDを付与し、該対象物IDの付与を複数の該レーザセンサから得られる全ての該クラスタについて行い、同じ該対象物IDごとに該対象物の位置座標と、前回の位置座標と今回の位置座標を結ぶ対象物の移動ベクトルを算出する第4処理手段と、を有し、
    該記憶手段は;
    該第1の処理手段によって算出された該背景データを、該レーザセンサが回転する所定ピッチの角度と該レーザセンサからの距離の対として、それらを取得した該レーザセンサに対応して記憶する背景データ記憶部と、
    該第2の処理手段によって算出された、計測データを、[x,y]直交座標系に変換した多数の該ポイントデータにそれぞれ異なる識別符号を付して、それらを取得した該レーザセンサに対応して、該ポイントデータを記憶するポイントデータ記憶部と、
    該第3の処理手段によって算出された、計測データを、[x,y]直交座標系に変換したものと、算出されたクラスタの中心座標と、対象物ごとに異なる対象物IDとを,識別符号としてクラスタIDを付して、それらを取得した該レーザセンサに対応して、記憶するクラスタ記憶部と、
    該第4の処理手段によって算出された、計測データに関する、[x,y]直交座標系で表される位置座標と、該移動ベクトルと、及び該計測データを取得した時刻とを該対象物IDに対応付けて記憶する軌跡記憶部と、を有し
    該第4処理手段によって計算された対象物の移動軌跡を該表示装置に表示することを有することを特徴とするレーザ計測システム。
  2. 前記第3の処理手段は、前記レーザセンサごとに前記対象物の検知処理を分岐し、それぞれ別々の検知アルゴリズムを用いて対象物の部位を検出する
    ことを特徴とする請求項1のレーザ計測システム。
  3. 異なる高さに設置された複数のレーザセンサを用いて対象の領域の異なる高さを照射して、領域内を動く対象物を計測し、得られたレーザ計測データを処理装置で処理するレーザ計測データの処理方法であって、
    該複数のレーザセンサから得られる複数の計測データを用いて該対象領域の背景データを算出する第1処理ステップと、
    該複数のレーザセンサから得られる複数の計測データと、既に算出された該背景データの差分を計算して対象物をポイントデータの連続として算出する第2処理ステップと、
    該レーザセンサごとに、該第2の処理ステップによって算出された該ポイントに関して、所定の範囲内にある複数の該ポイントを纏めて同一対象物のクラスタとして纏め、同じクラスタを構成する点の座標よりクラスタごとの中心座標を求めて、複数の該レーザセンサ毎に該クラスタ及び中心座標が1つに纏められる毎に固有のクラスタIDを付与する第3処理ステップと、
    後記軌跡記憶部を検索して、該第3処理ステップによって算出された、該レーザセンサ対応に該クラスタIDに対応する対象物IDを探し出して、クラスタの中心点と、前回の位置から該移動ベクトルで移動した今回の位置にある検索開始点の距離が近い範囲内にある該クラスタIDに同じ対象物IDを付与し、該対象物IDの付与を複数の該レーザセンサから得られる全ての該クラスタについて行い、同じ該対象物IDごとに該対象物の位置座標と、前回の位置座標と今回の位置座標を結ぶ対象物の移動ベクトルを算出する第4処理ステップと、
    該第1の処理ステップによって算出された該背景データを、該レーザセンサが回転する所定ピッチの角度と該レーザセンサからの距離の対として、それらを取得した該レーザセンサに対応して背景データ記憶部に記憶するステップと、
    該第2の処理ステップによって算出された、計測データを、[x,y]直交座標系に変換した多数の該ポイントデータにそれぞれ異なる識別符号を付して、それらを取得した該レーザセンサに対応して、該ポイントデータをポイントデータ記憶部に記憶するステップと、
    該第3の処理ステップによって算出された、計測データを、[x,y]直交座標系に変換したものと、算出されたクラスタの中心座標と、対象物ごとに異なる対象物IDとを,識別符号としてクラスタIDを付して、それらを取得した該レーザセンサに対応してクラスタ記憶部に記憶するステップと、
    該第4の処理ステップによって算出された、計測データに関する、[x,y]直交座標系で表される位置座標と、該移動ベクトルと、及び該計測データを取得した時刻とを該対象物IDに対応付けて軌跡記憶部に記憶するステップと、を有し
    該第4処理ステップによって計算された対象物の移動軌跡を該表示装置に表示することを有することを特徴とするレーザ計測データの処理方法。
  4. 前記第3の処理ステップにおいて、前記レーザセンサごとに前記対象物の検知処理を分岐し、それぞれ別々の検知アルゴリズムを用いて対象物の部位を検出する
    ことを特徴とする請求項3のレーザ計測データの処理方法。
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